JPS61181372A - 或る種の鱗翅類害虫に対して改良された活性を有するバチルス・スリンギエンシスの株の製法及びそれにより製造された新規株 - Google Patents

或る種の鱗翅類害虫に対して改良された活性を有するバチルス・スリンギエンシスの株の製法及びそれにより製造された新規株

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JPS61181372A
JPS61181372A JP60223910A JP22391085A JPS61181372A JP S61181372 A JPS61181372 A JP S61181372A JP 60223910 A JP60223910 A JP 60223910A JP 22391085 A JP22391085 A JP 22391085A JP S61181372 A JPS61181372 A JP S61181372A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は殺昆虫活性を有する毒素生成細菌の新へ 親株の製造、それにより製造される新親株およびこの細
菌の成る種の害虫に感染する植物を保護する用途に関す
る。
より詳しくは、本発明は鱗翅類害虫に対して改良された
殺昆虫活性を有するバチルス・スリンギzyシx(Ba
cilユus thuringienais )の新株
に関する。
商業的および/または家庭的に重要な多くの植物は鱗翅
類害虫による侵略および損傷にWhされる。
これらの害虫は世界中に見出され、現在それらの抑制は
利用可能な殺虫剤の繰返された且つ費用のかかる適用を
必要とする。
多、くの穀物は数多くの鱗翅類害虫に感染する。
最も重大な害虫の中には綿羽虫(8podOptera
11ttOralis )、蛾の幼虫(He1ioth
is armigsra )、タバコ育虫(Helio
this virescsns)、Plutellam
acuユ1pennis、  Mamestra sp
pおよびPierigbrassicaeなどがある。
広いスペクトルの殺虫剤は穀物保護のための有用且つ貴
重な道具であるが、しかし、広いスペク□トルの化学的
殺昆虫剤の見境のない使用は多くの天然抑制剤を破壊す
る可能性がある。殆んどの化学的殺昆虫剤は比較的非選
択的であるので破壊的害虫の有益な捕食者および寄生虫
を含む非目標生物体を破壊し得る。成る種の昆虫はまた
、化学的殺昆虫剤に対して耐性を発達させ、それはしば
しば弱小の害虫を強大な害虫に丁番ことがある。
天然に存在する細菌を活性且つ宿主−特異性成分として
用いる選択的微生物殺昆虫剤の導入はこれらの多くの問
題を克服するの?助けてきた。
微生物殺昆虫剤の具体例はバチルス・スリンギエンシス
であり、それらの多くの株は市販されており、感染性幼
虫特に昆虫目の1#翅目のそれらにより食べられた際の
独特な殺昆虫活性に対して現在開発が行われている。
これらの株は有益な昆虫に対する悪影響なしに使用され
る。バチルス・スリンギエンシスは有Wな昆虫を抑制す
るために天然に存在する生物体の使用を支持する現在の
農業理論にうまく適合している。それは広く分布した桿
状の、胞子形成性、好気性、グラム陽性微生物であり、
胞子形成周期時に1以上の蛋白質側胞子結晶の生成、そ
の鱗翅類幼虫に対する病原性、そのクエン酸塩を唯一の
炭素源とする利用能力およびその胞子の極めて高いリン
酸塩含量により特徴付けられる。
バチルス・スIJ yイエ/シスは環境の普通の生息物
であり、成る種の土壌において生育することができる。
それは人、ペット類、鳥類、魚類、土中の虫、最も有益
な昆虫類或いは植物に対しては悪影響が知られていない
。その感染昆虫に対する病原性は本質的に胞子形成時に
細胞の乾燥重量の30〜40%を占める。副胞子結晶の
存在によるものである。
バチルス・スリンギエンシスは摂取された場合にのみ活
性である。摂取後数時間後に鱗翅類害虫は食べることを
止め、植物に対する損傷が停止される。殆んどの種は結
晶毒物による毒血症により約24〜72時間後に死亡す
る。これには胞子の存在の結果として敗血症が伴うこと
がある。
この様に、主たる効果は幼虫の腸内におけるその溶解後
にのみ作用する結晶によるものである。
結晶の活性化は消化管内容物中のアルカリ性pil!お
よび蛋白質分解酵素の組合せにより生ずる。この反応は
結晶の毒性成分の放出を行’58翅類幼虫の高消化管p
H(pH>7)に依存する。これらの毒素は中腸壁を破
壊し食べることを停止させる。
この様に、腹腔内に放出された細菌の生育の結果、昆虫
の死亡に一部の役割も果て敗血症を生じさせる。
バチルス・スリンギエンシスの殺昆虫剤としての使用は
鱗翅類害虫を取扱うための有効且つ環境的に許容可能な
方法を提供することは明らかである。
この理由により、与えられた種に対してより大きな毒性
を有するか或いはより広い活性スペクトルを有する意味
での改良された殺昆虫活性を有する新たな株が現在探索
されている。しかしながら、高毒性と広い活性スペクト
ルの組合せは実際には極めて達成が困難であった。
本発明においてバチルス・スリンギエンシスの新株GC
!91が成る種の鱗翅類害虫に対して改良された殺昆虫
活性を有することが見出された。
従って、本発明は、その試料がナショナル・コレクショ
ン・オブ・タイプ・カルチャーズ(N0TO)、セント
ラル・パブリック・ヘルス・ラボラドIJ−(コリンド
ール通、ロンドン NW95HT ) K受託番号NG
TO11821で寄託された( 1984年9月7日寄
託)バチルス・スリンギエンシスノ新株GC91、或い
は鱗翅類害虫に対して殺昆虫活性な有するその銹導体ま
たは突然変異体を提供する。
