JPS61202742A - 塑性加工用型構造 - Google Patents

塑性加工用型構造

Info

Publication number
JPS61202742A
JPS61202742A JP4519285A JP4519285A JPS61202742A JP S61202742 A JPS61202742 A JP S61202742A JP 4519285 A JP4519285 A JP 4519285A JP 4519285 A JP4519285 A JP 4519285A JP S61202742 A JPS61202742 A JP S61202742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
ring
thin ring
workpiece
radial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4519285A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tanaka
利秋 田中
Atsushi Danno
団野 敦
Masami Ishii
石井 正巳
Tadao Asano
忠男 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP4519285A priority Critical patent/JPS61202742A/ja
Publication of JPS61202742A publication Critical patent/JPS61202742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は環状の成形内周面へ被加工品の外周を半径方向
に押圧し塑性変形させて成形するための塑性加工用型構
造に関する。
[背景技術及び解決すべき事項] リング状ブランク材を環状の型内へ半径方向に押圧して
塑性加工する所謂リングローリング加工法がある(特開
昭54−17352号)。
このリングローリング加工法では、第10図(A)に示
される如く、環状の成形内周面であるインターナルギヤ
lOを内層に形成した型12内へリング形状の被加工品
14を同軸的に配置し、この被加工品14の内部にはマ
ンドレル16を挿入し、第10図(B)に示される如く
このマンドレル16を被加工品14の軸18周りに回転
させながら被加工品14へ半径方向の押圧力を加える。
これによって被加工品14はインターナルギヤlOへ押
圧変形されて被加工品14の外周にインターナルギヤ1
0と嵌り合ったアウターギヤ14Aが加工される。
この被加工品14は第10図(C)に示される如く外周
にアウターギヤ14Aと同様な形状を有するノックアウ
トパンチ20を用いて軸方向へ押圧し型12から抜き出
す。
しかしこの抜き出し時には、被加工品14を型12内へ
押し広げる方向に大きな内部応力が残存している。この
ためノックアウトパンチ20による必要な抜き出し力P
Mは著しく大きくなり、被加工品14の肉厚が薄い場合
には、被加工品14が力pHによって変形してしまいノ
ックアウトが困難な場合もある。
一例としてアウターギヤ14Aの歯先円直径が90m+
s、歯数が115、モジュールが0.77、刃幅13m
m、内径80mmの中炭素鋼リングギアを製作する場合
には、ノックアウト荷重pHが約20 tonにも達す
る。
このため従来、第11.12図に示される如く、型12
を放射方向に複数個に分割して型22内へ収容すると共
に型押え23で固定し、この型12の内周へ被加工品1
4を抑圧塑性変形した後に、型12を分割して取り出す
ようにした構成も提案されている(特開昭58−416
43号)。
しかしこの場合には複数個の型12の分割境界面に被加
工品14の外周部が入り込んでパリとなり、これがアウ
ターギヤ14Aの外周面に突出するため、歯車やスプラ
インの成形には不適当なものとなる。
またノックアウト荷重を下げる方法として成形内周面へ
抜き勾配を設ける手段もあるが、金型製作に手間がかか
り、かつ製品の外周にはテーパが転写される不具合を有
する。
本発明は上記事実を考慮し、製品の成形面にパリを発生
させたり、−製品に抜き勾配をつけたりする必要がなく
、かつ成形後のノックアウト荷重を低減することが可能
