JPS61186967A - トナ−担持体へのトナ−塗布方法 - Google Patents

トナ−担持体へのトナ−塗布方法

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JPS61186967A
JPS61186967A JP60026560A JP2656085A JPS61186967A JP S61186967 A JPS61186967 A JP S61186967A JP 60026560 A JP60026560 A JP 60026560A JP 2656085 A JP2656085 A JP 2656085A JP S61186967 A JPS61186967 A JP S61186967A
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JP
Japan
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toner
magnetic
magnetic particles
sleeve
magnetic brush
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JP60026560A
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English (en)
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Hiroyuki Suematsu
末松 浩之
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Canon Inc
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/06Developing
    • G03G13/08Developing using a solid developer, e.g. powder developer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、電子写真法によシ形成された静電潜像を実質
的に非磁性なトナーを用いて現像するための該トナー塗
布方法に関する。本発明は特に、実質的に非磁性なトナ
ーとトナー塗布用磁性粒子とを用いて、該トナーの均一
な薄層を形成する方法に関する。
〔従来技術の説明〕
電子写真法としては、米国%許第2,297,691号
明細誉、特公昭42−23910号公報及び特公昭43
−24748号公報等に種々の方法が記載されているが
、これらの方法はいずれも導電性層上に光導電性層が設
けられた感光体表面にコロナ放電等の手段によシ静電荷
を与え、この電荷を帯びた光導電性層を原稿に応じた光
像を照射することによって静電潜像を形成し、次いで該
静電潜像をトナーと呼ばれる着色微粉末を用いて現13
Jを行ない、必要に応じて紙等の転写材に転写した後、
熱、圧力あるいは溶剤蒸気等によシ水久定着して複写物
を得るものである。
上記の静電潜像を現像する工程は、静電潜像へ、静電潜
像とは反対の極性に帯電せしめたトナー粒子を静電引力
により吸引せしめ、静電潜像上に付着せしめることによ
り潜像を可視化するものである。かかる静電潜像をトナ
ーを用いて現像する方法を大別すると、トナーとキャリ
ヤと称される粒子とからなるいわゆる二成分系現像剤を
用いる方法と、キャリヤーを用いることなくトナー単独
使用のいわゆる一成分系現像剤を用いる方法とがある。
二成分系現像剤を用いる方法においては、キャリヤー粒
子はトナーを静電潜像まで運ぶ手段として用いるもので
あって、そのためにトナーとキャリヤーとを攪拌摩擦し
て各々を互いに異なる極性に帯電せしめるものであると
ころ、キャリヤーにガラスピーズを用いるカスケード法
キャリヤーに鉄粉を用いる磁気ブラシ法等があるが、い
ずれの場合も、現像剤中のトナーは画像形成に当って逐
次消費されるため、トナーとキャリヤーの混合比が変化
し、画像濃度が装動するばかシでなく1種々の問題を生