この新株はバチルス・スリンギエンシスの二つの株の潜
在的殺昆虫活性を有効に組合せろものであり、その一つ
は胞子形成反能突然異体であり、従ってそれが実際に胞
子或いは結晶を生成するならば殺昆虫活性を示すように
させる遺伝子物質を含有するが殺昆虫活性は示さないも
のである。この様に、新株GC 91の驚くべき能力は
二つの突然変異株の単なる混合物の使用によっては達成
することができないものである。
この新規株は、Ga1leria 、 Mamegtr
a 、 Helo−thig、8podoptsraお
よびPieris 属における鱗翅類害虫に対して改良
された殺昆虫活性を有する。
本発明はまた、単一株中に二つの各出発株の異った殺昆
虫特性を組合せて導入することにより改良された殺昆虫
特性を有するバチルス・スリンギエンシスの株を創造す
る方法において、(a)第一の出発株から結晶蛋白質の
部分馨形成するポリペプチドをコードするプラスミドの
損失により特徴付けられる突然変異体を選択し、および (1))  第二の出発株(供与体)或いはその突然変
異体からデルタ−エンドトキシン結晶合成tコードする
プラスミドを工程(a)において生成された突然変異体
(受容体)中に移して所望の新規株を生成する ことを特徴とする方法を提供する。
好ましくは、先ず第二の出発株から第二の出発株のそれ
と実質的に同一のプラスミドプロフィールを有する胞子
形成不能突然変異体が選択される。
この1ラスミドを次いで胞子形成不能突然変異体から工
程(a)において生成された受容体突然変異体に移丁。
好ましくは、第一の出発株は株HD135であり、工程
(IL)において生成される突然変異体は株135−8
4 (NCTC11822)である。
好ましくは、第二の出発株は株HD191であり、胞子
形成不能突然変異体は株191− A2(NOTC11
823)である。
本発明は更に、バチルス・スリンギエンシス株191−
 A2 (NOTC! 11823)からバチルス・ス
リンギエンシス株135−84 (NCTC 1182
2)中に株191−ム2においてデルタ−エンドトキシ
ン結晶合成をコードするプラスミドを移すことを特徴と
するバチルス・スリンギエンシスGC 91(NCTC
 1182])の製造方法を提供する。
この方法の一つの実施態様において、株191−ム2お
よび135−84 ”2−緒に混合培養液中において生
育させ、接合様プラスミド転移を行わせ、混合培養液を
稀釈し、固体培地に移して単一コロニーを得、株GC 
91のコロニーV増大した大きさの副胞子結晶により選
択し、株GC91をそれから培養する。
本発明はまた、バチルス・スリンギエンシス株GC91
(NCTC 11821)、或いはその誘導体または突
然変異体或いは上記方法により製造された株に由来する
殺昆虫物質も提供する。一つの実施態様において、この
殺昆虫物質は胞子−結晶複合体である。
本発明は更に、バチルス・スリンギエンシス株GC 9
1 (NCTC 11821)或いはその誘導体または
突然変異体或いは上記定義の殺昆虫物質な担体、稀釈剤
、界面活性剤、或いは適用促進アジユバントと共に含ん
でなることを特徴とする殺昆虫剤組成物を提供する。こ
の組成物はまた、更に、肥料、微量養分供与体、植物成
長調剤、殺草剤、殺虫剤、殺真菌剤、殺細菌剤、殺線虫
剤および軟体動物駆除剤およびそれらの混合物から選ば
れる生物学的に活性な化合物を含むことができる。この
組成物は、0.1〜99重量%のバチルス・スリンギエ
ンシスGO91或いはその誘導体または突然変異体或い
は殺昆虫物質、1〜99.9重量係の固体または液体ア
ジユバント、および0〜25重量%の界面活性剤よりな
ることができる。
本発明は更に、害虫或いはそれらの環境に殺昆虫的に有
効量のバチルス・スリンギエンシス株GC91(NCT
C11821)或いはその誘導体または突然変異体、或
いは上記定義の殺昆虫物質或いは該株誘導体、突然変異
体或いは物質を含む組成物を適用す するこちを特徴とする鯖翅類害虫の対抗方法を提供する
バチルス・スリンギエンシスの株G(!91ffiいは
それを含む組成物は成る種の他の殺昆虫剤或いは化学薬
品と共に効力?失うことなく保護されるべき植物或いは
穀物に投与することができる。
それは殆んどの他の通常使用される農業スプレー材料と
相溶性であるが、極端にアルカリ性のスプレー溶液中に
おいては使用されるべきではない。
それはまた、粉末、懸濁液、浸濶剤或いはその他の任意
の農業用に適した剤形において投与することかできる。
バチルス・スリンギエンシスの正常な生育後、母細胞が
溶解し、胞子および結晶を生育培地中に放出する。これ
らの胞子および結晶は遠心分離、スプレー乾燥或いはダ
ルメージ(Dulmage )など〔ジャーナル・オプ
ーインバータプレート・バンロジー(Journal 
of工nverte’brate pathoxogy
) 15.15−20. 1970 ]  に報告され
るようなラクトース共沈澱技術のような沈澱法により採
取される。得られる胞子−結晶複合体は長期間安定であ
り、穀物への適用に適した製品に配合することができる
本発明による殺昆虫組成物の製造方法はバチルス・スリ
ンギエンシス株GC 91 ’に培養することよりなり
、培養は、 A)この株を凍結乾燥されたアンプル中に維持し、B〕
 この株を寒天斜面上に接種し、 C)これらの斜面を20〜40℃、好ましくは25〜3
3℃で1〜5日間インキュベートし、 D)これらの斜面から水性培養培地を含む振盪フラスコ
に接種し、 L)この容器ヲ20〜40℃、好ましくは30℃の温度
において1〜5日間、好ましくは1〜2日間振盪し、任
薯にこの成長期を別のフラスコ内で少なくとも1回繰返
し、 F)予備培養ファーメンタ−内において水性培養培地に
