JPS61185439A - 防火・耐火材料 - Google Patents
防火・耐火材料Info
- Publication number
- JPS61185439A JPS61185439A JP2400985A JP2400985A JPS61185439A JP S61185439 A JPS61185439 A JP S61185439A JP 2400985 A JP2400985 A JP 2400985A JP 2400985 A JP2400985 A JP 2400985A JP S61185439 A JPS61185439 A JP S61185439A
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- Japan
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- fireproof
- paint
- fire
- fireproofing
- elastic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電線、電話線などの各種ケーブル用や、建築
物の壁面、床面などに用いる建材用や、防火戸および耐
火庫の壁体内に用いる充填用など延焼防止、防煙そして
断熱耐火に有用な防火・耐火材料に関するものである。
物の壁面、床面などに用いる建材用や、防火戸および耐
火庫の壁体内に用いる充填用など延焼防止、防煙そして
断熱耐火に有用な防火・耐火材料に関するものである。
映画のタワリング・インフエルノは、建築物内のケーブ
ル大災に端を発して大惨事となる。これを見ていると、
その防止対策を考えさせられる。
ル大災に端を発して大惨事となる。これを見ていると、
その防止対策を考えさせられる。
また、壁面や床面の配管工事後の貫通部の埋め戻し工事
の不手際から大火になる例が紙上をにぎわすこともしば
しばである。
の不手際から大火になる例が紙上をにぎわすこともしば
しばである。
従来より各種の防火・耐火材料が開発され実用に供され
てそれぞれ効果をあげているわけであるが、加熱しても
有毒ガスを発生せず、施工がしやすく、かつ延焼防止が
ほぼ確実にできる材料というと未だ研究開発の余地があ
る。
てそれぞれ効果をあげているわけであるが、加熱しても
有毒ガスを発生せず、施工がしやすく、かつ延焼防止が
ほぼ確実にできる材料というと未だ研究開発の余地があ
る。
本発明は、かかる要請に応えるべくなされたもので、ハ
ロゲン系難燃材料を用いず、軽量で防火性および耐火性
のすぐれた材料をうることに成功した。その内容は次の
通りである。
ロゲン系難燃材料を用いず、軽量で防火性および耐火性
のすぐれた材料をうることに成功した。その内容は次の
通りである。
主な結合剤を水分散性の弾性合成樹脂エマルションとし
、加熱により発泡膨張して無機質の発泡体または炭化層
を形成する発泡層形成剤と耐熱性の無機質発泡骨材を含
む弾性発泡性防火塗料を、天然せんいや合成せんいや無
機質せんいでできた織布や不織布、または合成紙や不燃
紙や耐水性のある紙、或は無機質せんいでできたマット
やボード類。さらに無機質の不燃建材や準不燃建材や金
属板、そしてプラスチツクまたはゴム質の床シートなど
の素材に塗布してえられる防火・耐火材料このとき、防
火・耐火材料か、弾性発泡性防火塗料を素材に塗布して
未乾燥のまま、或は乾燥させたものをプラスチツク製袋
に入れたものであつてもよい。
、加熱により発泡膨張して無機質の発泡体または炭化層
を形成する発泡層形成剤と耐熱性の無機質発泡骨材を含
む弾性発泡性防火塗料を、天然せんいや合成せんいや無
機質せんいでできた織布や不織布、または合成紙や不燃
紙や耐水性のある紙、或は無機質せんいでできたマット
やボード類。さらに無機質の不燃建材や準不燃建材や金
属板、そしてプラスチツクまたはゴム質の床シートなど
の素材に塗布してえられる防火・耐火材料このとき、防
火・耐火材料か、弾性発泡性防火塗料を素材に塗布して
未乾燥のまま、或は乾燥させたものをプラスチツク製袋
に入れたものであつてもよい。
本発明の第一の目的は、電線、電話線などの各種ケーブ
ルの延焼防止に加熱しても塩素ガスやアンモニアガスな
どの消火活動に有害なガスを発生しない有用な材料を提
