JPS61199944A - 段ボ−ル紙製造方法および装置 - Google Patents
段ボ−ル紙製造方法および装置Info
- Publication number
- JPS61199944A JPS61199944A JP60042105A JP4210585A JPS61199944A JP S61199944 A JPS61199944 A JP S61199944A JP 60042105 A JP60042105 A JP 60042105A JP 4210585 A JP4210585 A JP 4210585A JP S61199944 A JPS61199944 A JP S61199944A
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- Japan
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- core
- raw starch
- heating
- liner
- corrugated paper
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
発明の目的
［産業上の利用分野］
本発明は、段ボール紙を製造する方法の改良に関し、そ
の方法の実施に使用する装置をも包含する。 ［従来の技術］ 段ボール紙の製造は、波形に成形した「中芯」とよばれ
るコルゲート紙と１枚のライナーとを貼り合わせてつく
った片面段ボール紙の少なくとも１枚と、１枚のライナ
ーとを貼り合わせることによって行なう。 貼り合わせる接着剤としては、生デンプン液つまりデン
プン粒子を水中に分散させたものが広く用いられており
、この生デンプン液を加熱して糊に変え、接着効果を生
じさせる。 生デンプン液の加熱に当って、以前から用いられていた
熱板に代えてスチームを吹き当てる技術が発明された（
特公昭４７−２４６５８号）が、本発明者は、さきに共
働者とともにこのスチーム力口熱を改良し、低圧のスチ
ームを加熱して高温の過熱蒸気として使用することを発
明して、すでに開示した（特開昭５７−２５９４０号）
。 この改良技術により、段ボール製造のラインスピー
ドが向上した。 一方、省資源および軽量化の要請から、段ボール紙も、
いわゆる強化中芯を使用した両面段ボールが、ヘビーデ
ユーティ−用に広く使われるようになってきた。 強化
中芯両面段ボールは、複両面段ボールに匹敵する強度を
もっているので、重担物の包装箱などをつくるに適して
いる。 ところが、強化中芯を用いた両面段ボール紙の
製造に当って、生デンプン液の塗布とそのスチームの加
熱によるゲル化の手段が有効ではなく、上記した本発明
者の改良技術によってもなお所定の接着強度が得られな
いか、または接着強度を確保しようとするとラインスピ
ードが高められないということが経験された。 その理由を追及したところ、強化中芯は樹脂加工による
強化処理のため、ふつうの中芯より水分を吸収しにくく
なっており、生デンプン液を塗布後直ちにスチーム加熱
すると、生デンプン液の中芯への浸透が不十分なうちに
ゲル化が終了し、その結果のつづけ不十分の状態で貼合
わせが行なわれるためと分った。 そこで、本発明者は、生デンプン液の塗布に先立って中
芯にスチームを吹きつけ加湿する工程を加えた改良を行
ない、提案したく特開昭５９−２１８８３８＞。 中芯の加湿は、それに続いて塗布された生デンプン液の
浸透を容易にし、すみやかなスチーム加熱を行なっても
、糊料の中芯への十分な浸透を得ることを意図したもの
である。 この改良された方法は多くの場合顕著な効果をあげたが
、場合によっては思ったほどの効果がないことも経験さ
れた。 調査の結果、中芯の吸水性は、おそらく樹脂加工の種類
や態様によるのであろうが、製品によって予想外に大き
な差があり、吸水性の極端に低い中芯を使用したとき不
成績であることが分った。 そこで、吸水性の低い強化中芯を使用しても段ボール紙
製造のラインスピードは高くしたい。
の方法の実施に使用する装置をも包含する。 ［従来の技術］ 段ボール紙の製造は、波形に成形した「中芯」とよばれ
るコルゲート紙と１枚のライナーとを貼り合わせてつく
った片面段ボール紙の少なくとも１枚と、１枚のライナ
ーとを貼り合わせることによって行なう。 貼り合わせる接着剤としては、生デンプン液つまりデン
プン粒子を水中に分散させたものが広く用いられており
、この生デンプン液を加熱して糊に変え、接着効果を生
じさせる。 生デンプン液の加熱に当って、以前から用いられていた
