JPS6119763A - 高透磁率合金薄帯 - Google Patents
高透磁率合金薄帯Info
- Publication number
- JPS6119763A JPS6119763A JP59138563A JP13856384A JPS6119763A JP S6119763 A JPS6119763 A JP S6119763A JP 59138563 A JP59138563 A JP 59138563A JP 13856384 A JP13856384 A JP 13856384A JP S6119763 A JPS6119763 A JP S6119763A
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- JP
- Japan
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- alloy
- thin strip
- weight
- ribbon
- molten alloy
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1205—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties involving a particular fabrication or treatment of ingot or slab
- C21D8/1211—Rapid solidification; Thin strip casting
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- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Fe、 A1.Siを主成分とし、液体急冷
法により作成される高透磁率合金薄帯に関するものであ
る。
法により作成される高透磁率合金薄帯に関するものであ
る。
例えばVTR(ビデオテープレコーダ)等の磁気記録再
生装置においては、記録信号の高密度記録化や高周波数
化等が進められており、この高密度記録化に対応して磁
気記録媒体として磁性粉にFe、Go、Ni等の強磁性
金属の粉末を用いたいわゆるメタルテープや強磁性金属
材料を蒸着によりベースフィルム上に被着したいわゆる
蒸着テープ等が使用されるようになっている。そして、
この種の磁気記録媒体は高い抗磁力Hcを有するために
、記録再生に用いる磁気ヘッドのヘッド材料にも高い飽
和磁束密度Bsを有することが要求されている。
生装置においては、記録信号の高密度記録化や高周波数
化等が進められており、この高密度記録化に対応して磁
気記録媒体として磁性粉にFe、Go、Ni等の強磁性
金属の粉末を用いたいわゆるメタルテープや強磁性金属
材料を蒸着によりベースフィルム上に被着したいわゆる
蒸着テープ等が使用されるようになっている。そして、
この種の磁気記録媒体は高い抗磁力Hcを有するために
、記録再生に用いる磁気ヘッドのヘッド材料にも高い飽
和磁束密度Bsを有することが要求されている。
そこで従来、この磁気ヘッドを構成する磁性材料として
Fe、 Al、Siを主成分とするF’e−Al−Si
系合金、いわゆるセンダスト合金が注目を集めている。
Fe、 Al、Siを主成分とするF’e−Al−Si
系合金、いわゆるセンダスト合金が注目を集めている。
このセンダスト合金は、高い飽和磁束密度Bsを有する
等、磁気特性に優れ、また高硬度を有するので、上述の
ようなメタルテープや蒸着テープ等のように高い抗磁力
Hcを有する磁気記録媒体に対して記録再生を行なう磁
気ヘッド用コアとして使用することが可能である。
等、磁気特性に優れ、また高硬度を有するので、上述の
ようなメタルテープや蒸着テープ等のように高い抗磁力
Hcを有する磁気記録媒体に対して記録再生を行なう磁
気ヘッド用コアとして使用することが可能である。
ところで、上記センダスト合金を磁気ヘッド用コアとし
て使用する場合には1例えば母合金を機械的に切削して
薄片を得、それをラミネートしてコアを形成するという
方法が知られているが、センダスト合金は硬度が高いの
みならず脆弱であることから、機械加工が困難である、
加工精度を確保することが難かしい等、加工性や生産性
の点で問題が多い。
て使用する場合には1例えば母合金を機械的に切削して