段階L)の培養液を接種し、 G)接種液を含有する培地を20〜40℃、好ましくは
30〜35℃の温度で撹拌および通気し、任意にこの予
備培養発酵段階を別のより大きい容器内において少なく
とも1回繰返し、 H)段階O)のインキュベージ冒ン用の液の2〜20重
量係を水性培養培地を含有する製造7アーメンター中に
導入し、 工)培地yal−20〜40℃、好ましくは3(1〜3
5℃の温度で撹拌および通気し、 J) バチルス・スリンギエンシスGC 9’l 培養
液’に製造ファーメンタ−内の胞子形成および結晶生成
が最大に達した時点で採取することにより行われ、 K)A、Dにおける寒天および培養液は少なくとも一つ
の窒素源、少なくとも一つの炭素源および少なくとも一
つの塩、好ましくはペプトン、グルコースおよび少なく
とも一つの塩を含有すべきである。F−Jにおけろ培地
は少なくとも一つの窒素源(例、ペプトン、酵母エキス
、コーンステイープリカー、大豆ミール、綿実ミール、
魚ミール)、少なくとも一つの炭水化物源(例、グルコ
ース、ラクトース、スクロース、デンプン或いはこれら
の成分に富んだ原料)、および少なくとも一つの鉱物塩
を含有丁べきである。窒素および炭水化物はなるべく同
時に消費されるようにバランスが取られるべきである。
この胞子−結晶複合体或いはそれt含む組成物はある種
のその他の殺昆虫剤或いは化学薬品と共に効力の損失な
しに保護されるべき植物或いは穀物に投与することがで
きる。
胞子−結晶複合体における胞子を例えばガンマ線照射或
いは結晶を損傷しないその他の方法で殺すことが可能で
あり、それにより生存不能生成物を形成することかでき
る。生存不能生成物は安全の理由により細菌の広がりを
防止することが望ましい成る種の状況において或いは有
益な鱗翅類例えばカイコにおける病気を引起こ丁ことを
避けるために有利な場合がある。しかしながら、生存不
能生成物は一般的に生きた胞子を含むもの根治性でなく
、更に欠点として胞子を殺すだめのコストの上昇がある
本発明は更に殺昆虫的に有効量の B、スリンギエンシ
スac91或いはその組成物を適用することな特徴とす
る植物の処理方法に関する。
本発明の範囲内において保護されるべき目標穀物には、
例えば次の植物種が含まれる:穀類(コムギ、オオムギ
、ライムギ、カラスムギ、コメ、サトウモロコシ、およ
び関連した穀類〕、ビート(サトウビートおよび飼料ビ
ート)、5果、仁果、および小果樹(リンゴ、セイヨウ
ナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボ、イチビ
、ラズベリーおよびブラックベリー)、豆科植物(イン
ゲンマメ、ヒラマメ、ピース、大豆)、油植物(ナタネ
、アブラナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ココナツツ、
ヒマシ油植物、ココアマメ、ナンキンマメ)、キューリ
植物(キューリ、マロー、メロン)、繊維植物(ワタ、
アマ、アサ、シェード)、柑橘果物(オレンジ、レモン
、グレープフルーツ、マンダリン)、野菜(ホーレンン
ー、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマ
ネギ、トマト、ジャガイモ、パプリカ)、クスノキ(ア
ボカド、シナモン、シラーノー)、落葉樹および針葉樹
(ボダイジュ、セイヨウィチイ、カシツキ、ハンノキ、
ポプラ、ブナ、モミ、カラマツ、マツ)、或いはメイズ
、タバコ、ナツツ、コーヒー、ブドーキビ、紅茶、ブド
ー、ホップ、バナナおよび天然ゴム植物並びに観賞植物
(複合体)。
バチルス・スリンギエンシスGC 91は通常組成物の
形態で適用され、被処理作物面積或いは植物に更に生物
学的活性化合物と同時に或いは順次適用することができ
る。これらの化合物はいづれも肥料或いは微量養分供与
体或いはその他の植物生育に影41を及ぼす調剤である
。それらはまた、選択的殺草剤、殺昆虫剤、殺真菌剤、
殺細菌剤、殺線虫剤、軟体動物駆除剤或いはこれらの調
剤のいくつかの混合物でもよく、必要に応じて更に通常
配合技術において用いられる担体、界面活性剤、或いは
適用促進アジュバントと共に用いられる。
適当な担体およびアジュバントは固体または液体であり
、通常配合技術において用いられる物質例えば天然或い
は再生鉱物物質、溶媒、分散剤、湿潤剤、粘着剤、バイ
ンダー、或いは肥料などに対応する。
これらのB、スリンギエンシスGC 91を活性成分と
して或いはそれと他の活性成分との組合せt含み、また
適当な場合には固体或いは液体アジュパン)Y含む配合
物即ち組成物、調剤或いは混合物は公知の方法例えば活
性成分を増量剤例えば溶媒、固体担体および場合に応じ
ては界面活性化合物(界面活性剤)と共に均一に混合お
よび/または摩砕することにより調製されろ。
適当な溶媒は芳香族炭化水素、好ましくは、8〜12の
炭素数を有する両分例えばキシレン混合物或いは置換ナ
フタレン類、ジブチルフタレート或いはジオクチルフタ
レートなどの7タレート類、シクロヘキサン或いはパラ
フィン類などのような脂肪族炭化水素類、アルコール類
およびグリコール類およびそれらのエーテル類およびエ
ステル類例工はエタノール、エチレングリコールモノメ
チル或いはモノエチルエーテル、シクロヘキサノンなど
のケトン類、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルス
ルホキシド或いはジメチルホルムアミドなどの強極性溶
媒、植゛物油或いはエポキシ化ヤシ油或いは大豆油など
のエポキシ化植物油、或いは水である。
例えば、粉末および分散性粉末に使用される固体担体は
通常は方解石、タルク、カオリン、モンモリロナイト或
