JPS61200856A - コバルトにより促進されたフイツシヤ−−トロプシユ触媒 - Google Patents

コバルトにより促進されたフイツシヤ−−トロプシユ触媒

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JPS61200856A
JPS61200856A JP60036267A JP3626785A JPS61200856A JP S61200856 A JPS61200856 A JP S61200856A JP 60036267 A JP60036267 A JP 60036267A JP 3626785 A JP3626785 A JP 3626785A JP S61200856 A JPS61200856 A JP S61200856A
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スチユワート エル ソールド
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Fe:Coの原子比が7=1以上であり、か
つ約517gまでの測定BET窒素表面積を有するスピ
ネルである、非担持のアルカリ又はアルカリ土類金属塩
で促進された鉄−コバルト単一相スピネルを触媒として
用いる、低分子量オレフィン(特にC!〜C4範囲のも
の)を製造するフィッシャー−トロプシュプロセスに関
するものである。
フィッシャー−トロプシュプロセスはCt−(:*オレ
フィンを含有するガス状及び液体炭化水素を製造するも
のであることが従来から知られていた。
Ct ” Caが、特に化学工業用原料として重要であ
るために、フィンシャーートロブシェプロセスの変形は
、反応条件下、高触媒活性及び安定性を維持するという
特定の目的の下でCt−C#オシ24フ選択性を最大化
するという目標に向けて着実に進められている。この領
域において主に努力が向けられているのは、触媒処方に
関してである。
コバルト含有のものを含む共沈鉄ベース触媒は、C1−
C,オレフィン製造用として知られている。鉄−コバル
ト合金においてコバルト含有量が高くなると、5tud
、 5urf、 Sci、 Catal、  7、Pt
/A、 pp。
432 (1981)に記載されているように、オレフ
ィン生成物選択率が増大することが知られている。
共沈鉄−コバルト触媒及び(又は)合金に関する分野に
おける他の文献は、米国特許第2.850.515号、
米国特許第2.686.195号、米国特許第2,66
2.090号、及び米国特許第2.735,862号:
AICHEl 981夏季国際会議予稿集No、 40
8、「選ばれた金属触媒上でのCO及び1)□混合物か
らの軽(Light)炭化水素の合成JAC5173回
シンポジウム、燃料部会、ニューオリンズ、3月197
7 ; J、 Catalysis1981、No、工
2 (1) 、pp、  37−50;^dv、 Ch
eIIl、 Ser、  198、194.57B −
88。
Physics Reports(Section C
of Physics Letters)12、No、
5 (1974)pp、335 374;英国特許出願
第2050859A号: GmelinsHandbu
ch der Anorganische Chemi
e8、Auflage(1959)  、pp、  5
9 ; Hydrocarbon Processin
g。
5月1983、pp、88−96;及びCheIIl、
 Ing。
Tech、  49  (1977)  No、6、p
p、  463 −468 。
さらに、フランスの文献rC,R,Acad、 Sc。
Paris J、p26B  (1969,3月28日
)(P、 Courte及びB、 Delmonによる
)に、高表面積金属酸化物の製造方法が開示されている
。この文献は、相応するグリコール酸、乳酸、リンゴ酸
又は酒石酸塩の水溶液を乾燥するまで蒸発させることに
よって高表面積金属酸化物を製造する方法を記載する。
そこに記載された方法によって調製された酸化物の一つ
はCoNetOnであった。
しかし、前記文献は、7:1以上のPe : Co原子
比を有する単一相鉄一コバルトスピネルの使用を開示又
は示唆せず、あるいはCt ”” C*オシ24フ合成
用フィッシャーートロプシュプロセスの処理又は実施に
おいてそれらが利用可能であることを示唆していない。
固定床フィッシャー−トロプシュプロセスにおいて特に
要望されているものは、触媒活性が高くかつ安定性の良
い好ましい諸条件下、02〜C4オレフインを高レベル
で(メタンは低レベルで)選択的に製造するための新規
な触媒である。
非担持のアルカリ又はアルカリ土類金属塩で促進された
コバルト含有量の低い(即ち7:l〜35:1及びそれ
以上の鉄:コバルト原子比)鉄−コバルト単一相スピネ
ルが固定床フィッシャー−トロプシュプロセスにおける
好ましい触媒性能を発揮することが見出された。この初
期スピネルは単一相かつX線回折法によって示されるよ
うにFe3O4と同型構造であり、さらに約5m”7g
(平方メーター/グラム)までの測定BET窒素表面積
を有するものである。
