JPS61197782A - スクロ−ル形流体機械 - Google Patents
スクロ−ル形流体機械Info
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- JPS61197782A JPS61197782A JP3438885A JP3438885A JPS61197782A JP S61197782 A JPS61197782 A JP S61197782A JP 3438885 A JP3438885 A JP 3438885A JP 3438885 A JP3438885 A JP 3438885A JP S61197782 A JPS61197782 A JP S61197782A
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- JP
- Japan
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- scroll
- resin
- type fluid
- fluid machine
- machine according
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔i明の利用分野〕
本発明は、真空ポンプや空調用圧縮機、空気及びガス圧
縮機等に用いられるスクロール流体機械。
縮機等に用いられるスクロール流体機械。
に係り、特に無潤滑や潤滑油の少なし・状態で一転され
る場合に好適なスクロール部材に関するものである。
る場合に好適なスクロール部材に関するものである。
従来のスクロール流体機械では、スクロール部材は金属
で構成されているため、スクロールラップ形状を得るの
にカッターによる削り出しが多用されている。しかし、
この方法では加工に多くの □時間が費されるため価格
を安価にするのはかなり困難である。この−決のため特
−昭56−2487号番壬開示されているような製作法
も考案されている。 ′しかし、得られる寸法精度に
起因する問題もあり、採用し雌い点があった。スクロー
ル部品を別体化する他の製作法として、特開昭58−2
14689号が開示されている。しかし、この場合スク
ロールラップ部分の加工法については、具体的配慮が十
分なされていない、すなわちこれはスクロール部品を金
属部品とセラミックス部品とに別体化したものであるが
、現有の加工技術では、かなり寸法精度を要求するスク
ロールラップを得るのに、加工時間がさらに多く費やさ
れるため低価格で製作するという面では大きな問題があ
った。また、セラミックス材の無潤滑状態における摩擦
係数は、大きいので、汎用モータ直結形のオイルフリー
スクロール流体機械では、高速回転となるため実用上の
問題がある。
で構成されているため、スクロールラップ形状を得るの
にカッターによる削り出しが多用されている。しかし、
この方法では加工に多くの □時間が費されるため価格
を安価にするのはかなり困難である。この−決のため特
−昭56−2487号番壬開示されているような製作法
も考案されている。 ′しかし、得られる寸法精度に
起因する問題もあり、採用し雌い点があった。スクロー
ル部品を別体化する他の製作法として、特開昭58−2
14689号が開示されている。しかし、この場合スク
ロールラップ部分の加工法については、具体的配慮が十
分なされていない、すなわちこれはスクロール部品を金
属部品とセラミックス部品とに別体化したものであるが
、現有の加工技術では、かなり寸法精度を要求するスク
ロールラップを得るのに、加工時間がさらに多く費やさ
れるため低価格で製作するという面では大きな問題があ
った。また、セラミックス材の無潤滑状態における摩擦
係数は、大きいので、汎用モータ直結形のオイルフリー
スクロール流体機械では、高速回転となるため実用上の
問題がある。
本発明の目的は、軽量で安価に裏作でき、かつ無潤滑で
運転することのできるスクロール形流体機械を提供する
ことにあ:る。そして、なお、運転状態でスクロールラ
ップ晶をファインギャップあるいはゼロ□ギャップとす
ることにより、無潤滑状態でも漏れの少ない高効率のス
