JPS61185628A - 可変バルブタイミング機関の制御方法 - Google Patents

可変バルブタイミング機関の制御方法

Info

Publication number
JPS61185628A
JPS61185628A JP60025234A JP2523485A JPS61185628A JP S61185628 A JPS61185628 A JP S61185628A JP 60025234 A JP60025234 A JP 60025234A JP 2523485 A JP2523485 A JP 2523485A JP S61185628 A JPS61185628 A JP S61185628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
exhaust
exhaust valve
timing
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60025234A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0621579B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Shibata
芳昭 柴田
Toyoichi Umehana
豊一 梅花
Hidemi Onaka
大仲 英巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP60025234A priority Critical patent/JPH0621579B2/ja
Publication of JPS61185628A publication Critical patent/JPS61185628A/ja
Publication of JPH0621579B2 publication Critical patent/JPH0621579B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D13/0203Variable control of intake and exhaust valves
    • F02D13/0215Variable control of intake and exhaust valves changing the valve timing only
    • F02D13/0219Variable control of intake and exhaust valves changing the valve timing only by shifting the phase, i.e. the opening periods of the valves are constant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D13/0261Controlling the valve overlap
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/18DOHC [Double overhead camshaft]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機械式過給機と可変バルブタイミング機構とを
備えた内燃機関の制御方法に関する。
〔従来の技術〕
機関の出力を向上させるために過給機を設けられた内燃
機関がある。このような内燃機関において、過給機が効
いている高負荷運転時を考慮すると、燃焼室内の圧力が
過大となってノッキングが発生するのを防止するため圧
縮比を小さくすることが必要であり、また過給機が効い
ていない軽負荷運転時を考慮すると、燃焼室内の圧力が
低いことから熱効率が低下して燃費が悪化するので、圧
縮比を大きくすることが必要である。しかして従来、過
給機の運転状態に応じて圧縮比を変化させるのと同等の
効果を得べく、吸気弁の開閉タイミングを変化させる内
燃機関が知られている(例えば、特開昭56−6941
1号公報、実開昭58−90338号公報、実開昭59
−49742号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
吸気弁が開弁じ始めてから排気弁が閉弁し終わるまでの
いわゆるオーバーラツプ期間を、過給機が駆動されてい
る間常に一定にすると、その後の過給圧の変化等、運転
状態の変化によって燃焼室内の残留ガスの掃気が必ずし
も良好な状態ではなくなるおそれがある。また、燃料噴
射を排気弁の閉弁前に行なうと、未燃の燃料が排気ポー
トから排出されることとなって、出力が不充分になるば
かりでなく、燃費が悪化するという問題を生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、過給機が駆動されない時、吸気弁が開弁し始
めてから排気弁が閉弁し終わるまでのオーバーラップ期
間を相対的に小さく定め、過給機が駆動される時、オー
バーラップ期間を機関の運転状態に応じて定め、燃料噴
射を排気弁の閉弁後に行うよう制御することを特徴とし
ている。
〔実施例〕
以下図示実施例により本発明を説明する。
第2図は本発明の一実施例を適用した内燃機関を示す。
図において、エンジン本体10に形成されたシリンダボ
ア11内にはピストン12が摺動自在に支持され、この
ピストン12の上方には燃焼室13が形成される。燃焼
室13には吸気通路14と排気通路15が連通ずる。シ
リンダヘッド16に支持される吸気弁17および排気弁
18は、それぞれ吸気ポート19および排気ポート20
を開閉し、その開閉駆動はカム21.22により行なわ
れる。これらのカム21.22は、後述するように可変
バルブタイミング機構60によりそれぞれカム軸61.