じる。たとえば、トナーが最適含有量以下になると、感
光体や用紙表面にキャリヤーが付着して各種の欠陥を生
じることがあシ、−万、トナーが過大に含有されている
と、ざらつき、非画像部のカブリ、クリーニング不良な
どの原因と7i−シ、また過剰トナー粒子間の静電的反
発による装置内部での飛散・汚染をおこしやすい。した
がって。
現像中はトナーの補給を行なうと共に、現像剤中のトナ
ー含有量を常に一定範囲に維持する必要がある。
これらの二成分系現像剤を用いる現像方法の問題点を解
決するについて、従来、−成分糸現像剤を用いる方法が
各種提案され、又、実用化もされている。しかし、いず
れの方法においても一成分系現像剤を用いてトナーの均
一な薄層を形成することは困難でめシ、そのため比較的
厚いトナーを形成してしまうことが多々ある。
現像画像の鮮明度、解像力等の向上が求められている現
在では、トナーの均一な薄層を形成する方法および装置
を開発することが緊急の課題となっている。
これまでに知られている一成分系現像方法におけるトナ
ーの薄層・形成方法としては、特開昭54−43037
号公報等に記載された方法があシ、かつ、実用化されて
いる。この方法は、現像剤として磁性トナーを用いて磁
気ブラシを形成し、これによi)薄層を形成するもので
あるが、磁性トナーは磁性を持たせるために磁性体をト
ナーへ内添しなければならず、暗色を有する磁性体を内
添するため、カラー電子写真における色彩の悪さという
問題がある。また磁性体の内添は、トナーを熱定着する
際の定着性に悪い影響を与え、定着性の悪さを生じると
いう問題がある。
これ等の問題をさけるため、非磁性トナーを用いて薄層
を形成する方法もある。例えば、ビーパーの毛のような
柔い毛を円筒状のブラシにして、これにトナーを付着塗
布する方法や、表面がベルベット等の繊維で作られた現
像ローラーにドクターブレード等によシ塗布する方法が
ある。しかしながら、該繊維ブラシにドクターブレード
として弾性体ブレードを用いた場合、トナー量の規制は
可能であるが、それの均一な塗布は難しく、加えて現像
ローラー上の繊維ブラシを摺擦するだけでは、ブラシの
繊維間に存在するトナーへの摩擦帯電による帯電付与は
充分に行なわれないため、ゴースト等が発生しやすい等
の問題がある。また、これらの非磁性トナーを用いる方
法においては、現像装置からのトナーの漏れを防止する
のは困難である。
そこで、本発明者らは、これらの上記問題点を解決する
ため、実質的に非磁性なトナーとトナー塗布用磁性粒子
とトナー担持体とを用い、磁気ブラシを形成して、トナ
ー担持体上にトナーの薄層を形成する新しい現像方法及
び装置をすでに提案したが(特願昭58−1(sec/
50g028号出m)、これに開示された方法において
は、複写装置が長時間傾けて設置された場合や、現像可
能領域よシ狭い領域の原稿を多数枚複写した場合などに
、その後の被写において、トナー塗布用磁性粒子の量や
、トナー塗布用磁性粒子とトナーの混合比が、トナー担
持体の長手方向に偏在もしくは変化し、長手方向に画像
の品質の差を生じる場合がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の従来方法における問題点を除き、トナ
ーをトナー担持体表面に均一な薄層として形成するトナ
ー塗布方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、トナーに光分な摩擦帯電を与え、
現像に充分なトナーの童をトナー担持体上に塗布するト
ナー塗布方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、現像剤が現像装置から漏れ
出すのを防止することにある。
本発明のさらにまた、他の目的は、現像した画像にカブ
リや画像濃度の低下等の障害を生じない良好な現像画像
を得ることにある。
本発明の別の目的は、上述した特願昭58−1(sec
/50g028号出願において提案された方法をさらに
改良したトナー塗布方法、すなわち複写機を傾けて設置
された場合や現像可能領域よシ狭い領域の原稿を多数枚