7 このスピネルは、不活性又は真空雰囲気において、
成分金属酸化物及び(又は)金属の混合物の化学量論量
を、約600〜1)00℃の温度範囲において、高温固
態焼結(Sinter)反応させることによって製造さ
れる。この方法によって製造されたスピネルは、次いで
促進剤、アルカリ金属及びアルカリ土類金属塩、特に炭
酸カリウムで処理される。得られた結合鉄及びコバルト
/カリウム原子比は、好ましくは約20=1〜200 
: 1の範囲である。この促進された触媒は、フィッシ
ャー−トロプシュプロセスで使用する前に次いで水素含
有ガス中で還元し、炭化される。
本発明は、初期実験式: %式% (ただし、X及びyはゼロ以外の整数又は小数であり、
ただしXとyの和が3であり、かつx/y比が7:1以
上である)を有するスピネルであり、Fe30aと実質
的に同型構造の粉末X線回折パターンを示すスピネルで
あり、かつ約5 m”7gまでの初期BET表面積を有
するスピネルである、非担持の、IA又はIIA族金属
塩で促進された鉄−コバルト単一相スビネルからなる、
炭化水素合成触媒組成物を提供するものである。
この組成物の好ましい態様として、実質的に還元及び炭
化された(carbided)形態のスピネル(低分子
量オレフィン製造用の固定床プロセスにおいて活性フィ
ッシャー−トロプシュ触媒である)を含む。
さらに、酸化物、遊離金属、又はそれらの混合物として
のコバルト及び鉄の混合物を、Fe3O4と同型構造で
あり、かつ約5 m”7gまでの表面積を有する単一相
スピネルを製造するに十分な時間加熱し、実験的組成物
Fe1CoyOa (ただし、X及びyはゼロ以外の整
数又は小数であり、かつXとyの和が3であり、x/y
比が7:1以上である)を製造する工程からなる、組成
物のスピネル部分を製造する方法を提供する。
非担持のIA又はI[A金属塩で促進された鉄−コバル
トスピネル(該スピネルは、初期には単一スピネル相を
示し、X線回折法によって決定されたようにPe5t4
と同型構造であり、約5 m”7gまでの初期BET窒
素表面積及び7:1以上の鉄−コバルト原子比を示す)
からなる触媒組成物を、02〜Chオレフインを生成す
るに十分な時間、プロセス条件の圧力、空間速度及び高
温下、COと水素との混合物と接触させる工程からなる
C t ”” C6オレフイン含有炭化水素部合物合成
方法をさらに提供する。
この鉄−コバルトスピネルは、銅にα線を用いたX線回
折法により決定されたようにFe、O,と同型構造であ
り、単一スピネル相を示す新規な組成物である。「スピ
ネル」の用語は、一般的化学量論がABg04  (A
及びBは同−又は異なる陽イオンであることができる)
に相応する結晶構造を意味する。この定義に含まれるも
のには、一般的なスピネルMgA l zOaがある。
A及びBは次の陽イオン電荷の組合せを有することがで
きる:A−+2、B=+3、A=+4、B−+2、又は
A=+6、B=+1゜スピネルは、はぼ立方密充填構造
の酸素原子(四面体空間の1/8及び八面体空間の1/
2を満たす)で構成され、数百の異なる相を示すことが
できるものである。スピネル構造に関しては、さらに「
構造無機化学J  (A、 FJells著、第3版、
オックスフォードプレス)、及び文献「スピネル構造を
有する混合金属酸化物の磁気的性質及び結晶化学J  
(G、Blasse著、フィリップスリサーチレビュー
サブリメント、3巻、ppl〜30(1964))に記
載がある。「同型構造」の用語は、単位格子定数、結合
エネルギー及び角度がほんの少し変化した非常に類似し
た原子配列を有する、同一の一般構造型への結晶化を意
味する。ここで用いる「単一スピネル相」の用語は、全
ての金属成分がその中に含まれてる単一スピネル物質に
相応し、一つの特徴的X線回折パターンを示す一つの構
造式及び組成式を意味する。
本発明の鉄−コバルトスピネルは、S、Brunaue
r。
P、 1). Emmett、及びE、 Te1ler
 JAC560、p309(193B)に記載されてい
るような公知の窒素ガ・スBET表面積測定技術によっ
て決定された約5 m27gまでのBET表面積を示す
。この表面積範囲は、一般に約1〜10ミクロンの粒子
径範囲に相当する。
スピネル中の金属のコバルトに対する鉄の原子比は、約
7:1以上であり、好ましくは約7:l〜35:1の範
囲である。
このスピネルは式二F6.CoyO* (ただし、X及
びyはゼロ以外の整数又は小数であり、ただしXとyの
和が3であり、かつyに対するXの比が7:1以上、好
ましくは約7:1〜35:1である)によって表わさず
ことができる。特に好ましくは、コバルトに対する鉄の
原子比は約19〜20:1である。
この式に相当する種々のスピネルの代表例は、Fez、
 ascOo、 1504、Fe、 6tSCO0,3
’1SO4、Pet、 9?C0(1,oxoa及びP
eg、 zscOo、 tsoaである。
これら本発明のスピネルの一般的物理的性質は、マグネ
タイト、Fe3O4と類似であり、さらに約1400℃
の融点及び茶色がかった〜黒みがかった色を含む。
この鉄−コバルトスピネルは、H!/Co炭化水素合成
において非担持形態で使用される。
