JP2595170Y2 - 指針表示装置 - Google Patents

指針表示装置

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JP2595170Y2
JP2595170Y2 JP1993055827U JP5582793U JP2595170Y2 JP 2595170 Y2 JP2595170 Y2 JP 2595170Y2 JP 1993055827 U JP1993055827 U JP 1993055827U JP 5582793 U JP5582793 U JP 5582793U JP 2595170 Y2 JP2595170 Y2 JP 2595170Y2
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圭史 浦田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、表示装置に関し、特に
カメラ等の携帯機器に備えられる指針表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、カメラの表示装置においては、
指針を用いてシャッタースピード値、絞り値、露出補正
値等の撮影情報を表示するものが考えられている。この
ような表示装置は、カメラ外部に操作可能に設けられた
ダイヤル等の操作部材によってその操作量分に見合った
指令信号がマイコン等の制御手段へ送られると、この指
令信号に基づき、指針が所定量分移動され、その結果、
所望の撮影情報が外部に表示されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな表示装置では、指針が停止した位置を常に基準位置
として、その基準位置から指令信号のパルスに見合った
量だけ指針を移動することになる。従って、指針の移動
中は当然ながら指針の基準位置を定めることができず、
この状態において新たな指令信号が送られてきた場合に
は、指針の移動量を定めることができない。このような
場合には、撮影情報を正確に表示することは、もはや不
可能であり、また指針の誤動作を生ずることにもなり兼
ねない。これは、リアルタイムで入力された指令信号に
基づき指針を移動させているためと考えられ、例えば指
令信号をメモリ等に一時的に記憶しておけば解消される
であろう問題であるが、そのためにわざわざメモリを設
けることはコストアップの要因となってしまう。
【0004】本考案は、上述のような課題に鑑みて成さ
れたものであって、所定情報を常に正確に表示すること
ができ、指針が誤動作を生ずることなく作動する指針表
示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本考案は、目盛板と該目盛板上を移動可能な指針
とを含む表示手段(22、23)と、前記指針を移動す
るための指令信号を出力する指令手段(40a、40
b)と、該指令手段によって出力された指令信号に基づ
き前記指針を移動させる移動手段(60)とを含む表示
装置において、前記指針が移動しているか否かを検出す
る検出手段(50)と、前記指針が移動していることを
前記検出手段が検出したときは、前記指令手段から新た
な別の指令信号が出力されているとしても、それによる
前記指針の移動を禁止し、前記指針が移動していないこ
とを前記検出手段が検出したときに、前記別の指令信号
による前記指針の移動を許容する制御手段(50)とを
含むものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、指針が移動していることが検
出されたときは、たとえ新たな指令信号が出力されてい
るとしても、それによる指針の移動を一切禁止し、指針
が移動停止したことが検出されたときに、はじめて新た
な指令信号による指針の移動を許容する。
【0007】
〔カメラ本体と指針表示装置との関係について〕
図1は、本実施例における指針表示装置を備えたカメラ
を上面から見た図であり、表示装置21、22、23は
カメラボディ10の上面に設けられている。表示装置2
1は撮影済のフィルム駒数を表示し、表示装置22はス
トロボモードを表示し、表示装置23はセルフモードを
表示するものである。そして、これら表示装置22、2
3の近傍には操作釦31、32及びリセット釦33が設
けられ、さらにカメラボディ1の上面右側には回転操作
可能なコマンドダイヤル40が設けられている。
【0008】図2は、図1のカメラ上面を拡大して示す
図であり、表示装置21は、指針21aと、指針21a
でフィルム駒数を指示するための駒数指標21bとを備
え、不図示のステップモータによりフィルム給送に連動
して指針21aが移動されるものである。駒数指標21
bは「1」〜「36」および「S」の文字からなり、た
とえば1駒目の撮影が終了すると指針21a「1」を指
示する。またフィルムカートリッジをカメラから取り出
すと指針21aは「S」を指示する。このような、指針
21aの回転量の制御は図3のCPU50により行なわ
れる。
【0009】この表示装置21において、指針21a
は、駒数指標21bの「S」を示す位置から時計方向に
沿って「36」を示す位置までの間を時計、反時計方向
に回転移動するが、「36」を示す位置から時計方向に
回転移動することはできないし、「S」を示す位置から
反時計方向に回転移動することはできない。表示装置2
2は、指針22aと、指針22aでストロボモードを指
示するためのストロボモード指標22b〜22eを備
え、不図示のステップモータにより指針22aは回転移
動される。ストロボモード指標22bはストロボ発光を
自動で行なうことを示す英文字「AUTO」と絵文字、
指標22cはストロボ発光を禁止することを示す絵文
字、指標22dはストロボを強制発光させることを示す
絵文字、指標22eはいわゆる赤目軽減のためにストロ
ボをプリ発光させることを示す絵文字である。図2の例
では、指針22aはストロボ発光禁止を指示している。
【0010】この表示装置22において、指針22a
は、指標22bを示す位置から時計方向に沿って指標2
2eを示す位置までの間を時計、反時計方向に回転移動
するが、指標22eを示す位置から時計方向に回転移動
することはできないし、指標22bを示す位置から反時
計方向に回転移動することはできない。表示装置23
は、指針23aと、指針23aでセルフモードを指示す
るためのセルフモード指標23b〜23eを備え、不図
示のステップモータにより指針23aは回転移動され
る。セルフモード指標23bはセルフモードを使用しな
いことを示す英文字「OFF」と絵文字、指標23cは
連写することを示す絵文字、指標23dはダブルセルフ
を示す絵文字、指標23eはシングルセルフを示す絵文
字である。図2の例では、指針23aはシングルセルフ
を指示している。
【0011】この表示装置23において、指針23a
は、指標23bを示す位置から時計方向に沿って指標2
3eを示す位置までの間を時計、反時計方向に回転移動
するが、指標23eを示す位置から時計方向に回転移動
することはできないし、指標223を示す位置から反時
計方向に回転移動することはできない。そして、操作釦
31が押圧されたままの状態でコマンドダイヤル40が
回転操作されると指針22aが回転移動し、操作釦32
が押圧されたままの状態でコマンドダイヤル40が回転
操作されると指針23aが回転移動する。また、リセッ
ト釦33が押圧されると指針22aは指標22bを指示
するように回転移動すると共に、指針23aは指標23
bを指示するように回転移動する。このような指針の回
転方向の制御も図3のCPU50で行なわれる。
【0012】〔指針表示装置について〕 図3は、本実施例における指針表示装置のブロック図を
示している。図3において、コマンドスイッチ40a、
40bは指針の移動方向および移動量を決定するコマン
ド信号を出力するためのものである。これらコマンドス
イッチ40a、40bは、コマンドダイヤル40を回転
操作することによって、オン、オフするスイッチであ
る。コマンドスイッチ40aはコマンドダイヤル40を
図1において反時計方向へ回転させることでオンし、コ
マンドスイッチ40bはコマンドダイヤル40を図1に
おいて時計方向へ回転させることでオンする。
【0013】これらコマンドスイッチ40a、40bの
オンによって出力されるコマンド信号はパルス信号とし
て出力され、この1パルス当たりにおける指針の移動量
は予め決定されている。例えば、本実施例では4つのス
トロボモードあるいはセルフモードが選択可能であるか
ら、1パルス当たり指針に対し90°の回転角度を与え
る。従って、コマンドスイッチ40a、40bによって
出力されるコマンド信号のパルス数に見合った分だけ指
針が移動した後は、それ以上の移動は行なわず、その状
態で停止するような構成となっている。
【0014】なお、コマンド信号が出力されると同時に
不図示のタイマー回路が作動する。このタイマー回路
は、連続するパルス信号の間隔が一定時間以上空くと、
その直前に出力されたパルス信号群を1つのまとまった
コマンド信号として出力するように制御するためのもの
である。従って、一定時間後に出力されるパルス信号は
次のコマンド信号として出力するように制御される。
【0015】また、リセット用のコマンドスイッチ33
aは、リセット釦33が操作されることによりオンし、
これによりCPU50に対してリセット信号を出力して
指針を予め決定される初期位置に強制的に移動させる。
本実施例においては、リセット釦33が操作されると、