熱板に代えてスチームを吹き当てる技術が発明された（
特公昭４７−２４６５８号）が、本発明者は、さきに共
働者とともにこのスチーム力口熱を改良し、低圧のスチ
ームを加熱して高温の過熱蒸気として使用することを発
明して、すでに開示した（特開昭５７−２５９４０号）
。 この改良技術により、段ボール製造のラインスピー
ドが向上した。 一方、省資源および軽量化の要請から、段ボール紙も、
いわゆる強化中芯を使用した両面段ボールが、ヘビーデ
ユーティ−用に広く使われるようになってきた。 強化
中芯両面段ボールは、複両面段ボールに匹敵する強度を
もっているので、重担物の包装箱などをつくるに適して
いる。 ところが、強化中芯を用いた両面段ボール紙の
製造に当って、生デンプン液の塗布とそのスチームの加
熱によるゲル化の手段が有効ではなく、上記した本発明
者の改良技術によってもなお所定の接着強度が得られな
いか、または接着強度を確保しようとするとラインスピ
ードが高められないということが経験された。 その理由を追及したところ、強化中芯は樹脂加工による
強化処理のため、ふつうの中芯より水分を吸収しにくく
なっており、生デンプン液を塗布後直ちにスチーム加熱
すると、生デンプン液の中芯への浸透が不十分なうちに
ゲル化が終了し、その結果のつづけ不十分の状態で貼合
わせが行なわれるためと分った。 そこで、本発明者は、生デンプン液の塗布に先立って中
芯にスチームを吹きつけ加湿する工程を加えた改良を行
ない、提案したく特開昭５９−２１８８３８＞。 中芯の加湿は、それに続いて塗布された生デンプン液の
浸透を容易にし、すみやかなスチーム加熱を行なっても
、糊料の中芯への十分な浸透を得ることを意図したもの
である。 この改良された方法は多くの場合顕著な効果をあげたが
、場合によっては思ったほどの効果がないことも経験さ
れた。 調査の結果、中芯の吸水性は、おそらく樹脂加工の種類
や態様によるのであろうが、製品によって予想外に大き
な差があり、吸水性の極端に低い中芯を使用したとき不
成績であることが分った。 そこで、吸水性の低い強化中芯を使用しても段ボール紙
製造のラインスピードは高くしたい。
本発明の目的は、この要求にこたえ、吸水性の低い中芯
であってもふつうの中芯と同様に生デンプン液がすみや
かに浸透して、速いラインスピードでダンボール紙の製
造が行なえる技術を提供することにある。 発明の構成
であってもふつうの中芯と同様に生デンプン液がすみや
かに浸透して、速いラインスピードでダンボール紙の製
造が行なえる技術を提供することにある。 発明の構成
本発明の！！！遣方法は、少なくとも１枚の片面段ボー
ル紙の中芯の山の部分に生デンプンを水に分散させた液
を、塗布し、これを加熱することによりゲル化させて糊
とし、上記片面段ボール紙とライナーとを押圧して接着
一体化させることからなる段ボール紙の製造方法におい
て、生デンプン液の塗布に先立って、中芯を第一の加熱
ロールに接触させて温度を高め、ついで過熱蒸気を中芯
に吹きつけて湿度を与えるとともに温度を高め、さらに
第二の加熱ロールに接触させて温度を高めた上で前記生
デンプン液の塗布と、それの加熱ロールに続く高温の過
熱蒸気の吹きつけを行なうことを特徴とする。 この方法を実施するための本発明の装置は、図面に示す
ように、少なくとも１枚の片面段ボール紙１と１枚のラ
イナー２とを連続的に供給する手段、この片面段ボール
紙の中芯の山の部分に生デンプンの水分散液を塗布する
手段３、塗布された生デンプン液にスチームを吹き当て
て加熱しゲル化することにより糊にする手段４、上記片
面段ボール紙とライナーとを押圧し接着一体化して段ボ
ール紙を形成する手段５Ａ、５Ｂ、５Ｃおよび形成され
た段ボール紙１０を連続的に引き取る手段６から本質的
に構成された段ボール紙を製造する装置において、生デ
ンプン液の塗布手段３の前に、中芯を加熱するための第
一の加熱ロール７、中芯に過熱蒸気を吹き当てる手段８
、および中芯をさらに加熱するための第二の加熱ロール
９を配置したことを特徴とする。 ［作 用］ 生デンプン液の塗布に先立って、第一の加熱ロール、過
熱蒸気の吹きつけおよび第二の加熱ロールのシリーズに
より中芯を加熱加湿することにより、その吸水性は格段
に向上し、中芯の吸水性の差も著しく小さくなる。 こ
のことは、下に示す５種の強化中芯を水中に投入したと
ぎ、それらが完全に吸水するに要した時間についてのデ
ータから明らかであろう。 強化中芯の種類 吸水時間（秒）２０″Ｃ９５°
Ｃ Ａ １５．９００ ３５Ｂ
７５ ６ Ｃ２００８ Ｄ ３６００ ３２Ｅ
３４０ ７このように吸水性が改善された
