JPS6119622Y2 - - Google Patents

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JPS6119622Y2
JPS6119622Y2 JP1980169153U JP16915380U JPS6119622Y2 JP S6119622 Y2 JPS6119622 Y2 JP S6119622Y2 JP 1980169153 U JP1980169153 U JP 1980169153U JP 16915380 U JP16915380 U JP 16915380U JP S6119622 Y2 JPS6119622 Y2 JP S6119622Y2
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JP
Japan
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mowing
vehicle
mowing device
slope
vehicle body
Prior art date
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JP1980169153U
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English (en)
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JPS5791432U (ja
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Publication of JPS6119622Y2 publication Critical patent/JPS6119622Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば道路の法面などのような傾
斜地での草刈作業に供される法面草刈機に関す
る。
(ロ) 従来の技術 走行車に具備する草刈装置で、法面等の傾斜地
の草刈作業を行う場合は、安全運行面から、走行
車体は平坦地にあつて走行しながら草刈装置のみ
が傾斜箇所に延出して刈取するように構成する必
要があり、また、刈取作業を行わず路上走行する
ときには、草刈装置を車体側に格納して走行が支
障なく行えるようにする必要があるのであつて、
これらのことを満足せんとした従来技術として
は、例えば実公昭55−42657号公報や、米国特許
第3462925号明細書、あるいは特開昭49−103449
号公報にみられるようなものがある。
そして、従来技術では、走行車の後部に水平方
向に回動可能な回転支持台を設け、その回転支持
台の回転部から、伸縮ブーム或いは複数のアーム
を折れ曲り自在に連設して形成する支持腕を延設
し、支持腕の延出端に草刈装置を取付けて、前記
の支持腕を構成する多数のアームを個々に介装す
る油圧シリンダによつて作動させて、草刈装置を
傾斜地刈取体勢にしたり、あるいは、格納姿勢に
変更したりすることができるように構成するか
(実公昭55−42657号公報、米国特許第3462925号
明細書)、または斜面作業機をウインチのワイヤ
ーで走行車を連結して構成している(特開昭49−
103449号公報)のであるが、何れのものも、草刈
機乃至斜面作業機を車体上部か車体後部に格納す
るようにしているのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記構成の従来のものでも、一応は走行車を平
坦状態に置いて傾斜地の草刈作業ができ、また、
必要によつては草刈装置を格納できるのであるけ
れども、草刈装置を傾斜箇所にむかつて延出させ
るための支持部が、多数のアームを折れ曲り可能
に連結して構成されるものである故に、延出長さ
を極端に長くすることができず、ために傾斜箇所
が下方に広い場合には下方の部分まで充分に刈取
りが行えない難点があり、また、各アームの個々
を作動させる油圧シリンダを微妙に作動制御しな
ければ、草刈装置を地面の凹凸に対して追動させ
ることができないので、装置全体は著しく複雑で
高価になる難点もあり、更に、いずれの従来技術
のものも作業機格納状態で坂道等条件の悪い箇所
を走行することが多いにかかわらず、作業機を車
体上の高い位置か車体前後方向の一側に偏した位
置に格納するように構成しているので、移動時な
どに車体バランスが極めて悪くて危険状態になる
ことが多く、その傾向は車体が小型コンパクト化
されるほど多となる故に、勢い車体を大型化しな
ければならないという大なる問題があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 従来の上記難点を解消するため本考案は、走行
車における前後の駆動輪と操向輪との間の車体中
央下腹部に収納部を構成し、該収納部に格納引出
し自在にして設ける草刈装置を、走行車に配備す
る巻上ウインチから収納部を通つて引出されるワ
イヤの端部に連結し、ワイヤの伸縮操作により草
刈装置を、走行車体から任意に遠近位置調節でき
るようにして構成している。
(ホ) 作用 したがつて本考案によれば、ウインチのワイヤ
が伸長する範囲で、草刈装置を走行車から著しく
遠方に離して作業させることが可能になるので、
上下に長い傾斜地での草刈作業も難なく安全に実
施でき、しかも、走行車と草刈装置との間はワイ
ヤによつて結ばれるので草刈装置は傾斜地の凹凸
に難なく順応しながら良好に作業することとなる
のであり、アームの組合せと、それらのアームを
作動させる油圧シリンダ群等も不必要となつて全
体構造が簡潔化されるのであり、草刈装置を格納
して移動走行するときには、同草刈機は車体下腹
部の重心の低い位置で、しかも前後の駆動輪、走
行輪によつてバランスよく支えられる状態となる
ので、坂道などの条件の悪い場所でもきわめて安
定よく走行出来、車体をいたずらに大型化しなく
てもよくなるのである。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。
第1図は本考案装置にかかる法面草刈機Aの全
体側面図であつて、走行車B、巻上ウインチC、
草刈装置Dからなつており、走行車Bはその車体
1の前部にミツシヨンケース2と駆動輪3を下部
に配設し、上部に荷台枠4を形成して適宜の資材
等を運搬できる構造となつており、車体1の後部
にはエンジン5、ハンドル6、操縦装置7…およ
び操向輪8等を配装し、エンジン5の動力は動力
伝達筐9,9,9を介して、前記ミツシヨンケー
ス2および巻上ウインチCにベルト10とプーリ
11で伝達されるよう構成し、車体1の略中央部
上側には前記巻上ウインチCを搭載し、そのドラ
ム12は前記ベルト10とプーリ11で変速機1
3を介して前後に回転および停止せしめられるよ
うレバー14で操作可能に装備されてなり、車体
1中央下腹部には空間を形成し、該空間に支持腕
15,15で草刈装置Dのガイドローラ16…を
案内するようにして、草刈装置Dの収納部17を
