JPS61183583A - キ−管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば複数のテナントからなるビルに係り、
各テナント毎のキー操作によって自室を管理するキー管
理装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の装置としては、例えばビルの玄関付近に
設置されるキーボックスにはカードリーダが備えられ、
各テナント毎のカードが読み取られるようになされ、該
当するテナントのボックス蓋が開けられ、開けたボック
ス内のキーめ操作によって該当するテナントの部屋の照
明を０ＮＩＤＦＦＩ、。

たり、侵入監視を開始／終了したりするものがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに、従来装置においては、キー操作（例えばキを
左へ廻すか右へ廻す）が不十分であるとキースイッチの
接点が振動等でチャタリングを起し接点動作が０ＮＩＤ
ＦＦ状態を繰り返す。

その結果、照明等がそれに同期して点滅することになる
。又はキーを十分に操作しても、接点の経年変化による
接触不良が原因で上記同様不安定な状態を引き起すこと
がある。

そこで、この発明はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、キー操作によるチャタリング等により照明
が不用意に点滅することのないキー管理装置を提供する
ものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るキー管理装置は、ＩＤ判別装置による判
別結果が予め定めた内容と一致した時に所定時間のみ上
記ロック機構のロック状態を解除してキーをキー差し込
み台への差し込み及び取出し可能状態とする制御回路、
該制御回路より発せられるロック状態解除信号に基づい
てキースイッチのオン令オフ操作信号を記憶保持し照明
点灯指令あるいは侵入監視指令を発する指令回路を備え
たものである。

〔作用〕

この発明によれば、キースイッチのオン・オフ操作によ
って出力される信号を指令回路によって記憶保持し、該
記憶保持されたオン・オフ操作信号に基づいて、照明点
灯指令あるいは侵入監視指令をテナント室に発する為、
キースイッチのヤタリングが上記各指令信号に影響を及
ぼすのを回避できるとともに確実な照明点灯指令あるい
は侵入監視指令を発することができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。第
１図（Ａ）、ＣＢ）はビルの玄関付近に設けられるキー
ボックス（りの構成を示すもので、（２）はＩＤ判別装
置としてのカードリーダ、（３ａ）〜（３ｄ）は各テナ
ント毎のキーボックスの蓋であり、第１図ＣＢ）に第１
図（Ａ）のＡ−Ａ線矢視図を示すように例えばキーボッ
クス蓋（３ｂ）、（３ｄ）はロック゛機構たる電磁コイ
ル（４ｂ）、（４ｄ）によって開閉制御されるようにな
されており、キー（５ｂ）　、（５ｄ）はボックス内の
キー差し込み台（８ｂ）　、（Ｂｄ）に差し込まれてい
る。なお、（？）、（８）は上記電磁コイルとともに第
２図に示す制御回路によって点灯および鳴動制御される
。

第２図は上記制御回路の一例を示すもので、（３）はカ
ードリーダ（２）・による各カードのリードの結果がそ
れぞれ該当するテナントの！Ｄコードと一致した時に出
力Ｈを送出するデコーダ、（ＩＤａ）　〜（ＩＤｄ）は
デコーダ（８）からのＨ出力に基づいて出力Ｈの立上り
時にオンし例えばパルス幅が５ｓｅｃのパルスを送出す
るワンショットマルチバイブレータ、（ｌｌａ）〜（ｌ
ｉｄ）は該ワンショットマルチバイブレータ（ＩＤａ）
〜（ＩＤｄ）の各出力の立下り時にオンし例えばパルス
幅が０．５ｓｅｃのパルスを送出するワンショットマル
チバイブレータで、上記ワンショットマルチバイブレー
タ（ＩＤａ）〜（ＩＤｄ）の各出力によってそれぞれリ
レー（１２ａ）〜（１２ｄ）をそれぞれ励磁するととも
に、それら出力の論理和を得るオア素子（１３）により
ランプ（７）を点灯するようになっている。また上記ワ
ンショットマルチバイブレータ（ｌｌａ）〜（ｌｉｄ）
の論理和を得るオア素子（１４）によりブザー（８）を
鳴動するようになっている。

しかして、電磁コイル（４ａ）〜（４ｄ）は常時はリレ
ー接点（１３ａ）〜（１３ｄ）の閉成によって直流電源
（す、（−）の供給を受けて励磁し第１図に示すボック
ス蓋（３ａ）〜（３ｄ）をそれぞれ施錠するようになさ
れ、他方リレー（１２ａ）〜（１２ｄ）の励磁時にはそ
のリレー接点（１３ａ）〜（１３ｄ）の開放によって消
磁し、例えば５秒間ボックス蓋（３ａ）〜（３ｄ）を開
錠するようになっている。