62に対して相対回転変位させられ、吸気弁17および
排気弁18の開閉タイミングを変更させる。なお、吸気
ポート19の吸気弁17の近傍には燃料噴射弁23が設
けられ、また、シリンダヘッド16に取付けられたディ
ストリビュータ24には回転数検知器25が設けられる
エアクリーナ26は吸気通路14の最も上流側に設けら
れ、エアフローメータ27はその下流側に位置し、さら
にその下流側にはスロットル弁28が配設される。スロ
ットル弁28はアクセルペダル29に連動して吸気通路
14内の流路面積を変化させる。吸気通路14のスーパ
ーチャージャ20の下流側にはサージタンク30が形成
され、サージタンク30には圧力検知器70が取付けら
れる。
スーパーチャージャ20の駆動軸34は、電磁クラッチ
を有するプーリ35に連結され、このプーリ35は、エ
ンジン本体10に設けられたクランクプーリ36と無端
状のベルト37により連結される。したがってスーパー
チャージャ20は、電磁クラッチが接続状態にある時、
クランクプーリ36を介して駆動される。吸気通路14
のスーパーチャージャ20の上流側と下流側とはバイパ
ス通路38により接続され、バイパス通路38の途中に
はこれを開閉するバイパス弁39が設けられる。バイパ
ス弁39を開閉するアクチュエータ40は、シェル41
内をダイヤフラム42により区画して負圧室43を形成
するとともにこの負圧室43内にばね44を設けて構成
され、ダイヤフラム42はバイパス弁39に連結される
。負圧室43には切換弁45を介して大気圧もしくは負
圧が選択的に導かれるようになっており、大気圧はエア
クリーナ16の開口部46から導かれ、負圧はスロット
ル弁28の下流側の負圧ポート47から導かれる。
切換弁45はマイクロコンピュータを備えた電子制御部
50により制御されてアクチュエータ40に大気圧もし
くは負圧を導く。すなわち、スーパーチャージャ20に
よる過給を必要としない軽負荷時、切換弁45はアクチ
ュエータ40にスロットル弁28の下流側の負圧を導く
ように制御される。しかして負圧が所定値以上の大きさ
であると、ダイヤフラム42はばね44に抗して下降し
、バイパス弁39はバイパス通路38を開放する。これ
によりスーパーチャージャ20が駆動されていてもその
吐出空気の一部はバイパス通路38を還流してスーパー
チャージャ20の入口側へ戻り、スーパーチャージャ2
0は実質的に過給を行なわない。これに対し、スーパー
チャージャ20による過給を必要とする高負荷時、切換
弁45はアクチュエータ40に大気圧を導くように制御
される。
しかして負圧室43内は大気圧となり、バイパス弁39
はばね44に付勢されてバイパス通路38を閉塞し、こ
れによりスーパーチャージャ20は過給を行なうように
なる。
電子制御部50は、エアフローメータ27から吸入空気
量を示す信号、回転数検出器25からエンジン回転数を
示す信号、圧力検出器70からサージタンク30内の圧
力すなわち過給圧P、を示す信号を入力され、上述のよ
うなスーパーチャージャ20およびバイパス弁39の制
御を行なう他、次のように可変バルブタイミング機構6
0を制御してカム21.22をそれぞれカム軸61.6
2に対して相対回転変位させ、吸気弁17および排気弁
18の開閉タイミングを変更させる。
可変バルブタイミング機構60は第3図に示されるよう
に、カム軸61.62の一端に固定されるインナスリー
ブ601 と、このインナスリーブ601に回転自在に
嵌合され、かつタイミングプーリ63に固定されるアウ
タスリーブ602とを有する。タイミングプーリ63は
、図示しない無端状のベルトを介してクランク軸64に
連結される。
アウタスリーブ602とインナスリーブ601とは第4
図に示されるように互に傾斜したスリット602Aと6
01Aとを持ち、このスリット内にベアリング603が
配置される。ベアリング603を担持する軸604はカ
ム軸61.62の軸線と直交する軸線を持ち、インナス
リーブ601内を左右に摺動するスライダ605に取付
けられる。スライダ605はナツト606を介しステッ
プモータ607の出力軸608に連結される。ステップ
モータ607の回転運動は出力軸608とナツト606
とのねじ嵌合によってスライダ605のカム軸26方向
の水平運動に変換される。そのため傾斜溝601A、 
602 A内をベアリング603が矢印Xの様に動き、
インナスリーブ601とアウタスリーブ602との相対
回転運動を惹起させる。したがって、インナスリーブ側
のカム軸61.62とアウタスリーブ側のタイミングブ
ーIJ63、換言すればクランク軸64との相対位置が
変化する。これによりカム軸21.22上のカム山がバ
ルブステムに取付けられたバルブリフタと係合するタイ
ミング、換言すればバルブタイミングが変化する。制御
回路50はバルブタイミングのこのような変化を制御す
るための信号を可変バルブタイミング機構60、即ちス
