JPS61190437A - 包装箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は重量物で大型商品の輸送、保管等に用いる包装
箱に関するものである。

従来の技術 大型の電気機器、冷蔵庫、太陽熱ヒーター等の包装装置
は、包装技術又は段ボールの強度特性や生産技術の発展
に伴ない段ボール包装が主力を占め、その包装形態は製
品を完全に覆ってしまうもの、又、中の商品が一部見え
るようにすることにより荷扱者に商品の認識を促し、荷
扱いを慎重にさせる効果を意図したものも見受けられる
。

発明が解決しようとする問題点 一般に大型商品は、包装箱が大きくなるため商品を包装
する作業が非常に大変であること、箱の形式によっては
包装作業ができない場合もあり、又、当然荷扱いも悪く
なり、かつ保管、輸送も大きなスペースを特徴とする特
に、大きく、平たく重たい商品の荷扱い、保管、輸送は
縦置き、横置きいずれの形態でもなされるため、その分
強度アップを図らなければならない。又、製品の取り出
しは、内容商品にもよるが、包装箱を横置きしないと困
難なことにより、通常ＪＩＳＺ１５０７Ｃ−１〜３に規
定されているように、第７図に示す本体７１と蓋７２に
よるのかぶせ箱の方式が多い。しかし第７図に示した形
態のものは、構造上の強度特性より荷扱い、保管、輸送
すべて横置きが基本である。従って流通段階で重たい他
の貨物を上面に載せられると蓋７２が破れ、収納された
商品が損傷する恐れがある。そこで本発明は上記従来の
欠点に鑑みてなされたものである。すなわち、包装作業
及び開梱し製品の取り出し作業は、包装箱を横置きし、
上面より容易に出し入れでき、かつ流通段階の荷扱い、
保管、輸送は縦置きした状態で行うことのできる包装箱
を提供しようとするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の包装箱は、平板よ
りジヨイント等の結合具で結合し組み立ててなる２面が
開口した上部ケースと下部ケース、このケースと結合す
る穴を有し、Ｕ字体をなす内蓋と外蓋を、着脱自在な結
合具で結合し、かつ上部ケース、下部ケースの側板にフ
ラップの差込片を差し込み、着脱自在な結合具で結合し
一体の包装箱を形成する。

作　　　　用 上記構成としたことにより本発明の包装箱は作業の容易
な横置ぎの状態で上部が開口する為、物品の梱包が容易
となるばかりでなく、流通段階での荷扱い、保管、輸送
は縦置きした状態で行える。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第６図にもとづき説明
する３ 第１図は横置きの全体斜視図、第２図は縦置きの全体斜
視図で、１は上部ケース、２は下部ケース、３は外蓋を
示す。第３図は上部ケース１、又は下部ケース２の展開
図で方形の底板４と、この底板４の一対の辺に折目６を
介し連接され、且つ複数の透穴６と２ケ所に打抜き清７
を設けた一対の側板８と前記底板４の残りの辺に折目９
を介し連接され両側に折目１ｏを介し、一対のフラップ
１１を並設する種板１２よりなり、このフラップ１１は
、折り曲げて側板８の透穴６と合致する透穴１３と打抜
き溝アに差し込む差込片１４を有する。第４図は、包装
箱の展開図を示す。１５は内蓋で方形の底板１６の上、
下に上部ケース１、下部ケース２の側板８の複数の透孔
６と合致する透孔１６と２ケ所に打抜き溝１７及び両側
に折目１８を介した折曲片１９を有する。

３は外蓋で、方形の底板２０の上、下に上部ケース１．
下部ケース２の側板８の複数の透孔６と合致する透孔２
１と、両側に折目２２を介した折曲片２３を有する。父
、上下各２ケ所に打抜き溝２４を設ける。前記打抜き溝
１７、及び２４は上部ケース１．下部ケース２の打抜き
溝７と合致する位置と大きさとする。本実施例の包装箱
は以上の構成よりなり、包装箱の組み立ては、まず上部
ケース１．下部ケース２の下面となる側板８と、両側の
種板１２を起立し、フラップ１１を側板８の外側に位置
させ差込片１４を打抜き溝７に差し込み、着脱自在な結
合具２５で結合し、２面が開口した受枠とする。

この２つの受枠で両側の折曲片１９を起立した内蓋１６
を挾み込み、複数の着脱自在な結合具２６で上部ケース
１．下部ケース２の側板８の透孔６と、内蓋１６の透孔
１６を結合し、上面が開口した収納箱２６を形成する。

第５図は、この収納箱２６の外観斜視図である。

外蓋３は内蓋１６と同じ構成であるが、まず両側の折曲
片２３を、起立した内蓋１６の折曲片１９の外側に挿入
し、対向する一対の側板８を各々折り曲げ、外蓋３に重
ね、着脱自在な結合具２５で結合し、４ケ所のフラップ
１１の差込片１４を側板８の打抜き溝７に差し込み、か
つ着脱自在な結合具２５で結合することにより、開梱、
再梱が容易な第２図に示す包装箱が完成する。

尚、上部ケース１．下部ケース２のフラップ１１に設け
た差込片１４は第６図に示すように包装ヒ複数保管した
時、その中から１台引き出す場合、お互のフラップ１１
のかみ合いを防止し、結合部の損傷を防ぐ極めて実用効
果大なるものである。

発明の詳細 な説明したように、本発明の包装箱は、着脱自在な包装
用結合具で結合し組み立てる４ピース製の大型な箱で、
作業容易な横置きの状態で上部が開口するため、包装作
業が容易にできること、又、着脱自在なジジイントであ
るため開梱が簡単でかつ再梱が便利であること、又、箱
の形式により縦置きの方が強度大であり、保管、輸送に
適し、かつ、立てることによりスペースをとらないこと
等々の特長を有する。

さらにフラップ部に差し込みを設けたことにより、包装
箱と包装箱のフラップのお互のかみ込みを防ぎ、封練部
の損傷を防止するためフラップ部の外れ、開きがなくな
り、流通品質の向上も図る特長ある包装箱を提供するこ
とができる。

き状態における全体斜視図、第２図は同包装箱の縦置き
状態における全体斜視図、第３図は同包装箱の上部ケー
スまたは下部ケースの展開図、第４図は同包装箱の展開
図、第５図は同包装箱の組立過程における上面開放状態
の全体斜視図、第６図は同包装箱を重ねた状態における
正面図、第７図は従来の一般的な大型包装箱の斜視図で
ある。

１・・・・・・上部ケース、２・・・・・・下部ケース
、３・・・・・・外蓋、８・・・・・側板、１２・・・
−・・種板、１１・・・・・・フラップ、１４・・・・
・・差込片、２５・・・・・・結合具。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 冨　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 方形の底板に連接された複数の透孔と２ヶ所に打抜き溝
   を有する一対の側板、及び両端にフラップを並設し、そ
   のフラップに透孔と差込片を有した一対の棲板より成り
   対向する一対のケースと、方形で上下の対向した位置に
   複数の透孔と、打抜き溝及び両側に折曲片を有する内蓋
   と外蓋を備え、前記対向する一対のケース下面の側板と
   左右の棲板を起立し、フラップの差込片を側板の打抜き
   溝に差し込み結合具で結合し、２面が開口した受枠を構
   成してなる包装箱。