JPS61202870A

JPS61202870A - Ｅｃｒ用印字機

Info

Publication number: JPS61202870A
Application number: JP4344285A
Authority: JP
Inventors: Koshin Makino; 牧野　江伸; Shigeru Kiuchi; 木内　茂
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1985-03-05
Filing date: 1985-03-05
Publication date: 1986-09-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は伝票などの単票用紙と、レシート、ジャーナル
などの長尺用紙に択一的に印字可能なＥＣＲ（電子式キ
ャッシュレジスタ）用印字機に関する。

〔従来の技術〕

ＥＣＲ（電子式キャッシュレジスタ）には、伝票などの
単票用紙と、レシート、ジャーナルなどの長尺用紙に択
一的に印字を行なうことができる印字機が備えである。

そして、この種の印字機には伝票などの単票用紙を送る
ための紙送り機構と、レシート、ジャーナルなどの長尺
用紙を送るための紙送り機構が備えである。

上記各紙送り機構は、一般に、モータにより回転駆動さ
れるフィードローラと、このフィードローラに圧接する
ピンチローラとから構成される。

したがって、単票用紙用の紙送り機構と、長尺用紙用の
紙送り機構とを備えるためには各一対のフィードローラ
とピンチローラが必要となる。

第４図はその一例を示すもので、印字機本体１０１には
活字輪１０２が回転自在に取付けられるとともに、この
活字輪１０２の活字面に伝票などの単票用紙１０３、ま
たはレシート、ジャーナルなどの長尺用紙１０４を押付
ける印字ハンマ１０５が活字輪１０２の各活字列ごとに
対応して設けられ、ざらに選択された印字ハンマ１０５
を活字輪１０２に打当てる印字部が構成されている。ま
た印字機本体１０１の外部に面して単票用紙挿通口１０
７及び長尺用紙挿通口１０Ｂが設けられている。

ざらに、印字機本体１０１内には上記印字部１０６から
単票用紙取出し口１０７までの間に単票用紙通路１０９
が設けられ、その間において単票用紙１０３をガイドす
るようにするとともに、その単票用紙通路゛１０９の途
中から上記長尺用紙挿通口１０８までの間に長尺用紙通
路１１０が設けられ、その間において長尺用紙１０４を
ガイドするようにしている。

そして、単票用紙通路１０９と長尺用紙通路１１０の分
岐部から単票用紙挿通口１０７までの間には単票用紙用
紙送り機構１１１を構成するフィードローラ１１１ａ及
びピンチロー５１１１ｂが、単票用紙通路１０９を挟ん
で設けられている。また、単票用紙通路１０９と長尺用
紙通路１１０の分岐部から長尺用紙挿通口１０８までの
間には長尺用紙用紙送り機構１１２を構成するフィード
ローラ１１２ａ及びピンチローラ１１２ｂが、長尺用紙
通路１１０を挟んで設けられている。上記両フィードロ
ーラ１ｌｌａ、　１１２ａはモータ（図示せず）により
、それぞれのスプリングクラッチ（図示せず）を介して
選択的に回転駆動され、各スプリングクラッチの継・断
制御はそれぞれのマグネット機構１１３，１．１４によ
り行なわれる。

また、上記各ピンチローラ１１１ｂ、　１１２ｂはそれ
ぞれのソレノイド機構１１５．１１６により、対応する
フィードローラ１１１ａ、１１２ａが回転するときその
フィードローラ１１１ａ、　１１２ａに圧接するように
制御される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

単票用紙用の紙送り機構１１１と、長尺用紙用の紙送り
機構１１２とを備えるためには各一対のフィートローラ
１１１ａ、１１２ａ及びピンチローフ１ｉｉｂ。

１１２ｂと、各ローラに対応する作動機構とを設けなけ
ればならず、その結果、構成が複雑かつ大形になる欠点
があった。　　　　゛本発明はこのような欠点を解消するためになされたもの
で、その目的は、単票用紙用の紙送り機構と、長尺用紙
用の紙送り機構とを備えながら、しかも１組のフィード
ローラ及びフィードローラ作動機構の省略を図り、それ
によって構成の簡略化と小形化を図り得るＥＣＲ用印字
機を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

