JP2897126B2 - 紙の皺付け方法とその装置 - Google Patents

紙の皺付け方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙の皺付け方法と
その装置、より詳しくは、和紙などの紙シートに恰も手
作業で付けたような自然な風合の不規則で多様な皺模様
を自動機械的に形成することのできる紙の皺付け方法と
同方法に用いる皺付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】和紙の加工技術のひとつに皺付け加工が
ある。これは職人が手作業により和紙に不規則な皺模様
を付けてゆく加工技法であり、これにより得られた皺付
和紙は高級化粧紙、包装紙として市場に供されている。
ところが、近年、和紙業界においては熟練した職人の絶
対数が逼迫してきており、この皺付け加工の自動機械化
が希求されているのが現状である。
【0003】勿論、紙シートに機械的に凹凸模様を形成
する方法として、凹凸模様を付けたローラ又はプレート
と、弾力のあるローラ又はプレートとの間に紙シートを
引き通すことによって当該紙シートに強制的に凹凸模様
を付けてゆくエンボス加工を利用するものがあった。し
かし、このエンボス加工法により形成される凹凸模様
は、どうしても反復規則的になって単調な凹凸模様にな
らざるを得ず、手作業で付けたような不規則で自然な風
合の皺模様を形成することはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の紙シ
ートの皺付け加工に上記の如き難点があったことに鑑み
て為されたもので、紙シートに恰も手作業で付けたよう
な不規則で多様な皺模様を自動機械的に形成することの
できる紙の皺付け方法、並びにこの皺付け方法に用いる
構造簡素で高能率な皺付け装置を提供することを技術的
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を解決するために、支持ロッド11の先端に設けられ
た所要形状の曲面を有するボール突起1と、当該ボール
突起1を少なくとも所定の隙間を空けて受入れ可能な受
入孔21aが形成された一対の掴み部21・21を具備した掴
みハンド2との間に、紙シートSを通し、然る後、掴み
ハンド2を作動させて一対の掴み部21・21の受入孔21a
・21aで当該紙シートSを介在させたまま、少なくとも
所定の隙間を空けてボール突起1を挟み込むことによ
り、当該ボール突起1の曲面を利用して紙シートSに多
様な皺模様を形成するという技術的手段を採用した。
【0006】また、本発明は上記課題を解決するため
に、必要に応じて上記手段に加え、ボール突起1と掴み
ハンド2との間に通した紙シートSを巻取りローラ3に
より間欠的に巻き取る一方、当該ボール突起1及び掴み
ハンド2をスライダ4により同期的に当該紙シートSの
巻取り方向とは異なる方向へ移動させることによって紙
シートSの所望位置に多様な皺模様を形成するという技
術的手段を採用した。
【0007】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに、支持ロッド11の先端に設けられた所要形状の曲面
を有するボール突起1と;当該ボール突起1を少なくと
も所定の隙間を空けて受入れ可能な受入孔21aが形成さ
れた一対の掴み部21・21を具備した掴みハンド2と;を
包含し、前記ボール突起1と掴みハンド2の掴み部21・
21との間に紙シートSを通し、そして、この掴みハンド
2を作動させて掴み部21・21の受入孔21a・21aで当該
紙シートSを介在させたまま少なくとも所定の隙間を空
けてボール突起1を挟み込むことによって、当該ボール
突起1の曲面を利用して紙シートSに多様な皺模様を形
成するという技術的手段を採用した。
【0008】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
めに、支持ロッド11の先端に設けられた所要形状の曲面
を有するボール突起1と;当該ボール突起1を少なくと
も所定の隙間を空けて受入れ可能な受入孔21aが形成さ
れた一対の掴み部21・21を具備した掴みハンド2と;当
該ボール突起1と掴みハンド2との間に通した紙シート
Sを間欠的に巻き取り可能な巻取りローラ3と;当該ボ
ール突起1及び掴みハンド2を同期的に当該紙シートS
の巻取り方向とは異なる方向へ移動させるスライダ4
と;を包含し、前記ボール突起1と掴みハンド2の掴み
部21・21との間に紙シートSを通し、そして、この掴み
ハンド2を作動させて掴み部21・21の受入孔21a・21a
で当該紙シートSを介在させたまま少なくとも所定の隙
間を空けてボール突起1を挟み込むことによって、当該
ボール突起1の曲面を利用して紙シートSの所望の位置
に多様な皺模様を形成するという技術的手段を採用し
