JPS61202789A - 溶接缶胴の製造方法および装置 - Google Patents

溶接缶胴の製造方法および装置

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JPS61202789A
JPS61202789A JP60043167A JP4316785A JPS61202789A JP S61202789 A JPS61202789 A JP S61202789A JP 60043167 A JP60043167 A JP 60043167A JP 4316785 A JP4316785 A JP 4316785A JP S61202789 A JPS61202789 A JP S61202789A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は溶接缶胴の製造方法および装置に関し、さらに
詳しくはレーザビームを照射して溶接缶胴を製造する方
法および装置に関する。
(従来の技術) 飲料缶や食缶等の金属缶の缶胴をレーザ溶接によって製
造する方法として、特開昭57−112986号公報に
は、重ね合せ部を締め付けて、隅肉部にレーザー光を照
射して溶接部を形成する方法が開示されている。また、
特開昭56−91993号公報には、端面を突合せて、
レーザ溶接を行なう方法が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前者の重ね合せ部をレーザ溶接する場合は、溶接部にほ
ぼ板厚分に等しい高さの、比較的大きな段差が生ずる。
溶接部は防蝕や防錆のため、液体又は粉体塗料等の塗布
又はプラスチックフィルムの貼着等によって補修される
必要がある。しかしこの段差の存在は、これらの補修を
困難にし、特に缶内面側は内容物による腐食防止のため
、金属露出をごく低く抑える必要があるが、段差が比較
的大きい場合は、これが困難となるという問題を。
生ずる。
またこの段差の存在は1缶胴と、蓋部又は底部との2重
巻締部で、密封能の低下を招き易いという問題を生ずる
。さらに後者の突合せレーザ溶接法に比べた場合、溶接
のさい溶融されるべき体積が大きく、従って溶接により
大きな熱量を必要とし、そのためより大出力のレーザ照
射ガンを必要とするか、あるいは溶接速度を低下しなけ
ればならないという不利が生ずる。
一方後者の突合せレーザ溶接の場合は、突合させ部の隙
間を極力小さくするため、突合されるべき端面の仕上げ
精度を上げるという、手間な作業を必要とするという問
題が生ずる。隙間が大きいと、極端な場合は、溶接部に
ピンホールが生ずるおそれがあるからである。またこの
隙間の体積に対応する分だけ、溶接部の肉厚が元の板厚
より薄くなって、強度が低下し、また溶接部の両端部に
溶接方向内側に凹んだ凹部が生じ易いからである。
この精度管理は、板厚が薄くなるほど厳しくなる。
また通常切断端面にはパリが存在するが、このパリにレ
ーザビームが当ると、そのパリの大きさ、あるいは角度
の変化により、その部分でのビームの反射率が変化する
ので、特に高速溶接のさいには、予めパリを除去するこ
とが望ましいのであるが、これには付加的作業を必要と
するという問題が生ずる。
さらに対向する端面を、隙間が極力小さくなるように、
かつ同一レベルになるように突合せるには、困難な高度
な技術を必要とし、特に端面が軸方向に移動しながら溶
接が行なわれる場合、あるいは板厚が薄い場合には、こ
の困難が増大するという問題が生ずる。
(発明の目的) 本発明は、段差が比較的小さいか、実質的に零で、かつ
肉厚が元の板厚にほぼ等しい溶接部を有する溶接缶胴が
得られ、しかも溶接されるべき端部の端面の、高い仕上
精度や、高度の突合せ技術を必要としない、レーザビー
ム照射による溶接缶胴の製造方法および装置を提供する
ことを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、金属ブランクの対向する端部を重ね合せて、
側面重ね合せ部を有する缶胴成形体を形成し、該重ね合
せ部を加圧することにより押し潰して、押し潰し部を形
成し、該押し潰し部に沿いレーザビームを照射して、該
押し潰し部を溶接することを特徴とする溶接缶胴の製造
方法を提供するものである。
さらに本発明は、軸方向に移行する、側面重ね合せ部を
有する缶胴成形体の該重ね合せ部を加圧することにより