促進剤もこの組成物に使用され、特にプロセス中オレフ
ィン形成を促進するために使用される。
好ましい促進剤の種類の代表例は、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム、セシウム、ルビジウム、バリウム、スト
ロンチウム、マグネシウム、及びそれに類するものを含
むIA及びIIA族金属の炭酸塩、炭酸水素塩、有機酸
塩、無機酸塩、すなわち酢酸塩、硝酸塩、ハロゲン化物
、硫酸塩、及び水酸化物塩を含と・アルカリ金属及びア
ルカリ土類金属塩を含むものである。好ましくは、促進
剤は、実質的に前記スピネル組成物の表面上に析出又は
含浸される。
特定の促進剤の代表例は、炭酸カリウム、硫酸カリウム
、炭酸水素カリウム、塩化セシウム、硝酸ルビジウム、
酢酸リチウム、水酸化カリウムなどである。好ましくは
、IA族化合物であり、特に好ましい促進剤は炭酸カリ
ウムである。使用に際し、一般にこの促進剤は金属イオ
ンとして、存在する全結合金属グラム原子の約0.1〜
10グラム原子%を存在させる。促進剤の好ましい量は
、存在する全結合金属グラム原子の1〜2グラム原子%
の範囲である。本明細書で用いた実験式において、促進
剤、例えばカリウムの量は、用いた金属の全グラム原子
に基づくグラム原子パーセントとして表わされる。従っ
て、「カリウムの1グラム原子」は、Fe及びCoの結
合グラム原子の全グラム原子100当り、カリウム1グ
ラム原子が存在することを意味する。従って、本明細書
で用いた「I%K」の記号は、存在する鉄及びコバルト
の全結合グラム原子の各100グラム原子に基づく1グ
ラム原子パーセントカリウムを示す。
本発明の特に好ましいスピネル組成物は、Pe2.5s
Coo、 lsO#/ 1%K(カリウムは炭酸塩とし
て用いた)である。
本発明の方法における触媒スピネルは、希釈物質(1つ
は触媒床からの熱伝導及び除去を促進するもの)と共同
及び混和して用いることもできる。
好ましい物質としては、TtOlSsto、、Al12
03、MgOSLag’s 、Ce0、 CrzOs 
、Mn0gなどを包含する、粉末石英、炭化ケイ素、粉
末ホウケイ酸ガラス、Sing、多孔質シリカ、多孔質
珪藻土、ゼオライト、タルク、クレー、■〜■族金属酸
化物が含まれる。好ましくは粉末石英である。
使用の際上記希釈剤は、一般に1:4〜9:1の希釈剤
/スピネル触媒組成物重量比で使用される。好ましくは
、1:1重量比である。
これらのスピネルの有用性は、Co/水素からのC2〜
C4オレフイン製造用固定床フインシヤー−トロプシュ
プロセスにおける活性触媒を形成のために、次の還元及
び炭化が可能であることである。
上記スピネルの還元及び炭化形態も本発明の目的物であ
る。
本発明のスピネルは、(1)成分酸化物、すなわちFe
50.及びco、04、又は(2)鉄金属、コバルト酸
化物及び鉄酸化物、すなわちFe金属、Co30. 、
及びFe、0.1の混合物、又は(3)コバルト金属、
鉄酸化物及びコバルト酸化物、すなわちCo、 Fe1
04、FezO3及びCo2O4の混合物又は(4)鉄
金属及びコバルト金属、鉄酸化物及びコバルト酸化物、
すなわちPe、C0% Fe=0=及びCo、0.の混
合物を、前記組成物の実験式となるように正確な化学量
論的金属と酸素比で、面間高温反応させることによって
製造される。好ましくは、鉄酸化物とコバルト酸化物間
での反応(1)である。この反応は、約600’〜1)
00℃、好ましくは約800〜900℃の温度範囲で、
不活性ガス雰囲気、酸素を含まない雰囲気、又は真空雰
囲気中で行う。有用な不活性ガスは、例えばヘリウム、
窒素、アルゴンなどである。面間高温反応「焼結」は、
完全に混合した金属酸化物及び(又は)金属及び金属酸
化物混合物について行わなければならない。この混合物
の形成方法は、充分な粉砕及び振盪によるものである。
焼結反応は、粉末XvA回折パターンがFe5n4 と
同型構造である単一スピネル相を示すまで行わなければ
ならず、一般に約8〜24時間、好ましくは約12〜1
8時間を必要とする。一般、各反応時間の終期に、物質
は完全に粉砕及び混合され、次いで追加的に1〜5サイ
クルあるいは粉末X線回折が単一スピネル相の存在を示
すまで、高温条件にさらされる。
炭化水素合成に使用する前に、鉄−コバルトスピネルは
、高温下、一般的には約200〜500℃、好ましくは
350〜450℃の温度範囲で、還元雰囲気中で還元さ
れる。この還元は、水素、COl及びそれらの混合物等
を含む種々の還元ガスで実施することができる。好まし
くは、水素ガスそれ自身か、あるいはヘリウム、ネオン
、アルゴン又は窒素のような不活性キャリアー媒体中で
好ましくは用いられる。この操作中還元ガスの圧力は、
、 5〜1000psig  の範囲、好ましくは15
〜150psig  の範囲であることができる。
還元ガスの供給速度は、1〜l09OOOV/V時間の
範囲、好ましくは10〜1000の範囲であることがで
きる。還元は、得られるFe−Co合金が実質的に還元
され、かつα鉄と同型構造の粉末X線回折パターンを示
すまで実施する。この還元には通常約2〜20時間を要
する。
