JPS61193849A - 多層シ−ト状成形品 - Google Patents

多層シ−ト状成形品

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JPS61193849A
JPS61193849A JP3459985A JP3459985A JPS61193849A JP S61193849 A JPS61193849 A JP S61193849A JP 3459985 A JP3459985 A JP 3459985A JP 3459985 A JP3459985 A JP 3459985A JP S61193849 A JPS61193849 A JP S61193849A
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JP
Japan
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layer
acrylic resin
sheet
resin
resistance
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Pending
Application number
JP3459985A
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English (en)
Inventor
片岡 紘
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は航空機、車輌等の安全グレージング材等に良好
、に使用できる多層シート状成形品に係る。
更に本発明は引裂強度に優れた薄肉シートに係る。
航空機、車輌等のグレージング材には、各種性能が要求
されるが、軽量性もその一つであり、本発明はアクリル
樹脂を主体とした合成樹脂製の軽量安全グレージング材
に係る。更に本発明は屋外使用もできる耐候性に優れ、
硬さ、剛性、引裂強度に優れた透明薄肉アクリルシート
に係り、銘板、看板、各種ディスプレイの基材として良
好に使用できるシートに係る。
〔従来技術とその問題点〕
航空機のグレージング材には、透明性、引張強度、硬さ
、耐衝撃性、耐候性、耐クラツク伝達性、耐薬品性、軽
量性等が要求されている。これ等の要求に最も近い物と
して、現在アクリル樹脂の2軸延伸シートが広く使用さ
れている。航空機グレージング材用の2軸延伸アクリル
樹脂シートは米国軍規路、MIL−P−25690に規
定された規格値以上のシートが世界で使用されている。
現在、この2軸延伸アクリル樹脂シートで実用上問題と
なっているのは、耐クラツク伝達性と耐薬品性である。
耐クラツク伝達性は、シートにクラックが発生した時に
該クラックがそれ以上拡大するとと忙対する抵抗力を示
すもので、MIL−P−25690ではに値で表わされ
ている。この耐クラツク伝達性が2軸延伸アクリル樹脂
シートは十分ではなく、MIL−P−25690の規定
値にやつと合格する程度の値であり、2軸延伸アクリル
シートを加熱して曲げ加工等を行った場合、耐クラツク
伝達性が低下して問題となることがしばしば起る。2軸
延伸アクリルシートの耐クラツク伝達性の向上が強(求
められている。一方、耐薬品性で問題となっているのは
耐硫酸性である。最近、相次ぐ火山の爆発により生じた
大気中の硫酸ミストにより、航空機の2軸延伸アクリル
シートのグレージング材に飛行中クラックが発生し、そ
のためしばしばグレージング材をとり代える必要が生じ
ている。2軸延伸アクリルシートの耐硫酸性の向上が要
求されている。
車輌のグレージング材にはこれまでガラスが主に使用さ
れてきたが、車体の軽量化のため合成樹脂製のグレージ
ング材が要求されている。車輌のグレージング材用合成
樹脂として、これまでアクル樹脂とポリカーボネート樹
脂が検討されてきた。
アクリル樹脂とポリカーボネート樹脂にはそれぞれ長所
、短所があり、アクリル樹脂では耐衝撃性の向上が要求
