JPS61201228A - カ−トリツジ交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ハマイクロフィッシュやロールフィルム等のフィ
ルム、テープ等を収めたカートリッジを複数個備えたカ
ー）　ＩＪッジ収納部から所望のカー）　ＩＪツジを選
択して所定の利用位置へ運搬するカートリッジ交換装置
に関するものである。

〔発明の技術的背景と目的〕

便宜」二、マイクロフィルムシステム機器を例にして説
明する。

マイクロフィルムは文書・［・２１而等の資料の大容景
記録媒体として優れ（ロールマイクロフィルムは１巻の
フィルムに例えば約３０００フレーム分等の多量の情報
が収録される）、資料の長期保存、保管場所の節約等の
だめに多方面に大いに利用されている。

一方このようなマイクロフィルムを能率的に活用するた
めに、リーダ・リーダプリンタ等のマイクロフィルム扱
い機器（以下リーダ等と記す）については種々の機能付
加の工夫、補助機材の開発がなされている。

例えば、リーダ等にセットしたマイクロフィルム中の所
要フレームの検索を能率化するために所要フレーム自動
検索機構を具備させる、マイクロフィルムをカートリッ
ジ化してリーダ等に対するフィルムセットを簡便化する
等である。

又、保有のマイクロフィルムカートリッジ（以下カート
リッジと略記する）が大量にある場合にはカートリッジ
自体の検索・抽出作業が問題となる。即ち、多数個の保
管カートリッジの中から所要の情報が収録されているカ
ートリッジを探し出す操作を手作業で行うのは煩わしく
、又そのために要する時間も少なくない。そこで所要カ
ートリッジの検索・抽出からそのカートリッジのリーダ
等本機への運搬・装入、使用後の戻しまでの全操作を自
動的に行う前述のようなカートリッジ交換装置の開発も
なされている。

カートリッジ交換装置は多数個のカートリッジを収納保
管したカートリッジ収納部と、該収納部から指定された
特定カー）　ＩＪツジを取り出してリーダ等本機のカー
）　ＩＪツジ装入部へ運搬・装入し、再び収納部へ戻す
カー）　ＩＪツジ運搬部材と、所要カー）　ＩＪツジ指
定手段を含む装置作動制御回路部と、を具備してなる。

ところで、従来のカートリッジ交換装置では、カートリ
ッジ収納部に収納し得るカートリッジの数が限られてい
るので、使用するカートリッジの容量を増加する場合は
カー）　ＩＪツジ交換装置を増加しなければならず、装
置が高価となり、かつ大型になる欠点があった。

また、使用するカートリッジの数が収納可能な最大容量
より少ない場合、たとえば収納部の最大収納容量を１０
０（１００個のカートリッジを収納できる）とし、この
収納部に３０個のカー）　ＩＪツジを収納して使用する
と、検索時にはカートリッジ収納部全体を駆動するため
カートリッジを収納していない収納部分が無駄に駆動さ
れることになり、駆動力を無駄に浪費することになる。

また、使用するカートリッジの数が最大収納容量より少
ない場合でも、無駄な空白（カートリッジを収納してい
ない収納部分）をもつ大型の装置を用いなければならず
、使用するカートリッジの容量に応じた適切な装置を提
供することができなかった。

本発明の目的は上記欠点を解消せんとするもので、カー
）　ＩＪツジの使用容量に合った、不要部のない装置を
提供することができ、しかもカートリッジ収納容量を簡
単に増加または減少させることができるカートリッジ交
換装置を提供することにある。

本発明は複数のカートリッジを放射状に整列して収納す
る収納テーブルと、複数個の収納テーブルを積載して保
持する回転体を有し、各収納テーブルを回転体に離脱自
在とし、回転体と一体的に回転し得るようにしたことを
特徴とする。

〔実施例〕

・　以下図示の実施例により本発明を説明する。

第１図は本発明を適用したフィルムリーダープリンター
を示したもので、装置全体は上部機箱１、下部機箱２及
び種々の動作を指令する操作盤３から構成される。上部
機箱１の前面にはスクリーン４が設けられている。

