JPS61199953A

JPS61199953A - 印字装置のキヤリツジセツト機構

Info

Publication number: JPS61199953A
Application number: JP4227185A
Authority: JP
Inventors: Yuichi Sato; 裕一佐藤
Original assignee: Tohoku Ricoh Co Ltd
Current assignee: Tohoku Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-03-04
Filing date: 1985-03-04
Publication date: 1986-09-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産４肝分Ｉ− この発明は、プリンタ・プロッタ等のシリアル印字装置
において、特にキャリッジをガイドシャフトとりヤスチ
ーとで支持し、そのガイドシャフトを中心として首上げ
自在にセットする印字装置のキャリッジセット機構に関
する。

従】ツ１支迷− 従来、この種の印字装置、たとえばディジシリアルプリ
ンタでは、第５図に示すとおり、キャリッジ（ａ）は台
車部（ｂ）と回動部（Ｃ）とで構成されていた。そして
１台車部（ｂ）は、プラテン（１）と平行なガイドシャ
フト（２）で支持され、該ガイドシャフト（２）で案内
されてプラテン（１）に沿って移動する１図中符号（３
）は、該台車部（ｂ）で保持するカードホルダであり、
挿入された用紙（４）を案内する。他方１回動部（ｃ）
は１台車部（ｂ）上で取付軸（５）を中心として回動可
能に支持され、外周に複数の活字（６ａ）・・・・・・
を有する印字ホイール（６）・その印字ホイール（６）
を回転して所望の活字（６ａ）を選択するセレクション
モータ（７）・その選択した活字（６ａ）を叩く印字ハ
ンマ（８）等を搭載する。

このように、キャリッジ（ａ）は台車部（ｂ）と回動部
（ｃ）との二律で構成されるから、取付軸（５）の位置
は比較的任意に設定することができ、故にキャリッジ（
ａ）がどこの位置にあっても回動部（Ｃ）をその取付軸
（５）を支点として回動し、図中一点鎖線で示す如く常
に大きく首上げ可能であった。

よって、印字ホイール（６）を異なる種類、たとえば他
の書体や他の文字のものと交換する場合。

あるいは破損にともない新しい印字ホイールと交換する
場合など、キャリッジ（、）の位置に関係なく、回動部
（Ｃ）を首上げし、活字ホイール（６）の交換を行って
いた。

日が　“　しようとするところが、この種の従来のシリアルプリンタでは、キャ
リッジ（ａ）を台車部（ｂ）と回動部（Ｃ）との二律で
構成するから、キャリッジ重量が増し、それがスペース
モータの小型化を阻害し、印字速度を低下する欠点があ
った。また、部品点数が多くなる欠点もあった。

よって、この種のシリアルプリンタにあっては、たとえ
ば、第６図に示す如くキャリッジ（Ａ）を一体化し、キ
ャリッジ重量を軽減し、また部品点数を削減し、コスト
ダウンを図ることが考えられる。

この場合、一体キャリッジ（Ａ）は、台車部と回動部と
を一体化し、ガイドシャフト（９）とりヤスチー（１０
）とで支持する１つのキャリッジ本体（Ｂ）に、印字ホ
イール（図示省略）・セレクションモータ（１１）・印
字ハンマ（１２）等の全てを搭載して構成することが考
えられる。そして、この一体キャリッジ（Ａ）は、その
後端（図中右側）を回動レバー（１３）を介してリヤス
テー（１０）上に乗せる。したがって、この一体型のキ
ャリッジにおいて、印字ホイールを交換したいときには
、図中矢示する如く。

回動レバー（１３）をその取付軸（１４）を中心に回動
させて１回動レバー（１３）をリヤステー（１０）から
外してから、キャリッジ（Ａ）を尻下げして首上げ状態
におく。さらに、このキャリッジ（Ａ）をその首上げ状
態から通常の印字状態にセットする場合には、いったん
キャリッジ（Ａ）を回動させて首下げして後、さらに回
動レバー（１３）を前記とは逆方向に回してリヤステー
（１０）に乗せてセットしなければならず、操作上面倒
になるという問題が残る。

したがって、この発明は、各種印字装置において、キャ
リッジの一体化を図り、それに伴いその一体キャリッジ
のセット操作が煩雑化することを防止し、操作性を向上
することを目的とする。

占を　′するためのそのため、この発明は、印字装置のキャリッジ（２０）
を一体化し、ガイドシャフトを中心として回動自在に支
持するとともに、該一体キャリッジには、リヤステー（
３０）上で移動自在にセットプレート（２５）を係合さ
せ、かつ該セットプレート（２５）を前記リヤステー（
３０）側に移動習性を与えるばね（３５）を介して取り
付けて、その一体キャリッジ（２０）の後端を前記リヤ
ステー（３０）上に乗せて支持してなることを特徴とす
る。

生−一１しかして、この発明による印字装置のキャリッジセット
機構では、セットプレート（２５）をばね（３５）に抗
してリヤステー（３０）上でキャリッジ（２０）側に押
し込むと、セットプレート（２５）がリヤステー（３０
）から外れて、同時にキャリッジがガイドシャフトを中
心として回動して首上げする。しかして、その首上げ後
、キャリッジ（２０）を反対方向に回動させると、セッ
トプレート（２５）がリヤステー（３０）に当っていっ
たんばね（２５）が圧縮するが、セットプレート（２５
）がリヤステー（３０）上にくるとばね（３５）の反発
力でそのセットプレート（２５）をリヤステー（３０）
上の元の位置まで押し戻し、キャリッジ（２０）のセッ
トが完了するものである。

