JPS61202676A - 煙草吸口片 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は煙草製品の通気手段に関するものであり、特に
吸口片の入口備から出口端まで煙流を制御する煙草製品
用の吸口栓に関するものである。

従来技術 煙草製品分野において、シガレット等の喫煙物品の−［
：周縁空気を導入して流過時に煙流を希釈し喫煙者の口
中に達する煙流中の固形物及びガス成分を減少させるた
めの通気手段を備えた吸口片またはフィルターを設ける
ことは公知でおり、例えば米国特！ＦＦ＠４４５７３１
９号（１９８４年７月３日付Ｃｈａｒｌｅｓ　Ｇ、　Ｌ
ａｍｂ　）に示されているところである。また、煙流を
遮断し吸口栓の周囲の通路に沿ってのみ煙流を流出させ
る吸口橙を備えた煙草喫煙製品についても多数のものが
知られており、米国特許１３３３６９２８号（１９６７
年８月２２日付Ｓ、　Ａ、　Ｍｏｒｅｈｏｕｓｅ　）　
ｓ同第３５７７９９６号（１９７０年５月１１日付Ｊｏ
ｓｅｐｈＨ，８ｈ＠ｒｒｌｌｌ　）　、同第３６３８６
６１号（１９７２年２月１日付Ｊ＠ｓｓ＠Ｒ，Ｐｉｎｋ
ｈａｍ）　、同第３９１０２８８号（１９７５年ｌθ月
７日付Ｈａｍｍｅｒｓｍｉｔｈ他）等に示されるところ
である。

発明が解決しようとする問題点 然しなから、これらの特許は何れも喫煙者の口中への一
服毎の一定の煙の供給と煙のタール分を減少させるため
の適切な通気の重要性についての認識がない、従って本
発明は製造及び組立てが容易で経済的であり、しかも組
立てられた時に煙草喫煙中−貫してずつと喫煙者に適切
な通気によりタール分の減少した柔かい旨味の煙を供給
するためのものである。

本発明のその他の種々の特徴は以下の説明ケ読むことに
よって、当業者に明らかにされるところでおる。

すなわち、本発明は煙草煙流の上流側に煙入口端、下流
側に煙出口端を有する煙不透過性プラグ部材；該プラグ
部材の長さ方向軸に実質的に平行に、プラグ部材の周縁
に沿って長さ方向に伸び煙入口端から煙出口端に達する
溝：及び該プラグ部材を包み、溝に連通ずる透孔な有す
る透孔チップ材からなり、該溝の断面積がプラグ部材の
煙出口端隣接部よりも煙入口端隣接部で小さく、プラグ
部材が煙入口端隣接部で閉塞されて煙不透過性であり、
溝によってプラグ部材の埋入口端から連出口端までの主
要流路が形成されている煙草吸口片を提供するものであ
る。

実施例 以下に本発明の実施例を示すが、画業技術者が本発明の
精神及び範囲を逸脱することな（。

本発明の煙草製品用吸口片の形状、寸法、構造等を変更
し得るものであることは当然理解されるところである。

図面において、＠１図は本発明の喫煙用吸口片の一例を
示す斜視図で、透孔チップ材が一部捲かれていない状態
のもの、ｗＩＪｚ図は本発明の別の一例を示す斜視図で
、同様の状態のもの、第３図は一服毎に吸入される全固
形分量について本発明のものを公知フィルターと比較し
たグラフ、第４図は一服毎の通気量について本発明のも
のを公知フィルターと比較したグラフである。

！ｉｉ！１図で、本発明の煙草吸口片は上流部に煙流入
口端３を下流部に煙流出口端４を備えた一般に円筒形の
プラグ部材２として示される。このプラグ部材２はプラ
スチックポリエチレン等の適当な材料から選ばれるもの
でよく、上流部に埋入口端３、下流部に連出口端４を備
えた煙不透過性のものであればよい、プラグ部材２の埋
入口端３に接して長さ方向に伸びる＠１群の溝が設けら
れている。図面かられかるように、この第１群の溝は対
向して隔離され、プラグ部材２の長さ方向軸に平行にプ
ラグ部材の周壁に埋入口端３から連出口端４まで長さ方
向に伸びる実質的に平行な周縁溝６からなり、第１図の
プラグ部材２では、この溝６が約０．４〜０．６ｇとい
う溝の流体力学的直径に対応して溝の全長にわたって約
０．１３〜０．２８　ｍ’の範囲の実質的に均一な断面
積を有することが望ましいことが知られている。この断
面積は希望する通気度と溝の数によって決まるもので、
プラグ部材２の全直径が約５〜９■であり、全長が約１
４〜３５ｍであることに基いている。