テップモータ607に印加する。
電子制御部50は、期間負荷の大きさに応じて吸気弁1
7および排気弁18の開閉タイミングを変える。例えば
機関負荷が所定値より小さい時、スーパーチャージャ2
0を停止させるとともに、第6図に破線で示されるよう
に、吸気弁17の開弁タイミングを相対的に遅くし、か
つ、排気弁18の開弁タイミングを相対的に早くする。
すなわち、ピストン上死点(TDC)付近において、第
5図(a)に示されるように、吸気弁17の開弁開始か
ら排気弁18の閉弁完了までのいわゆるオーバーラツプ
期間θ1は相対的に短かい。そして、排気弁18が閉弁
した後、第6図に破線で示されるように燃料噴射弁23
が燃料噴射を行なう。
これに対し、機関負荷が所定値より大きい時、電子制御
部50はスーパーチャージャ20を駆動させるとともに
機関の運転状態に応じたオーバーラツプ期間を定めるが
、この場合、通常機関負荷が小さい時よりもオーバーラ
ツプ期間を長くする。
電子制御部50は、例えば第6図に実線でしめされるよ
うに、吸気弁17の開弁タイミングを相対的に早くし、
かつ、排気弁18の開弁タイミングを相対的に遅くし、
そして排気弁18の閉弁後、燃料噴射を行なう。しかし
て、上死点付近において、第5図(b)に示されるよう
に、オーバーラップ期間θ2は相対的に長く、吸気弁1
7の開弁開始時期のクランク角と排気弁18の閉弁完了
時期のクランク角との絶対値は相互に略等しい。すなわ
ちピストン12が上死点に達する少し前(上死点前A0
2クランク角)から吸気弁17が開弁じ、ピストンが上
死点を少し越えた点(上死点後〃θ2クランク角)にお
いて排気弁18が閉弁する。このように、上死点前にお
いては排気弁18のリフト量が比較的大きく、燃焼室1
3内の残留ガスはピストン12の圧縮作用により排気ボ
ート20から掃気され、上死点後においては吸気弁17
のリフト量が比較的大きく、燃焼室13内の残留ガスは
ピストン12の下降に伴う吸気ポート19からの新気の
導入により排気ボート20から掃気される。
さて本実施例においては、スーパーチャージャ20が駆
動される時、機関の運転状態すなわち過給圧の変化に応
じて再びオーバーラツプ期間を定める。つまり、サージ
タンク30に設けた圧力検出器70より検知された過給
圧が所定値より高い場合、この過給圧によって燃焼室1
3内の残留ガスは充分掃気されるため、オーバーラツプ
期間を短かくし、逆に過給圧が所定値より低い場合、こ
の過給圧によっては残留ガスは充分掃気されないため、
オーバーラツプ期間を長くするように定める。
第1図、第7図および第8図は電子制御部50の行なう
制御のフローチャートを示す、このフローチャートに示
されるサブルーチンを呼ぶメインルーチンにおいて、機
関のイグニッションキースイッチのONとともに、予め
フラグfは1にイニシャライズされている。ステップ1
01では、吸入空気量Qを機関回転数Nで刺した値Q/
Nが負荷に対応するとして、このQ/Nが所定値QIよ
り大きいか否か判別する。初めは負荷は所定値Q。
より小さいので、ステップ102へ移る。ステップ10
2ではフラグfがOか否か判別する。上述のようにメイ
ンルーチンでf−1が設定さているので、初めてステッ
プ102を実行するときは否定判定され、ステ・ノブ1
03へ移ってスーパーチャージ中20の電磁クラッチが
OFFにされる。そしてステップ104を実行し、吸気
弁17の開弁タイミングを遅らせる。
ステップ104では第7図に示されるフローチャートに
従ってサブルーチンが実行され、ステップモータ607
(第3図)が回転駆動されてカム21のカム軸61に対
する角度位置が変更される。すなわち、まずステップ2
01でステップモータ607の設定値つまり目標角度位
置■が読み込まれる。
この目標角度位置lは吸気弁17の開弁タイミングによ
って定まる。次いでステップ202ではステップモータ
607の実際の角度位置Jを読み、ステップ203で実
際の角度位置Jが目標角度位置■に実質的に等しいか否
かを判別する。もし等しければステップモータ607の
駆動を停止すべく、このサブルーチンは終了するが、等
しくなければステップ204を実行し、ステップモータ
607を1パルス分回転させる。この場合、モータ60
7の回転方向は実際の角度位置Jが目標角度位置■より
大きいか小さいかによって異なる。しかして再びステッ
プ202を実行し、ステップ203においてJ−Iとな
るまで、ステップ204.202.203のループが繰
返される。
吸気弁17の開弁タイミングの変更が行なわれると、次
にステップ105を実行し、排気弁18の開弁タイミン
グを進ませる。この場合も、第7図のサブルーチンによ
りステップモータ607の8111が行なわれ、排気弁
18に対応するカム22のカム軸62に対する角度位置
が変更される。そしてステップ106においてフラグf
をOにセットし、ステップ107を実行して排気弁18
