JPS61183452A - 耐CaSO↓4付着高温腐食性高マンガン鋼 - Google Patents
耐CaSO↓4付着高温腐食性高マンガン鋼Info
- Publication number
- JPS61183452A JPS61183452A JP2390585A JP2390585A JPS61183452A JP S61183452 A JPS61183452 A JP S61183452A JP 2390585 A JP2390585 A JP 2390585A JP 2390585 A JP2390585 A JP 2390585A JP S61183452 A JPS61183452 A JP S61183452A
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- Japan
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- corrosion
- steel
- resistance
- caso
- caso4
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(利用分野]
本発明は耐aaso4付着高温腐食性高マンガン鋼、特
に流動床ボイラーの高温部用鋼管に用いられるCaSO
4付着下の高温腐食に対する抵抗性のすぐれた高マンガ
ンオーステナイトステンレス鋼に関する。
に流動床ボイラーの高温部用鋼管に用いられるCaSO
4付着下の高温腐食に対する抵抗性のすぐれた高マンガ
ンオーステナイトステンレス鋼に関する。
(発明の背景及び従来技術〉
近年、石炭燃焼ボイラーの新しい方式として流動床ボイ
ラーが注目されている。流動床ボイラーは低品位燃料が
使用でき、流動層内の伝熱効率が高く炉内脱硫ができる
などの幾多の特徴を有し、小型産業用として世界各地で
使用されつ\メジ、近年では先進国でこのボイラーの事
業用としての開発が進められている。
ラーが注目されている。流動床ボイラーは低品位燃料が
使用でき、流動層内の伝熱効率が高く炉内脱硫ができる
などの幾多の特徴を有し、小型産業用として世界各地で
使用されつ\メジ、近年では先進国でこのボイラーの事
業用としての開発が進められている。
流動床ボイラーでは前述の通シ炉内脱硫の可能なことが
特徴の一つであるが、脱硫目的のためには石灰石やドロ
マイトが媒体として用いられる。石灰石(cacos)
は熱分解しr4oとなシ石炭燃焼の結果生ずる硫黄分を
下記の反応で吸収するので石灰石金主な流動媒体とする
ことにより炉より発生する硫黄分を低く抑えることがで
きる。
特徴の一つであるが、脱硫目的のためには石灰石やドロ
マイトが媒体として用いられる。石灰石(cacos)
は熱分解しr4oとなシ石炭燃焼の結果生ずる硫黄分を
下記の反応で吸収するので石灰石金主な流動媒体とする
ことにより炉より発生する硫黄分を低く抑えることがで
きる。
CaO+ Boz + /202 →CaSO4しか
し、反面この結果生成するc aso4は流動床内伝熱
管の特に高温表面に付着し、管材として用いられる鋼材
の腐食の原因ともなることが判明してきている。これに
よって生ずる高温腐食は場合によっては厳しいものでメ
ジ、殊に温度が550℃以上の高温部材では長期使用寿
命の観点からこの腐食に対する耐食性を配慮した材料を
用いなければならない。
し、反面この結果生成するc aso4は流動床内伝熱
管の特に高温表面に付着し、管材として用いられる鋼材
の腐食の原因ともなることが判明してきている。これに
よって生ずる高温腐食は場合によっては厳しいものでメ
ジ、殊に温度が550℃以上の高温部材では長期使用寿
命の観点からこの腐食に対する耐食性を配慮した材料を
用いなければならない。
一方、これまでの小型産業用ボイラーでは地域暖房など
の用途が多くろまシ高温の蒸気発生には用いられていな
かった為に問題にならなかったが今後事業用として用い
られる場合には高温蒸気の発生が必要であシ、場合によ
っては600〜650℃の蒸気発生に用いられる。流動
床ボイラーでは熱伝達が良好なため、伝熱管内の温度勾
