JPS61201949A - マルエ−ジング鋼製エンドレススチ−ルベルト及びその製造方法 - Google Patents

マルエ−ジング鋼製エンドレススチ−ルベルト及びその製造方法

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Publication number
JPS61201949A
JPS61201949A JP4006585A JP4006585A JPS61201949A JP S61201949 A JPS61201949 A JP S61201949A JP 4006585 A JP4006585 A JP 4006585A JP 4006585 A JP4006585 A JP 4006585A JP S61201949 A JPS61201949 A JP S61201949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
endless
welded
welding
weld
Prior art date
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Pending
Application number
JP4006585A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Chiba
千葉 芳孝
Yoshihiro Minaki
義博 三奈木
Tsutomu Nohara
努 野原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP4006585A priority Critical patent/JPS61201949A/ja
Publication of JPS61201949A publication Critical patent/JPS61201949A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G1/00Driving-belts
    • F16G1/20Driving-belts made of a single metal strip

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は溶接接合してエンドレス化するマルエージング
鋼製エンドレススチールペル)K関jるものである。
口 従来の技術 複数の金Saエンドレスベルトを同心状に積層して、可
読性高張力伝達ベルト材として、これを使用した無段変
速憬が考案されている。これ釦使用する単一エンドレス
ベルトは高い信頼性と高い耐疲労性が要求されることか
ら、当該材料として引張強度が140Kf/−以上を有
するマルエージング鋼が好適と考えられる。このベルト
の製造方法として、多数の提案がなされているが、大き
く分類して薄鋼帯材を適当な長さに切断し、その両端を
溶接し、ついで溶体化処理及び時効処理もしくは時効処
理のみを行なう溶接エンドレスベルトと薄肉厚の管状体
をリングミルあるいはスピニング加工等で周方向忙圧庖
するシームレスペル)K大別できる。前者は低コスト化
できるが、溶接部の信頼性および耐疲労性に問題があり
、後者は多くの工数を必峨とするため高価格となる等の
欠点がぶるとされている。
ハ 発明が解決しようとする問題点 本発明は溶接によりエンドレス化する前者に関するもの
で、従来より問題があった溶接部の信頼性を向上させる
ことを目的とし、マルエージング鋼製エンドレススチー
ルベルトの溶接部忙おいて溶接部の硬度低下がなく母材
に対する浴接部の継手効率が95%以上であるマルエー
ジング鋼製エンドレスベルトを提供することを目的とす
る。ここでい5溶接部の継手効率とは母材の引張強度に
対する当M溶接材の引張強度の割合を意味する。
二 問題点を解決するための手段 本発明は短冊状又は平行四辺形状の薄鋼帯をその両端部
を溶接により接合してエンドレス状とするマルエージン
グ鋼製エンドレススチールベルトにおいて、製品厚みと
同等又はこれよりやや肉厚の薄鋼帯の両端をアプセット
溶接又は薄鋼帯と同一成分あるいは薄鋼帯の取分よりも
Tiが多く、かつMo @ kAの1種又は21mを多
く含有する取分の溶加棒を用い、レーザービーム又は電
子ビーム溶接により溶接部を得、この溶接部を均質化処
理した後、この溶接部にエンドレスベルトの周方向の張
力を与える塑性加工を加え、この張力圧延後、溶体化処
理及び時効処理を行うことにより、前記問題点を解決す
るものである。
ホ 作用 本発明によれば、溶接部の継手効率を改善したマルエー
ジング鋼製エンドレスベルトハ疲労試験で疲労寿命を比
較した場合に、従来の製造方法で加工さ門たベルトと比
較して゛疲労寿命を著しく改良することが可能となった
ものである。この理由は一般にマルエージング鋼の溶接
部は生としてMo。
Tiの偏析が大きな樹脂状晶よりなり、さらKA空中で
溶接される電子ビーム溶接においても、溶接時にT t
 、 kA 、 Ca 、 Z rなどの活性元素グよ
び酸化されやすいMoはその入熱により気化あるいはば
化物となり溶接部の元素濃度を低下させるために非溶接
部と比較して、溶接部は強度が低くかつ強度のバラツキ
が大きい状態にある。この不均一で強度が低い浴接部を
800〜1100Cで5分〜10時間の均質化処理によ
り、非溶接部の元素濃度に近い状態に改質し、さらに均
質化処理後5〜30%の冷間加工率で張力圧延したのち
、700〜850℃で10分〜2時間の溶体化処理を行
ない結晶粒を微細化させ450〜510℃でSO分〜6
時間の時効処理を行なうことにより、従来の製造方法で
加工されたベルトと比較して疲労寿命を著しく改善でき
たのである。
ところで前述のように浴接部を均質化したとじても非f
fI接部と比較して活性元素であるTi、ALおよび酸
化されやすいMoの逸散は防ぐことは不可能に近く、望
ましくは’ri、A2およびMoを薄鋼帯の成分よりも
多量に含有した溶加棒あるいはフラックスな用いること
Kより溶接部の継手効率を母材と同等もしくはそれに近
ずけることが可鰭である。
へ 実施・例 次に本発明の詳細な説明する。
薄鋼帯の真空溶解により溶製した第1表に示す化学成分
ノ181Ni系マルエージングvI4(175KIv′
−級)を熱間圧延および冷間圧延した0、2m厚さの広
m洟鋼帯を作製し、その長さ方向がエンドレスベルトの
周方向となるよう切断した。溶加棒は第1表に示す薄帯
の成分よりもTi 、 Mo @ Alを多く含む成分
の鋼塊を熱間圧延および冷間引抜を行ないo゛2■径の
細線を作製し、その長さが溶接ビード長あるいはそれよ
り長めに切断した。第2表にベルトの製造方法を示す溶
加棒を用いないベルトAおよびベル)Hの溶接の方iは
両薄鋼帯端を平行研摩で平滑にして、突合せ溶接を行な
った。溶加棒を用いたベルトCは第1図に示すように開
先加工された薄鋼帯1の開先部間に溶°加棒2を仮固定
して、この溶加伸側から溶接を行った。溶接はいずれも
電子ビームを照射し、電子ビーム溶接で行ない、溶接後
このエンドレスベルトを内拡治具に装着しその両縁部を
1日幅だけバイトにより切削除去して、溶接の開始及び
終了瑠の影響を排除した。次にこのエンドレス化された
ベルトを850℃で3時間加熱して溶接部の均質化を行
ない、上記内拡治具に装着しバイトで切削することKよ
り@10g IIC輪切り切断した。ついでこの輪切り
切断されたベルトを第2図に略図を示すよ5に、一方の
ロール3は位置固定、他方は矢印2′方向に定圧力を付
与されるロール2に張架し、ロール1の外方から圧下す
るロール5からなる張力圧延機により圧延率が10L1
1になるように周方向に圧延した。圧延後ステンレス製
円筒状治具に!!:ift、て820℃で1時間の溶体
化処理を行った後、480℃で5時間の時効処理を行っ
た。
以上により得られたエンドレスベルトの溶接部を含む横
断面の硬さ分布を溶接ままの状態と比較して第3図に示
すつ本発明のベル)BおよびベルトCは従来のベル)A
と比較して溶接部の硬さ低下を改良し、母材の硬さと同
等もしくはそれ以上のベルトを得えたことを示すもので
ある。
第2表 第3表 つぎに本発明のベル)BおよびベルトCの引張強度と溶
接部の継手効率を母材およびベル)Aと比較して第3表
に示す。第3表より本発明のベルトBおよびベル)Cは
従来のベル)Aと比較していずれも母材の引張強度に近
く、溶接部の継手効率は95%以上であることを示すも
のである。
ついで応力で115Kv/−および80Kf/−を負荷
した状態で、両娠り曲げ疲労試験を行い疲労寿命を比較
した結果を第3表に示す。第3表より本発明のベル)B
およびベルトCは従来のベル)Aと比較して疲労寿命を
大幅に改良したことが明らかで−ある。
ト 発明の詳細 な説明したように、本発明は浴接によりエンドレス化ス
るマルエージングmsエンドレスベルトの低コスト化で
きる利点をそのまま利用し、従来問題であると考えられ
てきた溶接部の信頼性および耐疲労性を解決するもので
あり、その効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は実施例の方法を説明する図であり
、第1図は溶接方法、第2図は圧延方法である。第3図
は実験結果を示す図である。 1:薄鋼帯、2:溶接棒、5,4,5 :ロール、4′
:張力方向

