JPS61198302A - 調節装置 - Google Patents
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- JPS61198302A JPS61198302A JP3833885A JP3833885A JPS61198302A JP S61198302 A JPS61198302 A JP S61198302A JP 3833885 A JP3833885 A JP 3833885A JP 3833885 A JP3833885 A JP 3833885A JP S61198302 A JPS61198302 A JP S61198302A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B11/00—Automatic controllers
- G05B11/01—Automatic controllers electric
- G05B11/36—Automatic controllers electric with provision for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral, differential
- G05B11/42—Automatic controllers electric with provision for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral, differential for obtaining a characteristic which is both proportional and time-dependent, e.g. P. I., P. I. D.
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- Automation & Control Theory (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、プロセス制御に用いられる調節装置に関し、
特に目標値追従特性および外乱抑制特性の双方にすぐれ
た調節装置に関する。
特に目標値追従特性および外乱抑制特性の双方にすぐれ
た調節装置に関する。
プロセス制御は、(1)省資源・省エネルギー、(2)
省人化、省力化、(3)均質化、高品質化、(4)安全
化、(5)フレキ°シブル化など、プロセス運転のニー
ズの高度化により、ますます高い制御性が求められ、極
限を1差して種々の工夫がなされている。
省人化、省力化、(3)均質化、高品質化、(4)安全
化、(5)フレキ°シブル化など、プロセス運転のニー
ズの高度化により、ますます高い制御性が求められ、極
限を1差して種々の工夫がなされている。
プラントの運転で、特に連続プロセスなどでは、上流に
おける生産量の変化、各種外乱や、最適化やカスケード
制御などによる目標値変更などの変動要因により、制御
が少しでも乱れると、F流に対して、その影響が連鎖的
に波及する。従って制御は個々の制御系の制御性を極限
まで向上させることが基本となる。最近では、プラント
運転のフレキシブル化、省エネルギー化にともない、運
転中に負荷変化などの大きな外乱が発生したり、最適化
とか、カスケード制御、設定値制御などによる目標値が
ひんばんに、大きく変化するケースが多くなってきてい
る。このようなとき、従来の調節装置では、外乱抑制に
最適かまたは目標値追従に最適か、または、その中間か
の1組のPIDパラメータしか設定できず、いずれにし
ても、中途半端で、制御性の限界をきわめていない。
おける生産量の変化、各種外乱や、最適化やカスケード
制御などによる目標値変更などの変動要因により、制御
が少しでも乱れると、F流に対して、その影響が連鎖的
に波及する。従って制御は個々の制御系の制御性を極限
まで向上させることが基本となる。最近では、プラント
運転のフレキシブル化、省エネルギー化にともない、運
転中に負荷変化などの大きな外乱が発生したり、最適化
とか、カスケード制御、設定値制御などによる目標値が
ひんばんに、大きく変化するケースが多くなってきてい
る。このようなとき、従来の調節装置では、外乱抑制に
最適かまたは目標値追従に最適か、または、その中間か
の1組のPIDパラメータしか設定できず、いずれにし
ても、中途半端で、制御性の限界をきわめていない。
これらの問題を解決するために、対外乱制御と対目標値
追従の双方に最適なパラメータが設定できる調節装置が