得られる還元スピネルは、一般に約3nf/gまでのB
ET表面積を有し、本明細書において記載したC!〜C
6オレフイン製造用フィンシャー−トロプシュプロセス
に有用な炭化鉄−コバルト触媒の形成に有用である。
このプロセスにおいて主な活性触媒であると考えられる
鉄−コバルト触媒は、一般にキー(χ)FesOt  
(88gg炭化物)と同型構造のXSs回折パターンを
有する前記還元鉄−コバルトスピネルを炭化することに
よって、C01H!/CO、及びその混合物を含有する
好ましい炭化雰囲気中、高温下加熱することによって製
造することができる。このスピネルは、以下に記載する
炭化水素合成条件下、CO/H!雰囲気と接触させるこ
とによって、同時に還元及び炭化することもできる。
本発明の目的は、前記還元及び炭化した鉄−コバルトス
ピネルを用いることによる02〜C6オレフイン製造用
フイツシヤー−トロプシュ固定床プロセスを提供するこ
とにもある。
固定床フィッシャー−トロプシュプロセスは、本明細書
で記載した特許請求の触媒を用いるための一つの好まし
い形式であるが、ここに参考までに記した係属出願、5
N(C−1629)に記載されているように、液体炭化
水素中に触媒を懸濁するようなスラリー型プロセスも利
用することができる。
本発明の固定床プロセスは、触媒として前記物質又は触
媒前駆体:混和物であり、Fe、0.と同型構造である
、鉄−コバルト原子比が異なる鉄−コバルトスピネル混
合物又は鉄−コバルトスピネル、及びその還元及び炭化
形態を利用するものである。
還元及び炭化物質は、一般に炭化水素合成プロセスの実
施前、及びその間に装置中で、その場で調製される。ス
ピネル及び還元形態物質、それらの特性及びそれらの製
造については、以上に全てを記載した。
Co/水素炭化水素合成固定床での使用の前に、一般に
鉄−コバルトスピネルを窒素でバーシンクし、反応性ガ
スを除去することによって装置内を調節し、次いで温度
を反応温度範囲にまで上昇させる。次に一般に、金属酸
化物が完全に還元されるのに十分な時間、系を前記した
水素処理する。
しかし、この還元工程における圧力、空間速度、及び温
度は、重要でな(、炭化水素合成において実際に用いら
れる範囲を利用することができる。
還元工程に次いで、Go/水素供給流を装置の触媒室に
導入し、圧力、空間速度、温度、及び水素/Coモル比
を、前記炭化水素合成用の条件に調節する。所望により
、高温下、CO/Ih混合物と接触させることによって
、還元/炭化を同時に実施することができる。
プロセス中、ガス状供給流中の水素とCOのモル比は、
好ましくは約0.5〜2.5モルH!/CO比、より好
ましくは1:1〜2:1モル比として用いる。より高い
モル比及びより低いモル比も使用することができる。
プロセス中の温度は、一般に約200〜350℃の範囲
であり、好ましくは250〜300℃である。300〜
350℃の範囲内で温度を高めるに従って、水−ガス移
行反応により形成されるC0ff1及びメタンが多くな
り、生成物が軽質化し、CO転化率(%)が高くなる傾
向がある。
プロセス中の圧力は、一般に約50〜1000psiH
の範囲であり、好ましくは100〜300psigであ
る。より高い圧力及びより低い圧力を使用することもで
きる。
プロセス中の空間速度は、「標準」時間基準空間速度(
S HS V)として表わされ、一般に約200〜40
00ガス状供給流容量/乾燥触媒(希釈剤を除く)容M
/時間であり、好ましくは約400〜1200 V/V
/時間の範囲である。より高い空間速度及びより低い空
間速度を用いることもでき、空間速度を高くするにつれ
てオレフィン含有率が上昇し、CO転化率(%)が減少
する傾向がある。本発明において得られるco転化率パ
ーセント(CZ〜C6オレフインの実質的な量を与える
)は、約20〜98%、好ましくは約30%以上の範囲
である。CO転化率パーセントをより高く及びより低く
することもできる。
プロセス中で製造される「全炭化水素」は、C1〜約0
4゜及びそれ以上を含む炭化水素である炭化水素へのC
O転化率(パーセント)の選択率に関するものであり、
一般に全転化COの約O〜50及びそれ以上であり、残
りは実質的にCO2に転化される。
オレフィン及びパラフィンを含む生成した全炭化水素の
全C−2〜C6炭化水素パーセントは、一般に約20〜
80重量%、好ましくは約50〜80重量%である。生
成した02〜Cb全炭化水素の生成した02〜Chオレ
フインのパーセントは、一般に02〜Cb全炭化水素の
約50〜90重量%、好ましくは約70〜90重量%で
ある。
プロセスで生成したオレフィンは、実質的にα−オレフ
ィンである。
CO転化量に基づくメタンの選択率は、生成した全炭化
水素の約2〜12重量%である。好まし ”くは約10
%以下のメタンが生成する。
前記のようにプロセスにおけるCO!生成の選択率(パ
ーセント)は、転化coの約10〜50%一般には約3
0〜50%の範囲である。
反応プロセスは、CO2生成を最少化し、メタン生成を
最少化し、CO転化率(パーセント)を最大化し、02
〜C&オレフィン選択率(パーセント)を最大化し、一
方で触媒系の活性を維持するように調節することが好ま