な塑性加工用型構造を得ることが目的である。
[発明のS要及び作用] 本発明に係る塑性加工用型構造は、環状の成形内周面へ
被加工品の外周を半径方向に押圧し塑性変形させて成形
するための預性加工用型構造であって、少なくとも一方
が開放した空洞を備えており剛性の高い保持型と、成形
内周面を備え保持型の空洞内へ収容可能で半径方向肉厚
が被加工品外径に対して0.2〜0.01とされた薄肉
リング型と、薄肉リング型の半径方向弾性変形を制御す
る制御手段と、を設けたことを特徴としている。
従って本発明では被加工品を薄肉、リング型の成形内周
面へ押圧して塑性変形させた後に、制御手段により薄肉
リング型を半径方向に変形可能とし、薄肉リングと被加
工品との間の面圧を下げ。
被加工品を薄肉リング型から容易に抜き出し可能として
いる。
本発明の好適な具体的態様では、制御手段を薄肉リング
型と保持型との間に介在したテーパ面としており、薄肉
リング型を被加工品と共に軸方向へ移動することにより
薄肉リング型の外周が保持型による拘束を調節できるよ
うにしている。すなわち塑性加工が終了した後に、薄肉
リング型を被加工品と共に軸方向へ移動すれば、薄肉リ
ング型のテーパ外周面は保持型のテーパ内周面から離れ
てもよいし、接したままで薄肉リング型は被加工品の残
留内部応力で被加工品と共に拡がり、被加工品を容易に
薄肉リング型からノックアウトできるようになっている
本発明の他の具体的態様では、制御手段は薄肉リング型
と保持型との間に介在されるテーパリングを備えている
。このテーパリングは塑性加工終了後に軸方向へ移動さ
せることにより薄肉リング型を被加工品の残留内部応力
により押し拡げ、被加工品と薄肉リング型との間の面圧
を低下してノックアウト荷重を低減する。
さらに本発明の他の具体的態様では、制御手段として薄
肉リング型と保持型との間に膨張収縮手段を配置してい
る。この膨張収縮手段は、−例として軸方向への押圧力
で半径方向へ拡張する金属を用いることができ、この金
属への押圧力を解消すれば、金属は薄肉リング型を半径
方向に膨張可能とし、これによって薄肉リング型と被加
工品との間の面圧を低下させるようになっている。
また本発明の他の具体的態様では、制御手段を薄肉リン
グ型に設けた液圧室としている。このため液圧室へ圧力
液体が充填されれば、薄肉リング型は被加工品を軸心へ
向かう方向に押圧し、液体の圧力解消により半径方向に
拡張可能とする。
このため塑性加工終了後に液体への加圧を解消すれば、
薄肉リング型は被加工品と共に半径方向に膨張し、この
結果薄肉リング型の保持型からの抜き出しが容易になる
と共に、被加工品との間の面圧が低下し、被加工品を容
易に薄肉リング型からノックアウト可能としている。な
お、薄肉リング型の半径方向肉厚は、被加工品仕上り外
径の0.2〜0,01倍である。0.2倍以上では保持
型から離型しても、薄肉リング型と被加工品間の面圧が
低下せず、ノックアウトできない、また、0.01倍未
満では薄肉リング自体の剛性が低く、保持型への嵌合が
行ないにくくなると共に、塑性加工時の力によって薄肉
リング自体が変形して被加工品の精度が悪化する。
[発明の実施例] 第15!Jには本発明の第1実施例が適用された型構造
が示されている。
保持型24は軸26周りに中空円板状とされ。
高い剛性を有するように所定肉厚を有した構成となって
いる。この保持を24の内周面はテーパ面28とな−っ
ており、薄肉リング30の外周面が密着して挿入されて
いる。この薄肉リング30は保持型24とほぼ同等の軸
方向肉厚を有しており、内周面にはインターナルギヤ3
2が形成されて成形面となっている。またこの薄肉リン
グ30の外周テーパ面はテーパ面28と共に薄肉リング
30の半径方向弾性変形を制御する制御手段としての役
目を有している。
保持型24には表裏から中空バックアツプ材34.36
が当接されると共に、取付ボルト38゜40で保持型2
4へ固着されている。このバックアツプ材34.36は
軸心部付近に円孔42.44が形成されて、マンドレル
16の挿入用となっている。
またこのバックアップ材34.36には型締め用ポルト
46及び型拡げ用ポルト48が複数本。
軸26の回りに互いに等間隔で螺合して各軸心が軸26
と平行となっており、これらの突出先端部は薄肉リング
30の端面へそれぞれ当接している。
すなわち型締め用ポルト46は薄肉リング30のテーパ