されている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は航空機あるいは車輌の安全グレージング材とし
て、あるいは引き裂き強度、衝撃強度に優れた薄肉透明
シート等として優れた性能を有する多層構造シートであ
り、従来のシートの問題点を改良している。本発明はエ
チレン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物の酸変性物
の層、あるいは及び表面が酸化されたブチラール樹脂の
層を1層以上内核に有する2軸延伸アクリル樹脂を主体
とする多層シート状成形品であり、更に好ましくは上記
の多層シート状成形品の最表層に50μm厚以下のポリ
フッ化ビニリデンの薄層な有する2軸延伸アクリル樹脂
を主体とする多層シート状成形品である。
本発明に述べる多層シート状成形品とは平板状あるいは
曲面状の厚さが0.1f1以上50m111以下のシー
ト、好ましくは0.2n以上201EII以下のシート
である。
本発明に述べるアクリル樹脂とは、メチルメタクリレー
ト(以後MMAと略称)を主成分とする重合体であり、
例えば、MMA単独重合体(以後P M M Aと略称
)、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エ
チルへキシルアクリレート等のアルキルアクリレートを
10重量%以下共重合させたMMAの共重合体、MMA
と不飽和カルボン酸あるいは及び不飽和カルボン酸無水
物、更に必要に応じて第3成分を加えた共重合体、MM
Aとメタアクリルアミドの共重合体等である。ここに述
べる不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物とはア
クリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸、7マル酸、マ
レイン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等である。
第3成分とはスチレン、スチレン誘導体、アクリミニト
リル、メタクリレートリル等である。MMAと無水マレ
イン酸、スチレンを共重合させた耐熱樹脂(以後Co 
(’h/nJiA−MAH−8 t )と略称)、MM
Aとメタクリルアずドを共重合させた耐熱樹脂(以後c
o(MMA−ぬvmld e )と略称)は良好に使用
できる。
本発明に述べるエチレン−酢酸ビニル共重合体の部分ケ
ン化物の酸度放物(以後EVA−OH−COOHと略称
)とは、エチレン基単位、酢酸ビニル基単位、ビニルア
ルコール基単位、および微少の酸度、 酸単位から成る
四次元共重合体であり、例えば次の各単位から成る共重
合体である。
(−CH,−C几÷j +C几−CH−)−1 C0CHI +0馴1H+− X H (J、m、n、gは1以上の整数) 各単位の割合は必要に応じて変えられるが、酸変性単位
は5重量%以下、他の単位は5重量%以上の範囲で選択
される。49に好ましいのは、該四次元共重合体の屈折
率がアクリル樹脂の屈折率にはy等しい場合であり、そ
の屈折率の差が0.01以内である。屈折率がはy等し
い場合には光学的に優れた多層シートが得られる。
本発明に述べる表面が酸化されたプ・チラール樹脂(以
後PVB−Coと略称)層とは、ブチラール樹脂(以後
PVBと略称)のシートあるいはフィルムの表面をコロ
ナ放電処理等を行うことにより、表面にカルボキシル基
あるいはカルボニル基を形成させたものであり、微少の
カルボキシル基あるいはカルボニル基がアクリル樹脂と
の接着性を著るしく良くする。PVBとはビニルブチラ
ールを主成分とする共重合体である。一般にはビニルブ
チラール、ビニルアルコール及ヒ少量のビニルアセテー
トの共重合体であり、ビニルブチラールが40モル%以
上である。重合度により接着性、物理的性質が異り、本
発明に適した重合度の重合体が使用される。
一般に合せガラスの中間膜として使用されるPVBが良
好に使用できる。
