JPS61192251A - チユウインガムへの印刷用インク及び転写用フイルム - Google Patents
チユウインガムへの印刷用インク及び転写用フイルムInfo
- Publication number
- JPS61192251A JPS61192251A JP60031183A JP3118385A JPS61192251A JP S61192251 A JPS61192251 A JP S61192251A JP 60031183 A JP60031183 A JP 60031183A JP 3118385 A JP3118385 A JP 3118385A JP S61192251 A JPS61192251 A JP S61192251A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- chewing gum
- ink
- film
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 産業上の利用分野
この発明は、チュウインガムの表面に圧擦するとその表
面に描かれている模藻を簡単に転写できるフィルム及び
それに使用されているインクに関するものである。
面に描かれている模藻を簡単に転写できるフィルム及び
それに使用されているインクに関するものである。
■ 本発明が解決しようとする問題点
一般にチュウインガムとは、板状無模様のものが市場に
おいては支配的であり、稀に刻印模様を有するものが散
見される程度である。本発明はかかるチュウインガムの
現状を打破し、新しい趣味性を付加すべく、チュウイン
ガムの表面に移し絵風に絵を圧擦・転写できるようにし
たものである。
おいては支配的であり、稀に刻印模様を有するものが散
見される程度である。本発明はかかるチュウインガムの
現状を打破し、新しい趣味性を付加すべく、チュウイン
ガムの表面に移し絵風に絵を圧擦・転写できるようにし
たものである。
■ 問題点の解決手段
本発明においては、特定のインクを使用する。
以下に、インクに使用する素材につき説明する。
色素は、水溶性のもの、たとえばカラメル、ビートレッ
ド、スピルリナ色素等を使用する。油溶性のものも全く
採用できない訳ではないが、どうしテモフィルムへのイ
ンクの接着性とか転写後の染着性などにおいて難点があ
るようである。
ド、スピルリナ色素等を使用する。油溶性のものも全く
採用できない訳ではないが、どうしテモフィルムへのイ
ンクの接着性とか転写後の染着性などにおいて難点があ
るようである。
水不溶性粉末物質とは、色素を吸着又は吸収し保持する
ことのできる水に不溶の粉末、たとえば各種でん粉、炭
酸カルシウム粉末の如きである。
ことのできる水に不溶の粉末、たとえば各種でん粉、炭
酸カルシウム粉末の如きである。
色素の種類とかこの粉末物質の種類、粒度等により異な
るから一概には規定できないが、色素1に対して大よそ
05〜2程度を使用する。
るから一概には規定できないが、色素1に対して大よそ
05〜2程度を使用する。
溶剤は色素についての溶剤、たとえばアルコール、水、
等である。色素が前記粉末物質に吸着、吸収されやすい
ようにという目的の他、調製されたインキの流動性を適
度に保つために使用される。
等である。色素が前記粉末物質に吸着、吸収されやすい
ようにという目的の他、調製されたインキの流動性を適
度に保つために使用される。
湿潤剤は、水分保持性の良いもの、たとえばプロピレン
グリコール、ソルビトール、還元でん粉加水分解物、グ
リセリンの如き吸湿ないし保湿性のものである。調製さ
れたインキの乾燥を防止しまたは調節するためのもので
あって、これまた色素や湿潤剤の種類によって一概に規
定できないが、色素1に対して大よそ0.1〜1.0種
度であれば足りる。
グリコール、ソルビトール、還元でん粉加水分解物、グ
リセリンの如き吸湿ないし保湿性のものである。調製さ
れたインキの乾燥を防止しまたは調節するためのもので
あって、これまた色素や湿潤剤の種類によって一概に規
定できないが、色素1に対して大よそ0.1〜1.0種
度であれば足りる。
結合剤というは、上記4種の素材よりなる混合物を結合
するためのものないしインクの粘性を調節するためのも
のであって、油性又は水性のいずれかが要に臨み選択採
用される。そのうち、油性のものとしては、食用油脂等
、水性のものとしては、水飴、還元でん粉分解物等があ
る。その使用量は色素に対して大よそ01〜0.5程度
でよい。
するためのものないしインクの粘性を調節するためのも
のであって、油性又は水性のいずれかが要に臨み選択採
用される。そのうち、油性のものとしては、食用油脂等
、水性のものとしては、水飴、還元でん粉分解物等があ
る。その使用量は色素に対して大よそ01〜0.5程度
でよい。
第1発明(特許請求の範囲の■及び■に記載の発明を、
夫々第1発明及び第2発明という。以下おなじ)のイン
クは、上記各要素を上記量比において混合し練り合わせ
てなるものである。
夫々第1発明及び第2発明という。以下おなじ)のイン
クは、上記各要素を上記量比において混合し練り合わせ
てなるものである。
第2発明において使用するシリコン剥離紙とは、通常の
ものに異らない。たとえば、紙にシリコーンを0.1〜
5P/♂程度塗布したものである。本発明インクをたと
えばスクリーン印刷法によりシリコーン剥離紙に印刷し
たものが第2発明の転写用フィルムである。このフィル
ムは、乾燥又は湿潤防止のため透湿度の小さなカバー用
フィルムでおおっておいてもよい。
ものに異らない。たとえば、紙にシリコーンを0.1〜
5P/♂程度塗布したものである。本発明インクをたと
えばスクリーン印刷法によりシリコーン剥離紙に印刷し
たものが第2発明の転写用フィルムである。このフィル
ムは、乾燥又は湿潤防止のため透湿度の小さなカバー用
フィルムでおおっておいてもよい。
■ 作用及び効果
インクを印刷もしくはフィルムから転写可能とするため
には、■ インクがフィルムに対しある程度の接着性を
有していること、@ インクはフィルムへ吸収されない
こと、つまりフィルム内部へ滲透してしまわないこと、
O圧擦したとき、フィルムからチェウィンガムへの転移
