JPS61181519A - 排ガス処理装置における排液の処理方法 - Google Patents

排ガス処理装置における排液の処理方法

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JPS61181519A
JPS61181519A JP60021810A JP2181085A JPS61181519A JP S61181519 A JPS61181519 A JP S61181519A JP 60021810 A JP60021810 A JP 60021810A JP 2181085 A JP2181085 A JP 2181085A JP S61181519 A JPS61181519 A JP S61181519A
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exhaust gas
liquid
evaporator
waste gas
waste
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JP60021810A
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Kenichi Yoneda
健一 米田
Katsuyuki Morinaga
森永 勝行
Masato Miyake
正人 三宅
Kenzo Muramatsu
村松 健三
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、排ガス処理装置における排液の処理方法に関
し、特に該排液の排ガスによる蒸発処理を高効率で、か
つコンパクトな装置によシ行う方法に関する。
(従来の技術〕 従来、湿式排ガス処理装置からの排液を処理するには、
その排液11−排液中のへロゲ、ン濃度又は懸濁物濃度
によシ調整している。このような排液としてはたとえば
冷却塔排水がある。冷却塔排水に含まれるハロゲン#度
たとえばCt濃度f 5.000〜20.000 pp
m l)るいはF#度をto00〜5.000 ppm
となるように、又fi懸濁物濃度を1〜5 wtチとな
るように、冷却塔排水を抜き出せば、冷却塔内に吸収系
排水を供給しても、冷却塔循環液内に含まれているハロ
ゲン化合物やはいしんの作用により5賞スケールの生成
が抑制され5貴スケールによるトラブルが発生しないの
で、吸収系排水を冷却塔への補給水として活用できる。
そのため系外からの補給水量を低減できる。また冷却塔
排水に含まれるハロゲン濃度たとえばCt@反全s、 
o o 。
〜20.000 ppmあるいはF’fi度’6t、o
oo〜5、000 ppmとなるように、又懸濁物濃度
を1〜5 wt%となるように、冷却塔排水全入き出し
、中和槽にて中和処理した液を排ガスに噴霧することに
より、排ガス流量に比例した液量(排ガス流量が増大す
るとそれにつれて液量も増大する)が噴霧されることに
なり、効率よく、液滴が蒸発、乾燥される。
また上述のように排ガス流量に応じて排ガス中に噴霧さ
れる排液量も増減するので、排液の噴霧による排ガスの
温度低下は一定となり、また前述のように、吸収系排水
を冷却塔に供給することができるので、排ガス中に噴霧
される排液量が少くなり排液の噴精による排ガスの温度
低下は小さくなるのでガス−ガスヒータでの熱回収だけ
で煙突より大気中に放出するガス温度を所定の温度に保
つ事が可能となり、再加熱装fは不要となる。さらにま
たCtあるいはFi1度全一定にすることによシ、腐食
がなくなり懸濁物濃it−一定にすることにより、ノズ
ル、配管の摩耗及び閉塞がなくなる。
次に従来方法の実施態様例を第4図を用いて詳細に説明
する。
第4図において石炭焚きボイラ1から排ガス2を乾式集
じん装置3に導き排ガス中に含まれているばいじんを固
形物4として系外に排出する。次いでばいじんの大部分
が除去された排ガス5を、ガス−ガスヒータ36に導き
、吸収塔8からの浄化排ガス9と熱交換させた後、冷却
