JPH042166Y2 - - Google Patents

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JPH042166Y2
JPH042166Y2 JP13575785U JP13575785U JPH042166Y2 JP H042166 Y2 JPH042166 Y2 JP H042166Y2 JP 13575785 U JP13575785 U JP 13575785U JP 13575785 U JP13575785 U JP 13575785U JP H042166 Y2 JPH042166 Y2 JP H042166Y2
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JP
Japan
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leaf spring
rail
tongue
lower leaf
vertical
Prior art date
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Expired
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JP13575785U
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JPS6244902U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はレールをマクラギ等に弾性締結するた
めに用いられるレール弾性締結用板ばねの改良に
関するものである。
(従来の技術) 従来のレール弾性締結装置には、種々の板ばね
が使用されているが、一個の板ばねでレール底部
を上面および側面から適度の弾性をもつて締結す
ることは非常に困難である。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は構造が簡単で、従つて安価であり、し
かも1体として連結した上、下二枚の板ばねで相
互に補い合つてレールを適度の力で確実に弾性締
結できるレール弾性締結用板ばねを提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) 上板ばねと下板ばねとの後端を屈曲部を介して
1体に連結する。上板ばねの先端部は所定部分を
切欠いた垂直舌部に形成される。下板ばねの先端
部は所定部分を切欠いた水平舌部に構成される。
下板ばねの水平舌部の上面は上板ばねの切欠き部
の上面に、下板ばねの水平舌部に隣接する切欠き
面は上板ばねの垂直舌部の対向内側面に接触する
ように設定する。上板ばねと下板ばねの中央部
に、上下方向において、互に重なり合うようなボ
ルト孔を形成する。
(実施例) 本考案を第1図〜第6図に示す実施例に従つて
説明する。
第1図〜第5図において1はレール、2はレール
下に敷いた弾性パツト、3はマクラギ、4は埋込
栓、5は締結ボルト、7は楔材を示し、6は本考
案にかかるレール弾性締結用板ばね(以下「板ば
ね」という)である。
本考案にかかる板ばね6は上板ばね8と下板ば
ね9との後端を屈折部13で1体として連結した
ことからなる。屈折部13の上端は上板ばね8の
後端と1体となつており、その下端部は下方へ突
出した形で屈折した後、上方へ屈曲させて下板ば
ね9の後端と1体となつている。上板ばね8の先
端部は垂直に折曲げられ、第3図および第4図に
示す実施例においては、その中央部に切欠き部1
4が形成され、当該切欠き部14の両側に位置す
る垂直部12,12を垂直舌部としてある。下板
ばね9の先端部は水平状態のまま第5図に示すご
とく、両側部が切欠き面15で切欠かれ、その中
央部が水平舌部11となつている。垂直舌部1
2,12と水平舌部11との機構的関係は自由状
態において次のように設定されている。すなわ
ち、水平舌部11の付け根側の上面は切欠き14
の上面に接触し、又、下板ばねの切欠き面15,
15は垂直舌部12,12の対応する内側面に接
触している。10および10′は上板ばね8およ
び下板ばね9の中央部に、それらが上下方向にお
いて重なり合うように形成されたボルト孔であ
る。
このような構成において、本考案によつてレー
ル1をマクラギ3に締結するには、先ず、マクラ
ギ3の所定位置に弾性パツト2を置き、その上に
レール1を乗せる。下板ばね9の水平舌部11が
レール底部上面に乗り、上板ばね8の垂直舌部1
2,12がレール底部側面に接するように板ばね
6を位置づけ、後端の屈曲部13が楔材7に密着
するように楔材7を左右に動かして位置決めをす
る。しかる後、締結ボルト5を上板ばね8のボル
ト孔10、次いで下板ばね9のボルト孔10′に
挿入し、所定の緊締力で埋込栓4に締結する。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、こ
の実施例の場合には水平舌部11を下板ばね9の
先端部の両側に形成し、垂直舌部12を上板ばね
8の先端部の中央部に設けてあるが、第3図〜第
5図に示した実施例におけると同様に本考案の目
的を達することができる。
(考案の効果) 本考案によつてレールを締結した場合、板ばね
6は適度の弾性変形をし、水平舌部11はレール
1の底部上面を所定の力で締結しており、垂直舌
部12はレール1の底部側面に接した状態にあ
る。そして、水平舌部11の付け根側上面は上板
ばねの切欠き部14の上面と密着し、垂直舌部1
2の内側面は下板ばね9の切欠き面15に接触し
ているので、次に述べるような優れた効果を発揮
する。
1 垂直舌部12の下面がレール1の底面と同一
高さレベルとなるように設定することによつ
て、垂直舌部12はレール1を横から確実に支
持することができる。
2 レール1が横方向に移動しようとする力は、
一般に数屯という大きな力であるが、この力を
横から支える垂直舌部12は、その付け根裏側
が下板ばね9の切欠き面15に接しているの
で、上下2枚の板ばね8,9で横方向の力を有
効に弾性支持することができる。
3 水平舌部11はレール1を上から締結してい
るが、水平舌部11の付け根側上面が上板ばね
8の切欠き部14の上面に密着しているので、
上下2枚の板ばね8,9でレール1の底部を弾
性締結しているだけでなく、水平舌部11の付
け根に上板ばね8の支点があるため、レールが
小返り等で底部を上に持ち上げようとする場
合、水平舌部11は弾性的に、かつ強力に抵抗
することができる。
以上述べたように、本考案の板ばね6は、その
構造がきわめて簡単で、従つて安価であるに拘ら
ず、その性能は非常に高く、レール1を確実に、
かつ強力に弾性締結することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案により、レールをマクラギに弾
性締結した状態を示す一部断面正面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は本考案の実施例を示す
斜視図、第4図は第3図に示す上板ばねの一部を
示す斜視図、第5図は第3図に示す下板ばねの一
部を示す斜視図、第6図は本考案の他の実施例を
示す斜視図である。 6……レール弾性締結用板ばね、8……上板ば
ね、9……下板ばね、10,10′……ボルト孔、
11……水平舌部、12……垂直舌部、13……
屈曲部、14……上板ばねの切欠き部、15……
下板ばねの切欠き面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上板ばねと下板ばねとの後端を屈曲部を介して
    1体に連結したことからなり、上板ばねの先端部
    は所定部分を切欠いた垂直舌部に構成され、下板
    ばねの先端部は所定部分を切欠いた水平舌部に構
    成され、上記下板ばねの水平舌部の上面は上記上
    板ばねの切欠き部の上面に、下板ばねの水平舌部
    に隣接する切欠き面は上板ばねの垂直舌部の対向
    内側面に接触するように設定し、かつ、上板ばね
    および下板ばねの中央部に、上下方向において互
    に重なりあうようなボルト孔を形成したことから
    なるレール弾性締結用板ばね。
JP13575785U 1985-09-06 1985-09-06 Expired JPH042166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13575785U JPH042166Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13575785U JPH042166Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6244902U JPS6244902U (ja) 1987-03-18
JPH042166Y2 true JPH042166Y2 (ja) 1992-01-24

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JP13575785U Expired JPH042166Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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JPS6244902U (ja) 1987-03-18

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