JPS6119660Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6119660Y2 JPS6119660Y2 JP18252480U JP18252480U JPS6119660Y2 JP S6119660 Y2 JPS6119660 Y2 JP S6119660Y2 JP 18252480 U JP18252480 U JP 18252480U JP 18252480 U JP18252480 U JP 18252480U JP S6119660 Y2 JPS6119660 Y2 JP S6119660Y2
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- JP
- Japan
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- plate
- pin
- spool
- tip
- guide plate
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、クリツク音量の増大を計つた魚釣
用両軸受型リールに関する。
用両軸受型リールに関する。
従来魚釣用両軸受型リールのクリツク音は古く
はスプールの側面に直接複数の穴を同一円周上に
穿設してピン先端部を発条で付勢してクリツク音
を発生させていた。しかし、スプールは慣性を小
さくするためにアルミ材などで製作されているか
ら複数の穴が摩耗で大きくなり、音色や音量が変
わる欠点があつた。この欠点を解決するためにス
プール側面に一枚のステンレス材など硬い材質の
板に複数の穴を同一円周上に穿設して固定したリ
ールが採用されている。しかし、このリールでも
クリツク音量を大きくすることが出来ない欠点が
ある。
はスプールの側面に直接複数の穴を同一円周上に
穿設してピン先端部を発条で付勢してクリツク音
を発生させていた。しかし、スプールは慣性を小
さくするためにアルミ材などで製作されているか
ら複数の穴が摩耗で大きくなり、音色や音量が変
わる欠点があつた。この欠点を解決するためにス
プール側面に一枚のステンレス材など硬い材質の
板に複数の穴を同一円周上に穿設して固定したリ
ールが採用されている。しかし、このリールでも
クリツク音量を大きくすることが出来ない欠点が
ある。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、音色が変え
られ、音量を大きくできる魚釣用両軸受型リール
を提案することにある。
られ、音量を大きくできる魚釣用両軸受型リール
を提案することにある。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明する
と、第1図で魚釣用両軸受型リールは両側板1,
2が複数の支柱3で並行に保持され、両側板間に
スプール4がスプール軸に固定されている。スプ
ール軸はピニオン5とドライブギヤ6を介してハ
ンドル7で回転されるように構成されている。ス
プール4の一側面には鳴き板8とガイド板9が複
数のビス10で重合固定され、一方の側板1に進
退自在に設けられたピン11の先端がスプール4
方向に付勢されている。
と、第1図で魚釣用両軸受型リールは両側板1,
2が複数の支柱3で並行に保持され、両側板間に
スプール4がスプール軸に固定されている。スプ
ール軸はピニオン5とドライブギヤ6を介してハ
ンドル7で回転されるように構成されている。ス
プール4の一側面には鳴き板8とガイド板9が複
数のビス10で重合固定され、一方の側板1に進
退自在に設けられたピン11の先端がスプール4
方向に付勢されている。
上記鳴き板8とガイド板9は第2図のようにリ
ング状円板で形成され、ビス10挿入用透孔8
a,9aが夫々穿設されている。鳴き板8は希望
の音色に応じて硬軟の材質の金属が選択され、ガ
イド板9はステンレス材などの硬質金属材が用い
られ、同一円周上に複数の透孔9bが穿設されて
いる。ガイド板の厚さは音量に関係して適宜選択
される。
ング状円板で形成され、ビス10挿入用透孔8
a,9aが夫々穿設されている。鳴き板8は希望
の音色に応じて硬軟の材質の金属が選択され、ガ
イド板9はステンレス材などの硬質金属材が用い
られ、同一円周上に複数の透孔9bが穿設されて
いる。ガイド板の厚さは音量に関係して適宜選択
される。
上記ピン11は上記透孔9bより大径の円柱に
先端が球状で透孔9bより小径の先端部を形成
し、後面に細杆12の一端が一体又は別体に固定
され、側板1に固定された円筒スリーブ13に嵌
合されている。細杆12の他端にはツマミ14が
ネジ15で固定されている。
先端が球状で透孔9bより小径の先端部を形成
し、後面に細杆12の一端が一体又は別体に固定
され、側板1に固定された円筒スリーブ13に嵌
合されている。細杆12の他端にはツマミ14が
ネジ15で固定されている。
円筒スリーブ13の一側内径は大きく形成され
て内部に発条16が内装され、ピン11を前方に
突出するように付勢されている。円筒スリーブの
他端には軸線方向に長溝13aと凹部13bが形
成され、長溝13aは上記ツマミのネジ15が挿
入されるように形成されている。
て内部に発条16が内装され、ピン11を前方に
突出するように付勢されている。円筒スリーブの
他端には軸線方向に長溝13aと凹部13bが形
成され、長溝13aは上記ツマミのネジ15が挿
入されるように形成されている。
上記のようにスプール4の一側面に鳴き板8と