供することである。
ルの延焼防止に加熱しても塩素ガスやアンモニアガスな
どの消火活動に有害なガスを発生しない有用な材料を提
供することである。
ケーブルの被覆材料には、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン、クロロプレンゴムそしてシリコンゴムなどのプ
ラスチツクが用いうれている。そして、ポリ塩化ビニル
樹脂は難燃性でこれを用いたケーブルも単独では自己消
火するものも、多数本が密に配線されるときには火災に
なることが知られている。従つて、これらのケーブルの
1本1本を延焼防止用塗料で塗装することが試みられて
いるが、ケーブルという丸いものに均一な膜厚に厚付け
塗装するということは、現場作業では極めてむつかしい
ことである。
チレン、クロロプレンゴムそしてシリコンゴムなどのプ
ラスチツクが用いうれている。そして、ポリ塩化ビニル
樹脂は難燃性でこれを用いたケーブルも単独では自己消
火するものも、多数本が密に配線されるときには火災に
なることが知られている。従つて、これらのケーブルの
1本1本を延焼防止用塗料で塗装することが試みられて
いるが、ケーブルという丸いものに均一な膜厚に厚付け
塗装するということは、現場作業では極めてむつかしい
ことである。
本発明では、不織布に弾性発泡性防火塗料を塗つた防火
・耐火材料を予め工場生産し、これを塩化ビニル樹脂被
覆のケーブルとケーブルの間に入れてケーブルの1本1
本を孤立させることによつて延焼防止することができる
。また、ポリエチレン被覆ケーブルのような場合には、
同様にケーブルを1本づつ孤立させたのち、本発明の防
火・耐火材料で覆はれない露出部分に本発明に使用され
る弾性発泡性防火塗料を塗布することによつて目的を達
成することができる。
・耐火材料を予め工場生産し、これを塩化ビニル樹脂被
覆のケーブルとケーブルの間に入れてケーブルの1本1
本を孤立させることによつて延焼防止することができる
。また、ポリエチレン被覆ケーブルのような場合には、
同様にケーブルを1本づつ孤立させたのち、本発明の防
火・耐火材料で覆はれない露出部分に本発明に使用され
る弾性発泡性防火塗料を塗布することによつて目的を達
成することができる。
本発明の第二の目的は、防火戸や耐火庫などの壁面の防
火・耐火性能を向上させることである。
火・耐火性能を向上させることである。
防火戸の構造体内または耐火庫の壁面内部に、ロツクウ
ールなどの素材に弾性発泡性防火塗料を塗つた本発明の
防火・耐火材料を充填することにより、加熱時に発泡し
て断熱層を形成させることができる。
ールなどの素材に弾性発泡性防火塗料を塗つた本発明の
防火・耐火材料を充填することにより、加熱時に発泡し
て断熱層を形成させることができる。
本発明の第三の目的は、建築物の壁面や床面の配線や配
管などのためにできた貫通部に有用な防火・耐火材料を
提供することである。
管などのためにできた貫通部に有用な防火・耐火材料を
提供することである。
さらに、本発明の第四の目的は、一般の不燃建材、準不
燃建材、金属板、そして床シートなどに弾性発泡性防火
塗料を塗つて、より強力な防火性と耐火性を付加した防
火・耐火材料を提供することである。
燃建材、金属板、そして床シートなどに弾性発泡性防火
塗料を塗つて、より強力な防火性と耐火性を付加した防
火・耐火材料を提供することである。
本発明に使用する弾性合成樹脂エマルションとしては、
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン
、ブタジエン、アクリルニトリル、イソブチレン、イソ
ブレン、酢酸ビニル、エチレン、プロピレンなどの一種
以上を重合してえられる水分散性の弾性合成樹脂エマル
ションがある。また、シリコンゴムラテツクスを用いる
こともできる。弾性合成樹脂エマルションが弾性である
かどうかは、その乾燥フイルムまたは乾燥固形物がゴム
弾性を有するか否かで識別される。
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン
、ブタジエン、アクリルニトリル、イソブチレン、イソ
ブレン、酢酸ビニル、エチレン、プロピレンなどの一種
以上を重合してえられる水分散性の弾性合成樹脂エマル