開発された。
追従の双方に最適なパラメータが設定できる調節装置が
開発された。
ところで、最も、多用されている制御系としては、第6
図に示す、PIilltII系と、第7図に示すPID
制御系が代表的なものとして知られている。
図に示す、PIilltII系と、第7図に示すPID
制御系が代表的なものとして知られている。
この2つの制御系の構成と動作を簡単に説明すると、以
下の通りである。まず、第6図において、目標値SVと
測定値PVを減算手段3に入れて偏差ΔP■を取り出し
、これをPI演算手段5に導入して、11調節演算して
、その出力信号を操作信号MVとして、制御対象7に印
加し、測定値PVが目標値Svに等しくなるように制御
するよう構成する。これは標準形P1m節装置である。
下の通りである。まず、第6図において、目標値SVと
測定値PVを減算手段3に入れて偏差ΔP■を取り出し
、これをPI演算手段5に導入して、11調節演算して
、その出力信号を操作信号MVとして、制御対象7に印
加し、測定値PVが目標値Svに等しくなるように制御
するよう構成する。これは標準形P1m節装置である。
第7図は、第6図の標準形PI調節装置のPI演算手段
5に、D(微分)動作を付加して、PID演算手段11
として、目標値や測定値の変化に対する応答性を向上さ
せたものである。これは、いわゆる標準形PID調節装
置である。この標準形PI調節装置と、標準形PIDI
I節装置の中間的存在として、測定値P Vのみに微分
動作を付加した第8図に示すPV微分先行形PID調節
装置がある。これは第8図に示すように、目標値S■と
測定値PVの偏差ΔPVに対してPI演算手段21で、
PI演算した出力から、微分演算手段23で測定値PV
を微分演算した出力を減算手段22で減算して得られる
出力を比例ゲイン手段24に入れて、比例ゲインに、を
乗じた信号を操作信号MVとして、制御対象7に印加し
、測定値PVが目標msvと一致するように制御するよ
う構成されている。
5に、D(微分)動作を付加して、PID演算手段11
として、目標値や測定値の変化に対する応答性を向上さ
せたものである。これは、いわゆる標準形PID調節装
置である。この標準形PI調節装置と、標準形PIDI
I節装置の中間的存在として、測定値P Vのみに微分
動作を付加した第8図に示すPV微分先行形PID調節
装置がある。これは第8図に示すように、目標値S■と
測定値PVの偏差ΔPVに対してPI演算手段21で、
PI演算した出力から、微分演算手段23で測定値PV
を微分演算した出力を減算手段22で減算して得られる
出力を比例ゲイン手段24に入れて、比例ゲインに、を
乗じた信号を操作信号MVとして、制御対象7に印加し
、測定値PVが目標msvと一致するように制御するよ
う構成されている。
これまで、制御の現場で使用されている調節装置の大部
分は、前記の3つの調節装置で占められている。従って
、プラントの制御性を改善するに当たっては、これらの
慣れ親しんだ且つ、現在プラントの中で、圧倒的に多く
稼動している調節装置に、簡単に付加でき、調整容易で
、効果の大きいことが基本的要件となる。
分は、前記の3つの調節装置で占められている。従って
、プラントの制御性を改善するに当たっては、これらの
慣れ親しんだ且つ、現在プラントの中で、圧倒的に多く
稼動している調節装置に、簡単に付加でき、調整容易で
、効果の大きいことが基本的要件となる。
以上、説明した、現在圧倒的に多用されている調節装置
は、基本的に1自由度PI(D)調節装置であるという
基本的欠点ないし制約を持っている。即ち、先に説明し
たPI (D)11節装置には、対外乱抑制最適PID
パラメータと対目標値追従最適PI(D)パラメータの
2種類の最適パラメータが存在するが、1自由度である
ために1種類のパラメータしか設定できない。従って、
カスケード制御、プログラム制御、設定値制御などの場
合は、外乱抑制最適パラメータを設定すると、目標値追
従に対しては制御性が低下するし、目標値追従最適パラ
メータを設定すると、外乱抑制特性が低下する。また両
者の中間に設定すると、外乱、目標値のいずれに対して
も中途半端となりいい加減となってしまう。また調整時
に、統一的な手法で調整できず、目的とか、ニーズに合
致した様にPIDパラメータを調整しなければならず、
統一的、画一的にできず、面倒である。以上のように従
来多用されているPID調節装置には、基本的欠点があ
り、これを解決することが強く望まれている。
は、基本的に1自由度PI(D)調節装置であるという