配が大きく、約100℃位の内外温度差がつくと謂われ
ておシ、管表面温度は700〜750℃にも及ぶもので
るる。
の用途が多くろまシ高温の蒸気発生には用いられていな
かった為に問題にならなかったが今後事業用として用い
られる場合には高温蒸気の発生が必要であシ、場合によ
っては600〜650℃の蒸気発生に用いられる。流動
床ボイラーでは熱伝達が良好なため、伝熱管内の温度勾
配が大きく、約100℃位の内外温度差がつくと謂われ
ておシ、管表面温度は700〜750℃にも及ぶもので
るる。
従って、今後の特に事業用流動床ボイラーでは高温部に
用いられる管でCaSO、が付着し、高温のため腐食が
進行することが予想されるので、このような高温腐食に
対し耐食性の良好な材料が必要とされてきている。
用いられる管でCaSO、が付着し、高温のため腐食が
進行することが予想されるので、このような高温腐食に
対し耐食性の良好な材料が必要とされてきている。
従来、オーステナイトステンレス鋼としては本発明鋼と
成分的に重複する鋼が多く知られているけれども、流動
床ボイラーに用いられてCaSO、付着に基く高温腐食
に耐える効果を発揮した例は知られていない。
成分的に重複する鋼が多く知られているけれども、流動
床ボイラーに用いられてCaSO、付着に基く高温腐食
に耐える効果を発揮した例は知られていない。
従って、本発明は流動床ボイラーの高温部に適した管材
及び支持具などの構造部材用にCaSO。
及び支持具などの構造部材用にCaSO。
付着下の高温腐食に対する抵抗性の大きな新しい鋼材を
提供することを目的とするものである。
提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
Caso、付藩による高温腐食の機構は未だ充分に解明
されておらず、高ニッケル合金は抵抗性を示さず、僅か
に5US510S、5US547などのオーステナイト
系ステンレス鋼が温度によっては相対的に耐食性である
との報告があるのみであシ、CaSO4Kl”各種組成
のオーステナイトステンレス鋼に付着させ、これに関し
腐食試験を行なうことでその耐食性を調べた処、腐食現
象としては表面には酸化物が生成するが(場合によって
はCaQr204などの複機化物が生成される)、下地
の合金内には硫化物が離散的に生ずる内部硫化層を生じ
、この内部硫化層は内部侵食ヲ費けると非健全な肉厚部
分となシ、又異常酸化の原因ともなることからこの内部
硫化層の生成を抑制することが重要であることが判明し
た。
されておらず、高ニッケル合金は抵抗性を示さず、僅か
に5US510S、5US547などのオーステナイト
系ステンレス鋼が温度によっては相対的に耐食性である
との報告があるのみであシ、CaSO4Kl”各種組成
のオーステナイトステンレス鋼に付着させ、これに関し
腐食試験を行なうことでその耐食性を調べた処、腐食現
象としては表面には酸化物が生成するが(場合によって
はCaQr204などの複機化物が生成される)、下地
の合金内には硫化物が離散的に生ずる内部硫化層を生じ
、この内部硫化層は内部侵食ヲ費けると非健全な肉厚部
分となシ、又異常酸化の原因ともなることからこの内部
硫化層の生成を抑制することが重要であることが判明し
た。
本発明者らはこのような現象に鑑み各種元素の挙動に関
し調べた結果、Mnがこの内部硫化層の生成を抑制する
のに効果のあることを知見した。
し調べた結果、Mnがこの内部硫化層の生成を抑制する
のに効果のあることを知見した。
本発明はこのような知見に基いて完成したもので、M量
でC<C1,20%、 slα1〜2.0%、Mn2.
0〜7.0%、Cr14〜26%、Ni8〜50%を含
有し、さらに必要に応じNO,05〜(140%、 T
i、Nb、Zr 各CL O5〜1.5 %(7)1種
又h2種以上と、Y、 RIM、Mg、Caの1種又は
2種以上を合計でα1チ以下とを一万又は両方含有し、
残部はFe及び不可避的不純物より成るCaSO4付着
下の高温腐食に対する抵抗性のすぐれた合金鋼に関する
ものである。
でC<C1,20%、 slα1〜2.0%、Mn2.
