JPS61186408A - 螢光ランプ用アマルガムの製造方法 - Google Patents
螢光ランプ用アマルガムの製造方法Info
- Publication number
- JPS61186408A JPS61186408A JP2436785A JP2436785A JPS61186408A JP S61186408 A JPS61186408 A JP S61186408A JP 2436785 A JP2436785 A JP 2436785A JP 2436785 A JP2436785 A JP 2436785A JP S61186408 A JPS61186408 A JP S61186408A
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- JP
- Japan
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- amalgam
- molten
- specific heat
- fluorescent lamp
- spherical
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は蛍光ランプ内に封入される蛍光ランプ用アマル
ガムの製造方法に関する。
ガムの製造方法に関する。
蛍光ランプの周囲温度が高くなったりする場合に光出力
を低下させない方策としてラング内にアマルガムを適用
して水銀蒸気圧を制御する方法が知られている。
を低下させない方策としてラング内にアマルガムを適用
して水銀蒸気圧を制御する方法が知られている。
アマルガムとしては一般にインジウムとビスマスとの水
銀合金などが使用され、このアマルガムを蛍光ランプの
ガラスパルプ内に封入する方法としては、(a)8らか
じめ蛍光2ンプの電極構体にアマルガムを保持させて封
止、排気、不活性ガス封入を行う方法や(b)ランプの
排気終了後一定形状のアマルガムを排気管などを経由し
て真空になったランプ内に導入する方法などがある。上
記(a)の方法は封止、排気工程においてアマルガムが
空気中で高温にさらされるので、アマルガムが、酸化し
たり、水銀が飛散したりする鹿があり、(b)の方法で
はアマルガムが酸化したりすることはないが、アマルガ
ムを一定形状にする必要があり、たとえばアトマイズ法
により溶融したアヤルガムをノズルから一定量突出させ
て高圧空気によりふきとげし九す、アマルガムのインゴ
ットを機械的に粉砕する方法などがあるが、いずれもア
マルガムの組成や形状が一定に保てなかったり9機械的
強度が維持できないなどの問題があった。
銀合金などが使用され、このアマルガムを蛍光ランプの
ガラスパルプ内に封入する方法としては、(a)8らか
じめ蛍光2ンプの電極構体にアマルガムを保持させて封
止、排気、不活性ガス封入を行う方法や(b)ランプの
排気終了後一定形状のアマルガムを排気管などを経由し
て真空になったランプ内に導入する方法などがある。上
記(a)の方法は封止、排気工程においてアマルガムが
空気中で高温にさらされるので、アマルガムが、酸化し
たり、水銀が飛散したりする鹿があり、(b)の方法で
はアマルガムが酸化したりすることはないが、アマルガ
ムを一定形状にする必要があり、たとえばアトマイズ法
により溶融したアヤルガムをノズルから一定量突出させ
て高圧空気によりふきとげし九す、アマルガムのインゴ
ットを機械的に粉砕する方法などがあるが、いずれもア
マルガムの組成や形状が一定に保てなかったり9機械的
強度が維持できないなどの問題があった。
これらの問題の対策として球状のアマルガムを得るため
にアマルガムを溶融し、上記溶融アマルガムをノズル等
から射出して水中へ投下し冷却させる方法が試みられた
が、この方法によって得られ九球状のアマルガムは完全
な球状でなく涙状の突起が発生し、上記突起があると排
気管などを経由してランプ内にアマルガムを封入する際
に排気管などにひっかかり所要量のアマルガムをランプ
のガラスバルブ内に封入することができなくなるという
問題があつな。
にアマルガムを溶融し、上記溶融アマルガムをノズル等
から射出して水中へ投下し冷却させる方法が試みられた
が、この方法によって得られ九球状のアマルガムは完全
な球状でなく涙状の突起が発生し、上記突起があると排
気管などを経由してランプ内にアマルガムを封入する際
に排気管などにひっかかり所要量のアマルガムをランプ
のガラスバルブ内に封入することができなくなるという
問題があつな。
本発明は上記した従来技術の問題点に対してなされたも
ので、アマルガムが酸化したりすることがなく、シかも
均一な組成の所定量のほぼ球状のアマルガムを蛍光ラン
プのガラスバルブ内に容易に供給することができる改良
された蛍光ランプ用アマルガムの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
ので、アマルガムが酸化したりすることがなく、シかも
均一な組成の所定量のほぼ球状のアマルガムを蛍光ラン
プのガラスバルブ内に容易に供給することができる改良
された蛍光ランプ用アマルガムの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
本発明は蛍光ランプ用アマルガム材を加熱溶融し、上記
溶融アマルガムを容器のノズルから冷却液9忙断続的に
射出させて冷却固化する製造方法において、上記液は比
熱の異なる互いに不溶性の複数層の液層からなっており
、上記液層の比熱は上層より下層の方が大きいことを特
徴とする蛍光ランプ用アマルガムの製造方法である。
溶融アマルガムを容器のノズルから冷却液9忙断続的に
射出させて冷却固化する製造方法において、上記液は比
熱の異なる互いに不溶性の複数層の液層からなっており
、上記液層の比熱は上層より下層の方が大きいことを特
徴とする蛍光ランプ用アマルガムの製造方法である。
本発明の詳細を図示の本発明の製造方法に使用する装置
の一例の一部切欠正面図を参照して説明する。