複写した場合などにも、その後の複写において良好な画
像が得られるトナーの塗布方法を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、実質的に非磁性なトナーを
用いて、鮮明なカラー画像を得ることにある。
〔発明の構成〕
本発明の上述の目的は、以下のトナー塗布方法を用いる
ことによって達成される。
則ち、本発明のトナー塗布方法は、実質的に非磁性なト
ナーとトナー塗布用磁性粒子とを用い、現像装置内に少
なくとも該トナーとトナー ・塗布用磁性粒子とを貯蔵
する現像剤容器と、静電潜像保持体にトナーを搬送する
トナー担持体と、前記現像剤容器のトナー出口の上流側
で前記トナー担持体と接触するトナー塗布用磁性粒子に
よる磁気ブラシを形成するための磁石と、前記磁気ブラ
シが循環移動する系内に磁気ブラシの循環規制部材と磁
気ブラシを交互に搬送する2つの搬送部材とを配設し、
前記トナー担持体上にトナーの薄層を形成するトナー塗
布方法であって、上記トナー塗布用磁性粒子として、表
面が平滑化処理された磁性粒子を用いることを特徴とす
るものである。
本発明に用いる静電潜像保持体は、感光体や絶縁体層を
有するドラム状やベルト状の部材であシ、磁極としては
磁石ローラの軸方向に同極性又は異極性の磁極を着磁し
たものや、棒状の複数の磁石を固定支持部材上に接着し
たものを用いる。また、回動するトナー担持体としては
、アルミニウム、銅、ステンレス、黄銅等の非磁性金属
や、合成樹脂材料によるスリーブ、あるいはこれらの金
属又は樹脂材料からなる無端ベルトが使用可能であり、
その周面はトナーの搬送性や帯電付与特性を高めるため
に粗面化又は凹凸模様を設けることが出来る。さらに本
発明に使用する循環規制部材としては、鉄等の磁性体や
アルミニウム、銅、樹脂等の非磁性体からなるブレード
板や壁を、また、搬送部材としてはスクリューコンベヤ
ーを用い得る。
以下1本発明の塗布方法を適用しうる現像装置の1例を
用いて、本発明の塗布方法を具体的に記載する。
第1図は現像装置の1例の断面図であシ、第2図は、第
1図の現像装置を用いた場合の磁気ブラシの動きを説明
するための図であシ、第3図は循環規制部材、搬送部材
である2本のスクリューコンベヤー、およびそれらによ
る磁気ブラシの搬送状態を示す斜視図である。
第1図において、1は潜像保持体である感光体ドラムで
あシ、図示しない潜像形成手段によシ形成した潜像を保
持し、図示の現像位置を矢印a方向に回転して通過する
。この感光体ドラム1に対しては、トナーを担持するト
ナー担持体である非磁性スリーブ3が、所定の間隙を保
って対向しておシ、このスリーブ3は矢印す方向に回転
する。このスリーブ3の上部には、樹脂やアルミニウム
等の非磁性材料を用いたトナーホッパ一部5と、トナー
ホッパ一部5の下方にトナーとトナー塗布用磁性粒子の
混合部4とを有する・、現像剤容器2が位置し、この容
器2のスリーブ回転方向下流には、磁性ブレード9およ
び循環規制部材8を設置し、さらに、混合部4内には磁
気ブラシを交互に搬送する2本の搬送部材であるスクリ
ューコンベヤー6.7 t−配設する。
は、磁極の位置と磁性ブレード9との関係で決定される
が、磁性ブレード9の位置よシも若干上流側に磁極を設
けるのが好ましい。こうして形成された磁界の作用によ
シ、トナー塗布用磁性粒子が磁性ブレード9および循環
規制部材8を通過してスリーブ3上へ流出することを防
止する効果、及び、トナーの均一な薄層をスリーブ3上
へ形成する効果の上で、更に良好な結果を得ることがで
きる。
次に、第2図を用いて、本発明のトナー塗布方法の原理
を説明する。第2図における矢印10はトナー塗布用磁
性粒子とトナーの混合した磁気ブラシの動きを示してい
る。本発明では前述のごとき構成において、トナー塗布
用磁性粒子はスリーブ3内部の磁石と磁性ブレード9と
の間に生じる磁界によシ、磁気ブラシを形成する。
そしてスリーブ3が回転することによシ、上記トナー塗
布用磁性粒子は、磁気ブラシを形成したまま、トナーと
攪拌混合される。この状態で磁性ブレード9側では、こ
の磁性ブレード9と上述の循環規制部材8の存在によシ
、トナー塗布用磁性粒子とトナーの混合体は、その移動
が阻止されて、混合部4内を矢印10方向に循環移動す
る。
混合部4におけるトナーは、トナー塗布用磁性粒子と混
合して循環移動する間に、主とじてスリーブ3によって
摩擦帯電される。帯電したトナーは、磁性ブレード9の
近傍に形成される磁気ブラシにより、スリーブ3の表面
に鏡映力によシ均一に薄く塗布され、感光体ドラムとの
対向位置に至る。
東方が、摩擦力が原因する搬送力よシも大となるように
設定することにより、磁性ブレード9を通過してスリー
ブ3上へ流出することが防止される。そして磁気ブラシ
の領域内にトナーがあれば、磁気ブラシのトナーとトナ
ー塗布用磁性粒子との比率は、スリーブ3の回転によシ
はぼ一定に保たれる。これによシ、現像されてスリーブ
3上のトナーが消費されても、自動的に磁気ブラシの領
域にトナーが供給され、上記スリーブ3上への常に一定
量のトナーの供給が可能となる。
本発明における磁気ブラシの搬送部材であるスクリュー
コンベヤー6.7は、それぞれ第3図に示すような回転
方向を持って、磁気ブラシが循環移動する混合部4内の
上、下に配置し、トナー塗布用磁性粒子とトナーとが混
合した磁気ブラシを矢印11.12のごとく交互に搬送
する役割を果たしている。
第2図に図示するごとく、本発明においては上述の上下
2本のスクリューコンベヤーを、それぞれの回転方向が
5図中に示した矢印10の磁気ブラシの流動方向に合う
ように設置する。
上のスクリューコンベヤー6は1回転するスリーブ3に
よって持ち上げられた磁気ブラシが循環規制部材8によ
り押し返された後重力によって落下してくる位置付近に
設けるものであって、このことによ勺スクリューコンベ
ヤー6付近での磁気ブラシはスリーブ3からの力は殆ん
ど受けない。また、下のスクリューコンベヤー7は、ス
クリューコンベヤー6から落下してくる磁気ブラシが回
転するスリーブ3に再び引きつけられる位置付近に設け
、同様にしてスクリューコンベヤー7付近での磁気ブラ
シは上のスクリュ−6からの力は殆んど受けないもので
ある。こうした構成とすることによシ、磁気ブラシを、
付加的力を受けることなく搬送することが達成される。
本発明における該2本のスクリューコンベヤー6.7は
、その攪拌能力によシ、複写装置が傾けておかれた場合
や、現像可能領域よりも狭い原稿を用いて多数枚複写し
た場合に生じると考えられる、現像剤の傾きや偏シを解
消し、これらの場合のあとの複写において起こる画像品
質の不良という問題を解決しうるものである。
本発明では、搬送部材として用いるスクリューコンベヤ
ーのスクリューのピッチ、径、上下の回転速度比をそれ
ぞれ、ピッチ2.5〜20簡、スクリュー径(シャフト
径5256■の時) 1218〜14鳩、上下回転速度
比(■上/■下)0.5〜2.0の範囲とすることによ
シ、好ましい結果が得られる。
上述の本発明の塗布方法についての説明から明らかなご
とく、本発明のトナー塗布方法において、本発明の目的
を達成するためには、使用するトナー塗布用磁性粒子の
機能が重要である。
即ち、本発明に用いるトナー塗布用磁性粒子は、多量の
トナーが存在する系で磁気ブラシを形成し、磁性ブレー
ドを通過することなく、磁界により発生する適度の拘束
力を有しなから該系中を円滑に循環移動してトナーをト
ナー担持体上に押しつけることで帯電付与を行うことは
勿論、所定量のトナーをトナー担持体上に供給せしめ、
かつ、循環移動しながらトナーを供給する等の多数の機
能を有していなければならない。さらK、本発明におけ
る磁気ブラシの傾き、偏シを防止すべく設置した2本の
搬送部材の効果を充分に発揮させるためには、本発明に
用いるトナー塗布用磁性粒子が、スリーブの長手方向へ
の磁気ブラシの循環を適切に制御するという機能をも有
していなければならない。即ち、上述の機能を有するた
めには、トナー塗布用磁性粒子で形成される磁気ブラシ
が、磁界によシ発生する適当な拘束力と、適当な循環性
とを有するように、トナー塗布用磁性粒子を選択使用し
なければならない。
