JPH0354602A - 制御系の時間差比較2自由度制御方法及び装置 - Google Patents

制御系の時間差比較2自由度制御方法及び装置

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JPH0354602A
JPH0354602A JP1190263A JP19026389A JPH0354602A JP H0354602 A JPH0354602 A JP H0354602A JP 1190263 A JP1190263 A JP 1190263A JP 19026389 A JP19026389 A JP 19026389A JP H0354602 A JPH0354602 A JP H0354602A
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B11/01Automatic controllers electric
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    • G05B11/42Automatic controllers electric with provision for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral, differential for obtaining a characteristic which is both proportional and time-dependent, e.g. P. I., P. I. D.
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/04Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric involving the use of models or simulators
    • G05B13/042Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric involving the use of models or simulators in which a parameter or coefficient is automatically adjusted to optimise the performance

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、広く帰還制御系、特に、サーボ系に対する制
御系の時間差比較2自由度制御方法及び装置に関するも
のである. 〔従来の技術〕 帰還制御系に於で重要なのは、安定性は勿論、目標値応
答の良さ,外乱応答の軽減,及び,ロバスト性であり,
汎用性に富むものが望まれる.目標値応答の良さと外乱
応答の軽減、又は、その他の諸特性の諸要請は、互いに
相反する物理的条件を伴い,目標値応答の良さに重きを
置くか、外乱応答の軽減に重きを置くか、又は,その他
の諸特性に重きを置くかの選択に迫られることが多い。
この最も有力な解決策として、種々の形態の2自由度制
御方法があり,そのなかでも利用価値の高いI−PD制
御(北森俊行:最適レギュレータ系の特徴を考慮に入れ
たPID制御系の構成法、第16回自動制御連合講演会
前刷,19/20(1973).及び、桑田龍一:改良
形限界感度法とPID,I−PD制御の特性,計測自動
制御学会論文集,23−3,232/239(1987
)参照),及び、2自由度PID制御(田口秀文,土居
正照,荒木光彦=2自由度PID制御系の最適パラメー
タ,計測自動制御学会論文集、23−9,889/89
5 (1987)参照)等があり、目標値応答の良さと
外乱応答の軽減の両者,及び、その他の諸特性ともにか
なりの効果を挙げている.また、最適レギュレータ等を
用いたデイジタル制御に於でも,定常偏差の除去、及び
、外乱対策として積算器等の内部モデル原理(美多勉著
:デイジタル制御理論,昭晃堂(1 9 8 6)第7
意参照)の使用により、目標値応答の良さ、及び,外乱
応答の軽減の両面、及び、その他の諸特性に相当満足で
きる結果が得られている。また,目標値応答の飛躍的な
改臀を可能にする制御系の汎用性時間差比較補償法(山
本信雄二制御系の汎用性時間差比較補償法,特開昭63
 − 252703号公報,GO5B13/00 (1
988)参照)、及び、内部モデル協調型フィードフォ