0〜7.0%、Cr14〜26%、Ni8〜50%を含
有し、さらに必要に応じNO,05〜(140%、 T
i、Nb、Zr 各CL O5〜1.5 %(7)1種
又h2種以上と、Y、 RIM、Mg、Caの1種又は
2種以上を合計でα1チ以下とを一万又は両方含有し、
残部はFe及び不可避的不純物より成るCaSO4付着
下の高温腐食に対する抵抗性のすぐれた合金鋼に関する
ものである。
本発明鋼は流動床ボイラーにおいて流動層内伝熱管に対
する材質として適切であシ、而も場合によっては層内支
持具は勿論、低コスト高強度の母管の外に二重管として
用いることもできるものである。
する材質として適切であシ、而も場合によっては層内支
持具は勿論、低コスト高強度の母管の外に二重管として
用いることもできるものである。
次に本発明鋼における各種合金元素の含有量の限定理由
について述べる。
について述べる。
C:鋼の高温強度を確保するために有効な元する。しか
し二重管の外管材のように特に強度全必要としない場合
やNで強化を計る場合は別として通常[105%以上の
添加は高温強度確保上必要である。
し二重管の外管材のように特に強度全必要としない場合
やNで強化を計る場合は別として通常[105%以上の
添加は高温強度確保上必要である。
Sl;鋼の脱酸を目的に(1)%以上添加するが同時に
耐食性を増す効果もある。しかし本発明鋼では溶接性、
組織安定性全考慮し2.0%を最大とする。
耐食性を増す効果もある。しかし本発明鋼では溶接性、
組織安定性全考慮し2.0%を最大とする。
Mn;本発明の特徴をなす元素である。通常オーステナ
イト鋼ではMnは脱酸、脱硫の目的で添加され熱間加工
性を向上するのに効果があるとされて1%程度添加され
ているが、本発明鋼ではそれ以上にCaSO、による腐
食、殊に内部硫化の抑制に効果を発揮せしめるためにさ
らに添加するもので6b、crt及び使用温度などで必
要。
イト鋼ではMnは脱酸、脱硫の目的で添加され熱間加工
性を向上するのに効果があるとされて1%程度添加され
ているが、本発明鋼ではそれ以上にCaSO、による腐
食、殊に内部硫化の抑制に効果を発揮せしめるためにさ
らに添加するもので6b、crt及び使用温度などで必
要。
量は異なるが効果が顕著となるためには2.0%以上の
添加が必要である。Mn含有量は多いほどその傾向は好
ましいが、7.0%を超えると効果が飽和して来るとと
もに鋼の組織安定性や靭性に1害を生ずるようになるの
でMnは2.0〜7.0チとする。
添加が必要である。Mn含有量は多いほどその傾向は好
ましいが、7.0%を超えると効果が飽和して来るとと
もに鋼の組織安定性や靭性に1害を生ずるようになるの
でMnは2.0〜7.0チとする。
Or : CrはMnとともに耐食性を発揮せしめるた
めに重要な元素で、最低14チは必要であり、多いほど
好ましいが25%を超えるとオーステナイト相安定化の
ために必要なニッケル量が増大し、かえって耐食性を害
することにもなるので、効果の飽和する26%を上限と
する。而もOr>15%が望ましく、又crとMnとは
相乗して防食効果を発揮するので、望ましい範囲として
はOr (%) + Mn (%)〉20%である。
めに重要な元素で、最低14チは必要であり、多いほど
好ましいが25%を超えるとオーステナイト相安定化の
ために必要なニッケル量が増大し、かえって耐食性を害
することにもなるので、効果の飽和する26%を上限と
する。而もOr>15%が望ましく、又crとMnとは
相乗して防食効果を発揮するので、望ましい範囲として
はOr (%) + Mn (%)〉20%である。
N1;鋼のオーステナイト組織を維持するために必要な
元素であシ、そのためには8%以上添加する必要がある
が、あまり多すぎると著しく耐食性を害するため50%
を最大とする。
元素であシ、そのためには8%以上添加する必要がある
が、あまり多すぎると著しく耐食性を害するため50%
を最大とする。
本発明鋼は前述の元素のほか、さらに必要に応じNe
Nb p Ti e Zr及びY 、 REM 、 C
a、 Mgなどを含有せしめるが、その添加理由は次の
通りである。
Nb p Ti e Zr及びY 、 REM 、 C
a、 Mgなどを含有せしめるが、その添加理由は次の
通りである。
N;鋼のオーステナイト化を助け、相安定性保持に有効
でアシ、又鋼の強度向上にも有効な元素であるが、Nは
溶解法によって異なるけれども通常Q、01〜102%
程度は含まれる。然し上記の効果を発揮せしめるために
はα03%以上添加する必要があシ、14%以上では鋼
の固溶限を超え窒化物の析出により延性及び靭性に悪影
響を与える。望ましくはα1〜13チであるが、NはN
l)と複合添加される場合にはさらに強度向上効果を有
し、特に高温長時間クリ−とら゛ プ強度の向上に有効1埠る。
でアシ、又鋼の強度向上にも有効な元素であるが、Nは
溶解法によって異なるけれども通常Q、01〜102%
