JPS61184327A - バ−ナの燃焼風送風装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、バーナの燃焼風送風装置に関する。

発明が解決しようとする問題点 穀粒を乾燥する乾燥機にバーナを使用した場合で、この
乾燥機前部に設けたこのバーナで発生する熱風を後部に
設けた排Ｘ機で吸わせることにより、この熱風を乾燥室
へ通風させ、該乾燥室内を流下中の穀粒を乾燥させる形
態では、この乾燥作業中に該バーナの燃焼に必要な燃焼
風を送風ファンで吸入し、このバーナ内へ送風するが、
該送風ファンで吸入して送風するときに、この吸入風向
に混入する塵埃をも吸入し、この塵埃が該バーナの燃焼
部へ送風されないようにフィルタで防止するが、この塵
埃が該フィルタに多量に付着すると、このフィルタが目
詰りとなり、該バーナ部へ吸入送風する風量が減少し、
該バーナの燃焼風が不足となり燃焼不良が発生すること
がある。

問題点を解決するための手段 この発明は、バーナ（１）内へ燃焼風を送風する送風フ
ァン（２）をこのバーナ（１）上部に設け、この送風フ
ァン（２）下部にはフィルタ（３）を設け、該バーナ（
１）より発生する熱風の一部を吸入する吸気口（４）を
このバーナ（１）の燃焼部（５）上部に設け、この吸気
口（４）より吸入する吸入風は該フィルタ（３）を経て
該送風ファン（２）で該バーナ（１）内へ送風すべく構
成してなるバーナの燃焼風送風装置の構成とする。

発明の作用、および効果 例えば、穀粒を乾燥する乾燥機にバーナ（１）を使用し
た場合では、該バーナ（１）より発生する熱風と、この
バーナ（１）部の周囲を通過する外気風とが混合して乾
燥室へ通風され、穀粒が乾燥されるが、該バーナ（１）
の燃焼に必要な燃焼風は、吸気口（４）より吸入され、
このバーナ（１）上部に設けたフィルタ（３）を経て送
風ファン（２）で該バーナ（１）内へ送風され、燃焼部
（５）で燃焼用燃料とこの送風された送風とが混合され
て燃焼する。

該バーナ（１）へ送風される燃焼風は、このバーナ（１
）上部に該フィルタ（３）及び送風ファン（２）を設け
たことにより、該吸気口（４）より吸入される吸入風は
上部へ吸入されることとなるため、この吸入風向に混入
する大きな塵埃は、該フィルタ（３）部を通過するまで
に落下してこのフィルタ（３）には付着することが少な
くなり、該フィルタ（３）は塵埃で目詰まりすることが
少なく゛なり、このため燃焼風が不足することがなくな
るので、常に安定した状態で該バーナ（１）は燃焼する
。

実施例 なお図例において、乾燥機（６）は、前部にバーナ（１
）、操作ボックス（７）及び昇穀機（８）等を有し、後
部には排風機（９）を有し、内部の上方には貯留室（１
０）を下部には乾燥室（１１）等を有する構成であり、
このバーナ（１）は該乾燥機（６）前部に着脱自在に設
けたバーナケース（１２）の底部に固着した支持板（１
３）上に装着し、このバーナケース（１２）内に内蔵し
て設け、該バーナ（７）より発生する熱風を後部に設け
た該排風機（９）で吸わせることにより、この熱風と該
バーナ（１）部の周囲を通過する外気風とが混合して乾
燥熱風となり、該乾燥室（１１）を横断通風し、この乾
燥室（ｔり内を流下する穀粒を乾燥させる構成である。

該バーナ（１）は、後部に燃焼用空気を送風する円筒状
で中央部に開口（３２）を有する送風筒（＋４）を有し
、前部には燃焼部（５）を有し、該送風筒（１４）内に
はモータ（１５）を設け、該送風筒（１４）前部には燃
焼筒（１Ｂ）を固着し、この燃焼筒（１８）は中央部が
開口し、この開口部には先端が開口した円筒状の案内筒
（１７）を固着し、この案内筒（１７）外周部には気化
燃料が燃焼火炎となって噴出する噴出孔（１８）を有す
る燃焼盤（！９）を設け、この燃焼盤（１９）の内径部
は内側へ傾斜した形状である。該燃焼筒（１６）外周部
近傍には噴出燃料に着火する点火ヒータ（２０）を固着
した構成である。該モータ（１５）の軸（２１）前先端
部には燃料ノズル（２２）より供給される燃焼用燃料を
受けて回転飛散させる飛散体（２３）及び気化筒（２０
を固着し、この気化筒（２４）はコツプの如き形状で口
縁部が外周方向に折曲し、この口縁部には気化盤（２５
）を燃料が流出しうる小隙間（２６）を有する状態に固
着し、この気化盤（２５）は前縁部側を前方外方°へ斜
めに拡径し、該気化筒（２４）とは逆の円錐形状に形成
している。該案内筒（１７）外径部と該気化筒（２４）
内径部とには一定の隙間を有し、該燃焼ｆＡ（１９）の
傾斜部と該気化盤（２５）の拡径部との間には噴出口（
２７）を形成し、この噴出口（２７）より気化燃料が燃
焼火炎となって噴出する構成である。