薄片を得、それをラミネートしてコアを形成するという
方法が知られているが、センダスト合金は硬度が高いの
みならず脆弱であることから、機械加工が困難である、
加工精度を確保することが難かしい等、加工性や生産性
の点で問題が多い。
このため、さらに従来、センダスト合金を加熱溶融させ
、この溶融合金を高速回転するロールの如き冷却体上に
供給し、急冷して凝固させてセンダスト合金薄帯を製造
し、この薄帯をエツチングや打抜き加工によりコア形状
に成形する方法が提案されている。このような方法によ
れば、薄片への切削加工を必要としないので、加工性の
点で極めて優れたものとなっている。
、この溶融合金を高速回転するロールの如き冷却体上に
供給し、急冷して凝固させてセンダスト合金薄帯を製造
し、この薄帯をエツチングや打抜き加工によりコア形状
に成形する方法が提案されている。このような方法によ
れば、薄片への切削加工を必要としないので、加工性の
点で極めて優れたものとなっている。
しかしながら、上述のセンダスト合金薄帯を製造する際
に、原料としてFe、A1. Siのみを使用した場合
には、溶融温度を1500℃以上の高温にしないと溶融
合金の粘性が高すぎて、この溶融合金を冷却体上に供給
するためのノズルに詰りを生ずる虞れがあり、得られる
薄帯の不均一化の原因となっている。また、上記溶融温
度を1500℃以上まで上げると、上記溶融合金の表面
が酸化され、同様にノズルに詰まりを生じたり、石英製
のノズルが軟化点に達し破損する等、危険性を伴なう。
に、原料としてFe、A1. Siのみを使用した場合
には、溶融温度を1500℃以上の高温にしないと溶融
合金の粘性が高すぎて、この溶融合金を冷却体上に供給
するためのノズルに詰りを生ずる虞れがあり、得られる
薄帯の不均一化の原因となっている。また、上記溶融温
度を1500℃以上まで上げると、上記溶融合金の表面
が酸化され、同様にノズルに詰まりを生じたり、石英製
のノズルが軟化点に達し破損する等、危険性を伴なう。
また、得られるセンダスト合金薄帯においては、この薄
帯を構成する結晶粒の微細化を図る必要があり、この結
晶粒が大きいと曲げや歪に対する強度が弱く、後工程の
加工等でクラックが生じ易いものとなってしまう。
帯を構成する結晶粒の微細化を図る必要があり、この結
晶粒が大きいと曲げや歪に対する強度が弱く、後工程の
加工等でクラックが生じ易いものとなってしまう。
そこで本発明は、上述の従来の実情に鑑み、溶融合金の
融点温度を下げ、表面酸化やノズルの詰まりを解消して
薄帯の均一化を図り、同時に結晶粒の微細化を図って、
均一性に優れるとともに曲げ強度の高い高透磁率合金薄
帯を提供し、合わせて優れた磁気特性を有する高透磁率
合金薄帯を提供することを目的とする。
融点温度を下げ、表面酸化やノズルの詰まりを解消して
薄帯の均一化を図り、同時に結晶粒の微細化を図って、
均一性に優れるとともに曲げ強度の高い高透磁率合金薄
帯を提供し、合わせて優れた磁気特性を有する高透磁率
合金薄帯を提供することを目的とする。
本発明者は、上述の如き目的を達成せんものと長期に亘
り鋭意研究の結巣、Crが融点低下及び酸化防止に有効
で、Bが融点低下及び結晶粒の微細化に有効であること
を見出し本発明を完成するに至ったものであって、 A1 3.0〜9.0重量% Si 、5.0−1−3重量% Cr 0.01〜10重量% B 0.001〜5重量% を含み、かつCr、!l:Hの総量が11重量%以下で
あって、残部実質的にFeよりなる合金を加熱溶融した
後、高速で移動する冷却体表面に噴出し、凝固Xせてな
るものである。
り鋭意研究の結巣、Crが融点低下及び酸化防止に有効
で、Bが融点低下及び結晶粒の微細化に有効であること
を見出し本発明を完成するに至ったものであって、 A1 3.0〜9.0重量% Si 、5.0−1−3重量% Cr 0.01〜10重量% B 0.001〜5重量% を含み、かつCr、!l:Hの総量が11重量%以下で
あって、残部実質的にFeよりなる合金を加熱溶融した
後、高速で移動する冷却体表面に噴出し、凝固Xせてな
るものである。
本発明に係る高透磁率合金薄帯は、Fe、Al、 Si
を主成分とする高透磁率合金薄帯であり、さらに欲要な
ことはCr及び−Bを含有することである。
を主成分とする高透磁率合金薄帯であり、さらに欲要な
ことはCr及び−Bを含有することである。
