JPS6118627Y2 - - Google Patents

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JPS6118627Y2
JPS6118627Y2 JP3142082U JP3142082U JPS6118627Y2 JP S6118627 Y2 JPS6118627 Y2 JP S6118627Y2 JP 3142082 U JP3142082 U JP 3142082U JP 3142082 U JP3142082 U JP 3142082U JP S6118627 Y2 JPS6118627 Y2 JP S6118627Y2
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JP
Japan
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plug
terminal
resistor
connector fitting
plug terminal
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JP3142082U
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、内燃機関の点火雑音を防止する点火
プラグ用抵抗入キヤツプに関するものである。 (従来の技術) 内燃機関用点火プラグは、シリンダヘツドに螺
着し、絶縁体上に突出したプラグ端子に、キヤツ
プに内装したコネクタ金具を嵌合し、端子とコネ
クタ金具相互は弾性スプリングで抜脱を規制され
るように係着され導通状態を保持する。この種プ
ラグキヤツプは点火雑音を防止するための抵抗入
のものが知られている。 第3図は抵抗入キヤツプの従来例1でaは点火
プラグが嵌挿された状態での縦断面図で、bは嵌
合部の拡大図である。同図aにおいて、キヤツプ
はコネクタ金具6Aと、高圧コード取付端子7
と、両者の間に電気的導通をもつて接続された抵
抗体8とからなる組立体が例えばフエノール樹脂
等の絶縁物により一体に固着成形され、例えばエ
チレンブロビレンゴム等よりなる弾性絶縁体カバ
ー1でモールド加工等により包被されてなり、点
火プラグ2を嵌挿する下部開部口端18は、嵌合
時に点火プラグの絶縁碍子部19を弾性的に密接
掴持するように形成され、他端には高圧コードを
接続する開口部20が形成されている。上記のコ
ネクタ金具6Aは、第3図bに示す如く点火プラ
グ2のプラグ端子3が嵌挿される凹部を設け、凹
部の側面外周に溝15を2か所に設け、各溝には
内方向に付勢されたコイルスプリング4を嵌入し
て該スプリングの一部が凹部内膣に露出するよう
に開口部5を設け、凹部にブラグ端子3が嵌挿さ
れたとき各スプリング4がそれぞれプラグ端子の
細径部14及び細径部から頭部に至る斜面16の
周上における任意の1か所においてプラグ端子を
狭持するように形成され、各溝にスプリング4を
嵌入し、かつ、凹部の開放端部分がプラグ端子の
基部21に嵌合するように形成されている。 第4図は抵抗入キヤツプの他の従来例で、a
は点火プラグが嵌挿された状態での縦断面図で、
bは嵌合部の拡大図である。同図aにおいて、キ
ヤツプの構成はコネクタ金具6Bを除きほぼ第3
図aの従来例と同様であり説明を省くが同一部
分は同一符号にて示す。コネクタ金具6Bは、第
4図bに示す如く、導電性金属板からブランキン
グされた円筒状に形成された金具本体9の外側に
嵌挿された弾性金属スリーブ10の一部に内方向
に付勢された板バネ片11を形成し、金具本体の
一部に設けた開口部12に嵌入させプラグ端子3
を弾性的に狭持するように形成されている。 (考案が解決しようとする問題点) 点火プラグの脱着の操返しあるいはスノーモー
ビルや船外機等特に振動の大きい内燃機関に使用
したとき、従来構造のキヤツプのコネクタ金具
は、開放端部がプラグ端子の基部21に嵌合して
いるために、プラグ端子の脱着及び振動によつて
上記開放端部の内面の摩擦が甚しく、使用中にコ
ネクタ金具がプラグ端子から離脱するという不具
合がしばしば発生するという問題がある。 (問題点を解決するための手段及び作用) 本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、コネクタ金具の凹部の深さを短くし、プ
ラグ端子嵌挿状態においてコネクタ金具の開放端