大径側端面30A八当接し、型拡げ用ポルト48はテー
パ小径側端面30B八当接している。これにより、型締
め用ポルト46をバックアツプ材34へ締め込むと、F
llクリング30強固にテーパ面28へ押圧され、型拡
げ用ポルト48をバックアツプ材36へ強固に締め込む
と、薄肉リング30はその外周がテーパ面28へ加えら
れている拘束が減少し、半径方向に弾性的に膨張変形す
るようになっている。
次に未実施例の作用を説明する。
薄肉リング30の外周テーパ面をテーパ面28へ緊密に
接触するまで保持型24内へ挿入し、型締め用ポルト4
6を締め付けてこの薄肉リング30を保持型24へ固定
する。
ここで薄肉リング30内へ被加工品14を収容し、マン
ドレル16を軸26周りに回転させながら被加工品14
の内周面へ半径方向に向けて押圧させる。これによって
被加工品14は塑性変形し、その外周面はインターナル
ギヤ32へ強固に押圧されて外周ヘアウタギアが形成さ
れる。
塑性加工が終了した状態では、マンドレル16を抜き出
すと共に型締め用ボルト46を弛めて薄肉リング30か
も離間させ、型拡げ用ボルト48をバックアツプ材36
へ強固に締め込む、これによって薄肉リング30は軸方
向へ移動する。この場合、薄肉リング30は被加工品1
4に残存する内部応力を受けて半径方向に拡がる力を有
しているが、型拡げ用ボルト48による移動方向が軸2
6の方向であるため、比較的軽い力で薄肉リング30を
軸方向へ移動することができる。
これによって薄肉リング30は被加工品14の残留内部
応力を受けて半径方向に被加工品14と共に拡径し、被
加工品14との間の面圧が低減する。
ここでノックアウトパンチを用い、被加工品14を軸2
6と平行に押圧すれば、面圧が低下しているため、被加
工品14は容易に薄肉リング30から抜き出される。こ
の場合には薄肉リング30はバックアツプ材34の一部
へ当接し、アウターギヤ14のみが円孔42から抜き出
されるように円孔42の大きさをあらかじめ設定するこ
とが好ましい。
一例として歯先円直径901腸、歯数115、モジュー
ル0.77、歯幅13mm、内径80ttrraの中炭
素鋼リングギアをリングローリング方式で成形した場合
、従来例では約20 tonのノックアウト荷重が必要
であったが、本実施例では薄肉リング30の自由膨張の
みで5 tonまで低減させることができた。しかも被
加工品の外周部に形成された歯の表面には、ノックアウ
ト時、薄肉リング内周面との摩擦によるきずは、殆ど見
られなかった。
次に第2図には本発明の第2実施例が適用された型構造
が示されている。この実施例では、保持型24の円孔4
4は一部に段部50を有した拡径孔52となっている。
この段部50へは薄肉リング30のテーパ大径側端面3
0Aが当接されており、この薄肉リング30のテーパ小
径側端面30Bへは保持型24へ取付ボルト38で固着
されるバックアツプ材34が当接しており、これによっ
て薄肉リング30の軸方向移動が阻止されている。
薄肉リング30と拡径孔52の内周面との間には、内周
面がテーパ状とされて薄肉リング30のテーパ面と密着
するテーパリング54が配置されている。このデ゛−バ
リング54のテーパ大径側端面へはバックアツプ材34
を螺合貫通する型締め用ボルト46の先端部が1反対方
向には保持型24を螺合貫通する型拡げ用ボルト48の
先端部が当接している。
従って型締め用ボルト46をバックアツプ材34へ締め
込むことにより、テーパリング54を軸方向へ移動させ
て、薄肉リング30へ軸心へ向かう方向の押圧力を付与
可能とし、型拡げ用ボルト48を保持型24へ締め込む
ことにより、逆に薄肉リング30を半径方向へ拡がり可
能とするようになっている。
従ってこの実施例では、前記実施例と同様に薄肉リング
30のインターナルギヤ32へ被加工品14の外周面を
マンドレル16で押圧して塑性加工した後に、型締め用
ボルト46を弛めると共に型拡げ用ボルト48を保持型
24へ締め込む、これによってテーパリング54が軸方
向へ移動し薄″肉リング30は被加工品14と共に半径
方向へ拡がり可能となる。このため、薄肉リング30の
内周面と被加工品14の外周面との間の面圧が低下し、
ノックアウトパンチを用いて被加工品14を軸方向へ押
圧すれば、薄肉リング30は保持型24、バックアツプ
材34によって軸方向移動が阻止されているため、被加