が閉弁しているか否か判別する。初めはまだ排気弁18
は閉じていないのでこのルーチンは終了し、後に排気弁
18が閉じていると判定された時、ステップ108を実
行して燃料噴射を開始する。すなわち、このルーチンを
2度目に実行する場合、ステップ101からステップ1
02へ移ると、この場合f−0であるのでステップ10
7を実行してこのルーチンを終了するが、やがて排気弁
18が閉じると、ステップ107からステップ108へ
移って燃料噴射を行なってこのルーチンを終了する。
さて、ステップ101において負荷が所定値より大きい
と判定された場合、上述と同様にしてステップ110以
下が実行される。まずステップ110においてフラグf
が1か否か判別されるが、その前までf=oであったの
で、ここでは否定判定されてステップ111へ移る。し
かしてステップ111で電磁クラッチをONにしてスー
パーチャージャ20、を始動し、ステップ112におい
てフラグfを1にする。
ステップ300では上述したように、スーパーチャージ
ャ20が駆動されない場合に比べて長いオーバーラツプ
期間を設定する。この場合、機関の運転状態に応じて吸
気バルブタイミングおよび排気バルブタイミングを定め
るため、ステップ300では第8図に示されるフローチ
ャートに従って実行されるサブルーチンを呼ぶ。このサ
ブルーチンでは、まずステップ301において過給圧P
、を読み、ステップ302でこの過給圧P、に応じたオ
ーバーラツプ量θを求める。オーバーラツプ量θは第9
図に示されるように過給圧pHが太き(なるほど直線的
に小さくなるように定められ、過給圧P、−0のとき最
大値θ2、過給圧P、=P、のとき最小値θ、をとり、
万−P8以上になった場合、最小値θ1をとるようにな
っている。ステップ303ではステップ302で求めら
れたオーバーラツプ量θに基き、吸気バルブタイミング
の変化量を計算し、同様にステップ304では排気バル
ブタイミングの変化量を計算する。すなわち、次のステ
ップ305.306においてステップモータ607を回
転させるため、ステップモータ607の目標角度位置I
を計算する。本実施例においては、吸気および排気バル
ブタイミングの変化量は同じであり、第5図(al、 
(b)に示されたのと同様に、吸気弁17の開弁開始の
クランク角と排気弁18の閉弁完了のクランク角との各
絶対値が相互に等しくなるようになっている。しかして
ステップ305において吸気バルブタイミングを変化さ
せ、ステップ306において排気バルブタイミングを変
化させる。これらのバルブタイミングの変更は、第1図
のステップ104.105におけるのと同様に第7図に
示されるフローチャートに従って行なわれる。
このように本実施例によれば、過給圧P、に応じてオー
バーラツプ量を変化させ、常に燃焼室13内の残留ガス
を効果的に掃気させることができ、低負荷時の燃費、運
転性を確保しつつ高負荷時の出力性能を向上させること
のみが可能となる。
第10図および第11図は第2実施例を示す。
この第2実施例は、上記ステップ300において、吸気
圧P6と排気圧PEXとの差圧に応じてオーバーラップ
量θを変化させるものである。すなわち、き吸気圧P冨
と排気圧PEXの差圧が小さい時、燃焼室13内の残留
ガスの掃気に時間がかかるため、オーバーラツプ量θを
大きくし、逆に差圧が大きい時、残留ガスの掃気にあま
り時間を必要としないため、不要な掃気を防止すべくオ
ーバーラツプ量θを小さくする。また軽負荷時に差圧が
負の値をとるようになった場合にはオーバーラツプ量θ
を最小にする。このように第2実施例では排気圧PEX
を求める必要があり、このため、第2図に想像線で示さ
れるように排気通路15内に圧力検出器71が取付けら
れる。
第10図のフローチャートを説明する。まずステップ3
11において吸気圧P3および排気圧PEXを求める必
要があり、このため、第2図に想像線で示されるように
排気通路15内に圧力検出器71が取付けられる。
第10図のフローチャートを説明する。まずステップ3
11において吸気圧P11および排気圧PEXを読み、
ステップ312において吸気圧P!lと排気圧PEXの
差圧に応じたオーバーラツプ量θを求める。オーバーラ
ップ量θは、第11図に示されるように差圧がO以下の
場合、最小値θ8をとり、差圧が0を越えると最大値θ
2から直線的に小さくなるように定められる。次いで、
ステップ312で求められたオーバーラツプ量θに基き
、ステップ313において吸気バルブタイミングの変化
量を、またステップ314において排気バルブタイミン
グの変化量を、それぞれ計算し、ステップモータ607
(第3図)を回転させるための目標角度位置Iを求める
。ここで変更後において、吸気弁17の開弁開始からT
DCまでのクランク角とTDCから排気弁18の閉弁完
了までのクランク角とが略等しくなるようになっている
。次にステップ315.316において、第7図のフロ
