JPS6119083B2 - - Google Patents
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- JPS6119083B2 JPS6119083B2 JP54132131A JP13213179A JPS6119083B2 JP S6119083 B2 JPS6119083 B2 JP S6119083B2 JP 54132131 A JP54132131 A JP 54132131A JP 13213179 A JP13213179 A JP 13213179A JP S6119083 B2 JPS6119083 B2 JP S6119083B2
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- magnetic
- coercive force
- treatment
- magnetic properties
- high coercive
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- Expired
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
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- 230000005389 magnetism Effects 0.000 claims 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/14—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は任意の方法によつて成形加工された高
保磁力磁性材の磁気特性向上処理に関するもので
ある。
保磁力磁性材の磁気特性向上処理に関するもので
ある。
従来、高保磁力磁性材の磁気特性向上処理に溶
体化処理後に長時間の時効処理、多段時効処理を
行うことが提案されているが、数時間の、場合に
よつては10時間もの長時間を必要として極めて能
率が悪く、温度制御等も容易ではない。
体化処理後に長時間の時効処理、多段時効処理を
行うことが提案されているが、数時間の、場合に
よつては10時間もの長時間を必要として極めて能
率が悪く、温度制御等も容易ではない。
本発明はこの点を改良した能率の良い処理がで
きる方法を提案するもので、磁界中で、光・レー
ザービーム、電子・イオンビーム、プラズマ・ア
ークビーム等の高エネルギービームを走査照射処
理して磁気特性を向上させること、また高エネル
ギービームの照射と同時に振動加圧の処理を加え
て磁気特性の向上を高なわせることを特徴とす
る。
きる方法を提案するもので、磁界中で、光・レー
ザービーム、電子・イオンビーム、プラズマ・ア
ークビーム等の高エネルギービームを走査照射処
理して磁気特性を向上させること、また高エネル
ギービームの照射と同時に振動加圧の処理を加え
て磁気特性の向上を高なわせることを特徴とす
る。
以下図面の一実施例により本発明を説明する。
第１図において、１はレーザー発振器で、通常
103〜105W／cm2程度の高エネルギを出力する。２
及び３はレーザービームの照射部分に磁界を形成
作用する磁極、４は移動テーブル、５及び６がテ
ーブル駆動用モータで、これが７のNC制御装置
によつて制御される。テーブル４上には被処理体
が固定される。８が基材、９が基材上に蒸着して
形成した高保磁力磁性材層で、この層の磁気特性
向上処理を行なう。
第１図において、１はレーザー発振器で、通常
103〜105W／cm2程度の高エネルギを出力する。２
及び３はレーザービームの照射部分に磁界を形成
作用する磁極、４は移動テーブル、５及び６がテ
ーブル駆動用モータで、これが７のNC制御装置
によつて制御される。テーブル４上には被処理体
が固定される。８が基材、９が基材上に蒸着して
形成した高保磁力磁性材層で、この層の磁気特性
向上処理を行なう。
処理される基材８上の高保磁力磁性材層９には
磁極２，３の形成する磁界が作用し、この磁界中
でレーザー発振器１からレーザービームが照射さ
れる。レーザービームの照射点はテーブル４のモ
ータ５，６による平面移動制御によつて高保磁力
磁性材層９上を移動走査し、層９の全体或は所要
の形状に、部分に走査照射される。走査速度を制
御し、照射点の急速加熱と急速冷却が行なえ、最
良の熱処理ができるよう制御する。ビームのエネ
ルギとして前記のように103〜105W／cm2程度のエ
ネルギ密度で走査速度は約0.1〜１秒／mm程度の
照射を行う。レーザ照射による熱処理によつて照
射点は結晶化し微細化し、歪を発生し体積収縮を
起し、同時に作用する磁気力との相互効果により
磁化容易軸の整揃えが容易に高能率をもつて行な
われ、磁機特性を向上させるようになる。高保磁
力磁性材層９の照射点が前記処理が均一に行なわ
れ、走査形状に応じて任意の部分に、また全体に
均一処理を行ない磁気特性を向上せしめる。また
レーザービーム照射による熱処理は照射点のスポ
ツト半径と走査速度の制御によつて高保磁力磁性
材層９の熱処理深さも自在に制御でき、表面積の
みを、あるいは内部までを任意に希望通り処理す
ることが可能である。したがつて例えば磁石材を
切削、研削の機械加工することによつて磁気特性
が低下したときなど、その機械加工部分の表面層
にビーム照射して処理する部分処理をすれば容易
に磁気特性の向上復帰処理することができ、全体
に均一な高性能の磁気特性をもたせることができ
る。またレーザービームによる照射は所要の速度
で移動走査し、同一個所を数回に繰返して照射
し、スピンの配向整揃えを徐々に行なわせること
によつて、結果的に極めて高性能の磁気特性を付
与することができる。
磁極２，３の形成する磁界が作用し、この磁界中
でレーザー発振器１からレーザービームが照射さ
れる。レーザービームの照射点はテーブル４のモ
ータ５，６による平面移動制御によつて高保磁力
磁性材層９上を移動走査し、層９の全体或は所要
の形状に、部分に走査照射される。走査速度を制
御し、照射点の急速加熱と急速冷却が行なえ、最
良の熱処理ができるよう制御する。ビームのエネ
ルギとして前記のように103〜105W／cm2程度のエ
ネルギ密度で走査速度は約0.1〜１秒／mm程度の
