JPS61195936A - 銅又は銅合金屑の清浄化方法 - Google Patents

銅又は銅合金屑の清浄化方法

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Publication number
JPS61195936A
JPS61195936A JP60035842A JP3584285A JPS61195936A JP S61195936 A JPS61195936 A JP S61195936A JP 60035842 A JP60035842 A JP 60035842A JP 3584285 A JP3584285 A JP 3584285A JP S61195936 A JPS61195936 A JP S61195936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
impurities
drum
scrap
hard particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60035842A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kanda
神田 喬司
Kazuo Azuma
我妻 和男
Mikio Yoshida
吉田 三喜男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANTO SETSUBI KOGYO KK
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
KANTO SETSUBI KOGYO KK
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KANTO SETSUBI KOGYO KK, Kobe Steel Ltd filed Critical KANTO SETSUBI KOGYO KK
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Publication of JPS61195936A publication Critical patent/JPS61195936A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電線屑の如き銅又は銅合金屑を良質の銅又は
銅合金に再生する技術に関するものである。
[従来の技術] 銅及び銅合金は非鉄金属材料の中でも最も重要なものの
一つであり、他の金属材料に比べて電気的及び熱的伝導
度が高い、耐食性が優れている、塑性加工性が良い、等
の特徴を有しているところから、線材、棒材、板材、管
材或は各種の異形鋳造材として幅広く生産されている。
中でも電線素材としての使用量は最も多く、銅及び銅合
金の大半は電線として使用されている。
ところで銅は主として電解銅地金から溶製されるが、銅
含有鉱物の埋蔵量にも限界がある為、廃線材等を主とす
る銅及び銅合金屑は銅原料として重要な地位を占めてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 周知の通り電解銅の純度は極めて高いので不純物の影響
は殆んど現われず、電解銅を用いた各種銅合金の場合も
同様である。しかしスクラップとして購入した銅又は銅
合金屑には緑青酸化物等が多量付着しており、また被覆
線材等については一旦熱処理して被膜を焼失させている
がその場合は酸化物の他被膜中の無機質成分も多量付着
している為、これを直接溶解炉へ装入すると液状の酸化
物(ノロ)が多量生成し、鋳塊欠陥の原因となる。その
為屑材を再利用するに当たっては溶解に先立って何らか
の怜化処理を行なわなければならない、こうした状況の
もとで、エアや水を屑材表面に吹付ける方法、或は酸洗
液に浸漬する方法等が実施されている。ところが前者で
は大量処理が困難であるばかりでなく酸化物等の完全除
去ができず、又後者の方法では浸漬処理及び水洗処理が
煩雑である他、廃液処理に多大な費用がかかる。
本発明はこうした状況のもとで、銅又は銅合金屑表面に
付着した酸化物等を簡単な方法で効率良く除去すること
のできる技術を提供しようとするものである。