ーチャートに従って、吸気バルブタイミングおよび排気
バルブタイミングをそれぞれ変化させる。
第12図および第13図は第3実施例を示す。
この第3実施例は、上記ステップ300においてエンジ
ン回転数N、に応じてオーバーラツプ量θを変化させる
ものである。すなわち、オーバーラツプ期間が一定であ
るとすると、回転数N9が高いほど吸気弁17が開弁じ
始めてから排気弁18が閉弁し終わるまでの時間が短く
なり、掃気時間が短かくなるため、長い掃気時間を確保
すべくオーバーラップ量θを大きくする必要がある。
第12図は第1図のステップ300において実行される
サブルーチンのフローチャートを示す。ステップ321
においてエンジン回転数Ntを読み、ステップ322に
おいてエンジン回転数N、に応じたオーバーラツプ量θ
を求める。オーバーラップ量θは第13図に示されるよ
うに、回転数N、が0の場合、最小値θ1をとり、回転
数N、が最大値NMの場合、最大値θ2をとり、回転数
N。が大きくなるに従って直線的に増加するように定め
られる。しかしてステップ322で定められたオーバー
ラツプ量θに基き、ステップ323において吸気パルプ
タイミングの変化量を、またステップ324において排
気バルブタイミングの変化量を、それぞれ計算し、ステ
ップモータ607(第3図)を回転させるための目標角
度位置■を求める。ここで変更後において、吸気弁17
の開弁開始からTDCまでのクランク角とTDCから排
気弁18の閉弁完了までのクランク角とが略等しくなる
ようになっている。次にステップ325,326におい
て、第7図のフローチャートに従って、吸気パルプタイ
ミングおよび排気バルブタイミングをそれぞれ変化させ
る。
第14図は第4実施例を示す。第4実施例は、上記ステ
ップ300において、排気温あるいは触媒温に応じてオ
ーバーラツプ量θを変化させるものである。これは排気
系温度を所定値以下に保って触媒を正常に作用させるた
めである。つまり、高負荷高速時には排気系温度を低下
させるために混合気をリッチにしてエンジンが運転され
るが、この時オーバーラツプ量を大きくして掃気を充分
に行なうようにすると、排気系において掃気された空気
と未燃燃料が反応して排気温が上昇しやすいという問題
がある。本実施例は排気系温度の異常上昇を防止するた
め、第2図に想像線で示されるような、排気管に取付け
た排気温検知器72、および触媒69に取付けた触媒温
検知器73により、それぞれ排気温および触媒温を検知
し、これらの温度の少なくとも一方が高くなった時オー
バーラツプ量θを小さくする。
第14図のフローチャートは第1図のステップ300に
おいて実行されるサブルーチンの作用を示す。ステップ
331では排気温T!Xおよび触媒温TCCIIOを読
む。ステップ332では排気温T。が所定値T0より大
きいか否かを判定し、大きければステップ333が実行
されて吸気パルプタイミングを遅らせ、またステップ3
34が実行されて排気バルブタイミングを進ませる。こ
の結果、オーバーラップ量θは第5図(a)に示される
ような相対的に小さい値θ8になり、負荷が小さくスー
パーチャージャ20が起動されない場合(第1図のステ
ップ103〜106)と同じ大きさとなる。ステップ3
32において排気温T”txが所定値T0より小さい場
合、ステップ335が実行され、触媒温TCCROが所
定値T、より大きいか否かを判定する。もし大きければ
ステップ333,304が実行されてオーバーラツプ量
θを小さく定め、逆に小さければステップ336におい
て吸気パルプタイミングを進ませるとともにステップ3
37において排気バルブタイミングを遅らせる。しかし
て排気温TExおよび触媒温TCCIIOのいずれも所
定値より低い場合、オーバーラツプ量θは第5図(b)
に示されるような相対的に大きい値θ2をとる。
このように、第4実施例によれば排気系温度が異常に昇
温した場合、オーバーラツプ量θを小さくして掃気を少
なくし、これにより排気系温度の上昇を抑えることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、機関の運転状態に応じて
最適なオーバーラツプ量を定め、また排気弁の閉弁後に
燃料噴射を行なうようにしたので燃焼室内の残留ガスを
常に良好に掃気することができ、軽負荷時における燃焼
を良好に保ちつつ高負荷時における機関出力および燃費
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の制御を示すフローチャート
、第2図は本発明を適用した内燃機関を示す系統図、第
3図は可変バルブタイミング機構を示す断面図、第4図
は第3図の■方向より見たスリット形状の矢視図、第5
図(alは軽負荷時のバルブタイミングを示すグラフ、
第5図(b)は高負荷時のバルブタイミングを示すグラ
フ、第6図は吸気弁、排気弁および燃料噴射弁の作動タ