押し潰して、押し潰し部を形成するだめの、該缶胴成形
体の内部および外部となるべき位置に夫れ夫れ配設され
た、対向する内部ローラおよび外部ローラ、および該内
部ローラおよび外部ローラの下流に、該缶胴成形体の押
し潰し部の外面に対向して配設されたレーザビーム照射
ガンを備えることを特徴とする溶接缶胴の製造装置を提
供するものである。
(実施例) 以下図面を参照しながら本発明について説明する。
(方法) 第1図において、1は図示されない方形金属ブランクを
丸めて、その対向する端部2a、2bを重ね合せて、重
ね合せ部3を形成されてなる缶胴成形体である。金属ブ
ランクは、例えば薄鋼板、表面処理鋼板(ティンフリー
スチール、錫めっき鋼板、低錫錫めっき鋼板、ニッケル
めっき鋼板、ニッケルー錫メっHen、ニッケルークロ
ムめっき鋼板等の)、アルミニウム(合金)薄板等より
なり、厚みは通常0,05〜0.40咽、好ましくは0
.10〜0,35咽である。
第2図(a)は、重ね合せ部3近傍の拡大図であって、
ブランク切断のさい形成されたパリ4が、好ましくは内
側になるように端部2a、2bは重ね合されている。重
ね合せ部3は全長に沿って、適当な工具、第1図の場合
は、対向する内部ローラ5および外部ローラ6によって
押し潰されて、第2図(b)に示すような押し潰し部7
に形成される。
押し潰し部7の両面には比較的低い段差部8が形成され
、両段差部8の底端を通って、斜に延びる境界面9を介
して、押し潰し後の端部2 a/ 、 2 b/は密接
している。
この押し潰し部7に、通常は外面側から、レーザビーム
10を照射して(第2図(C))、押し潰し部7を、好
ましくは不活性ガス雰囲気中で溶融し、第2図(d)に
示すように溶接部11を形成して、溶接缶胴I2を製造
する。溶接部11には元の段差部8とほぼ等しい高さの
段差部13が残るが、溶融時の流動のため、その板面に
対する勾配は比較的緩やかになっている。
第3図(、)に示すように、押し潰し量を犬きくして、
段差部の実質的にない押し潰し部7′を形成した場合は
、レーザビームlOを照射することにより、段差部の実
質的にない溶接部11’を形成することができる。
あるいは、第2図(b)に示される押し潰し部7の形成
された缶胴成形体1を僅かに拡開して、端部2a’、’
 2 b’の端面2a′1,2b′1を境界面9に沿っ
て=らせて、第4図(、)に示すように、段差部8の底
端が境界面9上にくるような押し潰し部7“にして、実
際の段差高さを減少もしくは実質的に0KI−でから、
レーザビーム10を照射して、溶接部11″(第4図(
b))を形成してもよい。この場合は段差部13“の高
さがごく低い、もしくは実質的にOの溶接部11“を得
ることができる。
なお、重ね合せ部3の重ね合せ幅り、(第2図(a))
は、通常0.03〜1.0 mm、好ましくばOO5〜
04酎である。押し潰し部7の厚さ1. (第2図(b
))は、通常(1〜1.8)xt(tはブランクの板厚
)、好ましくは(1〜1s)xtであり、幅L1は通常
0.03〜1.2m、好ましくは0.05〜04覇であ
る。
溶接直前の押し潰し部7の厚さt2は通常(1〜1.6
)xt、好ましくは(1〜1.4)Xtであり、幅L2
は通常1.5D以下、好ましくは1.OD以下である。
ここにDはレーザビームの焦点部における直径であり、
通常0.08〜08鴫である。
(作用) 以上のように、重ね合せ部3を押し潰して形成された押
し潰し部7,7′又は7〃を溶融して溶接するのである
から、段差部13の高さが板厚tより小さい、必要に応
じ実質的にOの溶接部を形成することができる。また溶
接直前の端部2a′、2b′は境界面9を介して密接し
ているから、ピンホール等の欠陥のない溶接部が得られ
、溶接部の厚さも板厚tより薄くなるおそれがない。ま
たパリ4は押し潰しのさい消滅するから、照射されるレ
ーザビームの反射量がパリの存在および大きさによυ変
化するという悪影響を受けることがない。
さらに重ね合せ部30重ね合せ幅り。は、前述のように
、通常0.03〜1.0+m、好ましくは0.05〜0
.4鵬でよく、その許容範囲はかなり広い。従って突き
合せ溶接の場合に、突き合せのために要求されるような
高度の技術を、重ね合せ部を形成するさいに必要としな
い。そのため厚さ0.3 ttrm以下の薄いブランク
にも容易に適用でき、また端面2a、。
2b、の高い仕上精度も必要としない。端面2a1゜2