照射を行う。レーザ照射による熱処理によつて照
射点は結晶化し微細化し、歪を発生し体積収縮を
起し、同時に作用する磁気力との相互効果により
磁化容易軸の整揃えが容易に高能率をもつて行な
われ、磁機特性を向上させるようになる。高保磁
力磁性材層９の照射点が前記処理が均一に行なわ
れ、走査形状に応じて任意の部分に、また全体に
均一処理を行ない磁気特性を向上せしめる。また
レーザービーム照射による熱処理は照射点のスポ
ツト半径と走査速度の制御によつて高保磁力磁性
材層９の熱処理深さも自在に制御でき、表面積の
みを、あるいは内部までを任意に希望通り処理す
ることが可能である。したがつて例えば磁石材を
切削、研削の機械加工することによつて磁気特性
が低下したときなど、その機械加工部分の表面層
にビーム照射して処理する部分処理をすれば容易
に磁気特性の向上復帰処理することができ、全体
に均一な高性能の磁気特性をもたせることができ
る。またレーザービームによる照射は所要の速度
で移動走査し、同一個所を数回に繰返して照射
し、スピンの配向整揃えを徐々に行なわせること
によつて、結果的に極めて高性能の磁気特性を付
与することができる。
第２図はビーム照射に加えて超音波の振動加圧
処理を行なうようにした例で、振動子１０とホー
ン１１にレーザービームの照射孔１０ａ，１１ａ
を形成し、振動子１０にレーザー発振器１を取付
けて照射するようにしたものである。１２はホー
ン先端の振動接子で、これが超音波振動して高保
磁力磁性材層９を加圧する。１３は振動発振器で
ある。
処理を行なうようにした例で、振動子１０とホー
ン１１にレーザービームの照射孔１０ａ，１１ａ
を形成し、振動子１０にレーザー発振器１を取付
けて照射するようにしたものである。１２はホー
ン先端の振動接子で、これが超音波振動して高保
磁力磁性材層９を加圧する。１３は振動発振器で
ある。
この実施例によるとレーザービームの照射部分
に超音波振動の振動加圧も作用し、高保磁力磁性
材層９の歪発生、磁化容易軸の整揃え作用等をレ
ーザービームの照射処理に重畳して高効率に行な
うことができ磁気特性の向上効果を更に一層高め
ることができる。
に超音波振動の振動加圧も作用し、高保磁力磁性
材層９の歪発生、磁化容易軸の整揃え作用等をレ
ーザービームの照射処理に重畳して高効率に行な
うことができ磁気特性の向上効果を更に一層高め
ることができる。
なお被処理体は圧延鍛造、鋳造、焼結等によつ
て成形された高保磁力磁性材の処理ができ、また
あらゆる機械加工後の高保磁力磁性材製品、即ち
所謂永久磁石製品に対して有効な処理を加えるこ
とができる。
て成形された高保磁力磁性材の処理ができ、また
あらゆる機械加工後の高保磁力磁性材製品、即ち
所謂永久磁石製品に対して有効な処理を加えるこ
とができる。
本発明はこのように高保磁力磁性材に磁界中で
レーザー等の高エネルギービームを走査照射を行
つて、またこれに加えて超音波等の振動加圧を加
えて処理するものであるから、材料に大きな異方
性を生じ磁気特性の向上処理を容易にすることが
できる。そしてこの処理は高速走査を行ないなが
ら、高保磁力磁性材の全体にあるいは所要部分に
行なうものであり極く短時間に能率良く処理でき
る効果がある。また走査速度及びビームスポツト
の制御により急熱急冷の熱処理効果が任意に制御
でき、最適な処理が容易にできる。また高保磁力
磁性材に照射するレーザー、電子、イオン、プラ
ズマ等の高エネルギービームは焦点制御が極めて
容易であり、材料の表面層のみ、あるいは内部を
部分的に、また全体に熱処理することが可能であ
り、材料の部分的又は全体的処理が任意に可能で
あり、実用上効果が大きいものである。
レーザー等の高エネルギービームを走査照射を行
つて、またこれに加えて超音波等の振動加圧を加
えて処理するものであるから、材料に大きな異方
性を生じ磁気特性の向上処理を容易にすることが
できる。そしてこの処理は高速走査を行ないなが
ら、高保磁力磁性材の全体にあるいは所要部分に
行なうものであり極く短時間に能率良く処理でき
る効果がある。また走査速度及びビームスポツト
の制御により急熱急冷の熱処理効果が任意に制御
でき、最適な処理が容易にできる。また高保磁力
磁性材に照射するレーザー、電子、イオン、プラ
ズマ等の高エネルギービームは焦点制御が極めて
容易であり、材料の表面層のみ、あるいは内部を
部分的に、また全体に熱処理することが可能であ
り、材料の部分的又は全体的処理が任意に可能で
あり、実用上効果が大きいものである。
なおビーム照射の走査は被処理体を固定して照
射ビーム側を移動させることにより走査照射する
ことができる。
射ビーム側を移動させることにより走査照射する
ことができる。
第１図は本発明の方法を説明する一実施例装置
の構成図、第２図は他の実施例の一部構造図であ
る。 １はレーザー発振器、２，３は磁極、４は移動
テーブル、５，６はモータ、７はNC制御装置、
８は基材、９は高保磁力磁性材層、１０は振動
子、１１はホーン、１２は加圧子、１３は発振器
である。
の構成図、第２図は他の実施例の一部構造図であ
る。 １はレーザー発振器、２，３は磁極、４は移動
テーブル、５，６はモータ、７はNC制御装置、
８は基材、９は高保磁力磁性材層、１０は振動
子、１１はホーン、１２は加圧子、１３は発振器
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 磁界中で、103〜105W／cm2又はそれ以上の高
エネルギービームの走査処理をして磁気特性を向
上させることを特徴とする高保磁力磁性材処理方
法。 ２ 磁界中で、103〜105W／cm2又はそれ以上の高
エネルギービームの走査処理と機械的な振動加圧
の処理とをして磁気特性を向上させることを特徴
とする高保磁力磁性材処理方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13213179A JPS5656605A (en) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | Treatment of magnetic material |
| EP84115516A EP0151759B1 (en) | 1979-10-13 | 1980-10-10 | Magnetic material treatment method and apparatus |