強化中芯には、生デンプン液が容易に浸透する。 生デ
ンプン液が十分に中芯に浸透してから加熱されてゲル化
するので、片面段ボール紙は充分な接着剤が与えられた
状態でライナーと押圧される。 従って貼合特性が向上
し、高いラインスピードで製造できるわけである。 上記したデータが示すように、高温条件°下では、強化
中芯の吸水性の差゛は、常温にくらべて著しく小さく、
従ってこれは段ボール紙製造工程のラインスピードは、
使用する材料によって、あまり変更しないですむことを
意味する。 また、本発明によるときは、いわゆる「下反り」傾向す
なわち製造された段ボール紙の左右両縁が下方に向って
反る現象が、全くまたは実質上ゼロといえるほどなくな
る。 ［実施例］ 加熱ロールは、片面段ボール紙の中芯側およびライナー
側のいずれに設けてもよいが、加熱の効果がより大きい
のは中芯の山側であるから、２個の加熱ロールの少なく
とも一方は中芯側とする。 図示したように両方とも、中芯側とするのがよいであろ
う。 生デンプン液のスチーム加熱によるゲル化は、さきに開
示した技術に従って実施すればよい。 すなわち、ゲージ圧で０．１〜０．３ＫＩ／ｃｉ、通常
は０．２に９／ｃｉ程度のスチームを再加熱して、ノズ
ルを出たところで１３０’Ｃ〜１４０℃の温度をもった
過熱蒸気として中芯に吹き当てる。 スチームに空気を混合し、この混合物を再加熱して用い
れば、さらに好結果が得られる。 過熱蒸気を吹き当てる手段８は、上記した生デンプン液
をゲル化するための加熱手段と同様なものを使用し、吹
き当てるスチームには適当な湿度および温度および圧力
を与える。 片面段ボール紙とライナーとを押圧する手段は、ロール
が適当であるが、所望であれば、加熱をさらに確実にす
るために、図示したように熱板５Ｂを使用し、これと上
方ロール５Ｃとの組み合わせによる押圧手段を用いても
よい。 次に、実施例をあげて本発明を具体的に説明する。 図
面に示す装置を構成し紙力増強剤を内添抄紙した強化中
芯を用い、表ライナーに「ＫライナーＪ２１０ＫＦＩ／
７ｄを用いた片面段ボール紙に、表と同じ裏ライナーを
貼合して、強化両面段゛ボール紙を製造した。 第一お
よび第二の加熱ロールはスチームで加熱し、中芯の温度
が第一ロールをはなれたところで７８〜８０℃、過熱蒸
気の吹き当て後は９３〜９５°Ｃ１そして第二ロールの
加熱により９５〜９８°Ｃとなるようにした。 これら
のロールの間で行なう加湿加熱には圧力０．２〜０ 、
３ Ｋｌ ／ ｃｉのスチームを用いた。 生デンプン
液のゲル化のための加熱は、空気を約２５容積％混合し
、再加熱によりノズル出口で約１３０℃に加熱された圧
力０ 、２ Ｋｌ ／ ｃｒＡの過熱蒸気を用いた。 本発明に従えば、強化中芯の種類によらず、段ボール紙
生産のラインスピード１５０ｍ／分を確保できた。 発明の効果 本発明によって段ボール紙を製造すれば、吸水性の低い
強化中芯を使用しても、生デンプン液の中芯への浸透が
すみやかに行なわれるので、速いラインスピードで製造
が行なえる。 この効果は、通常の中芯や強化中芯であ
っても吸水性のよいものを用いたとぎは、さらに大きい
。 また、本発明により製造された段ボール紙は、所望の強
度や平面性などを有する上に、製函加工に際してケイ割
れなどの不良が少ない。
ル紙の中芯の山の部分に生デンプンを水に分散させた液
を、塗布し、これを加熱することによりゲル化させて糊
とし、上記片面段ボール紙とライナーとを押圧して接着
一体化させることからなる段ボール紙の製造方法におい
て、生デンプン液の塗布に先立って、中芯を第一の加熱
ロールに接触させて温度を高め、ついで過熱蒸気を中芯
に吹きつけて湿度を与えるとともに温度を高め、さらに
第二の加熱ロールに接触させて温度を高めた上で前記生
デンプン液の塗布と、それの加熱ロールに続く高温の過
熱蒸気の吹きつけを行なうことを特徴とする。 この方法を実施するための本発明の装置は、図面に示す
ように、少なくとも１枚の片面段ボール紙１と１枚のラ
イナー２とを連続的に供給する手段、この片面段ボール
紙の中芯の山の部分に生デンプンの水分散液を塗布する
手段３、塗布された生デンプン液にスチームを吹き当て
て加熱しゲル化することにより糊にする手段４、上記片
面段ボール紙とライナーとを押圧し接着一体化して段ボ
ール紙を形成する手段５Ａ、５Ｂ、５Ｃおよび形成され
た段ボール紙１０を連続的に引き取る手段６から本質的
に構成された段ボール紙を製造する装置において、生デ
ンプン液の塗布手段３の前に、中芯を加熱するための第
一の加熱ロール７、中芯に過熱蒸気を吹き当てる手段８