前記バーナ（１）の燃焼用の燃焼風は、前記バーナケー
ス（１２）土壁部より、該バーナ（１）の該燃焼部（５
）上部へ突出する状態に設けた倒り字状の吸気口（４）
より吸入し、該バーナケース（１２）上部に設けた円筒
状のケース内に設けたフィルタ（３）を経て、このフィ
ルタ（３）上部に設けた送風ファン（２）で送風ダク）
　（２８）を経て該送風筒（１４）の開口（３２）部よ
り、この送風筒（１４）内へ送風する構成であり、該バ
ーナケース（１２）土壁部には開閉自在な弁（３１）を
設け。

堆積する塵埃を除却する構成である。燃焼用燃料は、前
記乾燥ａｌｌ！　（６）前部に設置した燃料タンク　　
　゛（２９）から供給管、燃料ポンプ及び燃料ノズル（
２２）を経て、該飛散体（２３）外周部へ噴出供給する
構成である。該送風ファン（２）より該バーナ（１）へ
送風する送風量を電気的に制御する制御装置（３０）を
、該バーナケース（１２）上部の該送風ファン（２）横
に装着している。該バーナ（１）に供給する燃焼用燃料
は前記操作ボックス（７）で電気的に制御する構成であ
る。

乾燥機（６）前部の操作ボックス（７）の操作により、
該乾燥機（６）が始動すると同時に、バーナ（１）の点
火ヒータ（２ｏ）が赤熱し、燃焼用燃料が燃料タンク（
２９）から燃料ポンプを経て燃料ノズル（２２）で飛散
体（２３）外周部へ供給され、この飛散体（２３）でこ
の供給された燃料が気化筒（２４）内壁部へ飛散され、
この気化筒（２４）内壁部を流下中に小隙間（２Ｂ）よ
り噴出し、この噴出した燃料の一部が赤熱した該点火ヒ
ータ（２ｏ）に飛散して自動着火して燃焼が開始される
。又燃焼風は吸気口（ｊ）より吸入され、フィルタ（３
）を経て送風ファン（２）より送風ダクト（２８）を経
て送風筒（１４）の開口（３２）部よりこの送風筒（１
４）内へ送風される。この燃焼する燃焼火炎で該気化筒
（２４）が熱せられ、この気化筒（２４）内を流下中の
燃料が気化され、この気化燃料が噴出口（２７）と燃焼
１（１９）の噴出孔（１８）とより燃焼火炎となって噴
出し、この燃焼火炎が熱風となり、該バーナ（１）部の
周囲を通過する外気風とが混合して乾燥用熱風となり、
該乾燥機（６）後部の排風機（９）で吸われて乾燥室（
１１）を横断通風し、該乾燥機（６）内に収容した穀粒
は。

貯留室（！Ｏ）より該乾燥室（１１）内を流下中にこの
乾燥用熱風に晒されて乾燥され、穀粒が規定水分に達す
ると該操作ボックス（７）で自動制御して該乾燥機（６
）が自動停止する。この乾燥作業のときに燃焼風は、該
吸気口（４）より吸入され、この吸入風は上部へ吸入さ
れるため、この吸入風向に混入する塵埃は、該フィルタ
（３）部を通過するまでに落下することが多く、このた
め該フィルタ（３）が塵埃で目詰りすることがないので
、常に安定した状態で該バーナ（１）は燃焼する。　　
　′なお、第５図及び第６図に示す他の実施例を説明す
ると、前記バーナケース（１２）下壁部より、前記バー
ナ（１）の前記燃焼部（５）下部へ突出する状態にＬ字
状の前記吸気口（４）を設け、この吸気口（４）と連通
ずるサイクロン（３３）ｔ−１バーナケース（Ｉ２）下
部に設け、このサイクロン（３３）横部には前記送風フ
ァン（２）を設けて、このサイクロン（３３）と連通さ
せ、この送風ファン（２）と前記送風筒（１４）の前記
開口（３２）部とを前記送風ダクト（２８）で連通させ
た構成である。　該バーナ（１）の燃焼用の燃焼風は、
該吸気口（４）より吸入され、該サイクロン（３３）を
経て、該送風ファン（２）で該送風ダクト（２Ｂ）を経
て、該送風筒（１４）の該開口（３２）部よりこの送風
筒（１４）内へ送風され、この吸入送風される燃焼風内
に混入する塵埃は、該サイクロン（３３）内で除却され
、該バーナ（１）の該燃焼部（５）へ送風される燃焼風
内には塵埃の混入していない燃焼風が送風されるので、
安定した状態で該バーナ（１）は燃焼する。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は側断
面図、第２図は一部破断せる正面図、第３図はその一部
の側断面図、第４図は一部破断せる乾燥機側面図である
。第５図、及び第６図は他の実施例を示す図で、第５図
は側断面図、第６図は一部破断せる正面図である。 図中、符号（１）はバーナ、（２）は送風ファン、（３
）はフィルタ、（４）は吸気口、（５）は燃焼部を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バーナ（１）内へ燃焼風を送風する送風ファン（２）を
   このバーナ（１）上部に設け、この送風ファン（２）下
   部にはフィルタ（３）を設け、該バーナ（１）より発生
   する熱風の一部を吸入する吸気口（４）をこのバーナ（
   １）の燃焼部（５）上部に設け、この吸気口（４）より
   吸入する吸入風は該フィルタ（３）を経て該送風ファン
   （２）で該バーナ（１）内へ送風すべく構成してなるバ
   ーナの燃焼風送風装置。