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 薄帯の両端部を溶接により接合してエンドレス状と
    するマルエージング鋼製エンドレススチールベルトにお
    いて母材に対する溶接部の継手効率が95%以上である
    ことを特徴とする溶接部の継手効率を改良したマルエー
    ジング鋼製エンドレススチールベルト。 2 薄帯の両端部を溶接により接合してエンドレス状と
    するマルエージング鋼製エンドレススチールベルトにお
    いて、溶接部を均質化処理した後、この溶接部にエンド
    レスの周方向の張力を与える塑性加工を行ない、この張
    力圧延後、溶体化処理及び時効処理を行なうことにより
    溶接部の硬度低下がなく母材に対する溶接部の継手効率
    が95%以上であることを特徴とする溶接部の継手効率
    を改良したマルエージング鋼製スチールベルトの製造方
    法。 3 溶接部が製品厚みと同等又はこれよりやや肉厚の薄
    鋼帯の両端をアプセット溶接してなる特許請求の範囲第
    2項記載のマルエージング鋼製スチールベルト。 4 溶接部が薄鋼帯と同一成分あるいは薄鋼帯の成分よ
    りもTiが多くさらにMo、Alの1種又は2種を多く
    含有する成分の添加材を用い、レーザービーム又は電子
    ビーム溶接してなる特許請求の範囲第2項記載のマルエ
    ージング鋼製スチールベルト。
JP4006585A 1985-02-28 1985-02-28 マルエ−ジング鋼製エンドレススチ−ルベルト及びその製造方法 Pending JPS61201949A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007145502A1 (en) * 2006-06-12 2007-12-21 Robert Bosch Gmbh Manufacturing method for making thin metal rings

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