ションがある。また、シリコンゴムラテツクスを用いる
こともできる。弾性合成樹脂エマルションが弾性である
かどうかは、その乾燥フイルムまたは乾燥固形物がゴム
弾性を有するか否かで識別される。
本発明に使用する発泡層形成剤としては、硼酸、四硼酸
ナトリウム及びその水化物、硼酸亜鉛及びその水化物、
けい酸塩及びその水化物などで、ハロゲン元素やアンモ
ニウム基などを含まないものに限られる。
ナトリウム及びその水化物、硼酸亜鉛及びその水化物、
けい酸塩及びその水化物などで、ハロゲン元素やアンモ
ニウム基などを含まないものに限られる。
発泡層形成剤は、熱分解して水蒸気、炭酸ガスなどの分
解ガスを発生して無機質の発泡体を形成するものであつ
て。約60〜500℃の分解温度を有するものが好まし
い。発泡層形成剤の含有量は、弾性発泡性防火塗料中に
10〜80重量パーセントあればよい。10重量パーセ
ントより少なければ発泡性に乏しく、80重量パーセン
トより多ければ塗料としての性能を劣化させる。
解ガスを発生して無機質の発泡体を形成するものであつ
て。約60〜500℃の分解温度を有するものが好まし
い。発泡層形成剤の含有量は、弾性発泡性防火塗料中に
10〜80重量パーセントあればよい。10重量パーセ
ントより少なければ発泡性に乏しく、80重量パーセン
トより多ければ塗料としての性能を劣化させる。
本発明に使用する無機質発泡骨材としては、シラスバル
ーン、マイクロバルーン、シリカバルーンパウダーなど
がある。それらの性質は、粒径が5〜1500μ、見掛
け比重約0.1〜1.2、溶融温度700〜1700℃
のものまで種々あり、弾性発泡性防火塗料中に70重量
パーセント以下用いることができる。
ーン、マイクロバルーン、シリカバルーンパウダーなど
がある。それらの性質は、粒径が5〜1500μ、見掛
け比重約0.1〜1.2、溶融温度700〜1700℃
のものまで種々あり、弾性発泡性防火塗料中に70重量
パーセント以下用いることができる。
本発明に使用する弾性発泡性防火塗料は、上記の必須成
分のほかに、結合剤としてコロイダルシリカや一般の水
分散性合成樹脂類、各種顔料、鉱物質短せんい、パルプ
粉、凍結防止剤、殺菌剤、消泡剤などを任意に添加する
ことができる。
分のほかに、結合剤としてコロイダルシリカや一般の水
分散性合成樹脂類、各種顔料、鉱物質短せんい、パルプ
粉、凍結防止剤、殺菌剤、消泡剤などを任意に添加する
ことができる。
次に、本発明に使用する素材としては、天然せんい、合
成せんい、耐熱有機質せんい、炭素せんいなどでつくら
れる織布や不織布、耐水性のよい紙や不燃紙、グラスフ
アイバー、ロツクウール、セラミツクフアイバーなどの
無機質せんいでできた織布や不織布やマットやボード類
などがある。
成せんい、耐熱有機質せんい、炭素せんいなどでつくら
れる織布や不織布、耐水性のよい紙や不燃紙、グラスフ
アイバー、ロツクウール、セラミツクフアイバーなどの
無機質せんいでできた織布や不織布やマットやボード類
などがある。
また、天然せんいや合成せんいでつくられる織布や不織
布を防炎加工したものでもよい。さらには、無機質の不
燃建材や準不燃建材、建材としてのカラー鋼板、カラー
アルミ板、ステンレス鋼板、プラスチツク製の床シート
類なども含まれる。従つて、素材の厚さも約0.1〜1
00mmと幅広く、用途面からして平板状または半円筒
状のものが適している。
布を防炎加工したものでもよい。さらには、無機質の不
燃建材や準不燃建材、建材としてのカラー鋼板、カラー
アルミ板、ステンレス鋼板、プラスチツク製の床シート
類なども含まれる。従つて、素材の厚さも約0.1〜1
00mmと幅広く、用途面からして平板状または半円筒
状のものが適している。
本発明の防火・耐火材料は、素材に弾性発泡性防火塗料
を塗ることによつてえられる。用途に応じて、素材の表
裏面の一部または全部に塗ることができる。塗装方法も
、刷毛ぬり、ヘラ付け、吹付けのほか、ロールコーター
、カーテンフローコーターなどで行うことができる。一
回の塗装によつて、膜厚0.5〜10mmのものがえら
れる。厚さが10mm以上でも塗れないことはないが、
余り厚くなると乾燥が遅くなるので、通常は1〜3mm
程度にして1〜2回塗りする。
を塗ることによつてえられる。用途に応じて、素材の表