基本的欠点ないし制約を持っている。即ち、先に説明し
たPI (D)11節装置には、対外乱抑制最適PID
パラメータと対目標値追従最適PI(D)パラメータの
2種類の最適パラメータが存在するが、1自由度である
ために1種類のパラメータしか設定できない。従って、
カスケード制御、プログラム制御、設定値制御などの場
合は、外乱抑制最適パラメータを設定すると、目標値追
従に対しては制御性が低下するし、目標値追従最適パラ
メータを設定すると、外乱抑制特性が低下する。また両
者の中間に設定すると、外乱、目標値のいずれに対して
も中途半端となりいい加減となってしまう。また調整時
に、統一的な手法で調整できず、目的とか、ニーズに合
致した様にPIDパラメータを調整しなければならず、
統一的、画一的にできず、面倒である。以上のように従
来多用されているPID調節装置には、基本的欠点があ
り、これを解決することが強く望まれている。
この発明の目的は、従来技術のPI(D)調節装置の目
標値に進み/遅れ要素を設け、この進み/遅れ要素を介
した目標値信号を従来のPI(D)調節装置に加えるよ
うにすることにより、2自由度PI(D)調節化すると
ともに、各種構造のPI(D)調節を実現できる調節装
置を提供することを目的としている。
標値に進み/遅れ要素を設け、この進み/遅れ要素を介
した目標値信号を従来のPI(D)調節装置に加えるよ
うにすることにより、2自由度PI(D)調節化すると
ともに、各種構造のPI(D)調節を実現できる調節装
置を提供することを目的としている。
第1図に本発明の1実施例を示す。同図において、目標
値SVを、進み/遅れ演算手段31に入れて演算した出
力信号と測定11PVとを減算手段32で減算し、偏差
ΔPvを取り出し、この偏差ΔPVを少なくともPI演
算を手段を含む、PI(D)演算手段34に導入して、
PI(D)調節演算した出力信号を操作信号MVとして
、副葬対象7に加えて、測定値PVが、目標値SVに一
致するように制御するよう構成している。
値SVを、進み/遅れ演算手段31に入れて演算した出
力信号と測定11PVとを減算手段32で減算し、偏差
ΔPvを取り出し、この偏差ΔPVを少なくともPI演
算を手段を含む、PI(D)演算手段34に導入して、
PI(D)調節演算した出力信号を操作信号MVとして
、副葬対象7に加えて、測定値PVが、目標値SVに一
致するように制御するよう構成している。
本発明における進み/遅れ演算手段31は、第2図に示
すような組み合せで適用する。ただし、第2図で、K、
は比例ゲイン、T1は積分時間、■、は微分時間、Sは
複素変数、α、βは係数を表わす。第2図の表のN00
2の場合において、微分動作を除去し、To=Oとする
と、No、 2とN091のPI(D)調節手段34の
伝達関数、進み/遅れ演算手段31の伝達関数は同一と
なる。
すような組み合せで適用する。ただし、第2図で、K、
は比例ゲイン、T1は積分時間、■、は微分時間、Sは
複素変数、α、βは係数を表わす。第2図の表のN00
2の場合において、微分動作を除去し、To=Oとする
と、No、 2とN091のPI(D)調節手段34の
伝達関数、進み/遅れ演算手段31の伝達関数は同一と
なる。
第2図の表のN011のPI調節モードのときについて
考えて見る。進み/遅れ演算手段31の伝達関数は 1+T1 ・S となり、まず (1,1)α=1のとき・・・H(S)=1となり、こ
れは従来の標準形PI調節となる。
考えて見る。進み/遅れ演算手段31の伝達関数は 1+T1 ・S となり、まず (1,1)α=1のとき・・・H(S)=1となり、こ
れは従来の標準形PI調節となる。
(1,2)α=0のとき・・・(1)式よりH(S)=
1+TI ・S
となり、これは目標値フィルタ付PIN節となる。
この場合、PI調節のPIパラメータは、外乱抑制御l
最適PIパラメータを設定し、進み/遅れ演算手段31
の時定数としても、積分時間T、を設定する。このよう
にすれば、外乱変動に対しても、目標値変化に対しても
最適となり、2自由度PI制御系となる。
最適PIパラメータを設定し、進み/遅れ演算手段31
の時定数としても、積分時間T、を設定する。このよう
にすれば、外乱変動に対しても、目標値変化に対しても
最適となり、2自由度PI制御系となる。
測定値PV変化に対しては、
となり、PI動作である。
目標値(SV)変化に対しては
H(S)xC(S)
T1 ・S
となり、これは、いわゆるI−P制御系と言うことがで
きる。
きる。
(1,3)0<αく1のときは、
となり、これは次の証明により、全体的には、P−I−