ワード手法を用いた制御系(山本信雄:内部モデル協調
型フィードフォワード手法を用いた制御系,特開平1−
 96701号公報,GO5B  17/02,11/
32 (1989)参照)が提案されている. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上述の従来の技術では、目標値応答の良
さと外乱応答の軽減、又は、その他の諸特性を同時に満
足しつつ,それぞれの最高の状態,又は、最高に近い状
態に調整されているとは言い難く、そのうちのいずれか
を或る程度犠牲にするか、又は、諸特性共に或る点で妥
協せざるを得ないのが現状である。すなわち、ディジタ
ル制御の場合は諸特性がいずれも優れているが、取り扱
う制御系を線型時不変システムと仮定しても設計理論そ
のものが難解で、一般の非線型要素を含む多くの現実の
システムに対する設計理論が確立されていない上に、そ
れ以前の問題として,現在のデイジタルfrlJ御その
ものにも、なお一層の改善の余地が残されている.なお
、制御系の汎用性時間差比較補償法,及び、制御系の内
部モデル協調型フィードフォワード制御には、両者とも
に単独の使用に於では、外乱応答軽減の効果等が期待で
きない. 本発明は、上述の問題点を除去し、目標値応答の良さと
外乱応答の軽減、又は、その他の諸特性を同時に満足し
つつ、それぞれの最高の状態、又は、最高に近い状態に
調整することを可能とする制御系の時間差比較2自由度
制御方法及び装置を提供可能とすることを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
以上のwigを解決するためにとられた本発明の構或は
、制御系の時間差比較2自由度討御装置においては、外
乱の軽減,及び、目標値又は基準値の応答制御を実施す
るための制御器を用いた制御装置において、前記制御器
の前段に、フィードバック制御の目標値又は基準値を幾
つかに分岐させ、分岐の1つと帰還量との直接比較を行
って第l偏差量を得、他の分岐の各々に種々の遅れ時間
をもつ遅れ要素を通して前記目標値又は前記基準値と前
記帰還駄との時間差比較を行って第2偏差量及び第3偏
差量等を得、前記第1偏差量をも含めた各偏差量に種々
の重み要素を通すことによって該各偏差量に種々の重み
を付けて得られる各信号の総和をとり、該総和によって
得る信号をゲイン調整要素を通すことにより、制御対象
に適合するゲインの再調整を施して操作量を造り出す汎
用時間差比較補償器を設け、前記制御対象から造られる
帰還量を該汎用時間差比較補償器に帰還させるようにし
てなることを特徴とするものである.また,制御系の時
間差比較2自由度制御方法は、外乱の軽減,及び,目標
値又は基増値の応芥制御を制e4器により実施する制御
方法において、フィードバック制御の目標値又は基準値
を幾つかに分岐させ、分岐の{つと帰還量との直接比較
を行って第1偏差量を得、他の分岐の各々に種々の遅れ
時間をもつ遅れ要素を通して前記目標値又は前記基準値
と前記帰還量との時間差比較を行って第2偏差量及び第
3a差量等を得、前記第1偏差量をも含めた各偏差量に
挿々の重み要素を通すことによって該各偏差量に穐々の
重みを付けて得られる各信号の総和をとり、該総和によ
って得る信号をゲイン調整要素を通すことにより、制御
対象に適合するゲインの再調整を施して操作量を造り出
す汎用性時間差比較補償法により求めた出力を前記制御
器に入力させることを特徴とするものであり,下記のよ
うな態様がある. 上述の汎用性時間差比較補償法のための汎用性時間差比
較補償器を含む全制御系の目標値又は基準値と制御量の
間の伝達関数T(s )をSの分数多項式に表現、又は
、近似表現したときの前記分数多項式の分母と分子の次
数の差に同じ次数の臨界制動型規範モデルW ( s 
)を設定し、前記T ( s )と前記W(s)の差T
(g)W(s)を9の低次の低次の項へ、前記汎用性時
間差比較補償器の諸調節パラメータの個数に等しい数の
項数だけの項を取り出し、その各項の係数をゼロに設定
して各条件式を立て,該各条件式を連立させながら前記
W(s)の未定パラメータを消去して得る前記汎用性時
間差比較補fR器の諸g節パラメータの間の近似関係を
前記諸調節パラメータの調節に適用する.同じく、汎用
性時間差比較補償器を含む全制御系の目標値又は基準値
と制御量の間の伝達関数T(s)をSの分数多項式に表
現,又は、近似表現したときの前記分数多項式の分母と
分子の次数の差に同じ次数の臨界制動型規範モデルW(
