JPS6118938A

JPS6118938A - 表示写し込み装置

Info

Publication number: JPS6118938A
Application number: JP14019584A
Authority: JP
Inventors: Masakazu Taku; 雅一卓
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1984-07-06
Filing date: 1984-07-06
Publication date: 1986-01-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は表示写し込み装置に関し、特に表示動作がまだ
完了しないうちに写し込まれるのを防止する表示写し込
み装置に関する。

従来、例えば、カメラのデート写し込みには、液晶を用
いたデート写し込み装置が用いられている。この液晶を
用いたデート写し込み装置は周囲の温度が低下すること
によって、液晶の表示動作速度が遅くなる。この為周囲
が低温になると日付等の表示が適正な状態となるまでに
長時間かかつてしまい、表示が完全になされていないう
ちに写し込みが行なわれてしまうといった不都合があっ
た。

本発明は以上の事情に鑑み為さされたもので日付尋を表
示する表示部と、該表示部の表示を写し込む写し込み部
と、上記表示部の表示状態を検知する検知部とを設け、
上記表示部の表示が適正な表示状態となるまで、上記写
し込み部の作動開始を遅延させるようにした表示写し込
み装置を構成することによシ、温度変化等によって表示
装置の動作速度が変化しても席に適正な表示の写し込み
が可能な表示写し込み装置を提供しようとするものであ
る。

以下本発明の実施例を図面を基に説明する。

第１図は本発明に係るカメラの写し込み機構を示す概略
構成図である。第１図中１はカメラ内に装填されたフィ
ルムで、このフィルム１にはカメラの構え方によシその
構えた位置で撮影画面に最も適合するような１ａ、１ｂ
、１ｃのいずれかの位置に日付等の表示が写し込まれる
ようになつている。２は日付等の写し込み情報を表示す
る表示装置としての液晶表示器で、上記１ａ、１ｂ。

１ｃの各位置に対応して実際に日付等の表示を行なう表
示部２ａ　、　２ｂ、　２ｃを有する。３ａ、３ｂ、３
ｃは液晶照明用ランプ４の照明光を反射して表示部２ａ
、　２ｂ、　２ｃに導く反射ミラーで表示部２ａ、２ｂ
。

２ｃのいずれかが表示を行なっている場合、その表示自
体は透過状態となって表われ、上記照明光が透過して日
付等をフィルム１の１ａ、　１ｂ　。

１ｃのいずれかの位置に写し込む。

５は、万有引力検出用水銀スイッチでカメラに固定され
ておυ、第２図に示されるようにスイッチ接片５ａ、　
５ｂ、　５ｃに対し、カメラの構え方に応じて水銀６が
移動し、カメラの構え方に最も適合するフィルム１の写
し込み位置１ａ、１ｂ。

１ｃに対応して表示部２ａ、　２ｂ、　２ｃのいずれか
を選択し作動させる。６は液晶表示器２の動作状態を検
知する動作検知器で、第３図に示すように、フォトカプ
ラーを構成する投光部６ｅＬ、受光部６ｂを有する。２
ｄは液晶表示器２に設けられる特別表示部で表示部２ａ
、　２ｂ、　２ｃと同一の性能を有し、表示部２ａ、　
２ｂ、　２ａのいずれかが表示動作を開始した際同時に
表示を開始する。そして動作検知器６はこの特別表示部
２ｄの透過状態を検出することで上記表示部２ａ、２ｂ
、２ｃの表示状態が適正になったかどうかを間接的に検
知するようになっている。７は、表示部２ａ、２ｂ。

２ｃ並びに液晶照明用ランプ４の動作を制御する制御回
路で、万有引力検出用水銀スイッチ５からの信号を受け
、表示部２ａ、２ｂ、２ｃの制御をすると共に、動作検
知器６からの信号によ）表示部２ａ、　２ｂ、　２ａの
表示が適正な状態になったことを検知すると上記液晶照
明用ランプ４を照射させ写し込みを行なわせる。８は制
御回路７と液晶表示器２とを接続するコネクターである
。

