JPS6115677A - シガレツトフイルター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明はシガレットフィルターに関するものである。本
発明はまた一面においてフィルターロッド及びこれと同
軸の吸口片からなり、フィルターロッドに通気手段を備
えているフィルターに関するものであり、他面において
フィルターロッドと同軸吸口片からなり通気手段と組み
合わされた煙流送向手段を有するシガレットフィルター
に関するものである。

且盈且！ 周縁空気をフィルターに導入して煙流を希釈するための
通気手段を備えたフィルターをシガレットに取り伺ける
ことは当業者にとって周知である。伜流の希釈によって
煙の粒子量が減少すると同時に喫煙者の日中に運はれる
ガス成分の量が減少するからである。周れ空気をシガレ
ットに導入するために数多くの手段が提案され、利用さ
れてきた。例えば、シガレット煙草のラッパーをシガレ
ットの全長にわたって空気を導入するために多孔質材料
でつくり、煙流を希釈してもよく、またシガレットラッ
パーをシガレットの長さ方向に沿って決められた位９ｊ
：、に小孔を設けて周縁空気を入れるだめの入口として
もよい。さらにまた、フィルターロッドや−を透孔する
ことによって煙流を希釈することも知られている。また
周縁空気の煙流中への導入を容易にするためにシガレッ
トのフィルターブラダに溝を設けることについても数多
くの提案がなされている。

例えば、米国特許第３５９６６６３号はフィルタ一部分
を包む波型の多孔質プラグラップを備えた煙草フィルタ
ーに関するもので、透孔を有するチップ紙で包まれてい
るため周縁空気は直接フィルタ一部分に入るかまたは溝
部分を流下して喫煙者の日中に達する。フィルターシガ
レットのフィルタ一端に周縁空気を尋人するためにフィ
ルタ一部分の周囲に溝を有するシガレットフィルターに
関するその他の特許には、米国特許第３５７７９９５号
、同第３５７２３４７号、同第３４９０４６１号、同第
１７１８１２２号、同第３７８８３３０号、同第３７７
３０５３号、同第３７５２１６５号、同第３６３８６６
１号、同第３６０８５６１号、西独特許第２３０２６７
７号、英国特許第１４１４７４５号。

同第１３６０６１２号、同第１３６０６１１号及び米国
特許第３９１０２８８号などがあり、この中の英国特許
はラッノ４−のないアセテートフィルターに関するもの
である。さらにまた、シガレ・ントフィルターの中心部
に細管部を設けることについての特許も数多く提案され
ており、これらの特許には、米国特許第３８６００１１
号、同第４０３７５２４号、同第４０８６８４６号、同
第４０２２２２１号、同第３０４５６８０号、同第３６
２１８５１号。

同第３６７４０３６号、同第４１０９６６６号、同第４
２５６１２２号等が含まれ、さらに中心部に煙流管を設
けた非濾過型のシガレット吸口片としては米国特許第４
３８０２４１号か知られている。

発明が解決しようとする問題点 本発明は正常の吸引圧力低下を有するシガレット用フィ
ルターの直線的配置を有利に提供するものであり、さら
に濾過と同様に通気による低タール分シガレットフィル
ターを提供するものである。本発明はさらに、チップ紙
の透孔部分からフィルターの吸口端に達する溝をフィル
タープラグに設けることによってシガレットの通気Ｖ過
方式を提供するものであり、また、非多孔質のプラダラ
ップを備えた溝付きフィルターを提供するものである。

本発明はさらに、未濾過の希釈されていない煙をフィル
ターを通してその中心部に導入する手段を提供するもの
であり、それと同時に、外部表面に沿って通気用空気番
導入するための手段を提供するものでおる。

本発明のその他の種々の特徴は以下の説明を読むことに
よって当業者に明らかになるであろう・ 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は特に、円筒形の多孔質フィルターロッド；フィ
ルターロッドの長さ方向軸に同軸に形成され、内部を長
さ方向に貫通する煙流細管通路を形成する手段；該ロッ
ドの吸口端に開口しロッドの全長よりも短かくロッドに
埋入される複数個の長さ方向溝を有し、少くとも該溝を
構成する部分が非透過性であり、両端部を残してフィル
ターロッドを包囲するラツ／９−、フィルターロッドの
吸口端にこれと同軸に位置し、その中空内部が両端部に
開口し周壁に長さ方向に一端から他端にまで伸びる複数
個の空気流管が形成され、この空気流管がフィルターロ
ッド吸口端の溝の開口と連通し、周壁に長さ方向に一端
から他端にまで伸びる複数個の煙流管が形成され、この
煙流管がフィルターロッドの隣接する溝の間のロッドの
吸口端部分に連通し、中空内部が煙流細管と連通してい
る一般に円筒形の中空吸口片；及び、フィルターロッド
と吸口片を包んで長さ方向に伸び、フィルターロッドの
溝内に空気を導入するための手段を有し、フィルターを
有するシガレットが喫煙されるときには通気用空気が吸
口片の溝及び空気流管を流れる唯一の流体となるチップ
材からなることを特徴とするシガレットフィルターを提
供するものである。