塔6に導き、ばいじんと−・ロゲン化合物を殆んど除去
して、ライン7全通して吸収塔8に導さ、so、2除去
する。吸収塔8からの浄化排ガス9は再びガス−ガスヒ
ータ33で加熱された後煙突30より大気中に放出され
る。
冷却塔6では、ポンプ10により洗浄液を循環ライン1
1を通してスプレーさせ排ガス5を洗浄し、ばいじんと
−・ロゲン化合物を捕集すると共に排ガスの増湿冷却を
行なう。また蒸発水を補うために、補給水12及び石胃
スラリーヲ固液分離したP液(吸収系排水)をライン3
4を通して冷却塔に供給する。更に、排ガス5から捕集
されたばいじんやハロゲン化合物などが蓄積している冷
却塔循環液の一部を、循環ライン11よシ分岐し、ライ
ン13全通して中和槽25へ送る。
吸収塔8では排ガス中に含まれているSO!は、循環ラ
イン17を通って吸収塔8で循環スプレーされる石灰石
又は消石灰を含むスラリー液に接触吸収され、亜硫酸カ
ルシウムとなシ、生成亜@酸カルシウムを含むスラリー
液は、ポンプ14によって循環され、その一部はライン
15を経て酸化塔16に送られ、空気酸化によって打電
スラリーとなる。
酸化塔16からの石膏スラリー液はライン18全通シ、
固液分離器19に送られて、副生石賛20と1液21に
分離され、P液21の大部分は、石灰石、又は消石灰2
2と混合されて吸収塔8に戻される。一方、f液21の
一部は可溶性不純物蓄積防止のために、ライン54よシ
分岐して冷却塔7へ供給される。
中和槽25のスラリー中のct 濃度がIQ、000p
pmとなるように、濃度検出器39でCt 6度を検出
して、その信号を調節計40により外力信号とし、調節
弁41で冷却塔抜出し液の流量を調整して冷却塔循環液
の一部をライン13全通して中和槽25に送る。またラ
イン24よシ消石灰あるいは石灰石が中和槽25に供給
され、冷却塔循環液中の俗解金属の水酸化物及び石膏が
生成される。中和槽25よシライン26を通って上記水
酸化物、石膏及び排ガスから捕集されたばいじんを含ん
だスラリーが汚泥分離器65に供給される。
汚泥分離器35では汚泥36と1液37に分離される。
1液37は乾式果じん装f3の上流に設置された蒸発装
置27に供給される。
また、f液57の一部がライン63全通して系外に排出
されることもある。
蒸発装置27では、ライン57よりの1液が、ノズルよ
シ噴霧され、小さな液滴となる。その液滴と排ガス2が
蒸発装置27で混合され、液滴は蒸発乾燥され、生成し
た固形物は下流の乾式集じん装置3で排ガス2中のばい
じんとともに固形物4として捕集排出される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の処理方法では、次のような欠点がある0 (1)  蒸発装置が大きくなる。
(2)  蒸発装置に排ガスを導く入口ダクト及び排ガ
スを送り出す出口ダクトが大口径である。
(3)  蒸発装置に堆積する付着物を除去するだめの
装置が大きくなる。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記欠点を排除すべく、蒸発装置につい
て種々研究開発を重ねた結果、次の事が明らかとなった
(1)  排液を蒸発させるために必要な蒸発装置出口
排ガス温度を種々試験したところ、最低91℃であれば
可能である。
(2)排水を蒸発させることにより、集じん装置入口排
ガス温度が低下するが、ボイラー(A/H)出口排ガス
温度は通常150〜150℃でちゃ、又煙突入口排ガス
温度は通常90〜100℃であり、この技術を環境対策
設備(集じん装置、排ガス処理装置、再加熱装置、ファ
ン等)として組込むには、上記両排ガス温度の差t−1
0℃以下に抑える必要が有る。この程度であれば、排水
1it−約100t/排ガス2万Nfll’以下となり
、工業的規模での実用化を図ることができる。
(3)湿式排ガス処理装置の総排水jitをできるだけ
抑えて排出したところ、排ガス量100万Nrn” /
 H当シ5 mJ/ H程度とすることがでさた。