いはアタパルガイドなどの天然鉱物充填剤である。物理
的性質を改良するためには高度分散ケイ酸或いは高度分
散吸着剤重合体を添加することも可能である。適当な顆
粒化吸着性担体は多孔質タイプ、例えば、軽石、破砕レ
ンガ、海泡石、或いはベントナイトであり、適当な非吸
着性担体は方解石或いは砂のような物質である。
加えて、無機質或いは有機質の数多くの予備微粒化材料
例えば特にドロマイト或いは粒状化植物残渣を使用する
ことができる。
配合されるべき活性成分の性質に応じて、適当な表面活
性化合物は浪好な乳化、分散および湿潤特性を有する非
イオン性、カチオン性および/またはアニオン性界面活
性剤である。「界面活性剤」という用語は界面活性剤の
混合物を含むものとしても理解されろ。
適当なアニオン性界面活性剤は水溶性石ケンおよび水溶
性合成界面活性化合物の両者であり得る。
適当な石ケンは高級脂肪酸(C!10−022 )のア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩或いは未置換或いは
置換アンモニウム塩例えばオレイン酸或いはステアリン
酸のナトリウム或いはカリウム塩、或いは例えばヤシ油
或いは牛脂から得ろことのできる天然脂肪酸混合物のこ
れらの塩である。更に適当な界面活性剤はまた脂肪酸メ
チルタウリン塩並びに変性および未変性リン脂質である
しかしながら、より頻繁には所謂合成界面活性剤、特に
脂肪族スルホネート類、脂肪族サルフェート類、スルホ
ン化ベンズイミダゾール誘導体或いはアルキルアリール
スルホネート類が使用される。
脂肪族スルホネート類或いはサルフェート類は通常アル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩或いは未置換或いは置
換アンモニウム塩の形態であり、一般的にアシル基のア
ルキル部分も含むCB −022アルキル基を含み、例
えばリグノスルホン酸、ドデシルサルフェート或いは天
然脂肪酸から得られたN肪アルコールサルフェートの混
合物のナトリウム或いはカルシウム塩である。これらの
化合物はまた硫酸エステルおよび脂肪アルコール/エチ
レンオキシドアダクトのスルホン酸の塩も含む。
スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は好ましくは2個
のスルホン酸基および8〜22の炭素数を含む一つの脂
肪酸基を含有する。アルキルアリールスルホネート類の
具体例は、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジブチルナフ
タレンスルホン酸、或いはナフタレンスルホン酸/ホル
ムアルデヒド縮合生成物のナトリウム、カルシウム或い
はトリエタノールアミン塩である。また対応するホスフ
ェート例えばp−ノニルフェノールと4〜14モルのエ
チレンオキシドとのアダクトのリン酸エステルの塩も適
当である。
非イオン性界面活性剤は、好ましくは、脂肪族或いは環
式脂肪族アルコール類、或いは飽和或いは不飽和脂肪酸
およびアルキルフェノール類のポリグリコールエーテル
銹導体であり、該誘導体は3〜30個のグリコールエー
テル基および(脂肪族)炭化水素部分に8〜20個の炭
素原子およびアルキルフェノールのアルキル部分に6〜
18個の炭素原子を含有する。
更に適当な非イオン性界面活性剤は、ポリエチレンオキ
シドとポリプロピレングリコール、エチレンジアミノポ
リプロピレングリコールおよびアルキル鎖に1〜10個
の炭素原子を含むアルキルポリプロピレングリコールと
の水溶性アダクトであり、これらのアダクトは20〜2
50個のエチレングリコールエーテル基および10〜1
00個のグロビレングリコールエーテル基を含む。これ
らの化合物は通常プロピレングリコール単位当り1〜5
個のエチレングリコール単位を含有する。
非イオン性界面活性剤の代表例はノニルフェノールポリ
エトキシエタノール、ヒマシ油ポリグリコールエーテル
、ポリプロピレン/ポリエチレンオキシドアダクト、ト
リブチルフェノキシポリエトキシエタノール、ポリエチ
レングリコールおよびオクチルフェノキシポリエトキシ
エタノールである。ポリオキシエチレンソルビタンのI
ff’f 肪Hエステル例えばポリオキシエチレンソル
ビタントリオレエートもまた適当な非イオン性界面活性
剤である。
カチオン性界面活性剤は、好ましくは、N−置換基とし
て少なくとも1個のC8−C22アルキル基および更に
置換基として低級未置換或いはハロゲン化アルキル、ベ
ンジル或いはヒドロキシ−低級アルキル基を含む四級ア
ンモニウム塩である。これらの塩は、好ましくは、ハロ
ゲン化物、メチルサルフェート或いはエチルサルフェー
トの形態、例えばステアリルトリメチルアンモニウムク
ロライド或いはベンジルジー(2−クロロエチAI)エ
チルアンモニウムブロマイドである。
配合技術において通常使用される界面活性剤は、例えば
「マツカッチョンの洗剤および乳化剤年報阜 J  (”McOutchen’s  Deterge
nts  and  KmulsifiersAnnu
ax’ 、 MCPu’blishing Corp、
 Rldgewood 。
New Jersey、 197s ) i  ヘルム
ートースタツへ博士(Dr、Helmut 8tach
e )  「界面活性剤ハンドブックJ  (”Ten
81dTaschenbuch’、CarユHanse
rVerユag、 Munich / Vienna 
)などに記載されている。
本発明の殺昆虫組成物は、通常、0.1〜99%、好ま
しくは0.1〜95%のバチルス・スリンギエンシスG
C 91、或いはそれと他の活性成分との組合せ、l〜
99.9%の固体または液体アジュバント、および0〜
