JPS61202710A - 圧延ドラフト・スケジユ−ルの決定方法 - Google Patents

圧延ドラフト・スケジユ−ルの決定方法

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JPS61202710A
JPS61202710A JP4266685A JP4266685A JPS61202710A JP S61202710 A JPS61202710 A JP S61202710A JP 4266685 A JP4266685 A JP 4266685A JP 4266685 A JP4266685 A JP 4266685A JP S61202710 A JPS61202710 A JP S61202710A
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JP
Japan
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rolling
mill
draft schedule
sheet thickness
tension reel
Prior art date
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Pending
Application number
JP4266685A
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English (en)
Inventor
Toshio Endo
遠藤 俊夫
Yasuo Morooka
泰男 諸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61202710A publication Critical patent/JPS61202710A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、複数回圧延する時の圧延ドラフト・スケジュ
ールの決定方法に関する。
〔発明の背景〕
従来、複数回圧延する時のドラフト・スケジュールは、
荷重、クラウン、形状等が、制約条件の範囲内に入るよ
うにチェックし、中間板厚を変更してドラフトを決めて
いたので、全ての項目が目標値に一致することはなく、
一部の項目は目標値から大きくはずれることがあった。
又、どの項目に重点を置いてドラフトを決定するかは、
演算の順序に基づいており、容易に変えられなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、圧延状態を示す各種の変数の基準値に
対する偏差及び評価関数をその出側板厚の変化量Δh1
で線型近似する事により、最適なドラフトを決定できる
方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の概要を、第3図を用いて説明する。
(ステップA) 最初、テーブル・ルックアップ等により、基準となるド
ラフト・スケジュールを決定する。
(ステップB) 次に、基準となるドラフト・スケジュールをもとに、各
回の圧延状態について、セットアツプ計算を行ない、圧
延荷重P。、モータパワー等の基準値を求める。ここで
、計算された、圧延荷重。
モータパワーは必ずしも、運転の制約条件を満足(7て
いるとは限らない。
(ステップC) 次に、各回の圧延後の板厚り、をΔh、だけ。
変化させた時の圧延荷重、モータ・パワー等の変化量の
、板厚変化量Δh、に対する影響係数を求める。】は、
圧延回数を示すサフィックスである。
この影響係数を用い、板厚がAh1だけ増加した時の圧
延荷重P+ は、 ここで、h、−1は、(i−1)回圧延時の出側厚つま
り、i回圧延時の入側厚を意味する。
(ステップD) 圧延機の運転条件として、圧延荷重、モータパワー、圧
延速度等に対し種々の制約がある。これらのパラメータ
を、圧延荷重について説明した様にAh、及び影響係数
及び基準ドラフトでのパラメータ値を用いて線型近似す
る。
圧延荷重P、については制約条件は、一般に(2)式で
表わされる。
P maxI> P t > P m1nt     
   +++ (2)と式に、(1)式を代入して整理
すると、モータ・パワー、圧延速度等のパラメータにつ
いても、(3)式と同様な形で表わされる。
評価関数は、一般には1次式で表わされる。
J=Σ(AJX (”(1,J)  V(1,J)) 
 ・・・(4)ここで、AJ:重み係数 VI+に圧延状態等を表わす変数 V五+J  ; v、、J に対応する目標値上式で、
vJを、前と同様にして、Ah、を用いて線型近似させ