b、は通常の切断状態のままでよい。
また後記のように1重ね合せ部の軸方向端部の押し潰し
量を、他の部分よりも適宜量だけ小さくすることによっ
て、溶接部の端部に、溶接部方向内側に凹んだ凹部の発
生を防止することができる。
(装置) 次に本発明の方法を実施するだめの装置の例について説
明する。
第5図、第6図、第7図において、レーザビーム溶接装
置15は、缶胴成形体1の押し潰し装置16、その下流
に、押し潰し部7に対向して配設されたレーザビーム照
射ガン17、およびさらにその下流に配設された溶接缶
胴12の送り出し装置18を備えている。
押し潰し装置16は、マンドレル19に軸支された内部
ローラ5、およびその上部に対向して固定支持体20に
軸支された外部ローラ6を備えている。外部ローラ6は
図示されない駆動機構により、ベルト21を介して矢印
方向に定速度で回転される。内部ローラ5と外部ローラ
6の隙間は、所定の押し潰し部7の厚さくtl)が得ら
れるように、内部ローラ5の撓みなどを考慮して、tl
よシも若干小さく定められている。
押し潰し装置16に近接してその上流には、所定幅の重
ね合せ部3を形成するための、第8図に示すような断面
形状の所謂Zパー22が設けられており、さらに押し潰
し装置16に入る直前に、重ね合せ部3を所定幅り。に
確保するだめの第1のガイドロール群23が、缶胴成形
体1を包接するように、押し潰し装置16に対応する位
置に配設されている。第6図に示すように第1のガイド
ロール群23は、ロール23 &11231に2.23
 bl。
23 b2.23 c4.23 c、、 、 23 d
よシなっている。
第5図、第7図に示されるようK、レーザビーム照射ガ
ン17に対応する位置にも、缶胴成形体1を包接して、
ロール24a1+24a2.24b1 m24 b2.
24 ell 24 e2.24 dよりなる第2のが
イドロール群24が設けられている。さらに缶胴成形体
lの内側には、押し潰し部7の形成された缶胴成形体1
の端部2 a’+ 2 b’の近傍を、夫れ夫れ上部ロ
ール24a、および24a2と協動して挾持するように
1対の保持ロール25a1および25a2が、照射ガン
17と対応する位置に配設されている。
保持ロール25a、、25a2は、第2のガイドロール
群24と協動して、溶接直前に、押し潰し部の端面2 
m’、 、 2 b’、を好ましくは加圧力の作用の下
に密着させ、溶接直前の押し潰し部の幅L2および厚さ
t2を所定値に確保するように機能する。
送り出し装置18は、一対の対向する内側フィードロー
ラ26および外側フィードローラ27を備えており、外
側ローラ27は呻イルスグリ/グ28によりバイアスさ
れており、かつ図示されない駆動装置およびベルトを介
して、矢印方向に外部ロー26と同一速度で回転される
ように構成されている。なお押し潰し装置16と送シ出
し装置18間の中心間隔は、缶胴成形体1の長さよりも
若干小さく定められている。
以上の装置15において、缶胴成形体1は、図示されな
い送り装置(往復運動を行なう送シ棒又は爪付のチェー
ンなどの)によって、端部2aおよび2bを夫れ夫れ、
2パー22の溝22aおよび22bに案内されながら、
矢印A方向にマンドレル19に沿って送られる。
そして缶胴成形体1の端部2a 、2bは、2パー22
と図示されないガイドにより所定の幅り。
を有する重ね合せ部3に形成されて、押し潰し装置16
に送入される。そして重ね合せ部3は、内部ローラ5と
外部ローラ6により押し潰されて、所定の厚みtl、お
!び幅り、を有する押し潰し部7(又は7′)となる。
缶胴成形体1は、ローラ5゜6に噛込まれた直後に、前
記の送り装置との保合を解除され、外部ローラ6の回転
によって、一定速度で前進する。
なお第2のガイドロール群24および保持q−ルzsa
、、zsa2を以下のようにセットすることにより、第
4図(、)に示すような押し潰し部7“を形成すること
ができる。すなわち第2のガイドロール群24によって
形成される内径を、押し潰し部7〃を形成するに必要な
端部2 a/ 、 2 blの円周方向の開き量に対応
する分だけ第1のガイドロール群23によって形成され
る内径よりも大きくし、かツ保持ロール25 at t
 25 ”2の側面の方向を、押し潰し部7が開く方向
に缶胴成形体IK力が作用するように、缶胴成形体lの
進行方向、すなわち矢印A方向に対し若干(例えば0.
