JPS61201946A - 振動絶縁装置 - Google Patents

振動絶縁装置

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JPS61201946A
JPS61201946A JP4399385A JP4399385A JPS61201946A JP S61201946 A JPS61201946 A JP S61201946A JP 4399385 A JP4399385 A JP 4399385A JP 4399385 A JP4399385 A JP 4399385A JP S61201946 A JPS61201946 A JP S61201946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
coil spring
spring
viscous material
vibration attenuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP4399385A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kumano
陽一 熊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP4399385A priority Critical patent/JPS61201946A/ja
Publication of JPS61201946A publication Critical patent/JPS61201946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、とくに、大振幅および/または低周波の振
動入力がある精密機器、たとえばポータプル用および車
載用コンパクトディスクのドライブユニットに適用され
て大きな振動減衰性能を発揮する振動絶縁装置に関する
ものである。
(従来の技術) 車載用コンパクトディスクのドライブユニットに適用さ
れる従来の振動絶縁装置としては、たとえばコイルスプ
リングが知られており、この絶縁装置は、かなり低い固
有振動数を有するので、その固有振動数とは異なる低周
波の振動入力に対しては有効なる絶縁性能を発揮するこ
とができる。
しかしながら、コイルスプリングからなるこの装置は、
振動減衰性能がほとんどないので、共振時の振幅倍率が
、論理的には第4図に破線で示すように無限大となると
いう問題があった。
そこで、振動減衰性能を有する振動絶縁装置として、た
とえば第5図に断面図で示すように、比較的肉厚の筒状
ゴム1と、この筒状ゴム1の上下端部分にそれぞれ位置
するフランジ1a、lb間に配置したコイルスプリング
2とからなる装置が提案されており、この装置は、その
一端部、図では上端部をドライブユニット3に、また他
端部を支持プレート4にそれぞれ取り付けられてたとえ
ば支持プレート4に入力された振動の、ドライブユニッ
ト3への伝達を、振動、の減衰下にて絶縁すべく作用す
るので、共振時の振幅倍率がそれほど大きくなることは
ない。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、かかる提案技術によれば、コイルスプリング
2のみならず、筒状ゴム1もまたばねとしての要素を具
えているので、第4図に一点鎖線で示すように、固有撮
動数が、コイルスプリングのみからなる振動絶縁装置に
比して相当高くなり、これがため、支持プレート4への
低周波振動の入力によって、振動絶縁装置が共振を生ず
るおそれが極めて高い他、筒状ゴムだけの減衰では要求
される減衰性能に対して十分でないなどという問題があ
った。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、個有振動数ならびに共振時の振幅倍率をとも
に相当低く押えることができる振動絶縁装置を提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の振動絶縁装置は、ヤング率が10kg /d
以下である7al!筒状体内に、少なくともその下端を
閉止した状態で、損失係数が0.3以上の粘性材料たと
えば液状ゴムを充填してなる振動減衰体と、コイルスプ
リングとを組み合せてなり、振動減衰体の動的ばね定数
KD とコイルスプリングのばね定数Kcとの比を KD/Kc≦1 としてなる。
(作 用) この発明の装置では、そこへの振動伝達に対し、振動減
衰体は、ばね力をほとんど発揮することなく、その変形
によって主には振動エネルギーの吸収、いいかえれば振
動減衰に寄与し、また、コイルスプリングはその弾性変
形下で荷重を有効に支持するので、装置の一方側からそ
こへ伝達された振動はその他方側に対してほぼ完全に絶
縁されることになる。
なおここで、薄膜筒状体のヤング率、粘性材料の損失係
数、ばね定数の比KD/Kcはいずれも、装置に要求さ
れる特性に基づいて定められるものであり、この種の振
動絶縁装置に対する一般的な要求時、性である軸線方向
の固有振動数10Hz以下、好ましくは7Hz以下を実
現するとともに、損失係数0.3以上、好ましくは0.
8以上を実現するためには、薄膜筒状体のヤング率およ
びばね定数の比KD、/KOをできるだけ小さくする一
方、粘性材料の損失係数をできるだけ大きくすることが
好適であるが、現実には、装置の構成材料の選択に限界
があるので、ここでは、装置に対する上記要求特定が満
たされる範囲内にて、薄膜筒状体のヤング率を10kg
/d0kg/cm2以下は5 kg / cノ以下、粘
性材料の損失係数を0.3以上、ばね定数の比KD/K
cを1以下とする。
これをいいかえれば、薄膜筒状体のヤング率が10kg
/cm2より大きい場合には、筒状体の有するばね要素
の影響によって装置の固有振動数が10)hより大きく
なり、また、粘性材料の損失係数が0.3未満では装置
に要求される損失係数をとうてい実現することができず
、さらに、ばね定数の比K。
/KOが1より大きい場合には、コイルスプリングより
撮動減衰体の方が大きなばね作用を行うことになら、上
述したと同様に、装置の固有振動数が増加し、併せて、
荷重に対する装置の変形量が減少して脹動減哀性能が低
下するという問題があった。
(実施例) 以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図であり、図中
11は、ヤング率が10kg/cj以下、好ましくは5
kg/cm2以下の薄膜筒状体を、12a 、 12b
は、薄膜筒状体11の各端部分、図では上下端部分にそ
れぞれ設けた比較的厚肉のフランジをそれぞれ示す。
