JPS61187180A - フロツピ−デイスクジヤケツト用ライナ−およびその製法 - Google Patents

フロツピ−デイスクジヤケツト用ライナ−およびその製法

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JPS61187180A
JPS61187180A JP2673885A JP2673885A JPS61187180A JP S61187180 A JPS61187180 A JP S61187180A JP 2673885 A JP2673885 A JP 2673885A JP 2673885 A JP2673885 A JP 2673885A JP S61187180 A JPS61187180 A JP S61187180A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
fibers
weight
liner
long
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JP2673885A
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Migaku Suzuki
磨 鈴木
Satoru Nozaki
哲 野崎
Shigeo Imai
茂夫 今井
Toshio Kobayashi
利夫 小林
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Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピューターなどに用いられる記録媒体で
あるフロッピーディスクの磁気記録用ディスクを収納す
るジャケットの内張りとして用いるためのライナーに関
する。
(従来の技術) 従来、この種の好ましいライナーの一つとして、熱可塑
性繊維を含む二種以上の繊維からなり、かつ該繊維どう
しを交絡および/または接着することによって形態が保
持された開孔不織布をエンボス加工したものが、特開昭
59−60776号公報に開示されている。
この公知技術のライナーによれば、フロッピーディスク
ジャケット用のそれとして要求される種々の特性、すな
わち、ディスクの表面から脱落する磁気鉄粉を払拭する
(クリーニング性)、ディスク表面を損傷しない(ソフ
トタッチ性)、ディスク回転による摩擦でライナー表面
の毛羽立ちがない(耐毛羽性)、ディスクとの摩擦によ
る静電気発生が少なく、かつ静電気帯電性がない(低帯
電性)、ディスク回転に必要なトルク量を少なくする(
低摩擦抵抗)、ディスク回転の摩擦によるライナーのよ
じれ、たるみの発生がない(強度)、ライナーから樹脂
などの汚染物質が発生し、ディスクを再汚染または損傷
しない(耐汚染性)、といった特性が、充分ではないに
してもえられると認められる。
(発明が解決しようとする問題点) 前記公知技術においては、不織布ライナーの構成繊維と
して、短繊維が用いられているが、マシン方向(M D
)、クロス方向(CO)の強度比のバランスをとるため
、さらに詳しくは、CD方向の初期引張強度、たとえば
、3%伸張時の引張強度の絶対値をうるため、MD/C
D強度比をほぼ1に近い短繊維ウェブを用いる必要があ
る。かかる繊維ウェブを形成するためには、一般にクロ
スラッパーやエアーランダマイザーが用いられるが、か
かるウェブ形成方法は一般に生産速度が低く経済的に不
利である。また目付むらが生じ易く、そのむらが不織布
強度に直接影響する。ちなみに、一般のカードで形成さ
れる繊維ウェブは、Il維配向性が大きく、不織布とし
てのCD強度がきわめて低く、前記ライナーとしては用
いることができなし4゜ (問題点を解決するための手段) 本発明は、主として、CD強度が向上し、目付むらがな
いといった優れた物性を有する前記ライナーを、生産性
を低下させることなく安定してうろことを目的とする。
前記目的を達成するための本発明を説明すると。
以下のとおりである。
本発明ライナーは、ポリエステル、ポリプロピレンなど
の熱可塑性の連続フィラメントである長繊維30〜65
重量%と、短繊維35〜70重量%とからなり、かつ該
短繊維は、レーヨン繊維70〜97重量%と、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレン
複合、低融点ポリエステルなどの融点90〜180℃の