イミングを示すタイミングチャート、第7図はステップ
モータの制御を示すフローチャート、第8図は第1実施
例における制御を示すフローチャート、第9図は過給圧
とオーバーラツプ量との関係を示すググラフ、第10図
は第2実施例における制御を示すフローチャート、第1
1図は吸気圧および排気圧の差圧とオーバーラップ量と
の関係を示すグラフ、第12図は第3実施例における制
御を示すフローチャート、第13図はエンジン回転数と
オーバーラツプ量との関係を示すグラフ、第14図は第
中↓実施例における制御を示すフローチャートである。 1 ’7・・・吸気弁、 18・・・排気弁、 20・・・スーパーチャージャ(過給機)、23・・・
燃料噴射弁、 25・・・回転数検知器、 70.71・・・圧力検出器、 72・・・排気温検知器、 73・・・触媒温検知器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、機械式過給機を備えた可変バルブタイミング機関の
    制御方法であって、過給機が駆動されない時、吸気弁が
    開弁し始めてから排気弁が閉弁し終わるまでのオーバー
    ラップ期間を相対的に小さく定め、過給機が駆動される
    時、該オーバーラップ期間を機関の運転状態に応じて定
    め、燃料噴射を排気弁の閉弁後に行うよう制御すること
    を特徴とする可変バルブタイミング機関の制御方法。
JP60025234A 1985-02-14 1985-02-14 可変バルブタイミング機関の制御方法 Expired - Fee Related JPH0621579B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60025234A JPH0621579B2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14 可変バルブタイミング機関の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60025234A JPH0621579B2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14 可変バルブタイミング機関の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61185628A true JPS61185628A (ja) 1986-08-19
JPH0621579B2 JPH0621579B2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=12160285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60025234A Expired - Fee Related JPH0621579B2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14 可変バルブタイミング機関の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0621579B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63208634A (ja) * 1987-02-24 1988-08-30 Mazda Motor Corp エンジンの機械式過給装置
JPS63297741A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Mazda Motor Corp 機械式過給機付エンジン
JPH02123244A (ja) * 1988-10-31 1990-05-10 Mazda Motor Corp 過給機付エンジン
JP2007023837A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Toyota Motor Corp 電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置
JP2009236049A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Mitsubishi Motors Corp エンジンの制御装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610445A (en) * 1979-06-28 1981-02-02 Weber & Co Inc H G Method and device for automatically extracting and stacking bag