又一方ワンショットマルチバイブレーク（ＩＤａ）〜（
ＩＤｄ）より発せられた５ｓｅｃ巾のパルス（Ａ１）〜
（Ａ４）は第３図に示される指令回路へ送出される。

第３図は上記指令回路の一例を示すもので（Ｋ２）〜（
Ｋ４）はキースイッチの接点、（１４ｂ）〜（１４ｄ）
はワンショットマルチバイブレータ（ＩＤｂ）〜（ＩＤ
ｄ）からのパルス（Ａ２）〜（Ａ４）とキースイッチ接
点（Ｋ２）〜（Ｋ４）よりのＨ出力のオフ操作信号を受
けて侵入監視指令信号を発するアンド素子、（１５ｂ）
〜（１５ＣＩ）はパルス（Ａ２）〜（Ａ４）とキースイ
ッチ接点（Ｒ２）〜（Ｒ４）よりのＬ出力のオン操作信
号を受けて照明点灯指令信号を発するアンド素子、　（
ｔｅｂ）〜（ＩＥｔｄ）は侵入監視指令信号及び照明点
灯指令信号を記憶保持するＲ−Ｓフリップフロップであ
る。

したがって、上記実施例によれば、例えばテナントｂの
人がカードをカードリーダ（２）に入れると、デコーダ
（９）からＨ出力によりワンショットマルチバイブレー
タ（ＩＤｂ）から５ｓｅｃのパルス幅を有するパルスが
出力され、このパルス出力によりオア素子（１３）を介
してランプ（７）が点灯し、キーボックスｂの蓋（３ｂ
）の開放可能状態を表示することになる。そして又リレ
ー（１２ｂ）が励磁してその接点（１３ｂ）の開放によ
り電磁コイル（４ｂ）の励磁が解けこれによりテナン）
ｂ（３ｂ）の蓋が開放可能状態となり、蓋を明けること
によりボックス内のキー（５ｂ）を第１図ＣＢ）に示す
キー差し込み台（８ｂ）上でおいてＯＮ方向に回した後
、差し込み台（６ｂ）からキー（５ｂ）を抜き自室に持
って行く。

すなわち、テナントは、５ｓｅｃ巾のパルス（Ａ２）が
アンド素子（１４ｂ）及び（１５ｂ）へ入力されている
ボックス蓋（３ｂ）の開放可能時、キー（５ｂ）をキー
差し込み台（６ｂ）のＯＮ側へ回すことにより、キース
イッ接点（Ｒ２）はアンド素子（１５ｂ）のＬ入力端子
にＬ入゛力を送出する。これによりアンド素子（１５ｂ
）は論理積条件を得てＲ−Ｓフリップフロップ（１８ｂ
）のリセット端子（Ｒ２）にＨ出力を送出して（る２）
端子より照明点灯指令２を発する。

該照明点灯指令２は、５秒後にパルス（Ａ２）及びキー
スイッチ接点（Ｒ２）の出力レベルが変っても（る２）
保持される。このことは、所定時間（例えば５秒）経過
した後は、　（Ｑ２　）端子に出力された照明点灯指令
２はキースイッチ接点（Ｒ２）の動作に影響されること
はないことを示している。尚上記の場合は、（Ｒ２）端
子にリセット信号が入力される為、（Ｑ２）より出力さ
れていた侵入監視指令２は断となり、テナントの室の侵
入監視は解除となる。

次に定時となり、テナントが自室より引き上げる時は、
入室時と同様に、テナントｂの人がカードをカードリー
ダ（２）に入れることによりワンショットマルチバイブ
レータ（ＩＤｂ）より５ｓｅｃのパルス巾を有するパル
ス（Ａ２）が出され、このパルチス出力（Ａ２）により
ボックス蓋ｂ　（３ｂ）の開放状態を表示するランプ（
７）が点灯する、上記パルスは第３図に示される、アン
ド素子（１４ｂ）と（１５ｂ）にも５秒間印加されるこ
とになる。該５秒間の内に、テナントはキー（５ｂ）を
取り出してキー差し込み（６ｂ）に差し込んで、ＯＦＦ
側へ回す、この結果Ｈのパルス出力（Ａ２）が印加され
ているアンド素子（１４ｂ）にキースイッチ接点（Ｒ２
）を介してＨ信号が入力されて、アンド素子（１４ｂ）
よりＲ−Ｓフリップフロップ（１６）のセット端子（Ｓ
２）に信号が入力される。

これによりＲ−Ｓフリップフロップ（１８ｂ）の（Ｑ２
）端子より侵入監視指令２が発さられて、テナントのい
ない室に侵入監視がかけられる。

一方（Ｑ２）端子より出力されている照明点灯指令２は
解消され、室の照明は消灯される。消灯後テナントはキ
ー（５ｂ）をキー差し込み台（８ｂ）に差し込んだ状態
にして帰るが、Ｒ−Ｓフリップフロップ（１１３ｂ）は
侵入監視指令をすでに記憶保持している為、侵入監視指
令はキースイッチ接点（Ｒ２）の動作に影響されない。