上部機箱１の内部には、第２図に示すように、後述する
下部機箱２内のカー）　ＩＪツジ収納部から自動的に選
び出されたカートリッジ１０を所定の位置に保持するカ
ー）　ＩＪツジ受部材１１と、カートリッジ１０から送
り出されたマイク０フイルムを照明する照明部１５と、
結像レンズ１６と、イメージセンサ１７と、巻取リール
１８等が配置されている。照明部１５はランプ２０゜コ
ンデンサーレンズ２１及びミラー２２により構成され、
ランプ２０からの光はコンデンサーレンズ２１、ミラー
２２を介して１対のガラス板Ｇ１．Ｇ２の間に置かれた
マイクロフィルムＦに投射される。マイクロフィルムを
透過した光は結像レンズ１６を通り、ミラー２３　、２
４で反射してイメージセンサ１７に投射される。

イメージセンサ１７はＣＯＤ等の受光素子アレイからな
り、マイクロフィルムの画像を電気信号に変換する。イ
メージセンサ１７から出力する画像信号は信号処理回路
で処理された後、レーザビームプリンター等の公知のプ
リンターに送られ、プリンターにより複写像が得られる
。

上記装置をリーダーとして使用する場合は、結像レンズ
１６を通った光を不図示の光学系を介してスクリーン４
に投射し、スクリーン−Ｌでマイクロフィルムの画像を
観察する。なお、イメージセンサ１７の代わりに、この
位ｉ？Ｚに公知の感光体を置いて複写を行うようにして
もよい。

カートリッジ１０内のマイクロフィルムは所定の通路を
送給され、ガラス板Ｇｌ、Ｇ２の間を通って巻取リール
１８へ案内され、通路に沿ってフィルム案内板（不図示
）が設けられ、フィルムはフィルム案内板により所定の
通路に沿って案内される。

３５はフィルム送り出しローラ、３７はフィルムガイド
ローラ、である。

フィルム送り出しローラ３５はモータに結合されており
、小回乃くのソレノイドにより所定の位置に置かれたカ
ートリッジ１０内のマイクロフィルムに接触する位１ａ
とフィルムから離間する位置に移動する。

カートリッジ１０を使用する場合、検索指令により、ロ
ーラ３５が回転しながらカートリッジ１０内のマイクロ
フィルムに接触する位置に移動し、ローラ３５によりカ
ートリッジ１０の外にマイクロフィルムの先端が送り出
され、このフィルムＦはＹ９■定の通路を通って巻取り
−ル１８に送給される。巻取リール１８は検索指令時に
モータにより駆動され、マイクロフィルムの先端が送ら
れてくるとフィルムの先端を自動的に巻取る。マイクロ
フィルムの先端が巻取リール１８に巻き付くと、ローラ
３５の回転が停止すると共にローラ３５がフィルムから
離間する位１６に移動する。以後フィルムは巻取リール
の回転によりカートリッジから引き出され、巻取リール
に巻取られる。′Ｖマイクロフィルムカートリッジ１０
に巻戻す場合はカートリッジＩＯ内の巻取軸が小回１ｊ
（のモータにより巻取力向に回転駆動される。

下部機箱２の内部には、第３図にボすように、多数のカ
ートリッジ１０を収納したカートリッジ収納部５０と収
納部５０内のカー）　ＩＪツジの１つを選択して取り出
し、これを所定の位置まで運搬するカートリッジ把持運
搬機構５１が配置されている。カートリッジ収納部５０
には、多数のカートリッジ１０を放射状に整列して収納
する複数個の収納テーブルＴが重積されている。収納テ
ーブルＴは回転台５２に保持されていて、回転台５２と
一体的に回転可能である。

回転台５２は不図示のモータに連結されており、モータ
により正逆回転する。

第４図及び第５図は収納テーブルの詳細を示すもので、
収納テーブルＴは中心に貫通孔７０を設けた円盤７１の
周縁に、複数の区画室７２を放射状に配列して固定した
構成を有し、各区画室７２内にカートリッジ１０が収容
保持される。

回転台５２の回転中心には垂直に延びる軸７３が固定さ
れている。軸７３は円柱形状を有し、その周面の一部に
軸と平行な突起７４が軸の上端から下端まで形成されて
いる。

収納テーブルＴの貫通孔７０は軸７３を挿入し得るよう
に軸７３の断面形状に対応する形状を有し、第５甲に示
し九ように収納テーブルの孔７０内に軸７３を挿入する
ことにより、各収納テーブルを回転台の所定位置に檀み
呟ねることができる。また、収納テーブル′ｒを手で上
方に移動することにより、回転台から各テーブルを離脱
することができる。したがって、使用するカー）　ＩＪ
ツジの容量に応じて回転台に積載する収納テーブルの数
を選択することができる。