また、均一なトナ一層の形成を可能にするためには、ト
ナー塗布用磁性粒子によって形成される磁気ブラシの状
態が適度な硬度と密度とをもつようなトナー塗布用磁性
粒子を選択使用する必要がある。例えば、形成された磁
気ブラシが比較的線であれば、トナー担持体上に規制不
足のスジを生じゃすくなシ、又、逆に形成された磁気ブ
ラシが比較的密であると、トナー担持体上のトナーの塗
布層の厚さを極薄とし、いずれの場°合にも好ましい結
果は得られない。また、形成された磁気ブラシの循環性
が良すぎる場合には、トナーの塗布層の厚さが厚くなっ
て画像上にカブリが生じたシ、2本のスクリューコンベ
ヤ等の搬送部材に磁気ブラシが引つかかシにくく、磁気
ブラシの傾きや偏りを防止するという搬送部材配置の効
果が充分に発揮されない。
又、形成された磁気ブラシの循環性が逆に悪い場合には
、画像上にゴーストが生じやすくなったり、トナー担持
体の長手方向への磁気ブラシの搬送が不良となったシす
る・。
本発明者の各種の実験結果から、トナー塗布用磁性粒子
の表面状態が、上述のごときトナー塗布用磁性粒子によ
って形成される磁気ブラシの磁界による拘束力や循環性
、あるいは形成される磁気ブラシの疎密に大きな影響を
及ぼしてしまうことが判明した。
即ち、用いるトナー塗布用磁性粒子の表面が、凹凸の多
い状態あるいは多孔性である場合、トナーとトナー塗布
用磁性粒子あるいはトナー塗布用磁性粒子同志の摩擦抵
抗が極めて大きくなシやすく、ブラシの循環性が悪化し
、搬送部材によるトナー担持体の長手方向の磁気ブラシ
量の安定化が極めて悪くなる。
こうした問題点の解決も含めて各種実験を重ねた結果、
磁気ブラシの2本の搬送部材と、表面の平滑化処理を行
なったトナー塗布用磁性粒子とを組み合わせて用いた場
合、磁気ブラシの循環性、特に、トナー担持体の長手方
向での磁気ブラシ量の安定化は著しく向上し、トナー担
持体上に常に均一なトナーの薄層を形成し得ることを本
発明者は見い出した。
本発明においては、磁性粒子の表面を平滑化処理したも
のをトナー塗布用磁性粒子として用い、前記平滑化処理
方法として、従来公知の例えば原料鉄材を非酸化性雰囲
気中でアーク溶融し、アトマイザ−によシ小粒化して噴
霧・冷却する方法、ボールミル・振動ミル・アトライタ
ー等によフ・機械的に摩耗平滑化する方法等適宜の方法
が採用できる。
本発明におけるトナー塗布用磁性粒子の表面平滑性は、
SFXM(走査型電子顕微鏡)にて、平滑化処理前後の
写真撮影を行ない、該写真の目視によシ確認した。また
、平滑化処理することによシ、磁性粒子の比表面積を減
少させ、好ましくは400Ccm2/9)以下となるよ
うにするのが望ましい。さらに、平滑化処理によシ、磁
性粒子の流動性を向上させ、好ましくは5 Q (se
c1509)以下となるようにするのが望ましい。
なお、前記磁性粒子の比表面積は、島津製作所■粉体比
表面積測定装置38−100型を用いて測定し、また磁
性粒子の流動度はJISZ2502に準拠した。
本発明において、平滑化処理を行なう磁性粒等の金属、
及びそれらの合金または酸化物などが使用でき、その製
造方法として特別な制約はない。
また、本発明に用いるトナー磁性粒子としては、表面を
平滑化処理した磁性粒子を更に必要に応じて各種の処理
剤で表面処理したものを用いることもできる。
前記処理剤は、使用するトナー材質、トナー担持体材質
並びに形状、磁性粒子材質並びに形状等に応じて適宜選
択し得るものではあるが、一般的に/ri、例えば、ポ
リテトラフルオロエチレン、モノクロロトリフルオロエ
チレン重合体、ポリフッ化ビニリデン、シリコーン樹脂
、ポリエステル樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂
、ポリアミド、ポリビニルブチラール、アミノアクリレ
ート樹脂等の高分子材料、ジターシャリ−ブチルサリチ
ル酸の金属錯体、ニグロシン等の塩基性染料等の荷電制
御剤、シリカ・アルミナ微粉末等の狭面処理剤等を単独
で、あるいはこれ等を適宜混合して用いる。処理剤の量
は、一般には、総量で磁性粒子に対し、0.1〜30重
量%、好ましくは0.2〜2031EJ1%用いるのが