形成してなる。草刈装置Dと前述収納部17は第
2図に図示される如く、草刈装置Dの機枠18前
部には回転式の草刈カツタ19を装備せしめ、該
草刈カツタ19へは動力伝達装置20を介して機
枠18中間上部に載置した原動機21より動力が
伝達されるよう構成するとともに、その両側端部
には前記ガイドローラ16…を軸支し、前述収納
部17の支持腕15,15上に案内されるよう配
装してなり、機枠18中央下側両端部には走行輪
22,22を回動自在に軸支してなり、草刈装置
D合接地滑走を行なわしめる構成とし、機枠18
の後部にはフツク23を装備してワイヤ24を結
合してなり、このワイヤ24は草刈装置Dの収納
部17の略中央を通つて、車体1側方に張り出し
ているワイヤ24の案内ロー25,25を介して
巻上ウインチCのドラム12に連結している。
しかして、法面草刈機Aが第1図および第2図
の実線の如く、巻上ウインチCで草刈装置Dが収
納部17に引上げられて、格納状態である場合に
は走行車Bはその駆動輪3,3および操向輪8に
て、草刈作業に必要な場所へ自由に移動できる。
次に草刈が必要な法面に到着すると、巻上ウイン
チCのドラム12を逆転させてワイヤ24を緩め
ると、草刈装置Dはその支持腕15,15上のガ
イドローラ16…にて、容易に法面上に降下させ
ることができ、この状態で草刈装置Dの原動機2
1を始動すると、草刈カツタ19は回転駆動せし
められ、更に、ワイヤ24をドラム12にて緩め
てゆくと、草刈装置Dはその走行輪22…で法面
上を滑走しがら降下し、前部の草刈カツタ19に
て草刈作業を行なうのである。必要作業長さの草
刈を行なうと、巻上ウインチCのドラム12を正
転せしめて、草刈装置Dを法面上端まで巻上、走
行車Bを前進させて、次の行程を繰返せばよい。
作業が終了すると、巻上ウインチCのドラム12
をゆつくりと、正転せしめながら、草刈装置Dの
ガイドローラ16…を走行車Bの支持腕15,1
5の始端部に乗り上げせしめて、ワイヤ24の最
終巻上力で、草刈装置の収納部17内へ引き上げ
て、ワイヤ24を停止固定することによつて、草
刈装置Dは安定格納されるので、走行車Bをして
次の目的地へ移動すればよいのである。
(ト) 考案の効果 以上に説明したように本考案の法面草刈機は、
原動機21とその原動機によつて駆動される草刈
カツタ19とを走行輪22付の機枠18に配置し
て構成する草刈装置Dを、走行車Bにおける前後
の駆動輪3と操向輪8との間の車体中央下腹部に
形成する収納部17に格納引出し自在にして設
け、その草刈装置Dには、走行車Bに配備する巻
上ウインチCから前記の収納部17を通つて引出
されるワイヤ24の端部を連結して構成されるか
ら、ウインチのワイヤが伸長する範囲で、草刈装
置を走行車から著しく遠くに離して作業すること
も可能となつて、上下に長い傾斜地でも走行車は
安全状態に置きながら充分に傾斜地下方まで刈取
を行うことができ、しかも草刈装置はワイヤによ
つて走行車に吊装されるだけであるので、傾斜地
(法面)の凹凸に難なく順応しながら草刈作業を
するし、従来のものに比すと構造が著しく簡潔に
なるといつた利点がある。
更に、走行車に形成する収納部を、その走行車
の車体下腹部に装設するので、格納時の車体バラ
ンスを良好に保てると共に、重心も低くして安定
よく走行できることとなり、また、草刈装置の草
刈カツタが走行車周辺露出しないようにできて安
全となるといつた好都合な点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置にかかる法面草刈機Aの全
体側面図、第2図は草刈装置Dの格納状態と、作
業状態を示す走行車Bの要部断面図である。 A……法面草刈機、B……走行車、C……巻上
ウインチ、D……草刈装置、1……車体、12…
…ドラム、17……収納部、18……機枠、19
……草刈カツタ、20……動力伝達装置、21…
…原動機、22……走行輪、24……ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原動機21とその原動機によつて駆動される草
    刈カツタ19とを走行輪22付の機枠18に配備
    して構成する草刈装置Dを、走行車Bにおける前
    後の駆動輪3と操向輪8間の車体中央下腹部に形
    成する収納部17に格納引出し自在にして設け、
    前記草刈装置Dには、走行車Bに配備する巻上げ
    ウインチCから前記収納部17を通つて引出され
    るワイヤ24の端部を連結して構成したことを特
    徴とする法面草刈機。
JP1980169153U 1980-11-25 1980-11-25 Expired JPS6119622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980169153U JPS6119622Y2 (ja) 1980-11-25 1980-11-25

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980169153U JPS6119622Y2 (ja) 1980-11-25 1980-11-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5791432U JPS5791432U (ja) 1982-06-05
JPS6119622Y2 true JPS6119622Y2 (ja) 1986-06-13

Family

ID=29527676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980169153U Expired JPS6119622Y2 (ja) 1980-11-25 1980-11-25

Country Status (1)

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JP (1) JPS6119622Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3462925A (en) * 1967-05-18 1969-08-26 Best Equipment Co Mowing apparatus
JPS49103449A (ja) * 1973-02-05 1974-09-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3462925A (en) * 1967-05-18 1969-08-26 Best Equipment Co Mowing apparatus
JPS49103449A (ja) * 1973-02-05 1974-09-30

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JPS5791432U (ja) 1982-06-05

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