プラグ部材２の連出口端４に向かって、等間隔の実質的
に平行な４個の周縁溝からなる第２群の溝７が設けられ
ている。図面かられかるように％この溝群７は溝群６と
は離れており、これらの溝は溝６の約３〜４倍の長さを
有し、約０．５〜１．２　ｍの範囲のその流体力学的直
径に対応する全長にわたって実質的に均一な断面積を有
することが望ましいことが知られている。この断面積は
溝７の通気度、圧力低下、溝の数に基いて決められる。

プラグ部材２には環状周縁溝８が溝６と溝７の間に設け
られていて１両者を相互に連通させ、それによって煙が
煙遮断入口端３から煙遮断出口端４に溝に沿って流過す
ることができる。溝６及び７に煙を流入させるとともに
煙がプラグ入口端３からプラグ出口端４まで流過する間
に適切な通気量を確保するために、適当なチップ紙９が
プラグ部材２の外周壁を包んでおり、このチップ紙９に
は環状溝８と連通する一列の隔離透孔１１が設けられ、
プラグの埋入口端３からプラグの連出口端４への煙の主
流路である溝群６及び７に沿って煙が流過する際に空気
な流入させる・ 第２図に本発明の別のプラグ部材１２が示されている。

このプラグ部材もプラグ煙入口端１３及び連出口端１４
を有し、プラグ２と同様な材料からつくられ得るが、環
状溝８がなく、プラグ部材２の溝群６及び７の場合のよ
うな溝群１６及び１７は相互に直接に結合されている。

第２図かられかるように、各群に４個づつの溝があり、
下流側の溝１７はそれぞれ上流側の溝１６に結合されて
いる。これらの溝の断面積は溝６及び７に対応する流体
力学的な溝直径を有するような寸法であることが望まし
い、適当なチップ紙１９がプラグ部材１２の外周壁を包
んでおり、このチップ紙１９には溝１７に連通ずる位置
に複数列の隔離透孔２１が設けられ、プラグの埋入口端
１３からプラグの連出口端１４への煙の主流路である溝
群１６及び１７に沿って煙が流過する際に空気を流入さ
せる。この場合、チップ紙と重ねて多孔質のプラグラッ
プを使用し得ることも当然理解されるべきことである。

第３図は、本発明の吸口片について御飯毎の全固形物吸
入量２２と公知のセルロースアセテート煙草フィルター
についてのそれ２３とを比較したもので、両者共にシが
レット着火前の通気量６０〜６１チ、含有タール分５ｑ
のものであった。−服目すなわち点火時の御飯と最後の
御飯を除いて、本発明の吸口片はほぼ一定の御飯毎の含
有量を達成した。

第４図は本発明の吸口片についての御飯毎の通気量チ２
４と公知のセルロースアセテート煙草フィルターについ
てのそれ２６とを比較したもので、本発明によるシガレ
ットが喫煙中に通気量が増加することによって既に述べ
たような御飯毎の固形分含有量が一定となる理由が明白
に理解できるところである１本発明の吸口片でシガレッ
トの喫煙時に後になるほど通気量が増加する理由は、煙
が上流側の小さい溝の入口端３及び１３に入る時の煙流
の高速による閉塞とこの小さい溝の中を高速で流れるた
めに生ずる衝撃が煙流抵抗を著しく増大させ、その結果
として通気量を増大させるためと考えられている。