、および中芯をさらに加熱するための第二の加熱ロール
９を配置したことを特徴とする。 ［作 用］ 生デンプン液の塗布に先立って、第一の加熱ロール、過
熱蒸気の吹きつけおよび第二の加熱ロールのシリーズに
より中芯を加熱加湿することにより、その吸水性は格段
に向上し、中芯の吸水性の差も著しく小さくなる。 こ
のことは、下に示す５種の強化中芯を水中に投入したと
ぎ、それらが完全に吸水するに要した時間についてのデ
ータから明らかであろう。 強化中芯の種類 吸水時間（秒）２０″Ｃ９５°
Ｃ Ａ １５．９００ ３５Ｂ
７５ ６ Ｃ２００８ Ｄ ３６００ ３２Ｅ
３４０ ７このように吸水性が改善された
強化中芯には、生デンプン液が容易に浸透する。 生デ
ンプン液が十分に中芯に浸透してから加熱されてゲル化
するので、片面段ボール紙は充分な接着剤が与えられた
状態でライナーと押圧される。 従って貼合特性が向上
し、高いラインスピードで製造できるわけである。 上記したデータが示すように、高温条件°下では、強化
中芯の吸水性の差゛は、常温にくらべて著しく小さく、
従ってこれは段ボール紙製造工程のラインスピードは、
使用する材料によって、あまり変更しないですむことを
意味する。 また、本発明によるときは、いわゆる「下反り」傾向す
なわち製造された段ボール紙の左右両縁が下方に向って
反る現象が、全くまたは実質上ゼロといえるほどなくな
る。 ［実施例］ 加熱ロールは、片面段ボール紙の中芯側およびライナー
側のいずれに設けてもよいが、加熱の効果がより大きい
のは中芯の山側であるから、２個の加熱ロールの少なく
とも一方は中芯側とする。 図示したように両方とも、中芯側とするのがよいであろ
う。 生デンプン液のスチーム加熱によるゲル化は、さきに開
示した技術に従って実施すればよい。 すなわち、ゲージ圧で０．１〜０．３ＫＩ／ｃｉ、通常
は０．２に９／ｃｉ程度のスチームを再加熱して、ノズ
ルを出たところで１３０’Ｃ〜１４０℃の温度をもった
過熱蒸気として中芯に吹き当てる。 スチームに空気を混合し、この混合物を再加熱して用い
れば、さらに好結果が得られる。 過熱蒸気を吹き当てる手段８は、上記した生デンプン液
をゲル化するための加熱手段と同様なものを使用し、吹
き当てるスチームには適当な湿度および温度および圧力
を与える。 片面段ボール紙とライナーとを押圧する手段は、ロール
が適当であるが、所望であれば、加熱をさらに確実にす
るために、図示したように熱板５Ｂを使用し、これと上
方ロール５Ｃとの組み合わせによる押圧手段を用いても
よい。 次に、実施例をあげて本発明を具体的に説明する。 図
面に示す装置を構成し紙力増強剤を内添抄紙した強化中
芯を用い、表ライナーに「ＫライナーＪ２１０ＫＦＩ／
７ｄを用いた片面段ボール紙に、表と同じ裏ライナーを
貼合して、強化両面段゛ボール紙を製造した。 第一お
よび第二の加熱ロールはスチームで加熱し、中芯の温度
が第一ロールをはなれたところで７８〜８０℃、過熱蒸
気の吹き当て後は９３〜９５°Ｃ１そして第二ロールの
加熱により９５〜９８°Ｃとなるようにした。 これら
のロールの間で行なう加湿加熱には圧力０．２〜０ 、
３ Ｋｌ ／ ｃｉのスチームを用いた。 生デンプン
液のゲル化のための加熱は、空気を約２５容積％混合し
、再加熱によりノズル出口で約１３０℃に加熱された圧
力０ 、２ Ｋｌ ／ ｃｒＡの過熱蒸気を用いた。 本発明に従えば、強化中芯の種類によらず、段ボール紙
生産のラインスピード１５０ｍ／分を確保できた。 発明の効果 本発明によって段ボール紙を製造すれば、吸水性の低い
強化中芯を使用しても、生デンプン液の中芯への浸透が
すみやかに行なわれるので、速いラインスピードで製造
が行なえる。 この効果は、通常の中芯や強化中芯であ
っても吸水性のよいものを用いたとぎは、さらに大きい
。 また、本発明により製造された段ボール紙は、所望の強
度や平面性などを有する上に、製函加工に際してケイ割
れなどの不良が少ない。
図面は、本発明の段ボール紙の製造装置の構成を示す、
概念的な側面図である。 １・・・片面段ボール紙 ２・・・ライナー ３・・・生デンプン液塗布手段 ４・・・スチーム吹き当て手段 ５Ａ、５８．５Ｃ−・・押圧手段 ７・・・第一加熱ロール ８・・・スチーム吹き当て手段 ９・・・第二加熱ロール １０・・・段ボール紙
概念的な側面図である。 １・・・片面段ボール紙 ２・・・ライナー ３・・・生デンプン液塗布手段 ４・・・スチーム吹き当て手段 ５Ａ、５８．５Ｃ−・・押圧手段 ７・・・第一加熱ロール ８・・・スチーム吹き当て手段 ９・・・第二加熱ロール １０・・・段ボール紙