P制御となる。これは■(積分)は目標値と測定値と共
通に作動し、P(比例)は目標値変化に対する値と、測
定値変化に対する値と独立に設定できることを意味して
いる。
P制御となる。これは■(積分)は目標値と測定値と共
通に作動し、P(比例)は目標値変化に対する値と、測
定値変化に対する値と独立に設定できることを意味して
いる。
測定値PV変化に対しては、
となり、P I !jJ作である
目標値(SV)変化に対しては、
1−1 (S) xC(S)
となり、これは(2)式と比べると、目標値S■変化に
対して、比例項に、xCが付加されており、αを可変す
ることにより、対外乱特性を変えないで、目標値変化に
対する追従特性を改善できる。
対して、比例項に、xCが付加されており、αを可変す
ることにより、対外乱特性を変えないで、目標値変化に
対する追従特性を改善できる。
第3図(a)は、目標値Svがステップ状に変化したと
きの進み/遅れ演算手段31の出力を、異なるα、即ち
α=0.α=1、Oくα〈1に対して示している。一方
、第3図(b)はそのときの測定値PVの変化を示して
いる。
きの進み/遅れ演算手段31の出力を、異なるα、即ち
α=0.α=1、Oくα〈1に対して示している。一方
、第3図(b)はそのときの測定値PVの変化を示して
いる。
次に第2図の表NO,2のPID調節モードの場合につ
いて考えて見る。
いて考えて見る。
進み/遅れ演算手段31の伝達関数は
となり、まず、
(2,1)α=1、β=1のとき、)−1(S)=1と
なり、これは従来の標準形PIDrA節となる。
なり、これは従来の標準形PIDrA節となる。
(2,2)α=O1β=Oのとき、(4)式よりとなり
、これは目標値フィルタ付PIDI節となる。この場合
、P4O10節のPIDパラメータは外乱抑制最適PI
Dパラメータを設定し、進み/遅れ演算手段31のパラ
メータも、PIDパラメータと同じものを設定する。こ
のようにすれば、外乱変動に対しても、目標値変化に対
しても最適となり、2自由度PID制御系となる。
、これは目標値フィルタ付PIDI節となる。この場合
、P4O10節のPIDパラメータは外乱抑制最適PI
Dパラメータを設定し、進み/遅れ演算手段31のパラ
メータも、PIDパラメータと同じものを設定する。こ
のようにすれば、外乱変動に対しても、目標値変化に対
しても最適となり、2自由度PID制御系となる。
測定値(PV)変化に対しては、
となり、PID動作である。
目標値(SV)変化に対しては、
H(S)XC(S)
となり、これは、いわゆるI−PD制御系と言う式に一
つ となり、これは次の証明により、全体的には、P−I−
PD制御となる。これはI(積分)は目標値と測定値に
対し共通的に作動し、P(比例)は、目標値変化に対す
る値に、測定値変化に対する値と独立して設定でき、D
(微分)動作は測定値に対してのみ作動することを意味
している。
つ となり、これは次の証明により、全体的には、P−I−
PD制御となる。これはI(積分)は目標値と測定値に
対し共通的に作動し、P(比例)は、目標値変化に対す
る値に、測定値変化に対する値と独立して設定でき、D
(微分)動作は測定値に対してのみ作動することを意味
している。
測定値変化に対しては、
となりPID動作である。
目標値変化に対しては
1−1 (S) XC(S)
1+TI・S+71・T、・S′
となり、(5)式と比べると、目標値変化に対して、比
例項に、xαが付加されており、αを可変することによ
り、対外乱抑制特性を変えないで、目標値変化に対する
追従特性を改善できる。
例項に、xαが付加されており、αを可変することによ
り、対外乱抑制特性を変えないで、目標値変化に対する
追従特性を改善できる。
つまり、P−I−PDINE系となっている。
(2,4)α−〇、0くβく1のとき、(4)式となり
、次の証明により、全体的にはD−1−PD制御系とな
る。つまり測定値変化に対しては、となり、PID動作
である。
、次の証明により、全体的にはD−1−PD制御系とな
る。つまり測定値変化に対しては、となり、PID動作
である。
目標値に対しては
H(S)xC(S)
となり、目標値変化に対しては10動作となっている。
従って、これらをまとめると総合的にはD−1−・PD
制御系となっている。
制御系となっている。
(2,5)0<αく1.0くβく1のとき、(4)とな
り次の証明により、全体的にはPD−1−PD制御系と
なる。
り次の証明により、全体的にはPD−1−PD制御系と
なる。
つまり、測定値変化に対しては、
となり、PID動作である。
