JPS61199938A - 強化プラスチツク船の簡単な成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ）産業上の利用分野 この発明は強化プラスチック船の 成形方法に関するもので、従来技術 としては　ウレタン発泡体による母型成形法、木製メス
型法、ＦＲＰメス型法の 主にメス型により　ハンドレイアツプ法でほとんどが人
手により製作されて いる。その他　スプレイアツプ法、プレス法の製作方法
がある。

しかし上述の製作方法は製品の 品質にバラツキがあつたり、作業者の 経験技能により品質に問題があり 長時間を要しコスト高になる。

この発明は第１の特徴としては オス型であるということである。つまり船首、船尾はコ
ルク、プラスチック 発泡体で成形しいわゆる流線形 を構成し、胴体部はラバーにて 成形し体積を変える事で製品完 成後容易に離型させ、ラバーは 再利用するものである。

第２の特徴としては船首、船尾に使用 したコルク、プラスチック発泡体はそのまま芯材として
製品の中に組み込み離 型する必要がない。

ロ）従来の技術 従来はＦＲＰメス型、木製メス型 が主流で、これは母型の製作、 木型塗装、ガラス構成、型用樹脂 積層、現図・型板どり、枠組み 板張り、表面仕上げ等、かなりの 工程を要し、長時間かかる。

ハ）発明が解決しようとする問題点 従来法のウレタン発泡体による母型 成型法、木製メス型法、ＦＲＰメス型 法に比らべ、簡単なオス型で短 期間に安価にできる。つまり船首、 船尾はコルク又はプラスチック発泡 体で成型したものをそのまま製品に 芯材として組み込み、船胴体部は ラバー型でオス型とし製品完成後 離型し再使用するものである。

ニ）問題点を解決するための手段 大型の船を製作する場合は船首、 船尾については　コルク（粉末、小片等）を木工系接着
材又はラバー系接着材 等の接着材と適量混合しメス型に 入れ成型する。この際、強度的に 問題があるような場合は芯材を入れ 補強すればよい。プラスチック発泡 体も同様の方法による。

次に船胴部はラバーにていわゆる 風せしのようにふくらますようにして樹脂仕上げ時は加
圧し、離型時減 圧し剥離する。

小型の船は上述のコルク、又はプラス チック発泡体をメス型に入れ樹脂 仕上げしそのまま船の芯材として 組み込む。

ホ）作用 従つて、大型、小型のプラスチック船を成型するのに　
この発明を用いれば短期間につまり安価に　製造コスト
ダウンにつながり、だれもがヨツト遊びが手軽 に楽しめる。又、サーフボード、ウインドーサーフボー
ドも　この発明で容易に 成形することができる。

つまり従来法のＦＲＰメス型、木製 メス型を作るには　母型の製作、型 板どり等、多くの工程と時間、 人手を要する。

この発明は　たとえば大ざつぱに 船首、船尾のコルク、又はプラスチ ック発泡体でオス型を作り、削り 上げ流線形を出せばよい。又、 きちんと面仕上げした型があれば 削り上げの手間は省ける。

ラバー型については船胴部である ので　浸漬法等で技術的に問題 なく作ることができる。

ラバー型と船首・船尾のコルク型 との接合はテープ等で分離しない 程度に接合しておく。

ヘ）実施例 第１図イはコルク小片と接着材で 作つた　ヨツト船首である。第１図ロ は　同様にして作つたヨツト船尾で ある。

第２図はラバーにて作つたヨツト 胴体部である。

第３図は　ヨツト船首、船尾　そして 胴体部を接合し　この発明の 船全体のオス型である。

ト）発明の効果 この発明は　以上述べたように、コル ク小片で作つたヨツトの船首・船尾 の間にラバーで作つたヨツト胴体部 を簡単に接合し　ヨツト全体を 短時間に、又胴体部ラバーの再利 用、船首、船尾の製品への込み組み、 ラバー離型の容易さをあわせもつ 効果あるものである。

この発明によるオス型に　従来よりあるハンドレイアツ
プ法、又はスプレイアツプ法にて製作した船は従来品と
かわ ることなく短時間に安価に、又離型も 容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図イは　ヨツト船首、第１図ロ はヨツト船尾で、第２図はヨツト 胴体部である。 第３図は　船首、船尾そして胴体 部を接合した図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コルクチップ（粉末、小片等）又は プラスチック発泡体を船首及び船尾 の形状に成型したオス型とラバー にて船の胴体部の形状にて成型した オス型を組み合わせ船全体のオス 型とする。成型時は必要によりプレスする。 ２、小型の船についてはコルクチップ（粉 末、小片等）又はプラスチック発泡体 で船全体のオス型とする。 ３、コルクチップ（粉末、小片等）又はプラスチック発
   泡体でサーフボード又は ウィンドサーフボードの構造材と する。 ４、コルクの板又はブロックにて船首及び 船尾の形状に成型したオス型とラバー にて船の胴体部の形状に成型したオス型 を組み合わせ船全体のオス型とする。 ５、プラスチック発泡体の板又はブロックにて船首及び
   船尾の形状に成型したオス型 とラバーにて船の胴体部の形状に成型した オス型を組み合わせ船全体のオス型と する。