JPS61181957A - 金属材料検査装置 - Google Patents

金属材料検査装置

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JPS61181957A
JPS61181957A JP60021701A JP2170185A JPS61181957A JP S61181957 A JPS61181957 A JP S61181957A JP 60021701 A JP60021701 A JP 60021701A JP 2170185 A JP2170185 A JP 2170185A JP S61181957 A JPS61181957 A JP S61181957A
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ultrasonic
frequency
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誠 妹尾
Sakae Sugiyama
栄 杉山
Atsushi Yamada
淳 山田
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    • G01N29/34Generating the ultrasonic, sonic or infrasonic waves, e.g. electronic circuits specially adapted therefor
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、超音波を用いて金属材料内部の結晶側の大き
さ、材質ま九は組成などの分布を測定するのに好適な金
属材料検査装置に関する。
〔発明の背景〕
金属材料内部の結晶粒の大きさ、材質などの分布を非破
壊的に測定できれば、金属材料で作られた製品の品質管
理が飛躍的に改善されるだけでなく、製法の改良が容易
になる。非破壊的に測定する方法として、鋼板の材料特
性のオンライン判定方法の一例として特開昭57−57
255号公報(I!#願昭55−132280号)があ
げられる。この代表的従来例は、鋼板の底面からの超音
波エコー(底面エコーと略称)の音速変化によって結晶
粒の大きさを測定するものである。この方法では、底面
エコーを受信しているので、超音波ビーム路程つまシ鋼
板の全板厚における結晶粒の平均値でしか測定すること
ができない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、金属の結晶粒の大きさの分布を非破壊
で精度良く測定する装置を提供することにおる。
〔発明の概要〕
金属材料中に存在する欠陥を非破壊で検出するためには
、従来から超音波の欠陥部に対する音響インピーダンス
の違いから生じる超音波の反射波をとらえる方法が使わ
れている。しかし、金属材料中の結晶粒の大きさを非破
壊で知る方法は、結晶粒の大きさの変化に伴なう音響イ
ンピーダンスの変化が小さいために、実現されていない
金属材料中の結晶粒の大きさと超音波の減衰および反射
率の関係は、下式(1)及び式(2)で表わされること
が理論的に知られている(非破壊検査便覧−−A@D”
 f’ x α−1e             ・・・・・・a)
ここで、 α:超音波の距離xtでの減衰率 A=定数 D=結晶粒の直径 f:超音波の周波数 X:結晶粒の大きさDの材料中の超音波の通過距離 1 eg ])” f ” x −’        
  ””(2)ここで、 r:超音波発生源から距離Xにある大きさDの結晶粒か
らの超音波の反射率 式(1)及び(2)の結晶粒の大きさと超音波の周波数
との関係に着目すれば、第1図に示すような構成で金属
組織内部の結晶粒の大きさの分布を測定する装置を実現
できるが、具体的な内容については、原理的な説明と実
験的な確認による事実の説明の後で述べることとする。
式(1)及び(2)の金属組織と超音波との関係から、
まず、超音波の金属組織内の散乱波による超音波受信信
号から金属組織内の結晶粒の大きさの違いを職別する原
理について述べる。
超音波の減衰率と反射率の関係を表わす式(1)及び(
2)から、第2図に示す結晶粒の大きさが異る組織M+
 、Mtの2層で成る金属材料の超音波信号の相対感度
を求めたものが第3図である。
この解析結果は、第2図における組織Ml。
M、の厚さ及び組織M、の結晶粒の大きさを一定とし、
組織M、の結晶粒の大きさり、をパラメータとして得た
ものである。
この図から明らかなように、結晶粒の大きさによって、