・固着カ容易奉確実であること、などが要求される。し
かし、これらのすべてを同時に満足させることは大変困
難である。上記@とθを満足すべく水溶性色素をシリコ
ン剥離紙に塗布した本願発明においては、上記Oの要件
充足が大きな課題となる。殊にインクが乾燥するとフィ
ルムからの落剥も益々激しくなりやすいものである。こ
5れらを考慮して構成された本願の2つの発明は、次の
ような作用及び効果を有している。
には、■ インクがフィルムに対しある程度の接着性を
有していること、@ インクはフィルムへ吸収されない
こと、つまりフィルム内部へ滲透してしまわないこと、
O圧擦したとき、フィルムからチェウィンガムへの転移
・固着カ容易奉確実であること、などが要求される。し
かし、これらのすべてを同時に満足させることは大変困
難である。上記@とθを満足すべく水溶性色素をシリコ
ン剥離紙に塗布した本願発明においては、上記Oの要件
充足が大きな課題となる。殊にインクが乾燥するとフィ
ルムからの落剥も益々激しくなりやすいものである。こ
5れらを考慮して構成された本願の2つの発明は、次の
ような作用及び効果を有している。
イ、インクの展延性が良く、チェウィンガムへは勿論、
フィルムへの印刷が容易である。結合剤により1体に結
合されたインクには、粉末物質が混入されており、全体
として可塑性があるから展延性があると同時に保形性も
あり、印刷に好適であるO 口、色素の分散ないし希釈が均一に行われる。溶剤によ
る希釈と粉末物質への吸着が行われるから、まだらに着
色するようなことがない。
フィルムへの印刷が容易である。結合剤により1体に結
合されたインクには、粉末物質が混入されており、全体
として可塑性があるから展延性があると同時に保形性も
あり、印刷に好適であるO 口、色素の分散ないし希釈が均一に行われる。溶剤によ
る希釈と粉末物質への吸着が行われるから、まだらに着
色するようなことがない。
ハ、インクのシリコーン剥離紙への接着性が改良されて
いる。結合剤によって全体が粘性を帯びており、適度な
硬度を有していると同時に湿潤剤添加により適度に乾燥
が抑制されているからであろう。
いる。結合剤によって全体が粘性を帯びており、適度な
硬度を有していると同時に湿潤剤添加により適度に乾燥
が抑制されているからであろう。
なお、第2発明のフィルムにより転写するに際しては、
チェウィンガムの素材の種類とか配合比などによって−
概には規定できないが、チュウィンガムの水分は大よそ
2〜4%程度のものがよいようである。また、転写のと
きはチュウィンガム表面の遊離の水分ないし湿気を払拭
しておくのが転写の仕上りもよくできるようである。
チェウィンガムの素材の種類とか配合比などによって−
概には規定できないが、チュウィンガムの水分は大よそ
2〜4%程度のものがよいようである。また、転写のと
きはチュウィンガム表面の遊離の水分ないし湿気を払拭
しておくのが転写の仕上りもよくできるようである。
■ 実施例
その1:
ビートレノド30%(重量。以下おなじ)、コーンスタ
ーチ19%、炭酸カルシウム20%、水20%、グリセ
リン脂肪酸モノエステル1%、プロピレングリコール6
%、カカオ脂3%よりなる赤色インクを調製した。この
ものを常法により製したチュウインガム(水分2,5%
)表面にスクリーン印刷により印刷したところ接着性も
良く美麗な印刷模様を現出することができた。
ーチ19%、炭酸カルシウム20%、水20%、グリセ
リン脂肪酸モノエステル1%、プロピレングリコール6
%、カカオ脂3%よりなる赤色インクを調製した。この
ものを常法により製したチュウインガム(水分2,5%
)表面にスクリーン印刷により印刷したところ接着性も
良く美麗な印刷模様を現出することができた。
その2:
上記のその1に於て調製したインクをもってシリコーン
剥離紙上にスクリーン印刷により印刷した。得られたフ
ィルムにセロファンを重ね合わせ1週間常温に保管した
のち、セロファンを剥したが、描かれた模様層はシリコ
ーン剥離紙に接着しており落剥するようなことはなかっ
た。これを、常法に従って調製したふうせんガム(水分
3.5%)に圧擦したところ、簡単に模様層はガムへ転
写し固着し美麗な模様をもつガムとすることができた。
剥離紙上にスクリーン印刷により印刷した。得られたフ
ィルムにセロファンを重ね合わせ1週間常温に保管した
のち、セロファンを剥したが、描かれた模様層はシリコ
ーン剥離紙に接着しており落剥するようなことはなかっ
た。これを、常法に従って調製したふうせんガム(水分
3.5%)に圧擦したところ、簡単に模様層はガムへ転
写し固着し美麗な模様をもつガムとすることができた。
特許出願人 江崎グリコ株式会社
手 続 補 正 書
昭和60年1月工Σ日
昭和60年2月19日提出の特許願(特許法第38条た
だし書の規定による特許出願)(2)2、発明の名称 チュウィンガムへの印刷用インク及び転写用フィルム 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒555 大阪市西淀用区歌島4丁目6番5号 電話 大阪−472−1221(内線334)4、補正
の対象 5、 補正の内容 0 出願明細書第4頁第6行「還元でん粉分解物」とあ
るを、「還元でん粉加水分解物」に、改める。
だし書の規定による特許出願)(2)2、発明の名称 チュウィンガムへの印刷用インク及び転写用フィルム 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒555 大阪市西淀用区歌島4丁目6番5号 電話 大阪−472−1221(内線334)4、補正
の対象 5、 補正の内容 0 出願明細書第4頁第6行「還元でん粉分解物」とあ
るを、「還元でん粉加水分解物」に、改める。
0 同書第4頁第12行及び第5頁第13行の夫々に、
「シリコン」トするヲ、「シリコーン」に改める。
「シリコン」トするヲ、「シリコーン」に改める。
0 同書第7頁第9行「19%」とあるを、「2oxJ
に改める。
に改める。
Claims (2)
- (1)水溶性色素、水不溶性粉末物質、溶剤、湿潤剤及
び結合剤より構成されることを特徴とするチュインガム