部がプラグ端子の基部に達せず細径部に位置し、
開放端部の内面と端子の間に隙間をもたせ、コイ
ルスプリングあるいは板ばね片がプラグ端子の細
径から頭部に至る傾斜面外周においてのみプラグ
端子を狭持するようにする。而してプラグ端子の
係合保持がコイルスプリングあるいは板ばねによ
る1箇所だけとなり不安定となるので、プラグ端
子の頭部先端の嵌入位置が規制されるようにコネ
クタ金具の凹部底面がプラグ端子の頭部に当接す
るようにする。 上記の如き構造とすることによつてコネクタ金
具が開放端部分ではプラグ端子を狭持しないの
で、コネクタ金具の脱着時及び振動時に端子を中
心とした同心円上におけるコネクタ金具の偏位に
対し自由度をもつことになり上記開放端内面の摩
耗を防止するものである。 (実施例) 第1図aは第3図aに示した前記従来例に対
応する本考案実施例の点火プラグ用抵抗入キヤ
ツプの縦断面図で、第1図bは上記実施例にプ
ラグ端子を嵌挿したときの嵌合部の拡大図であ
る。これらの図においてコネクタ金具6A′を除
くその他の構造は第3図の従来例と同様である
ので同一部分は同一符号で示し説明を省く。従つ
てコネクタ金具6A′について説明すると、第1
図bにおいて、プラグ端子3が嵌挿された状態で
コネクタ金具6A′の開放端13がプラグ端子3
の基部21に達せず細径部14の外側に位置し開
放端部の内側とプラグ端子との間には隙間をも
ち、スブリング4が端子の細径部から頭部に至る
傾斜面16に当接してプラグ端子3を狭持するよ
う、一部に開口部5をもつ溝15を外周に備え、
従つて該溝を1箇所のみとし、この溝にスプリン
グ4を嵌入させ、かつ、コネクタ金具の凹部底面
がプラグ端子の頭頂面22に当接するように形成
するものである。 第2図aは第4図aに示した前記従来例に対
応する本考案実施例の点火プラグ用抵抗入キヤ
ツプの縦断面図で、第2図bは上記実施例にプ
ラグ端子を嵌挿したときの嵌合部の拡大図であ
る。これらの図においてコネクタ金具6B′を除く
その他の構造は第4図の従来例と同様であるの
で同一部分は同一符号で示し説明を省く。従つて
コネクタ金具6B′について説明すると、第2図b
において、プラグ端子3が嵌挿された状態で、コ
ネクタ金具6B′の開放端13′がプラグ端子の基
部21に達せず細径部14の外側に位置させるた
めのプラグ端子頭部先端の嵌入位置を規制する凸
状片17を金具本体9の内面に形成するととも
に、先端部13′に近接した外側に弾性金属部材
からなるスリーブ10を嵌挿し、その一部に形成
し、内方向に付勢された板ばね片11を金具本体
側面の一部に形成した開口部12に嵌入させ、嵌
合時においてプラグ端子をその細径部から頭部に
至る斜面16の周上における任意の一個所で狭持
するようにしたものである。 第1表は、第3図に示した従来例の抵抗入キ
ヤツプと、これに対応する第1図に示した本考案
抵抗入キヤツプの実施例についてそれぞれ4試
料を準備し、JFSD51113.9項に準拠した衝撃試験
結果を示したものである。
【表】 注:表中○は異常なし、×は嵌合力が著る
しく低下したものを示す。
上記表から明らかな如く、従来例の抵抗入キ
ヤツプは試験開始後60分を経過した時点において
4試料中2試料が、又90分後においては残りの2
試料も著るしい嵌合力の低下を示したが、本考案
の抵抗入キヤツプは全く異常を認めなかつた。 第2表は、従来例の第4図に示した抵抗入キ
ヤツプと、これに対応する第2図に示した本考案
実施例についてそれぞれ4試料を準備し、第4
図に示すようにプラグ端子を中心とした円周上に
15゜傾斜した方向から10回脱着を繰返した後にお
ける金具の変形状態を比較した結果を示したもの
である。
【表】 注:表中○は異常なし、×は変形を生じたも
のを示す。
第2表から明らかなごとく、従来例のコネク
タ金具は、斜め方向からの10回の脱着により4試
料中3試料が、外側に広がる変形を生じたが、本
考案の第2図に示す実施例のコネクタ金具はな
んら異常を生じなかつた。 (考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案は、点火
プラグとの脱着が容易で、脱着時発生し易いコネ
クタ金具のプラグ端子へのこじりに対し自由度を
有するほか、嵌合時弾性絶縁カバーでエンジンの
振動が吸収されることにより、コネクタ金具内面
の摩耗が少なく、変形を生じにくい特徴をもち、