第４図は上記制御回路７を中心とした上記装置の電気回
路を示すもので図中９は不図示のレリーズ釦の押圧動作
に連動してパルス状のトリガー信号を発生するトリガー
信号発生回路、１０はトリガー信号発生回路９からのト
リガー出力を保持するランチ回路、５は前述した万有引
力検出用水銀スイッチで、カメラの構え方に応じて接片
５ａ、　５ｂ、　５ｃのいずれかが閉成され基準電圧Ｖ
ＣＣよシ高レベルの信号が出力される。１１゜１２．１
５はアンドゲートで各々一方の入力端にラッチ回路１０
からの出力を受け、他方の入力端にそれぞれ万有引力検
出用水銀スイッチ５の各接片の出力が入力されるように
なっている。１４は日付等の表示信号を発生する時計工
０　、１５，１６゜１７は前述した液晶表示器２の表示
部２ａ、２ｂ、２ｃをそれぞれ駆動する為のＬＣＤドラ
イバーで、アンドグー）　１１，１２．１５からの出力
信号によってそれぞれ作動状態となる。１Ｂはアンドゲ
ート１１．１２．１３の各出力を入力するオアゲート、
１９は前述した特別表示部２ｄを駆動する為のＬＣＤド
ライバーでオアゲート１８から信号が入力されると作動
を開始する。６は前述した特別表示部２ｄの表示状態を
検知する動作検知器で、上記特別表示部２ａと共に検知
部を構成しオアゲート１８からの信号で動作し、特別表
示部２ｄの表示が適正状態になったことを検知するとパ
ルス信号を出力する。２０は時定回路で、動作検出器６
から高レベルの信号が出力されると一定時間ランプドラ
イバー２１を駆動し、スイッチングトランジスター２２
を介して前述した液晶照明用ランプ４を一定時間点灯さ
せ表示部２ａ、　　　　　・２ｂ、２ｃのいずれかの表
示内容をフィルム１に写し込む。冑、時定回路２０に設
定される上記一定時間は、工８０設定回路２５からの信
号により、フィルム感度に応じた適正な写し込み時間と
なるように調整される。そしてこれら時定回路２０、ラ
ンプドライバー２１、スイッチングトランジスター２２
、液晶照明ランプ４、ＩＳＯ設定回路２３、更に上記反
射きラー２ａ、　２ｂ、　２ｃは写し込み部を構成する
ことになる。２４はワンショット回路で、時定回路２０
からの信号が一定時間後にＯＦＦ’　ｌ、た際、パルス
信号を発生し、ラッチ回路１０をリセットする。

次に上記構成の動作について説明する。まずカメラを所
望の位置に構えるとその撮影画面に適した写し込み位置
、即ちフィルム１の１ａ、１ｂ。

１ｃのいずれの位置が写し込み位置として適当かが万有
引力検出用水銀スイッチ５により選択され、それに対応
する接片５ａ、５ｂ、５ｃの１つが閉成されｂｏことで
は説明の便宜上フィルム１の１ａの位置に写し込まれる
べくスイッチ接片５ａが閉成されているものとする。そ
して撮影者が不図示のレリーズ釦を押圧すると、トリガ
ー信号発生回路９からトリガー信号が出力され、そのト
リガー信号はラッチ回路１０によって保持される。ラッ
チ回路１０で保持されたトリガー信号はアンドグー）　
１１．１２．１５の一方の入力端に出力されるが、アン
ドグー）　１１，１２．１３の他方の入力端に接続され
ている万有引力検出用水銀スイッチ５の接片は接片５ａ
のみが上述したように閉成されている為、アンドゲート
１１のみが高レベルの信号を出力する。これによシ、Ｌ
ＣＤドライバー１５が作動状態となり、時計ＩＣ１４か
らの信号によシ表示部２ａが日付等の表示を開始する。

一方、アンドゲート１１の出力はオアゲート１８からＬ
ＣＤドライバー１９及び動作検知器６にも出力され、Ｌ
ＣＤドライバー１９及び動作検知器６が動作を開始する
。これによシ特別表示部２ｄが上記表示部２ａと同時に
表示動作を開始する。特別表示部２ｄが適正な表示状態
になると動作検知器６がこれを検知して時定回路２０に
パルス信号を出力する。時定回路２０は動作検知部６か
らのパルス信号を入力するとＩＳＯ設定回路２３により
設定されている一定時間、ランプドライバー２１に信号
を出力する。ランプドライバー２１はこの信号を受けて
スイッチングトランジスター２２を介して上記一定時間
液晶照明用ランプ４を点灯させ、第１図のミラー３ａか
ら、表示部２ａによシ表示された日付等をフィルム１の
１ａ位置に写し込ませる。一方、時定回路２０の出力は
、ワンショット回路２４に４与えられ、時定回路２０が
一定時間後出力をＯＦＦ　ｆると、ワンショット回路２
４からパルス信号が出力され、ラッチ回路１０をリセッ
トし、第４図の回路は動作を停止する。そして撮影者が
次の撮影で再びレリーズ釦を押圧するとトリガー信号発
生回路９からトリガー信号が、ラッチ回路１０に出力さ
れ、第４図の回路はカメラの構え方に応じて再び上述と
同様の動作を行なうことになる。