このCrを添加することにより、凝固点降下によって合
金の融点を下げることができ、またこの合金を溶融した
際の表面酸化を防止することができる。
金の融点を下げることができ、またこの合金を溶融した
際の表面酸化を防止することができる。
上記高透磁率合金薄帯に含まれるCrの含有量としては
、0.01〜10重量%の範囲内であることが好ましい
。Crの含有量が0.01重量%未満であると十分な効
果が期待できず、また上記含有量が10重量%を越える
と飽和磁束密度Bsや“透磁率等の磁気特性が悪くなる
虞れがある。
、0.01〜10重量%の範囲内であることが好ましい
。Crの含有量が0.01重量%未満であると十分な効
果が期待できず、また上記含有量が10重量%を越える
と飽和磁束密度Bsや“透磁率等の磁気特性が悪くなる
虞れがある。
また、Bを添加することにより、先のCrと同様凝固点
降下によって合金の融点を下げることができるとともに
、溶融合金を急冷して薄帯を作成した際に晶出結晶粒の
粒径を極めて微細化することができる。
降下によって合金の融点を下げることができるとともに
、溶融合金を急冷して薄帯を作成した際に晶出結晶粒の
粒径を極めて微細化することができる。
上記Bの含有量としては、o、ooi〜5重量%の範囲
内であることが好ましい。Bの含有量が0.001重量
%未満であると十分な効果が期待できず、また上記含有
量が5重量%を越えると飽和磁束密度Bgや透磁率等の
磁気特性が悪くなる虞れがある。
内であることが好ましい。Bの含有量が0.001重量
%未満であると十分な効果が期待できず、また上記含有
量が5重量%を越えると飽和磁束密度Bgや透磁率等の
磁気特性が悪くなる虞れがある。
さらに、上記Crと3の総量があまり多すぎても磁気特
性が劣化する。これらCrとBの総量としては11重量
%以下であることが好ましい。
性が劣化する。これらCrとBの総量としては11重量
%以下であることが好ましい。
一方、本発明の高透磁率合金薄帯の主成分であるFe、
A1. Siの好ましい組成範囲としては、Alの含
有量が3.0〜9.0重量%、Siの含有量が5.0−
13重量%、残部がFeである。上記AlやSlが少な
すぎても、また逆に多すぎても高透磁率合金薄帯の磁気
特性が劣化してしまう。
A1. Siの好ましい組成範囲としては、Alの含
有量が3.0〜9.0重量%、Siの含有量が5.0−
13重量%、残部がFeである。上記AlやSlが少な
すぎても、また逆に多すぎても高透磁率合金薄帯の磁気
特性が劣化してしまう。
したがって、本発明の高透磁率合金薄帯を、FeILA
l65iJll:r4B6 (a、b、c、d、eは各成分の重量比を表わす。)で
表わしたときに、その組成範囲が 3.0≦b≦9.0 5.0≦C≦13 o、oi≦d≦10 0.001≦e≦5 d+e≦11 a+b+c+d+e=to。
l65iJll:r4B6 (a、b、c、d、eは各成分の重量比を表わす。)で
表わしたときに、その組成範囲が 3.0≦b≦9.0 5.0≦C≦13 o、oi≦d≦10 0.001≦e≦5 d+e≦11 a+b+c+d+e=to。
であることが望ましい。
1−述の高透磁率合金薄帯には、耐食性や耐摩耗性を改
善するために各種元素を添加剤として加えてもよい。こ
の添加剤として使用される元素としては、Ti 、 Z
r、 Mn、 P 、 C、Sn、 Zn、 Ge、’
No。
善するために各種元素を添加剤として加えてもよい。こ
の添加剤として使用される元素としては、Ti 、 Z
r、 Mn、 P 、 C、Sn、 Zn、 Ge、’
No。
Nb、 Cu、 Be、W、 Ta、Hf、Pt、Au
、Ag、 V等が挙げられる。これら添加剤を単独ある
いは2種以上混合して添加すればよい。また、その添加
量としては総量で0.01〜3.0重量%の範囲内であ
ることが好ましい。上記添加剤の添加量が3.0重量%
を越えると磁気特性を劣化してしまう虞れがある。
、Ag、 V等が挙げられる。これら添加剤を単独ある
いは2種以上混合して添加すればよい。また、その添加
量としては総量で0.01〜3.0重量%の範囲内であ
ることが好ましい。上記添加剤の添加量が3.0重量%
を越えると磁気特性を劣化してしまう虞れがある。
さらに、上記Feの一部をGoあるいはNiのうち少な
くとも1種と置換することも可能である。
くとも1種と置換することも可能である。