使用中点火プラグから離脱するおそれのない耐振
動、耐衝撃性の優れた点火プラグ用抵抗入キヤツ
プを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の点火プラグ用抵抗入キヤツ
プの実施例の縦断面図、同図bはプラグ端子を
嵌挿したときの実施例の嵌合部の拡大図、第2
図aは本考案の点火プラグ用抵抗入キヤツプの実
施例の縦断面図、同図bはプラグ端子を嵌挿し
たときの実施例の嵌合部の拡大図、第3図aは
点火プラグが嵌挿されたときの点火プラグ用抵抗
入キヤツプの従来例の縦断面図、同図bは従来
例の嵌合部の拡大図、第4図aは点火プラグが
嵌挿されたときの点火プラグ用抵抗入キヤツプの
従来例の縦断面図、同図bは従来例の嵌合部
の拡大図である。 1:カバー、2:点火プラグ、3:プラグ端
子、4:コイルスプリング、5,12:開口部、
6A,6A′,6B,6B′:コネクタ金具、7:
高圧コード取付端子、8:抵抗体、11:板ば
ね、17:凸状片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 点火プラグの端子部を嵌挿し得る凹部を設け
    た導電性金属管体からなるコネクタ金具と、高
    圧コード取付端子と、両者の間に接続された抵
    抗体とからなる組立体が弾性絶縁材カバーに包
    被されてなる点火プラグ用抵抗入キヤツプにお
    いて、プラグ端子頭部がコネクタ金具に嵌挿さ
    れたときに、その頭部がコネクタ金具の凹部底
    面に当接するとともにプラグ端子の中央細径部
    から頭部に至る斜面周上の任意の一個所を接点
    とし、側面に形成した開口部で、外側に嵌着さ
    れ内方向に付勢されたスプリングにより、プラ
    グ端子を狭持するようにし、かつ点火プラグの
    嵌合時において、コネクタ金具の開放端がプラ
    グ端子の前記細径部に位置するよう形成された
    点火プラグ用抵抗入キヤツプ。 (2) コネクタ金具本体が、導電性金属の管又は棒
    材より加工されたものからなり、嵌合時におい
    てプラグ端子を狭持するスプリングがコイルス
    プリングからなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の点火プラグ用抵抗入キヤツプ。 (3) コネクタ金具本体が導電性金属の板材からブ
    ランキンングされ円筒上に成形されたものから
    なり、嵌合時においてプラグ端子を狭持するス
    プリングが、板ばね片からなる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の点火プラグ用抵抗入キヤ
    ツプ。
JP3142082U 1982-03-08 1982-03-08 点火プラグ用抵抗入キヤツプ Granted JPS58134890U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142082U JPS58134890U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 点火プラグ用抵抗入キヤツプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142082U JPS58134890U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 点火プラグ用抵抗入キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58134890U JPS58134890U (ja) 1983-09-10
JPS6118627Y2 true JPS6118627Y2 (ja) 1986-06-05

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JP3142082U Granted JPS58134890U (ja) 1982-03-08 1982-03-08 点火プラグ用抵抗入キヤツプ

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JPS58134890U (ja) 1983-09-10

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