溶融繊維3〜30重量%とからなる。そして、前記長繊
維が部分的に融着するとともにこれと前記短繊維とが交
絡することにより目付25〜35g/+rrの不織布形
態を維持し、該不織布は加熱下にエンボスを賦与されて
いる。
前記長繊維が30重量%以下であると、所要のMD、C
D強度、とくにCD強度かえられず、前記レーヨン繊維
が前記70重量%以下であると、ライナーの帯電防止性
、ソフトタッチ性が低下し、前記溶融繊維が前記3重量
%以下であると、エンボスの賦形性1表面の耐毛羽性が
低下する。また目付が前記25g/rrr以下であると
、 ライナーが薄くなりすぎクリーニング性が低下し、
前記35g/r/以上であると、ディスクの回転トルク
が増大し、経済的に不利益でもある。
前記長繊維における部分的融着形態は、一つの大きさが
3+m”以下の多数の点状である場合と。
一つの大きさが3mm2以下で幅1mm以下の多数の不
連続線状である場合とがあり、しかもそれらは前記長繊
維における面積比率が10%以下であることが、後述す
る高速水流の噴射による前記長繊維に対する前記短繊維
の交絡を全体的に均一になし。
毛羽発生を抑制するうえで必要である。
前記エンボスは、ライナーの表面全体に凹凸模様が実質
的に均一に分布するように賦与されている。このエンボ
スによる凹部においては前記溶融繊維を介して前記長繊
維と前記レーヨン繊維との繊維間固定がなされている。
このエンボス賦与により耐毛羽性、厚さの均一性がはか
れることは。
既述の公知技術が教示するところである。
かかる本発明ライナーを製造するには、前記長繊維、す
なわち、前記熱可塑性連Iをイラメントをランダムに積
層し熱溶融により部分的に繊維間を接合した目付8〜2
5g/rrrのスパンボンド不織布に、 カードにより
形成した目付8〜30g/rrrの前記短繊維のウェブ
を重ね合せ、これを高速水流で噴射処理して前記長繊維
に前記短繊維を交絡させることにより 目付25〜35
g/rrrの複合不織布を形成し、しかるのち、前記溶
融繊維の融点付近に加熱したエンボスロールで処理する
ことによりエンボスを賦与する。
前記繊維交絡には、本出願人の特開昭57−39268
号、同59−125954号の各公報などに開示されて
いる不織布の製法ないしその装置を用いることができる
。 この場合の高速水流の圧力は15 kg / d以
上であればよく、それ以下であると、前記短繊維を前記
長繊維不織布内に打ち込むことができない。
水圧は高いほど有効であるが、通常、30〜60kg/
−の範囲であれば充分に繊維交絡し、目的とするライナ
ーをうろことができる。
(実施例) 多数点在する溶融部の一つが0 、9 nwI2であっ
てそれらの合計面積が全体の面積の5%を占めるポリエ
ステル100%の連続フィラメントからなる15g/イ
の長繊維不織布に、1.5d X44trtaのレーヨ
ン繊維85重量%と、1.5d X51R11のポリプ
ロピレン/ポリエチレン複合繊維15重量%とからなり
、強度比MD/CD=4/1である17g/m2の短繊
維ウェブを重ね合せ、これをメツシュコンベア上で圧力
15 kg / dで噴射される柱状流で予備処理を施
したのち、さらに所定間隔をおいて配置された直径15
0IInの四つのロール支持体上に導いて本格処理を施
した。該各ロール支持体での噴射水圧は前記被処理材料
の移送方向における上流から下流へ順に20kg/cd
、30kg/a#、40 kg / d、40kg/c
jとした。
かくして、前記長繊維不織布に前記短繊維を交絡させて
形成した複合不織布を熱風乾燥機によす140℃で乾燥
し、これをサンプルNo、1とし、それを直径0.5〜
1 、0 +nm 、  深さ0.3mの凹部が多数設
けられたスチールエンボスロールとウールンロールの組
み合せからなるエンボス加工機で該スチールロールの表
面が150℃、 ニップ圧30kg/a1(ゲージ圧)
、加工速度5 m/winでエンボス処理を施し、これ
をサンプルNo、2とした。一方、前記短繊維ウェブの
みを用いて、前記繊維交絡処理と同条件で繊維交絡処理
を施して32g/−の不織布を゛形成し、これを比較サ
ンプルNo、1とし、 これをさらに前記エンボス処理
と同条件でエンボス処理を施し、これを比較サンプルN
o、2とした。
なお、前記繊維交絡処理は、前記特開昭59−1259
54号公報記載の方法により実施した。
前記各サンプルの物性は下表に示すとおりであった。下
表中の各物性は次の方法によって測定した。