(4)以上の諸点より、ボイラー(A/H)出口排ガス
温度あるいは蒸発装置出口排ガス温度が成る程度高いと
きは、全排ガスの1/4程度の排ガスを蒸発装置に導く
だけで、湿式排ガス処理装置の全排水を蒸発乾燥するこ
とができることを見い出した。
本発明は上記諸点に鑑みてなされたもので、排ガスを乾
式集じん装置に導き、排ガス中に含まれているばいじん
を除去した後、湿式排ガス@埋装置に導き、排ガスを浄
化し、臆式排ガス処理装置からの排液を、前記渠じん装
置の上流の蒸発装置に注入して、この乾燥固形物を前記
集じん装置で捕集する排液の処理方法において、前記蒸
発装置に導く排ガス量を1蒸発装置入口あるいは出口排
ガス温度によシ制御することを特徴とする排ガス処理装
置における排液の処理方法に関する。
本発明方法によれば、次のような利点がある。
(1)  蒸発装置に於いて、湿式排ガス処理装置の排
液を蒸発させ、その乾燥固形物を後流の集じん装置で捕
集する場合、蒸発装置入口排ガス温度が130℃以上の
時は、乾式果しん装置に導く排ガス量の約1/4以下で
全排液を蒸発できる。
(2)  上記理由によシ、蒸発装置及び入口、出口ダ
クトが従来よりコンパクトにできる。
(3)  蒸発装置を、主ダクトでなく、バイパスダク
トに設置することによシ、システムとしての信頼性が向
上する。
(4)  蒸発装置に導く排ガス量を調整することによ
シ、集じん装置入口排ガス温度を制御して、集じん効率
を向上させることができる。
本発明方法は、湿式排煙脱硫装置、その他各楕の排ガス
処理技術に適用することができる。
本発明方法について、一実施態様例の工程図を示す第1
図に従って詳細に説明する。
第1図において石炭焚きボイラ1からの排ガス2の大部
分を煙道31及びダンパ46さらに、煙道32を通って
集じん装置3に導く。又排ガス2の一部を煙道26、排
液の蒸発装f28及び煙道29を通って果しん装&6に
導き、集じん装置3では排ガス中に含まれるばいじんr
固形物4として系外に排出する。
ダクト2!1に設置された温度検出器43、るるいはダ
クト29に設置された温度検出器44により温度を検出
し、その信号を調節計45により外力信号としてダンパ
46を制御する。
次いで、ばいじんの大部分が除去された排ガス5を、ガ
ス−ガスヒータ33に導き、吸収塔8からの浄化排ガス
9と熱交換させた後、冷却塔6に導き、ばいじんと−・
ロゲン化合物を殆んど除去して、ライン7全通して吸収
塔8に導き、SO,を除去する。
吸収塔8からの浄化排ガス9は、再びガス−ガスヒータ
33で加熱された後、煙突30よシ大気中に放出される
。冷却塔6では、ポンプ10により洗浄液全循環ライン
11全通してスプレーさせ排ガス5を洗浄し、ばいじん
とハロゲン化合物を捕集すると共に排ガスの増湿冷却を
行なう。また蒸発水を補うために、補給水12及び石膏
スラリーヲ固販分離したp液(吸収系排水)をライン3
4を通して冷却塔に供給する。
更に、排ガス5から捕集されたばいじんやハロゲン化合
物などが蓄積している冷却塔循環液の一部を、循環ライ
ン11よシ分岐し、ライン13を通して中和槽25へ送
る。
吸収塔8では排ガス中に含まれているS02は、循環ラ
イン17を通って吸収塔8で循環スプレーされる石灰石
又は消石灰を含むスラリー液に接触吸収され亜硫酸カル
シウムとなり、生成亜vLrsカルシウム金含むスラリ
ー液は、ポンプ14によって循環され、その一部はライ
ン15を経て酸化塔16に送られ、空気酸化によって石
膏スラリーとなる。
酸化塔16からの石膏スラリー液はライン18を通り、
固液分離缶19に送られて、副生石骨20とfJg21
に分離され、P液21の大部分は、石灰石、又は消石灰
22と混合されて吸収塔8に戻される。一方、1液21
の一部は可溶性不純物蓄積防止のために、ライン34よ
シ冷却塔7へ供給される。中和槽25のスラリー中のc
t 6度がIQ、000ppmとなるように、一度検出
器39でct濃at検出して、その信号を調節計40に
より外力信号とし、調節弁41で冷却塔抜出し液の流量