[問題点を解決する為の手段] 本発明に係る銅又は銅合金屑(以下層材ということがあ
る)の清浄化方法とは、被処理物移送方向に向けて僅か
な下り傾斜の回転中心を有し、該移送方向下流域の周壁
適所を網目構造とした回転ドラムに屑材を硬質粒体と共
に装入し、回転ドラムにより硬質粒体と屑材を衝突させ
て該屑材表面の付着物を剥離し、剥離した該付着物は硬
質粒体と共に前記網目部からふるい落とす様に分離する
点に要旨を有するものである。
[作用] 本発明では後記実施例でも詳述する如く、屑材装入口及
び清浄化物排山口を有し僅かな下り傾斜の回転中心を有
する回転ドラムを使用し、この中に硬質粒体及び屑材を
装入して該ドラムの回転により両者を衝突させ、屑材表
面に付着した不純物を衝撃力及び摩擦力により脱落させ
る。
上記回転ドラムは被処理物移送方向下流域の周壁適所が
網目構造に形成されており、ドラム内へ装入された上記
屑材及び硬質粒体並びに屑材表面から脱落した不純物は
、該ドラムの回転に伴って順次網目部へ移行してくる。
この網目部の網目サイズは、硬質粒体及び脱落不純物は
通すが屑材は通さない寸法に調整されている。従ってこ
の網目部に移行してきた硬質粒体及び脱落不純物は順次
網目を通過してドラム外へ排出され、網目内へ残った屑
材はそのままドラム内を下流側へ移行して排出口から取
出される。従って屑材表面の不純物量及び付着状態、或
は硬質粒体による剥離力等を勘案しつつ該不純物を十分
に除去し得る清浄化効果が得らられる様に回転ドラムの
長さや回転速度を設定しておけば1回転ドラム内を移動
する段階で屑材表面の不純物はほぼ完全に除去され、清
浄化された状態で屑材を回収することができる。
尚本発明で使用する硬質粒体は、屑材との衝突によって
不純物の脱落を促進し且つそれ自体は屑材と付着し合う
ことのない様なものであって、更には後述する如き循環
使用のことを考えれば簡単には粉砕され得ないものであ
ることが望ましく、これらを満足するものであれば材質
の如何を間うものではなく、具体的には鋼粒、合金粒、
砂、更には酸化物系の各種セラミックス粒等が例示でき
るが、最も好ましいのは銅又は銅合金膜であり、この場
合は回転ドラムから取出される屑材(清浄化物)に少量
の硬質粒体が混入していても不都合を生じることは全く
ない、また該硬質粒体の粒径も特に限定されないが、屑
材の全表面に万遍なく作用し良好な清浄化効果を発揮さ
せるうえで最も好ましいのは5〜0.51の範囲のもの
である。尚屑材はスクラップとして購入し必要により熱
処理に付した後そのままで回転ドラム内へ装入してもよ
いが、特に線材層の場合塊状にまるめたものをそのまま
装入すると内部の清浄化効果が不十分になることがある
ので、適度に切断し或はほぐして装入するのがよい。
回転ドラムの内面構造も特に限定されないが、内周面に
適当なフィンを突設しておけば該フィン自体による屑材
の引掛き効果が向上し且つ硬質粒体の持上げ高さが高く
なることによる衝撃効果を高めることができ、結果的に
清浄化効果を一層高くできるので好ましい、またドラム
の回転機構は中心に設けた駆動軸により回転させる機構
、或はドラムの外周側に設けた駆動ローラやギアにより
回転させる機構等、任意の回転機構を採用することがで
きる。
〔実施例〕
第1図は本発明で使用する清浄化装置を例示する一部破
断概略側面図、第2図は第1図におけるTI −n線断
面相当図であり、被処理物(屑材)移送方向に僅かな下
り傾斜の回転中心を有する回転ドラム1を本体とし、一
方端は開口して屑材装入部2を形成しく図中3は屑材搬
入用のベルトコンベアを示す)、その外周側には硬質粒
体装入部4を形成し、また回転ドラムlの他端には清浄
化された屑材の排出口5が形成される。そして該回転ド
ラムlの下流側(即ち排出口5側)周壁の適所(図では
ほぼ全周)を網目部6とし硬質粒体や屑材表面からの脱
落物の通過は許すが屑材の通過は許さない筒壁を形成し
、該網目部6の外周側には筒状カバー8を一体的に設け
、更にその外周には回転の為の歯車9を設けると共に、
該歯車9には駆動モータ(図示せず)に連続した駆動用
歯車10を噛合わせている0図中11.12はドラムl
を支持する為の遊転ロールを示す。
従ってこの回転ドラム1を適当な速度で回転させながら
該ドラムl内に屑材Aと硬質粒体Bを投入すると、両者
はドラム1内で互いに衝突乃至摩擦を繰返し、屑材Aの