への印刷用インク。 - (2)シリコーン剥離紙上に、水溶性色素、水不溶性粉
末物質、溶剤、湿潤剤及び結合剤よりなるインクにより
描いた模様層を形成したことを特徴とするチュウインガ
ムへの転写用フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60031183A JPS61192251A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | チユウインガムへの印刷用インク及び転写用フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60031183A JPS61192251A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | チユウインガムへの印刷用インク及び転写用フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192251A true JPS61192251A (ja) | 1986-08-26 |
JPS6320496B2 JPS6320496B2 (ja) | 1988-04-27 |
Family
ID=12324327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60031183A Granted JPS61192251A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | チユウインガムへの印刷用インク及び転写用フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61192251A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6129936A (en) * | 1995-09-13 | 2000-10-10 | Pharmacia & Upjohn Ab | Method for marking ingestible compressible in a package |
US6506425B2 (en) | 1995-09-13 | 2003-01-14 | Pharmacia Ab | Packaged markable ingestible compressible object |
JP2017517270A (ja) * | 2014-06-12 | 2017-06-29 | ジ アディティブ アドバンテージ エルエルシー | チューインガムおよび他の食用基材に香味料を適用する方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1007704A (en) * | 1962-05-07 | 1965-10-22 | Beech Nut Life Savers Inc | Chewing gum |
JPS5876054A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-09 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 食品用転写シ−ト |
JPS58175443A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-14 | Meiji Chiyuuingamu Kk | 潜在図柄を表面に印刷した菓子 |
JPS605250A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-11 | Toyota Motor Corp | 塗装ロボツト |
-
1985
- 1985-02-19 JP JP60031183A patent/JPS61192251A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1007704A (en) * | 1962-05-07 | 1965-10-22 | Beech Nut Life Savers Inc | Chewing gum |
JPS5876054A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-09 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 食品用転写シ−ト |
JPS58175443A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-14 | Meiji Chiyuuingamu Kk | 潜在図柄を表面に印刷した菓子 |
JPS605250A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-11 | Toyota Motor Corp | 塗装ロボツト |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6129936A (en) * | 1995-09-13 | 2000-10-10 | Pharmacia & Upjohn Ab | Method for marking ingestible compressible in a package |
US6506425B2 (en) | 1995-09-13 | 2003-01-14 | Pharmacia Ab | Packaged markable ingestible compressible object |
JP2017517270A (ja) * | 2014-06-12 | 2017-06-29 | ジ アディティブ アドバンテージ エルエルシー | チューインガムおよび他の食用基材に香味料を適用する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320496B2 (ja) | 1988-04-27 |
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