そしてこの例では、薄膜筒状体11の下端を薄肉底壁1
3にて閉止するとともに、その上端を、フランジ12a
と一体をなして上方へ大ぎく突出する厚肉頂壁14にて
閉止し、また、その薄膜筒状体内へ、損失係数が0.3
以上の粘性材料15を充填することにて振動減衰体16
を構成する。
また図中11はコイルスプリングを示し、このコイルス
プリング17を、フランジ12a 、 12bをばね座
として振動減衰体16に組み付けることにより、この発
明の振動絶縁装置がもたらされる。
なおここで、振動減衰体16の動的ばね定数K。
は、それとコイルスプリング17のばね定数Kcとの比
KD/Kcが1以下となるように決定する。
以上に述べたところにおいて、薄膜筒状体11は、ゴム
、ゴム状弾性体などにて構成し得ることはもらろんであ
るが、なかでもとくに、エチレンーブOピレンージエン
三元共重合体、クロロブレンゴムなどにて構成した場合
には、その耐熱性および耐オゾン性を著しく向上させる
ことができる。また、薄膜筒状体11ひいては振動減衰
体16のばね反力を小さくするためには、薄膜筒状体1
1のヤング率を前述したように特定することの他、たと
えば、その膜厚を0.5+uJX下にすること、その形
状を、ばね反力のでにくい形状とすることなどが有効で
ある。このため図示例では、横断面形状が円形をなす薄
膜筒状体11を、その両端部分が小径になるとともに、
中央部分が大径となる軸線方向形状とし、振動減衰体1
6の軸線方向の伸縮変形に際する筒状体11の伸長を極
力防止している。
また、粘性材料15としては、高い損失係数の他、低い
ヤング率を有するものが有効であり、たとえば、溶融粘
度が4800poise  (38℃ B型粘度計)の
液状ポリイソプレンゴム、ヤング率が0.2kg/ci
で損失係数が0.7の液状ポリブタジェンゴム。
液状シリコンゴムなどの液状ゴムの他、ポリエーテル系
ウレタンゴム、ブチルゴム、シリコンオイルなどを用い
ることができる。
このように構成してなる装置は、振動減衰体16がほと
んどばね反力を生じないことから、第4図に実線で示す
ように、コイルスプリング単体の固有振動数に著しく近
似した十分低い固有振動数を有することになり、また、
この装置の共振時における振幅倍率は、振動減衰体16
、とくには粘性材料15の変形に起因するエネルギー消
費によって有効に低減されることになる。
従ってこの装置の上下端部を、たとえば第1図に示すよ
う、コンパクトディスクのドライブユニット3および支
持プレート4にそれぞれ取り付けた状態において、振動
が、たとえば支持プレート4からその装置に伝達された
場合には、粘性材料15の形状変化を防げない薄膜筒状
体11の、好ましくは伸びの少ない変形によって、その
振動が有効に減衰されることになり、それのドライブユ
ニットへの伝達は十分に防止されることになる。なお、
装置へのかかる振動伝達に際し、コイルスプリング17
は荷重を支持すべ(作用し、主には装置のたわみ量を特
定する。
第2図はこの発明の他の実施例を示す断面図であり、こ
の例は、振動減衰体16の頂部に、薄膜筒状体11の内
部に連通ずる穴18を設け、この穴18の軸線方向距離
を、振動減衰体16が大きく変形しても粘性材料15が
流出しない程度に長くしたものである。
この例によれば、撮動減衰体16の変形に際する粘性材
料15の変形が、前述の例に比して一層自由になるので
、撮動減衰体16のばね反力をより小さくすることがで
き、従って、装置の固有振動数がコイルスプリング17
のそれに一層接近することになる。
なおこの例において、穴18の径を薄膜筒状体11の内
径よりも小さくした場合には、その穴18は、そこへ流
入する粘性材料15に流動抵抗を与えて粘性材料15の
有するエネルギーの消費に寄与するので、撮動のより一
層の減衰がもたらされることになる。
第3図はこの発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
り、この例は、薄膜筒状体11の頂部に、7ランジ12
aと一体をなすとともに、筒状体11の内部へ幾分突出
する栓部材19を設けたものであり、この例の装置は、
その軸線方向の振動に対し、第1図で述べた装置とほぼ
同様に機能することができる他、栓部材19の図では下
端部分によって粘性材料15の変形を直接的に強制する
ことにより、栓部材19の下端部分と薄膜筒状体との間
でオリフィス効果を発生させてより大きな振動減衰をも
たらすことができる。
なおここにおける栓部材19の下端部分は、装置の軸線
と交差する方向の振動に、よっても粘性材料15の変形
を強制するので、この装置では、かかる振動もまた有効
に減衰されることになる。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、薄膜筒状
体11の形状、コイルスプリング17の組み付は位置お
よびそのばね定数KOなどは、この発明の範囲内にて種
々に変更することができる。
(発明の効果) 従って、この発明によれば、固有i動数ならびに共振時
の振幅倍率を十分小さくしてとくに、大振幅および/ま
たは低周波の振動を、たとえば精密機器に対して極めて
有効に絶縁することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の実施例を示す断面図、第4図は
固有振動数と振幅倍率との関係を示すグラフ、 第5図は従来例を示す断面図である。 11・・・wj膜膜状状体  12a 、 12b・・
・フランジ13・・・薄肉底壁    14・・・厚肉
頂壁15・・・粘性材料    16・・・振動減衰体
1γ・・・コイルスプリング 18・・・穴       19・・・栓部材特許出願
人   株式会社ブリヂストンTL幅倍率

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヤング率が10kg/cm^2以下である薄膜筒状
    体内に、少なくともその下端を閉止した状態にて、損失
    係数が0.3以上の粘性材料を充填してなる振動減衰体
    と、コイルスプリングとを組み合せてなり、 振動減衰体の動的ばね定数K_Dとコイルスプリングの
    ばね定数Kcとの比を K_D/Kc≦1 としてなることを特徴とする振動絶縁装置。
JP4399385A 1985-03-06 1985-03-06 振動絶縁装置 Pending JPS61201946A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228936U (ja) * 1985-08-06 1987-02-21
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