た。
【0009】更にまた、本発明は上記課題を解決するた
め、必要に応じて上記手段に加え、ボール突起1が、平
行配置された一対のガイドローラ5・5間において掴み
ハンド2の方向へ進退縮可能に構成されているという技
術的手段を採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づき詳しく説明する。なお、図1は本実施形
態の皺付け装置の全体斜視図、図2〜図4は本実施形態
の皺付け装置の皺付け作業工程を説明する部分側面図、
図5は本発明に係る皺付け装置の実施変形例の部分側面
図である。
【0011】本実施形態の皺付け装置は、図1に示すよ
うに、装置フレームFの下部の架台30・30にセットした
原紙ロールRの紙シートS(和紙)を上部の巻取りロー
ラ3により間欠的に巻き取りながら当該紙シートSの全
面に多様な皺模様を形成してゆくものである。
【0012】図1中、符号1で指示するものは、支持ロ
ッド11の先端に設けられた球形状のボール突起であり、
このボール突起1は支持ロッド11を介してエアシリンダ
12により進退縮動作可能に構成されている(図2及び図
3参照)。
【0013】図1中、符号2で指示するものは、図示し
ないエアシリンダにより上下一対の掴み部21・21を開閉
可能に具備した掴みハンドであり、その掴み部21・21に
は、それぞれ外側に連通した受入孔21a・21aが開設さ
れている。この受入孔21a・21aの内径は前記ボール突
起1の外径より大きくなっており、これら掴み部21・21
が閉じたとき、これら受入孔21a・21aがボール突起1
を所定の隙間を空けて完全に受入れ可能なように構成さ
れている(図4参照)。
【0014】図1中、符号3で指示するものは、ボール
突起1と掴みハンド2との間に通した紙シートSを巻き
取る巻取りローラであり、この巻取りローラ3は、紙シ
ートSの巻取長を測る測長器31が出力する巻取信号に応
じて間欠的に作動するモータ32により駆動チェーン33を
介して駆動され、紙シートSを所定のピッチで間欠的に
巻き取り可能なように構成されている。
【0015】図1中、符号4・4で指示するものは、こ
れらボール突起1及び掴みハンド2を各々同期的に紙シ
ートSの幅方向へ往復スライド運動させるスライダであ
る。本実施形態のスライダ4・4は、紙シートSを挟ん
で装置フレームFに平行配置されたレール40・40に内蔵
された図示しないタイミングベルトに固定されており各
タイミングベルトがステッピングモータ41・41により同
期的に駆動されることによって各レール40・40に沿って
所定位置へ同期的にスライド移動する。このことにより
ボール突起1と掴みハンド2とが紙シートSを挟んで常
に同じ位置関係を保ちながら紙シートSの幅方向へ同期
的に往復移動するのである。
【0016】図1中、符号5・5で指示するものは、ス
テー50・50に架設された上下一対のガイドローラであ
り、前記ボール突起1を挟むように上方及び下方位置に
平行配設されており、次述する皺付け作業工程時に紙シ
ートSをガイドする。
【0017】図1中、符号6で指示するものは、皺付け
作業工程時に、紙シートSの張力を調整するテンション
バーであり、前記ステー50・50の各上端に揺動可能に支
承されたL字レバー60・60に架設され、当該レバー60の
短腕とステー50との間に張架されたバネ61により装置前
方へ付勢されている(図2参照)。
【0018】次に、本実施形態の皺付け装置の皺付け作
業工程について、図2〜図4を参照しながら説明する。
【0019】まず、図2に示すように、エアシリンダ12
により退縮状態にあるボール突起1と、図示しないエア
シリンダにより拡開状態にある掴みハンド2の掴み部21
・21との間に、皺付け加工すべき紙シートSを引き通
す。
【0020】つまり、装置下部の原紙ロールR(図1参
照)から引き上げた紙シートSを、前記一対のガイドロ
ーラ5・5のボール突起1側を通すようにして当該ボー
ル突起1と掴み部21・21との間に引き通し、さらにこの
紙シートSを前記テンションバー6の掴みハンド2側を
通してから、巻取りローラ3(図1参照)に巻き付ける
のである。こうして、皺付け装置への紙シートSのセッ
ト作業が完了する。
【0021】紙シートSをセットした後、本実施形態の
皺付け装置を作動させると、図3に示すように、レール
40・40上の所定の位置においてボール突起1が掴みハン
ド2の方向へ進出し、ガイドローラ5・5間の紙シート
Sを掴みハンド2側へ押し込むと共に、掴みハンド2の
掴み部21・21が閉じ動作を開始する。このボール突起1
による紙シートSの押込み時、及び次述する掴みハンド
2による皺付け時には前記テンションバー6により当該
紙シートSの張力は略一定に保たれる。
【0022】そして、図4に示すように、掴みハンド2
の掴み部21・21が閉じ動作を続行しその受入孔21a・21