実施例 以下に示す本発明の具体例の記載は限定のためのもので
はなく、以下の説明を読むことによって本発明の範囲内
で各種の変形が行われ得ることは当然理解されなければ
ならない。

図面において、第１図は本発明のフィルターの一例の開
放斜視図、第２図は第１図２−２線に沿った第１図のフ
ィルターの長さ方向に沿った断面図、第３図は第１図３
−３線に沿った第１図及び第２図のフィルターの端面図
、第４図は本発明の別の例を示すフィルターの開放斜視
図、第５図は第４図５−５綜に沿った第４図のフィルタ
ーの長さ方向に沿った断面図、第６図は第５図６−６腺
に沿った第４図及び第５図のフィルターの端面図、第７
図はシガレットに取り付けた第１〜６図のフィルターの
側断面図である。

第１図及び第２図において、本発明のフィルター１０が
示される。このフィルター１０は当業者に周知の煙草用
の繊維状または多孔質の材料でつくられ非多孔性ラッ／
＃−１４で包まれているセルロースアセテートフィルタ
ーロッド１２からなる。「非多孔性ラッパー」という言
葉はフィルタ一部材と一体化されていない非多孔性ラッ
プ材料と同様に、フィルタ一部材と一体化された多孔質
材料の非多孔性表面をも含む意味で使用されることに留
意すべきでおる。未い通煙流路１６はフィルターロッド
１２の一端（煙草端）から他端（吸口端）まで長さ方向
に伸び、フィルター１０の長さ方向軸と同軸に形成され
る。この未濾過煙流路１６は例えば射出成型等でつくら
れる。未濾過煙流路１６の壁は透過性でも非透過性であ
ってもよい。さらに、フィルターロッド１２はその全長
より短かくその吸口端から長さ方向に沿って伸びている
複数個の溝１８を有する。フィルターロッド１２は−ｆ
ｆにセルロースアセテート等の標準的なフィルター材料
を、非多孔性ラップ材で包み、次いでこのラップされた
フィルターロッドを適当表情を設けるように設計された
成型用型またはその他の処理手段に付すことによってつ
くられる。

この方法の一つは加熱成型技術として当業者によく知ら
れているものでちる。

第１図、第２図及び第３図において、フィルター１０は
またフィルターロッド吸口端部にフィルターロッド１２
と同軸に位置する一般に円筒形の中空吸口片２０を有す
る。この吸口片２０は甲空部２４を構成する円周壁２２
で形成されている。中空部２４は吸口片２０の両端部で
開口し、フィルターロッド吸口端の未濾過煙流路１６と
溝１８との間の長さよりも小さい半径を有する。この吸
口用円周壁２２は例えばプラスチック等の非透過性材料
で射出成型によりつくることが望ましい０円周壁２２に
は吸口片の長さ方向に伸び両端を開放された複数個の空
気流路２６が周縁に沿ってはなれて設けられる。図面に
示古れるように、この空気流路２６は円周壁２２の壁部
を縦貫して形成され、フィルターロッド１２の溝１８と
連通して位置付けされる。

空気流路２６の数は溝１８の数と等しく、それ゛ぞれの
空気流路２６は既に述べたように溝１８と連通する。し
かしながら、空気流路２６の数は溝１８の数よりも多く
てもよく、従って幾つかの空気流路２６が溝１８とそれ
ぞれ連通していればよい。さらに、吸口用円周壁２２は
吸口片２０の長さ方向に伸び両端を開口し、周縁に沿っ
て相互に離れて位置する複数個の濾過された濾過煙流路
２８を有する０図面に示すよづ〜にこの沢過した煙の流
路２８は円周壁２２の壁部を縦貫して形成される。濾過
煙流路２８はフィルターロッド１２の隣り合った溝１８
の間のフィルターロッド吸口端部に連通して煙が流れる
ように位置付けられる。図面でわかるように、空気流路
２６は濾過煙流路２８と実質的に同一の流過面積を有し
、さらに、空気流路２６とν通煙流路２８はフィルター
１０の長さ方向軸中心から同一距離にある。吸口片２０
の中空部２４は未濾過煙流路１６に連通し、またフィル
ターロッド吸口端で濾過煙流路２８と連通するフィルタ
ーロッドの部分よりも内側のフィルター１２の部分と連
通ずる。この目的のために、吸口用円周壁２２はフィル
ターロッド吸口端の溝１８の出口端の深さよりも厚くつ
くられている。