望ましい。
次に、本発明に用いられるトナーについて説明する。
本発明に用いるトナーの結着樹脂としては、ポリスチレ
ン、ポリp−クロルスチレン、ポリビニルトルエンなど
のスチレン及びその置換体tv単M合体;スチレン−p
−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重
合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−
ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、ス
チレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリ
ル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル
共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、ス
チレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アク
リル−アミノアクリル系共重合体、スチレン−アミノア
クリル系共重合体、スチレン−αクロルメタクリル酸メ
チル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、
スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−
ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチ
ルケトン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、ス
チレン−インブレン共重合体、スチレン−アクリロニト
リル−インデン共重合体、スチレン−マレイン&共1j
L合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体などの
スチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリ
ブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、 4 リエチレン 、+Oリフロピレン、ポリエス
テル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリ
ビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性
ロジン、テルペン樹脂、フエノール樹脂、脂肪族又は脂
環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィ
ン、パラフィンワツクスなどが単独或いは混合して使用
できる。
トナーにおいては、任意の適当な顔料や染料が着色剤と
して使用可能である。例えば、カーボンブラック、鉄黒
、フタロシアニンブル一群!、キナクリドン、ベンジジ
ンイエローなど公矧の洗顔料がある。
また、荷電制御剤としてアミノ化合物、第4級アンモニ
ウム化合物および有機染料、特に塩基性染料とその塩、
ベンジルジメチルーヘキサデ゛ジルアンモニウムクロラ
イド、デシル−トリメチルアンモニウムクロライド、ニ
グロシン塩基、ニグロシンヒドロクロライド、?7ラニ
ンr及びクリスタルバイオレット、含金属染料、サリチ
ル酸含金属化合物等を添加しても良い。
さらに本発明の効果を妨げない程度に磁性粒を添加して
も良い。
以上のトナーの構成は、一般に行なわれている混合−粉
砕法による現像剤に用いても良いし。
マイクロカプセル現像剤の壁材又は芯材あるいはその両
方に用いることも可能である。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。例で
示す部は重量部である。
各側においては第1図の現像装置を用いた。
第1図において、感光体ドラム1は矢印a方向に100
m/秒の周速度で回転する。3争は矢印す方向に100