工品14は容易に薄肉リング30から抜き出すことがで
きる。
この実施例では薄肉リング30の外周面、及びテーパリ
ング54が薄肉リング30の半径方向弾性変形を制御す
る制御手段としての役目を有している。
第3図には本発明の第3実施例が適用された型構造が示
されている。
この実施例は前記第2実施例と原理的には同様であるが
、薄肉リング30の外周面はテーパリング54の内周面
に形成されたリング溝56内へ収容されてテーパリング
54と軸方向に相対移動不可能となっている。またテー
パリング54の外周面はテーパ状となっており、保持型
24のテーパ内周面28と密着している。また図示され
ていないがこのテーパリング54を軸方向へ移動するた
め前記実施例の型締め用ポルト46、型拡げ用ポルト4
8と同様な取付ボルトが設けられている。
この実施例ではテーパリング54を半径方向に沿った切
断面で複数に分割する分割型、完全に分割しないで一部
を連結したコレット形状、半径方向肉厚を薄くした薄肉
型等にして薄肉リング30を容易に半径方向に拡縮可能
としである。このため薄肉リング30を軸方向にΔXだ
け移動させた時の内径をDからD′に変化させ、薄肉リ
ング30の内径を変化させることができ、塑性加工後に
テーパリング54の軸方向移動でテーパリング54を薄
肉リング30と共に拡径し、被加工品14との面圧を低
下している。
第3図に示すテーパリング54を分割型として薄肉リン
グ30の膨張量ΔDを制御する手段は以下のとおりであ
る。
薄肉リング30の軸方向の移動量ΔXと半径方向の移動
量ΔDの関係は、 ΔD=2ΔX X t a nθ−−−−−(1)とな
り、ΔXの値を制御すれば薄肉リング3oの膨張量ΔD
を管理することができる。
第4図には本発明の第4実施例に係る型構造が示されて
薄肉リング30を塑性加工後に強制的に拡径できる構造
となっている。この実施例では保持型24の内周面がテ
ーパ面28とされ、テーパリング54の外周テーパ面が
密着している。このテーパリング54の内周面は円筒面
であり、薄肉リング30の外周面が密着している。この
薄肉リング30の軸方向一端は内周面がテーパ面6oと
なっており、このテーパ面60へ押し拡げリング62の
外周テーパ面63が当接している。一方、テーパリング
54のテーパ大径側端面には圧着リング64が当接して
テーパリング54の軸方向移動を制限している。テーパ
リング54には段部55が設けられて、薄肉リング30
の上昇を阻止している。
したがって塑性加工後に、圧着リング64を所定量だけ
上昇させ、押し拡げリング62を上昇させれば、薄肉リ
ング30はテーパリング54と共に上昇して半径方向に
弾性的に膨張変形すると共に、テーパリング54が上昇
後に圧着リング64へ当接すれば、テーパ面63によっ
て半径方向に強制的にさらに膨張され、ノックアウトパ
ンチ20によって被加工品14を容易に薄肉リング3゜
から抜き出すことができる。
第5図には被加工品14、薄肉リング3o、及び保持型
24間に作用する力関係が模式的に示されている。第6
図に同じく模式的に示される如く、成形前の型の変形を
ゼロとすれば、A点が成形前の状態であり、成形により
被加工品14と薄肉リング30との間に生ずる面圧Pn
は上昇し、成形後の薄肉リング30の膨張量をB点とす
れば、B点におけるノックアウト力はFKBwILPn
日×Sとなる。ここに川は摩擦係数、Sは被加工品14
と薄肉リング30との接触面積である。
従来はこの高いノックアウトカFK日のままでノックア
ウトを行っていたため、ノックアウト荷重が著しく大き
くなっていたが、本発明では成形後に薄肉リング30を
半径方向に膨張させるため。
薄肉リング30と被加工品14との間の面圧が下がり、
ノックアウト荷重が低減されている。
ここで薄肉リング30と保持型24との間の面圧p(1
は、・薄肉リング30を型24から取り出して自由膨張
させた場合に0点でゼロとなり、薄肉リングの押拡げ圧
力PcL  とPnはつり合う、薄肉リング30の許容
応力σeに余裕があれば、さらに型の膨張を強制的に行
うこともできる。この場合り点を上限としてノックアウ
ト荷重Fにを低減させることができる。  ′ 第7図は薄肉リング30へ塑性加工前に軸心へ向かう方
向への予圧縮力を付加した場合の模式的説明である。こ
の場合、薄肉リング30に発生する円周方向応力が圧縮
側からスタートするため、同じ型の許容応力σρff1