相対感度が最高になる超音波の周波数が異なる。このこ
とから、組織の結晶粒の大きさに合う広帯域の超音波探
触子を用いて、第2図に示すような組織の金属材料中に
超音波、を入射して得られる超音波反射信号の周波数ス
ペクトルの平均的な周波数は、結晶粒の大きさによって
変化することがわかる。
以上の理論的な考察から結晶粒の大きさの違いを超音波
反射波信号の周波数の違いとして検知できる可能性のあ
ることがわかった。これが実際に可能かどうかを検証す
る九め、はぼ均一な結晶粒の大きさを持つ金属組織M、
と、同一の結晶粒の大きさの中に結晶粒の大きさが小さ
い組織とが共存する金属組織M4とに超音波を打込み、
反射した超音波信号の周波数スペクトルを解析した。第
4図の周波数スペクトル(a)、 (b)、 (C)t
!、それぞれ探触子、組織M、及び組織M4の特性を示
したものである。組織M、の超音波反射波信号の周波数
スペクトルは探触子特性にほぼ近い特性を示すのに対し
て、組織M4の周波数スペクトルは、組織M、のスペク
トルに比べて平均的に高くなっている。
周波数スペクトルの比較では、組織の結晶粒の大きさの
違いによる周波数スペクトルの差を定量的に表わすこと
は困難であるが、式(3)に示す平均周波数fwを導入
することも解決できる。
f  g(f)d f f。
ここで、 g(f):周波数スペクトル f、、f、:平均周波数を演算する下限及び上限の周波
数 第5図は第2図の周波数スペクトルを測定するのに用い
た組織M、及びM、の同−試験片内の3箇所での超音波
反射波信号の周超波スペクトルから求めた平均波数fM
を表わしたものである。場所によるばらつきはあるが、
結晶粒の大きさの違いによる超音波反射波信号の平均周
波数には明確な差が検出できることが実験的にも確かめ
られた。
ここまでに述べた方法は、金属材料中の任意の深さの組
織の結晶粒の大きさを、超音波パルスを入射した時点か
ら、所定の深さの組織からの超音波の伝播時間に相当し
九時間遅れた後の反射波の信号の平均周波数から求める
ものであった。しかし、念とえば、第6図(a)に示す
ような結晶粒の大きさがDlの組織M、の間に結晶粒の
大きさがり、の組織M、が存在する試験片内のλ、 B
、 Cの各場所の結晶粒の大きさを測定したい場合、組
織Ml内のAの場所の測定については特に問題はないが
、組織M、内のBの場所の結晶粒の大きさを測定する場
合には次の問題が発生することが実験的にわかった。
つまシ、組織M、HM!の結晶粒の大きさをり、及びり
、とし、Dt >Dtの条件の時には結晶粒の大きさと
超音波反射波信号の平均周波数との間にはほぼ1対1の
対応関係が存在するが、D t < D t となった
場合、組織M2内のBの位置からの反射波に対応する第
6図(b)のS、の超音波反射波信号は組織M、内での
Aでの影響を受けるために、結晶粒の大きさり、に対応
する平均周波数とならず、結晶粒の大きさDIに対応す
る平均周波数を示すことを発見した。このことHlD。
D、のときの組織M1内のCの場所の測定についても言
えることである。
ここで、超音波の減衰率、反射率、超音波探触子特性と
探触子で検出される超音波反射波信号の関係を整理して
みる。
g (D(x)、 −f )を距離Xでの超音波の減衰
率、H(D(X)、  f ) t−距離Xでの反射率
、S (f)を探触子の反射率、ψ(f)t−探触子で
検出される超音波の検出信号とすると、距離tの場所か
らの超音波反射波の信号は、式(4)で表わされる。
ψ(f)=S(f)・H(IX4 f)/ g(以x)
、 f)dx  ・=(4)超音波反射波の検出信号ψ
(f)の平均周波数をfMとすると、fMは式(3)で
表わされ、測定位置tでの結晶粒゛の大きさDtと距離
tの関係となる。
よって、距離tとt+Δtの間での結晶粒の大きさの変
化をΔDとすると、この間での平均周波数の変化ΔfM
は、全微分の考え方から、式(5)で表わされる。
式(5)から、距離tとt十Δtの間の超音波反射波の
信号の平均周波数の変化分ΔfMt−用いて、式(6)
により、tとt+Δtの間での平均的な結晶粒の大きさ
の変化ΔDを求めることができる。
式(6)ニオはル(a f w / a x ) オヨ
ヒ(afw/aD)は、予め種々の結晶粒の大きさDを
持つ試験片に対して、距離teパラメータとする周波数
スペクトルの特徴パラメータ(九とえば平均周波数)の
関係を第7図に示すような形で記憶しておけばよい。
ここで、式(6)を基本原理とする本発明の概要につい
て、第1図を用いて説明する。第1図において、超音波