指針22aは指標22bを指示するように回転移動する
と共に、指針23aは指標23bを指示するように回転
移動する。ここで、指針22a、23aがそれぞれ指標
22b、23b以外の別の位置を示している状態にある
ならば、リセット信号に基づき指針22a、23aは反
時計方向に回転移動を開始する。やがて、指針22a、
23aが指標22b、23bを示す位置まで回転移動す
るとリセット完了信号が出力され、CPU50はこのリ
セット完了信号を入力すると指針22a、23aが初期
位置に回転移動したことを認識する。
【0016】次に、CPU50は、コマンドスイッチ4
0aまたは40bがオンされることによって出力される
コマンド信号を入力すると、指令信号を移動制御手段
(ステップモーターおよび指針駆動用のCPU)60へ
出力する。指令信号とは、指針の回転方向およびコマン
ド信号のパルス数に見合った分だけ指針を移動させるた
めの信号である。そして移動制御手段60は、この指令
信号を入力すると、表示装置70に移動制御信号を出力
する。表示装置70はこの移動制御信号を受けて実際に
指針の移動を開始する。
【0017】また、移動制御手段60の指針駆動用のC
PUは、表示装置2に移動制御信号を出力すると共に、
指針が実際に移動を開始したことを示す移動状態(開
始)信号(high)をCPU50に出力する。そして
指針が所定量の移動を終えて停止すると、移動手段50
は移動状態(終了)信号(low)をCPU50に出力
する。このように、移動制御手段60の指針駆動用のC
PUがCPU50に指針の移動状態に応じた信号を出力
することによって、指針が移動中であるのか、あるいは
既に所定量の移動を終えて停止しているのかをCPU5
0に常に認識させている。
【0018】〔コマンドダイヤルについて〕 コマンドダイヤル40の回転操作によってコマンド信号
がどのように出力されるのかを具体的に説明する。図4
は、コマンドダイヤル40をその裏面から見た図であ
る。図4において、コマンドダイヤル40の裏面上に
は、その中心部から周辺部に向けて放射状に導体パター
ン41が形成されている。そして、コマンドダイヤル4
0の回転に伴ってその導体パターン41上を摺動する3
本のブラシ411、421、431が備えられている。
この導通パターン41は、例えばコマンドダイヤル40
を図4において反時計方向に回転させた場合、その回転
方向に対して摺動ブラシ411が他の摺動ブラシ421
よりも早く導体パターン41に導通するように回転方向
に対し段差形状を成している。従って、コマンドダイヤ
ル40の回転に伴って摺動ブラシ411、421のどち
らがより早く導体パターン41に導通するのか、その導
通タイミングの差によって、コマンドダイヤル40の回
転方向が識別される。
【0019】 〔摺動ブラシと導体パターンとの導通タイミングについ
て〕 図5は、摺動ブラシ411、421と導体パターン40
との導通タイミングチャートである。(a)及び(c)
は摺動ブラシ411の導通タイミングを示しており、
(b)及び(d)は摺動ブラシ421の導通タイミング
を示している。この場合、導通ブラシ411の導通タイ
ミングが導通ブラシ421のそれよりも早いのであるか
ら、コマンドダイヤル40は図4において反時計方向、
すなわち図1において時計方向に回転されていることが
識別される。同様にしてコマンドダイヤル40が図1に
おいて反時計方向に回転されていることは、導通ブラシ
421の導通タイミングが導通ブラシ411のそれより
も早いことをもって識別される。
【0020】〔指針表示装置の動作について〕 次に、上述の構成を有する指針表示装置の動作をフロー
チャートにより説明する。図6は本実施例における指針
表示装置のCPU50での動作を示したフローチャート
である。このフローチャートは、カメラの主電源が投入
されたことをもってスタートするものとする。なお、本
実施例ではストロボモードとセルフモードとをそれぞれ
表示するための2つの表示装置22、23を備えるが、
ここで説明するフローチャートでは表示装置22を制御
するCPU50の動作について説明する。
【0021】 「コマンドダイヤルの回転操作に基づく指針の移動につ
いて」 (ステップS101) まず、このステップS101では、コマンドダイヤル4
0が回転操作されることによって生ずる、導体パターン
41と摺動ブラシ411、421との導通のタイミング
の差を見て、指針22aを図1において時計方向に移動
させるためのコマンド信号(これをCDL信号という)
がCPU50に入力されたか否かが判断される。ここで
肯定結果が得られれば、次のステップS102に進む。
肯定結果が得られない場合はステップS103に進む。
【0022】(ステップS102) このステップS102では、ステップS101で入力さ