25%、好ましくは0.1〜20チの界面活性剤を含む
市販品は濃縮物として配合されるのが好ましいが、末端
ユーザーは通常実質的により低い濃度の稀釈配合物を使
用する。
これらの組成物はまた、更に安定剤、消泡剤、粘度調節
剤、バインダー、粘着剤並びに肥料その他の活性成分を
特別の効果を得るために含有することができる。
以下、野性タイプ、突然変異体供与体、突然変異体受容
体および組換え株GO91のプラスミドプロフィールを
示す添付図面を参照する。括弧0)は染色体DNAの位
置を示す〇 バチルス・スリンギエンシスoc glの新株は、具体
例に示される、下記の実験処方を用いて二つの他のバチ
ルス・スリンギエンシス株から作成された。
例1−株135−84の調製 出発株はバチルス・スリンギエンシス HD135野性
種のと一セロタイプaiZaWai株であった(テキサ
ス州ブラウンスピル、米国農務省、綿昆虫研究室、L 
T、ダルメージ博士より自由に入手可能)。株HD13
5は「米国農務省から利用可能なバチルス・スリンギエ
ンシス培養物」と題されろ、カタログ(Agricul
ural Reviews and ManualsA
RM −8−30,1982年10月)に掲載されてい
る。
それはまた、’ Co11ection de 5ou
ches d。
Bae iユlug thringiensis 19
83 ’  と称されるカタログ〔パスツール研究所、
25 rue 6e DocteurRoux、 75
724 Paris Cedex 15. Franc
e  (インデックス番号7−28)]にも利用可能な
ものとして掲載されている。
株HD135は、ビニリス・ブラシカx (Pieri
sbrassicae )、マメストラ・ブラシカx 
(Mamestrabrassicae )、へりオチ
スーピレ七y ス(He1iothisV1r@BQI
;HlB ) 、ヘリオチス・アルミゲラ(Heユio
thisarmigera )、ガレリア・メロネラ(
Galleriamellonella )およびスポ
ドブテラ・リトラリス(8podoptera 1it
toralis )に対して殺虫活性な示した(表1参
照)。
株HD135は栄養ブa x (0xo1社、英国)(
組成: Lab−LemcOPowder 1.0 g
/x、酵母エキスL −202,0g/l 、ペプトン
L −375,0g/ユ、Na1l 5.Og/l )
中において42℃で16時間生育した。培養液を次いで
o、s 4 (W/v)バクトベプトy (DifcO
)中で稀釈し、栄養寒天(0XO1d社、英国〕(栄養
ブロスと同様な組成物但し、寒天N315、Og/lを
添加)上にプレート培養し、プレート当りほぼ100コ
ロニーを達成した。次いで、インキュベーションを30
℃において48時間行った。
個々のコロニーを顕微鏡で検査したところ、一つのコロ
ニーが減少した大ぎさの副胞子結晶を生成することか見
出された。このコロニーはHD135の突然変異株であ
ることが判明し、135−84と命名された。株135
−84はN0TOに受託番号NC!T。
11822として寄託されている(寄託臼 1984年
9月7日)。突然変異体135−84中のプラスミドの
ジャレット(Jarret、 P−)、(1983年)
、〔FRM8  Microbiology Lett
ers  t6、  pp 50 −60  :]  
 の方法による分析は、それが親株に存在した53Md
プラスミドおよび3J Ma プラスミドが欠けること
を示した(図面参照)。野性aiHD135 および1
35−84からの可溶化結晶蛋白質の8DS (ドデシ
ル硫酸ナトリウム〕ポリアクリルアミドゲル上の電気泳
動は135− [14の副胞子結晶は13(lのポリペ
プチドを欠いていることを示した。結晶の精製、それら
の溶解およびそれら78DBポリアクリルアミドゲル上
で操作する方法は公知であり、例えばP、ジャレット(
p、 Jarrett、 Journaユof App
liedBacterioユOg71985.58.4
37−448 )に記載されている。株135−84の
バイオアッセイは殺虫活性がビニリス・ブラシカニおよ
びヘリオチス・ビレセンスに対しては失われたが、しか
し、マメストラ・ブラシカニ、ガレリア・メロネラ、ヘ
リオチス・アルミゲラおよびスポドプテラ・リトラリス
においては保持されたこと7示した(表1)。
この細菌株のガレリア・メロネラに対する活性はバージ
ニス(Burgea、 H,D、 ) (1976年)
〔intomoユogia ILxperimenta
lis  at  AppHcate 19  。
217−222 ]の方法を用いて行った。
ヘリオチス・アルミゲラ、ヘリオチス・ビレセンス、マ
メストラ・ブラシカニおよびスボドブテラ・リットラリ
スに対する細菌株の活性は、幼虫が飼育された人工の寒
天−ペース食餌に対して一連の濃度の細菌を添加するこ
とにより行った。使用された培地はペイy (Payn
e、 0.0. ) (1981年)  (Journ
aユ of  Inverte’brate  Pat
hoユogy 38 .71−77〕により記載されて
いる。
ビニリス・ブラシカニに対してはダビット(David
、 W、A、0. )およびガーディナー(Gardi
ner。
RoOlO,) (1965年) (Nature、 
London 207、No。
4999、pp 882−883 )の単一合成食餌を
使用した。
バイオアッセイに使用した全ての幼虫は生後6日目のも
のであった。死亡耶は、温度を25℃に保って6日後に
記録された。
幾つかの鱗翅類害虫に対する株135−84の殺昆虫活
性を表1に示す。
例2−株191− A2の調製 191− A2の記号で示される第二の突然変異株は野