affiでも、型の膨張量を大きくとることができる。
従って薄肉リング30に予圧縮力を付与すればノックア
ウト荷重を著しく低減させることができると共に、薄肉
リング30に発生する円周方向引張り応力も小さくでき
る。
次に第8図には本発明の第5実施例が示され、膨張収縮
手段が用いられて第7図に示される如く、塑性加工前に
薄肉リング30へ予圧縮力を付与できるようになってい
る。この膨張収縮手段は薄肉リング30と保持型24と
の間に介在される軟質金属66であり、具体的には銅、
アルミニウム、鉛、スズ等が用いられる。
この軟質金属66は軸26回りにリング状となっており
、保持型24と薄肉リング30との間へ挿入される圧着
リング64の軸方向押圧によって半径方向に膨張され、
薄肉リング30を縮径させることができる。
従って塑性加工時には、薄肉リング30を軸心へ向かう
方向へ変形させて縮径しておき、塑性加工終了後に圧着
リング64による押圧を解除すれば、薄肉リング30が
被加工品14と共に半径方向に拡大して薄肉リング30
と被加工品14との間の血圧を低減することができる。
なお、第1,2図の実施例においても、塑性加工前に型
縮め用ボルト46を強固に締め込めば。
テーパ面28の作用により、薄肉リング30へ予圧縮力
を付与できる。
次に第9図には本発明の第6実施例が示されている。こ
の実施例では薄肉リング30の内部に中空室68が設け
られており、導管70を介して油圧等の圧力流体を注入
できるようになっている。
この薄肉リング30は上下端面及び外周面が保持型24
へ面して変形を阻止されている。このため油圧注入で、
薄肉リング30を軸心へ向かう方向に縮径できるため、
塑性加工後にこの圧力を解消すれば、薄肉リング30は
半径方向に拡大して被加工品14との間の面圧を低下さ
せることができ[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係る塑性加工用型構造では、
環状の成形内周面へ被加工品の外周を半径方向に押圧し
塑性変形させて成形するための塑性加工用型構造であっ
て、少なくとも一方が開放した空洞を備えた剛性の高い
保持型と、成形内周面を備え保持型の空洞内へ収容可能
で半径方向肉厚が被加工品外径に対して0.2〜0.0
1とされた薄肉リング型型と、薄肉リング型型の半径方
向弾性変形を制御する制御手段と、を設は薄肉リング型
型を被加工品と共に半径方向に弾性的に膨張変形させる
ことを特徴としているため、被加工品の外周部にパリを
発生させず、製品に抜き勾配を付与することもなく、ノ
ックアウト荷重を著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塑性加工用型構造の第1実施例を
示す断面図、第2図は第2実施例の断面図、第3図は第
3実施例の断面図、第4図は本発明の第4実施例を示す
断面図、第5図は被加工品と型との関係を示す説明図、
第6図は型膨張量と荷重との関係を示す線図、第7図は
型に予圧縮力を付与した状態の膨張量と荷重の関係を示
す線図、第8図は本発明の第5実施例を示す断面図、第
9図は本発明の第6実施例を示す断面図、第1O図は従
来の加工状態を示す断面図、第11図は他の従来例を示
す平面図、第12図は他の従来例を示す断面図である。 14・・・被加工品、 24・・・保持型。 28・・・テーパ面。 300番−薄肉リング。 32・・・インターナルギヤ、 54・ψ・テーパリング、 60・・・テーパ面、 62φ・拳押し拡げリング。 66・・・軟質金属、 68・・・中空室。 第1図 24:イ〉4f謬型 28:テーパ・面 54ニー?−/望りンク1 第3図 第4図 6o:テーハ゛面 62:千!しギ酸1す1りンク゛ 第5図 ^;イin貯艷ヒj閏りlりN1のa圧第6図 A勃IQ(F凡C) 型trM傾t ”10*→ 第7図 第8図 66二軟賀省属 第9図 第10図 (A) (C) 第11図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)環状の成形内周面へ被加工品の外周を半径方向に
    押圧し塑性変形させて成形するための塑性加工用型構造
    であって、少なくとも一方が開放した空洞を備えており
    剛性の高い保持型と、成形内周面を備え保持型の空洞内
    へ収容可能で半径方向肉厚が被加工品外径に対して0.