aが紙シートSを介在させたままボール突起1を完全に
挟み込めば、このボール突起1の凸球面により紙シート
Sの所定位置に多様な皺模様が形成されるのである。
【0023】このように、本実施形態装置においては、
掴み部21・21の受入孔21a・21aがボール突起1との間
で所定の隙間を空けた状態でボール突起1を挟み込むこ
とになるので、この挟み込み時において、介在した紙シ
ートSは当該隙間の存在により比較的自由に曲げ変形で
きることになる。したがって、従来のエンボス加工のよ
うに上下の型により紙シートに強制的で反復的な凹凸模
様が形成されるようなこともなく、紙シートSに恰も手
作業で付けたような自然な風合の不規則で多様な皺模様
を形成することができるのである。
【0024】しかも、本実施形態装置においては、上下
一対の掴み部21・21の受入孔21a・21aによってボール
突起1を上下両側から同時に挟み込むことにより、紙シ
ートSをボール突起1で山折り状態にして、当該山折り
状態の紙シートSの表裏面に同時に皺形成することが可
能なので、これら一対のボール突起1及び掴みハンド2
によって高能率な皺付け作業が可能となる。
【0025】こうして、紙シートSの所定位置で皺形成
を終えた後、今度は掴みハンド2の掴み部21・21が拡開
する一方、ボール突起1が後退して、紙シートSの他の
位置で皺形成を行なうべく、これらボール突起1及び掴
みハンド2がスライダ4・4により同期的に紙シートS
の幅方向(図2の紙面垂直方向)へ所要距離だけ移動
し、其処で再び同様な皺形成作業が行なわれる。
【0026】そして、スライダ4・4により所要の移動
ピッチで間欠的に移動しながら当該紙シートSの幅方向
に亙って全ての位置での皺形成作業を終えた後、今度
は、前記巻取りロール3により紙シートSが所定量だけ
巻き取られ、ボール突起1及び掴みハンド2が、この紙
シートSの新たな長手方向位置において幅方向に亙る皺
形成作業を繰り返す。このようにして、紙シートSの全
面に対して多様な皺模様が連続機械的に形成されてゆく
のである。
【0027】なお、本実施形態装置では、ある紙シート
位置における皺形成時には、それより前の時点で既に形
成されてある紙シート幅方向の隣りの皺模様、及び長手
方向の下側の皺模様が微妙に影響することになる。この
影響が、複雑で多様な皺模様形成に大きく貢献するわけ
であるが、上述したスライダ4・4によるボール突起1
及び掴みハンド2の移動ピッチ、並びに巻取りロール3
による紙シートSの巻取りピッチは、図示しないコント
ローラへの設定入力により簡単に変更することができ
る。これらボール突起1及び掴みハンド2の移動ピッ
チ、並びに紙シートSの巻取りピッチを小さく設定すれ
ば、一般的により細かな皺模様形成が可能となるわけで
あるが、皺加工すべき紙シートSの厚み、材質等に応じ
て種々のピッチ変更が可能であるのである。
【0028】本発明の実施形態は概ね上記のとおりであ
るが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく
「特許請求の範囲」の記載内で種々の変更が可能であ
る。
【0029】例えば、上記実施形態では、球状のボール
突起1を所定の隙間を空けた状態で受入れる受入孔21a
・21aを、各掴み部21の外側に連通した通孔として形成
しているが、勿論これに限定されるものではなく、図5
に示す実施変形例のように、ボール突起1と受入孔21
a′との間に所定の隙間を確保できるならば、この受入
孔21a′・21a′を盲孔として形成しても構わない。即
ち、ボール突起1と受入孔21a′との間に、挟み込み時
における紙シートSの比較的自由な変形を許容できる隙
間が確保できれば良いのである。
【0030】また、これらボール突起1の曲面形状、及
び掴み部21の受入孔21aの孔形状についても上記実施形
態に限定されるものでは決してなく、このボール突起1
は、例えば、変形させてラグビーボール形状や、一部に
凹曲面を有するピーナッツ形状に形成することも可能で
ある。受入孔21aの孔形状変更との組み合わせにより更
に多様な皺模様形成が可能となる。
【0031】さらにまた、上記実施形態では、一対のボ
ール突起1及び掴みハンド2により皺形成を行うように
しているが、これらボール突起1及び掴みハンド2を複
数対設けても勿論良く、作業能率、装置コスト等を考慮
して種々の設計変更が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明にあっては、掴みハンドの掴み部の受入孔
で、紙シートを介在させたまま少なくとも所定の隙間を
空けた状態でボール突起を挟み込むことにより、当該ボ
ール突起の曲面を利用して紙シートに皺模様を形成する
ようにしているので、この挟み込み時において、紙シー
トは当該隙間の存在によって比較的自由に曲げ変形され