第５図は、第４図の電気回路の構成を一部変えて構成し
た第１図の装置の他の電気回路の実施例を示すものであ
る。第５図の回路の特徴は第１図の表示部２ａ　、　２
ｂ、　２ｃのいずれか１つを常に作動状態にしておき、
カメラを構える位置が変らず表示部２ａ、２ｂ、２ａの
−ずれか１つがそのまま使える場合には、即座に写し込
みを開始するようにして、写し込み時間の短縮化を図ろ
うとするものである。第５図で第４図と同様の亀のは同
一の番号を付して詳しい説明は省略する。

第５図に於いて、２６は記憶回路で万有引力検出用水銀
スイッチ５の各接片５ａ、５ｂ、５ｃがその入力端に接
続されておシ、後述するアンドゲート３５から信号を受
けた際、その時に閉成されている万有引力検出用水銀ス
イッチ５の閉成接片の位置を記憶する。２７　、２Ｂ、
　２９はアンドゲートで、一方の入力端に万有引力検出
用水銀スイッチ１５の接片５ａ、５ｂ、５ｃがそれぞれ
接続され、他方の入力端には記憶回路２６からの信号が
入力されるようになっている。記憶回路２６は記憶して
いる万有引力検出用水銀スイッチ５の接片位置に対応し
て、その接片位置と同じ接片を入力端に接続しているア
ンドグー）　２７，２８．２９のいずれかに高レベルの
信号を出力しておシ、万有引力検出用水銀スイッチ５の
閉成位置と記憶回路２６の記憶内容が一致した場合その
一致した万有引力検出用水銀スイッチ５の閉成接片を入
力端に有するアンドゲートから高レベルの信号が出力さ
れる。伺、記憶回路２６の信号は記憶される接片５ａ、
５ｂ、５ｃに対応させてそれぞれＬＣＤドライバー１５
．１６．１７の１つを駆動させ、表示部２ａ　、　２ｂ
、　２ｃの１つに日付等を表示させている。５０はアン
ドグー）　２７．２８．２９の各出力を入力するオアゲ
ート、３１はアンドゲートで一方の入力端にオアゲート
３０からの出力を受け、他方の入力端にはトリガー信号
発生回路９からの出力を受けている。３２はオアゲート
５０の出力を反転して出力するインバータ、３３はアン
ドゲートで、一方の入力端にインバータ３２の出力を受
け、他方の入力端でトリガー信号発生回路９の出力を受
けている。３４はラッチ回路でアンドゲート３３の出力
をラッチする。伺、アンドゲート３５の出力は前述した
ように記憶回路２６１１Ｃも入力されるようになってお
シ、記憶回路２６はアンドゲート３３から信号が出力さ
れた際記憶内容をクリアーし、新たにその時の万有引力
検出用水銀スイッチ５の閉成接片の位置を記憶する。１
９はＬＣＤドライバー、６は動作検知器で、これらは第
４図で示したものと同じものであり、共にラッチ回路３
４の出力によって作動を開始する。そして動作検知器６
が特別表示部２ｄの表示の適正な状態となったことを検
知した際出力するパルス信号によシラツチ回路３４はリ
セットされる。５５はオアゲートで動作検知器６及びア
ンドゲート３１の出力を受けそのいずれかからパルス信
号を入力した際、第４図で示されたものと同様の時定回
路２０の作動を開始させる。

次に第５図の回路動作について説明する。

まず、カメラを構えた位置に応じて、フィルム１に対す
る日付等の写し込み位置が適正なものとなるように万有
引力検出用水銀スイッチ５の１つの接片が閉成される。

ここでは説明の便宜上、閉成されている接片を接片５ａ
とする。

不図示のレリーズ釦の抑圧に連動して、トリガー信号発
生回路９からトリガー信号が出力されると、その信号は
アンドゲート３１及びアンドゲート３３に入力される。

記憶回路２６の記憶内容が、接片５ａと一致する場合、
アンドゲート２７の２つの入力端には共に高レベルの信
号が入力される為、オアゲート３０を通して、アンドゲ
ート３１には高レベルの信号が入力され、アンドゲート
３５には、インバータ３２により低レベルの信号が入力
されている。この為、アンドゲート３１から高レベルの
信号が出力され、オアゲート３６を介して時定回路２ｏ
が駆動を開始する。時定回路２０はＩＳＯ設定回路２３
によっテ決められた一定時間の間ランプドライバー２１
を作動させ、スイッチングトランジスター２２を介して
液晶照明用ランプ４を点灯させる。記憶回路２６は、記
憶している接片５ａに対応したＬＣＤドライバー１５を
駆動しておシ、液晶照明用ランプ４０点灯ＬＯ表示部２
ａの表示内容がフィルム１の１ｃ位置に写し込まれる。