目標値変化に対しては、
H(S)XC(S)
1+α・T −8+β・T −T −82I
ID 1+T1・S+T1・T、・S2 となり目標値変化に対してはPID動作となっている。
ID 1+T1・S+T1・T、・S2 となり目標値変化に対してはPID動作となっている。
従って、これらをまとめると、PD−I−PDυ制御系
となっている。
となっている。
第4図は本発明の他の実施例を示したものである。この
実施例では、進み/遅れ演算手段31が2つの要素31
a、31bを縦続接続したものから成る。
実施例では、進み/遅れ演算手段31が2つの要素31
a、31bを縦続接続したものから成る。
この場合の、進み/遅れ演算手段の伝達関数等も第2図
の表に示されている。ただし同表でH−β・T。
の表に示されている。ただし同表でH−β・T。
H2=γ・β−T、=γ・Hl
(γ=0.1〜0.3)
アナログ調節計の場合はγ;0.1であるが、ディジタ
ル演算の場合はγ−0,3程疾が適当である。
ル演算の場合はγ−0,3程疾が適当である。
(3,1) NO,3,I PV
3P! (α−1、β=0と設定した場合) α−1、β−〇のとき、進み/遅れ要素の伝達関数はH
(S)−1となり、これは従来のP■微分先行形PID
IIItEとなる。
3P! (α−1、β=0と設定した場合) α−1、β−〇のとき、進み/遅れ要素の伝達関数はH
(S)−1となり、これは従来のP■微分先行形PID
IIItEとなる。
(3,2) NO,3,21−PD制御(α−β−
0と設定した場合) α=β−〇のとき、進み/遅れ要素の伝達関数は H(S) = 1+TI ・S となり、これは目標値フィルタはPV微分先行形PID
制御となるが、次の証明により、I−PD制御となる。
0と設定した場合) α=β−〇のとき、進み/遅れ要素の伝達関数は H(S) = 1+TI ・S となり、これは目標値フィルタはPV微分先行形PID
制御となるが、次の証明により、I−PD制御となる。
測定値(PV)変化に対しては、
となり、PID動作である。
目標値(SV)変化に対しては、
1−1 (S) XC(S)
となり、■動作である。
従って、これは総合的には、いわゆるI−PD制御とな
っている。
っている。
3、3) NO,3,3P−1−PDIIIID(
0くα〈1、β=0と設定した場合)0〈α〈1、β−
〇のとき、進み/遅れ要素の伝達関数は 1 十l I幸) となり、これは次の証明により、総合的にはP−I−P
D!l1111となる。
0くα〈1、β=0と設定した場合)0〈α〈1、β−
〇のとき、進み/遅れ要素の伝達関数は 1 十l I幸) となり、これは次の証明により、総合的にはP−I−P
D!l1111となる。
測定値(PV)変化に対しては、
となり、PID動作である。
目標値(SV)変化に対しては、
H(S)XC(S)
となり、PI釣動作なっ・ている。
従って、総合的には、P−1−PD制御となる。
3、4 NO,3,40−I−PD 制御(α=
0.0<βく2と設定した場合)α=0、Oくβ〈2の
とき、准み7Mれ要素の伝達関数は、 1+TI ・S 1+H2S となり、これは次の証明により、D−1−PD制御とな
る。
0.0<βく2と設定した場合)α=0、Oくβ〈2の
とき、准み7Mれ要素の伝達関数は、 1+TI ・S 1+H2S となり、これは次の証明により、D−1−PD制御とな
る。
測定値(PV)変化に対しては、
となり、PID動作となっている。
目標値(SV)変化に対しては、
H(S)XC(S)
1 +TI ・S I十H−8
1+T、−81+1−12・S
1+γ・β・T、・S
となり、【D動作となっている。
従って、総合的にはD−1−PD制御となる。
3.5 NO,3,5PD−I−PD制御(eくαく
1.0くβく2と設定した場合)O〈αく1.0くβく
2のときの進み/遅れ要素の伝達関数は 1+T■ ・S 1+H2・S となり、この場合は、次の1明により、PD−1−PD
副制御なる。
1.0くβく2と設定した場合)O〈αく1.0くβく
2のときの進み/遅れ要素の伝達関数は 1+T■ ・S 1+H2・S となり、この場合は、次の1明により、PD−1−PD
副制御なる。
測定値(PV)変化に対しては、
となり、PID動作となっている。
目標値(SV)変化に対しては、
H(S)xC(S)
1+T1−s 1+H2・S
1+TI・S 1十H2・S
1+γ・β・TD −8
となり、干渉形PID動作となっている。
従って、総合的には、PDi−PD副制御なる。
(3,6)量定NO,3,63p I[)(α=1、β