しかして、５秒後には上記ワンショットマルチバイブレ
ータ（ｔａｂ）の出力はＬとなりリレー（１２ｂ）は消
勢されその接点（１３ｂ）の閉成により電磁コイル（４
ｂ）が励磁されるためテナントｂの蓋（３ｂ）は再び施
錠されて開放されない、これとともにワンシ重ツ）−ｆ
ルチバイブレータ（ｌｌｂ）は０．５ｓｅｃのパルス幅
を有するパルスを出力することになり、オア素子（１４
）を介してブザー（８）が鳴動してテナントｂの蓋（３
ｂ）が電磁コイル（４ｂ）によって施錠状態にあること
を報知することになる。

この発明は上記実施例の他に下記の実施態様を採用する
ことができる。

１、カードリーダの代りにテンキー等Ｉｎ判別するもの
ならどんなものを使っても良く、又カードリーダとテン
キーの両方のＡＮＤ条件でボックス蓋が開く様にしても
良い。

２．ボックス蓋の構造はスイング式、観音扉式どんなも
のでも同様にできる。

３、差し込み台に挿入されたキーは所定の廻し方をしな
いと抜けない様にして差し込み台自体をロック機構とし
ても良い（例えば金庫のダイヤルの様に）。

４、電磁コイルは常時励磁タイプのものでなく常時消磁
タイプのものでもよく、さらには開ける時だけ又は閉め
る時だけパルス励磁する瞬間動作式のものを用いても良
い。

５、テナントの数が増えても同様に行い得る。

６、キーボックスを大キくシ、メールボックスとして使
用しても良い。

？、差し込み台そのものを電磁式にし、カードリーダで
判別してＯＫのものだけ所定時間キーが抜ける様にして
も良い。

８、カードリーダによる読み込みコード及びキーボック
スを開けたテナントのコードを記録としてプリント出力
し、悪用された場合のデータとして残しても良い。

９、電磁コイルによるボックス蓋の施錠だけでなく、メ
カニカルなｉツクを付加しても良い。

つまり、電磁コイルでそのメカニカルなロックを外す様
にしても良い。

ＩＤ、ランプやブザー↑なく、表示板に文字を記入し、
その表示板を照明して表示するか又は音声で案内する様
にしても良い、又は音楽等のメロディ−を流しても良い
。

１１、蓋を開いた事を検出するセンサーを設け、蓋が開
いた後、所定時間のみ又は蓋が開いている間キーの０Ｎ
ＩＤＦＦ信号を確認する様にしても良い。

１２、キー接点出力は接点以外の電気式検出方法（マグ
ネットセンサー、光電式等）を用いても良い。

１３、キー接点が実際に有効となり、受は付けられた事
を表示しても良い。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、この発明によれば、キースイッチ
によるオン・オフ操作信号を記憶保持する指令回路を設
けた構成とした為、キースイッチの動作不良に起因する
チャタリング等で照明などが不用意に点滅することが回
避できると共に、確実な照明の点滅制御及び侵入監視装
置の制御を行なうことができ、その為、信頼性の高いキ
ー管理装置を提供できる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）はこの発明によるキーボックスの構成図、
第１図（Ｂ）は第１図（Ａ）のＡ−Ａ線矢視断面による
内部概略構成図、第２図はこの発明の一実施例による制
御回路図、第３図はこの発明の一実施例による指令回路
図である。 （１）はキーボックス、（２）はカードリーダ、（３ａ
）〜（３ｄ）はボックス蓋、 （４ｂ）、（４ｄ）は電磁コイル、（５ｈ）　、　（５
ｄ）はキー、（８ｂ）　、（１３ｄ）はキー差し込み台
、（に２　）、（Ｋ４　）はキースイッチ接点、（ｌ１
３ｂ）、（１８ｄ）はＲ−Ｓフリップフロップ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）カードリーダまたはテンキー等のＩＤ判別装置、
   テナント毎のキーをそれぞれ収容した各ボックスからの
   キーの取出しをロックするロック機構、上記ＩＤ判別装
   置による判別結果が予め定めた内容と一致した時に所定
   時間のみ上記ロック機構のロック状態を解除してキーを
   キー差し込み台への差込み及び取出し可能状態とする制
   御回路、該制御回路より発せられるロック状態解除信号
   に基いてキースイッチのオン・オフ操作信号を記憶保持
   し照明点灯指令あるいは侵入監視指令をキーに対応する
   テナント室へ発する指令回路を備えたことを特徴とする
   キー管理装置。
2. （２）上記制御回路はキースイッチのオン・オフ操作信
   号の操作有効期間を視覚または聴覚表示制御する特許請
   求の範囲第１項記載のキー管理装置。
3. （３）上記制御回路は上記キーのオン・オフ操作信号を
   表示制御する特許請求の範囲第１項または第２項記載の
   キー管理装置。