クロール機械を提供することにある。
運転することのできるスクロール形流体機械を提供する
ことにあ:る。そして、なお、運転状態でスクロールラ
ップ晶をファインギャップあるいはゼロ□ギャップとす
ることにより、無潤滑状態でも漏れの少ない高効率のス
クロール機械を提供することにある。
スクロールラップを切削加工主体で成形する場合、うす
巻きに沿ってカッタを゛移動させる必要があり、しかも
高精度を得るためには、複数回の加工工程が必要となっ
て高価にならざるを得ない。
巻きに沿ってカッタを゛移動させる必要があり、しかも
高精度を得るためには、複数回の加工工程が必要となっ
て高価にならざるを得ない。
そこで、スクロールラップに樹脂特有のインジェクショ
ン成形が可能な構造用特殊樹脂の適用を図ることにより
製作工程の低減を図ることが可能となる。この適用によ
る波及効果がある。1つには材料のもつ優れた耐摩耗、
耐摩擦性により、ラップ同志が当接摺動してもなじみ効
果により運転が可能であるため、金属で成形するときよ
りも寸法精度をやや悪くできること、もう1つは、油潤
滑式スクロール形圧縮機あるいは、真をポンプに適用し
た場合、スクロールラップ内に潤滑油がない状態で運転
が可能となり、金属ラップで生じゃすい固渋の問題を大
巾に解消することができる。ま1、 た、旋
回スクロールの樹脂化により、軽量となるため、旋回運
動に伴う遠心力□を軽減することができるので、特に無
潤滑式の機械で、旋回スクロールに設けた軸受の長寿命
化□を図ることが可能となる。また、本発明で適用する
樹脂は、鉄系金属などと比較すると熱伝導度はかなり小
さいため、スクロール部材内を流入する気体は、金属製
部材のときよりも授熱量が減少する。その結果、気体の
吸入過熱度が低減し、密度が高くなり単位流量当りの重
量流量が増加すること、及び圧縮中の授熱量も低減する
ため断熱圧縮効率の向上を望むことができる。
ン成形が可能な構造用特殊樹脂の適用を図ることにより
製作工程の低減を図ることが可能となる。この適用によ
る波及効果がある。1つには材料のもつ優れた耐摩耗、
耐摩擦性により、ラップ同志が当接摺動してもなじみ効
果により運転が可能であるため、金属で成形するときよ
りも寸法精度をやや悪くできること、もう1つは、油潤
滑式スクロール形圧縮機あるいは、真をポンプに適用し
た場合、スクロールラップ内に潤滑油がない状態で運転
が可能となり、金属ラップで生じゃすい固渋の問題を大
巾に解消することができる。ま1、 た、旋
回スクロールの樹脂化により、軽量となるため、旋回運
動に伴う遠心力□を軽減することができるので、特に無
潤滑式の機械で、旋回スクロールに設けた軸受の長寿命
化□を図ることが可能となる。また、本発明で適用する
樹脂は、鉄系金属などと比較すると熱伝導度はかなり小
さいため、スクロール部材内を流入する気体は、金属製
部材のときよりも授熱量が減少する。その結果、気体の
吸入過熱度が低減し、密度が高くなり単位流量当りの重
量流量が増加すること、及び圧縮中の授熱量も低減する
ため断熱圧縮効率の向上を望むことができる。
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する。樹脂
製の固定スクロール1は、端板1aとそれに直立したス
クロールラップ1bから成り、外周部に気体の吸入口3
を有し、中央部に吐出弁体14を備えた吐出口4を有し
ている。そして、この固定スクロール1は、その外周部
で、樹脂製のフレーム5に締結手段6により固定され、
またフレーム5は、締結手段6′によりケーシング7に
固定されている。樹脂製の旋回スクロール2は、端板2
aとスクロールラップ2bとから成り、固定スクロール
1に対して一定の回転角を保ってかみ合わされている。
製の固定スクロール1は、端板1aとそれに直立したス
クロールラップ1bから成り、外周部に気体の吸入口3
を有し、中央部に吐出弁体14を備えた吐出口4を有し
ている。そして、この固定スクロール1は、その外周部
で、樹脂製のフレーム5に締結手段6により固定され、
またフレーム5は、締結手段6′によりケーシング7に
固定されている。樹脂製の旋回スクロール2は、端板2
aとスクロールラップ2bとから成り、固定スクロール