s)を設定し,前記T(s )、及び,前記W(s)を
それぞれ、サンプル時間で2変換を施して各々パルス伝
達関数T(z)、及び、W(z)を求め,さらに,ε=
2−■の変換によるε表示のパルス伝達関数を各々T(
ε),及び.W(ε)と表示し、この両者の差T(ε)
一W(ε)のεの低次の低次の項へ、前記汎用性時間差
比較補償器のW:lltBパラメータの個数に等しい数
の項数だけの項を取り出し,その各項の係数をゼロに設
定して各条件式を立て、前記W(ε)の未定のパラメー
タを消去して得られる前記時間差比較補償器の諸調節パ
ラメータの間の近似関係を前記IJiJi節パラメータ
の調節に適用する. 同じく、汎用性時間差比較補償器を含む全制御系の目標
値又は基準値と制御量の間の伝達関数T(s)をSの分
数多項式に表現、又は近似表現したときの前記分数多項
式の分母と分子の次数の差に同じ次数の臨界制動型規範
モデルW(s)を設定し、前記T(s)のボーデ線図の
ゲイン特性が角周波数ωの低域から中域にかけて0[d
B]の平坦特性になるように、かつ、中域から高域の全
ての前記ωに於て0[dB]を絶対に越えることがない
ように,又は、0[dB]の越え方を最小限に抑えるよ
うに前記汎用性時間差比較補償器の諸調節パラメータを
調節する. なお,ここで、本発明の構Ilj.原理を第1図の原理
説明図に基づいて説明する.この図で,1は目標値又は
基準値、2は汎用性時間差比較補償器、3は汎用性時間
差比較補償器の出力、4は従来一般に用いられている制
御器(以下、従来の制御器と称する)、5は操作量,6
は外乱入力,7は制御対象,8は制御量,9は帰還要素
、10は帰還量、11は状態フィードバックを示してい
る.すなわち、本発明の構或は,汎用性時間差比較補償
器2の出力を従来の制御器4に入力させることによって
、従来の制御装置4を外乱応答の軽減に、又は、外乱応
答の軽減及び目標値応答の良さ,及びその他諸特性をも
含めた総合的な特性に、汎用性時間差比較補償器2を目
標値応答の良さに,又は,目標値応答の良さの改善に,
又は、目標値応答の良さ及び外乱応答の軽減及びその他
の諸特性をも含めた総合的特性の最終的な調整に,互い
に独立に,又は、準独立に調節する機能分担を持たせた
もので、従来よりも格段に優れた2自由度制御が可能に
なる. 従来の制御装置4として、PIDgll節計,PI調節
計,I−PD制御装置、又は、最適レギュレータ等、あ
らゆる調節計、又は、レギュレータ等が適用される. 汎用性時間差比較補償器2は、多くの制御系に対しては
,第2図に示すように,目標値又は基準値1の分岐の数
が2個のみで構成して十分である.第2図に於で第1図
と同一の部分には同一の符号が付してあり、12は分岐
,13は直接比較、■4は第1偏差量,15は基準遅れ
要素,16は時間差比較、17は第2偏差量,18.1
9は重み要素、20は総和、21はゲイン再調整要素を
示している. 第2図で示す2分岐の汎用性時間差比較補償器2は,ブ
ロック線図の等価変換により第3図のように示すことが
できる.この図で,第1図と同一の部分は同一の符号が
付してあり,22は時間差比較フィルタ、23は時間差
等価比較を示している. 従来のfIIJ御装置4の中には通常すでにゲイン調整
機能が含まれているので、特に必要のない限りに於では
、ゲイン再調整要素2工のゲインパラメータK,は Kr”1              ・・・(1)に
設定される. 〔作用〕 本発明の制御系の汎用性時間差比較補償法を導入した2
自由度制御方法は、先ず、汎用性時間差比較補償器2を
用いない従来の制御器4のみを用いた従来の帰還制御系
に戻した状態で、又は,汎用性時間差比較補償器2のゲ
イン再調整要素21のゲイン係数を(1)式に示す如く
設定し、かつ、汎用性時間差比較補償器2の重み要素工
8の重み量をa=1に設定して汎用性時間差比較補償器
2を用いないのと同等の状態で、従来の制御器4を従来
法によって外乱応答が最も軽減されるように又は、外乱
応答の軽減及び目標値応答の良さ及びその他の諸特性を
含めた総合的な特性に於で設計者が意図する適切な特性
が得られるように調整し次に、汎用性時間差比較補償器
2を第l図に示されるように設定して、第2図に示すよ
うな重み要素工8の重み量aをはじめとする汎用性時間
差比較補償器2の諸調節パラメータを目標値応答の良さ
が最高になるように、又は、目標値応答の良さ及び外乱
応答の軽減、及び/又は、その他の諸特一性を含めた総
合的な特性の最終的な改善がなされるようにamする.