程度は含まれる。然し上記の効果を発揮せしめるために
はα03%以上添加する必要があシ、14%以上では鋼
の固溶限を超え窒化物の析出により延性及び靭性に悪影
響を与える。望ましくはα1〜13チであるが、NはN
l)と複合添加される場合にはさらに強度向上効果を有
し、特に高温長時間クリ−とら゛ プ強度の向上に有効1埠る。
Nb:炭窒化物の析出により鋼の高温強度の向上に有効
で[105%以上添加した場合に効果を発揮し、殊にN
と複合添加する場合にその効果は大となる。しかし、あ
まり多量になると析出物も粗大なものが多くなシ強度向
上に効果がなくなるとともに溶接性に害を生ずるので1
.5%を上限とする。
で[105%以上添加した場合に効果を発揮し、殊にN
と複合添加する場合にその効果は大となる。しかし、あ
まり多量になると析出物も粗大なものが多くなシ強度向
上に効果がなくなるとともに溶接性に害を生ずるので1
.5%を上限とする。
Ti、Zr:Nb と同様、窒炭化物析出により鋼の
強度向上に有効であシ、添加に伴い効果を発揮するがあ
まり多量では鋼の清浄度を害するので1.5%以下に限
定する。望ましくは(LO5〜05%であるが、またN
l)と複合添加する場合も合計で1.5%以下とするの
が望ましい。
強度向上に有効であシ、添加に伴い効果を発揮するがあ
まり多量では鋼の清浄度を害するので1.5%以下に限
定する。望ましくは(LO5〜05%であるが、またN
l)と複合添加する場合も合計で1.5%以下とするの
が望ましい。
Y 、 REM 、 Ca 、 Mg ; Cr20g
皮膜の生成を促し、熱間加工性向上、内部硫化層形成防
止を促すのに有効であり、必要に応じ(10005%以
上程度全添加する。しかしcL1%を超えると効果の増
大がなくなり、又清浄度も害する。
皮膜の生成を促し、熱間加工性向上、内部硫化層形成防
止を促すのに有効であり、必要に応じ(10005%以
上程度全添加する。しかしcL1%を超えると効果の増
大がなくなり、又清浄度も害する。
この他、Mo、W、Vの5%以下、Cuの7%以害を生
じない。なお、Y 、 REM 、 Ca 、 Mg
などの添加にはAlによる事前脱酸が必要であシ、そ
の場合通常0.01%程度は少くとも含有する。又Pは
溶接性の点からa、02%以下と少ないことが望ましく
、Sも鋼塊割れ防止、熱間加工性の改善のため[100
5%以下と少ないことが望ましい。
じない。なお、Y 、 REM 、 Ca 、 Mg
などの添加にはAlによる事前脱酸が必要であシ、そ
の場合通常0.01%程度は少くとも含有する。又Pは
溶接性の点からa、02%以下と少ないことが望ましく
、Sも鋼塊割れ防止、熱間加工性の改善のため[100
5%以下と少ないことが望ましい。
実施例
下表に示す成分の合金鋼を供試材として用いた。これら
の鋼は真空溶解にて17に9のインゴットとなし熱間鍛
造、熱間圧延の後、溶体化処理、冷間圧延、溶体化処理
の工程を経て5m厚さに仕上げた試験材より試験片を調
製し下記の試験に供した。
の鋼は真空溶解にて17に9のインゴットとなし熱間鍛
造、熱間圧延の後、溶体化処理、冷間圧延、溶体化処理
の工程を経て5m厚さに仕上げた試験材より試験片を調
製し下記の試験に供した。
流動床ボイラーでは0a80.が高温部材表面に極めて
緻密に密着生成するので、その状況を模擬するため各株
供試鋼の試験片f CaSO、粉末中に埋没する方法で
行なった。即ち試験片(形状; 2.5 (t) X
10 (wJ X 30 (t)覇、表面仕上:φ52
0番エメリーペーパー)全、310鋼で作成した円筒容
器(50φ(よりJ X 250(h)簡)内にまず
CaSO、 f少量装入し、これに上記試験片全挿入し
、さらにそれをカバーするようにCaSO4に装入し、
これを繰返して容器一杯となしてネジ蓋を閉め込み、容
器全体を電気炉内にて700℃及び800℃で500時
間加熱した。試験後は腐食減量から表面スケーリングに
よる減肉を測定するとともに断面の光学顕微鏡観察を行
ない、内部硫化深さを測定し合計の量を腐食侵食量とし
て求め評価基準とした。
緻密に密着生成するので、その状況を模擬するため各株
供試鋼の試験片f CaSO、粉末中に埋没する方法で
行なった。即ち試験片(形状; 2.5 (t) X
10 (wJ X 30 (t)覇、表面仕上:φ52
0番エメリーペーパー)全、310鋼で作成した円筒容
器(50φ(よりJ X 250(h)簡)内にまず
CaSO、 f少量装入し、これに上記試験片全挿入し
、さらにそれをカバーするようにCaSO4に装入し、
これを繰返して容器一杯となしてネジ蓋を閉め込み、容
器全体を電気炉内にて700℃及び800℃で500時
間加熱した。試験後は腐食減量から表面スケーリングに
よる減肉を測定するとともに断面の光学顕微鏡観察を行
ない、内部硫化深さを測定し合計の量を腐食侵食量とし
て求め評価基準とした。
結果を下表に併記するが、これよJMnの添加効果は明
