JPS61200246A - モルタル充填式鉄筋継手スリ−ブ - Google Patents

モルタル充填式鉄筋継手スリ−ブ

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JPS61200246A
JPS61200246A JP4087585A JP4087585A JPS61200246A JP S61200246 A JPS61200246 A JP S61200246A JP 4087585 A JP4087585 A JP 4087585A JP 4087585 A JP4087585 A JP 4087585A JP S61200246 A JPS61200246 A JP S61200246A
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JP
Japan
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reinforcing bars
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sleeve
reinforcing
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JP4087585A
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仁 望月
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Splice Sleeve Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄筋継手に係り、さらに詳しくは、モルタル
充填式鉄筋継手スリーブ(以下、単に「モルタルスリー
ブ」と称す。)に関する。
建築工事における鉄筋の接合方式として、モルタル充填
式鉄筋継手方式は、簡単な作業で、信頼性の高い、高強
度の鉄筋の接合が特に、異径の鉄筋の接合が可能なこと
から、重ね継手方式、圧接方式、カプラー継手方式等の
各種方式と共に多くの建築工事において広く採用されて
いる。
モルタルスリーブは、モルタル充填式鉄筋継手方式によ
る鉄筋の接合に使用する。
〔従来の技術〕
中央部の断面積が最大となる中ふくれの空間を形成する
構造の、両端部に鉄筋挿入口および内側に多数の同一高
さのリング状の内部突起を有する、外形が中ぶくれとな
った紡錘形の中空体からなるモルタルスリーブが、特公
昭53−12732号公報に記載されている。
接合すべき一対の鉄筋を、モルタルスリーブの両鉄筋挿
入口から挿入してモルタルスリーブの中央部で突合せ、
モルタルスリーブ内に、セメント系無収縮高強度グラウ
トiからなるモルタルを注入充填し、硬化させることに
よシ鉄筋は強固に接合される。この鉄筋の接合力は、モ
ルタルスリーブの中ぶくれ空間構造と、内部突起とによ
り、モルタルスリーブと、モルタルおよびモルタルト鉄
筋との接着力(せん断)が増大し生ずる。しだがって、
この技術は完成した技術として、日本の建設省をはじめ
、米国、ニューシーラント等の諸性1において公的に認
定され、それに適用する前記公報の記載と同一の構成の
モルタルスリーブが市販されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
近年、鉄筋コンクリート造建築において、その垂直部材
、特に柱部材の耐震強度を向上させるために、部材主鉄
筋群たとえば柱部材の場合四隅に配置される4本1組の
主鉄筋群に、これを取シ巻くように主鉄筋縦軸方向に対
して横方向に補強鉄筋を巻き付ける工法が採用されてい
る。該補強鉄筋は、主鉄筋群の全長にわたり、比較的に
密な間隔で配置されるため、鉄筋接合部にも配置される
。鉄筋の接合に、モルタルスリーブを使用するモルタル
充填式鉄筋継手方式を採用する場合、前記従来から使用
されるモルタルスリーブでは、中ぶくれの紡錘形の外形
を有するため、補強鉄筋の巻付は位置により補強鉄筋長
が異ること、また、巻付は位置の位置ズレが生じ易いこ
とによシ、補強鉄筋の巻付は作業が煩雑となっている。