裏面の一部または全部に塗ることができる。塗装方法も
、刷毛ぬり、ヘラ付け、吹付けのほか、ロールコーター
、カーテンフローコーターなどで行うことができる。一
回の塗装によつて、膜厚0.5〜10mmのものがえら
れる。厚さが10mm以上でも塗れないことはないが、
余り厚くなると乾燥が遅くなるので、通常は1〜3mm
程度にして1〜2回塗りする。
塗装後は、通常は充分に乾燥して使用する。その乾燥し
た面に、水性の通常の合成樹脂エマルション塗料やアル
キド樹脂塗料、またはアクリル樹脂塗料などの一般塗料
を塗ることもできる。また、塗装後乾燥させるか未乾燥
のまま、プラスチツク製袋に入れて使用することもでき
る。或はまた、塗面に未だ粘着性の残つているときに、
その上にプラスチツクフイルムや紙などをおいて接着さ
せたものを使用してもよい。このように、塗面の表面に
一般塗料を塗つたり、プラスチツクフイルムや紙を付着
させたり、プラスチツク製袋に入れたりすることにより
、施工時における塗面の損傷を避け、施工時の作業能率
を上げることができる。或はまた、これらの材料で美粧
化上げを同時に行うこともできる。
た面に、水性の通常の合成樹脂エマルション塗料やアル
キド樹脂塗料、またはアクリル樹脂塗料などの一般塗料
を塗ることもできる。また、塗装後乾燥させるか未乾燥
のまま、プラスチツク製袋に入れて使用することもでき
る。或はまた、塗面に未だ粘着性の残つているときに、
その上にプラスチツクフイルムや紙などをおいて接着さ
せたものを使用してもよい。このように、塗面の表面に
一般塗料を塗つたり、プラスチツクフイルムや紙を付着
させたり、プラスチツク製袋に入れたりすることにより
、施工時における塗面の損傷を避け、施工時の作業能率
を上げることができる。或はまた、これらの材料で美粧
化上げを同時に行うこともできる。
以下に、本発明の防火・耐火材料の実施例について述べ
る。但し、数値はすべて重量部とする。
る。但し、数値はすべて重量部とする。
実施例、1
〔弾性発泡性防火塗料の製造〕
次の配合よりなる各成分を、上より順次容器に撹伴しな
がら加え、均一になるまで混合して約5kgつくる。
がら加え、均一になるまで混合して約5kgつくる。
水性のアクリル系弾性合成樹脂エマ
ルション(不揮発分55%、PH=7
、粘度150ポイズ) 32硼酸ナトリウ
ム・5水化物(微粉) 24硼酸亜鉛・3.5水化物
(微粉) 8シリカバルーンパウダー(粒度: 50〜300メツシユ、見掛け比重 :0.7) 32水
4合計
100えられた弾性発泡性防火塗料は、グレー
色、比重0.9で少し軟かいパチ状をしている。
ム・5水化物(微粉) 24硼酸亜鉛・3.5水化物
(微粉) 8シリカバルーンパウダー(粒度: 50〜300メツシユ、見掛け比重 :0.7) 32水
4合計
100えられた弾性発泡性防火塗料は、グレー
色、比重0.9で少し軟かいパチ状をしている。
なお、多量に製造するときは、リボンミキサーまたはニ
ーダーなどを使えばよい。
ーダーなどを使えばよい。
大きさタテ×ヨコ×厚サ600×1200×1(mm)
のポリエステルせんい30%、レーヨン70%からなる
目付120g・/m2の不織布を用意し、その片面に前
記でえられた弾性発泡性防火塗料を厚さ約3mmに刷毛
ぬりしたのち、2日間乾燥させる。次にその裏面に同様
に塗装し、1週間乾燥後、厚さ6mm、重さ4kgの防
火・耐火布をえた。
のポリエステルせんい30%、レーヨン70%からなる
目付120g・/m2の不織布を用意し、その片面に前
記でえられた弾性発泡性防火塗料を厚さ約3mmに刷毛
ぬりしたのち、2日間乾燥させる。次にその裏面に同様
に塗装し、1週間乾燥後、厚さ6mm、重さ4kgの防
火・耐火布をえた。
上記でえられた防火・耐火布を300×300(mm)
の大きさに切り、これをガスレンジのリングバーナーの
上に火口より45mm離しておく。
の大きさに切り、これをガスレンジのリングバーナーの
上に火口より45mm離しておく。
点火後弱火で5分間、ひきつづき中火で15分間、合計
20分間加熱する。点火後3分後には、炎に当る面が約
14mmの厚さに膨脹するが、この間着火もなく裏面も
全く異状がない。この状態は5分後も同じである。さら
に中火になつて2分後には更に膨脹して厚さ約18mm
となり、裏面も結晶水の分離で湿つた状態になるが、そ