(1)目付 50cmX50cmのサンプル10枚を各々重量秤量し
、その平均値を示した。
(2)厚さ 厚み計により、10枚のサンプルから合計200点を測
定し、その平均値を示した。
(3)引張強度 幅50wg5、長さ150w*のサンプルをチャッチ間
隔100m、引張りスピード100mで、テンシロン型
抗張力測定機にてS−Sカーブを描き、 3%伸張時の
応力、破断時の応力を読み取り、各サンプル10点の平
均値を示した。
(4)帯電性 45+nmX45+mのサンプルを採取し、スタティッ
ク・オネストメーターを用い、ターンテーブルにサンプ
ルを取り付けて回転させ、印加電圧10.0OOVを印
加し、30秒後に止めてサンプルの帯電圧が半減するま
での時間を測定し、5枚のサンプルの平均値とした。
(5)静摩擦係数 35mmX110wmのサンプルを静摩擦試験機を用い
て静摩擦係数を測定し、サンプル5枚の平均値とした。
(発明の効果) 本発明によれば、目的とするライナーが以上のような構
成であり、かつ製法によりえられるものであるから、既
述の公知技術の欠点を改良することができるとともに、
とくに次の効果を有する。
(1)部分的に融着した長繊維不織布はCD強度に優れ
るが、これを用いることにより生産性に優れた短繊維パ
ラレルウェブを用いることができる。
したがって、CD強度に優れる不織布ライナーをその生
産速度を低下させることなく安定的にうろことができる
。この不織布ライナーはMD強度はもちろんのこと、C
D強度においてランダムウェブやクロスウェブからえら
れたそれに優るとも劣ることはない。
(2)短繊維ウェブの目付むらによって生ずる強度むら
を長繊維不織布を用いることによりなくして均一な不織
布ライナーをうろことができる。ちなみに、これは長繊
維不織布と併用する繊維がパラレル、ランダム、クロス
などのいずれのウェブにも同様に適用することができる
ものである。
(3)製造工程において生ずる引張りによる短繊維ウェ
ブのMDへの繊維配向をこれに長繊維不織布を併用する
ことにより防止することができる。すなわち、該配向に
よるCD強度の低下を防止することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性連続フィラメントである長繊維30〜6
    5重量%と、短繊維35〜70重量%とからなり、かつ
    該短繊維はレーヨン繊維70〜97重量%と、融点90
    〜180℃の溶融繊維3〜30重量%とからなり、少な
    くとも前記長繊維は部分的に融着するとともにこれと前
    記短繊維とは交絡することにより目付25〜35g/m
    ^2の不織布形態を維持し、該不織布はエンボスを賦与
    されていることを特徴とするフロッピーディスクジャケ
    ット用ライナー。
  2. (2)熱可塑性連続フィラメントである長繊維を部分的
    に熱融着してなる目付8〜25g/m^2の不織布に、
    レーヨン繊維70〜97重量%と融点90〜180℃の
    溶融繊維3〜30重量%とからなる目付8〜30g/m
    ^2の短繊維ウェブを重ね合せた上から高速水流を少な
    くとも15kg/cm^2の圧力で噴射して前記長繊維
    に前記短繊維を交絡させることにより目付25〜35g
    /m^2の複合不織布を形成し、該複合不織布を脱水乾
    燥したのちこれに加熱下にエンボスを賦与することを特
    徴とするフロッピーディスクジャケット用ライナーの製
    法。
  3. (3)前記長繊維不織布の前記融着形態は、一つの大き
    さが3mm^2以下である多数の点状であって、これら
    の前記長繊維不織布における面積比率が10%以下であ
    る特許請求の範囲第2項記載のフロッピーディスクジャ
    ケット用ライナーの製法。
  4. (4)前記長繊維不織布の前記融着形態は、一つの大き
    さが3mm^2以下で幅1mm以下の多数の不連続線状
    であって、これらの前記長繊維不織布における面積比率
    が10%以下である特許請求の範囲第2項記載のフロッ
    ピーディスクジャケット用ライナーの製法。
JP2673885A 1985-02-14 1985-02-14 フロツピ−デイスクジヤケツト用ライナ−およびその製法 Granted JPS61187180A (ja)

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