の一例の一部切欠正面図を参照して説明する。
図において念とえばインジウムとビスマスとの水銀合金
のアマルガムが、上記アマルガムと反応しない材料、た
とえば石英ガラスまたはステンレス製の容器(1)内圧
投入されで♂[高周波コイル(2)や電気炉などによっ
て加熱溶融され溶融アマルガム(3)が形成されている
。上記溶融アマルガム(3)の上方において容器(1)
は密閉され溶融アマルガム(3)の上方空間(4)Kは
窒素などの不活性ガスが充填されている。上記ガスを加
圧すると容器(1)の底部に設けられたノズル(5)か
ら溶融アマルガム(3)が図示のように溶融アマルガム
滴(6)となって滴下され容器(1)の下方に設けた冷
却液層(7)へ投下される。
のアマルガムが、上記アマルガムと反応しない材料、た
とえば石英ガラスまたはステンレス製の容器(1)内圧
投入されで♂[高周波コイル(2)や電気炉などによっ
て加熱溶融され溶融アマルガム(3)が形成されている
。上記溶融アマルガム(3)の上方において容器(1)
は密閉され溶融アマルガム(3)の上方空間(4)Kは
窒素などの不活性ガスが充填されている。上記ガスを加
圧すると容器(1)の底部に設けられたノズル(5)か
ら溶融アマルガム(3)が図示のように溶融アマルガム
滴(6)となって滴下され容器(1)の下方に設けた冷
却液層(7)へ投下される。
容器(1)内のガスを断続的に加圧することにより。
溶融アマルガムが断続的にノズル(5)から射出される
Q 液層(7)内の液は複数層、九とえば図示のように2層
の液層からなっており、その上層(8)はたとえばシリ
コーンオイル、下層(9)は水になっている。
Q 液層(7)内の液は複数層、九とえば図示のように2層
の液層からなっており、その上層(8)はたとえばシリ
コーンオイル、下層(9)は水になっている。
上記上層(8)のクリコーンオイルは比熱がo、43c
a7!!、7g・℃であり、下層((至)の水は比熱が
1.0 cal、7g −℃である。したがって、溶融
アマルガム滴(6)は液槽(7)へ投下されて上層(8
)の比熱の比較的に小さいシリコーンオイル内を通過す
る間に徐々に熱が奪われてシリコーンオイルの表面張力
によって涙状の突起が丸められ、つづいて下層(9)内
に沈下して冷却されて固化する。
a7!!、7g・℃であり、下層((至)の水は比熱が
1.0 cal、7g −℃である。したがって、溶融
アマルガム滴(6)は液槽(7)へ投下されて上層(8
)の比熱の比較的に小さいシリコーンオイル内を通過す
る間に徐々に熱が奪われてシリコーンオイルの表面張力
によって涙状の突起が丸められ、つづいて下層(9)内
に沈下して冷却されて固化する。
このようにして製造された蛍光ランプ用のアマルガムは
ほぼ完全な球状に形成されており、従来のアマルガムの
ように涙状の突起がないから蛍光ランプの排気管などか
らランプ内に投入する・際に何らの障碍もなく、アマル
ガムが酸化することがなく、均一な組成で所定量のアマ
ルガムをきわめて歩習りよく投入することができる。
ほぼ完全な球状に形成されており、従来のアマルガムの
ように涙状の突起がないから蛍光ランプの排気管などか
らランプ内に投入する・際に何らの障碍もなく、アマル
ガムが酸化することがなく、均一な組成で所定量のアマ
ルガムをきわめて歩習りよく投入することができる。
なお9本発明製造方法に使用される液層は上記実施例に
限らず上層がベンゼンで下層が水であってもよく、また
液層は2層でなく3層以上であっても下層になるにした
がって比熱が大きくなっていてもよい。また、液層は互
いに不溶性である必要があり、可溶性であると前記した
作用が行えないからアマルガム滴の涙状突起が丸められ
ず好ましくない。
限らず上層がベンゼンで下層が水であってもよく、また
液層は2層でなく3層以上であっても下層になるにした
がって比熱が大きくなっていてもよい。また、液層は互
いに不溶性である必要があり、可溶性であると前記した
作用が行えないからアマルガム滴の涙状突起が丸められ
ず好ましくない。
本発明は比熱の異なる互いに不溶性の複数層の冷却液層
からなり上層から下層へ行くにしたがって比熱が大きく
構成されている液を満たした液槽の上記液中へ溶融アマ
ルガムを断続的に射出させて冷却固化することを特徴と
する蛍光ランプ用アマルガムの製造方法であって、涙状
の突起の発生がなく、酸化の発生がなく均一な組成で所
定量のほぼ完全な球状のアマルガムを蛍光ランプ内に容
易に投入することが可能で、さらに液槽内の液は各層が
単一物質でも化合物でもよく、安価に構成することがで
きる効果を有している。
からなり上層から下層へ行くにしたがって比熱が大きく
構成されている液を満たした液槽の上記液中へ溶融アマ
ルガムを断続的に射出させて冷却固化することを特徴と
する蛍光ランプ用アマルガムの製造方法であって、涙状
の突起の発生がなく、酸化の発生がなく均一な組成で所
定量のほぼ完全な球状のアマルガムを蛍光ランプ内に容
易に投入することが可能で、さらに液槽内の液は各層が
単一物質でも化合物でもよく、安価に構成することがで
きる効果を有している。
図は本発明製造方法に使用される装置の一例の一部切欠
正面図である。 1・・・容器、 3・・・溶融アマルガム 5・・・
ノズル。 6・・・溶融アマルガム滴、 7・・・液槽。 8・・・液の上層、 9・・・液の下層代理人 弁理
士 則 近 憲 佑 (ほか 1名)
正面図である。 1・・・容器、 3・・・溶融アマルガム 5・・・
ノズル。 6・・・溶融アマルガム滴、 7・・・液槽。 8・・・液の上層、 9・・・液の下層代理人 弁理
士 則 近 憲 佑 (ほか 1名)
Claims (1)
- 加熱溶融した蛍光ランプ用アマルガム材を容器のノズル
から冷却液中に断続的に射出させて冷却固化する製造方
法において、上記液は比熱の異なる複数の液層からなっ
ており、上記液層の比熱は上層より下層が大きいことを