1に対して一定の回転角を保ってかみ合わされている。
この外周部では複数個のピンクランク15が他端を固定
スクロール1に係止して、旋回スクロール2の自転を阻
止するように配置しである。旋回スクロール1は、ケー
シング7に固定された軸受10,10’により軸支され
た駆動軸9の一端に設けられたクランク部9′に軸受8
を介し連結されている。そして駆動軸9の回転に伴い、
旋回スクロール2は、その外周部をフレーム5と固定ス
クロール1に挾支され安定運動を維持されつつ、一定の
旋回半径のもとに旋回運動が行われる。これに伴い、気
体は吸入口3から流入し、スクロールラップによって圧
縮されて吐出口4から吐出される。そして、運動中の発
生熱により樹脂部材は刺子熱膨張するが、フレーム5も
樹脂製であるため、旋回スクロール2の外周部における
サンドイッチクリアランス、すなわち、(固定スクロー
ルとフレームの面間距離)−(旋回スクロール外周部の
端板厚み)は、はぼ一定の状態で保たれ、安定運動を確
保することができる。
スクロール1に係止して、旋回スクロール2の自転を阻
止するように配置しである。旋回スクロール1は、ケー
シング7に固定された軸受10,10’により軸支され
た駆動軸9の一端に設けられたクランク部9′に軸受8
を介し連結されている。そして駆動軸9の回転に伴い、
旋回スクロール2は、その外周部をフレーム5と固定ス
クロール1に挾支され安定運動を維持されつつ、一定の
旋回半径のもとに旋回運動が行われる。これに伴い、気
体は吸入口3から流入し、スクロールラップによって圧
縮されて吐出口4から吐出される。そして、運動中の発
生熱により樹脂部材は刺子熱膨張するが、フレーム5も
樹脂製であるため、旋回スクロール2の外周部における
サンドイッチクリアランス、すなわち、(固定スクロー
ルとフレームの面間距離)−(旋回スクロール外周部の
端板厚み)は、はぼ一定の状態で保たれ、安定運動を確
保することができる。
ところで、フレーム5の樹脂化はこのサンドイッチクリ
アランスを一定に保つための手段であり。
アランスを一定に保つための手段であり。
他の実施例としては、スクロール部材に適用した樹脂と
同程度の熱膨張率を有する金属材料、例えばAQ合金に
よりフレーム5を形成することも可能である。また以下
の実施例でのべるフレームについても同様のことが言え
る。さらに、ラップ同志の摺接が生じても、適用する樹
脂材料特有の自己潤滑性のため、無潤滑状態でも運転が
可能となる。また、旋回スクロール2を樹脂化すること
により、軽量化が図れるので、運動に伴う遠心力を軽減
できて軸受8に作用する負荷が減少するので。
同程度の熱膨張率を有する金属材料、例えばAQ合金に
よりフレーム5を形成することも可能である。また以下
の実施例でのべるフレームについても同様のことが言え
る。さらに、ラップ同志の摺接が生じても、適用する樹
脂材料特有の自己潤滑性のため、無潤滑状態でも運転が
可能となる。また、旋回スクロール2を樹脂化すること
により、軽量化が図れるので、運動に伴う遠心力を軽減
できて軸受8に作用する負荷が減少するので。
軸受寿命の延長をはかることができる。また、主軸9に
は、軸封手段11及び11′が配置されていて真空ポン
プとしても実用可能である0本発明(以下の実施例も含
む)に適用できる樹脂には。
は、軸封手段11及び11′が配置されていて真空ポン
プとしても実用可能である0本発明(以下の実施例も含
む)に適用できる樹脂には。
ポリフェニレンサルファイド樹脂やこれを主体とした複
合材料、ブチレングリコールとテレフタール酸を主原料
とするポリエステル系熱可塑性樹脂。
合材料、ブチレングリコールとテレフタール酸を主原料
とするポリエステル系熱可塑性樹脂。
合成線状ポリアミド樹脂を主体としたナイロン系樹脂、
またポリイミド樹脂やこれを主体とした複合材料、そし
て、四フッ化エチレン樹脂を主体とした複合材料などが
ある。これらの材料はいずれも、耐熱性、耐摩擦、耐摩
耗性、耐食性、剛性。
またポリイミド樹脂やこれを主体とした複合材料、そし
て、四フッ化エチレン樹脂を主体とした複合材料などが
ある。これらの材料はいずれも、耐熱性、耐摩擦、耐摩
耗性、耐食性、剛性。