また、柱の構造計算において、モルタルスリーブの最大
外径を基準としてコ゛アー比が計算されるため、住所面
積が大きくなる。
本発明は、補強鉄筋の巻付は作業の煩雑さを解消し、柱
の構造計算上、住所面積を低減することのできる、かつ
、従来のモルタルスリーブとInの鉄筋の接合強度の得
られるモルタルスリーブを提供することを、その目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、両端部と中央部とが同一の外径を有する中空
状管体からなる本体、本体と一体に成形された鉄筋挿入
口を有する両端蓋および本体内側に本体と一体に成形さ
れたラセン状またはリング状の内部突起からなり、内部
突起の山の先端を結び形成される空間部が中ぶくれ形で
あることを、特徴とするモルタル充填式鉄筋継手スリー
ブであ本発明において、モルタルスリーブは、本発明の
実施態様を示す第1図〜第3図に示す如く、本体(1)
は、両端部および中央部の外径が同一である直管形中空
管状体を基本形とする。本体(1)の両端部には、本体
(1)と一体に成形された両端蓋(2)および(2′)
があわ、それぞれ鉄筋挿入口(3)および(3′)を有
する9、鉄筋挿入口(3)および(3′)の口径(dO
)および(do’)は、同一であってもまた、異ってい
でもよい。モルタルスリーブは、呼び径の異る鉄筋の接
合に好ましく採用されることから、通常、鉄筋挿入口(
3) (3’)の口径(do)と(do’)は異る。本
体(1)の縦断面において、本体(1)の内側に中央か
ら両端のそれぞれに少なくとも2山の本体(1)と一体
に成形された内部突起(4)を有する。内部突起(4)
は、ラセン状突起(第1図参照)としてもよく、また、
複数のリング状突起(第2図参照)としてもよい。
さらに、内部突起(4)は、本体(1)の全長にわたっ
て設けてもよく、(第1図参照)、また、両端部のみに
、それぞれ数山設けてもよい(第2図参照)。
内部突起(4)の内径(dn)は、冬山の先端を結ぶこ
とによシ形成される空間が中ふくれの紡錘形となる如く
、両端部に位置するもの程小さく、中央部に位置するも
の根太である。本体(1)の内面と、内部突起(4)と
Kより形成される溝形け、コ字形、丸形、U字形、7字
形等の種々の形状とすることができる。特に、モルタル
スリーブ製造時の鋳型からの脱型および使用時のモルタ
ルの充填性を考慮すると、丸形、U字形等が好ましく採
用される。
本発明において、モルタルスリーブは、前記シた如く、
中央部と両端部とが同一の外径である直管形を基本形と
するが、第3図に示す如く、本体(1)の外周に、同一
の深さの数条の溝(5)を設けることが好ましい。また
、本体(1)にモルタル注入口(6)および/または抜
気口(7)を設けてもよい。
本発明のモルタルスリーブを用いて、鉄筋の接合を行う
場合、接合すべき一対の鉄筋(8)および(81)を、
鉄筋挿入口(3)および(3′)から挿入し、本体(1
)の中央部で付合せる。この場合、鉄筋(8)および(
8′)の中心軸は必ず一致しなくてもよい。ついで、鉄
筋挿入口(3)および(3’) tたはモルタル注入口
(6)から、セメント系無収縮高強度グラウト材のモル
タルを注入して本体(1)内に充満させ、硬化させるこ
とによシ鉄筋の接合が完成する。
〔作 用〕
本発明において、モルタルスリーブ本体(1)に内部突
起(4)を設けたこと、および該内部突起(4)の山の
先端を結んで形成される空間部を中ぷくれとしたことに
よシ、接合すべき鉄筋とモルタルおよびモルタルとモル
タルスリーブ本体との密着性が向上し、従来使用のモル
タルスリーブと同等もしくはそれ以上の鉄筋の接合強度
が得られる。しかもその接合強度は、従来のモルタルス
リーブの如く内部突起を本体の全長にわたって設けなく
とも両端部から、2〜3山設けるだけで得られる。
一方、本体(1)の外形を、両端部と中央部の外径を同
一とした直管形としたことによシ、補強鉄筋の巻付は作
業を行うに際し、モルタルスリーブ部巻付は用の補強鉄
筋は一定の長さとなシ、また、補強鉄筋の巻付は位置の
位置ずれを防止することができる。特に、外周に溝(5
)を設けることにより、該溝に補強鉄筋がはまり込み、