上記Feの一部をGoと置換することに、より飽和磁束
密度Bsを上げることができる。特に、Feの40重量
%をCoで置換したもので最大の飽和磁束密度Bsが得
られる。このGoの置換量としては、Feに対して0〜
60重量%の範囲内であることが好ましい。 ・ 一方、上記Feの一部をNiと置換することにより、飽
和磁束密度Bsを減少することなく透磁率を高い状態に
保つことができる。このNiの置換量としては、Feに
対して0〜40重量%の範囲内であることが好ましい。
密度Bsを上げることができる。特に、Feの40重量
%をCoで置換したもので最大の飽和磁束密度Bsが得
られる。このGoの置換量としては、Feに対して0〜
60重量%の範囲内であることが好ましい。 ・ 一方、上記Feの一部をNiと置換することにより、飽
和磁束密度Bsを減少することなく透磁率を高い状態に
保つことができる。このNiの置換量としては、Feに
対して0〜40重量%の範囲内であることが好ましい。
本発明に係る高透磁率合金薄帯の製造方法としては、通
常の液体急冷法の手法であればよく、例えば単ロール法
、双ロール法、遠心法、遊星ロール付単ロール法等が挙
げられる。すなわち、本発明の高透磁率合金薄帯を作成
するに、は、先ず上述の組成を有する合金材料を加熱溶
融し、この溶融合金材料をガス圧等により石英製のノズ
ルの先端から噴出し、高速で回転するロールの如き冷却
体の表面」二で接触凝固させればよい。このとき、上記
合金材料にCr及びBが添加されることからこの合金材
料の融点温度が下がり、溶融合金の粘性が下がってノズ
ル先端より噴き出され易くなるとともに、Crの表面酸
化防止作用によってノズル先端口での詰まりが防止され
、均一な薄帯の作成が容易なものとなる。
常の液体急冷法の手法であればよく、例えば単ロール法
、双ロール法、遠心法、遊星ロール付単ロール法等が挙
げられる。すなわち、本発明の高透磁率合金薄帯を作成
するに、は、先ず上述の組成を有する合金材料を加熱溶
融し、この溶融合金材料をガス圧等により石英製のノズ
ルの先端から噴出し、高速で回転するロールの如き冷却
体の表面」二で接触凝固させればよい。このとき、上記
合金材料にCr及びBが添加されることからこの合金材
料の融点温度が下がり、溶融合金の粘性が下がってノズ
ル先端より噴き出され易くなるとともに、Crの表面酸
化防止作用によってノズル先端口での詰まりが防止され
、均一な薄帯の作成が容易なものとなる。
」二連のように、Fe 、 Al 、 Siを主成分と
するセンダスト合金に、Crを添加することによりこの
合金を加熱溶融するときの融点が低下するとともに溶融
時の表面酸化が防止される。また、Bを添加することに
より、同様に融点が低下するとともに急速冷却した際に
晶出する結晶粒の微細化が図られる。
するセンダスト合金に、Crを添加することによりこの
合金を加熱溶融するときの融点が低下するとともに溶融
時の表面酸化が防止される。また、Bを添加することに
より、同様に融点が低下するとともに急速冷却した際に
晶出する結晶粒の微細化が図られる。
以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本
発明がこの実施例に限定されるものでないことは言うま
でもない。
発明がこの実施例に限定されるものでないことは言うま
でもない。
実施例。
第1表に示す組成を有する合金材料を1500°Cで加
熱溶融し、双ロール法により1、厚さ40k、幅4■の
センダスト薄帯を作製した。
熱溶融し、双ロール法により1、厚さ40k、幅4■の
センダスト薄帯を作製した。
得られた各センダスト薄帯について、厚み精度、幅精度
、破断最小曲げ直径、結晶粒径、飽和磁束密度Bs、抗
磁力Ha、透磁率を測定した。さらに、上記各組成を有
する合金材料によって1m以トの長さに作成することが
可能な最大幅を求めた。この最大幅は薄帯の作り易さの
目やすとなるものである。結果を第2表に示す。
、破断最小曲げ直径、結晶粒径、飽和磁束密度Bs、抗
磁力Ha、透磁率を測定した。さらに、上記各組成を有
する合金材料によって1m以トの長さに作成することが
可能な最大幅を求めた。この最大幅は薄帯の作り易さの
目やすとなるものである。結果を第2表に示す。
第1表
第2表
以下余白
この第2表より、本発明を適用した各実施例にあっては
、薄帯の作成が容易になるとともに加工精度や機械的強