性種H−セロタイプkurStaki株HD191 (
テキサス州、ブラウンズビル、米国農務省線昆虫研究室
、H,T、ダルマージ博士より入手)から得られクス番
号3θ−49)のカタログにおいて利用可能なものとし
て掲載されている。
株HD191を栄養寒天(培地の組成: Lab−Ls
mc。
Powder (L −29) 1.0 g/l、酵母
エキス(L−20)2・Og/l、ペプトン(L−37
) 5.0 g/l、塩化ナトリウム5.0g/l、寒
天No、315.0 g/l)の表面上に条痕接種し、
42℃で48時間インキュベートした。インキュベージ
1ン後プレートヲ約8倍の倍高において解剖顕微鏡の下
に検査した。多くの小さな隆起領域即ち乳頭状突起が条
痕内に散在して見られ、非−胞子形成コロニーヲ示した
これらを突つき出し栄養寒天上に再条痕接種し、30℃
で48時間インキュベートした。得られた生育物は19
1− A2と命名された安定な胞子形成不能突然変異株
の単一コロニーとしての単離な可能にした。株191−
 A2はNDTOに受託番号N0TO11823として
寄託された(寄託日 1984年9月7日〕。
親株および突然変異株の両者のプラスミドプロフィール
をアガロースゲル電気泳動(図面参照)により分析した
際に両者間に何等の差異も検出されなかった。これは殺
昆虫活性に対するプラスミドプロフィールは胞子形成親
株HD191  のそれとおそらく同一であること即ち
ヘリオテス・アルミゲラ、ヘリオチス・ビレセンスおよ
びビニリス・ブラシカニに対する殺昆虫活性を有jるこ
とを示した(表1)。
例3−株GC 91の調製 ゴンザレス(GCnzalez、 J、M、Jr、 )
 、ブラウン(Brown、 B、J、 )およびカー
ルドア (0arlton。
B、C0) (1982年) (Proc、 Natl
 Acad、Sci、O8A’Vow 791)Il 
6951−551 Kより報告された接合様プラスミド
転移系を次の変更を加えて用いて突然変異株191− 
A2について、どのプラスミドが毒素生成を担うもので
あるかを決定する試験を行った。
供与体191−ム2およびバチルス・スリンギエンシス
株HD1に由来する非結晶産生(acrys −tal
iferous )突然変異体である受容住棟を別々に
、脳心臓圧入寒天(0xoid )プレート上に生育し
た〔g/lで表わした成分:仔つシ脳注入物固形分12
.5、 ウシ心臓注入物固形分5.0、グロテアーゼペ
プトy (0xoicl L 46 ) 10.0 、
塩化ナトリウム5.01デキストロース2.0、無水リ
ン酸ナトリウム2.5および寒天No、31s、o 〕
o 3θ℃で16時間インキュベーション後、各棟から
のループ一杯の細胞を脳心臓注入寒天グレートの表面上
で混ぜ合せ更に30℃で24時間インキエベートした。
得られた生育物を次いで栄養寒天プレー) (0xoi
d )上に条痕接種し、3(1℃において48時間イン
キュベートして受容体に胞子形成させた。栄養寒天プレ
ートからのループ一杯の生育物を次いで101nlの無
菌蒸留水中に懸濁させ60℃で15分間加熱して胞子形
成不能供与体191−ム2′lk:殺した(胞子形成受
容体は無傷である)。供与体191−ム2の耐熱性内生
胞子を生成するだめの転換は栄養寒天プレート上での生
育後、10’個の生きた細胞中1よりも大の頻度で生じ
た。
加熱後、培養液を稀釈し、栄養寒天上にプレート培養し
て個々のコロニーヲ得た。30℃で48時間インキュベ
ーション後コロニーを顕微鏡検査してデルタ−エンドト
キシン結晶合成の存在を探した。
四つの別々の実験における結晶を生成するコロニーのパ
ーセントは59係、41%、22%および31壬であっ
た。結晶生成を再取得する受容体からのプラスミドプロ
フィールは結晶合成に供与体191−A2からの50M
dプラスミドの転移が伴うことが示された。20個の個
々のコロニーを調べたところ全てが59M(lプラスミ
ドを含有した。191− A2から50M(lプラスミ
ドを受取る受容体は供与体野性種親HD191の完全な
生物学的活性を示した。結果を表2に示す。このデータ
から5QMdプラスミドが191− A2におけろデル
タ−エンドトキシン結晶合成をコードしたものと結論付
けられた。
上記プラスミド転移および耐熱性胞子形成受容体の選択
の方法を用いて191−A2からの59 M(lプラス
ミドを突然変異体135−84に移した。先ず、5Q 
M(lプラスミドを含有する可能性のある個々の135
−84のコロニーを選択するためにコロニーを顕微鏡で
検査して増大した大きさの結晶を生成するものを選択し
た。二つの別々の実験におけろプラスミド転移後の増大
した大きさの結晶を生成す、b 135−84コロニー
のパーセントは29%および21係であった。その様な
コロニーのプラスミドプロフィールは分析された全ての
(10)大結晶形成コロニーにおいて50 M(lプラ
スミドの存在を示した。
5Q M+1プラスミドの取込みの結果、副胞子結晶の
大きさの増大および同時に突然変異体135−84の殺
昆虫活性の変更および増大が生じたものと結論付けられ
た。
組合された殺昆虫活性は害虫種スポドブテラ・リトラリ
ス、ヘリオチス・アルミゲラ、ヘリオチス・ビレセンス
、マメストラ・ブラシカニ、ガレリア・メロネラおよび
ビニリス・ブラシカニに関して改良された。
更に5Q Mdプラスミドを含有する突然変異体135
−84は突然変異体GC 91と命名された。
株GC91およびバチルス・スリンギエンシスのその他
の株の殺昆虫活性は表1に示される。
また野性種、突然変異体供与体、突然変異体受容体およ
び組換え株oc glのプラスミドプロフィールを示す
添付図面が参照される。括弧0)は染色体DNAの位置