しい。
プロセス中の触媒は、−酸化炭素反応条件にさらすと高
分子量炭化水素で汚染されることがある。
その結果、触媒活性が低下することがある。結局、触媒
の溶媒での洗浄及び(又は)高温下での水素処理によっ
て触媒活性のほとんど全てを回復することができる。こ
の操作は、ある場合に、その初期性能特性を有する触媒
に回復させることができるものであることが判った。
一般に、式: Few、 ascoo、 +sL/ 1
%にで表わされ、約1m/gのBET表面積を有する触
媒を用いた場合、好ましい方法でプロセスを操作するこ
とによってこのような構成が得られる。@680VV/
時間の9:IHt/Ntの流れ中、500℃、100p
sig、5〜7時間の条件で前処理を行い、にl〜2:
1のCo/水素モル比、230〜270℃の範囲の温度
、150〜300psigの圧力、及び1000〜18
00 V/V/時間ノ空間速度(S HS V)で炭化
水素合成を実施した。
前記種々の範囲内で上記プロセスを実施することによっ
て、効果的に活性を維持し、02〜C6オレフインを製
造することができる。
プロセスにおける反応器からの流出ガスは、所望ならば
Co/炭化水素合成用反応器に再循環することができる
プロセスにおける生成物の収集方法は、当該分野におい
て知られているものであり、蒸留、分別蒸留などを含む
。生成物液体炭化水素及びガス状流れの分析方法は、当
該分野において知られているものであり、ガスクロマト
グラフィー、液体クロマトグラフィー、高圧液体クロマ
トグラフィーなどを含む。
好ましいプロセスにおいて用いる装置は、縦型又は横型
の普通の固定床型、移動床型、流動床型反応器などであ
る。ここで特に記載していない他の装置についても、本
明細書の記載から当業者には明らかであろう。
以下の実施例は、本発明者らが意図する特許請求の発明
を実施した最良の態様を説明するものであり、本発明の
範囲及び精神を限定するものと解釈してはならない。
実施例1 一般的実験式’ Fe、、 C0yOe/ 1%K(炭
酸塩としての1グラム原子%のカリウム)を有する固溶
体を、以下の手順で調製した。FezO= % Fe 
 金属及びCo、0.の混合物は次のモル比(4/3−
4y/9) Pet’s +1/3 (1−1/3) 
Fe  +y / 3 CO3O4を有する。ただしy
は独立して0;0.03;0.150;0゜375;及
び0.750であり、それぞれFezO3、Fe金属及
びCo、O,の以下に示す重量(g):2、080.、
8400.0.00;22.750.、 989、0.
2594;2、797.、9054.、2974゜20
.0163.、7502.3.2338;1).38、
0.9590.4.2904に相当する。これら物質(
試薬級、又はアルファケミカルCo、から入手すること
が好ましい)をよく混合し、石英チューブに入れ、10
−’ torrに減圧し、真空下で封管し、800℃で
24時間加熱した。得られた固体を冷却後チューブを破
ぶり開けて取り出し、粉末化し、800〜1000℃で
さらに24時間同様に高温焼結した。粉末X線回折分析
により、焼結物質が純粋なPe5t4の標準試料と同型
構造であることを確認した。触媒粉末をペレット化し、
前記のように真空下、1000℃、 数時間封管中で焼結した。焼結ペレットを破砕し、篩い
、得られたペレットに炭酸カリウムを含浸して約1グラ
ム原子%のカリウムを担持し、次いで乾燥した。測定し
たBET(窒素)表面積は、約0.25〜0.30rd
/gの範囲であった。結果を表1に示す。
表    1 コントロール  0.00    0.27A    
  O,02750,30 B      O,1500,29 CO,3750゜25 D      O,7500,28 得られたFe −Coスピネルのそれぞれの粉末X線回
折スペクトルは、それらが単一相であり、Fe:+04
 と同型構造であることを示した。それらは全体的な外
形に相違はなく、2θ回折値のシフトが互いに少しづつ
異なるものであった。
実施例2 触媒B 、 Few、 ascOo、 1504/ 1
%K (Y=0.15)を実施例1に記載の方法により
調製した。X線回折分析は、この物質がFe、0.と同
型構造ではあるが、単位格子定数が少し異なり、Fe、
04の単位格子定数より約0.01〜0.02人小さい
ことを示した。焼結物は、5 n(/ g以下の低表面
積を有するものであることが判った。本実施例のF−T
(フィッシャー−トロプシュ)固定床反応条件下で使用
する前に、この物質を粉砕し、20〜8゜メツシュに篩
った。反応器に触媒8.8ccを充填し、床の中心部に
熱電対を設置した。粒径20〜80メツシユの触媒組成
物を、内径、 3cma(0,51インチ)、長さ38
.  lea (1,5インチ)の316ステンレス鋼
製の固定床管式縦型反応器中で、窒素含有水素ガス(9
0%水素/窒素)を用い、水素ガス100secm (
680v/v/時間) 、l 00 psig 、 5
00℃、5〜7時間の条件下、前処理した。反応操作は
、1:1の82/CO混合物を用い、570 V/V/
時間、300psig、指示温度で行った。指示温度は
、床温度として示されていない限りは本実施例及び残り