岡、フィルム１への写し込み位置１ａ、１ｂ、１ｃの選
択は万有／引力検出用水銀スイッチ５にょシ行なわれる
がこの場合閉成された接片５ａが記憶回路２６の記憶内
容と一致しておシ、レリーズ釦が押圧され九際接片５ａ
に対応する表示部２ａは既に記憶回路２６によって表示
状態となっていることから、液晶表示器２の動作遅れを
考慮することなく即座にフィルム１への写し込みが行な
われるのである。

一方、記憶回路２６の記憶内容が接片５ａと一致しない
場合、アンドゲート２７の一方の入力端には記憶回路２
６から高レベルの信号は入力されず、又、アンドグー）
　２８．２９は、万有引力検出用スイッチ５からの出力
が低レベルである為、オアゲート３０の出力は低レベル
となる。

この為アンドゲート３１はトリガ信号発生回路９からパ
ルス信号が入力されても、高レベルの信号は出力されず
、一方アンドゲート３３はオアゲート５０の出力が反転
して入力する為トリガー信号発生回路９からパルス信号
が入力されると、そのパルス信号を記憶回路２６並びに
ラッチ回路３４に出力する。記憶回路２６はアンドゲー
ト３３からのパルス信号を受けると、今まで記憶してい
た万有引力検出用水銀スイッチの閉成接片の位置の記憶
をクリアーし、現在閉成されている接片、即ち接片５ａ
の閉成状態を新しい記憶内容として記憶する。記憶回路
２６は接片５ａの閉成状態を記憶すると接片５ａに対応
したＬＣＤドライバー１５を駆動し、今まで記憶回路２
６の別の記憶内容によって表示状態にあった表示部２ｂ
或は２ＱＫ代って表示部２ａが表示を開始する。一方、
ラッチ回路３４はアンドゲート３３からパルス信号を受
けるとそのパルス信号をラッチし、ＬＣＤドライバー１
９及び動作検出器６を作動させる。これによシ特別表示
部２ａが上記表示部２ａと同時に表示動作を開始し、特
別表示部２（ｌの表示状態が適正なものとなると動作検
知器６がこれを検知して、パルス信号を出力する。動作
検知器６からパルス信号が出力されるとオアゲート３６
を介して時定回路２０が作動を開始する。時定回路２０
は１日Ｏ設定回路２Ｓからの信号によシフイルム感度に
応じた一定時間の間ランプドライバー２１を作動させる
。そしてランプドライバー２１の出力によ）スイッチン
グトランジスター２２を介して液晶照明用ランプ４が上
記一定時間点灯し、表示部２ａの内容をフィルム１に写
し込む。

一方、動作検知器６からのパルス信号はラッチ回路３５
にも出力され、ラッチ回路３４はこの信号を受けるとリ
セット状態となってＬＣＤドライバー４９並びに動作検
知器６を不作動にする。

以上の様に記憶回路２６に記憶されている内容が現在閉
成されている万有引力検出用水銀スイッチ５の接片５ａ
と異なる場合、レリーズ釦抑圧後に、上記接片５ａに対
応した表示部２ａの表示動作が開始する為、表示部２ａ
の動作遅れを考慮し、表示状態が適正なものとなるまで
、フィルム１への写し込み動作を遅延させる。

以上説明したように本発明は、日付等の表示をフィルム
に写し込む表示写し込み装置において表示動作の遅れを
考慮して表示状態が適正となるまで写し込みを行なわせ
ないようにしたものであるから、周囲の温度変化等によ
り表示動作速度がどのように変化しようと屯営に適正な
状態で表示の写し込みができるのでその効果はきわめて
高いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は・本発明に係るカメラの写し送機構の一実施例
を示す概略構成図、第２図は第１図に示される万有引力検出用水銀スイッチ
の動作説明図、第３図は第１図に示されるフォトカプラー詳細図、第４図は第１図の機構に於ける回路の一実施例を示すブ
ーツク図、第５図は第１図の機構に於ける回路の他の実施例を示す
ブロック図。１　・・・フィルム２・・・液晶表示器５ａ、５ｂ、５ｃ　＝反射ミラー４・・・液晶照明用ランプ５・・・万有引力検出用水銹スイッチ６・・・フォトカプラー７・・・制御回路８・・・コネクター９・・・トリガー信号発生回路１０・・・ラッチ回路１４・・・時計ＩＣｌ３．１６，１７　・・・ＬＣＤドライバー１９・・・
動作検知器２０・・・時定回路２１・・・ランプドライバー２３・・・よりＯ設定回路２４・・・ワンショット回路２６・・・記憶回路３４・・・ラッチ回路

Claims

【特許請求の範囲】

日付等を表示する表示部と、該表示部の表示を写し込む
写し込み部と、上記表示部の表示状態を検知する検知部
とを設け、上記表示部の表示が適正な表示状態となるま
で、上記写し込み部の作動開始を遅延させるようにした
ことを特徴とする表示写し込み装置。