Claims (2)
- （１）少なくとも１枚の片面段ボール紙の中芯の山の部
分に生デンプンを水に分散させた液を、塗布し、これを
加熱することによりゲル化させて糊とし、上記片面段ボ
ール紙とライナーとを押圧して接着一体化させることか
らなる段ボール紙の製造方法において、生デンプン液の
塗布に先立って、中芯を第一の加熱ロールに接触させて
温度を高め、ついで過熱蒸気を中芯に吹きつけて湿度を
与えるとともに温度を高め、さらに第二の加熱ロールに
接触させて温度を高めた上で前記生デンプン液の塗布と
それに続く高温の過熱蒸気の吹きつけを行なうことを特
徴とする製造方法。 - （２）少なくとも１枚の片面段ボール紙と１枚のライナ
ーとを連続的に供給する手段、この片面段ボール紙の中
芯の山の部分に生デンプンの水分散液を塗布する手段、
塗布された生デンプン液にスチームを吹き当てて加熱し
ゲル化することにより糊にする手段、上記片面段ボール
紙とライナーとを押圧し接着一体化して段ボール紙を形
成する手段、および形成された段ボール紙を連続的に引
き取る手段から本質的に構成される段ボール紙を製造す
る装置において、生デンプン液の塗布手段の前に、中芯
を加熱するための第一の加熱ロール、中芯に過熱蒸気を
吹き当てる手段および中芯をさらに加熱するための第二
の加熱ロールを、この順で配置したことを特徴とする製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60042105A JPS61199944A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 段ボ−ル紙製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60042105A JPS61199944A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 段ボ−ル紙製造方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61199944A true JPS61199944A (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=12626689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60042105A Pending JPS61199944A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 段ボ−ル紙製造方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61199944A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011079207A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Aiki Kogyo Kk | コルゲート中芯とエンボス中芯とを有する段ボール紙、その製造方法および製造装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59218838A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | アイキ工業株式会社 | 段ボ−ル紙製造方法および装置 |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP60042105A patent/JPS61199944A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59218838A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | アイキ工業株式会社 | 段ボ−ル紙製造方法および装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011079207A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Aiki Kogyo Kk | コルゲート中芯とエンボス中芯とを有する段ボール紙、その製造方法および製造装置 |
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