ｉａｘ！とＬ邑 以上に述べたように、本発明によれば御飯毎九一定の固
形分含量を保持し得るので適切な通気量とタール分の低
下とを達成することができ、喫煙者に対して柔かさと旨
さを有する煙草の味覚を提供することが可能となったも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の喫煙用吸口片の一例を示す斜視図で、
透孔チップ材が一部捲かれていない状態のもの、第２図
は本発明の別の一例を示す斜視図で、同様の状態のもの
、第３図は御飯毎に吸入される全固形分量について本発
明のものを公知フィルターと比較したグラフ、８４図は
御飯毎の通気量について本発明のものを公知フィルター
と比較したグラフである。 ２．１２・・・プラグ部材、３．１３・・・煙流入口端
、４，１４・・・煙流出口端、６，７，１６゜１７・・
・溝群、８・・・環状溝、９．１９・・・チップ紙、１
１　、２１−・・透孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、煙草煙流の上流側に煙入口端、下流側に煙出口端を
   有する煙不透過性プラグ部材； 該プラグ部材の長さ方向軸に実質的に平行にプラグ部材
   の周縁に沿って長さ方向に伸び煙入口端から煙出口端に
   達する溝； 及び該プラグ部材を包み、溝に連通する透孔を有する透
   孔チップ材からなり、該溝の断面積がプラグ部材の煙出
   口端隣接部よりも煙入口端隣接部で小さく、プラグ部材
   が煙入口端隣接部で閉塞されて煙不透過性であり、溝が
   プラグ部材の煙入口端から出口端までの煙の主要流路を
   形成するものである煙草吸口片。 ２、長さ方向に伸びる溝がプラグの煙入口端から出口端
   に向かって長さ方向に伸びる隔離され実質的に平行な第
   １群の溝と、プラグの煙出口端から入口端に向かって長
   さ方向に伸びる隔離され実質的に平行な第２群の溝とか
   らなり、第１群の溝と第２群の溝とがプラグの中間部で
   相互に連通するように結合されている特許請求の範囲第
   １項記載の吸口片。 ３、第１群の溝が約０．４〜０．６ｍｍの流体力学的溝
   直径に相当する断面積を有し、第２群の溝が約０．５〜
   １．２ｍｍの範囲の流体力学的溝直径に相当する断面積
   を有するものである特許請求の範囲第２項記載の吸口片
   。 ４、長さ方向に伸びる第２群の溝が、長さ方向に伸びる
   第１群の溝の長さの約３〜４倍の長さである特許請求の
   範囲第２項記載の吸口片。 ５、プラグ部材の煙入口端と出口端との中間に環状周縁
   溝を有し、該環状周縁溝が該第１群及び第２群の長さ方
   向周縁溝を連通するように結合するものである特許請求
   の範囲第２項記載の吸口片。 ６、プラグ部材の全長が約１４〜３５ｍｍの範囲である
   特許請求の範囲第２項記載の吸口片。 ７、煙草煙流の上流側に煙入口端、下流側に煙出口端を
   有し、全長が約１４〜３５ｍｍの範囲内の一般に円筒形
   の煙不透過性プラグ部材； 該プラグ部材の煙入口端から煙出口端に向かって、プラ
   グ部材の周縁に沿って長さ方向に伸び、断面積が約０．
   ４〜０．６ｍｍの範囲の流体力学的溝直径に相当する、
   対向し、隔てられた実質的に平行な一対の溝からなる第
   １群の溝； 該プラグ部材の煙出口端から煙入口端に向かって、プラ
   グ部材の周縁に沿って長さ方向に伸び、断面積が約０．
   ５〜１．２ｍｍの範囲の流体力学的溝直径に相当する、
   等間隔に隔てられた実質的に平行な４個の溝からなる第
   ２群の溝； 該第１群と第２群の長さ方向溝の中間に設けられ、両溝
   群が連通するように結合する環状周縁溝； 及び該プラグ部材を包みプラグ部材の該環状周縁溝に連
   通する位置に設けられた一列の隔離された透孔を有する
   チップ紙とからなり、該プラグ部材が煙入口端及び出口
   端隣接部で閉塞されて煙不透過性であり該溝群がプラグ
   部材の煙入口端から出口端までの煙の主要流路を形成す
   るものであり、該第２群の溝が第１群の溝の長さの約３
   〜４倍の長さを有し第１群及び第２群の溝が周縁部で相
   互に隔離されているものであることを特徴とするシガレ
   ット吸口片。