JPS5820934A (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 Honda Motor Co Ltd 電子制御燃料噴射の噴射方法
JPS5828588A (ja) * 1981-07-27 1983-02-19 Toyota Motor Corp 電子制御式燃料噴射内燃機関

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610445A (en) * 1979-06-28 1981-02-02 Weber & Co Inc H G Method and device for automatically extracting and stacking bag
JPS5828588A (ja) * 1981-07-27 1983-02-19 Toyota Motor Corp 電子制御式燃料噴射内燃機関
JPS5820934A (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 Honda Motor Co Ltd 電子制御燃料噴射の噴射方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63208634A (ja) * 1987-02-24 1988-08-30 Mazda Motor Corp エンジンの機械式過給装置
JPS63297741A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Mazda Motor Corp 機械式過給機付エンジン
JPH02123244A (ja) * 1988-10-31 1990-05-10 Mazda Motor Corp 過給機付エンジン
JP2007023837A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Toyota Motor Corp 電動機付き過給機を有する内燃機関の制御装置
JP2009236049A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Mitsubishi Motors Corp エンジンの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0621579B2 (ja) 1994-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8316827B2 (en) Engine intake quantity control apparatus
US7647159B2 (en) Control method and control apparatus for internal combustion engine
JP2002242709A (ja) 自動車用4サイクルエンジン
JPS6039462Y2 (ja) デイ−ゼル機関の噴射時期制御装置
US7204215B2 (en) Valve characteristic controller and control method for internal combustion engine
JPWO2019043860A1 (ja) 内燃機関の制御方法および制御装置
US6990939B2 (en) Valve timing control system for internal combustion engine
JPS61185628A (ja) 可変バルブタイミング機関の制御方法
JPS61187543A (ja) 可変バルブタイミング機関の制御方法
JPH073200B2 (ja) 可変バルブタイミング機関の制御方法
JPS61190147A (ja) 過給機付内燃機関
CN110730861B (zh) 内燃机的控制方法及控制装置
JPS59194058A (ja) エンジンのアイドリング回転数制御装置
JP3824375B2 (ja) ディーゼルエンジンの制御装置
JPS61187530A (ja) 可変バルブタイミング機関の制御方法
JPH02119641A (ja) エンジンの動弁装置
JPS61190119A (ja) 過給機付内燃機関のバルブタイミング制御装置
JP6941652B2 (ja) 過給圧設定装置
JP2764742B2 (ja) 排気ターボ式過給機付エンジンの制御装置
JPH0236903Y2 (ja)
JP2568250B2 (ja) エンジンのバルブタイミング制御装置
JP2706779B2 (ja) エンジンの燃焼制御装置
JPH0364649A (ja) 機械式過給機付エンジンの制御装置
JPH1077870A (ja) 過給機付きエンジン
JPH0364648A (ja) ターボ過給機付エンジンの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees