JPS6119006Y2 - - Google Patents

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JPS6119006Y2
JPS6119006Y2 JP16553383U JP16553383U JPS6119006Y2 JP S6119006 Y2 JPS6119006 Y2 JP S6119006Y2 JP 16553383 U JP16553383 U JP 16553383U JP 16553383 U JP16553383 U JP 16553383U JP S6119006 Y2 JPS6119006 Y2 JP S6119006Y2
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JP
Japan
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honeycomb core
width direction
reciprocating frame
suction
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP16553383U
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English (en)
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JPS6072228U (ja
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Publication date
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Priority to JP16553383U priority Critical patent/JPS6072228U/ja
Publication of JPS6072228U publication Critical patent/JPS6072228U/ja
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Publication of JPS6119006Y2 publication Critical patent/JPS6119006Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は床パネルや壁パネルに用いるハニカ
ムコアの展張装置に関するものである。
〔背景技術〕
従来、床パネルや壁パネルにおいて、樹脂を含
浸させた紙製のハニカムコアが用いられている。
このハニカムコアは、紙片を部分的に接着剤を介
して重ね合せ、その後展張させたものである。こ
の展張作業は、従来は手作業で行なつており、そ
のため非能率であつた。
そこで、未展張ハニカムコアを一定ピツチで並
んだ吸着パツドで両面から吸着し、吸着パツドで
引張つて展張させる装置を案出した。しかし、ハ
ニカムコアは紙片からなるため変形し易く、展張
が進むにつれて一部の吸着パツドによる吸着不良
が生じて完全な展張が行なえないことがあつた。
これを改良したものとして、吸着パツドで吸着
して少し展張した後、引掛爪で引掛けて展張する
ようにしたものを提案した。しかし、ハニカムコ
アは展張につれて幅が狭まるため、引掛爪の位置
が一定していると、ハニカムコアの端部の展張が
良好に行なえないという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、ハニカムコアを展張方向端部まで
均一に、かつ能率良く展張することのできるハニ
カムコアの展張装置を提供することを目的とす
る。
〔考案の開示〕
この考案のハニカムコアの展張装置は、複数の
吸着パツドを、進退枠に幅方向移動自在に取付
け、かつ開閉自在な二又状に形成した引掛爪を前
記進退枠に上下回動および幅方向移動自在に取付
けたものである。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第6図に示
す。図において、1はハニカムコアMを載せる展
張作業台であり、一対の進退枠2が上面に設けら
れている。これら進退枠2は、展張作業台1に設
けられた駆動チーン(図示せず)の回動により、
対向して進退可能である。進退枠2には複数個の
吸着パツド取付部材9が幅方向一定ピツチで配列
されている。中央付近の吸着パツド取付部材9は
進退枠2に固定されている。両端近傍の吸着パツ
ド取付部材9は進退枠2の下面に設けられたスラ
イドガイド10に幅方向移動自在に取付けられ、
戻しばね(図示せず)により基準位置側へ付勢さ
れている。吸着パツド取付部材9は吸着パツド1
2を先端に設けたパイプ13を進退自在に取付
け、真空配管14を接続したものである。真空配
管14はフレキシブルチユーブからなり、吸引装
置(図示せず)に接続されている。吸着パツド1
2はばね部材15で進出付勢されている。
進退枠2の上方にガイド軸16が平行に設けら
れ、各吸着パツド12と対応して引掛爪17が基
端の筒部17aで軸方向移動自在に嵌合してい
る。引掛爪17は、筒部17aに支軸部17bを
立設し、その先端の回動支持片17cに、2本の
かぎ形爪部17dを互いに開閉自在に二又状に取
付けたものである。かぎ形爪部17d間には一定
の開き角度を保持する戻しばね21が設けてあ
る。ガイド軸16は両端でブラケツトを介して進
退枠12に回転自在に支持されており、進退枠2
に設けられた爪回動用シリンダ19で正逆回転さ
せられる。吸着パツド取付部材9に2本の平行な
円弧状の爪ガイド20が設けられ、引掛爪17は
爪ガイド20間に挾まれている。そのため、引掛