れたCDL信号に基づいて、さらにCPU50が制御信
号を駆動手段60に出力する。またそれにともなって、
CPU50は駆動手段60からの移動信号を入力する。
これは、指針22aが回転移動を開始したことを意味す
る。
【0023】(ステップS103) 一方、ステップS101で否定結果、すなわちCDL信
号が出力されていないと判断されたときは、指針22a
を図1において反時計方向に移動させるためのコマンド
信号(これをCDR信号という)がCPU50に入力さ
れたか否かが判断される。ここで肯定結果が得られれ
ば、次のステップS104に進む。肯定結果が得られな
い場合はステップS101に戻る。
【0024】肯定結果が得られない場合、これはコマン
ドダイヤル40が回転操作されないことを意味する。 (ステップS104) このステップS104では、ステップS103で入力さ
れたCDR信号に基づいて、さらにCPU50が制御信
号を駆動手段60に出力する。またそれにともなって、
CPU50は駆動手段60からの移動信号を入力する。
これは、指針22aが回転移動を開始したことを意味す
る。
【0025】(ステップS105) このステップS105では、駆動手段60からの停止信
号がCPU50に入力されたか否かが判断される。この
停止信号は、指針22aが所定量の回転移動を終えて停
止したことを意味する。ここで、CPU50に停止信号
が入力されたと判断されれば、処理はステップS106
に進む。
【0026】一方、CPU50に停止信号が入力されて
いないと判断された場合、すなわち指針22aが回転移
動中であると判断されれば、この停止信号がCPU50
に入力されるまでの間は、このステップS105を繰り
返し実行する。 (ステップS106) このステップS106では、コマンドダイヤル40の回
転操作によって新たなコマンド信号がCPU50に入力
されているか否かが判断される。ここで新たな指令信号
がCPU50に入力された場合は、処理は再びステップ
S101へと戻る。一方、新たなコマンド信号がCPU
50に入力されていない場合は、本フローはここで一連
の処理を終了する。
【0027】このように本フローチャートによれば、C
PU50が駆動手段60からの移動信号を入力している
間、すなわち指針22aが反時計方向または時計方向に
移動している間は、新たなコマンド信号による指針22
aの移動を一切禁止する。換言すれば、ステップS10
2あるいはS104にてCPU50が駆動手段60に制
御信号を出力してからステップS105で停止信号を入
力するまでの間は、新たなコマンド信号による指針22
aの移動を一切禁止する。
【0028】そして、ステップS105にてCPU50
が停止信号を入力したとき、ステップS106にて初め
て新たなコマンド信号の入力を許容する。このように、
本フローチャートにおける指針表示装置によれば、指針
22aが完全にその移動を停止してから新たなコマンド
信号に基づく移動を開始させるので、指針の基準位置を
常に正確に定めることができ、その誤作動を未然に防止
することができる。また、メモリ等に指令信号を記憶す
る必要も生じない。
【0029】なお、上述の実施例において、CPU50
が駆動手段60からの移動信号を入力していることをも
って、指針が移動していることが検出される。 「リセット釦33の押圧操作に基づく指針の移動につい
て」 さて、上記フローチャートではコマンドダイヤル40の
回転操作に基づく指針の移動について説明したが、以下
ではさらにリセット釦33の押圧操作に基づく指針22
aの移動について説明する。
【0030】図7はリセット釦33が押圧された場合の
CPU50の動作の流れを示すフローチャートである。
本フローチャートは、リセット釦33の押圧に基づくリ
セットスイッチ33aのオンによって(つまり、CPU
50にリセット信号が入力される)スタートする。CP
U50は、カメラが電源投入され動作可能な状態にある
ときには、このリセットスイッチ33aのオンをいつで
も受け付けるものとする。
【0031】(ステップS201) 先ず、このステップS201では、CPU50がリセッ
ト信号を入力する。 (ステップS202) ステップS202では、CPU50がリセット制御信号
を駆動手段60に出力する。またそれにともなって、C
PU50は駆動手段60からのリセット移動信号を入力
する。これは、指針22aがリセット位置(本実施例で
は表示装置22の「AUTO」の位置)への移動を開始
したことを意味する。
【0032】(ステップS203) このステップS203では、CPU50に駆動手段60
からのリセット完了信号が入力されたか否かが判断され
る。ここで、リセット完了信号が入力されていない場
合、すなわち指針がリセット動作中であると判断されれ