=1と設定のとき) α=1、β=1のとき、進み/遅れ要素の伝達関数 1+H2・S となり、これは次の証明により、総合的には標準形PI
D制御となる。
=1と設定のとき) α=1、β=1のとき、進み/遅れ要素の伝達関数 1+H2・S となり、これは次の証明により、総合的には標準形PI
D制御となる。
測定値(PV)変化に対しては、
目標値(SV)変化に対しては、
H(S)XC(S)
1+H2・S
1+γ・T、−3
となり、干渉形PID動作となっている。
従って、総合的には、標準形PID制御となっている。
(4)PIDパラメータのチューニン 法PIDパラ
メータは次のように調整する。
メータは次のように調整する。
(調整方法1)
(1) K 、T1.Toは外乱制御最適パラメー
りをステップ応答法または限界感度法で求めて設定する
。
りをステップ応答法または限界感度法で求めて設定する
。
(2) α=01β=Oと設定し、Svステップ応答
を見ながらファインチューニングをする。
を見ながらファインチューニングをする。
(3) α、βは、積分プロセス制御、プログラム制
御、設定値制御などの時1、目標値変化に対する追従特
性を改善するために使用する。(理論的にはβ=1.2
5となる。) (調整方法2) (1) α=01β=0と設定し、S■ステップ応答
を見ながら調整する。(SVステップ応答が最適となっ
ておれば、外乱抑制特性も最適となっている。) (2) α、βは、積分プロセス制御、プログラム制
御、設定値制御などの時、目標値変化に対する追従特性
を改善するために使用する。(理論的にはβ=1.25
となる。) 第5図は異なるαに対する応答性を示したものである。
御、設定値制御などの時1、目標値変化に対する追従特
性を改善するために使用する。(理論的にはβ=1.2
5となる。) (調整方法2) (1) α=01β=0と設定し、S■ステップ応答
を見ながら調整する。(SVステップ応答が最適となっ
ておれば、外乱抑制特性も最適となっている。) (2) α、βは、積分プロセス制御、プログラム制
御、設定値制御などの時、目標値変化に対する追従特性
を改善するために使用する。(理論的にはβ=1.25
となる。) 第5図は異なるαに対する応答性を示したものである。
(5)マルチモードPID制御 式の適 とメリット
以上説明したようにマルチモードPID制御は、汎用性
と変動に対して強靭性を持った制御方式で、プロセス制
御の従来のPIDをすべてM−PIDに置換することに
よって、個別の制御ループの(1)W4整容易 (2)制御性向上 を実現することができ、これによりプラント全体の制御
性、運転特性を大きく高度化できる。
と変動に対して強靭性を持った制御方式で、プロセス制
御の従来のPIDをすべてM−PIDに置換することに
よって、個別の制御ループの(1)W4整容易 (2)制御性向上 を実現することができ、これによりプラント全体の制御
性、運転特性を大きく高度化できる。
たとえて言えば従来のPIDを適用したシステムはガタ
のある歯車を組み合せた機械の如きプラント制御システ
ムであるのに対し、M−PIDを適用したシステムは、
精密で、ガタのない歯車を組み合せた機械の如きプラン
ト制御システムである。
のある歯車を組み合せた機械の如きプラント制御システ
ムであるのに対し、M−PIDを適用したシステムは、
精密で、ガタのない歯車を組み合せた機械の如きプラン
ト制御システムである。
以上の結果は、第2図の表にまとめられている。
以上位置形演算方式で説明したが、DDC(ダイレクト
・ディジタル・コントロール)で多用されている速度形
演算方式についても、本発明は適用できるものである。
・ディジタル・コントロール)で多用されている速度形
演算方式についても、本発明は適用できるものである。
また微分動作については完全微分子、・S(S:複素変
数)で説明したが、実際の場合は不完全微分 を用いる。つまり、上記の説明の微分動作は広義の微分
を意味し、不完全微分も含まれる。
数)で説明したが、実際の場合は不完全微分 を用いる。つまり、上記の説明の微分動作は広義の微分
を意味し、不完全微分も含まれる。
以上説明したように、従来多用されている、標準PI、
標準PID、微分先行形PIDに1次または2次の進み
/遅れ要素を付加することにより、非常に簡単に (1)2自由度PID調節装置を実現できる。
標準PID、微分先行形PIDに1次または2次の進み
/遅れ要素を付加することにより、非常に簡単に (1)2自由度PID調節装置を実現できる。
(2) 各種構造のPIDI節が実現でき、現場で自
由自在に対応できる。