ることになる。したがって、従来のエンボス加工のよう
に上下の型によって紙シートに強制的で反復的な凹凸模
様が形成されるようなこともなく、紙シートSに恰も手
作業で付けたような自然な風合の不規則で多様な皺模様
を形成することが可能となる。
【0033】しかも、本発明によれば、掴みハンドの上
下一対の掴み部の受入孔にてボール突起を上下両側から
同時に挟み込むことにより、紙シートをボール突起で山
折り状態にして、当該山折り状態の紙シートの表裏面に
同時に皺形成することが可能なので、構造簡素にして高
能率な皺付け作業が可能となり、産業上の利用価値は頗
る高いものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の皺付け装置の全体斜視図である。
【図2】本実施形態の皺付け装置の皺付け作業工程を説
明する部分側面図である。
【図3】本実施形態の皺付け装置の皺付け作業工程を説
明する部分側面図である。
【図4】本実施形態の皺付け装置の皺付け作業工程を説
明する部分側面図である。
【図5】本発明に係る皺付け装置の実施変形例の部分側
面図である。
【符号の説明】
1 ボール突起 11 支持ロッド 2 掴みハンド 21 掴み部 21a 受入孔 3 巻取りローラ 4 スライダ 5 ガイドローラ S 紙シート

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持ロッド11の先端に設けられた所要形
    状の曲面を有するボール突起1と、当該ボール突起1を
    少なくとも所定の隙間を空けて受入れ可能な受入孔21a
    が形成された一対の掴み部21・21を具備した掴みハンド
    2との間に、紙シートSを通し、 然る後、掴みハンド2を作動させて一対の掴み部21・21
    の受入孔21a・21aで当該紙シートSを介在させたま
    ま、少なくとも所定の隙間を空けてボール突起1を挟み
    込むことにより、当該ボール突起1の曲面を利用して紙
    シートSに多様な皺模様を形成することを特徴とした紙
    の皺付け方法。
  2. 【請求項2】 ボール突起1と掴みハンド2との間に通
    した紙シートSを巻取りローラ3により間欠的に巻き取
    る一方、当該ボール突起1及び掴みハンド2をスライダ
    4により同期的に当該紙シートSの巻取り方向とは異な
    る方向へ移動させることによって、紙シートSの所望の
    位置に多様な皺模様を形成することを特徴とした請求項
    1記載の紙の皺付け方法。
  3. 【請求項3】 支持ロッド11の先端に設けられた所要形
    状の曲面を有するボール突起1と;当該ボール突起1を
    少なくとも所定の隙間を空けて受入れ可能な受入孔21a
    が形成された一対の掴み部21・21を具備した掴みハンド
    2と;を包含し、 前記ボール突起1と掴みハンド2の掴み部21・21との間
    に紙シートSを通し、そして、この掴みハンド2を作動
    させて掴み部21・21の受入孔21a・21aで当該紙シート
    Sを介在させたまま少なくとも所定の隙間を空けてボー
    ル突起1を挟み込むことによって、当該ボール突起1の
    曲面を利用して紙シートSに多様な皺模様を形成するこ
    とを特徴とした紙の皺付け装置。
  4. 【請求項4】 支持ロッド11の先端に設けられた所要形
    状の曲面を有するボール突起1と;当該ボール突起1を
    少なくとも所定の隙間を空けて受入れ可能な受入孔21a
    が形成された一対の掴み部21・21を具備した掴みハンド
    2と;当該ボール突起1と掴みハンド2との間に通した
    紙シートSを間欠的に巻き取り可能な巻取りローラ3
    と;当該ボール突起1及び掴みハンド2を同期的に当該
    紙シートSの巻取り方向とは異なる方向へ移動させるス
    ライダ4と;を包含し、 前記ボール突起1と掴みハンド2の掴み部21・21との間
    に紙シートSを通し、そして、この掴みハンド2を作動
    させて掴み部21・21の受入孔21a・21aで当該紙シート
    Sを介在させたまま少なくとも所定の隙間を空けてボー
    ル突起1を挟み込むことによって、当該ボール突起1の
    曲面を利用して紙シートSの所望の位置に多様な皺模様
    を形成することを特徴とした紙の皺付け装置。
  5. 【請求項5】 ボール突起1が、平行配置された一対の
    ガイドローラ5・5間において掴みハンド2の方向へ進
    退縮可能に構成されていることを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4記載の紙の皺付け装置。
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