特に汎用性時間差比較補償器2のゲイン再調整要素21
のゲイン係数が(1)式に示す如く設定される場合は、
汎用性時間差比較補償器2は従来の制御器4と機能的に
全く独立し,汎用性時間差比較補償器2は目標値応答の
良さを専ら分担することになると同時に従来の制御器4
によってamされる外乱応答の軽減、及び、その他の諸
特性を保持して、これらの諸特性に変更を期たすことは
ない. 以上のように、汎用性時間差比較補償器2を従来の制御
器に組合せて互いに独立に、又は、準独立に調整するこ
とにより,両者の各長所が発揮されるため、従来よりも
優れた2自由度制御が遂行することができる. ここで、本発明の従来の制御器4、及び、汎用性時間差
比較補償器2の諸調節パラメータの設定方法について説
明する. 従来の制御器4の諸調節パラメータの調整は従来法に従
うが、時に応じて試行的にyA整する.汎用性時間差比
較補償器2は、主要な役割である目標値応芥の良さを実
現するための諸調節パラメータの決定法について,第1
の決定法から第4の決定法まで4種の決定法について説
明する.汎用性時間差比較補償器2の諸,W節パラメー
タの第1の決定法は、汎用性時間差比較補償器2の基準
遅れ要素15(第2図及び第3図参照)の伝達関数C(
s)、及び,汎用性時間差比較補償器2の中で等価的に
与えられる時間差等価比較23(第3図参照)に帰還量
10(第3図参照)が帰還されてつくる従来のIIJI
IW4をも含む閉ループ内に於ける閉ループ伝達間数N
(s)が,ともに線型で厳密にプロパーな分数多項式で
表わされる場合、次の手順(1−1)から(1−5)に
従って決定される. (1−1).目標値又は基準値上と制御量8の間の理想
として所望される規範モデルW ( s )はステップ
応答に於でオーバーシュートを生じさせない臨界制動型
の 1 α=1.  2,  3,  ・・・ を想定する.ここに,αは規範モデルの時定数である. (1−2).汎用性時間差比較補償器2,及び,従来の
制御器4をも含めた、目標値又は基準値1と制御量8の
間の取り扱っている制御系全体の伝達関数T(s)は,
上述の閉ループ伝達関数N(s)に、第3図に示される
時間差比較フィルタ22の伝達関数(a+(1−a)C
(s))の積で示される.即ち5 T(s)=(a+(1−a)C(s))N(s)  −
(3)である.このT(s)を分数多項式に変形し、こ
の分母と分子のSの次数の差を求め、(2)式で与えら
れる規範モデルW(s)の次数Qを、上述の次数の差に
設定する. (1 − 3).上述のT(s)とW(s)の差T(s
)−W(s)をとり,部分的モデルマッチング法(北森
俊行:制御対象の部分的知識に基づく制御系の設計法,
計測自動制御学会論文集,15−4,549/555 
(1979)参照)と同様に、差T(s)−W(s)の
Sの低次の項から,汎用性時間差比較補償器2の諸調節
パラメータの個数と同じ数だけの項数を取り出し,それ
ら各項の係数をゼロと置いて条件式を立てる. (1−4).(2)式で与えた前記規範モデルの時定数
αの適性値は、(3)式の伝達関数T(s)によって自
ずから決まってくるものであり,しかも,T(s)のS
の全ての次数に同時に関係する量であるから、定式化で
示すことは困難である.そこで,上述の手順(1−3)
で立てた各条件式を連立させて、求めることの困難なα
を消去して解き、諸調節パラメータの間の関係式を求め
る.(1−5).上述の手順(1−4)で得る前記諸調
節パラメータの取り得る値の組合せは或る範囲に連続し
て存在するが、目標値応答の整定が最良になるような諸
調節パラメータの組合せを,試行的な実験,又は、試行
的なコンピュータ等によるシミュレート等に基づいて,
最終的に1組決定する.これは、実システムの場合,種
々のシステム同定法等が適用される。
以上の手順は連続制御で適用されるが、M敗制御又はデ
イジタル化制御又はデイジタル制御に於でも良い目安と
なる. 汎用性時間差比較補償器2の諸調節パラメータの第2の
決定法は、離散制御又はデイジタル化制御又はデイジタ
ル制御に於で有効な方法で,以下の手順を経て決定され
る. (2−1).目標値又は基準値1と制御量8の間の理想
として所望される規範モデルは、上述の設計手順(1−
1)に記載されている規範モデルW(s)に2変換を施
したパルス伝達関数W(z)を想定する. (2−2).前記規範モデルの次数党は上述の手ff(