を調整して冷却塔循環液の一部をライン1st−通して
中和槽25に送る。またライン24よシ消石灰あるいは
石灰石が中和槽25に供給され、冷却塔循環液中の溶解
金属の水酸化物及び石膏が生成される。
中和槽25よシライン42を通って上記水酸化物、石膏
及び排ガスから捕集されたばいじんを含んだスラリーは
乾式集じん装置3の上流に設置された蒸発装置28に、
全量供給される。
蒸発装置28では、ライン42よりのf液が、2流体ノ
ズルあるいはロータリーディスクよシ1!Jj鐸され、
小さな液滴となる。その液滴と排ガス2が蒸発装置28
で混合され液滴は蒸発乾燥され、生成した固形物は下流
の乾式集じん装置6で排ガス2中のばいじんとともに固
形物4として捕集排出される。
中オロ槽25のスラリー中のCt 4度を10,000
ppmとなるように、冷却塔6循城液の一部を中和槽2
5に供給したが、スラリー中のFW#度又は懸濁物濃度
を一定値とするように冷却塔6の循環液の1部を中、t
ON25に供給することもできる。
(作用) 排ガス量100万Nm”/H当クシ湿式排ガス処理装置
りの排水k 5 rph”/Hとして、湿式排ガス処理
装置への全排ガス量、1/4の排ガス量あるいは1/6
の排ガス量により蒸発装置で全排水を蒸発させると、そ
れぞれの場合の蒸発装置入口排ガス温度と出口排ガス温
度の関係が第2図のようになる。又、第3図に従って入
ロ排ガス温[’に検出し、主ダクトのダンパを制御する
ことにより、出ロ排ガス温反金一定に保つ。蒸発装置出
口排ガス温度を低下させると、ばいじんの付着性が増加
し、さらに集じん効率が変化する。
排水には、Na、 K、 Ca4?が多量に含まれてお
り、排水をスプレィし蒸発乾燥することにより乾式集じ
ん装置入口ばいじん中のNa、 At。
Ca等の金属を増加させ、果しん性能を向上させる。
(発明の効果) (1)  蒸発装置に導く排ガス量を、蒸発装置入口排
ガス温度あるいは蒸発装置出口排ガス温度により制御す
ることにより、乾式集じん装置入口排ガス中のばいじん
の付着性を調整して集じん効率を向上させることができ
る。
(2)汚泥を含んだ排水をスプレィしてその乾燥固形物
を乾式集じん装置で捕集するが、ばいじん中のN a 
t A Z ! Ca 等の金属を増加することによシ
、集じん効率を向上させることができる。
(3)  ボイラー()JH)出口排ガス温度は通常1
30℃以上あり、排液の蒸発により、全排ガスに対する
温度低下を10℃にする場合、蒸発装置出口排ガス温度
を90℃にすれば、蒸発装置入口排ガス量は全排ガス量
の1/4以下となり、その結果蒸発装置及びその入口、
出口ダクトは、全排ガス量を導く時と比較して、それら
の容量を夫々1/4以下とすることができる。
(4)  ボイラー(A/H)からの排ガスは主ダクト
を通って直接乾式集じん装置に導かれ、蒸発装置はバイ
パスダクトに設置されるので、蒸発装置に付着物が堆積
する等により蒸発装置を停止する場合でも、ボイラーを
停止する必要はなく、環境対策設備としての信頼性を向
上させることができ、全装置の稼動率をも増加させるこ
とができる。
(実施例) 本発明の効果につき従来の方法と比較して、実施した具
体例に従って説明する。
比較例 石炭焚排ガス4.000 Nm’/Hを処理する第4図
の態様のパイロットプラントによシ従米法を実施した。
ボイラー排ガス2の性状を第1表に示す。
第1表 パイロットプラント排ガス性状吸収系排水12
t/Hiライン34を通して冷却塔6に供給した。液組
成は第2表に示す0冷却塔6の洗浄成金中和槽25のス
ラリー中Ct濃度’i1 G、000 ppmとなるよ
うにライン13から連続的に中和槽25に供給した。そ
の平均流量は20 t/I:1であった。その時の洗浄
液の液性状を第6表に示す。
第2表 比較例冷却塔洗浄液の液性状 第3表 石膏分離f液性状 中和槽25では攪拌混合しなからCa(OH)2粉末2
4t−加え、中和スラリーのpH4aoになるように添
加した。Ca(OH)、粉末の平均供給量は4BOf/