本発明(7) EVA−OH−COOH(7)層アルイ
ハ及びPVB−COの層を以後、軟質樹脂層と略称する
。これ等軟質樹脂層は引き裂き強度が著るしく強い。
本発明に述べるポリフッ化ビニリデン(以後PVdFと
略称)とはフッ化ビニリデンホモポリマー、フン化ビニ
リデンを50%以上含有する、四フッ化エチレン、六フ
ッ化プロピレン、三フッ化エチレン、三7フ化[化エチ
レン、フン化ビニル等の共重合可能なモノマーの一種又
は二種以上とのコポリマー、又はこれらの少なくとも一
種を主体としたこれと相溶性のある合成樹脂(例えばア
クリル樹脂)との組成物等が用いられる。中でも屈折率
が1.43以下で、加熱溶融成形が可能なものが好まし
い。反射防止効果に優れ、アクリル樹脂層との積層が容
易なためである。また、上記PVd Fには、必要に応
じて紫外線吸収剤、染料、熱安定化剤、滑剤、難燃化剤
等の各種添加剤を配合できる。
PVdFはアクリル樹脂と良好な接着性を有する。
又、PVdFはアクリル樹脂を含む透明合成樹脂に比し
て屈折率が小さいので、表層に存在することにより低反
射率を実現し、更にアクリル樹脂との適当な屈折率の組
合せ及び適当な厚さとすることにより、反射防止膜とし
ての作用をももたせることもできる。
軟質樹脂層あるいは及びPVdF層は2軸延伸されてい
ても良い。
本発明の多層シート状成形品の各層は互に良く接着して
おり、画表層は2軸延伸されたアクリル樹脂層、内核に
1層以上の軟質樹脂層を有し、好ましくは最表層に少く
とも1層の50/jm厚以下のPVdF層が被覆されて
いる。アクリル樹脂層は2層以上であり、2層から10
層が良好に使用できる。軟質樹脂層は1層以上であり、
1層から9層が良好に使用できる。各軟質樹脂層の合計
厚さはアクリル樹脂層の合計厚さの名取下が好ましく、
更に好ましくは2以下、Xs以上である。2以上になる
と多層シートの剛性が低下し、グレージング材として好
ましくない。Zs以下になると軟質樹脂層を内核に入れ
る効果が小さくなる。最表層のPVdF層はアクリル樹
脂層と密着しており、その厚さは50μm以下であり、
好ましくは0.05μm〜20μmの厚みである。耐化
学薬品性、耐候性等を良くするために50μmまでの厚
さが経済的に良好であり、厚くなりすぎるとシートの剛
性も低下する。0.05μm以下の厚みになるとPVd
Fで被覆する効果がな(なる。
合成樹脂成形品の性能は配向により著しく異り、2軸配
向を与えることにより物理的性質、化学的性質を著しく
向上させることができる。
アクリル樹脂シートは2軸配向により、耐衝撃強度が向
上するが、面積比で延伸倍率2倍以上になると耐衝撃強
度が大きくなる。
本発明に述べる2軸延伸とは、延伸倍率が面積比で2倍
以上であり、好ましくは25倍以上、更に好ましくは3
.5倍以上、6倍以下である。
本発明のシートは種々の方法により成形できる。
例えば、特願昭56−20862、特願昭56−10−
3171、特願昭57−234239、特願昭57−2
34240に示した方法忙より良好に成形できる。すな
わち、アクリル樹脂層、軟質樹脂層、PVdF層を本発
明の多層構造になる様に重ね合せた多層構造の厚肉素地
を、アクリル樹脂素地のガラス転位温度以上、溶融点温
度以下に予熱した後、潤滑剤の塗布された余振で圧縮し
て2軸配向させる方法、あるいは押出機で加熱可塑化さ
れた多層構造の厚肉素地を、ダイ内表面が潤滑剤で被覆
されたダイ内へ圧入して、押出圧力によりダイ内で2軸
配向させる押出成形法等が使用できる。
〔作用〕
本発明のシートは、2軸延伸アクリルシートの内核に、
アクリル樹脂と良好に接着し、且つ引き裂き強度、耐ク
ラツク伝達性に着るしく優れたPVB−COアルイハE
VA−OH−COOHノ軟質層を積層することKより、
2軸延伸アクリルシートと軟質層の良好な性質を引き出
したものであり、更に好ましくは表面K PVdFの薄
層を積層することKよりシートの耐溶剤性、耐候性、耐
汚染性、光反射防止、性を改良したものである。
本発明に使用される軟質樹脂以外の軟質の樹脂、例えば