ガイド板9がビス10で固定され、ツマミ14が
回されてネジ15が長溝13aに挿入されると、
ピン11が発条16で突出されてガイド板9の面
に当接され、スプール4がハンドル7で連続回転
されるとピン11の先端部がガイド板9の面から
透孔9bに落下されて鳴き板8を打撃し、次にガ
イド板の面に発条16に抗して押し上げられて次
の透孔9bに落下されてクリツク音が発生され
る。ツマミ14が発条16に抗して外方に引き出
されて回されると、ネジ15は円筒スリーブ13
の端面に乗り、さらに回されるとネジ15は凹部
13bに落し込まれてピン11の先端はガイド板
9の面から離間される。
ガイド板9がビス10で固定され、ツマミ14が
回されてネジ15が長溝13aに挿入されると、
ピン11が発条16で突出されてガイド板9の面
に当接され、スプール4がハンドル7で連続回転
されるとピン11の先端部がガイド板9の面から
透孔9bに落下されて鳴き板8を打撃し、次にガ
イド板の面に発条16に抗して押し上げられて次
の透孔9bに落下されてクリツク音が発生され
る。ツマミ14が発条16に抗して外方に引き出
されて回されると、ネジ15は円筒スリーブ13
の端面に乗り、さらに回されるとネジ15は凹部
13bに落し込まれてピン11の先端はガイド板
9の面から離間される。
上記ガイド板9の厚さが厚い板材が用いられる
と、ピン11先端部の落差が大きくなり、音響が
大きなクリツク音が得られる。又鳴き板8の材質
によつて音色の異なるクリツク音が得られる。透
孔9b位置のスプール4の側面に空胴を設けてク
リツク音を共鳴させて大きくしてもよい。又鳴き
板8のビス挿入用透孔8aをビス10の外径より
大きく形成し、鳴き板をスプール側面に緩みを持
たせて取りつけ、打撃による振動でクリツク音を
大きくしてもよい。
と、ピン11先端部の落差が大きくなり、音響が
大きなクリツク音が得られる。又鳴き板8の材質
によつて音色の異なるクリツク音が得られる。透
孔9b位置のスプール4の側面に空胴を設けてク
リツク音を共鳴させて大きくしてもよい。又鳴き
板8のビス挿入用透孔8aをビス10の外径より
大きく形成し、鳴き板をスプール側面に緩みを持
たせて取りつけ、打撃による振動でクリツク音を
大きくしてもよい。
本考案は上述のように構成されたから、簡単な
構成で音色が変えられ、クリツク音が大きくでき
る等実用上優れた効果を奏する魚釣用両軸受型リ
ールが提供できる。
構成で音色が変えられ、クリツク音が大きくでき
る等実用上優れた効果を奏する魚釣用両軸受型リ
ールが提供できる。
図面は本考案の一実施例が示され、第1図はリ
ールの要部断面正面図、第2図は要部分解斜視
図、第3図はピンがガイド板から離間された要部
断面正面図である。 1,2……リール側板、4……スプール、8…
…鳴き板、9……ガイド板、9b……透孔、11
……ピン、16……発条。
ールの要部断面正面図、第2図は要部分解斜視
図、第3図はピンがガイド板から離間された要部
断面正面図である。 1,2……リール側板、4……スプール、8…
…鳴き板、9……ガイド板、9b……透孔、11
……ピン、16……発条。
Claims (1)
- スプールの側面に鳴き板とガイド板を重合固定
し、該ガイド板に複数の透孔を同一円周上に穿設
し、リール側板に進退自在にかつスプール方向に
付勢して設けたピン先端部を球状に形成して上記
透孔に臨ませ、透孔の内径をピン先端部の外径よ
り大径に形成してピン先端部で上記鳴き板を打撃
してクリツク音を発生するようにした魚釣用両軸
受型リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18252480U JPS6119660Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18252480U JPS6119660Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57104880U JPS57104880U (ja) | 1982-06-28 |
JPS6119660Y2 true JPS6119660Y2 (ja) | 1986-06-13 |
Family
ID=29980962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18252480U Expired JPS6119660Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119660Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106982804A (zh) * | 2016-01-20 | 2017-07-28 | 株式会社岛野 | 双轴承绕线轮的曳力装置 |
-
1980
- 1980-12-19 JP JP18252480U patent/JPS6119660Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106982804A (zh) * | 2016-01-20 | 2017-07-28 | 株式会社岛野 | 双轴承绕线轮的曳力装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57104880U (ja) | 1982-06-28 |
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