探触子50で受信した超音波反射波の信号は、信号を所
定の振幅まで調節する増幅回路100t−通して、被検
査材の所定の深さからの超音波反射波を抽出するための
遅延時間を調節できンプル数のデータは、周波数スペク
トル演算回路300に入力して周波数スペクトルを演算
した後、周波数スペクトルの特徴パラメータを演算する
データ処理回路400に入力される。このデータ処理回
路400では、被検体の検査位置tから、第7図に示す
結晶粒の大きさと周波数スペクトルの特徴パラメータと
の関係が記憶しておる記憶回路500から式(6)にお
ける( a fM/θX)、(θf、/aD>金取出し
、結晶粒の大きさを算出する。以上述べた処理を被検体
の表面から、指定された深さ方向の分割幅Δtずつ、超
音波反射波のデータをサンプルする時間遅れを調節しな
がらデータを取込むことによって深さ方向の被検体の結
晶粒の大きさの分布を測定することができる。測定し九
結果は、表示あるいはプロッタ出力等による出力装置6
00によって出力される。つぎに、上記の本発明による
金属材料検査装置によシ金属被検体の探さ方向の結晶粒
の大きさの分布を測定する手順を第8図の流れ図を用い
て説明する。
測定を開始する前には、被検体の音速v1測定位置、被
検体の番号、深さ方向の分割幅ΔL等の定数及び測定条
件を設定する(処理ブロック番号10)。次に測定深さ
を表面とし、初期設定t=Δtとする(ブロック番号1
1)。測定深さtからの超音波反射波の信号をサンプル
するに必要な遅延時間では、音速Vと測定位置までの距
離tとから、遅延時間τを計算する(ブロック番号12
)。
このようにして求め九遅延時間τを超音波信号サンプル
回路に設定する(ブロック番号13)。次に超音波パル
ス送出の指令信号を発し、被検体内に超音波を入射させ
る(ブロック番号14)。超音波反射波のうち所定の距
離tから探触子に到達する反射波の信号のみを超音波信
号サンプル回路で抽出し、周波数スペクトル演算回路に
送出する。
一方、データ処理回路では、周波数スペクトルの演算が
完了し念かどうかをチェックしく処理ブロック番号15
)、演算が完了していれば、周波数スペクトルデータを
読込み、周波数スペクトルの特徴パラメータ(たとえば
、平均周波数fM等)を計算する(ブロック番号16)
。この周波数スペクトルの特徴パラメータに基づいて、
予め記憶回路にテーブルとして記憶しである、たとえば
平均周波数f、と結晶粒の大きさD1距離tとの―係t
−用イテ、距離tVCオIrj−ル(afM/ap)、
 (afMla X ) ’に求める(ブロック番号1
7)。以上の計算から求まった周波数スペクトルの特徴
ノくラメータの変化量、特徴パラメータの結晶粒の大き
さ及び距離に対する感度、距離の分割幅Δt1とから、
たとえば特徴パラメータが平均周波数fMの場合、結晶
粒の大きさの変化分ΔD1に計算する(ブロック番号1
8)。距離tにおける結晶粒の大きさDLは、1回前の
測定で得た値Dt−,tに、今求めたΔDを加算するこ
とにより求める(ブロック番号19)。ここで、一連の
結晶粒の大きさを求める処理を完了するので、指定され
た深さまでの測定を完了したかどうかのチェック金しく
ブロック番号20)、測定完了していなければ測定距離
を更新(ブロック番号21)して、これまでの処理手順
を繰返す。測定が完了していれば、探さ方向の結晶粒の
大きさの分布を、プロッタ等の出力手段によシ出力装置
に出力しくブロック番号22)、測定を完結する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の概要で述べた金属材料検査装置の基本構
成を示した第1図の各処理回路の実施例を挙げ、本発明
の詳細な説明する。
第9図は、第1図に示す超音波反射波の信号を増幅する
増幅回路100の一実施例を示したものである。この増
幅回路110は入力信号を所定の電圧範囲になるよう調
節する九めの回路であるみの実施例による増幅回路は、
外部信号によシ増幅度を変化できる可変増幅度の増幅器
110、増幅器110の出力信号の検波回路120、検
波信号130aのピーク・ホールド回路(以後P/H回
路と記述する)130、増幅器110の増幅度を決定す
る信号を演算する割算器1401割算器140の出力信
号を保持するための制御回路150により構成する。
第9図に示す増幅回路の増幅度の決定方法は、被検体へ
の1回目の超音波パルス入射に対する反射波の信号によ
シ増幅器110の増幅度を決定し、次の超音波パルス入
射に対する増幅度は1回目の超音波入射で決定した値を
用い、その値を保持する。ここで、第9図に示す増幅回