の後は殆んど変形することもなく、かつ塗面にキレツな
どの発生もみられなかつた。試験の最後の段階でも、裏
面に指先を触れることができる位温度は上つていなかつ
た。
20分間加熱する。点火後3分後には、炎に当る面が約
14mmの厚さに膨脹するが、この間着火もなく裏面も
全く異状がない。この状態は5分後も同じである。さら
に中火になつて2分後には更に膨脹して厚さ約18mm
となり、裏面も結晶水の分離で湿つた状態になるが、そ
の後は殆んど変形することもなく、かつ塗面にキレツな
どの発生もみられなかつた。試験の最後の段階でも、裏
面に指先を触れることができる位温度は上つていなかつ
た。
ケーブルが塩化ビニル樹脂で被覆されている場合には、
図1の如く相隣る9本のケーブルC1、C2、C3…C
9が孤立するように、防火・耐火布1を波形に挿入して
固定する。
図1の如く相隣る9本のケーブルC1、C2、C3…C
9が孤立するように、防火・耐火布1を波形に挿入して
固定する。
もし、ケーブルが垂直方向に並んでいるときは各ケーブ
ルと接する防火・耐火布の上端部に穴をあけて紐を通し
、その紐を各ケーブルに固く結び、紐の露出部分に弾性
発泡性塗料を塗布する。
ルと接する防火・耐火布の上端部に穴をあけて紐を通し
、その紐を各ケーブルに固く結び、紐の露出部分に弾性
発泡性塗料を塗布する。
また、ケーブルがポリエチレンで被覆されている場合に
は、防火・耐火布しでケーブルC1、C2、C3…C9
を覆つていない部分に、弾性発泡性塗料2を塗布する。
は、防火・耐火布しでケーブルC1、C2、C3…C9
を覆つていない部分に、弾性発泡性塗料2を塗布する。
なお、ケーブルの延焼防止の施工に当り、防火・耐火布
の長さは、ケーブルの種類、大きさ、配線の状況等に応
じて決定される。
の長さは、ケーブルの種類、大きさ、配線の状況等に応
じて決定される。
なお、この実施例1でつくられた防火・耐火布は、ゴム
質に近く180°に折曲げてもキレツなど入らない性質
をもつている。
質に近く180°に折曲げてもキレツなど入らない性質
をもつている。
実施例.2
図2において、2枚の大きさタテ×ヨコ×厚サ600×
900×25(mm)のロツクウール保温板3、4の片
面づつに、実施例1で用いたものと同じ弾性発泡性防火
塗料5をそれぞれ厚さ約2mmづつに塗つてそれら塗面
同志を重ね合わせ水平に置いたのち、さらにその表面に
弾性発泡性防火塗料6を厚さ約2mmに塗り、これを4
0℃、相対湿度40%の乾燥室に2日間入れて乾燥する
。
900×25(mm)のロツクウール保温板3、4の片
面づつに、実施例1で用いたものと同じ弾性発泡性防火
塗料5をそれぞれ厚さ約2mmづつに塗つてそれら塗面
同志を重ね合わせ水平に置いたのち、さらにその表面に
弾性発泡性防火塗料6を厚さ約2mmに塗り、これを4
0℃、相対湿度40%の乾燥室に2日間入れて乾燥する
。
次に、この裏面にも弾性発泡性防火塗料7を厚さ約2m
mに塗つて同上の乾燥室で2日間乾燥させ、加熱により
発泡し断熱層を形成する防火・耐火材料をうる。
mに塗つて同上の乾燥室で2日間乾燥させ、加熱により
発泡し断熱層を形成する防火・耐火材料をうる。
このものは、強力な断熱耐火材料として防火壁或は耐火
庫壁体の充填材料として使用することができる。
庫壁体の充填材料として使用することができる。
なお、素材に弾性発泡性防火塗料を塗る前に、素材によ
つて各種シーラーやサビ止め塗料を塗つたり接着テープ
を施したりすることができる。
つて各種シーラーやサビ止め塗料を塗つたり接着テープ
を施したりすることができる。
実施例.3
アスベストを主材にした坪量100g・/m2の不燃紙
を幅80mm、長さ3mに切り、その裏面に両面接着テ
ープの片面だけを接着させる。
を幅80mm、長さ3mに切り、その裏面に両面接着テ
ープの片面だけを接着させる。
この上に、実施例1で製造した弾性発泡性防火塗料を厚
さ4mmに均一に塗布し一週間室温で乾燥させたのち、
その上に白色のアクリルポリウレタン系弾性塗料を1回
塗装しさらに一週間室温で乾燥させて、本発明の防火・
耐火材料の裏面に接着テープのついたものをうる。
さ4mmに均一に塗布し一週間室温で乾燥させたのち、
その上に白色のアクリルポリウレタン系弾性塗料を1回
塗装しさらに一週間室温で乾燥させて、本発明の防火・