Hであった。中和槽25の中和スラリーをライン26t
−通して汚泥分離器65に供給して2.6kg/Hの汚
泥36を分離した。
分離された181/H(全ii)のf液37を蒸発装置
27に供給して噴霧した。蒸発装置の仕様を第4表に示
す。排ガス2の温度は、150℃の水分7.8 Vol
 %の未飽和であり、181/Hの1液が噴霧された後
の排ガス温度は145℃で水分8.3Vol ’16と
なった。
第4表 比較例の蒸発装置の仕様 又、乾式集じん装置5の出口排ガス中のばいじん濃度は
、第5表に示す通り、300 ki9/ Ny33であ
り、集じん率は97.7 %であった。
第5表 比較例乾式集じん装置人・出口ばいじん濃度こ
の排ガスを乾式集じん装置3に導いた後、ガス−ガスヒ
ータ35に導いた。この場合の各部の温度は下記のとお
りであった。ガスーガスヒータ出口温反は90℃、冷却
塔出口ガス温度は50℃、吸収塔出口ガス温度は50℃
、及びガスーガスヒータ出ロガス温度(吸収塔を出てガ
ス−ガスヒータに導いたガスの温度)は95℃、また冷
却塔補給水は平均176t/Hであった。
実施例 石炭焚き排ガス4.000 Nm’/Hf処理する第1
図の態様のパイロットプラントよp本発明を実施した。
ボイラー(A/H)排ガス2の性状は前記の第1表と同
じである。12L/Hの吸収系排水をライン34を通し
て冷却塔6に供給した。液組成は前記第3表と同じであ
る。冷却塔6の洗浄液を中和槽25のスラリー中Ct濃
度が10.000 ppmとなるように、ライン13か
ら連続的に中和槽25に供給した。その平均流量は20
 t/Hであった。その時の洗浄液の液性状は比較例と
岡−であシ第2表に示す通りであった。
中和槽25では攪拌混合しながらCa(OH)*粉末2
4t−加え、中和スラリーのpHt−8,0になるよう
に添加した。Ca(OH)1  粉末の平均供給量は4
80 f/Hであった。中和槽25の中和スラリーをラ
イン42t−通して蒸発装置28に214kg/Hで供
給して噴霧した。
蒸発装置28には、排ガス2のうち67ONm’/Hが
、主ダクト51に設置されたダンパ46によシ制御され
、バイパスダクト23を通って導かれる。蒸発装置28
出ロ排ガス温度は90℃であった。
又、上記排ガスは、主ダクトヲ流れる5、55ONm”
/Hの排ガスと混合され、その排ガス温度は143℃で
水分a 3 Vol %であシ、比較例と同様でめった
この蒸発装置の仕様を第6表に示す。
第6表 実施例蒸発装置の仕様 また、乾式集じん装置3の出口排ガス中のばいじん濃度
は、第7表に示す通5.200q/N−であシ、集じん
率は9EL5%に向上した。
乾式集じん装置(電気式)の運転条件は、比較例と同一
であった。
第7表 実施例乾式集じん装置人・出口ばいじん濃度
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施態様例の工程図、第2図は排
ガス量と蒸発装置入口・出口排ガス温度との関係を示す
園長、第3図は蒸発装置に導く排ガスの全排ガスに対す
る比と蒸発装置入口・出口排ガス温度との関係を示す図
表、第4図は従来法の工程図である。 復代理人  内 1)   明 復代理人  萩 原 亮 − 第2図 入口部ガス温度[’C〕 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 排ガスを乾式集じん装置に導き、排ガス中に含まれてい
    るばいじんを除去した後、湿式排ガス処理装置に導き、
    排ガスを浄化し、該湿式排ガス処理装置からの排液を、
    前記集じん装置の上流の蒸発装置に注入して、この乾燥
    固形物を前記集じん装置で捕集する排液の処理方法にお
    いて、前記蒸発装置に導く排ガス量を、蒸発装置入口あ
    るいは出口排ガス温度により制御することを特徴とする
    排ガス処理装置における排液の処理方法。
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