第４〜６図において、本発明の中空円筒形吸口片の別の
例が数字１２０によって示されている。この吸口片１２
０は通常円筒形中空部１２４を形成する円周壁１２２で
構成される。中空部１２４は吸口片１２０の両端で開口
する。円周壁１２２は吸口片の周縁に長さ方向に伸びそ
の両端が開口している複数個のは゛なれた空気流路１２
６を有する。第４〜６図に示すように、この空気流路１
２６は円周壁１２２の外表面に鋸歯状に形成される。こ
の吸口用円周壁１２２はまた吸口片１２０の周縁に長さ
方向に伸びその両端に開口する複数個のはなれた濾過煙
流路１２８を有する。図面かられかるように、このｐ通
煙流路１２８は円周壁１２２の外表面に鋸歯状に形成さ
れる。空気流路１２６はフィルターロッド溝１８と連通
し、漣通煙流路１２８はフィルターロッド１２の隣り合
った溝と溝の間のフィルターロッド吸口端部と連通する
。第４〜６図は空気流路１２６を形成する鋸歯部と濾過
煙流路１２８を形成する鋸歯部が寸法、形状ともに実質
的に同一であり、円周壁の周縁に沿って均一に配置され
ていることを示している。

すなわち、吸口用円周壁１２２の外表面には周縁に沿っ
て長さ方向に伸びる均一鋸歯が形成されている。第１〜
３図の吸口片２０と同様に、吸口片１２０の中空部１２
４は煙流路１６と連通し、またフィルター四ツド吸口端
でｐ通煙流路１２８に連通するフィルターロッド部分よ
りも内側のフィルターロッド吸口端部分と連通ずる。こ
れは吸口片の円周壁１２２をフィルターロッド吸口端部
の溝１８の深さよりも厚くつくることによって達成され
る。

吸口片２０，１２０は非多孔性ラッパｆ−１４によって
フィルターロッド１２に取り付けられる。この目的のた
めに、第７図に示すように、ラッパー１４はフィルター
ロッド１２の吸口端を越えて吸口片に円周状に重なって
伸びている。

第７図は煙草カラムまたシガレット３０に取り付けられ
、チップ紙３２に包まれているフィルター１０を示して
いる。このチップ紙３２は吸口片２０，１２０をフィル
ターロッド１２に固定するラッ／’Ｐ−１４を包囲して
フィルター１０の長さ方向に伸び煙草カラム３０の端部
も一部重なって包囲してそれによってフィルター１０を
煙草カラムに取り付ける。チップ紙３２はフィルター１
０のフィルターロッド１２を円状に取り巻き、溝１８と
重々って設けられる複数個の・透孔３４を有し、それに
よって通気用空気が透孔３４を介して溝１８の内部に導
入される。

「チップ紙」という言葉は空気透過性ラッパぐ−と組み
合わせた煙草カラムに取り付ける前のフィルターの組立
てに使用される市販のチップ紙をも含むものであること
に留意すべきである。

第７図に芥子ように、周縁空気はチップ紙透孔３４を通
って溝１８を流下し、吸口片２０゜１２０の空気流路２
６，１２６を通ってそれぞれ喫煙者の日中に入る。未濾
過煙流路１６はフィルターロッド１２の中心部に煙を濃
縮させ、未濾過未希釈の煙をそれぞれ吸口片２０，１２
０の中空部２４，１２４から喫煙者の日中に向けるよう
に配置される。反対に、沖過された煙の一部は隣接する
溝１８の間のフィルターロッドの部分からそれぞれ吸口
片２０，１２０の濾過煙流路２８．１２８を通って喫煙
者の日中に向かい、一方、煙の別部分は未濾過煙流路１
６を取り囲むフィルターロッド１２の吸口端から未濾過
煙流路１６から出る未Ｖ過煙流を包囲して中空部２４．
１２４内に入り、喫煙者の日中に向かう。フィルターロ
ッド１２から濾過煙流路２８．１２８に入るｐ通煙は加
速され、空気流路２６，１２６から喫煙者の日中に入る
空気流に隣接する流れとなって喫煙者の口中に入る。

フィルターロッド１２から吸口片中空部２４゜１２４に
入る濾過された煙は未濾過煙流路１６から中空部２４，
１２４に入る未濾過煙流の周囲に均等に分散され、煙流
路１６からの未濾過煙流よりも遅い速庇で移動する。

以上、説明は単に理解を助けるだめのものであり、そこ
から何等の不要の限定がなされるべきでない。本明細書
を読むことによって本発明の精神とその特許請求の範囲
を逸脱することなく各種の変形をなし得ることは当業者
にとって自明だからである。