路の増幅度決定の動作を第10図の各信号のタイムチャ
ートを用いながら説明する。第10図の1=1.におい
て超音波を入射し九時点とし、増幅器110の増幅Kn
P/H回路130のピークサーチ期間は所定の増幅度(
たとえば1倍)となるような電圧V。
を制御回路150から出力する。時刻1=11から1=
1.の間に増幅器110に入力し比信号は所定の増幅度
で増幅された後、検波回路120で正の信号になつ九も
のがP/H回路130に入力される。P/H回路130
では制御信号150aが@1”の間だけ最大電圧にのみ
追従し、@0”の時は@1′の期間内の最大値を保持す
る。第10図の破線で示した信号はP/H回路130の
入力信号130aを示している。P/H回路130で保
持し次電圧Van割算器140の分母に入力され、分子
に入力される電圧V、との割算が行なわれ、制御回路1
50へ出力される。増幅器110の出力電圧を最大電圧
の何−にするかは割算器140の分子への入力電圧■、
を調節すればよい。
上記では、超音波を入射した時点からの時間経過に関係
なく、所定の時間までの間で入力される超音波反射波信
号の振幅を所定の範囲になるよう増幅度を調節する方式
について述べたが、超音波反射波信号の周波数スペクト
ルを精度良く求めるためには、被検体内の結晶粒の大き
さを測定し九ト位置からの反射波信号のみを所定の振幅
になるように増幅回路100の増幅度を調節する必要が
ある。第11図及び第12図は、上記の目的を実現する
増幅回路100の一実施例による回路構成を各部の信号
のタイムチャートを示したものである。
この実施例による増幅回路は、外部からのディジタル信
号110Cによシ増幅度を調節できるプログラマブル増
幅器105、アナログ信号の通過、阻止を制御できるス
イッチ115、検波回路120、P/H回路1301ク
ロック信号発生回路160、ダウンカウンタ170、ホ
ールド回路180、時限回路190によシ構成する。
第11図の増幅回路の増幅度決定方法を第11図と第1
2図を用いながら説明する。この増幅回路でも、第9図
で示した増幅回路と同様に、1回目の超音波入射による
反射波信号の大きさで増幅度を決定し、次の超音波入射
による反射波信号はその決定された増幅度によって増幅
し、超音波信号サンプル回路200に出力する方式とし
ている。
第12図において、t=ttが1回目の超音波パルス入
射時点、1=1.が2回目の入射時点である。時刻1+
からt4の間のプログラマブル増幅器105の増幅度は
所定の値(たとえば1倍)となるようなデータを信号1
10Cによシ設定する。この増幅回路では、超音波パル
スを入射した時点t =t tから所定の遅延時間τ(
第8図のブロック番号12に示す遅延時間τと同じ)経
過してから所定の時間幅Δt ”’4 s −t *の
間のみに受信される反射波信号の最大値からプログラマ
ブル増幅器105の増幅度を決定する必要がある。
これを実現するためには、第11図に示すように、遅延
時間に比例したデータを設定できるダウンカウンタ17
0を用い、超音波入射トリガ信号でカウントダウンを開
始させる構成とし、所定の遅延時間を作シ出す九めには
クロック信号発生回路160から出、力するクロックパ
ルスの周波数fcと信号170Cによシ設定するデータ
Nsとから決定でき、ダウンカウンタ170のビット数
を16、夕日ツクパルスの周波数を10MHzとした場
合、遅延時間は10nsから327.67μsまで変え
ることができる。たとえば、遅延時間な100μsにし
たい場合は、外部からデータ10.000をダウンカウ
ンタ170に設定すればよいことになる。ダウンカウン
タ170は、設定値カウントダウンするとボローが発生
する(第12図の170bの信号)。このボローによる
パルス信号によシ、ホールド回路180出力を@1”と
し、スイッチ115を’ON″状態にしてプログラマブ
ル増幅器105の出力信号を検波器120に入力すると
同時に、P/H回路130をピークサーチ状態圧する。
スイッチ115をON“状態あるいはP/H回路をピー
クサーチ状態にする時間t ” t *  t sは第
1図の超音波信号サンプル回路200の指定された数の
サンプリングに要する時間から決定され、その時間は第
11図中の時限回路190に設定されている。時限回路
19Gは、1回パルスが入力されてから所定の時間が経
過するとパルスを出力するような回路で、このパルス信
号によりホールド回路180の出力は″0”にリセット
され、P/H回路130はピークサーチを停止する。上
記の一連の動作の流れを示したものが、第12図の17