以上の目的達成のため、本発明のＥＣＲ用印字機は１．
内部に印字部を備えるとともに外部に面して互いに近接
する部位に長尺用紙挿通口及び単票用紙挿通口を備えた
印字機本体と、上記印字部から単票用紙挿通口までの間
に設けられその間において単票用紙をガイドする単票用
紙通路と、この単票用紙通路の途中から上記長尺用紙挿
通口までの間に設けられ印字部と長尺用紙挿通口との間
において長尺用紙をガイドする長尺用紙通路と、この長
尺用紙通路と上記単票用紙通路との間に配置されたフィ
ードローラと、上記単票用紙通路を挟んで上記フィード
ローラに対峙する単票用紙用ピンチローラと、上記長尺
用紙通路を挟んで上記フィードローラに対峙する長尺用
紙用ピンチローラと、上記フィードローラに一方または
他方のピンチローラを択一的に圧接させるピンチローラ
作動機構と、上記フィードローラを選択的に回転させフ
ィードローラとこれに圧接するピンチローラとで紙送り
を行なわせるフィードローラ作動機構とを具備して構成
される。

〔実施例〉以下、本発明の一実施例を示す。

第１図はレシート、ジャーナル及び伝票を発行可能なＥ
ＣＲ用印字機の概略構成を示すものである。第１図にお
いて図中１は印字機本体で、これには活字輪２が回転自
在に取付けられるとともに、この活字輪２の活字面にレ
シート用紙３及びジャーナル用紙４を押付ける印字ハン
マ５が、活字輪２の各活字列ごとに対応して設けられ、
活字輪２と印字ハンマ５とで印字部６が構成されている
。

なお、レシート用紙３への印字は活字輪２の左（第１図
における手前側）半分で行なわれ、ジャーナル用紙４へ
の印字は活字輪２の右（第１図における向こう側）半分
で行なわれる。また伝票用紙７への印字は活字輪２の全
幅を使用して行なわれる。

上記活字輪２の活字面にはインクローラ８が常時接触し
、活字面へのインク補給が行なわれる。

また印字機本体１の後部には下方にレシート用紙３及び
ジャーナル用紙４の用紙受け９が設けられ、その上方に
設けられたジャーナル保持凹部１０にジャーナル巻取り
リール１１の軸１２が着脱自在かつ回転自在に保持され
ている。

また、前記活字輪２の後方には用紙受け９内のレシート
用紙３及びジャーナル用紙４を活字輪２へ案内する紙ガ
イド１３ａ、１３ｂが設けられ、下方の紙ガイド１３ｂ
のレシート用紙供給路中にはスタンプ導入口１４が設け
られている。そしてこのスタンプ導入口１４を通してス
タンプ装＠１５のスタンプ体１６を下方より導入し、レ
シート用紙３に「御計１１１１Ｊなとの文字を転写する
ようにしている。

前記印字ハンマ５の上方には、任意の印字ハンマを選択
動作させるマグネット機構１７及び選択された印字ハン
マ５に叩打力を与えるパワーシャフト１８が設けられて
いる。

一方、印字機本体１の前面部には、外部に面して互いに
近接する部位に単票用紙挿通口１９及び長尺用紙挿通口
２０が、長尺用紙挿通口２０の方を上方に位置させて設
けられている。そして、上記印字部ｅから単票用紙挿通
口１９までの間に、伝票などの単票用紙を挿脱する単票
用紙通路２１が設けられるとともに、この単票用紙通路
２１の途中から上記長尺用紙挿通口２０までの間に長尺
用紙通路２２が設けられている。単票用紙通路２１は伝
票用紙７を往復ガイドするためのものであり、長尺用紙
通路２２は印字済みのレシート３ａ及びジャーナル４ａ
を長尺用紙挿通口２０へ送出す際のガイドとなるもので
ある。

上記単票用紙通路２１と長尺用紙通路２２との間にはフ
ィードローラ２３が配置されている。そして上記単票用
紙通路２１を挟んで上記フィードローラ２３に対峙する
部位に単票用紙用ピンチローラ２４が、また上記長尺用
紙通路２２を挟んで上記フィードローラ２３に対峙する
部位に長尺用紙用ピンチローラ２５がそれぞれ設けられ
、フィードローラ２３と単票用紙用ピンチローラ２４と
で単票用紙用紙送り機構２６が構成され、同一のフィー
ドローラ２３と長尺用紙用ピンチローラ２５とで長尺用
紙用紙送り機構２．７が構成されている。