らかで本発明鋼の耐食性改善効果の著しいことがわかる
。
らかで本発明鋼の耐食性改善効果の著しいことがわかる
。
Claims (7)
- (1)重量で、C≦0.20%、Si0.1〜2.0%
、Mn2.0〜7.0%、Cr14〜26%、Ni8〜
30%を含有し、残部は実質的にFeより成ることを特
徴とするCaSO_4付着下の高温腐食に対する抵抗性
のすぐれた合金鋼。 - (2)重量で、C≦0.20%、Si0.1〜2.0%
、Mn2.0〜7.0%、Cr14〜26%、Ni8〜
30%及びN0.03〜0.40%、Ti、Nb、Zr
各0.05〜1.5%の1種又は2種以上を含有し、残
部は実質的にFeより成ることを特徴とするCaSO_
4付着下の高温腐食に対する抵抗性のすぐれた合金鋼。 - (3)重量で、C≦0.20%、Si0.1〜2.0%
、Mn2.0〜7.0%、Cr14〜26%、Ni8〜
30%及びY、REM、Mg、Caの1種又は2種以上
を合計で0.1%以下含有し、残部は実質的にFeより
成ることを特徴とするCaSO_4付着下の高温腐食に
対する抵抗性のすぐれた合金鋼。 - (4)重量で、C≦0.20%、Si0.1〜2.0%
、Mn2.0〜7.0%、Cr14〜26%、Ni8〜
30%を含有し、さらにN0.03〜0.40%、Ti
、Nb、Zr各0.05〜1.5%の1種又は2種以上
及びY、REM、Mg、Caの1種又は2種以上を合計
で0.1%以下を含有し、残部は実質的にFeより成る
ことを特徴とするCaSO_4付着下の高温腐食に対す
る抵抗性のすぐれた合金鋼。 - (5)Cr、Mnを合計で20%以上含有せしめる特許
請求の範囲第(1)乃至第(4)項の何れか1項記載の
合金鋼。 - (6)Mo、W、V≦3%、Cu≦7%、Al≦0.5
%、B≦0.01%の1種又は2種以上を含有する特許
請求の範囲第(1)乃至(5)項の何れか1項記載の合
金鋼。 - (7)P、SはP≦0.02%、S≦0.005%含有
する特許請求の範囲第(1)乃至(6)項の何れか1項
記載の合金鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2390585A JPS61183452A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 耐CaSO↓4付着高温腐食性高マンガン鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2390585A JPS61183452A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 耐CaSO↓4付着高温腐食性高マンガン鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183452A true JPS61183452A (ja) | 1986-08-16 |
Family
ID=12123479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2390585A Pending JPS61183452A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | 耐CaSO↓4付着高温腐食性高マンガン鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61183452A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6918968B2 (en) * | 2003-04-25 | 2005-07-19 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Austenitic stainless steel |
JP2008545889A (ja) * | 2005-06-03 | 2008-12-18 | エイティーアイ・プロパティーズ・インコーポレーテッド | オーステナイト系ステンレス鋼 |
-
1985
- 1985-02-09 JP JP2390585A patent/JPS61183452A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6918968B2 (en) * | 2003-04-25 | 2005-07-19 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Austenitic stainless steel |
JP2008545889A (ja) * | 2005-06-03 | 2008-12-18 | エイティーアイ・プロパティーズ・インコーポレーテッド | オーステナイト系ステンレス鋼 |
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