発明の効果 以上の構成から本発明によれば従来品よりも美味の製品
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のフィルターの一例の開放斜視図、第２
図は第１°図２−２線に沿った第１区Ｉのフィルターの
長さ方向に沿った断面図、第３図は第１図３・−３線に
沿った第１図及び第２図のフィルターの端面図、第４図
は本発明の別の例を示すフィルターの開放斜視図、第５
図は第４図５−５線に沿った第４図のフィルターの長さ
方向に沿った断面図％第６図は第５図６−６線に沿った
第４図及び第５図のフィルターの端面図、第７図はシガ
レットに取り付けた第１〜６図のフィルターの側断面図
である。 １０・・・フィルター、１２・・・フィルターロッド、
１４・・・ラッパー、１６・・・未濾過煙流路、１８・
・・溝、２０，１２０・・・吸口片、２２．１２’２・
・・吸口用円周壁、２４，１２４・・・中を部、２６，
１２６・・・空気流路、２８，１２８・・・濾過煙流路
、３０・・・シガレット、３２・・・チップ紙、３４・
・・透孔。 出　　願　　人　　　ブラウン　アンド　ウィリアムソ
ンタバコ　コーポレーション 代　理　人　　　丸　　　山　　　幸　　　雄ＦＩＧ、
　Ｉ ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、３ ｚｔ ＦＩＧ、　４ ＦＩＧ、　５ ＦＩＧ、６ ＦＩＧ、７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、円筒形の多孔質フィルターロッド； フィルターロッドの長さ方向軸に同軸に形成され、内部
   を長さ方向に貫通する煙流細管通路を形成する手段； 該ロッドの吸口端に開口しロッドの全長よりも短かくロ
   ッドに埋入される複数個の長さ方向溝を有し、少くとも
   該溝を構成する部分が非透過性であり、両端部を残して
   フィルターロッドを包囲するラッパー、フィルターロッ
   ドの吸口端にこれと同軸に位置し、その中空内部が両端
   部に開口し周壁に長さ方向に一端から他端にまで伸びる
   複数個の空気流管が形成され、この空気流管がフィルタ
   ーロッド吸口端の溝の開口と連通し、周壁に長さ方向に
   一端から他端にまで伸びる複数個の煙流管が形成され、
   この煙流管がフィルターロッドの隣接する溝の間のロッ
   ドの吸口端部分に連通し、中空内部が煙流細管と連通し
   ている一般に円筒形の中空吸口片；及び フィルターロッドと吸口片を包んで長さ方向に伸び、フ
   ィルターロッドの溝内に空気を導入するための手段を有
   し、フィルターを有するシガレットが喫煙されるときに
   は通気用空気が吸口片の溝及び空気流管を流れる唯一の
   流体となるチップ材からなることを特徴とするシガレッ
   トフィルター。 ２、吸口片の中空内部が、フィルターロッド吸口端の煙
   流通路に連通するフィルターロッドの部分よりも内側の
   フィルターロッドの部分と連通する特許請求の範囲第１
   項記載のフィルター。 ３、空気流路が吸口片の周壁に沿って相互にはなれて円
   周上に設けられている特許請求の範囲第１項記載のフィ
   ルター。 ４、ろ過された煙の流路が吸口片の周壁に沿って相互に
   はなれて円周上に設けられている特許請求の範囲第１項
   記載のフィルター。 ５、空気流路が円周壁に沿って円周状にはなれて設けら
   れ、煙流路が円周壁に沿って円周状にはなれて設けられ
   、そして煙流路が隣接空気流路の間に位置している特許
   請求の範囲第１項記載のフィルター。 ６、空気流路が吸口片の円周壁を通して形成される。特
   許請求の範囲第５項記載のフィルター。 ７、空気流路が吸口片の円周壁を通して形成される特許
   請求の範囲第５項記載のフィルター。 ８、空気流路が円周状の吸口片壁の外周表面に形成され
   る特許請求の範囲第５項記載のフィルター。 ９、煙流路が円周状の吸口片壁の外周表面に形成される
   特許請求の範囲第５項記載のフィルター。 １０、空気流路と煙流路が吸口片壁面に円周状に相互に
   等しくはなれて設けられている特許請求の範囲第５項記
   載のフィルター。 １１、空気流路と煙流路が実質的に同一寸法及び形状で
   ある特許請求の範囲第５項記載のフィルター。 １２、円周状の吸口片壁がフィルターロッド吸口端の溝
   の深さよりも厚い特許請求の範囲第１項記載のフィルタ
   ー。 １３、ラッパーがフィルターロッドの吸口端を越えて伸
   び、円筒形吸口片に重なっている特許請求の範囲第１項
   記載のフィルター。 １４、吸口片が不透過性材料でつくられる特許請求の範
   囲第１項記載のフィルター。