耐火材料の裏面に接着テープのついたものをうる。
このものは、各種のケーブルに巻いて延焼防止用として
、或は防火扉の防火シール材料などに用いて有用である
。
、或は防火扉の防火シール材料などに用いて有用である
。
第1図は、本発明の防火・耐火材料を複数本のケーブル
の延焼防止に適用した場合のケーブルの長さ方向に直角
の断面図を示す。 第2図は、ロツクウール保温板を素材とし、これに弾性
発泡性防火塗料を塗装してえられる本発明の防火・耐火
材料の斜視図を示す。 C1、C2、C3、…C9 ケーブル 1 防火・耐火布
の延焼防止に適用した場合のケーブルの長さ方向に直角
の断面図を示す。 第2図は、ロツクウール保温板を素材とし、これに弾性
発泡性防火塗料を塗装してえられる本発明の防火・耐火
材料の斜視図を示す。 C1、C2、C3、…C9 ケーブル 1 防火・耐火布
Claims (1)
- 主な結合剤を弾性合成樹脂エマルションとし、発泡層形
成剤と無機質発泡骨材を含む弾性発泡性防火塗料を、平
板状または半円筒状の織布、不織布、紙、マット、ボー
ド類、金属板などの素材に塗布した防火・耐火材料
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400985A JPS61185439A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 防火・耐火材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400985A JPS61185439A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 防火・耐火材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61185439A true JPS61185439A (ja) | 1986-08-19 |
Family
ID=12126549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2400985A Pending JPS61185439A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 防火・耐火材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61185439A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0476151A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-10 | Yamamoto Yogyo Kako Kk | 建築物表面仕上用シートの製造方法 |
JPH0655680A (ja) * | 1992-08-03 | 1994-03-01 | Sk Kaken Co Ltd | 発泡耐火シート及びその施工方法 |
JP2012251369A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Shimizu Corp | 防火パネル |
-
1985
- 1985-02-09 JP JP2400985A patent/JPS61185439A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0476151A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-10 | Yamamoto Yogyo Kako Kk | 建築物表面仕上用シートの製造方法 |
JPH0655680A (ja) * | 1992-08-03 | 1994-03-01 | Sk Kaken Co Ltd | 発泡耐火シート及びその施工方法 |
JP2012251369A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Shimizu Corp | 防火パネル |
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