たとえば、多数のカー）　ＩＪツジを使用する場合はこ
の多数のカートリッジを収納し得る多数の収納テーブル
を回転台に積載し、少足のカートリッジを使用する場合
はこの少皺のカートリッジを収納し得る少轍の収納テー
ブルを回転台に積載すればよく、使用するカー）　ＩＪ
ツジの容置に応じて収納テーブルを増減することができ
る。

収納テーブルＴは回転台５２のＦりｒ定位置に装着され
ると、軸７３に設けた突起７４とテーブルＴに設けた孔
７．０ｔの保合により軸７３と一体的に回転する。各収
納テーブルは同一の構造を有する。

第３図において、カートリッジ把持運搬機構５１はカー
）　ＩＪツジ収納部５０の近傍に垂設されたボール５５
に沿って矢印入方向に昇降する昇降部材５６と、昇降部
材５６に配設されていて、昇降部材５６上を水平方向（
矢印Ｂ方向）に前進、後退する移動部材５７と、移動部
材５７の先端に配設されていて、カートリッジを把持す
るハンド５８とから構成されている。

昇降部材５６はボール５５の頂部から底部までを上下動
し得るようになっている。移動部材５７は、収納部５０
内のカートリッジをハンド５８により把握し得る前進終
点位置をハンドで把持したカートリッジを収納部５０の
外に位置させる後退終点位置とを往復移動するようにな
っている。ボール５５は両方向に回転し得うるようにな
っており、ボール５５を回転することによりハンド５８
を収納部５０の側に向けたり、カー）　ＩＪツジ受部材
１１の側に向けたりすることができる。ハンド５８は第
２図に示すように収納部５０に収納されているカートリ
ッジを把持し得る爪構造を有し、カートリッジを把持し
たり、解放したりすることができるようになっている。

昇降部材５６は不図示のワイヤを介してモータに連結さ
れており、モータが駆動するとワイヤを介して昇降部材
５６が上下動し、昇降部材５６が所定の位置に達すると
モータが停止し、昇降部材５６はワイヤにより所定の高
さ位置に停止した状態に保持される。このモータはステ
ップモータからなり、モータが停止したときにモータに
通磁して昇降部材が所定の高さ位置に保持されるように
している。なお、ワイヤに機械的にブレーキをかけて昇
降部材を所定の高さ位置に保持するようにしてもよい。

ボール５５は基板６０に回転自在に支持されている。

上記構成において、初期状態上は移動部材５７は第３図
に示した後退終点位置にあり、ハンド５８は収納部５０
に対向しており、昇降部材５６はボール５５の底部のホ
ームポジションにある。

今、必要なカートリッジ全部を収納し得る最少量の収納
テーブルをカー）　ＩＪツジ収納部５０の所定位置に装
着し、操作盤３のキーボードに所望のカートリッジの番
号、このカートリッジ中の所望のこまの番号を入力して
検索開始を指令すると、昇降部材５６が所望カー）　Ｉ
Ｊツジを収納？している収納テーブル位置まで上下動す
ると共に各収納テーブルが回転台と一体的に回転する。

そして所望のカートリッジを収納している区画室がハン
ド５８により把持可能となる位置に達すると収納テーブ
ルの回転が停止し、所望カートリッジとハンド５８とが
対面する。次に移動部材５７を前進終点位置まで前進さ
せ、ハンド５８が所望カートリッジに当接したときハン
ドを動作させて当該カートリッジを把持する。カー）　
ＩＪツジを把持復移動部材５７を後退させ、移動部材５
７が後退終点位置に達したときに昇降部材５６を上昇さ
せると共にボール５５を半回転させる。ボール５５が半
回転することによりハンド５８がカートリッジ受部材１
１側に向けられる。昇降部材５６がカートリッジ受部材
１１に対面する位置まで上昇したとき昇降部材が停止す
る。次に移動部材５７が前進し、ハンドにより把持され
たカートリッジはカートリッジ受部材１１に装入されて
所定の位置に保持される。カートリッジ１０がカートリ
ッジ受部材１１に保持されるとハンド５８がカートリッ
ジを解放する。