1−2)に従って決める.もしくは、可能ならば.Q=
1にとる. (2−3).(3)式に2変換を施して、パルス伝達関
数T(z)を求める. (2  4).     z=1+ε    ・・・(
4)と置いて2をEに変数変換し、T(z)をT(ε)
に,W(z)をW(ε)に表現し直す.これは,サンプ
ル時間をTとすれば,2変換の定義によりz=s’↑で
あるから、s−+O(近似ではSの低次に着目されてい
るため)に対しては2→1となるから,2−1ミε→O
になるようなεを導入する。これによって解析は大変楽
になる. (2−5).T(i)−W(ε)のεの低次の項から汎
用性時間差比較補償器2の調節パラメータの個数と同じ
数の項数だけ,それら各項の係数をゼロと置いて各条件
式を立てる. (2−6).規範モデル(2〉式の時定数αの適性値の
決定は困難である.そこで,上述の手順(2−4)で立
てた各条件式を連立させてαを消去して解き,諸調節パ
ラメータの間の関係式を求める.(2−7).上述の手
順(2−6)で得る諸調節パラメータの取り得る値の組
合せは或る範囲に連続して存在するが,目標値応答が最
良になるような諸調節パラメータの組合せを試行的な実
験又はコンピュータ等によるシミュレート等に基づいて
、最終的に1組決定する.これは、実システムの場合、
種々のシステム同定法等が適用される.以上が離散制御
、又は、デイジタル化制御、又は、デイジタル制御に有
効な汎用性時間差比較補償器2の諸調節パラメータの第
2の決定法である.取り扱う制御系にむだ時間を含む場
合は、汎用性時間差比較補償器2の中の基準遅れ要素1
5の伝達関数C(s)に、新しい調節パラメータとして
のむだ時間を設定し、それらむだ時間をP ads近似
等の級数展開等によって多項式化することにより,汎用
性時間差比較補償器2の諸調節パラメータの第1、又は
,第2の決定法を利用することができる. 取り扱う制御系が非線型の場合は、線型モデルに近似し
て汎用性時間差比較補償器2の諸調節パラメータの第1
、又は、第2の決定怯を利用することができる。
汎用性時間差比較補償器2の諸調節パラメータの第1,
又は、第2の決定法が利用できない場合は、以下に述べ
る第3,及び、第4の決定法がある. 汎用性時間差比較補償器2の諸調節パラメータの第3の
決定法は、汎用性時間差比較補償器2,及び、従来の制
御器4をも含めた、目標値又は基準値{と制御景8の間
の取り扱っている制御系全体の伝達関数T(s)に於で
、s=jωを代入してグラフ化して得るボーデ線図のゲ
イン特性が角周波数ωの低域から中域にかけて0[dB
]の平坦性を示し、低域及び中城及び高域の全てのωの
領域で0[dB]を絶対に越えることがないように調整
して決定する方法,又は、0[dB]の越え方を最小限
に抑えるように決定する方法である.汎用性時間差比較
補償器2の諸調節パラメータの第4の決定法は、目標値
又は基準値1のモデル信号(例えば,ステップ信号)を
印加して、制御量8の応答が最適な状態に(ステップ信
号の場合はオーバシュートを起こさないように,かつ、
遅れ時間、及び,立上り時間,及び、整定時間の全てを
,又は、そのうちのいずれかを最短になるように)調整
して決める方法である。これは,汎用性時間差比較補償
器2の諸調節パラメータの第3の決定法と同等の物理的
意味を持つ6 〔実施例〕 以下実施例について説明する。
第4図は一実施例を実施する制御系のブロック線図で、
第1図及び第3図と同一の部分には同一の符号が付して
ある。この実施例は,本発明の汎用性時間差比較補償法
を導入した2自由度制御方法の典型的な使用例として、
従来の制御器4を外乱応答の軽減に、汎用性時間差比較
補償器2を目標値応答の良さに互いに独立に調節するこ
とを試み,従来の2自由度制御の特性と比較する。
基本的特性を明確にするために直結帰還系、即ち、帰還
要素9の伝達関数をH(S):1とし,また、上述のよ
うに典型的な使用例を示すために、即ち、時間差比較補
償器2と従来の制御器4とを完全に独立にした2自由制
御を実施するためにゲイン再調整要素21のゲイン係数
を(1)式、即ち,Kr=1とする. 供使する制御対象7の伝達関数を 1 とし,従来の制御器4をPID調節計とし、この伝達関
数は で与えられる.そして、サンプル時間T=1でデイジタ
ル化制御を行う. 従来法,及び、デイジタル化制御のための試行的な調整
により、外乱応答が最も軽減されるようなP I D!