| DE198484115516T DE151759T1 (de) | 1979-10-13 | 1980-10-10 | Verfahren zur behandlung magnetischer wirkstoffe und vorrichtung dafuer. |
| DE8484115516T DE3072170D1 (de) | 1979-10-13 | 1980-10-10 | Verfahren zur behandlung magnetischer wirkstoffe und vorrichtung dafuer. |
| EP80303572A EP0027362B1 (en) | 1979-10-13 | 1980-10-10 | Magnetic material treatment method and apparatus |
| DE8080303572T DE3072148D1 (en) | 1979-10-13 | 1980-10-10 | Magnetic material treatment method and apparatus |
| US06/195,928 US4437908A (en) | 1979-10-13 | 1980-10-10 | Method of treating a magnetic material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13213179A JPS5656605A (en) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | Treatment of magnetic material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5656605A JPS5656605A (en) | 1981-05-18 |
| JPS6119083B2 true JPS6119083B2 (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=15074105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13213179A Granted JPS5656605A (en) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | Treatment of magnetic material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5656605A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6414280U (ja) * | 1987-07-15 | 1989-01-25 | ||
| JPH01203536A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-16 | Atsushi Tomimatsu | 腰掛式便器 |
| JPH08924U (ja) * | 1990-08-30 | 1996-06-07 | 栄七 長瀬 | 通気孔付き便器 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62151511A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-06 | Kawasaki Steel Corp | 方向性珪素鋼板の鉄損低減方法 |
| JPH0672264B2 (ja) * | 1985-12-26 | 1994-09-14 | 川崎製鉄株式会社 | 低鉄損方向性けい素鋼板の製造方法 |
| JPH0772301B2 (ja) * | 1985-12-26 | 1995-08-02 | 川崎製鉄株式会社 | 方向性けい素鋼板の鉄損低減方法 |
| JPH0672265B2 (ja) * | 1985-12-26 | 1994-09-14 | 川崎製鉄株式会社 | 方向性けい素鋼板の鉄損改善方法 |
| JPH0672263B2 (ja) * | 1985-12-26 | 1994-09-14 | 川崎製鉄株式会社 | 無方向性電磁鋼板における面内磁気異方性の改善方法 |
| DE3612315A1 (de) * | 1986-04-11 | 1987-10-22 | Kropp Werner | Substrat und verfahren sowie vorrichtung zu seiner herstellung |
| JPH03242983A (ja) * | 1990-02-06 | 1991-10-29 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 磁気構造体の製造方法 |
| WO2020255552A1 (ja) * | 2019-06-17 | 2020-12-24 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
-
1979
- 1979-10-13 JP JP13213179A patent/JPS5656605A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6414280U (ja) * | 1987-07-15 | 1989-01-25 | ||
| JPH01203536A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-16 | Atsushi Tomimatsu | 腰掛式便器 |
| JPH08924U (ja) * | 1990-08-30 | 1996-06-07 | 栄七 長瀬 | 通気孔付き便器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5656605A (en) | 1981-05-18 |
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