の実施例においては炉温度である。多くの場合、床温度
は指示炉温度より10〜30°C高く、これは主に反応
器系の熱を除去する能力に限界があること及び反応が高
発熱性であることによるものである。触媒前処理後及び
CO/ Hz流通1時間後に集められた全収集生成物を
、ガスクロマトグラフィーによって分析した。
触媒組成物B 、 Fe、 ll5cQO,I soa
/ 1%Kについて得られた代表的結果を、コントロー
ル(表1参照)と比較して、表2に示した。
表−m−」シ 温度’0  305   270 CO転化率(%)    79       ’98C
OからC02(%’)     36        
42COからHCC(%)43        56選
択率(重量%) cu4B、5      9.I C2H62,14,3 Czl146.5      9.8 C31)a        、4      、9CJ
610.6      20.3C4 Lo    、7   痕跡c、u 、        9.5      9.3C3” 
       59.7      45.2データか
ら明らかなように、コバルト含有スピネルから誘導され
た触媒Bは、一層低温でより大きな活性を示し、かつ鉄
コントロール触媒より一層高い02〜C4オレフィン選
択率を示した。
本明細書において別途明言しない限り、以下の実施例の
それぞれで使用した触媒は、20〜8゜メツシュの粉末
状であり、そのままであるいは破砕した石英粉末で希釈
したものを、全触媒容量を約8〜8.8ccとして用い
た。
さらに使用装置は、実施例2に記載のものと同じであり
、前処理は、実施例2と実質的に同じに行った。
炭化水素生成物の選択率(重量%)の値は、別途明言し
ない限り、COtを除いたものに基いて示した。
実施例3 実施例2で記載した触媒84ccを20〜8oメツシュ
固体石英粉末(石英管を破砕したもの)4.0ccと混
合し、この混合物を実施例1に記載の反応器に充填し、
500℃、750 V/V/時間、100 psigの
条件で5.5時間、9:IHz/Nz供給流と接触させ
ることによって前処理した。
次いで混合希釈した触媒を270 ”c、300psj
g 、2000 v/v/時間の条件で12時間、1:
IH2/COと接触させた。生成物分配物をガスクロマ
トグラフィーにより分析し、結果を表3に示す。
転化率(%)62 COからCO□ (%)24 coからH,C,(%)38 選択率(重量%) C)、            9.2C7゜−C,。
         7゜9C2”−C5−48,2 Ch”            34.7データから明
らかなように、鉄−コバルトスピネルから誘導した触媒
は、高いH2/c○供給比で良好な活性と高いc2〜C
,オレフィン選択率を与える。
実施例4 以下に記載の異なるF−T合成条件下、実施例3に記載
の破砕石英との1:1混合物とした触媒Bを用いて合成
を実施した。
実施例3と実質的に同一の前処理の後に、前述したのと
同じ装置中の触媒約g ccを、250°〜270℃の
床温度、1000v/v/時間の標準時間基準空間速度
(SH3V) 、300 psigの条件で12時間、
1 : LH,/Coと接触させた。
生成物を収集し、生成物分配物をガスクロマトグラフィ
ーにより分析した。結果を表4に示す。
表−m−−1 co  転化率(%)98 COからCO□ (%)43 coからH,C,(%)55 選択率(重量%)CH,7,2 02“/CtO2,6 Cz/ C+               2.1C
t   Ch  (%)           50.
8オレフイン(ct−c6cD6C0(%)86C7°
                42データから明ら
かなように、Fe−Co触媒Bは高い転化率条件にもか
がゎらずオレフィンに富んだ02〜C6フラクシヨンを
生成する。
実施例5 実施例1に記載の方法により調製したコントロール及び
触媒Bを、実施例2に記載の装置中で実施例3に記載の
方法で前処理した。
前処理した後の各触媒8 ccを、実施例2に記載と同
じ装置中で、圧力300 psig 、1000v /
 v 7時間(SH3V)、表5中に示した温度で12
時間、1 : LH2/Coと接触させた。生成物試料
を収集し、CO/ Hを流通12時間後に分析した。
CO転化率(%)    98    67    8
7COからCO,(%)40     31     
37coからHC(%)58    36    50
温度(’C)  270 305 340c、 : c
、        2.2   、2   0.7Cz
Ch(%)    62    41    53選択
率(重量%)− C,?、4   5.8   19.0CzO4,41
,37,8 C2“       1).6  − 5.4   5
.7C,’        、5   、0   2.
6Cs”        20.0   9.4   
15.9C4゜       痕跡   、4   2
.OC4”          1).3     8
.8     8.6(:、o           
O,31,01,IC2”           7.