度が優れたものとなり、また磁気特性の劣化もほとんど
見られないことが分かる。
、薄帯の作成が容易になるとともに加工精度や機械的強
度が優れたものとなり、また磁気特性の劣化もほとんど
見られないことが分かる。
」−述の説明からも明らかなように、本発明においては
、Fe 、 Al 、 Siを主成分とするとともにC
r及びBを添加しているので、均一性や機械的強度に優
れ、かつ磁気特性に優れた高透磁率合金薄帯を得ること
が可能となっている。すなわち、Cr及びBを添加する
ことにより合金材料の融点温度が下がるとともに、Cr
の表面酸化防止作用によって、ノズルからの噴出状態が
良好なものとなり得られる薄帯の均一化が達成される。
、Fe 、 Al 、 Siを主成分とするとともにC
r及びBを添加しているので、均一性や機械的強度に優
れ、かつ磁気特性に優れた高透磁率合金薄帯を得ること
が可能となっている。すなわち、Cr及びBを添加する
ことにより合金材料の融点温度が下がるとともに、Cr
の表面酸化防止作用によって、ノズルからの噴出状態が
良好なものとなり得られる薄帯の均一化が達成される。
また、Bを添加することによって晶出結晶粒の微細化が
図られ、曲げ強度等の機械的強度が増し、後工程での扱
いが容易なものとなる。
図られ、曲げ強度等の機械的強度が増し、後工程での扱
いが容易なものとなる。
また、上記Or及びBを添加することによって長い薄帯
を作製することも可能となるので生産性の点でも有利で
ある。
を作製することも可能となるので生産性の点でも有利で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Al 3.0〜9.0重量% Si 5.0〜13重量% Cr 0.01〜10重量% B 0.001〜5重量% を含み、かつCrとBの総量が11重量%以下であって
、残部実質的にFeよりなる合金を加熱溶融した後、高
速で移動する冷却体表面に噴出し、凝固させてなる高透
磁率合金薄帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138563A JPS6119763A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 高透磁率合金薄帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59138563A JPS6119763A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 高透磁率合金薄帯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119763A true JPS6119763A (ja) | 1986-01-28 |
Family
ID=15225064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59138563A Pending JPS6119763A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 高透磁率合金薄帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119763A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0358327U (ja) * | 1989-10-06 | 1991-06-06 | ||
JP2012187543A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 嫌気処理装置及び嫌気処理方法 |
-
1984
- 1984-07-04 JP JP59138563A patent/JPS6119763A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0358327U (ja) * | 1989-10-06 | 1991-06-06 | ||
JP2012187543A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 嫌気処理装置及び嫌気処理方法 |
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