m/秒の周速度で回転する外径20鴫、厚さ0.8鵡の
ステンレス(SUS 304 )製のスリーブで、その
表面はす600のアランダム砥粒を用いて不定型サンド
ブラストを施し、周方向表面の粗面度を0.8μm(R
z=) Kした。
一方、回転するスリーブ3内には7エライト焼結タイゾ
の磁石を固定して配設し、その第1磁極のN極は磁性ブ
レード9に対して、スリーブ3の中心0とブレード先端
を結ぶ線から30度傾けて設定しである。
磁性ブレード9は鉄製であシ表面にさび止めのためニッ
ケルメッキを施した。このブレード9はスリーブ3の表
面に対して間隔を200μmに設定した。又、スクリュ
ー6.7はそれぞれピッチ径が10+o+、 15++
+m、スクリュー径が10m+、12+mn(シャフト
径6 tea )、であるものを用い、上下スクリュー
の回転速度比を1とした。
実施例 1 上記材料を、混合、溶融混練し、冷却後、粉砕、分級し
て、平均粒径13μの粒子を得、この粒子100部にコ
ロイダルシリカ0.(sec/50gを外部添加し、ト
ナーとした。
一方、トナー塗布用磁性粒子としては、軟鋼薄片を焼結
、窒化、粉砕後、脱窒化して得られた偏平鉄粉(粒径1
50〜250メツシュ間、表面ポーラス状、比表面積2
95(α2/9 )、流動度52(sec1509 )
 )をアトライターにて混合処理し、実質上平滑化した
ものを用意した。平滑化処理した鉄粉は、比表面積27
0 (cm2/9 )、流動度43部とをよく混合した
後、現像装置の混合部4に入れた。次いでトナー200
部を現像装置のホラ・ξ−5に入れ、少量ずつ、混合部
4の上に添加されるように攪拌装置を調整した。混合部
4におけるトナーとトナー塗布用磁性粒子との混合体は
、特に、この磁性粒子が磁界の下でスリーブ3によシ搬
送されることと、2本のスクリ:L、 −:ff :/
 ヘヤー6.7によシスリーブ鬼長手方向に搬送される
こととが観察され、このことは良好に循環運動している
ことを示している。現像装置のスリーブ3の回転にとも
ないスリーブの表面にはトナーのみによる均一な薄層が
形成された。
このスリーブ3に対向する感光体ドラム1表面には、靜
′#la像として暗部6oov、明部−150Vの電荷
模様を形成し、スリーブ表面との距離を300μmに設
定した。そして上記スリーブに対し電源Eによシ周波数
800Hz、ピーク対ピークの値が1.4 KVで、中
心頭が一300■の電圧を印加したところ、現像むらや
ゴースト像、更にはカブリのない高品質の鮮明な青色現
像像を得ることができ、この状態はトナー切れまで続い
た。
又、高温高湿、低温低湿という特殊環境下においても良
好な画像が得られた。
また、混合部4の混合体に関しては、磁性粒子は12と
んど消耗されずにトナーのみが現像のために消費された
。また、現像機能は上記トナーが#よとんど消費される
まで変らずに安定していた。上記現像剤を消費した後、
本体から現像装置を取出し、スリーブ3の下部を見てみ
たが、そこには磁性粒子は勿論のこと、トナーの漏れは
ほとんど発生していなかった。
さらに、装置全体を5°傾けて複写を行なったところ、
磁気ブラシが偏ることもなく、良好な画像が続いた。
比較例 1 磁性粒子の表面の平滑化処理をしなかった以外は実施例
1と同様に行なった。
結果は、形成された磁気ブラシのブラシが密に詰まシ過
ぎて、画像濃度がうすくなってしまった。
又、装置全体を2℃傾けただけで磁気ブラシが下側に偏
り、スリーブ長手方向での画像濃度にムラが発生した。
実施例 2 上記材料を混合、溶融混線、粉砕、分級して平均粒径1
1μの粒子を得、この粒子100部にコロイダルシリカ
0.6部を外添してトナーとした。
一方、トナー塗布用磁性粒子として、フェライト粒子(
粒径200〜300メツシュ間、表面凹凸多し、比表面
積530(z2/夕)、 流動塵35(θec1509
))を熱処理により平滑化処理したものを用い、この処
理粒子100部を、シリコーン樹脂0.5部を溶解した
キシレン溶液中に分散後、キシレンを除去して、磁性粒
子を得た。
得られた粒子の比表面積は320 Ccm2/9 )−
流動塵27(sec150Fンであった。