4     7.0     4.OC,。
0.8     0.3     2.6C4“   
        4.6     5.0     3
.OC)゛               30.7 
     53.6      27.7データから明
らかなように、コバルト含有スピネルから誘導した触媒
は、35℃及び70℃も高い温度で操作しているにもか
かわらず、全てが鉄酸化物であるコントロールの触媒よ
りも大きな活性、すなわち転化率98%を与えた。Fe
 −C。
触媒は、高転化率(約87%)条件下、いずれのコント
ロールの触媒よりも多い02〜C,、オレフィンを生成
し、コントロールの触媒よりも実質的に少ないメタンを
生成した。
実施例7 (触媒調製) 実施例1に記載の一般的操作に次いで、実験式:Fe=
−ycOyOa/1%K(ただしyはそれぞれ0.03
.0.15.0.375及び0.75である)を有する
触媒を調製した。得られた物質の表面積は0.1〜0.
5rr?/gの範囲であった。
上記調製触媒を、実施例4に記載の装置中で実施例2に
記載の方法で前処理し、次の反応条件下、炭化水素合成
に使用した。
温   度    295±10℃ 圧   力     300psig 空間速度   1000v/v/時間 H2/co比 1:1 合成時間   12時間 触  媒   8cc、20〜80メツシユの大きさ 生成物の分析を合成時間の12時間の後に行った。結果
を表6に示す。
鷹−一一−L Y=         0.03  0.15  0.
375  0.08CO転化率 (%”)  97  
98  97   98“  COからCO!(%”)
   27   40   41   42COからH
,C,(%)   70   58   56   5
6選択率(重量%) CH,8,37,41B、0  13.2C2“−66
”   46.5 53.1  4、4  53.OC
x’  Cb’     6.9 7.2  13,3
  10.6C?”       38,3 32,3
  27.3  23.2この結果は、本実施例の特定
の条件において、Fe:Co原子比を好ましい範囲内、
すなわちy=0.03〜y=0.04に維持することが
重要であることを示し、高コバルトレベル、すなわちY
”0.375 (Fe  :Co =7 : 1)では
過剰量のCH4が生成する。
実施例8 本実施例では、異なる温度での炭化水素合成における触
媒Cs Fez、 6tSco(1,5rsOaの性能
を示すものである。
触媒を実施例2に記載の手順に従い、同様の装置中で前
処理した。炭化水素合成を石英で希釈していない20〜
80メツシユ粒径の触媒f3 ccを用い、1 : I
Hz /Co、1000 V/V/時間(SH5V) 
、300 psigの条件下、指示温度で1〜12時間
実施した。
データから明らかなように、温度−転化率の関数として
のCH4選択率の変化は、有用ではあるが比較的高いレ
ベルのコバルト(すなわち鉄/コバルト原子比7.0)
を含有する触媒については、低めの温度−転化率条件で
操作すればCH,生成率を低下させることができること
を示すものである。
さらにこのデータから明らかなように、全操作範囲で良
好なC2〜C,オレフィン選択率を得ることができる。
床温度を304℃以下とすることによって最良の性能が
得られた。
実施例9 本実施例は、触媒Cs Pet、 1zscOo、 z
ts(Lが、高圧条件(300psig)と比較して低
圧(150psig)においてより良い性能を発揮する
ことを示すものである。触媒を実施例1に記載の手順に
より調製し、該触媒を実質的に実施例2及び4に記載さ
れているように前処理し、合成に使用した。
表8の結果は、コバルトのレベルが比較的高くても(す
なわちFe:Coが7.0)、低圧(すなわち150p
sig)にすれば、オレフィン選択率が良くなり、転化
率は高くなることを示すものである。
圧力(psig)       150   300C
O転化率(%’)      92    97COか
らC08(%)        38     41C
OからHC(%)        54     56
選択率(重量%) (COtを含有しないものを基準)
CI4           7.2    17.9
Ct“−Cs”        53,4    38
.IC!”  Cs’         4.5   
 12.7C!”           34,9  
  3、3実施例10 本実施例は、72時間合成に使用した「古くなった触媒
」 (この場合触媒B)のCI4選択率を減少させる、
350℃におけるH2処理の効果について示すa  1
00psig、750SH5V、 350℃で5時間の
1)□処理は、合成操作の間に触媒に生じた炭質表面層
を除去するものと考えられる。触媒粒子径が20〜80
メツシユであり、石英粉末で50%に希釈した全量8 
ccのこの触媒を、それぞれ実施例、3及び3に記載の
手順により調製し、前処理し、合成に使用(270℃、
0.66:IH!/C0,2000V/ V/待時間S
HSV) 、300psigの炭化水素合成条件下)し
た。
使用時間       72”     96bCO転
化率(%)     48     62COからCO
!(%)       23       28COか
ら1)C(%)      25      34選択
率(重量%) (COzを含有しないものを基準)CH
412,07,9 C2”−c、”       43.3     46
.3Cz’ −Cs’        ?、1    
 6.60&+          37.6    
 40.1a 水素回復前。
b  72時間の使用後、上記H2処理し、さらにCO
/ Htで24時間使用。
実施例1) 本実施例は、炭化水素条件下、種々の温度における触媒
B % Fet、 ascOo、 1504の性能を示
す。触媒は前の実施例で記載したような石英粉末で50
%希釈したものを用いた。実施例1及び3に示した操作
により、触媒を調製し、前処理し、合成に使用(表10
に示す炭化水素合成条件下)した。
Fet、m5Co、  On  1%1金底試貌   
       12 温度(℃)         230        
     250圧力(psig)         
300              300H*/Co
              、 0        
       1゜5H5V            
 1800              180 C9
7゜ COからCO,(%)          14   
              44゜COからIC(%
)          22.4          
     53゜選択率(重量%)(C鵠を含有しない
ものを基準)C1h             37.