、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ゴム
強化PMMA、ポリカーボネート、ABS樹脂等では、
アクリル樹脂との接着性、耐クラツク伝達性、耐引き裂
き強度等を満足に満すコトができナイ。PVB−CO及
ヒEVA−OH−COOHが多くの軟質樹脂の中から選
定された理由は、着るしく優れた耐クラツク伝達性、耐
引き裂き強度と、アクリル樹脂との接着性及び透明性に
優れ、屈折率がアクリル樹脂に近いことである。これら
の必要事項を満す軟質樹脂として、PVB−Co及びE
VA−OH−COOHが最も優れている。
最表層樹脂としてPVd Fが選定された理由は、耐溶
剤性、耐候性、耐擦傷性、透明性及び一般的機械的性質
に優れ、更にアクリル樹脂との接着性に優れ、屈折率が
アクリル樹脂より小さいことである。本発明シートの使
用目的に合う最表層樹脂としてPVdFが着るしく優れ
ており、PVdFが選定された。
〔実施例〕
図面により本発明の詳細な説明する。
才1図は本発明の多層シート状成形品の多層構造の断面
を示す。
矛2図は本発明の多層シート状成形品を圧縮成形で成形
する方法を示す。
矛3図は本発明の多層シート状成形品を1度の圧縮成形
で2枚以上成形する方法を示す。
矛4図は矛3図で示した成形法に用いる良好な素地の断
面を示す。
jP1図に於て、(1−1)は軟質樹脂層2が1層の本
発明の多層シートであり、2軸延伸されたアクリル樹脂
層1にはさまれて軟質樹脂層2がある。各層は密着して
いる。
(1−2)は(1−1)に示した3層シートの最表層K
PVdFの薄層3が存在し、各層は接着している。PV
dF層は50μm以下の薄層である。軟質樹脂層の厚さ
はアクリル樹脂層の合計厚さの2以下が好ましく、更忙
好ましくは2以下、”/A5以上である。(1−3)は
PVdFの薄層3が両表面く存在する場合である。(1
−4)は軟質樹脂層2が2層の本発明の多層シートであ
り、3層のアクリル樹脂層IKはさまれて軟質樹脂層2
が2層存在し、最表層に2層のPVdF層3が存在する
矛2図は圧縮成形で本発明のシートを成形する経過を示
す。アクリル樹脂シート1、軟質樹脂シート2、PVd
F3とアクリル樹脂1が積層された2層フィルムを用意
しく2−t)、PVdF3が最表層にして、PVdF/
アクリル樹脂/軟質樹脂/アクリル樹脂と積層しく2−
2)、該積層体をボリプaピレンフィルム等4で真空包
装して素地5とする(2−s)。アクリル樹脂のガラス
転移温度以上、溶融点以下に加熱された圧縮ダイ6の内
表面7に潤滑剤を塗布し、はy同温度に加熱した素地5
を圧縮ダイの内表面に置き(2−4)、圧縮して原板5
を2軸配向させると同時に各層を接着する(Z−S)。
次いで圧縮ダイ6を冷却して成形品8を冷却固化し、成
形品8を圧縮ダイより取り出し、真空包装に使用したボ
リプaピレン等のフィルムを剥離すると本発明の多層シ
ート9が得られる(2−6)。
矛3図は1度の圧縮成形で2板以上の多層シートを成形
する方法である。圧縮ダイ10の内表面11に潤滑剤を
塗布した後、4枚の素地12の各界面と両表面に該素地
と非接着性のフィルム13を置き、圧縮ダイ内に置<(
3−1)。素地12のガラス転移温度以上、溶融点以下
に加熱した後、圧縮して素地12をプラグフローさせて
4枚の2軸配向シート14を成形しく3−2)、そのま
ま冷却して4枚の2軸配向シート14を圧縮ダイlOよ
り取り出しく3−3)、次いで各2軸配向シートを剥離
して更に非接着性のフィルムを配向シートから剥離して
、本発明の2軸配向シート14を得る(3−4)。
矛4図に於て、矛3図で示した素地12を重ねて圧縮ダ
イ内に置く時に、重ね介せた素地12の各界面と両表面
に該素地と非接着性のフィルム13を置き、更に全体を
フィルム15で真空包装した後に成形することが好まし
い。
次に檻々の樹脂等に適用したものを実施例1゜2として
示す。
実施例1 .1?2図に示した圧縮成形法を用いてアクリル樹脂及
び本発明の多層構造体の2軸延伸成形を行った。次の各
種樹脂を用いた。
