JPS61200251A

JPS61200251A - 金属製屋根板の連結装置

Info

Publication number: JPS61200251A
Application number: JP3784185A
Authority: JP
Inventors: 英夫後藤
Original assignee: Doei Gaiso YK
Current assignee: Doei Gaiso YK
Priority date: 1985-02-27
Filing date: 1985-02-27
Publication date: 1986-09-04
Also published as: JPH0410945B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は屋根下地材に止着される）Ｗ結部材によって
隣接する金属製片（Ｈ板の端部を連結する装置に関する
ものである。

（従来の技術）従来、第５図に示すように、屋根下地材１に対し、断面
略Ｕ字状に形成された連結部材３′がその底部に４３い
てビス４−によって固着される。また、隣接する金属製
屋根板２−の端部は、連結部材３′の両側面に沿って直
角に折曲される。そして、肉屋根板２′端部の折曲片２
ａ”上端部が、連結部材３′の両側板上端の押え片３Ｃ
−によって押えられた状態において、連結キャップ６′
の両端と、屋根板２−の折曲片２ａ−上端部とを（Ｄ互
にかしめることで、屋根下地材１上に屋根板２′が連結
保持される構造となっているのが一役的であった。

（発明が解決しようとする問題点）上記した従来のものにおいては、屋根板２′が熱などに
よって膨張したときには、膨張した分だけ屋根板２′に
たわみや歪みが発生する不具合があった。

（問題点を解決するための手段）上記した従来の問題点を解決するために、この発明では
、隣接する金属製屋根板の端部には係合部を形成し、連
結部材の両端部には前記両屋根板の係合部と係合しかつ
これら係合部を引き寄せる方向へ付勢する緊締部を形成
したものである。

（作用）したがって、この発明は屋根板が膨張したときて゛も、
該屋根板が膨張した分だけ、連結部材の緊締部によって
、隣接する両屋根板の係合部を引き寄せるごとで、屋根
板に対づるたゎみゃ歪みの発生が防止される。

（実施例）以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。

金属製屋根板の連結装置を断面で表わした第１図におい
て、屋根下地材１の上面にａがれる金属製の各屋根板２
の端部には、断面略三角形の係合部２ａと、該係合部２
ａに対し断面略Ｕ字状の溝部２ｂを隔てて折返された側
板３ｃとが折曲げ加工等によって形成されている。

隣接する屋根板２の端部を連結する連結部材３は、屋根
下地材１の上面に沿う底板３ａと、該底板３ａの両端か
ら上向き傾斜状に折曲されて逆への字状に対向する脚部
３ｂと、これら脚部３ｂの上端から下向き傾斜状に折返
えされかつ隣接する屋根板２端部の係合部２ａと係合す
る緊締部３ｃとにより構成されている。そして、連結部
材３の底板３ａの中央部に貫設された貫通孔をＭ嵌して
ビス（木ねじ、釘等でもよい）４を屋根下地材１にねじ
込むことで、屋根下地材１に対し、連結部材３が上下方
向へ所定量だけ移動可能に止着される。ざらに、ビス４
の頭部４ａと連結部材３の底板３ａとの間には圧縮コイ
ルスプリングよりなる弾性体５が介装されており、この
弾性体５のばね力は、連結部材３を屋根下地材１に向け
て押圧しかつ該連結部材３の両緊締部３ｃを介して、隣
接する両屋根板２の係合部２ｂを相互に引き奇ぜる方向
に作用する。また、この実施例では、隣接する肉屋根板
２端部の側板２Ｃ上端に形成されたフランジ２ｄの上面
に又がって、断面路υ形状の蓋板６が、その両端部にお
いて、溶接、ビス等によって気密に固着されている。

この実施例は上述したように構成されるものであり、し
たがって、弾性体５によって押圧された連結部材３の緊
締部３Ｃの傾斜面によって、隣接する屋根板２喘部の係
合部２ａは、常時、引き寄せられる方向へ付勢される。

このため、熱などが原因となって、屋根板２が膨張した
ときには、弾性体５の押圧力によって連結部材３の緊締
部３ｃが、屋根板２の膨張分だけ、該屋根板２の係合部
２ａを引き寄せながら下降し、これによって、屋根板２
は常に平面に保たれる。

なお、上記実施例では、連結部材３を押圧するための弾
性体５に、コイルスプリングを採用したが弾性伸縮する
ゴム材を採用してもよい。

また、第２図に示すように、屋根下地材１に対し、連結
部材３をビス４等によって上下動不能に固着し、該連結
部材３の両端に形成される緊締部３Ｃと、屋根板２端部
の係合部２ａとの間に弾性体５を介装してもよい。

さらに、第３図に示すように、連結部材３をばね材より
形成し、該連結部材３両端の緊締部３ｃに対し、隣接げ
る肉屋根板２端部の係合部２ａを引き寄せるばね力を設
定してらよい。

また、第４図に示すように、隣接する肉屋根板２端部の
側板２Ｃ上端のフランジ２ｄに対し、蓋板６の両端部を
かしめ７によって固着してもよい。

（発明の効果〉以上述べたように、この発明によれば、屋根板が膨張し
たときでも、該屋根板が膨張した分だけ、連結部材の緊
締部によって、隣接する両岸根板端部の係合部を引き寄
せることで、これら屋根板に対するたわみや歪みの発生
を防止することができるため、屋根板を常に平面に保持
して、耐久性の向上等を図ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は金属
製屋根板の連結装置を示す断面図、第２図、第３図及び
第４図は他の実施例をそれぞれ示す断面図である。第５
図は従来のものを示す断面図である。１・・・屋根下地材２・・・屋根板２ａ・・・係合部３・・・連結部材３Ｃ・・・緊締部５・・・弾性体

Claims

【特許請求の範囲】

屋根下地材に止着される連結部材によって隣接する金属
製屋根板の端部を連結する装置であつて、前記隣接する
金属製屋根板の端部には係合部を形成し、前記連結部材
の両端部には前記両屋根板の係合部と係合しかつこれら
係合部を引き寄せる方向へ付勢する緊締部を形成したこ
とを特徴とする金属製屋根板の連結装置。