表面に付着した酸化物等の不純物Cは表面から脱落する
。この場合第2図に示す如く回転ドラム1の内周壁にフ
ィン13を突設しておけば、屑材Aと硬質粒体Bの攪拌
効率が高まり、屑材Aの清浄化効果を一段と高めること
ができる。そして屑材Aは硬質粒体Bによる清浄化作用
を受けつつ脱落不純物Cと共に順次下流側へ移行し、網
目部6に至る。この部分の網目サイズは、前記の如く硬
質粒体B及び脱落不純物Cの通過は許すが屑材A自体の
通過は許さない様に調整されているので、回転力による
振動を受けるうちに硬質粒体B及び脱落不純物Cは網目
部6を通過して筒状カバー8内へ落下し、一方清浄化さ
れた屑材Aは網目部6内をそのまま通って順次排出口5
方向へ送られていく、尚筒状カバー8内へ落下してきた
硬質粒体B及び脱落不純物Cは順次適当な分離装置14
に導いて両者を分離した後硬質粒体Bは硬質粒体装入部
方向へ循環供給し、脱落不純物Cは系外へ排出する。
従って屑材Aの性状や不純物の付着状況、硬質粒体Bの
種類や投入量、目標処理時間等に応じて回転ドラムlの
寸法や内径或は回転速度等を適正に設計し或はコントロ
ールしてやれば、屑材A表面に付着した不純物を効率良
く除去することができる。
尚第1.2図に示した装置は本発明を実施する際に使用
される代表的な装置を示したものであって本発明を限定
する性質のものではなく、屑材A及び硬質粒体B等の装
入部或は排出部の具体的な構成、或は回転ドラムlの回
転機構等を適当に設計変更することは本発明を実施する
者の自由に委ねられる。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、その効果を要約す
れば次の通りである。
(1)エアや水の噴射処理法に比べて表面付着物の除去
効率が高く、また酸洗処理法に比べて処理が容易であり
しかも廃液処理等の問題が一切生じない。
(2)連続処理が回部であるので、処理効率が高く、シ
かも設備が簡単で占有面積も少なくてすむ。
(3)清浄化処理により表面付着物を効果的に除去し得
るので、これを溶解原料として使用することによりノロ
の生成量が大幅に減少し、それに伴ってノロによる溶解
炉の侵蝕が抑制されると共に鋳造欠陥も激減する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する清浄化装置を例示する一部破
断概略側面図、第2図は第1図における■−■線断面相
当図である。 l・・・回転ドラム本体 2・・・屑材装入部3・・・
コンベア    4・・・硬質粒体装入部5・・・浄化
屑排出部  6・・・網目部8・・・筒状カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転中心が被処理物移送方向に向けて僅かな下り傾斜を
    有し、該移送方法下流域の周壁適所を網目構造とした回
    転ドラムに銅又は銅合金屑を硬質粒体と共に装入し、回
    転ドラムの回転により硬質粒体と銅又は銅合金屑を衝突
    させて該銅又は銅合金屑表面の付着物を剥離し、剥離し
    た該付着物は前記網目部で硬質粒体と共にふるい落とし
    て銅又は銅合金屑から分離除去することを特徴とする銅
    又は銅合金屑の清浄化方法。
JP60035842A 1985-02-25 1985-02-25 銅又は銅合金屑の清浄化方法 Pending JPS61195936A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08148823A (ja) * 1994-11-16 1996-06-07 Senju Metal Ind Co Ltd プリント基板から有価物を回収する方法及びその装置
CN107385228A (zh) * 2017-06-05 2017-11-24 东营方圆有色金属有限公司 一种浸没式氧枪连续吹炼倾斜冶金炉
CN115338184A (zh) * 2022-08-16 2022-11-15 广西一只桶环保科技有限公司 一种废金属的滚筒清洗设备及清洗方法
CN115365257A (zh) * 2022-08-16 2022-11-22 广西一只桶环保科技有限公司 一种废铁桶的回收处理系统和方法

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