0b、190b、115b。
180b、130bの各信号のタイムチャートである。
第13図は、第1図に示す超音波信号サンプル回路20
0の一実施例を示し念ものである。この回路は、第12
図の1=1.からΔt =t * −を懺の間に入力さ
れる所定の振幅範囲に調節された超音波反射波信号を所
定のサンプル周波数f−でアナログ信号をディジタル信
号に変換(以後A/D変換と記す)シ、メモリに格納す
る機能を持ったものである。第12図において、超音波
信号サンプル回路200はA/D変換器21o1メモリ
2201サンプリングパルス発生器230、及びアドレ
ス演算器240により構成する。A/D変換器210の
入力信号2103は、サンプリング開始指令パルス信号
2308によシサンプリングパルス発生器230から出
力されるサンプリングパルス信号230bに同期してA
/D変換され、変換されたディジタルデータはメモリ2
20内のアドレス演算器240によって決定される所定
のアドレスに格納される。サンプリング点数は、外部か
らデータ信号230Cによって、サンプリングパルス発
生器230に設定できる。
第14図は、第1図に示す周波数スペクトル演算回路の
実施例である。周波数スペクトルは、時間信号のフーリ
エ変換によって求めることができ、式(3)に示すg(
f)を求めることに等しい。一般に時間関数f (t)
の7−リエ変換は、式(7)によって求めることができ
る。
g(f)=V扉F;示が 式(7)かられかるように、a(f)はf (t)と余
弦波との乗算結果の積分、b(f)はf (t)と正弦
波との乗算結果の積分で演算でき、周波数スペクトルg
(f)は画周波数関数の2乗の和の平方根によシ演算で
きる。よって、これをアナログ回路で構成し比例が第1
4図に示す回路である。第14図に示す周波数スペクト
ル演算回路300は、ディジタル・アナログ変換器(以
下、D/A変換器と記す)310、乗算器320A、3
20B、積分器330 A。
330B、2乗回路340A、340B%加算器350
1平方根演算器3601正弦波信号発生器3801余弦
波信号発生器3901周波数・電圧変換器395及びS
/H回路により構成する。所定の周期で超音波信号サン
プリング回路200のメモリから送出されるディジター
ルデータをD/A変換器310でアナログ信号に変換し
、乗算器320A、320Bに出力する。乗算器320
Aは時間関数f (t)と正弦関数(sin 2πfj
)との乗算?、320Bはf (t)と余波関数(co
s2gft)との乗算をそれぞれ実行する。平方根演算
器360の出力には、ある周波数f、でのスペクトル強
度g(’x)が発生する。正弦波信号発生器380は、
第15図(a)の3803及び380bに示すように、
入力信号380aの信号によシコントロールされ、負パ
ルスの入力によって初期化される。
初期化された後は、超音波信号サンプリング回路200
から全サンプルデータを出力するのに要する時間が1周
期となる周波数を最低周波数f0 とし、順次2倍、3
倍の周波数を出力するよう構成している。周波数は、最
低周波数f。から、サンプルデータの全数Nの1/2ま
でのN/2種類となる。第15図(a)において、39
0bは余弦波信号発生器390の出力信号、370bは
S/H回路370の出力信号、370b’は周波数電圧
変換器395の出力側の8/H回路370の出力信号の
タイムチャートを示している。第15図(b)は、37
0b’の信号をX軸、370bの信号t−Y軸としてX
−Yプロッタで出力する場合に得られるグラフでアシ、
結果は周波数スペクトルとなっている。ここでは、アナ
ログ方式による周波数スペクトル演算回路の一実施例を
示したが、マイクロプロセッサ等を用いて、全ディジタ
ル方式で演算してもよい。
第8図のブロック番号16で示し六層波数スペクトルの
特徴パラメータとしては、−例として平均周波数fMを
挙げたが、スペクトル強度の最大点を表わす中心周波数
fc1周波数スペクトル図形の重心位置を表わす重心周
波数等を用いてもよい。
第8図のブロック図17の(afM/aD)、(afM
/19X)H1第7図に示す特性データテーブルから、
測定点をそれぞれ、Dt 、x3とし、これに対応する
平均周波数fict−1fms、fig3とすると、式
(8)によシ演算できる。
演算精度によっては他の演算方式を用いることも可能で
ある。また、ブロック番号22で示す結晶粒の大きさの
分布の測定結果の出力は、金属材料の深さ方向の分布の
ように一次元データの場合には、第17図に示すような
図として表示することができる。3次元的に測定した場