由自在に対応できる。
(3) 従来“の調節装置に1次または2次の進み/
遅れ要素のみを付加するだけなので、新規はもちろん、
既設の調節装置の高度化が非常に簡単に、低コストで実
現できる。従って、工業的効果が大である。
遅れ要素のみを付加するだけなので、新規はもちろん、
既設の調節装置の高度化が非常に簡単に、低コストで実
現できる。従って、工業的効果が大である。
(4) 従来技術の延艮轢上にあり、わかりやすく現
場に受は入れられやすい。
場に受は入れられやすい。
(5)2自由度PIDとなり、制御性向上とともに調整
もやりやす(、調整手法を統一化できる。
もやりやす(、調整手法を統一化できる。
このようにすぐれた効果を発揮し、プラントの制御系に
ちりばめて適用すれば、個々の制御性を限界まで改善で
き、全体のプラントの運転特性を生まれ変らせることが
でき、(1)省資源・省エネルギー、(2)省力化、省
人化、(3)均質化、高品質化、(4)安全化、(5)
フレキシブル化の限界にアプローチすることができる。
ちりばめて適用すれば、個々の制御性を限界まで改善で
き、全体のプラントの運転特性を生まれ変らせることが
でき、(1)省資源・省エネルギー、(2)省力化、省
人化、(3)均質化、高品質化、(4)安全化、(5)
フレキシブル化の限界にアプローチすることができる。
第1図は本発明一実施例の調節装置を組込lυだ制御系
を示すブロック図、 第2図は各調節モードに適した進み7Mれ演算手段の伝
達関数、そのときの総合調節モード等を示す図表、 第3図(a)および(b)は異なるαに対する応答を示
す図、 第4図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第5図
は異なるαに対づる応答を示す図、第6図、第7図およ
び第8図は従来のPIDli1節装置を示す図である。 7・・・制御対象、31・・・進み/if!れ演算手段
、32・・・減算手段、34・・・PI(D)演算手段
。 出願人代理人 猪 股 清 し−+ ++ ++++−第3図 第5図 第6図 L J第7図 苓8図
を示すブロック図、 第2図は各調節モードに適した進み7Mれ演算手段の伝
達関数、そのときの総合調節モード等を示す図表、 第3図(a)および(b)は異なるαに対する応答を示
す図、 第4図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第5図
は異なるαに対づる応答を示す図、第6図、第7図およ
び第8図は従来のPIDli1節装置を示す図である。 7・・・制御対象、31・・・進み/if!れ演算手段
、32・・・減算手段、34・・・PI(D)演算手段
。 出願人代理人 猪 股 清 し−+ ++ ++++−第3図 第5図 第6図 L J第7図 苓8図
Claims (1)
- 少なくとも比例および積分演算手段を有する調節装置に
おいて、目標値に進み/遅れ演算手段を設け、測定値と
前記進み/遅れ演算手段を介した目標値との偏差を前記
比例および積分演算手段に加えて演算した出力を操作出
力とするようにしたことを特徴とする調節装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3833885A JPS61198302A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 調節装置 |
US06/829,606 US4755924A (en) | 1985-02-19 | 1986-02-14 | Process controller having an adjustment system with two degrees of freedom |
CN86101892.3A CN1010433B (zh) | 1985-02-19 | 1986-02-19 | 具有两个自由度的调节系统的过程控制装置 |
EP86102109A EP0192245B1 (en) | 1985-02-19 | 1986-02-19 | Process controller having an adjustment system with two degrees of freedom |
DE3650164T DE3650164T2 (de) | 1985-02-19 | 1986-02-19 | Prozessregler mit einem System zur Einstellung mit zwei Freiheitsgraden. |
IN148/MAS/86A IN169101B (ja) | 1985-02-19 | 1986-03-04 | |