ざらに、上記長尺用紙挿通口２０におけるレシート３ａ
の取出し部には、レシート３ａを１回渡し分ごとに切断
するカッター機構２８が設けられ、このカッター機構２
８を含む長尺用紙挿通口２０仝体を、印字機本体１の外
面に取付けたカッターカバー２９で覆うようにしている
。

なお、第１図中３０は活字輪２の、印字ハンマ対面面側
に設けられた汚れ防止板であって、これは用紙（レシー
ト用紙３、ジャーナル用紙４または伝票用紙７）の、印
字ハンマ５で押された部分以外の部分が活字輪２の活字
面に接触することを防止する゛ためのものである。

第２図および第３図は紙送り機構２６．２７の周辺部を
取出して示すもので、フィードローラ２３には、前記活
字輪２及びパワーシャフト１８を駆動するモータの回転
力がスプリングクラッチを介して与えられる。上記スプ
リングクラッチは、フィードローラ２３の軸に支持され
た回転型３１の回転を禁止することにより“断″状態に
保持されておりごその回転禁止を解除することにより“
継″状態に切換ねる。この継・断制御はフィードローラ
作動機構としてのマグネット機構３２で行なわれる。マ
グネット機構３２は、マグネット３２ａ、これに吸着さ
れるアーマチュア３２ｂ１及びアーマチュア３２ｂをマ
グネット３２ａから離間させ、かつ各回転型３１に係合
させておくスプリング３２ｃからなるものである。

一方、前記単票用紙側ピンチローラ２４および長尺用紙
側ピンチローラ２５は、ピンチローラ作動機構３３によ
りフィードローラ２３に対して択一的に圧接する状態に
保持される。すなわちピンチローラ作動機構３３はスラ
イド自在に設けられたスライド板３４と、このスライド
板３４にプランジャ３５を連結したラッチングソレノイ
ド３６とからなり、上記各ピンチローラ２４．２５を支
持する回動部材２４ａ、２５ａはそれぞれ圧接用スプリ
ング３７．３８により所定方向へ回動付勢され、かつス
ライド板３４に係合されおり、各ピンチローラ２４．２
５はそれらスプリング３７゜３８の弾力でフィードロー
ラ２３に対し択一的に圧接するようになるものである。

なお、フィードローラ２３に圧接するピンチローラの選
択はソレノイド３５への通電方向を変えることにより行
なわれ、ソレノイド３５への通電方向によって、第２図
の如くスライド板３４を右方向へ移動ざぜて長尺用紙用
ピンチローラ２５を圧接用スプリング３８の弾力でフィ
ードローラ２３に圧接させたり、また、第３図の如くス
ライド板３４を左方向へ移動させて単票用紙用ピンチロ
ーラ２４を圧接用スプリング３７の弾力でフィードロー
ラ２３に圧接させたりすることができる。

そこで、レシート用紙３及びジャーナル用紙４への印字
を行なう場合には用紙受け９よりレシート用紙３及びジ
ャーナル用紙４の各一端を引出して紙ガイド１３を通し
、さらに活字輪２と印字ハンマ５との間及び長尺用紙通
路２２を通して長尺用紙用フィードローラ２５とピンチ
ローラ２３との間で挟持させる。特にジャーナル用紙４
は、カッターカバー２９より導出させてその導出端をジ
ャーナル巻取りリール１１に止着しておく。

このような用紙セット後、活字輪２及びパワーシャフト
１８を同一モータにより回転させ（パワーシャフト１８
は活字輪２が１回転する間に、活字輪２の周方向活字数
に相当する回転数だけ回転する）、各桁ごとに印字すべ
き活字が現われたときマグネット機構１７中の所定のマ
グネットを通電し、印字ハンマ５をパワーシャフト１８
の回転軌道内に入れ、パワーシャフト１８の回転力で印
字ハンマ５を叩打してその印字ハンマ５によりレシート
用紙３及びジャーナル用紙４を活字輪２の活字面に押付
ける。

また、１行印字することに長尺用紙用紙送り機構２７に
より１行分ずつ紙送りする。すなわち、マグネット機構
３２のマグネット３２ａを一定時間通電し、アーマチュ
ア３２ｂを回転型３１から外すと、スプリングクラッチ
が″“断″から“′継″に切換ねりモータの回転力がフ
ィードローラ２３に伝達されてレシート用紙３及びジャ
ーナル用紙４が一定長さ送られる。