位置ずれは完全に防止される。また、外周に設けた溝は
、補強鉄筋の巻付けを行なわない場合には、モルタルス
リーブと外部コンクリートとの接着強度を向上させる。
さらに、モルタルスリーブ本体の最大外径が従来品に比
較して小となるので、横断面積が小さくなる。したがっ
て柱の構造計算上のコアー比が犬となるので、住所面積
を低減することが可能となる。
本発明のモルタルスリーブは、鋳造により製造されるた
め外形を直管形とすること、内部突起の山数を従来品に
比較して減少させ得ることによシ、鋳型の製造も容易と
なシ、モルタルスリーブ本体の製造も容易となる。
〔実施例〕
本発明を、実施例によυさらに詳細に説明する。
ただし、本発明の範凹は、下記実施例により何等限定さ
れるものではない。
実施例1 添付第1図に示す、ラセン状内部突起(4)を全長にわ
たって有するモルタルスリーブを、ダクタイル鋳鉄を用
いて鋳造した。諸tは下記とした。
外径(Do) ; 55■、中央部内径の1) ; 4
8簡、全長(t) ; 230m、鉄筋挿入口口径(d
o) ; 37■、(do’) ; 22 ms内部突
起ピッチ(p);25m、モルタル注入口口径; 26
.5m!I、抜気ロロ径;18.5m このモルタルスリーブの鉄筋挿入口(3)および(3′
)のそれぞれから、呼び径16mの一対の鉄筋(8)お
よび(8つを挿入し、中央部で突合せた後、そルタル注
入口(6)から、セメント系無収縮性高強度グラウト材
を混練したモルタルを注入してモルタルスリーブ内の空
間部に充満し、室温下に放置して硬化した。28日経過
後、鉄筋の接合強度を、引張り試験によシ測定した結果
、鉄筋が破断し、モルタルスリーブには変形等の何等の
異状も認められなかった。
r発明の効果〕 本発明のモルタルスリーブを用いた鉄筋継手は、前記実
施例に示す如く、充分な鉄筋の接合強度を有する。また
、外形を直管形としたことにより、補強鉄筋の巻付は作
業が大巾に簡略化される。
特に、外周に溝を設けることによシ、補強鉄筋の位置ず
れを完全に防止できるため、補強鉄筋の巻付は作業は、
さらに容易となる。
さらに、本発明のモルタルスリーブを使用することによ
り、建築物の住所面積を低減することができ、建築工事
費を低下させることができる。
また、゛モルタルスリーブ本体の外形を直管形として単
純化したため、その製造も容易となり安価に製造するこ
とができるとともに、保管、運搬および部材の組立が容
易となる。
本発明は、補強鉄筋の巻付は作業を大巾に軽減するとと
もに、住所面積を低減し、経済的な建築工事を行うこと
のできるモルタル充填式鉄筋継手スリーブを提供するも
のであり、その産業的意義は極めて犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、本発明の実施態様を示
すモルタルスリーブの縦断面図である。 第4図は、従来技術のモルタルスリーブの縦断面図であ
る。 〔使用符号〕 1;本体、2;両端蓋、3;鉄筋挿入口、4;内部突起
、5;外周溝、6;モルタル注入口、7;抜気口、8;
接合すべき鉄筋

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、両端部と中央部とが同一の外径を有する中空状管体
    からなる本体、本体と一体に成形された鉄筋挿入口を有
    する両端蓋および本体内側に本体と一体に成形されたラ
    セン状またはリング状の内部突起からなり、内部突起の
    山の先端を結び形成される空間部が中ぶくれ形であるこ
    とを特徴とするモルタル充填式鉄筋継手スリーブ 2、外周に複数の条溝を有する特許請求の範囲第1項記
    載のモルタル充填式鉄筋継手スリーブ
JP4087585A 1985-03-01 1985-03-01 モルタル充填式鉄筋継手スリ−ブ Granted JPS61200246A (ja)

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JPH0561422B2 JPH0561422B2 (ja) 1993-09-06

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