特徴とする蛍光ランプ用アマルガムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2436785A JPS61186408A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 螢光ランプ用アマルガムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2436785A JPS61186408A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 螢光ランプ用アマルガムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61186408A true JPS61186408A (ja) | 1986-08-20 |
Family
ID=12136218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2436785A Pending JPS61186408A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 螢光ランプ用アマルガムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61186408A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4885118A (en) * | 1987-10-23 | 1989-12-05 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Process for manufacturing spherical objects |
EP1938357A2 (en) * | 2005-09-26 | 2008-07-02 | Advanced Lighting Technologies, Inc. | Bismuth-indium amalgam, fluorescent lamps, and methods of manufacture |
CN104923799A (zh) * | 2015-06-18 | 2015-09-23 | 广西铟泰科技有限公司 | 生产铟珠的设备 |
CN104959621A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-10-07 | 广东先导稀材股份有限公司 | 一种金属颗粒的制备方法及其装置 |
US9263245B2 (en) | 2011-03-09 | 2016-02-16 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgam balls having an alloy coating |
CN106735265A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-05-31 | 安顺市虹翼特种钢球制造有限公司 | 钢球加工方法 |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP2436785A patent/JPS61186408A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4885118A (en) * | 1987-10-23 | 1989-12-05 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Process for manufacturing spherical objects |
EP1938357A2 (en) * | 2005-09-26 | 2008-07-02 | Advanced Lighting Technologies, Inc. | Bismuth-indium amalgam, fluorescent lamps, and methods of manufacture |
EP1938357A4 (en) * | 2005-09-26 | 2009-12-30 | Advanced Lighting Tech Inc | BISMUTH-INDIUM AMALGAM, FLUORESCENT LAMPS AND METHODS OF MAKING SAME |
US8133433B2 (en) | 2005-09-26 | 2012-03-13 | Hansen Steven C | Bismuth-indium amalgam, fluorescent lamps, and methods of manufacture |
US9263245B2 (en) | 2011-03-09 | 2016-02-16 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgam balls having an alloy coating |
US9659762B2 (en) | 2011-03-09 | 2017-05-23 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgam balls having an alloy coating |
CN104923799A (zh) * | 2015-06-18 | 2015-09-23 | 广西铟泰科技有限公司 | 生产铟珠的设备 |
CN104959621A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-10-07 | 广东先导稀材股份有限公司 | 一种金属颗粒的制备方法及其装置 |
CN106735265A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-05-31 | 安顺市虹翼特种钢球制造有限公司 | 钢球加工方法 |
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