を示す。
表    1 餐肋1は鱗翅類幼虫の抑制のための殆んどの市販のバチ
ルス・スリンギエンシス製品に使用される細菌株である
。それは例えば米国農務省およびパスツール研究所(詳
細は例1に示される)から入手可能である。
峠細菌はダにメージ等(klrnage at al 
) (1970年〕[Journal  of  In
vertebrate  PathoユOg715、1
5表    2 注) 表2の結果は表1で説明したのと同様の方法を用
いて得られた。HD191に対するバイオアッセイ結果
は細菌が異った日に培養され、バイオアッセイされたの
で91のものとは若干異る。
バチルス・スリンギエンシスGC 91の固体活性成合
例 (パーセントは全て重量基準である)1、湿潤性粉
末        a)  b)  c)バチルス・ス
リンギエンシスGO9125% 50% 75%リグノ
スルホン酸ナトリウム    5% 5% −ラウリル
硫酸ナトリウム      3% −5係キサイド) 
               −2%  −高分散ケ
イ酸         5% 10% 10%カオリン
           62% 2フ憾 −バチルス・
スリンギエンシスGC! 91をアジユバントと共に十
分に混合し、混合物を適当なミル内で十分に摩砕し、水
で稀釈して所望の濃度の懸濁液を与えることのできる湿
潤性粉末を得た。
バチルス・スリンギエンシスGC 91    10 
%オクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル
(4〜5モルのエチレンオnイド)    3%ドデシ
ルベンゼンスルホン酸カルシウム    3%シクロヘ
キサノン          30%キシレン混合物 
         50%任意の濃度のエマルジ1ンを
この濃縮液から稀釈することにより得ることができる。
3、粉剤      a)  b) バチルス・スリンギエンシスGO915%   8%タ
ルク             95%  −力オリン
             −  92%直ぐに使用で
きる粉剤は活性成分な担体と混合し、混合物を適当なミ
ル内で摩砕することにより得られる。
4、押出し顆粒剤 バチルス・スリンギエンシスGO9110%リグノスル
ホン酸ナトリウム        2%カルボキシメチ
ルセルロース        1%カオリン     
         871活性成分或いは組合せをアジ
ユバントと混合および摩砕し、混合物を引続き水で湿潤
する。この混合物を押出し、顆粒化し、次いで空気流中
で乾燥させる。
5、被覆顆粒剤 バチルス健スリンギエンシスGO913%ホリエチレン
クリコール(モルX量200 )   3%カオリン 
             94%微細に摩砕された活
性成分或いは組合せをミキサー中においてポリエチレン
グリコールで湿潤されたカオリンに均一に適用する。こ
の様にして非粉末状被覆顆粒が得られる。
バチルス・スリンギエンシスac 91    409
6エチレングリコール            10%
ノニルフェノールポリエテレングリコールエーテル(1
5%へのエチレンオキサイド)      6係リグノ
ス2ホン酸ナトリウム        10%カルボキ
シメチルセルロース        1%37%ホルム
アルデヒド水溶液        0.2%水    
                  32%微細に摩
砕された活性成分或いは組合せをアジユバントと緊密に
混合し、任意の濃度の懸濁液が水で稀釈して得ることの
できる懸濁液濃縮物を得る。
本発明において開示されるバチルス・スリンギエンシス
の新親株即ちGO91,135−84および191−ム
2は全て特別に述べた例外の他はこの属および種の典型
的な形態学的および生化学的特性を有する。異った変種
はH,ドバルジャック(H,d。
Barjac ) (1981年〕〔害虫および植物病
の微生物学的抑制(Microbiol Contro
l of Pe5ts andPユant Disea
ses )の第3章、1970−1980、HoD、 
Burges li Academic Press、
1981年〕に記載されるR−セロタイピング(鞭毛或
いはR−抗原に基づく)により区別することができる。
下記のN0TC11821(−GC 91 )、N0T
O11822(−135−84)、およびNCTC11
823 (−191−ム2)の生化学的特性の試験を行
った: ダラム反応        +   +  +運動性(
懸垂落下)++士 気体条件        好気性好気性好気性栄養寒天
上成長 22℃ ++十 37℃      +  +  + 42℃      +  +  千 60℃      −NT   + コープー(Koθer)クエン酸塩    −−−イン
ドール        −−− メチルレッド       +  +  +フォーゲス
ープロスカウアー     +++硫化水素生成   
    −−− 硝酸塩還元        +  +  +亜硝酸塩還
元       −−− カタラーゼ        +  +  +ゼラチン液
化       十  NT   土酸生成ニ ゲルコース      +   +   +アラビノー
ス     −−− キシロース      NT      NTラクトー
ス       −   −−スクロース      
−   −+ マルトース      +  千  十マンニトール 
    −−− ズルシトール     −−− ンルピトール     −   −− サリシン       +  +  +デンプンの加水
分解:++十 尿素    + + + カゼイン       +   +   +ニスキュリ