2〜10度)傾斜させる。
この場合保持ロール25&1,25112の表面をゴム
等の弾性体でライニングして接触長さを大きくしたシ、
あるいは保持ロール25 a、12512を弾性的に支
持して、缶胴成形体1を上ロール24a、。
24a2に対して弾性的に加圧することが好ましい。
次いで押し潰し部7(又は7′又は7〃)は、レーザビ
ーム照射ガン17よりレーザビーム10を照射されて、
好ましくは不活性ガス雰囲気(図示されない)中で溶融
され、直ちに固化して溶接部11(又は11′又は11
〃)となる。溶接速度はレーデ発振器の出力によるが、
通常例えば出力500Wの場合は1〜10%/分、2M
の場合は10〜%’ 30壓分での溶接が可能である。
溶接部11を形成中の、および形成された溶接缶胴12
は、送り出し装置18により、溶接部11を内側フィー
ドローラ26および外側フィードローラ27に挾まれて
、矢印A方向に移送され、装置15より送り出される。
押し潰し装置16の内部ローラ5と外部ローラ6の側面
5aおよび6aの夫れ夫れを、第9図に示すように、重
ね合せ部3が若干開く方向に、缶胴成形体1の進行方向
、すなわち矢印A方向に対して若干の角度θ(θは例え
ば0.3〜5度)だけ傾斜させてもよい。かくすること
により押し潰しがより容易になる。また例えば外部ロー
26にスプリング等による弾性力を加えて、重ね合せ部
を押し潰してもよい。
さらに内部ロー25をも外部ローラ6と同期させて駆動
してもよい。この場合は重ね合せ部3の噛み込みがより
容易になる。また内部ローラ5のみを駆動してもよい。
この場合は外部ロー26の径を小さくできるので、外部
ロー26とレーザビーム照射ガン17間の距離をより短
かくできる。
また内部ローラ5および外部ローラ6の何れも非駆動と
して、(溶接部11の形成された)缶胴成形体1を前記
の送り棒などの送り装置(図示されない)によって、送
り出し装置18のローラ26゜27に噛み込むまでフィ
ードしてもよい。この場合も、外部ローラ6と照射ガン
17間の距離をより短かくできる。
送す出し装置18のフィードローラ26.27は、溶接
部1f以外の所で溶接缶胴12に接触して、溶接缶胴1
2を送り出すようにしてもよい。
またローラを用いることなく、摩擦を利用したベルト、
あるいは磁力を利用したマグネット付ベルト等(図示さ
れない)を、溶接缶胴12に係合させて、送り出し装置
として用いてもよい。
また押し潰し装置16の下流に、2パー22と同様の構
造の案内バー(図示されない)を設けて、この案内バー
に端部2a’、2b’を通過させて、押し潰し部7が所
定の幅になるように、例えば第4図(、)に示す押し潰
し部7〃のようになるように拡げて、その後レーザビー
ム照射を行なってもよい。この場合は前記の傾斜した保
持ロール25 a4.25 a2゛を用いるよりも、押
し潰し部7の幅の制御が容易となる。
溶接のさいの缶胴成形体1の保持を、第10図、第11
図に示すような、押し潰し部7を形成された缶胴成形体
1の外面に対応する形状の内面30aを有する固定ケー
ジ30、およびスプリング31によって半径方向外方に
バイアスされた、かつ外面が缶胴成形体1の内面に対応
する形状の複数の(図では4個の)押圧片32を有する
内部押圧体33によって行なってもよい。第10図、第
11図の溶接装置の構造は、上記以外は第5図に示され
る装置I5の夫れと同様である。この場合固定ケージの
内面30aの寸法を、缶胴成形体1の外面の夫れに対し
て適宜量めることにより、押し潰し部7の溶接直前の端
面2a’、 、 2 b’、に適度の加圧力を作用させ
ることが容易に行なわれる。
また第12図に示すように、溶接のさいの缶胴成形体1
の保持を、押し潰し部7を形成された缶胴成形体1の内
面に対応する形状の外面34aを有する固定ロッド34
、およびスプリング35によって半径方向内方にバイア
スされた、かつ内面が缶胴成形体1の外面に対応する形