耐クリープ性、成形性に非常に優れている。よって、こ
のような樹脂を使用することにより、取扱うことの可能
な気体を多種類にできる。このことは1本実施例を真空
ポンプとして利用するときに効果が大きく現われる。す
なわち、真空ポンプが多用される分野の一つに半導体製
造分野がある。
のような樹脂を使用することにより、取扱うことの可能
な気体を多種類にできる。このことは1本実施例を真空
ポンプとして利用するときに効果が大きく現われる。す
なわち、真空ポンプが多用される分野の一つに半導体製
造分野がある。
半導体製造は、真空中で行われるが、その過程では製作
上の都合上、いろいろなガスが使用され。
上の都合上、いろいろなガスが使用され。
なかでも腐食性の強いガスも多い、よって、実施例で示
す樹脂材料は耐食性に非常に優れていること、又、無潤
滑摺動に十分耐える材料であること、さらには、真空ポ
ンプではスクロール部材にかかる荷重も小さいため、摺
動状況を表わすPv値が小さいので、オイルフリー真空
ポンプとして、クリーン真空排気が可能となる。このこ
とは、半導体製造分野では非常に大きな特長となる。
す樹脂材料は耐食性に非常に優れていること、又、無潤
滑摺動に十分耐える材料であること、さらには、真空ポ
ンプではスクロール部材にかかる荷重も小さいため、摺
動状況を表わすPv値が小さいので、オイルフリー真空
ポンプとして、クリーン真空排気が可能となる。このこ
とは、半導体製造分野では非常に大きな特長となる。
次に、第2図の実施例について、第1図の実施例と異な
る点について説明する。樹脂製の固定スクロール1は、
固定うず巻ラップ1bと、ラップかみ合い直径に応じた
大きさをもつ端板1aとからなり、固定スクロール係止
部材17に固定される。また5樹脂製の旋回スクロール
2は、同様にかみ合い直径に応じた大きさをもった端板
2aと、旋回うず巻きラップ2bとからなる。そして、
旋回スクロール係止部材16は、その中央でクランク軸
9′に連結され外周部では複数個のピンクランク15に
連結されている。内側には、旋回スクロールを配置、固
定している。固定方法は、外周部のピンクランク15の
係合する位置(特に回転方向)との相対関係を決定する
ためのノックピン19が設けられ、中央部と外周部の締
結手段18゜18′で行なわれている。他方、固定スク
ロール1の固定方法もほぼ同様に実施されるが1組立に
際しては、固定スクロール1と、固定スクロール係止部
材17との間にシール要素20を介在させである0以上
のように構成し、それぞれのスクロール係止部材16.
17を金属製とすることによリ、スクロール部材1,2
が補強され、かつクランク軸9′やピンクランク15の
周囲も金属の剛性が発揮されるので、前記実施例の如き
オイルフリー真空ポンプのみならず、オイルフリー圧縮
機としても十分適用できるものとなる0以上のスクロー
ル係止部材16.17は、スクロール部材に適用する樹
脂と同程度の熱膨張係数をもつへ〇材等の金属を使うこ
とができる。そして本実施例の場合、樹脂の部分を小さ
く構成することが可能となり成形性を非常に良好に保つ
ことができる。しかも樹脂材料が少なくて済むことから
より低価格で提供することができる。
る点について説明する。樹脂製の固定スクロール1は、
固定うず巻ラップ1bと、ラップかみ合い直径に応じた
大きさをもつ端板1aとからなり、固定スクロール係止
部材17に固定される。また5樹脂製の旋回スクロール
2は、同様にかみ合い直径に応じた大きさをもった端板
2aと、旋回うず巻きラップ2bとからなる。そして、
旋回スクロール係止部材16は、その中央でクランク軸
9′に連結され外周部では複数個のピンクランク15に
連結されている。内側には、旋回スクロールを配置、固
定している。固定方法は、外周部のピンクランク15の
係合する位置(特に回転方向)との相対関係を決定する
ためのノックピン19が設けられ、中央部と外周部の締
結手段18゜18′で行なわれている。他方、固定スク
ロール1の固定方法もほぼ同様に実施されるが1組立に
際しては、固定スクロール1と、固定スクロール係止部
材17との間にシール要素20を介在させである0以上
のように構成し、それぞれのスクロール係止部材16.