Jl節計の諸調節パラメータの各最適値はKp=1.0
+ T+=4.1,To=0.6  ・・・(7)を得
た. 第5図は外来応答を最小に押えた場合の従来のPID制
御によるステップ応答図で,横軸,縦軸には、それぞれ
、t/T+ y(t/T)及びu(t/T)がとってあ
る.@5図のaは、汎用性時間差比較補償器2を使用し
ない時の単位ステップ応答を示す。ただし、外乱入力6
には時刻t≧35の時間帯に大きさが0.1  のステ
ップ状外乱を加えた。第5図中のIll線bは操作量5
の応答を示す。
この図から、外乱応答を最小限に抑えた反動として,目
標値応答に大きなオーバーシュートを生じでいることが
わかる. 次に、上述に引き続いて汎用性時間差比較補償器2を用
いて、目標値応答を規範モデル(2)式によって得られ
る応答に近づけるように整えることを試みる. 汎用性時間差比較補償器2の中の基準遅延要素15(第
2図参照)の伝達関数C(s)を最も簡単で取り扱いの
容易な { C(s)=              ・・・(8)
1+sTr に設定する.この場合、汎用性時間差比較補償器2の諸
調節パラメータは重み量a、及び、基準遅延要素15の
時定数T,の2個である。以下,a及びTrの最適値を
以下に示すように決定する.先ず、前節で述べた汎用性
時間差比較補償器2の諸調節パラメータの第1の決定法
に従うと、(4)式のT(s)は(5)式及び(7)式
及び(8)式により ・・・(9) となり、これより、前節の設計手順(1−2)に従い、
規範モデル(2)式の次数党の値は2=1      
        ・・・(lO)に定められ,前節の設
計手順(1−3)に従って次の2つの条件式を得る. α一(1 − a )T, = 1         
−(11)及び、 4.1(a−(1−a)Tr)+αaTr=4.1  
 −(1z)設計手順(1−4)に従い、(9)式及び
(IO)式よりαを消去して T,=2.025/J▼]]乙口    ・・・(13
)となり、aとTrの関係を得る. 次に、前節で述べた汎用性時間差比較補償器2の諸調節
パラメータの第2の決定法に従うと、前節の設計手順(
2−1)〜(2−4)により規範モデルのε表示による
パルス伝達関数は(2)式及び(lO)式より、 1−e−”α W(ε)=                  ・・
・(14)ε+1− e−Va 一方,汎用性時間差比較補償器2をも含めた制御系全体
の伝達関数T(s)に対するε表示によるパルス伝達関
数は(9)式より ・・・(15) となる.前節の設計手順(2−5)により次の2つの条
件式を得る. η一(1−a)ζ=0        ・・・(16)
及び、 0.1542a+1.2553(Q  (1−a)ζ)
 −0,6321 rtζ=0・・・(l7) ただし、 ηミl−e−1″             ・・・(
18)及び ζミ1−e−1/α           ・・・(l
9)と定義した. 前節の設計手順(2−6)に従って、(16)式及び(
l7)式からα値を含むζを消去して整理すると、T,
= − 1/ Q n{1 −0.4939 a (1
 − a )}・・・(20) となり,aとTrの関係を得る.最後に、(20)式の
関係を手懸りに前節の設計手順(2−7)に従い、目標
値応答が最良になるときのaとTrの組合せのコンピュ
ータ・シミュレートによる試行によって得た各値は、そ
れぞれ a =0.3 5             ・・・(
21)及び, Tr= 3.4 1            ・・−(
22)となった. 離散制御又はデイジタル化制御又はデイジタル制御に適
用される関係式(20)式によれば. (21)式で与
えられるaの値のとき ’rr=3.74            ・・・(2
3)の計算値が得られ,最終的試行で得た(22)式の
値と10%以内の誤差で近似されることがわかり,上述
した離散制御又はデイジタル化制御又はデイジタル制御
に於ける汎用性時間差比較補償器2の諸調節パラメータ
の第2の決定法が有効であることが示された. また、連続制御の場合の関係式(13)式に(2l)式
で与えられるa値を代入すると、 T,=4.2 2            ・(24)
となり、最終的試行で得た(22)式のTr値と20%
程度の誤差で近似値が得られることがわかり、離散制御
又はデイジタル化制御又はデイジタル制御に於でも、連
続制御に於ける汎用性時間差比較補償器2の諸調節パラ
メータの第1の決定法が,工つの目安として使用できる
ことがわかる.(21)式及び(22)式で求められた
諸調節パラメータ値を持つ汎用性時間差比較補償器2を
使用した第4図のブロック線図で示される制御系の単位
ステツプ応答を第6図に示す。第6図の縦軸,横軸には
、それぞれ、t/T,y(t/T)及びu(t/T)が