9            45゜CH,1,3(2,
1)          2゜Ct″        
      2. 0 (3,22>        
3゜(:to              o、  4
 (0,6)          0、C,”    
           4. 1 (6,6)    
      5゜C3゜              
0. 8 (1,3)          0゜C4”
              、 7 (2,7)  
       −3゜C,’            
  0. 1  (0,2)          O。
C3“              、 4 (2,3
)’         2゜Cs6o、  3 (0,
5)          0゜C,″        
      、 2 (1,9)          
I。
C6’              0. 4 (0,
6)          O。
セ」1組 0               、05      
        98.40            
  43.05              55.4
0               43.86  (4
,7)          3.2  (5,7)0 
 (5,5)          3.4  (6,0
)8  (1,5)          0.8  (
1,4)4  (9,8)          6.3
(1),216(1,1)          0.6
  (1,1)4 (6,2)       、   
4.0  <7.1)5  (0,9)       
   0.5  (0,9)6  (4,7)    
       3. 5  (6,2)5  (0,9
)           0. 9  (1,6)9 
 (3,5)           2. 2  (3
,9)3  (0,5)           0. 
3  (0,5)実施例12 本実施例は、種々の温度における非希釈形態の触媒B 
% Few、 ascoo、 1504の性能を示すも
のである。
触媒を実施例Iに記載の手順により調製し、実施例2及
び4にそれぞれ記載されているように前処理し、合成に
使用した。各合成試験についての合成条件を表1)に示
す。以下に示す合成試験4と比較して、実施例4におい
て使用した床の希釈は、系を一層等温的条件下に操作す
ることを可能にし、それにより炭素及び炭質析出物の形
成の程度を最少ζこする。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)初期実験式: Fe_xCo_yO_4 (ただし、x及びyはゼロ以外の整数又は小数であり、
    ただしxとyの和は3であり、かつx/y比は7:1又
    はそれ以上である)を有するスピネルであり、Fe_3
    O_4と実質的に同型構造の粉末X線回折パターンを示
    すスピネルであり、かつ約5m^2/gまでの初期BE
    T表面積を有するスピネルである、非担持の、 I A又
    はIIA族金属塩又は水酸化物で促進された鉄−コバルト
    単一相スピネルからなる炭化水素合成触媒組成物。
  2. (2)x/y比が7:1〜35:1である特許請求の範
    囲第1項記載の触媒組成物。
  3. (3)x/y比が19〜20:1である特許請求の範囲
    第2項記載の触媒組成物。
  4. (4)スピネルが式:Fe_2_._8_5Co_0_
    ._1_5O_4、Fe_2_._6_2_5Co_0
    _._3_7_5O_4、Fe_2_._9_7Co_
    0_._0_3O_4である特許請求の範囲第2項記載
    の触媒組成物。
  5. (5)鉄−コバルト原子比の異なる鉄−コバルトスピネ
    ルの混合物をさらに含み、かつそれらと混合したもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の触媒組成物。
  6. (6)約1:4〜9:1の希釈剤/触媒組成物重量比で
    希釈剤をさらに混合したものである特許請求の範囲第1
    項記載の触媒組成物。
  7. (7)希釈剤が粉末石英、多孔質シリカ、炭化ケイ素、
    多孔質珪藻土、タルク、粉末ホウケイ酸ガラス、TiO
    _2、SiO_2、クレイ、Al_2O_3、ゼオライ
    ト、MgO、La_2O_4、CeO_2、Cr_2O
    _3、MnO_2などから選ばれる特許請求の範囲第6
    項記載の触媒組成物。
  8. (8)アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩促進剤が金
    属イオンとして全グラム原子金属含有量の約0.1〜1
    0グラム原子%存在する特許請求の範囲第1項記載の触
    媒組成物。
  9. (9)促進剤が I A及びIIA族金属の炭酸水素塩、炭
    酸塩、有機酸塩、無機酸塩、硝酸塩、硫酸塩、ハロゲン
    化物、及び水酸化物から選ばれる特許請求の範囲第8項
    記載の触媒組成物。
  10. (10)得られる酸化物混合物がFe_3O_4と同型
    構造のX線回折パターンを示すまで十分な時間、酸素を
    含まない雰囲気あるいは不活性雰囲中高温で、酸化物及
    び/又は遊離の金属としてのコバルト及び鉄の混合物を
    加熱することからなる特許請求の範囲第1項記載の組成
    物のスピネル部分の製造方法。
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