JPS61192352A

JPS61192352A - 籾摺機の摺出粒サンプリング装置

Info

Publication number: JPS61192352A
Application number: JP3309885A
Authority: JP
Inventors: 治光十亀
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1985-02-20
Filing date: 1985-02-20
Publication date: 1986-08-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、籾摺機の摺出粒サンプリング装置に関する
。

発明が解決しようとする問題点脱ぷ装置で摺出された玄米と籾との混合せる摺出粒を風
選装置で風選し、この風選された穀粒を穀粒選別装置で
玄米と籾とに分離選別する形態の籾摺機にあっては、こ
の摺出された摺出粒の玄米と籾との混合比率によって次
行程での選別精度並びに能率に影響を与え易く、一般に
は、該脱ぷ装置で摺出され風選された摺出粒を流下案内
させる選別棚等の一側局部から採取するか、又は移送ラ
セン等から採取して混合比率を見るが、摺出粒の選別棚
上面の流れ状態や、移送状態によってばらつきが星じ易
く、より正確に知るには、採取回数や採取量を多くする
等の不便さがある。

問題点を解決するための手段この発明は、脱ぷ装置（１）で摺出された摺出粒を選別
風路（２）幅に拡散して落下させる拡散室（３）の反射
板（４）側方近くに対応してこの拡散穀粒の一部を受け
る受樋（５）を設けると共に、この受樋（５）には上側
面に籾殻飛込防止用のカバー（６）を有して該穀粒を機
外側へ案内す、る取出樋（７）を設けてなる籾摺機の摺
出粒サンプリング装置の構成とする。

発明の作用、および効果脱ぷ装置（１）で摺出された摺出粒は、拡散室（３）の
反射板（４）によって選別風路（２）幅に□拡散して落
下される。この拡散された摺出粒は、受樋（５）によっ
て該反射板（４）側方に拡散する拡散穀粒の一部からサ
ンプリングを行うと共に、このサンプリング粒を機外側
へ案内する取出樋（７）上方に拡散する摺出粒とこの摺
出粒に混入する籾殻との飛込をカバー（６）によって防
止して、該選別風路（２）幅に抗散された反射板（４）
側方近くの摺出粒の一部をサンプリングする。翅これに
より選別風路（２）への途中径路等の影響を受けること
なく拡散室（３）内の拡散穀粒をほぼ均等に適性量のサ
ンプリングが可能で、摺出粒の玄米と籾との混合比率を
正確に知ることができ、構成も簡単である。

実施例なお、図例において、脱ぷ装置（１）には、機、体上部
に位置し籾を受は該脱ぷ装置（１）に供給するホッパー
（８）が装着され、内部には開閉軸にて回動自在に枢着
された籾供給調節弁（９）、籾送り込ロール、及び左右
一対の脱ぷロール（１０）　　（１０）を軸架している
。

拡散室（３）は、該脱ぷ装置（１）の下方で脱ぷロール
（１０）　　（１０）により摺出された摺出粒を受けて
選別風路（２）幅に拡散する反射板（４）を設け、この
拡散された摺出粒を流下案内する選別棚（１１）で漏斗
状に形成されている。

受樋（５）は、反射板（４）の後方に位置して、断面り
字状をなし該反射板（４）で拡散ｙれた穀粒の一部を受
けるべく形成すると共に、この穀粒を機外側へ案内する
取出樋（７）は、該反射板（４）側方に面する一側には
側壁（１２）を、」−側面には摺出粒と籾殻との飛込防
止用のカバー（６）を設け、又他側には吸気口（１３）
を設けて、下方へ向けて傾斜させ機体側壁面（１４）外
へ延設し、この取出樋（７）底（１５）部と機体側壁面
（１４）との間に吸入口（１６）を設けている。

該選別風路（２）は、拡散室（３）の下方に前傾上方へ
向けそ形成して、その前方には吸引唐箕を有する吸引装
置（１７）を風胴を介して選別風路（２）に連通させ選
別された籾殻、塵埃等を機外へ排出すべく構成し、該選
別風路（２）底部にはラセン（１８）を有する摺出粒受
樋（１９）とその前側に二番受樋（２０）を配設してい
る。該ラセン（１８）側端には摺出粒受樋（１８）と連
通させて摺出粒スロワ−（２１）を設けている。

