JPS61186633A - 局部洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、人体の局部を洗浄する局部洗浄装置に関する
ものである。

［背景技術］ 従来、この種の局部洗浄装置は、便器内にスイング自在
に配設された一対の洗浄用ノズル（肛門洗浄用、ビデ洗
浄用）と、各洗浄用ノズルを格納位置から所定位置に移
動させて温水を噴出させる洗浄手段と、温風を送出する
乾燥手段と、操作スイッチ手段出力に基いて洗浄手段お
よび乾燥手段の動作を制御する洗浄制御手段とを具備し
、洗浄動作終了時に格納位置に戻された洗浄用ノズルの
クリーニング処理を行・うクリーニング手段を設けてい
た。ところで、このような従来例において、一方の洗浄
用ノズルによる洗浄動作中に他方の洗浄用ノズルによる
洗浄を行う必要が生じた場合には、一方の洗浄用ノズル
による洗浄動作を所定のシーケンスで停止させた後、他
方の洗浄用ノズルによる洗浄動作を開始させるようにな
っていた。

したがって、一方の洗浄用ノズルが洗浄動作位置から格
納位置に戻されてクリーニング処理が行なわれた後、他
方の洗浄用ノズルが洗浄位置に移動されて洗浄動作が開
始されるようになっており、他方の洗浄用ノズルによる
洗浄動作が終了して他方の洗浄用ノズルが格納位置に戻
さ°れた時点でクリーニング処理が改めて行なわれるよ
うになっていた。しかしながら、このような従来例にあ
っては、一方の洗浄用ノズルによる洗浄動作から他方の
洗浄用ノズルによる洗浄動作に移行するまでの待ち時間
がクリーニング処理時間だけ長くなるとともに、洗浄用
ノズルのクリーニング処理が不必要に行なわれることに
なって、温水が無駄に使用されるという問題があった。

［発明の目的］ 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、一方の洗浄用ノズルによる洗
浄動作から他方の洗浄用ノズルによる洗浄動作への移行
が迅速に行えとともに、温水が無駄に使用されることが
ない局部洗浄装置を提供することにある。

［発明の開示Ｊ （構　成） 第１図は本発明の構成を示すもので、便器内１にスイン
グ自在に配設された一対の洗浄用ノズル２　ａ、　２　
ｂと、各洗浄用ノズル２　ａｔ　Ｚ　ｂを格納位置から
所定位置に移動させて温水を噴出させる洗浄手段４と、
温風を送出する乾燥手段７と、操作スイッチ手段９出力
に基いて洗浄手段４および乾燥手段７の動作を制御する
洗浄制御手段１０とを具備し、洗浄動作終了時に格納位
置に戻された洗浄用ノズル２　ｍ、　２　ｂのクリーニ
ング処理を行うクリーニング手段１３を設けた局部洗浄
装置において、一方の洗浄用ノズル２ａの動作中に他方
の洗浄用ノズル２ｂを動作させる操作スイッチが操作さ
れたときに一方の洗浄用ノズル２ａによる洗浄動作をク
リーニング処理を行わずに停止させて他方の洗浄用ノズ
ル２ｂによる洗浄動作を開始させる割り込み処理手段１
４を設けるとともに、他方の洗浄用ノズル２ｂによる洗
浄動作終了時に両洗浄用ノズル２　ａ、　２　ｂのクリ
ーニング処理を同時に行わせる一ｍ処理手段１４ａを設
けたものであり、一方の洗浄用ノズル２ａによる洗浄動
作から他方の洗浄用ノズル２ｂによる洗浄動作への移行
時に一方の洗浄用ノズル２ａのクリーニング処理が行な
われないので、他方の洗浄用ノズルによる洗浄動作への
移行が迅速に行えるとともに、温水が無駄に使用される
ことがないという効果がある。

なお、表示手段１５にはレベル設定手段８にて設定され
た水圧レベルあるいは乾燥用温風の風圧レベルが表示さ
れるようになっている。また、洗浄手段４は、洗浄用ノ
ズル２と、洗浄用ノズル２に温水タンクの温水を圧送す
るポンプ３とで構成され、乾燥手段７は、加熱ヒータ５
と、送風７アン６とで構成されており、洗浄制御手段１
０から出力される制御信号にて駆動手段１１を介して駆
動されるようになっている。