とってある。
第6図の曲線aは彊位ステップ応答を示す。ただし,外
乱入力6は、第5図の応答を得たときと同じ条件である
。また、第6図の曲mbは操作量5の応答を示す。
第6図の曲線aの目標値応答は(2)式で与えた規範モ
デルに対する単位ステップ応答に酷似しており,@標値
応答の良さに関する当初の目的の1つが達せられた.ま
た、第6図の曲線aで得られた目標値応答は従来法によ
る第5図の曲線aの目標値応答に比べて格段に改善され
ていることが示される.また、第6図の曲線aのL≧3
5の時間帯に現われている外乱応答の特性は,第5図の
場合と同様の時間帯に現われている最小限に軽減された
外乱応答特性をそのままそっくり保持しており,2自由
度制御の効果が確かめられた。さらに、第6図の曲線b
の操作量は、第5図の曲ISbのそれに比べて、はるか
に小さくて済む。
このように、本発明の制御系の汎用性時間差比較補償法
を導入した2自由度制御は、従来のPID制御に比べて
、目標値応答の格段の改再がなされることが示された. 次に、上述と同じ制御対象7(この伝達関数は(5)式
で与えられる)を用いて,従来の2自由度制御方法のう
ちで最も汎用性の高いI−PD制御を施し、目標値応答
の良さ及び、外乱応答の軽減をそれぞれ最良に調察した
ときの単位ステップ応答を第7図に示す.第7図の横軸
,縦軸には,それぞれ、t/T,y(t/T)及びυ(
t /T)がとってある.第7回の曲線aは眼位ステッ
プ応芥を示す.なお曲線bは操作量5の変化を示す.た
だし,外乱入力6は前述と同様の外乱を加えた。
第6図と第7図の両曲線aを比較すると、外乱応答の軽
減は両者ともほぼ同等(第6図曲線aの方が外乱応答の
ピーク値は小さい)であり、目標値応答の良さは、第6
図の方が格段に良いことがわかる. このように、本発明の制御系の汎用性時間差比較補償法
を導入した2自由度制御方法は、従来の2自由度制御方
法に比べて外乱応答の軽減は同等の特性を示し、目標値
応答の良さの改善に顕著な効果があることが示された. また、従来の制御器4として、従来の2自由度制御装埴
、又は、デイジタル最適レギュレータを用いた場合でも
、汎用性時間差比較補償器2とともに第l図に示すよう
に構戊して組合せることにより,目標値応答の良さ、及
び、外乱応答の軽減、及び、その他の諸特性等を改善す
る、より効果的な2自由度制御法を実現することが可能
になり、このために必要な汎用性時間差比較補償器2の
上述のような諸パラメータの決定法が有効であることも
示すことができる. なお、上述の実施例においては、従来の制御器としてフ
ィードバック作用のあるものを用いる場合についてのみ
説明したが、フィードフォワード作用のあるものを用い
る場合にも同様に用いられ同様の効果を得ることができ
る. また、本発明の2自由度制御装直は、ハードウエアとし
て.又は、ソフトウエアとして、又は両者の機能の合体
として実呪される汎用性制御装置として,又は、専用制
御装置として、又は、個別制御系の組み込み制御装置と
して構成することができる. 〔発明の効果〕 本発明は、目標値応答の良さと外乱応答の軽減、又は、
その他の諸特性を同時に満足しつつ、それぞれの最高の
状態、又は、最高に近い状態に調整することを可能とす
る制御系の時間差比較2自由度制御方法及び装置を提供
可能とするもので、産業上の効果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御系の時間差比較2自由度制御方法
の!理説明図、第2図は第1図の汎用性時間差比較補償
器の一例の原理説明図、第3図は第2図の等価ブロック
線図、第4図は本発明の制御系の時間差比較2自由度制
御方法の一実施例を実施するための制御系のブロック図
、第5図は外乱応答を最小に抑えた場合の従来のPID
制御によるステップ応竹図、第6図は第4図の本発明の
実施例によるステップ応芥図,第7図は従来の2自由度
制御法のI−PD制御法によるステップ応答図である. 1・・・目標値又は基準値、2・・・汎用性時間差比較
補償器、3・・・汎用性時間差比較補償器の出力,4・
・・制御器、5・・・操作量、6・・・外乱入力,7・
・・制御対象、8・・・制御量,9・・・帰還要素、1
0・・・帰還量,11・・・状態フィードバック,12
・・・分岐、13・・・直接比較,14・・・第l偏差
量.15・・・基準遅れ要素,16・・・時間差比較、
17・・・第2偏差量、18,19・・・重み要素、2
0・・・総和、2l・・・ゲイン再調整要素、22・・
・時間差比較フィルタ、23・・・時間差等価比較.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外乱の軽減、及び、目標値又は基準値の応答制御を
    実施するための制御器を用いた制御装置において、前記