（２２）は回転式穀粒選別装置で、脱ぷ装置（１）の後
方に位置し、函体（２３）内に前後方向の軸回りに、内
周面に凹み（２４）を有する選別筒（２５）を回転すべ
く駆動ローラに支持させ、この選別筒（２５）の内部に
は選別された玄米を回収する玄米ラセン（２８）を有す
る玄米受樋（２７）を前後方向に向けて、前後両端を函
体（２３）に取つけている。（２８）は供給ラセン（２
９）を有する供給樋で、玄米受樋（２７）の下側で回転
上昇側に位置して前後方向に向けて設けてあり、前端部
は函体（２３）前部に設けた供給タンク（３０）に連通
させ、後端部は選別筒（２５）の後端内に戸樋で連通し
、且つこの供給樋（２８）は、選別時に発生する玄米と
籾との混合せる還元用混合未載をも受けるべく構成して
いる。

該供給タンク（３０）は、函体（２３）前部に位置して
漏斗状に形成し、下端を供給樋（２日）に連通させて、
上端に摺出粒スロワ−（２１）をのぞませて脱ぷ装置（
１）から摺出される摺出粒を受けて選別筒（２５）へ供
給すべく設け、この供給タンク（３０）の下部には、該
玄米受樋（２７）から回収される玄米を下方へ排出する
排出通路（３１）を設けている。この通路（３１）を経
て排出される玄米は玄米スロワ−（３２）で機外へ搬出
すべく構成し、又選別筒（２５）の前端側内周面より落
下する選別された籾は、籾スロワ−（３３）により脱ぷ
装置（１）のホッパー（６）に設けられた還元ホ・ンハ
ー（３０に還元して可脱ぷする構成としている。

ホッパー（８）に供給された籾は、あらかじめ籾供給調
節弁（９）によって脱ぷ供給量が設定されて、左右一対
の脱ぷロール（１０）　　（１０）間に流下される。該
脱ぷ゛ロール（１０）　　（１０）により摺出された摺
出粒は、反射板（４）によって選別風路（２）幅に拡散
されて、選別棚（１１）上を滑降して選別風路（２）に
落人して、吸引装置（１７）の吸引風により風選作用を
受け、籾殻や塵埃等は該吸引装置（１７）に吸引されて
機外へ排出され、比較的重い枇等二香物は、該選別風路
（２）途中に設けられた二番受樋（２０）より機外に搬
出される。

風選された摺出粒は、摺出粒受樋（１９）内に流入して
ラセン（１８）にて横移送され摺出粒スロワ−（２１）
にて供給タンク（３０）に搬入され、供給樋（２８）よ
り選別筒（２５）内に供給されて、この選別筒（２５）
の回転により凹み（２４）で玄米を掬い上げ玄米受樋（
２７）に引きつがれて移送され、排出通路（３１）を経
て玄米スロワ−（３２）により機外へ搬出される。

選別時に発生する還元用混合米は、供給樋（２８）に落
人して供給される摺出粒と合流して選別筒（２５）内に
供給されて再度選別処理が繰返される又選別筒（２５）
内で選別された籾は、該選別筒（２５）の前端側内周面
より落下して、籾スロワ−（３３）によりホッパー（８
）の還元ホッパー（３４）に還元されて、脱ぷロール（
１０）　　（１０）にて再処理されなから籾摺作業が行
われる。

この籾摺作業時に反射板（４）によって選別風路（２）
幅に拡散された摺出粒の該反射板（４）の側方に拡散す
る拡散穀粒の一部を受樋（５）内に受けて、取出樋（７
）によって機体側壁（１４）外へ案内滑降させながらカ
バー（６）によってこの取出樋（７）への籾殻等の飛込
を防止して、吸引装置（１７）の吸風作用によって吸気
口（１８）から籾殻、塵埃等を吸引風選すると共に、機
外へ取出時に機体側壁（１４）と該取出樋（７）底（１
５）部との吸入口（１６）から再度籾殻、塵埃を吸引風
選して、玄米と籾との混合した摺出粒のみを機外へ取出
し、玄米と籾との混合比率を正確に知ることができ“る
。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は一部
の拡大せる背断面図、第２図は第１図のλ−Ａ断面図、
第３図は第１図のＢ−Ｂ断面図、第４図は一部破断せる
側断面図である。図中、符号（１）は脱ぷ装置、（２）は選別風路、（３
）は拡散室、（４）は反射板、（５）は受樋、（６）は
カバー、（７）は取出樋を示す。第１図？第２図

Claims

【特許請求の範囲】

脱ぷ装置（１）で摺出された摺出粒を選別風路（２）幅
に拡散して落下させる拡散室（３）の反射板（４）側方
近くに対応してこの拡散穀粒の一部を受ける受樋（５）
を設けると共に、この受樋（５）には上側面に籾殻飛込
防止用のカバー（６）を有して該穀粒を機外側へ案内す
る取出樋（７）を設けてなる籾摺機の摺出粒サンプリン
グ装置。