爪17は吸着パツド12と共にのみガイド軸16
の軸方向移動が可能である。
動 作 展張作業台1の中央に未展張のハニカムコア
M′を作業者により載せる。このハニカムコア
M′は、多数枚の紙片を部分的に接着剤を介して
重ね合せたものである。この後、進退枠2を駆動
チエーンにより中央に進め、吸着パツド12で未
展張ハニカムコアM′の両面を吸着する(第5図
A)。吸着の後、両進退枠2を同期して後退さ
せ、未展張ハニカムコアM′を展張する。ハニカ
ムコアMが中間長さまで展張すると、すなわち引
掛爪17が入り易い状態になるまで展張すると、
引掛爪17を倒してハニカムコアMの端部の列の
各ハニカム空洞に引掛ける(第5図B、第6図)
この状態で進退枠2をさらに後退させ、ハニカム
コアMを最大に広げる(第5図C)。このとき、
ハニカムコアMは展張と共に幅が狭まろうとする
が、吸着パツド12と引掛爪17もそれに追従し
て移動し、ピツチが狭まるのでハニカムコアMを
全長にわたり均一な幅に展張させることができ
る。引掛爪17は、その筒部17aでガイド軸1
6に沿つて自由に移動する他、両かぎ形爪部17
dが自由に開閉するので、二又状の両かぎ形爪部
17d間でもハニカムコアMは展張に伴なう自由
な幅変更が行なえ、均一な展張が行なわれる。
なお、引掛爪17を二又状とせずに1本のもの
とした場合は、引掛爪の個数を増やさなくてはな
らないが、このように二又状としてあると、引掛
爪17を増やすことなく細かなピツチでハニカム
コアMを引張ることができ、部品点数を削減しな
がら均一な展張が行なえる。
ハニカムコアMの展張が進むにつれて吸着パツ
ド12に作用する引張荷重が大きくなるが、引掛
爪17を引掛けてあるため吸着パツド12による
吸着が外れても展張が行なえ、信頼性が向上す
る。
〔考案の効果〕
この考案のハニカムコアの展張装置は、ハニカ
ムコアを展張方向端部まで均一に、かつ能率良く
展張することができ、しかも細かなピツチでハニ
カムコアを支持することができて、展張方向端部
の幅方向各部分も均一な展張状態とすることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
はその吸着パツドおよび引掛爪を示す側面図、第
3図は同じくその引掛爪の斜視図、第4図は同じ
くその引掛爪の平面図、第5図は同じくその展張
動作の説明図、第6図は同じくその引掛爪とハニ
カムコアとを示す平面図である。 1……展張作業台、2……進退枠、9……吸着
パツド取付部材、10……スライドガイド、12
……吸着パツド、16……ガイド軸、17……引
掛爪、17a……筒部、17d……かぎ形爪部、
21……戻しばね、M……ハニカムコア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハニカムコアを載せる展張作業台と、この展
    張作業台上に互いに対向して進退自在に設けら
    れて進退方向と直交する方向に幅広となつた一
    対の水平な進退枠と、この進退枠の進退駆動装
    置と、前記進退枠に幅方向適当間隔おきに取付
    けられて前記ハニカムコアの展張方向外面を負
    圧で吸着する複数個の吸着パツドと、これら各
    吸着パツドに接続された吸引装置と、開閉自在
    な二又状に形成されて前記進退枠に幅方向適当
    間隔おきの位置に上下回動および幅方向移動自
    在に取付けられ前記ハニカムコアのハニカム空
    洞に挿入される複数個の引掛爪と、この引掛爪
    の回動駆動装置とを備えたハニカムコアの展張
    装置。 (2) 前記引掛爪の二又状に分れた両片間に角度保
    持用の戻しばねを設けた実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載のハニカムコアの展張装置。 (3) 前記吸着パツドを前記進退枠に幅方向移動自
    在に取付けた実用新案登録請求の範囲第(1)項ま
    たは第(2)項記載のハニカムコアの展張装置。
JP16553383U 1983-10-25 1983-10-25 ハニカムコアの展張装置 Granted JPS6072228U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16553383U JPS6072228U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 ハニカムコアの展張装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16553383U JPS6072228U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 ハニカムコアの展張装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6072228U JPS6072228U (ja) 1985-05-21
JPS6119006Y2 true JPS6119006Y2 (ja) 1986-06-09

Family

ID=30362628

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JP16553383U Granted JPS6072228U (ja) 1983-10-25 1983-10-25 ハニカムコアの展張装置

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JPS6072228U (ja) 1985-05-21

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