次に送り出しローラ３５が回転しながらカートリッジ１
０内のフィルムに接触してカートリッジの外にマイクロ
フィルムを送り出し、マイクロフィルム中の所望のこま
が検索される。そして、カートリッジｌＯのマイクロフ
ィルムＦをリーダ一部或いはプリンタ一部で使用後、巻
戻しを指令するとマイクロフィルムＦはカートリッジ１
０に巻戻され、巻戻し終了後、移動部材５７が前進し、
ハンド５８が使用済のカートリッジ１０を把持し、その
後、後退する。次にボール５５が半回転すると共に昇降
部材５６が降下する。昇降部材がカートリッジ１ｏを戻
す収納テーブル位置まで降下すると、移動部材５７が前
進し、使用済のカー）　ＩＪッジを元の区画室に戻す。

この返却の後、次に使用するカー）　ＩＪツジを検索す
る指示を与えれば、上述のよ・うな動作を繰り返す。

使用すべきカー）　ＩＪッジの数が増加する場合は、必
要な数の収納テーブルを新たに用意し、この新たな収納
テーブルを収納部５ｏに収容されている最上部の収納テ
ーブルの上に積載し、新たに増設した収納テーブルに増
加したカートリッジを収納すればよい。

使用するカー）　ＩＪッジの数を減らす場合は、収納部
５０内の空になった収納テーブルを軸７，３から取り外
すことにより収納部を小型化することができる。

第６図は収納テーブルの他の実施例を示すものである。

前述の実施例では収納テーブルを上方から着脱するよう
にしているが、第６図の実施例では収納テーブルを横方
向がら着脱し得るようにしている。第６図において、収
納テーブルＴ　は円盤７１と円盤７１の周縁に放射状に
配列したカートリッジ収納用区画室７２とを有する。円
盤７１には、その中心から周縁まで部分的に切欠いた切
欠部７０′が設けられ、この切欠部内に軸７３が挿入さ
れる。軸７３に対して収納テーブルＴ′を横方向（軸７
４の軸方向と直角な方向）から挿入したり、離脱するこ
とができる。なお、回転軸７３にはキーが設けられ、切
欠部７０′の内壁面にはキー溝が設けられており、収納
テーブルＴ′の切欠部７０′内に回転軸７３が挿入され
ると、収納テーブルＴ′は回転軸７３と一体的に回転す
ることができる。この実施例によれば、収納テーブルを
横方向（水平方向）がら離脱することができるので、任
意の段の収納テーブルを、他の収納テーブルを取り外す
ことなく取り出すことができる。また、収納テーブルを
増設する場合は、既に収納されている収納テーブルを取
り外すことなく、任意の段位置に装着することができる
。なお、カートリッジの収納形式は実施例に限られるも
のではなく、たとえばカートリッジを直立させて放射状
に配列するようにしてもよい。

また軸７３を複数に分割し、各分割軸部分を分離、組み
立て可能に構成し、使用する収納テーブルの数が少ない
場合は、収納テーブルど係合していない分割軸部分を他
の分割軸部分から分離して不要な軸部分が装置のケース
の外に出ないようにすることもできる。

〔効果〕

以上のように本発明によれば、使用するカートリッジの
容量に応じて収納テーブルを増減することができ、利用
者のカー）　ＩＪッジ使用量に合った適切な大きさの装
置にすることができる。

また使用する収納テーブルの数が少ないときは収納テー
ブルを保持する回転体の回転駆動力を小さくすることが
できるので、回転体の回動、停止を高速度で行うことが
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用したリーダープリンターの外観斜
視図、第２図は上部機箱の内部を示す斜視図、第３図は
下部機箱の内部を示す側面圀、第４図は収納≠−プルの
斜視図、第５図は収納テーブルを収納部に収納する状態
を説明する図、第６図は収納テーブルの他の実施例を示
す斜視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個のカートリッジを収納するカートリッジ収納部と
   、その収納部内の１個のカートリッジを選択し、そのカ
   ートリッジを所定の位置へ運搬する手段とを有するカー
   トリッジ交換装置において、前記収納部は複数のカート
   リッジを放射状に整列して収納する収納テーブルと、複
   数個の収納テーブルを積載して保持する回転体を有し、
   各収納テーブルを回転体に離脱自在とし、回転体と一体
   的に回転し得るようにしたことを特徴とするカートリッ
   ジ交換装置。