合は、深さごとの結晶粒の大きさを3次元表示すること
もできる。
〔発明の効果〕
゛ 以上述べたごとく、本発明によれば、金属材料の表
面から超音波探触子によシ超音波を入射して得られる所
定の深さからの超音波反射波信号の周波数スペクトルか
ら求めた特徴パラメータの探さ方向分割領域ごとの変化
分と、予め求めて記憶した結晶粒の大きさDと特徴パラ
メータ及び距離Xと特徴パラメータとの関係曲線を用い
ることによシ、超音波ビーム上の結晶粒の大きさの分布
測定を非破壊で実現でき、金属材料で作られる製品の品
質管理が飛躍的に改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による金属材料検査装置の基本構成図、
第2図は2種類の結晶粒の大きさの2層構造の検査状況
を説明する図、第3図は結晶粒の大きさと超音波周波数
と相対感度の関係を表わす解析結果を示す図、第4図は
実際の金属材料で得た超音波反射波信号の周波数スペク
トルの一例、第5図は結晶粒の大きさの異なる2種類の
金属材料で得られた平均周波数解析結果の一例、第6図
(a)及び(b)u3層構造の金属組織の断面図と反射
波信号と遅延時間を説明する図、第7図は結晶粒の大き
さ、距離と周波数スペクトルの特徴パラメータとの関係
を表わす図、第8図(a)及び(b)は本発明による結
晶粒の大きさの分布を求める処理手順を説明する図、第
9図は増幅回路の一実施例、第10図は第9図に示す増
幅回路の代表的な信号のタイムチャート、第11図は増
幅回路の他の実施例、第12図は第11図に示す回路の
代表的な信号のタイムチャート、第13図は超音波信号
サンプリング回路の一実施例、第14図は周波数スペク
トル演算回路の一実施例、第15図(a)及び缶)は第
14図に示す回路の代表的な信号のタイムチャートと周
波数スペクトルの一例、第16図は周波数スペクトルの
特徴パラメータを示す図、第17図は結晶粒の大きさの
分布の測定結果表示の一例である。 50・・・超音波探触子、lOO・・・増幅回路、10
5・・・プログラマブル増幅器、110・・・増幅器、
115・・・スイッチ、120・・・検波器、130・
・・P/H回路、140・・・割算器、150・・・制
御回路、160中・発振器、170・・・ダウンカウン
タ、180・・・ホールド回路、190・・・時限回路
、200・・・超音波信号サンプル回路、210・・・
A/D変換器、220・・・メモリ、230・・・サン
プリングパルス発生器、240・・・アドレス演算器、
300・・・周波数スペクトル、310・・・D/A変
換器、320A、320B・・・乗算器、33ON、3
30B・・・積分器、340A。 340B・・・2乗演算器、350・・・加算器、36
0・・・平方根演算器、370・・・8/H回路、38
0・・・正弦波信号発生器、390・・・位相変換器、
395・・・周波数・電圧変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、超音波ビームを金属材料に対して発信し、該金属材
    料から反射または散乱された超音波信号を受信する手段
    、受信された超音波信号の周波数スペクトルを演算する
    手段、該周波数スペクトルの特徴パラメータを抽出する
    手段、該特徴パラメータと上記金属材料の結晶粒の大き
    さ、材質または組成との関係が予め記憶されている記憶
    手段、および新たに抽出された周波数スペクトルの特徴
    パラメータと上記記憶手段に記憶されている内容とを比
    較することにより上記金属材料の結晶粒の大きさ、材質
    または組成に関する情報を表わす信号を出力する手段か
    ら構成されたことを特徴とする金属材料検査装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の装置において、上記周
    波数スペクトル演算手段は、超音波ビームの伝播距離を
    時間的に細分し、細分された区間毎に周波数スペクトル
    を演算する手段であることを特徴とする金属材料検査装
    置。 3、特許請求の範囲第1項または第2項記載の装置にお
    いて、上記周波数スペクトルの特徴パラメータとして、
    スペクトル強度の最大点を表わす中心周波数、スペクト
    ルの平均値を表わす平均周波数、周波数スペクトルの図
    形の重心位置を表わす重心周波数を用いることを特徴と
    する金属材料検査装置。
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