    制御器の前段に、フィードバック制御の目標値又は基準
    値を幾つかに分岐させ、分岐の1つと帰還量との直接比
    較を行つて第1偏差量を得、他の分岐の各々に種種の遅
    れ時間をもつ遅れ要素を通して前記目標値又は前記基準
    値と前記帰還量との時間差比較を行つて第2偏差量及び
    第3偏差量等を得、前記第1偏差量をも含めた各偏差量
    に種々の重み要素を通すことによつて該各偏差量に種々
    の重みを付けて得られる各信号の総和をとり、該総和に
    よつて得る信号をゲイン調整要素を通すことにより、制
    御対象に適合するゲインの再調整を施して操作量を造り
    出す汎用時間差比較補償器を設け、前記制御対象から造
    られる帰還量を該汎用時間差比較補償器に帰還させるよ
    うにしてなることを特徴とする制御系の時間差比較2自
    由度制御装置。 2、外乱の軽減、及び、目標値又は基準値の応答制御を
    制御器により実施する制御方法において、フィードバッ
    ク制御の目標値又は基準値を幾つかに分岐させ、分岐の
    1つと帰還量との直接比較を行つて第1偏差量を得、他
    の分岐の各々に種々の遅れ時間をもつ遅れ要素を通して
    前記目標値又は前記基準値と前記帰還量との時間差比較
    を行つて第2偏差量及び第3偏差量等を得、前記第1偏
    差量をも含めた各偏差量に種々の重み要素を通すことに
    よつて該各偏差量に種々の重みを付けて得られる各信号
    の総和をとり、該総和によつて得る信号をゲイン調整要
    素を通すことにより、制御対象に適合するゲインの再調
    整を施して操作量を造り出す汎用性時間差比較補償法に
    より求めた出力を前記制御器に入力させることを特徴と
    する制御系の時間差比較2自由度制御方法。 3、汎用性時間差比較補償器を含む全制御系の目標値又
    は基準値と制御量の間の伝達関数T(s)をsの分数多
    項式に表現、又は、近似表現したときの前記分数多項式
    の分母と分子の次数の差に同じ次数の臨界制動型規範モ
    デルW(s)を設定し、前記T(s)と前記W(s)の
    差T(s)−W(s)をsの低次の項から高次の項へ、
    前記汎用性時間差比較補償器の諸調節パラメータの個数
    に等しい数の項数だけの項を取り出し、その各項の係数
    をゼロに設定して各条件式を立て、該各条件式を連立さ
    せながら前記W(s)の未定パラメータを消去して得る
    前記汎用性時間差比較補償器の諸調節パラメータの間の
    近似関係を前記諸調節パラメータの調節に適用する特許
    請求の範囲第2項記載の制御系の時間差比較2自由度制
    御方法。 4、汎用性時間差比較補償器を含む全制御系の目標値又
    は基準値と制御量の間の伝達関数T(s)をsの分数多
    項式に表現、又は、近似表現したときの前記分数多項式
    の分母と分子の次数の差に同じ次数の臨界制動型規範モ
    デルW(s)を設定し、前記T(s)、及び、前記W(
    s)をそれぞれサンプル時間でz変換を施して各々パル
    ス伝達関数T(z)、及び、W(z)を求め、さらに、
    ε=z−1の変換によるε表示のパルス伝達関数を各々
    T(ε)、及び、 W(ε)と表示し、この両者の差T
    (ε)−W(ε)のεの低次の項から高次の項へ、前記
    汎用性時間差比較補償器の諸調節パラメータの個数に等
    しい数の項数だけの項を取り出し、その各項の係数をゼ
    ロに設定して各条件式を立て、前記W(ε)の未定のパ
    ラメータを消去して得られる前記時間差比較補償器の諸
    調節パラメータの間の近似関係を前記諸調節パラメータ
    の調節に適用する特許請求の範囲第2項記載の制御系の
    時間差比較2自由度制御方法。 5、前記汎用性時間差比較補償器を含む全制御系の目標
    値又は基準値と制御量の間の伝達関数T(s)をsの分
    数多項式に表現、又は、近似表現したときの前記分数多
    項式の分母と分子の次数の差に同じ次数の臨界制動型規
    範モデル W(s)を設定し、前記T(s)のボーデ線図のゲイン
    特性が角周波数ωの低域から中域にかけて0[dB]の
    平坦特性になるように、かつ、中域から高域の全ての前
    記ωに於て0[dB]を絶対に越えることがないように
    、又は、0[dB]の越え方を最小限に抑えるように前
    記汎用性時間差比較補償器の諸調節パラメータを調節す
    る特許請求の範囲第2項記載の制御系の時間差比較2自
    由度制御方法。
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