IN884MA1990 IN173097B (ja) | 1985-02-19 | 1990-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3833885A JPS61198302A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61198302A true JPS61198302A (ja) | 1986-09-02 |
Family
ID=12522496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3833885A Pending JPS61198302A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-27 | 調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61198302A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346503A (ja) * | 1986-08-14 | 1988-02-27 | Yokogawa Electric Corp | Pid調節装置 |
JPS63262703A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-31 | Nobuo Yamamoto | 制御系の汎用性時間差比較補償方法及び装置 |
JPH02148301A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-07 | Yokogawa Electric Corp | I−pd調節計 |
JPH0354602A (ja) * | 1989-07-22 | 1991-03-08 | Nobuo Yamamoto | 制御系の時間差比較2自由度制御方法及び装置 |
US5029066A (en) * | 1988-03-18 | 1991-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Process control system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5069482A (ja) * | 1973-10-12 | 1975-06-10 | ||
JPS5624604A (en) * | 1979-08-08 | 1981-03-09 | Toshiba Corp | Process control device |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP3833885A patent/JPS61198302A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5069482A (ja) * | 1973-10-12 | 1975-06-10 | ||
JPS5624604A (en) * | 1979-08-08 | 1981-03-09 | Toshiba Corp | Process control device |
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JPS63262703A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-31 | Nobuo Yamamoto | 制御系の汎用性時間差比較補償方法及び装置 |
US5029066A (en) * | 1988-03-18 | 1991-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Process control system |
JPH02148301A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-07 | Yokogawa Electric Corp | I−pd調節計 |
JPH0354602A (ja) * | 1989-07-22 | 1991-03-08 | Nobuo Yamamoto | 制御系の時間差比較2自由度制御方法及び装置 |
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