（実施例） 第２図乃至第４図は本発明一実施例を示すもので、局部
洗浄装置は便器１の一側部に温水タンク２０を配すると
ともに、この温水タンク２０の上部に電磁弁２１ａ、２
１ｂを介して連通された洗浄用ノズル２　！Ｌｔ　２　
ｂを便器１内にスイング自在に設け、クリーン用（肛門
洗浄用）操作スイッチ９ａあるいはビューティ用（ビデ
洗浄用）操作スイッチ９Ｃが押されて肛門洗浄用の洗浄
用ノズル２ａあるいはビデ洗浄用の洗浄用ノズル２ｂが
駆動用モータ３７ｍ、３７ｂにてそれぞれ所定位置に回
動されてから乾燥用操作スイッチ９ｂが押されるまでの
間、洗浄水タンク２２に設けられている水中型のポンプ
３が作動し、このポンプ３にて温水タンク２０の下部に
給水される水の水圧にて温水を洗浄用ノズル２　ａｔ　
Ｚ　ｂから噴出させて人体の局部を洗浄するようになっ
ている。ここに、洗浄用ノズル２　ａｔ　２　ｂから噴
出される温水の水圧レベル（ポンプ３の動作レベル）は
レベル設定スイッチ２４ａ。

２４ｂにて設定されるようになっており、”高”レベル
設定スイッチ２４ａを押圧する毎に、水圧レベルが１段
階ずつアップし、”低”レベル設定スイッチ２４ｂを押
圧する毎に水圧レベルが１段階ずつダウンするようにな
っている。なお、レベル設定スイッチ２４ａ、２４ｂの
操作によって水圧レベルのレベル設定が変更される毎に
水圧レベルに対応した音程の変更確認音が確認音発生手
段から発せられ、設定レベルの変更が表示手段１５を見
ることなく耳でも認識できるようになっている。このレ
ベル設定スイッチ２４ａ、２４ｂにで設定された水圧レ
ベルはＬＥＤ２５ａ〜２５ｇにて形成される表示手段１
５に表示されるとともに、ＲＡＭにで形成されたレベル
記憶用データメモリに記憶されるようになっている。と
ころで、便器１に回動自在に取着された便座３０の枢支
部には所定の重量が加わった場合に作動する便座スイッ
チ１２を設けてあり、使用者が便座３０に座ることによ
り便座スイッチ１２がオンして使用検知信号が出力され
るようになっている。この使用検知信号が洗浄制御手段
１０に入力されると、局部洗浄装置の洗浄手段４および
乾燥手段７が動作可能状態にセットされるとともに、レ
ベル記憶用データメモリに予め設定されでいる水圧レベ
ルが表示手段１５に表示されるようになっている。実施
例にあっては、この表示手段１５のＬＥＤ２５ａ〜２５
ｇはレベル記憶用データメモリに予め記憶されでいる乾
燥用温風の風圧レベルの表示をも兼ねており、この乾燥
用温風の風圧レベルの設定は、乾燥用操作スイッチ９ｂ
が押されて乾燥動作が開始された状態において、レベル
設定スイッチ２４　ａｔ　２４　ｂを用いて水圧レベル
の設定と同様にしで行なわれ、レベル設定スイッチ２４
ａ、２４ｂによる設定レベルの変更時には風圧レベルに
対応した音程の確認音が発生され、風圧レベルの設定操
作が簡単にできるようになっている。また、各操作スイ
ッチ９ａ〜９Ｃには動作表示用のＬＥＤ２６ａ〜２６ｃ
が組み込まれており、このＬＥＤ２６ａ〜２６ｃの点灯
により、現在の動作状態が表示されるようになっており
、スイッチ操作が受は付けられて洗浄動作あるいは乾燥
動作が開始されるまでの準備期間においてＬＥＤ２６ａ
〜２６ｅが７リツカ点灯し、洗浄あるいは乾燥動作中は
連続点灯されるようになっている。

ところで、割り込み処理手段１４は、常に操作スイッチ
９ａ〜９Ｃが操作されたかどうかをチェックするように
なっており、洗浄用操作スイッチ９ａが操作されて一方
の洗浄用ノズル２ａの動作中において、他方の洗浄用７
ズル２ｂを動作させる洗浄用操作スイッチ９ｂが操作さ
れたことが検出されると、一方の洗浄用７ズル２ａによ
る洗浄動作をクリーニング処理を行わずに停止させて他
方の洗浄用ノズル２ｂによる洗浄動作を開始させるよう
になっている。また、一括処理手段１４ａは他方の洗浄
用ノズル２ｂによる洗浄動作終了時に格納位置において
クリーニング手段１３を動作させ、両洗浄用ノズル２　
ａｔ　２　ｂのクリーニング処理を同時に行わせるよう
になっており、交互に温水を噴出させて相手側の洗浄用
ノズル２　ａｔ　２　ｂをクリーニングするようになり
でいる。なお、実施例にあっては、各洗浄動作および乾
燥動作が行なわれているときに、その洗浄動作および乾
燥動作を行わせる操作スイッチ９ａ〜９ｃが押された場
合には、割り込み処理手段１４にてこの再操作を検出し
て洗浄動作および乾燥動作を停止させるようになってい
る。