    2〜0.01とされた薄肉リング型と、薄肉リング型の
    半径方向弾性変形を制御する制御手段と、を設けたこと
    を特徴とした塑性加工用型構造。
  2. (2)前記制御手段は薄肉リング型と保持型との間に介
    在されたテーパ面であり、薄肉リング型を被加工品と共
    に軸方向へ移動することにより、薄肉リング型の半径方
    向膨張変形を生じさせることを特徴とした前記特許請求
    の範囲第(1)項に記載の塑性加工用型構造。
  3. (3)前記制御手段は薄肉リング型と保持型との間に介
    在されるテーパリングを備え、このテーパリングの軸方
    向移動で薄肉リング型が被加工品と共に半径方向に弾性
    的に膨張させることを特徴とした前記特許請求の範囲第
    (1)項に記載の塑性加工用型構造。
  4. (4)前記制御手段は薄肉リング型と保持型との間に介
    在され、半径方向肉厚を変更可能とされた膨張収縮手段
    であることを特徴とした前記特許請求の範囲第(1)項
    に記載の塑性加工用型構造。
  5. (5)前記膨張収縮手段は軸方向への押圧力で半径方向
    に拡張する金属であることを特徴とした前記特許請求の
    範囲第(4)項に記載の塑性加工用型構造。
  6. (6)前記制御手段は薄肉リング型に設けられた液圧室
    であることを特徴とした前記特許請求の範囲第(1)項
    に記載の塑性加工用型構造。
JP4519285A 1985-03-07 1985-03-07 塑性加工用型構造 Pending JPS61202742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4519285A JPS61202742A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 塑性加工用型構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4519285A JPS61202742A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 塑性加工用型構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61202742A true JPS61202742A (ja) 1986-09-08

Family

ID=12712403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4519285A Pending JPS61202742A (ja) 1985-03-07 1985-03-07 塑性加工用型構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61202742A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5115655A (en) * 1991-02-01 1992-05-26 Ladish Co., Inc. Integrally stiffened rings
WO1992013659A1 (en) * 1991-02-01 1992-08-20 Ladish Company, Inc. Integrally stiffened rings
US6227024B1 (en) * 1998-05-07 2001-05-08 Leico Gmbh & Co Werkzeugmaschinenbau Flow forming method and device
KR100412660B1 (ko) * 2001-07-09 2003-12-31 현대자동차주식회사 프레스용 트림 스틸 장착구조
JP2007113701A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Japan Labour Health & Welfare Organization 関節用減速機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5115655A (en) * 1991-02-01 1992-05-26 Ladish Co., Inc. Integrally stiffened rings
WO1992013659A1 (en) * 1991-02-01 1992-08-20 Ladish Company, Inc. Integrally stiffened rings
US6227024B1 (en) * 1998-05-07 2001-05-08 Leico Gmbh & Co Werkzeugmaschinenbau Flow forming method and device
KR100412660B1 (ko) * 2001-07-09 2003-12-31 현대자동차주식회사 프레스용 트림 스틸 장착구조
JP2007113701A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Japan Labour Health & Welfare Organization 関節用減速機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4287749A (en) Tapered extrusion die and method of forming the same
JP4840001B2 (ja) 環状部品の製造方法及びその製造方法によって製造された環状部品
JPS61202742A (ja) 塑性加工用型構造
JPS5852733B2 (ja) アウタ−レ−スの加工方法とその装置
JP3330311B2 (ja) 外周フランジを有する円筒状ハウジングの鍛造成形方法
JPS62183931A (ja) ボ−ルスタツドの製造方法
JP2007090387A (ja) ブレーキピストンの製造方法
JPH0579420B2 (ja)
JPS5832526A (ja) 円筒殻の紐出し加工法
JPH1071448A (ja) ボルトの成形方法及びボルト
SU586954A1 (ru) Штамп дл холодного изготовлени ниппельных головок трубопроводов
US3680195A (en) Method particularly for making studs for vehicle tires and the like
JP3617693B2 (ja) アンダーカットを有する燃料噴射装置の部品の製造方法
JP3295127B2 (ja) リング状品のサイジング方法
JPH07144247A (ja) 段付き部品の鍛造金型及び段付き部品の鍛造方法
JPH1029031A (ja) 押出し鍛造加工方法
RU2062165C1 (ru) Способ изготовления полых изделий
JPH06210389A (ja) 有底筒状部品の製造方法
JP3702989B2 (ja) 冷間鍛造によるリング体の製造方法
SU791496A1 (ru) Пресс-форма дл восстановлени деталей
SU619270A1 (ru) Способ получени изделий типа оболочек с внутренним стержнем
JPS6245793Y2 (ja)
JPH0357527A (ja) 軸孔を有するはすば歯車の押出成形方法およびその装置
JPH09192770A (ja) 基準面をもつ製品の製造方法
US4580467A (en) Method of making extrusion die for extruding gears