PMMA:旭化成工業(株)製「プラグラスK」Co(
MMA−MA):   〃rプラグラスA」Co(MM
A−MAH−8t):   〃   rデルペット98
0」Co(MMA−MAAmide): el −ムア
ンドハース社製「プレキシグラス55」 EVA−OH−COOH:式日薬品工業(株)製「デュ
ミランF」の表面コ ロナ放電処理されたシート PVB−Co   :覆水化学工業(株)裂「エスレツ
クフイルム38 STJの表面コaす放電処 理されたシート コロナ放電処理は春日電機(株)Jll!HFS−2o
xを用い、175V、IOAの電力で軟質樹脂シートを
3m/分の速さで送り、この処理を表裏面3回づつ行っ
た。圧縮して2軸延伸させる温度はPMMA及びCo 
(MMA−MA )を用いた時は150℃で行い、真空
包装フィルムにポリプロピレンを用いた。
Co (MMA−MAII−S t )あるいはCo 
(MMA−MAAmi de )を用いる時には165
℃で行い、真空包装フィルムにナイロン6を用いた。表
1に示した実験を行い、結果を表2に示した。
EVA−OH−COOHアルイGtPVB−COヲ内核
に積層した延伸シートは耐クラツク伝達性及び耐衝撃性
に優れ、PVd Fを表層に積層したシートは耐硫酸性
及び光線透過率、耐擦傷性に優れていた。
実施例2 矛3図及び、1−4図に示した成形法により、軟質樹脂
層を内核に有する2軸延伸した多層薄肉シートを成形し
た。表3に示した実験を行った。軟質樹脂層を有する本
発明のシート(lla13へ16)は比較シー)(N1
12)に比較して引き袈き強度に優れ、強靭であった。
更にPVd Fを表層に有する本発明シートは耐溶剤性
、耐擦傷性に優れていた。
矛3表 〔発明の効果〕 硬いアクリル樹脂の内核に薄い軟質樹脂層を積層するこ
と罠より、アクリル樹脂が有する優れた性能の低下を最
小限におさえ、耐衝撃性、耐クラツク伝達性を着るしく
向上させることができる。
更にPVdFの薄層を表面に積層することにより、耐溶
剤性、耐擦傷性、耐候性、光透過性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
、?1図は本発明の多層シート状成形品の一実施例の断
面図、矛2図は本発明の多層シート状成形品を圧縮成形
で成形する方法を示す工程模式図。 jp3図は本発明の多層シート状成形品を1回の圧縮成
形で2枚以上成形する方法を示す工程模式図。 矛4図は矛3図で示した成形法に用いる良好な素地を示
す断面図である。 1・・・2軸延伸アクリル樹脂層 2・・・軟質樹脂層 3・・・PVdF層特許出願人 
旭化成工業株式会社 第1図 第4図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物の
    酸変性物の層、あるいは及び表面が酸化されたブチラー
    ル樹脂の層を1層以上内核に有する2軸延伸アクリル樹
    脂を主体とする多層シート状成形品
  2. (2)エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物の
    酸変性物の層、あるいは及び表面が酸化されたブチラー
    ル樹脂の層を1層以上内核に有し、最表層に50μm厚
    以下のポリフツ化ビニリデンの薄層を有する2軸延伸ア
    クリル樹脂を主体とする多層シート状成形品
JP3459985A 1985-02-25 1985-02-25 多層シ−ト状成形品 Pending JPS61193849A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4646254B2 (ja) * 2004-05-05 2011-03-09 エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 高い耐候性を有する成形体のための成形材料

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