なお、電源ランプ２７は局部洗浄装置に電源が供給され
でいるかどうかを表示する発光ダイオードであり、蓋付
き操作部３６には、通常の洗浄動作において頻繁に操作
されることがない温水温度および温風温度の設定用ボリ
ューム、温水タンク２０内の加熱し−タのオン、オフ手
段などが設けられている。また、ＣＰＵを用いて形成さ
れた洗浄制御手段１０、割り込み処理手段１４、一括処
理手段１４ａなどの制御回路２８は便器本体ハウジング
２９内に収納されるようになっている。

以下、実施例−の動作について具体的に説明する。

いま、局部洗浄装置が設置されて電源が投入されると、
電源ランプ２７が点灯して電源が投入されたことが表示
されるとともに、初期レベル設定手段（図示せず）が動
作してレベル設定手段８にで設定される温水の水圧レベ
ルおよび温風の風圧レベルを設定可能範囲の略中夫にセ
ットし、電源投入直後の使用者が温水の水圧レベルおよ
び温風の風圧レベルの設定操作をせずに洗浄用繰作スイ
ッチあるいは乾燥用操作スイッチを操作した場合にあっ
ても、思いがけないレベル（過大あるいは過小レベル）
で洗浄動作あるいは乾燥動作が開始されることがないよ
うになっている。次に、使用者が便座３０に座ることに
よって便座スイッチ１２がオンされて使用検知信号が制
御手段１０に入力されると、洗浄手段４お上り乾燥手段
７が動作可能状ｆｉ（ｆｉ作スイッチ９ａ〜９Ｃ出力を
受は付は可能な状！りにセットされるとともに、レベル
設定手段８にて設定されている水圧レベルが表示手段１
５に表示される。したがって、使用者は便座３０に座っ
た時点で洗浄用ノズル２　ａｔ　２　ｂから噴出される
温水の水圧レベルを確認することができ、必要に応じて
レベル設定スイッチ２４ｍ＊２４ｂを操作して水圧レベ
ルを使用者の好みに応してｌＩｌ整できるようになって
いる。ここに、水圧レベルを変更する場合には、レベル
設定スイッチ２４ａ、２４ｂのいずれかを押して所定レ
ベルに設定すれば良く、確認音発生手段からは設定レベ
ルが変更される毎に設定レベルに対応した確認音が発生
され、使用者はこの確認音によって設定レベルの確認が
行えるようになっている。この状態で、例えばクリーン
用繰作スイッチ９ａが押されると、洗浄制御手段１０は
、ポンプ３と電磁弁２１ａとを短時間（例えば１秒間）
だけ駆動し、洗浄用ノズル２ａのパイプ内に温水を供給
して洗浄用ノズル２ａのパイプ内に残留している冷水を
噴出して除去する０次に、ポンプ３と電磁弁２１ｍの駆
動は一旦停止され、洗浄用ノズル２ａを格納位置から洗
浄位置にスイングさせる駆動用モータ３７ａが駆動され
、洗浄用ノズル２ａが所定位置に移動されて停止される
。

このようにして洗浄用ノズル２ａが所定位置にセットさ
れた状態でポンプ３およゾ電磁弁２１が再び駆動されて
、洗浄用ノズル２ａに温水が圧送され、先端に形成した
ノズル孔から所定の水圧レベルの温水が噴出される。こ
の時ポンプ３に印加される電圧は約１秒で設定された水
圧レベルが得られるまで比較的ゆっくりと立ち上がり、
いわゆるソフトスタートが行なわれるようになっている
。次に、洗浄動作を変更するために乾燥用繰作スイッチ
９ｂをオンすると、ポンプ３および電磁弁２１ａの駆動
が停止され、温水の噴出が終了するとともに、駆動用モ
ータ３７ａが逆転して洗浄用ノズル２ａが元の格納位置
に戻され、格納位置においてクリーニング手段１３が動
作して洗浄用ノズル２　ｂ、　２　ｂから噴出される温
水によって洗浄用ノズル２ａ、２ｂのクリーニング処理
が交互に相手側の洗浄用ノズル２　ｂ、　２　ａによっ
て行なわれる。このとき、同時に乾燥手段７の加熱ヒー
タ５およ１送風７７ン６が駆動され、洗浄された局部の
乾燥が行なわれる。この状態において、レベル設定スイ
ッチ２４ａ、２４ｂを押すことによって乾燥用温風の風
圧レベルが変更でき、設定レベルが変更される毎に風圧
レベルに対応する音程の確認音が発せられるようになっ
ている。このようにしで洗浄された局部が乾燥されて使
用者が立ち上がると、便座スイッチ１２がオフして使用
検知信号が出力されなくなるので、乾燥手段７が停止さ
れるとともに、他の手段への給電も停止され局部洗浄装
置は次に便座スイッチ１２がオンされるまで待機状態と
なる。