大−１−員以下１図面に示す実施例とともに、この発明について詳
細に説明する。

第１図ないし第４図には、それぞれこの発明の一実施例
としてディジシリアルプリンタのキャリッジセット機構
を示す、そして、このキャリッジセット機構は、前記し
た第６図に示した如く、一体型のキャリッジに設けられ
る。しかして、第２図中の符号（２０）は、一体キャリ
ッジの本体である。

このキャリッジ本体（２０）には、第１図および第２図
に示すように、その後端にセットステー（２１）がねじ
止めされる。このセットステー（２１）には長孔（２２
）があけられている、このセットステー（２１）の長孔
（２２）にセットピン（２３）・（２４）を介してセッ
トプレート（２５）が係合してなる。

セットプレート（２５）は、全体にＬ状に摺動部（２６
）と立板部（２７）とに屈曲してなる。この立板部（２
７）にあけた穴（２８）・（２９）にセットピン（２３
）・（２４）を挿通させ、そのピン先端をセットステー
（２１）の長孔（２２）に掛は止めるようにしである。

したがって、セットプレート（２５）は、長孔（２２）
に沿って移動可能にセットステー（２１）に係合しかつ
支持される。そして、立板部（２７）のりヤスチー（３
０）側の端面（２７ａ）が傾斜して設けられる。摺動部
（２６）には、そのキャリッジ本体（２０）側の端部に
ほぼ直角に支持片（３１）を折り曲げて立ち上がらせる
。この支持片（３１）には、その孔（３２）に支持軸（
３３）を挿通してカシメである。その支持軸（３３）の
先端は、キャリッジ本体（２０）に設ける孔（３４）に
移動自在に嵌合させである。この支持軸（３３）には、
ばね（３５）を装着して、セットプレート（２５）をリ
ヤステー（３０）側に付勢しである。さらに、セットプ
レート（２５）の側部にはＬ状に支柱（３６）が立ち上
がる。そして、この支柱（３６）に操作部材（３７）に
設ける貫通孔（３７ａ）を嵌め込んで、その操作部材（
３７）をセットプレート（２５）に取り付ける。この操
作部材（３７）のりヤスチー（３０）側の正面に滑り止
めのためのローレット面（３７ｂ）を設けである。そし
て、この摺動部（２６）の底面には板状のスリップ部材
（３８）が取り付けられる。しかして、セットプレート
（２５）は第３図に示す如く、そのスリップ部材（３８
）においてリヤステー（３０）上に摺動自在に乗せられ
る。なお、このリヤステー（３０）は、その断面がくの
字状に折り曲げられてなる。

したがって、たとえば、この実施例におけるディジシリ
アルプリンタにあって、印字ホイールを交換したいとき
には、まず、オペレータが操作部材（３７）をばね（３
５）に抗してキャリッジ本体（２ｏ）側に押し込む、す
ると、セットプレート（２５）は、セットステー（２１
）の長孔（２２）に案内されながらリヤステー（３０）
上を移動して、キャリッジ本体（２ｏ）に接近して、第
４図に示す如くリヤステー（３ｏ）から外れる。同時に
キャリッジ全体、がガイドシャフトを中心として回動し
て首上げし、印字ホイールの交換を可能にする。そして
、ホイール交換後、キャリッジを通常の印字状態の位置
に戻すときは、今度は尻上げすべくキャリッジ全体を回
動させる。

すると、セットプレート（２５）の端面（２７ａ）がリ
ヤステー（３０）の傾斜した下片（３０ａ）に当って該
下片に沿って回動して、セットプレート（２５）がキャ
リッジ本体（２０）側に押し込まれ、これに応じてばね
（３５）もいったん圧縮する。そして、セットプレート
（２５）がリヤステー（３０）上にくると、圧縮したば
ね（３５）の反発力でセットプレート（２５）がリヤス
テー　（３０）上の元の所定位置（第３図）まで押し戻
されて、キャリッジ全体のセットが完了するものである
。

なお、上記した実施例では、ディジシリアルプリンタに
沿って説明したが、この発明は、プリンタであってもこ
のディジに限らず、ドツト・サーマル・インクジェット
等の各種プリンタにも適用することもできるし、プリン
タのみに限らずプロッタ等のシリアル印字装置に広く適
用がある。

羞−一米上述したとおり、この発明によれば、キャリッジを一体
化するから、キャリッジ重量を軽減し。

スペースモータを小型化し、かつ印字速度を速めるとと
もに、部品点数を削減し、コストダウンを図ることがで
きる。また、この一体キャリッジに設けるセットプレー
トを押すだけでそのキャリッジの首上げが可能となり、
その後ただ反対方向にキャリッジを回動させて尻上げす
るだけで元の位置にセット完了とするから、キャリッジ
のセット操作が著しく簡単になり、操作性を向上させる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図はこの発明の印字装置のキャリッジ
セット機構を示し、第１図は分解斜視図、第２図は組立
斜視図、第３図は第２図の側面図、第４図は第３図の状
態からキャリッジを首上げした状態を示す側面図である
。第５図は従来のディジシリアルプリンタのキャリッジ
部分の側面図であり、第６図はディジシリアルプリンタ
のキャリッジ部分を一体に構成する場合の一例を提案し
て示す斜視図である。

Claims

【特許請求の範囲】

キャリッジを一体化し、ガイドシャフトを中心として回
動自在に支持するとともに、該一体キャリッジには、リ
ヤステー上で移動自在にセットプレートを係合させ、か
つ該セットプレートを前記リヤステー側に移動習性を与
えるばねを介して取り付けて、該一体キャリッジの後端
を前記リヤステー上に乗せて支持してなる印字装置のキ
ャリッジセット機構。