状の複数の(図では3個の)押圧片36を有する外部押
圧体37によって行なってもよい。この場合も固定ロッ
ドの外面34aの寸法を、缶胴成形体1の内面の夫れに
対して適宜量めることにより、端面2a1゜2b′、に
適度の加圧力を作用させることが容易に桁行なわれる。
溶接時に缶胴成形体1を固定して、レーザビーム照射ガ
ン17を、押し潰し部7(又は7′、又は7〃)に沿い
移動させて溶接を行なってもよい。
なお重ね合せ部3の軸方向端部の押し潰し量を他の部分
よりも小さくして、当該端部における押し潰し部7の厚
さを、他の部分よりも適宜量だけ厚くすることによって
、溶接部11の当該端部に、溶接部方向内側に凹んだ凹
み部が発生するのを防止することができる。
(効果) 本発明によれば、段差が比較的小さいか、実質的に零で
、かつ肉厚が元の板厚にほぼ等しい、し−村゛ビーフ、
溶接部を有する溶接缶胴を製造することができ、しかも
溶接されるべき端部の端面の、高い仕上精度や、高度の
突合せ技術を必要としないという効果を奏する。
1/面の簡単な説明 第1図は本発明により、缶胴成形体の重ね合せ部73を
押し潰す直前の状態の例を示す、第5図の1−1線に沿
う要部縦断面図、第2図(a)は第1図7.71重ね合
せ部近傍の拡大図、第2図(b)は第2図(a)の重ね
合せ部を押し潰して形成された押し潰し部の第1の例の
近傍の縦断面図、第2図(C)は第2図(b)の押し潰
し部に、レーザビームを照射している状態を示す縦断面
図、第2図(d)はレーザビーム照射により第2図(C
)の押し潰し部から形成された溶接部を示す縦断面図、
第3図(、)は第2図(、)の重ね合せ部を押し潰して
形成された第2の例の押し潰し部にレーザビームを照射
している状態を示す縦断面図、第3図(b)は第3図(
a)の押し潰し部より形成された溶接部を示す縦断面図
、第4図(a)は第2図fb)の押し潰し部を境界面に
沿って辷らしてなる押し潰し部に、レーザビームを照射
している状態を示す縦断面図、第4図(b)は第4図(
a)の押し潰し部より形成された溶接部を示す縦断面図
、第5図は本発明の第1の実施例である装置の1部切断
正面図、第6図は第5図の■−■線に沿う縦断面図、第
7図は第5図の■−■線に沿う縦断面図、第8図は第5
図の■−■線に沿う縦断面図、第9図は第5図の押し潰
し装置の変形例を示す要・部斜視図、第10図は本発明
の第2の実施例である装置の1部切断正面図、第11図
は第10図のXI−XI線に沿う縦断面図、第12図は
本発明の第3の実施例である装置の、第11図に対応す
る縦断面図である。
1・・・缶胴成形体、2a、2b・・・端部、3・・・
重ね合せ部、5・・・内部ローラ、6・・・外部ローラ
、7゜7/ 、 7//・・・押し潰し部、10・・・
レーザビーム、17・・・レーザビーム照射ガン。
第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属ブランクの対向する端部を重ね合せて、側面
    重ね合せ部を有する缶胴成形体を形成し、該重ね合せ部
    を加圧することにより押し潰して、押し潰し部を形成し
    、該押し潰し部に沿いレーザビームを照射して、該押し
    潰し部を溶接することを特徴とする溶接缶胴の製造方法
  2. (2)軸方向に移行する、側面重ね合せ部を有する缶胴
    成形体の該重ね合せ部を加圧することにより押し潰して
    、押し潰し部を形成するための、該缶胴成形体の内部お
    よび外部となるべき位置に夫れ夫れ配設された、対向す
    る内部ローラおよび外部ローラ、および該内部ローラお
    よび外部ローラの下流に、該缶胴成形体の押し潰し部の
    外面に対向して配設されたレーザビーム照射ガンを備え
    ることを特徴とする溶接缶胴の製造装置。
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