なお、待機状態において、ビューティ用撹作スイッチ９
ｂが押された場合には、クリーン用繰作スイッチ９ａが
押された場合と同様に、洗浄用ノズル２ｂが駆動モータ
３７ｂにで所定位置までスイング移動され、電磁弁２１
ｂが開いてビデ洗浄が行なわれるようになっており、冷
水除去動作、乾燥動作、クリーニング動作などの各動作
は上記肛門洗浄動作と全く同一であるので、説明を省略
する。

ところで、洗浄用ノズル２ａによる洗浄が行なわれてい
る状態で、洗浄用ノズル２ｂによる洗浄動作を行わせる
洗浄用操作スイッチ９Ｃがおされた場合には、割り込み
処理手段１４にて洗浄用操作スイッチ９Ｃが操作された
ことが検出されると、直ちに割り込み処理が行なわれ、
一方の洗浄用ノズル２ａからの温水の噴出を停止させて
洗浄用ノズル２ａを格納位置に戻すとともに、洗浄用ノ
ズル２ａのクリーニング処理を行わずに他方の洗浄用ノ
ズル２ｂを所定の洗浄位置にスイングさせ、洗浄用ノズ
ル２ｂによる洗浄動作を開始させるようになっている。

次に、洗浄動作が終了して乾燥用操作スイッチ９ｂが押
されて洗浄用／ズル２ｂが格納位置に戻された時点で、
一括処理手段１４ａが動作し、ポンプ３およゾ電磁弁２
１ａ、２１ｂが再度駆動されて温水が洗浄用ノズル２　
ａｔ　２　ｂに交互に供給され、洗浄用ノズル２　ａ、
　２　ｂのクリーニング処理が互いに相手側の洗浄用ノ
ズル２　ａ、　２　ｂによって行なわれるようになって
いる。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、便器内にスイング自在に配設さ
れた一対の洗浄用ノズルと、各洗浄用ノズルを格納位置
から所定位置に移動させて温水を噴出させる洗浄手段と
、温風を送出する乾燥手段と、操作スイッチ手段出力に
基いて洗浄手段および乾燥手段の動作を制御する洗浄制
御手段とを具備し、洗浄動作終了時に格納位置に戻され
た洗浄用ノズルのクリーニング処理を行うクリーニング
手段を設けた局部洗浄装置において、一方の洗浄用ノズ
ルの動作中に他方の洗浄用ノズルを動作させる操作スイ
ッチが繰作されたときに一方の洗浄用ノズルによる洗浄
動作をクリーニング処理を行わずに停止させて他方の洗
浄用ノズルによる洗浄動作を開始させる割り込み処理手
段を設けるとともに、他方の洗浄用ノズルによる洗浄動
作終了時に両洗浄用ノズルのクリーニング処理を同時に
行う一括処理手段を設けたものであり、一方の洗浄用ノ
ズルによる洗浄動作から他方の洗浄用ノズルによる洗浄
動作への移行時に一方の洗浄用ノズルのクリーニング処
理が行なわれないので、他方の洗浄用ノズルによる洗浄
動作への移行が迅速に行えるとともに、温水が無駄に使
用されることがないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略構、戒を示すブロック図、第２図
は同上の一実施例の全体構成を示す外観斜視図、第３図
は同上の要部正面図、第４図は同上の概略構成を示す図
である。 １は便器、２１Ｌｔ　２　ｂは洗浄用ノズル、４は洗浄
手段、７は乾燥手段、９は操作スイッチ手段、１０は洗
浄制御手段、１３はクリーニング手段、１４は割り込み
処理手段、１４ａは一括処理手段である。 代理人　弁理士　石　１）長　七 河１図 第２図 第３図 旦 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）便器内にスイング自在に配設された一対の洗浄用
   ノズルと、各洗浄用ノズルを格納位置から所定位置に移
   動させて温水を噴出させる洗浄手段と、温風を送出する
   乾燥手段と、操作スイッチ手段出力に基いて洗浄手段お
   よび乾燥手段の動作を制御する洗浄制御手段とを具備し
   、洗浄動作終了時に格納位置に戻された洗浄用ノズルの
   クリーニング処理を行うクリーニング手段を設けた局部
   洗浄装置において、一方の洗浄用ノズルの動作中に他方
   の洗浄用ノズルを動作させる操作スイッチが操作された
   ときに一方の洗浄用ノズルによる洗浄動作をクリーニン
   グ処理を行わずに停止させて他方の洗浄用ノズルによる
   洗浄動作を開始させる割り込み処理手段を設けるととも
   に、他方の洗浄用ノズルによる洗浄動作終了時に両洗浄
   用ノズルのクリーニング処理を同時に行わせる一括処理
   手段を設けたことを特徴とする局部洗浄装置。