ると、 ここで、 V6(1,J) ;基準ドラフトスケジュー
ルでの1.、J)の値。
(ステップE) 次に、(3)式等の運転条件を満たし、かつ。
評価関数(5)式を最小とする、Ah、を求める。
運転条件及び評価関数ともにΔh、についての一次式で
表わされているので、公知の線型計画法の手続により、
評価関数Jを最小にするΔhiが求められる。
(ステップF) 運転条件及び評価式をAh、を用いて線型近似している
が、広い範囲のAhLに対し線型近似できるとは限らな
い、その補償の意味で、Ah、の絶対値が大きい場合に
は、(h、十Δh、)を基準ドラフト・スケジュールと
して、ステップBに戻り、再計算を実施する。
このように、第3図を用いて説明した方法に従う事によ
り、各種の制約条件を満たし、かつ評価関数を最小とす
る、最適ドラフト・スケジュールを決定することができ
る。
〔発明の実施例〕
本発明の実施例として第1図に示すコールドリバース・
ミルのドラフト・スケジュール決定方法を例にとり説明
する。
コールド・リバース・ミルでは、最初コイル4は、ペイ
オフリール2に装着される。そのコイルは、圧延機1の
ワークロール間を通り、テンションリール3に巻き取ら
れる。次パスの圧延では、テンションリール3より、圧
延機を経て、テンションリール4に巻取られる。テンシ
ョンリールからテンションリールへの圧延を、目標の板
厚になるまで繰り返す。
この、コールド・リバース・ミルにおけるドラフト・ス
ケジュール決定方法を、第2図を用いて説明する。
(ステップG) 最初量コイルのコイル巾す、板厚H1,鋼種及び製品目
標厚り、で層別したテーブルより、パス回数N及び各パ
スでの圧下率γ、を取り出す(以下この実施例の説明で
サフィックスiは、パスNoを意味する。)。
この圧下率をもとにして、各パス圧延後の板厚は、次式
で決定する。
h、’=H,’  ・ (1−γl)    ・・・(
6)ただし、  Hr’  ; lバス圧延前の板厚(
H1’ =H工) Nバス圧延後の板厚(h、’ )は、必ずしも、目樟の
製品板厚り、に一致しないので、次式により、中間板厚
を決定する。
ht*t=h+      (i=1〜N−1)・・・
(8)(ステップH) 次に、上記ドラフト・スケジュールにおけるiパス目の
圧延荷重Pai、)’ルクG00.平坦度Se1*クラ
ウンC0を次式で計算する。(サフィックスのCは基準
値を意味する。) p、、=p (Hit Hl、Ω)        ・
(9)G a i =G (Ht −Ht −Ω)  
      −(10)co、==c (P−C−t−
Ct−t、Qt−Qtt、St)  ・・・(12)二
二で、Cl1l;ワークロールのクラウンQl ;ワー
クロールのペン、ダーカ Q(1:中間ロールのベンダー力 δ、;中間ロールシフト量 Ω ;鋼種      − (ステップI) 次に、各バス毎、圧延荷重p、、 トクルG、。
形状ξ4.クラウンC,の入側厚、出側厚に対する影響
係数を求める。
(ステップJ) 運転条件は次式で表わされる。
Pm1n、≦P1≦P max+ (x = 1〜N 
) ・・・(13)Gl≦Gmaxt (i = 1〜
N ) −(14)ξ1≦ξwax、 (i = 1〜
N ) −(15)Cain、≦C,≦Cmaxt (
i = 1〜N ) ・= (16)ここで、サフィッ
クスのWaXは許容最大値、winは、許容最小値を意
味する。
圧延状態の評価関数Jは、 J = At −(P++−Pa++)+ A! −(
ξ1−ξc、I)A、・(CオーCa、I)・・・(1
7)ここで、A、;0以上の重み係数 サフィックスのC;基準値 を意味する。
次に、運転条件式(13)〜(14)及び評価関数Jに
表われた、圧延荷重PL、トルクGi、平坦度ξ、、ク
ラウンC3を、その影響係数とiパス圧延時の入側厚Δ
h、−□と出側厚Δh、とで線型近似する。
ah・−・     ah、 ahl−1ah。
ahl−1ah。
又、母コイルの入側厚及び製品板厚は不変であるから1
次式が成立する。
Σ IJh、=o           ・・・(22
)Δh、=0                ・・・
(23)(18)式から(23)式を、(13)式から
(17)式の圧延荷重p、、 トルクG2.平坦度ξ1
.クラウンC8に代入することにより、運転条件及び評
価関数は中間板厚の変化量のAhlの一次式で表わされ
る。
(ステップK) (13)式から(23)式を満足し、かつ評価関数を最
小とする、中間板厚の変化量Ahiを、いわゆる、線型
計画法によって求める。
(ステップL) 運転条件が厳しすぎる場合は、この線型計画法で解が存