このようにして作成されたレシート３ａは１回の客渡し
分ごとにカッター機構２８で切断して客に手渡され、ジ
ャーナル４ａは前記モータを駆動源として１日の売上げ
分を連続的にジャーナル巻取りリール１１に巻取られて
いく。なお、レシート用紙３に対しては、次に発行する
レシート分として所定位置にスタンプ装置１５による転
写を行なってお（。

また、伝票用紙７への印字を行なう場合には伝票用紙７
を単票用紙挿通口１９より挿入し、単票用紙通路２１を
ガイドとして活字輪２と印字ハンマ５との間へ導いた後
、ピンチローラ作動機構３３のソレノイド３５への通電
方向を制御する。

これによりスライド板３４が第３図の如く左方向へスラ
イド動作して単票用紙用ピンチローラ２４がフィードロ
ーラ２３に圧接し、これら単票用紙用ピンチローラ２４
とフィードローラ２３とで伝票用紙７を挟持するように
なる。

この状態でレシート用紙３およびジャーナル用紙４への
印字と同様に印字を行なうが、１行ごとの紙送りは、マ
グネット機構３２のマグネット３２ａを一定時間通電し
、アーマチュア３２ｂを回転型３１から外すことにより
、スプリングクラツチを゛′断″から゛継″に切換える
。そこでモータの回転力がフィードローラ２３に伝達さ
れて伝票用紙７が単票用紙挿通口１９に向って一定長さ
ずつ送られる。

したがって、以上の構成によれば、単票用紙用紙送り機
構２６のフィードローラと長尺用紙用紙送り機構２７の
フィードローラとを１つのフィードローラ２３で兼用し
たことにより、単票用紙用紙送り機構２６と長尺用紙用
紙送り機構２７とを備えながら、しかも１組のフィード
ローラ及びフィードローラ作動機構の省略を図ることが
でき、これによって構成を簡略にすることができるとと
もに、小形化を図ることもできる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。

例えば上記実施例ではスライド板をンレノイドにより駆
動するものとして説明したが、スライド板を手動によっ
て駆動するものとしてもよい。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、本発明によれば、単票用紙用の紙
送り機構と、長尺用紙用の紙送り機構とを備えながら、
しかも１組のフィードローラ及びフィードローラ作動機
構の省略を図り、それによって構成の簡略化と小形化を
図り得るＥＣＲ用印字機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図は印字機内部の概略構成を示す側面図、第２図及
び第３図は紙送り機構の周辺部を示す概略側面図、第４
図は従来例を示す概略側面図である。１・・・印字機本体、３・・・レシート用紙　（長尺用
紙）、４・・・ジャーナル用紙（長尺用紙）、６・・・
印字部、７・・・伝票用紙（単票用紙）、１９・・・単
票用紙挿通口、２０・・・長尺用紙挿通口、２１・・・
単票用紙通路、２２・・・長尺用紙通路、２３・・・フ
ィードローラ、２４・・・単票用紙用ピンチローラ、２
５・・・長尺用紙用ピンチローラ、２６・・・単票用紙
用紙送り機構、２７・・・長尺用紙用紙送り機構、３２
・・・マグネット機構（フィードローラ作動機構）、３
３・・・ピンチローラ作動機構、３４・・・スライド板
、３６・・・ンレノイド。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内部に印字部を備えるとともに外部に面して互い
に近接する部位に長尺用紙挿通口及び単票用紙挿通口を
備えた印字機本体と、上記印字部から単票用紙挿通口ま
での間に設けられその間において単票用紙をガイドする
単票用紙通路と、この単票用紙通路の途中から上記長尺
用紙挿通口までの間に設けられ印字部と長尺用紙挿通口
との間において長尺用紙をガイドする長尺用紙通路と、
この長尺用紙通路と上記単票用紙通路との間に配置され
たフィードローラと、上記単票用紙通路を挟んで上記フ
ィードローラに対峙する単票用紙用ピンチローラと、上
記長尺用紙通路を挟んで上記フィードローラに対峙する
長尺用紙用ピンチローラと、上記フィードローラに一方
または他方のピンチローラを択一的に圧接させるピンチ
ローラ作動機構と、上記フィードローラを選択的に回転
させフィードローラとこれに圧接するピンチローラとで
紙送りを行なわせるフィードローラ作動機構とを具備し
たことを特徴とするＥＣＲ用印字機。
（２）前記ピンチローラ作動機構は、１枚のスライド板
をスライドさせてフィードローラに圧接するピンチロー
ラを選択するものである特許請求の範囲第１項記載のＥ
ＣＲ用印字機。