ン     NT       NTヒユー(Hugh
 )およびレイフソン(Leifeon)反応    
  NIL   NIL   N工Lオキシダーゼ  
     +  +  +グルコネート       
−  NT   −マロネート         − 
  −−フェニルアラニン     −  NT   
−デカルボキシラーゼ: アルギニン      +   +  +リジン   
      −   −−オルニチン      − 
  −− (NT=試験されず)
【図面の簡単な説明】
添付図面は野性種、突然変異体供与体、突然変異受容体
および組換え株GC 91のプラスミドプロフィールな
示す。 出願人代理人   佐 藤 −雄 図面の浄書(− 〔二二コ 〔==コ 50Md+  −− ■■■1−一■ 1容に変更なし] 口==コ ロ==コ 【:=コ 一一=] ニー4−8.8Md

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、その試料が受託番号NCTC11821で寄託され
    ているバチルス・スリンギエンシス(Bacillus
    thuringiensis)GC91株或いは鱗翅類
    害虫に対して殺昆虫活性を有するその誘導体或いは突然
    変異体。 2、単一株中に二つの各出発株の異った殺昆虫特性を組
    み合わせて導入することにより改良された殺昆虫特性を
    有するバチルス・スリンギエンシスの株を製造する方法
    において、(a)第一の出発株から結晶蛋白質の部分を
    形成するポリペプチドをコードするプラスミドの損失に
    より特徴付けられる突然変異体を選択し、および (b)第二の出発株或いはその突然変異体からデルタ−
    エンドトキシン結晶合成をコードするプラスミドを工程
    (a)において生成された突然変異体中に移して所望の
    新規株を生成する ことを特徴とする方法。 3、第二出発株のそれと実質的に同一のプラスミドプロ
    フィールを有する第二出発株の胞子形成不能突然変異体
    からプラスミドが移される、特許請求の範囲第2項記載
    の方法。 4、第一出発株が株HD135であり、工程(a)にお
    いて生成される突然変異体が株135−S4(NCTC
    11822)である、特許請求の範囲第2項記載の方法
    。 5、第二出発株がHD191であり胞子形成不能突然変
    異体が株191−A2(NCTC11823)である、
    特許請求の範囲第3項記載の方法。 6、バチルス、スリンギエンシス株191−A2(NC
    TC11823)からバチルス・スリンギエンシス株1
    35−S4(NCTC11822)中に株191−A2
    においてデルタ−エンドトキシン結晶合成をコードする
    プラスミドを移すことを特徴とするバチルス・スリンギ
    エンシスGC91(NCTC11821)の製造方法。 7、株191−A2および135−S4が共に混合培養
    液中で生育されて接合様プラスミド転移を行い、混合培
    養液を稀釈し、固体培地に移して単一コロニーを得、株
    GC91のコロニーを増大した大きさの副胞子結晶によ
    り選択し、および株GC91をそれから培養する、特許
    請求の範囲第6項記載の方法。 8、バチルス・スリンギエンシス株GC91(NCTC
    11821)或いはその誘導体または突然変異体、或い
    は特許請求の範囲第2項記載の方法により製造された株
    に由来する殺昆虫物質。 9、胞子−結晶複合体である、特許請求の範囲第8項記
    載の殺昆虫物質。 10、バチルス・スリンギエンシス株GC91(NCT
    C11821)或いはその誘導体または突然変異体或い
    は特許請求の範囲第8項記載の殺昆虫物質を担体、稀釈
    剤、界面活性剤或いは適用促進アジュバントと共に含ん
    でなることを特徴とする殺昆虫剤組成物。 11、肥料、微量養分供与体、植物成長調剤、殺草剤、
    殺虫剤、殺真菌剤、殺細菌剤、殺線虫剤および軟体動物
    駆除剤、およびそれらの混合物から選択される生物学的
    に活性な化合物を更に含む、特許請求の範囲第10項記
    載の組成物。 12、0.1〜99重量%のバチルス・スリンギエンシ
    スGC91或いはその誘導体または突然変異体或いは殺
    昆虫物質、1〜99.9重量%の固体または液体アジュ
    バント、および0〜25重量%の界面活性剤を含んでな
    る、特許請求の範囲第10項記載の組成物。13、害虫
    或いはそれらの環境に殺昆虫的に有効量のバチルス・ス
    リンギエンシス株GC91(NCTC11821)或い
    はその誘導体または突然変異体、或いは特許請求の範囲
    第8項記載の殺昆虫物質或いは該株、誘導体、突然変異
    体或いは物質を含む組成物を適用することを特徴とする
    鱗翅類害虫の対抗方法。
JP60223910A 1984-10-09 1985-10-09 或る種の鱗翅類害虫に対して改良された活性を有するバチルス・スリンギエンシスの株の製法及びそれにより製造さた新規株 Expired - Lifetime JPH0829075B2 (ja)

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GB848425487A GB8425487D0 (en) 1984-10-09 1984-10-09 Strain of bacillus thuringiensis

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