17を金属製とすることによリ、スクロール部材1,2
が補強され、かつクランク軸9′やピンクランク15の
周囲も金属の剛性が発揮されるので、前記実施例の如き
オイルフリー真空ポンプのみならず、オイルフリー圧縮
機としても十分適用できるものとなる0以上のスクロー
ル係止部材16.17は、スクロール部材に適用する樹
脂と同程度の熱膨張係数をもつへ〇材等の金属を使うこ
とができる。そして本実施例の場合、樹脂の部分を小さ
く構成することが可能となり成形性を非常に良好に保つ
ことができる。しかも樹脂材料が少なくて済むことから
より低価格で提供することができる。
次に、第3図について説明する。樹脂製の固定スクロー
ル1が、樹脂製のフレーム5に固定されており、その間
に、樹脂製の旋回スクロール2が。
ル1が、樹脂製のフレーム5に固定されており、その間
に、樹脂製の旋回スクロール2が。
その端板2aの外周部を固定スクロール1とフレーム5
に挾支され、かつスクロールラップlb。
に挾支され、かつスクロールラップlb。
2bがかみ合って配置されている。そして、旋回スクロ
ール2の背面には、自転を阻止するためのオルダム部材
21が、他方をフレーム5に固定されて配置されている
。フレーム5はさらに、軸受要素10を中心に固定した
ケーシング7に固定されている。そして、以上の部品か
らなる圧縮機構部と、電動要素22を一体にし、無潤油
25と共に密閉容器24の中に収納されている。従って
、駆動軸9の回転により、気体は、吸入口3から流入し
、圧縮されて中央の吐出口4より吐出される。
ール2の背面には、自転を阻止するためのオルダム部材
21が、他方をフレーム5に固定されて配置されている
。フレーム5はさらに、軸受要素10を中心に固定した
ケーシング7に固定されている。そして、以上の部品か
らなる圧縮機構部と、電動要素22を一体にし、無潤油
25と共に密閉容器24の中に収納されている。従って
、駆動軸9の回転により、気体は、吸入口3から流入し
、圧縮されて中央の吐出口4より吐出される。
その後、圧縮気体は、固定スクロール1やフレーム5、
ケーシング7の外周に設けられた流路26を通り、最終
的には、排出口23より機外へ流出する。潤滑油25は
、駆動軸9の回転に伴って、その内部に設けられた偏心
給油穴27を通って各軸受部8,10に供給される0本
実施例は、冷凍空調機用の圧縮機として一用することが
できる。
ケーシング7の外周に設けられた流路26を通り、最終
的には、排出口23より機外へ流出する。潤滑油25は
、駆動軸9の回転に伴って、その内部に設けられた偏心
給油穴27を通って各軸受部8,10に供給される0本
実施例は、冷凍空調機用の圧縮機として一用することが
できる。
この場合、吸入口3と、 IN出口23は、冷媒ガスを
封入したサイクルへ接−される、このため、吸入口から
は冷媒ガスは入ってくるが油の入ってくる量は少なく、
スクロールラップ内は、無潤滑状態となりやすい、それ
ばかりでなく、冷媒ガスは油の洗浄機能を有するため無
潤滑化が助長される。
封入したサイクルへ接−される、このため、吸入口から
は冷媒ガスは入ってくるが油の入ってくる量は少なく、
スクロールラップ内は、無潤滑状態となりやすい、それ
ばかりでなく、冷媒ガスは油の洗浄機能を有するため無
潤滑化が助長される。
しかし、前記した樹脂材料の適用効果により、無潤滑で
も高い信頼性が得られる。また、これらの樹脂材料は、
冷媒ガス中でも寸法安定性がよいため、適正なギャップ
を維持することができ、高性能な圧縮機を提供できる。
も高い信頼性が得られる。また、これらの樹脂材料は、
冷媒ガス中でも寸法安定性がよいため、適正なギャップ
を維持することができ、高性能な圧縮機を提供できる。
また、材料のもつ熱伝導性が金属材料よりも悪いため、
吸入ガスの伝熱による過熱が少なくなるので流体性能が
より向上し、さらに高性能な圧縮機を得ることができる
。
吸入ガスの伝熱による過熱が少なくなるので流体性能が
より向上し、さらに高性能な圧縮機を得ることができる
。
さらに、空調機用として用いる場合、特に暖房時の場合
は、圧縮機構部が受熱する割合が金属に比べて悪いので
、熱い吐出ガスがす早く排出ポート23から出てくるの
で暖房の立上りが早く、機能的に優れた空調機を提供す
るととができる。
は、圧縮機構部が受熱する割合が金属に比べて悪いので
、熱い吐出ガスがす早く排出ポート23から出てくるの
で暖房の立上りが早く、機能的に優れた空調機を提供す
るととができる。
以上のように、本発明によれば、固定スクロールおよび
、旋回スクロールに、耐熱性、耐摩擦。
、旋回スクロールに、耐熱性、耐摩擦。
耐摩耗性、剛性、耐薬品性、溶剤性、対成形性。
耐クリープ性などあ良好な樹脂材料により構成したので
、無潤滑状態でも摩擦損失が少なく容易に高性能で運転
ができる。また、スクロールラップをインジエクショ成
形により成形加工ができるので加工工数が矢巾に減少し