ば、リセット完了信号が出力されるまでの間は、このス
テップS204は繰り返し実行される。
【0033】一方、リセット完了信号がCPU50に入
力されている場合は本フローチャートにおける一連の処
理はここで終了する。このように、リセット釦33の押
圧操作に基づく指針の移動については、カメラが電源投
入され動作可能な状態にあり、指針22aが移動中であ
っても、このリセットスイッチ33aのオンをいつでも
受け付ける。これは、指針22aのリセット位置は予め
決定されているので、基準位置が定まっていなくてもリ
セット位置までの指針の移動には何ら影響を来すことは
ないことから成されている。
【0034】しかしながら、ステップS202にてCP
U50がリセット制御信号を駆動手段60に出力してか
ら、ステップS203にてリセット完了信号を入力する
までの間、すなわち指針22aがリセット動作中である
ときは、やはりコマンドダイヤル40の回転操作に基づ
く新たな指針の移動は禁止される。なお、上述の実施例
においては、CPU50がリセット制御信号を駆動手段
60に出力していることをもって、指針が移動している
ことが検出される。
【0035】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、指針が移
動していることを検出手段が検出したときは、指令手段
から新たな別の指令信号が出力されているとしても、そ
れによる指針の移動を禁止し、指針が移動していないこ
とを検出手段が検出したときには、新たな別の指令信号
による指針の移動を許容するので、指針の基準位置が定
められてから指針の移動が行われることにより、指針の
移動量を確実に把握することができ、指針の誤作動を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における指針表示装置を備えたカメラ
の上面図である。
【図2】本実施例における指針表示装置の拡大図であ
る。
【図3】本実施例における指針表示装置のブロック図で
ある。
【図4】本実施例における指針表示装置のコマンドダイ
ヤル40を裏面から見た図である。
【図5】本実施例における指針表示装置の摺動ブラシ4
11、421と導体パターン40との導通タイミングチ
ャートである。
【図6】本実施例における指針表示装置のCPU50の
処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本実施例における指針表示装置のCPU50の
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 カメラ 21、22、23 70 指針表示装置 22、23 操作釦 33 リセット釦 40 コマンドダイヤル(指令手段) 50 CPU(検出手段、制御手段) 60 駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/18 - 17/20

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目盛板と該目盛板上を移動可能な指針と
    を含む表示手段と、前記指針を移動するための指令信号
    を出力する指令手段と、該指令手段によって出力された
    指令信号に基づき前記指針を移動させる移動手段とを含
    む表示装置において、 前記指針が移動しているか否かを検出する検出手段と、 前記指針が移動していることを前記検出手段が検出した
    ときは、前記指令手段から新たな別の指令信号が出力さ
    れているとしても、それによる前記指針の移動を禁止
    し、前記指針が移動していないことを前記検出手段が検
    出したときに、前記別の指令信号による前記指針の移動
    を許容する制御手段とを含むことを特徴とする、指針表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記指針表示装置は、さらに前記指針を
    予め設定された初期位置へ移動させるためのリセット手
    段を含むことを特徴とする、請求項1に記載の指針表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記リセット手段は、前記指針が移動し
    ていることを前記検出手段が検出したとしても、予め設
    定された初期位置へ強制的に移動させることを特徴とす
    る、請求項2に記載の指針表示装置。
JP1993055827U 1993-10-15 1993-10-15 指針表示装置 Expired - Lifetime JP2595170Y2 (ja)

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