在しない場合が起こる。この時は、運転条件の一部を緩
和することによって対処する。
(ステップM) 本実施例では、圧延荷重P、、 トルクT0.平坦度ξ
4.クラウンC1が、中間板厚の変化量Δh、の一次式
で表わせるとしたが、Δh、が大きい場合は、線型性が
成り立たないことも予想される。従って、Ahlがある
範囲外となった時には、(h、+Δh、)を中間板厚の
基準ドラフトスケジュールとして、(ステップH)以下
再計算を実施する。
(ステップN) (ステップK)で決定された、中間板厚(h。
十Δh、)を基準ドラフトスケジュールとして、(9)
 、  (10)式を用い、圧延荷重p、、 トルクG
、を計算する。
圧下位MS、は。
P。
ここで、So、;圧下雰調値 に、;ミル剛性 又、圧延最高速度V wax、は、 ここで、Pmaス、;モータパワー許容最大値以上説明
して来た方法で、圧延機のセットアツプ値(圧下位置等
)が、演算装置6で計算され、圧延機制御装置f5に送
られる。
圧延機制御装置5では、受領したrセットアツプ情報」
に従い、圧延機のロール開度、ロールの回転等の制御を
行なう。
本発明の実施例によれば、以下の効果がある。
(1)圧延荷重、平坦度、クラウンの重み付けを自由に
設定して、最適なドラフト・スケジュールが決定できる
(2)制約条件式の追加・修正及び評価式の項目追加・
削除が容易である。
本発明の実施例として、シングル・コールド・リバース
・ミルについて説明してきたが、本発明は、タンデム・
コールド・ミルについても適用可能である。タンデム・
コールド・ミルの場合には。
さらに各圧延機の荷重バランス、及び、モータパワーの
バランスが、運転条件式、あるいは、評価式に追加され
る事もある。
又1本発明は、ホットストリップミルについても適用可
能である。ホットストリップミルの場合は、圧延温度が
、運転条件、あるいは、評価式に追加される事もある。
又、本発明は、粗ミルに対しても適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、種々の運転条件に対し、相対立する目
標に重みづけして、最適なドラフト・スケジュールを決
定できる。
又、運転条件の変更、目標の変更に対し、容易に対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本発明の一実施例の系統図および計
算のフローチャート、第3図は、本発明の概要を示す図
である。 1・・・圧延機、2・・・ペイオフリール、3,4・・
・テンション・リール、5・・・圧延機制御装置、6・
・・演算装置。 f−め20 寮3 開

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属片を複数回圧延する時のドラフトスケジュール
    決定方法において、 基準となる圧延機出側の板厚を決定し、その板厚をΔh
    _1だけ変化させた時の各種値の基準値に対する変化量
    を、前記Δれh_1に関して線型近似で表わし、前記圧
    延機の運転条件の範囲内で評価式を最小とするΔh_1
    を決定することを特徴とする圧延ドラフト・スケジュー
    ルの決定方法。
JP4266685A 1985-03-06 1985-03-06 圧延ドラフト・スケジユ−ルの決定方法 Pending JPS61202710A (ja)

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JPS61202710A true JPS61202710A (ja) 1986-09-08

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JP (1) JPS61202710A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6471923B1 (en) * 1999-08-04 2002-10-29 Institut Francais Du Petrole Process for adsorbing and desording oxides of nitrogen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6471923B1 (en) * 1999-08-04 2002-10-29 Institut Francais Du Petrole Process for adsorbing and desording oxides of nitrogen

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