、結果低価格のものを提供することができる。また、金
属に較べ熱膨張率が大きいのでラップ同志が接触しやす
いが、この状態でも優秀な耐摩擦、耐摩耗性のため運転
には支障がない、このことは逆に、ラップ間のギャップ
がゼロに保持できることを意味するものであり、ギャッ
プが微小になればなるほど気体のもれを極端にすくなく
することができるので、金属性スクロールラップの場合
よりも高い性能をもつスクロール流体機械を得ることが
できる。また、従来、油潤滑を行っていたものでも、油
浴潤滑の必要性がなくなるので、油の消費量が低減し経
済的なスクロール流体機械を提供することができる。
、無潤滑状態でも摩擦損失が少なく容易に高性能で運転
ができる。また、スクロールラップをインジエクショ成
形により成形加工ができるので加工工数が矢巾に減少し
、結果低価格のものを提供することができる。また、金
属に較べ熱膨張率が大きいのでラップ同志が接触しやす
いが、この状態でも優秀な耐摩擦、耐摩耗性のため運転
には支障がない、このことは逆に、ラップ間のギャップ
がゼロに保持できることを意味するものであり、ギャッ
プが微小になればなるほど気体のもれを極端にすくなく
することができるので、金属性スクロールラップの場合
よりも高い性能をもつスクロール流体機械を得ることが
できる。また、従来、油潤滑を行っていたものでも、油
浴潤滑の必要性がなくなるので、油の消費量が低減し経
済的なスクロール流体機械を提供することができる。
第1図、第2図、および第3図はそれぞれ本発明の実施
例を示す縦断面図である。 1・・・固定スクロール、2・・・旋回スクロール、3
・・・吸入口、4・・・吐出口、5・・・フレーム、7
・・・ケーシング、9・・・駆動軸、10・・・軸受、
11・・・軸封手段、12・・・バランスウェイト、1
5・・・ピンクランク、21・・・オルダム部材、22
・・・電動要素、24・・・密閉容器、25・・・潤滑
油、26・・・ガス流路、27・・・偏心給油穴。
例を示す縦断面図である。 1・・・固定スクロール、2・・・旋回スクロール、3
・・・吸入口、4・・・吐出口、5・・・フレーム、7
・・・ケーシング、9・・・駆動軸、10・・・軸受、
11・・・軸封手段、12・・・バランスウェイト、1
5・・・ピンクランク、21・・・オルダム部材、22
・・・電動要素、24・・・密閉容器、25・・・潤滑
油、26・・・ガス流路、27・・・偏心給油穴。
Claims (6)
- 1. 端板と端板に直立したうず巻状の部材の一対から
なるスクロールラツプを、互いにラツプをかみ合わせ、
一方を固定し、他方を自転を阻止しながら旋回運動させ
て密閉空間を徐々に減小して気体を圧縮するスクロール
形流体機械において、圧縮要素部を構成する固定スクロ
ール、および旋回スクロールを構造用特殊樹脂材料で構
成するとともに、フレームを構造用特殊樹材料あるいは
、スクロール部材と同程度の熱膨張係数を有する金属材
料で構成したことを特徴とするスクロール形流体機械。 - 2. 特許請求の範囲第1項記載のスクロール形流体機
械において、使用する構造用特殊材料をポリフエニリン
サルフアイド樹脂やこれに2硫化モリブデンやカーボン
繊維あるいはテフロンやカーボン繊維、あるいはテフロ
ンやガラス繊維などを配合した複合樹脂とすることを特
徴とするスクロール形流体機械。 - 3. 特許請求の範囲第1項記載のスクロール形流体機
械において、使用する構造用特殊樹脂材料を、ブチレン
グリコールとテレフタール酸を主原料とするポリエステ
ル系熱可塑性樹脂とすることを特徴とするスクロール形
流体機械。 - 4. 特許請求の範囲第1項記載のスクロール形流体機
械において、使用する構造用特殊材料を、ポリイミド樹
脂や、これに、グラフアイトやテフロンあるいは、グラ
フアイトあるいは、2硫化モリブデンなどを配合した複
合樹脂とすることを特徴とするスクロール形流体機械。 - 5. 特許請求の範囲第1項記載のスクロール形流体機
械において、使用する構造用特殊材料を合成線状ポリア
ミド樹脂を主体とするナイロン系樹脂とすることを特徴
とするスクロール形流体機械。 - 6. 特許請求の範囲第1項記載のスクロール形流体機
械において、使用する構造用特殊材料を四フッ化エチレ
ン樹脂を主体とした複合樹脂とすることを特徴とするス
クロール形流体機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60034388A JPH0830469B2 (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | オイルフリースクロール形流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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