JPS6118865Y2 - - Google Patents

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JPS6118865Y2
JPS6118865Y2 JP1982108373U JP10837382U JPS6118865Y2 JP S6118865 Y2 JPS6118865 Y2 JP S6118865Y2 JP 1982108373 U JP1982108373 U JP 1982108373U JP 10837382 U JP10837382 U JP 10837382U JP S6118865 Y2 JPS6118865 Y2 JP S6118865Y2
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JP
Japan
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spherical body
spring
vibration
hanging rod
spherical
Prior art date
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JP1982108373U
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English (en)
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JPS5913282U (ja
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  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外槽等の振動系を機枠より懸吊された
吊棒にて防振的に吊下した脱水洗濯機の防振装置
に関する。
従来より種々の防振装置が考案されているが、
振動系に設けた球面座に球面体を嵌合してこの球
面体の中心に吊棒を通し、吊棒の下端と球面体の
下面との間にコイルスプリングを介在したもので
は、近年コイルスプリングのバネ作用や球面体と
球面座との摺動作用の他に、球面体に設けた吊棒
の挿通孔と吊棒との摺動作用により振動を吸収し
ようとするものが考えられ、例えば特公昭56−
16680号公報でもみられる。
本考案はこのようなもので、吊棒と球面体の挿
通孔の摺動部分にグリスを常に供給して、その耐
久性を向上させるものである。
以下図に基づき説明する。1は外槽で、その内
部に回転翼2を有する洗濯兼脱水槽3を内装し、
その外底面にはモーター4や軸受ケース5が装着
され、かかる外槽1(振動系)は、機枠6の上部
より懸吊された複数の吊棒7にて防振的に吊下さ
れている。
外槽1の側面下部には、半球面状の球面座8を
有する支持金具9が固着されている。球面座8に
はゴム製の弾性体からなる球面体10が嵌合され
ている。この球面体10の下面中央より下方へゆ
くに従いその外径が小さくなつた筒部11が一体
に垂設されている。この筒部11の外周には、上
端が球面体10の下面と当接するスプリング受1
2が嵌合されている。そしてスプリング受12の
底部中央と筒部11及び球面体10の中央に設け
た挿通孔13,14に、前記吊棒7が通される。
吊棒7の下端には、ワツシヤー15とバネ受座金
16が嵌着され、この座金16とスプリング受1
2間にコイルスプリング17が介在されている。
そこで外槽1の荷重が球面座8、球面体10を
介してコイルスプリング17に伝わり、コイルス
プリング17を圧縮すると、その反力がスプリン
グ受12を介して球面体10に伝わり、球面体1
0の筒部11が前述の如く下方へゆくに従いその
外径が小さくなつているので、球面体10が受け
る圧力には水平分力が生じて挿通孔14の内径を
縮小せしめ、又球面座8が球面体10に及ぼす反
力の水平分力によつても挿通孔14の内径が縮小
せしめられ、吊棒7と強く接するようになり、外
槽の振動に伴なつてこの挿通孔14と吊棒7とが
摺動して、この摺動が振動の吸収に寄与するもの
である。勿論スプリング17のバネ作用や、球面
体10と球面座8の摺動も振動の吸収に寄与して
いる。
而してスプリング受12の底部は筒部11の下
端より下方に位置して、スプリング受底部と筒部
下端間18にグリスが充填される。つまり空間1
8はグリス溜めのポケツトとなるものである。
従つて吊棒7と挿通孔14との摺動部分19に
はこのポケツト18よりグリスが常に供給され、
この摺動を円滑にしてこの部分の耐久性を向上さ
せている。
第3図の実施例においては、筒部11の挿通孔
14下端から上部にかけて複数の縦長の溝20が
設けられ、グリスがこの溝20を通つて摺動部分
19に万遍なく供給できるようにしている。更に
球面体10の上部に吊棒7を囲む筒体21が一体
に突設され、この筒体21内にもグリスを充填し
てグリス溜め22とし、摺動部分19へこの上方
からグリスを供給するようにしている。筒体21
の内周壁上部には、グリスが逃げないようにする
ため吊棒と接する環状リツプ23が一体に突設さ
れている。第5図の実施例のものは、球面体10
の上方にグリス溜めがないものである。
又複数の吊棒7に加わる荷重は夫々異なるの
で、吊棒によつてコイルスプリング17の圧縮量
が異なり、そのため外槽1の特に起動時における
上下方向の振動に対する防振性能に悪影響を与え
る。これを解消するためには、例えぱスプリング
受12と球面体10との間にコイルスプリングの
圧縮量を調節するスペーサーを挿入すればよい。
以上の如く本考案によれば、球面体下面より垂
設した筒部11の下端と、スプリング受12間に
グリス溜めとなるポケツト18を形成しているの
で、このポケツトのグリスを吊棒7と球面体の挿
通孔14との摺動部分に常に供給することがで
き、ここの摺動を円滑にして防振性能を良好に保
ち、摺動部分の耐久性を向上させることができ
る。そしてポケツト18はコイルスプリングを受
けるスプリング受12を利用しているので、部品
点数も多くならず、安価にできるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を示し、第1図は脱水洗濯機全体
の縦断面図、第2図は吊棒下部の縦断面図、第3
図は同要部拡大縦断面図、第4図は第3図−
線に基づく断面図、第5図は他の実施例を示す第
3図に相当する断面図である。 1……外槽、6……機枠、7……吊棒、8……
球面座、10……球面体、11……筒部、12…
…スプリング受、13,14……挿通孔、17…
…コイルスプリング、18……ポケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外槽等の振動系を機枠より懸吊された吊棒にて
    防振的に吊下したものにおいて、前記振動系に設
    けた球面座に嵌合する弾性体よりなる球面体の下
    面中央より、筒部を一体に垂設し、前記筒部の外
    周に、上端が前記球面体の下面と当接するスプリ
    ング受を嵌合し、該スプリング受の底部中央と前
    記球面体及び筒部の中央に設けた挿通孔に前記吊
    棒を通し、前記吊棒の下端と前記スプリング受間
    にコイルスプリングを介在し、前記筒部の下端と
    スプリング受底部間にグリス溜めとなるポケツト
    を形成し、更に、前記筒部の前記吊棒との摺動面
    に前記ポケツトに連通する縦溝を設けたことを特
    徴とする脱水洗濯機の防振装置。
JP10837382U 1982-07-16 1982-07-16 脱水洗濯機の防振装置 Granted JPS5913282U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10837382U JPS5913282U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 脱水洗濯機の防振装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10837382U JPS5913282U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 脱水洗濯機の防振装置

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Publication Number Publication Date
JPS5913282U JPS5913282U (ja) 1984-01-26
JPS6118865Y2 true JPS6118865Y2 (ja) 1986-06-07

Family

ID=30252861

Family Applications (1)

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JP10837382U Granted JPS5913282U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 脱水洗濯機の防振装置

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KR101175870B1 (ko) 2010-08-27 2012-08-21 서재현 산업용 탈수기의 진동흡수부재
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721671U (ja) * 1980-07-14 1982-02-04
JPS5722794A (en) * 1980-07-14 1982-02-05 Tokyo Shibaura Electric Co Vibration-proof device for washing machine

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JPS5913282U (ja) 1984-01-26

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