このトナーとトナー塗布用磁性粒子とを実施例1と同様
にして現像装置に投入し、感光体ドラム上の静電潜像と
して暗部+s o o v、  明部子100■、スリ
ーブに対し周波数1300Hz、ピーク対ピーク値が1
.4 KV、  中心値が+200■の電圧を印加した
以外は実施例1と同様にして現像したところ、常に均一
なトナ一層の形成が可能であシ、又、現像性も同様に良
好な結果となった。
比較例 2 トナー塗布用磁性粒子として用いる磁性粒子に表面の平
滑化処理を行なわなかった以外は、すべて実施例2と同
様に行なったところ、比表面積490(cm2/j’)
流動塵28(sea150j’)の磁性粒子を得た。
この磁性粒子を用いて実施例2と同様に行なったところ
、形成された磁気ブラシの動きは極めて悪く、スリーブ
上へのトナー塗布状態はひどいムラがあるとともに、ス
クリューによるスリーブ長手方向への磁気ブラシの安定
化も計9にくかった。
〔発明の効果の概要〕
本発明によると、上記のようにトナー塗布用磁性粒子を
用いた特定のトナー塗布手段と、該トナー塗布用磁性粒
子として表面を平滑化処理した磁性粒子を用いることと
を組み合わせることによシ、トナー担持体上にトナーの
均一な薄層の塗布を可能とし、それによって現像むらや
ゴースト像、更にはカプリのない高品質の鮮明な複写画
像が得られ、該良好な画像はトナーがなくなるまで続く
ものである。又、トナー塗布用磁性粒子のスリーブ上へ
の流出は防止され、現像中の該磁性粒子はほとんど消耗
されず、トナーの補給のみで現像をつづけることができ
る。
また、本発明によれば複写機を傾けて設置した場合や、
現像可能領域よシも狭い領域の原稿を用いて多数枚複写
した場合などにも、その後の複写においてトナー担持体
の長手方向に画像の品質の差を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る現像装置の要部断面
図、第2図は第1図の現像装置における磁気ブラシの搬
送状態を示す説明図、第3図は循環規制部材と、上下ス
クリューコンベヤーと該スクリュー付近における磁気ブ
ラシの動きを示す斜視図である。 1・・・感光体ドラム 2・・・現像剤容器 3・・・現像スリーブ 4・・・トナーとトナー塗布用磁性粒子の混合部5・・
・トナーホッパ一部 6・・・上部スクリューコンベヤー 7・・・下部スクリューコンベヤー 8・・・循環規制部材 9・・・磁性ブレード 10.11.12・・・トナーとトナー塗布用磁性粒子
の混合体即ち磁気ブラシの動きを示 す矢印。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像装置内に少なくとも、トナーとトナー塗布用
    磁性粒子とを貯蔵する現像剤容器と、静電荷保持体にト
    ナーを搬送するトナー担持体と、前記現像剤容器のトナ
    ー出口の上流側で前記トナー担持体と接触するトナー塗
    布用磁性粒子による磁気ブラシを形成する磁石と、前記
    磁気ブラシが循環移動する系内に磁気ブラシの循環規制
    部材と磁気ブラシを交互に搬送する2本の搬送部材とを
    配設し、前記トナー担持体上にトナーの薄層を形成する
    トナー塗布方法であつて、前記トナー塗布用磁性粒子と
    して、表面が平滑化処理された磁性粒子を用いることを
    特徴とする方法。
  2. (2)平滑化処理後の磁性粒子の比表面積が400(c
    m^2/g)以下であることを特徴とする特許請求の範
    囲(1)項に記載のトナー塗布方法。
  3. (3)平滑化処理後の磁性粒子の流動度が50(sec
    /50g)以下であることを特徴とする特許請求の範囲
    (1)項に記載のトナー塗布方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63118777A (ja) * 1986-11-07 1988-05-23 Konica Corp トナ−濃度制御方法

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