JPS6118136Y2 - - Google Patents

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JPS6118136Y2
JPS6118136Y2 JP1980011828U JP1182880U JPS6118136Y2 JP S6118136 Y2 JPS6118136 Y2 JP S6118136Y2 JP 1980011828 U JP1980011828 U JP 1980011828U JP 1182880 U JP1182880 U JP 1182880U JP S6118136 Y2 JPS6118136 Y2 JP S6118136Y2
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window frame
locking
old
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room
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、新窓枠の取付に際し、建造物基台に
既に取付けられている旧窓枠を除去することなく
この旧窓枠を利用して新窓枠を調整容易且つ堅固
に取付ける装置に関する。
(従来の技術) 旧窓枠の新窓枠への取付装置としては、特開昭
52−4634号公報に開示されたものがある。これ
は、旧窓枠に、窓枠長手方向に係合溝を形成した
係合体が設けられ、新窓枠に、窓枠長手方向に移
動自在なアンカ金具が設けられ、該アンカ金具
に、室の内外方向に移動自在に係止されると共に
新旧窓枠接離方向に長手の係止溝を形成した係止
体が設けられ、室の内外方向を軸方向としたボル
ト体が係合溝と係止溝とに係合され、ボルト体に
螺合された一対のナツトによつて係合体と係止体
とを挾持固定するものである。
これにより、旧窓枠に対する新窓枠の、窓枠長
手方向、新旧窓枠の接離方向及び室の内外方向の
調整移動を可能として新旧窓枠を取付けるもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものでは、一対のナツトによつて係
合体と係止体とを挾持するものであるため、旧窓
枠に対する新窓枠の室内外方向の位置決めを行な
うには、そのナツトを室内外方向に移動させて位
置決めを行なう必要がある。ところが、ナツトは
新旧窓枠の対向間という極めて狭小な空間に位置
することになるため、ナツト自体を捻回させつつ
移動させて微細な位置決め調節をするというの
は、極めて作業困難なものであつた。
本考案は上記問題点を解決することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案が、従来技術の問題点を解決するために
講じる技術的手段の特徴とするところは、既設の
旧窓枠2を建造物の基台1より除去することなく
残存せしめ、該旧窓枠2の中に新窓枠3を取付け
る装置であつて、旧窓枠2に、窓枠長手方向に係
合溝20を形成した係合体16が設けられ、新窓
枠3に、窓枠長手方向に移動自在なアンカ金具1
2が設けられ、該アンカ金具12に、室の内外方
向に一対とされ同方向移動自在に係止され、夫々
各窓枠3,2接離方向に長手の係止溝25を形成
した内・外係止体21,22が設けられ、一方、
軸心回りに回動自在とされると共に該軸心が室の
内外方向とされ、上記係止溝25,25に該溝長
手方向移動自在に係合されるボルト体29が設け
られ、該ボルト体29は、アンカ金具12に軸方
向移動不能かつ軸中心に回転可能に係合され、さ
らにボルト体29の室内側の軸端には、室内から
ボルト体29を捻回させる工具の係合部34が設
けられ、一対の内・外ナツト35,36がボルト
体29に螺合されると共に外ナツト36は外係止
体22に係止されて回動を規制され、ボルト体2
9が係合溝20に係脱自在に係合され、上記内・
外ナツト35,36で係合体16と内係止体21
に共締状に挾持した点にある。
(作 用) ボルト体29を捻回させれば、該ボルト体29
に螺合された外ナツト36は外係止体22に係止
されて回動を規制されているため、ボルト体29
の軸方向すなわち室の内外方向に移動する。ま
た、ボルト体29はアンカ金具12に係合されて
軸方向すなわち室の内外方向に移動不能とされて
いる。これにより、室内側より工具をその係合部
34に係合させてボルト体29を捻回させること
で、外ナツト36を室の内外方向に移動させ、新
窓枠3を室の内外方向に進退させて外ナツト36
を係合体16に当接させることで、新窓枠3の旧
窓枠2に対する室の内外方向の微細な位置決め調
節を行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を先ず第1図乃至第6図
に従い詳述すると、1は建造物基台であつて、2
は基台1に残存された旧窓枠である。3は新窓枠
であつて上枠4、下枠5及び一対の堅枠6,6で
構成され、予め窓本体7に応じた規格で四角形に
枠組みされ旧窓枠2の中に取付けられている。該
上・下枠4,5と堅枠6,6とはその断面構成が
ほとんど同じであるため、以下の説明は専ら上枠
4を旧窓枠の旧上枠8へ取付ける取付装置につい
て記述する。
上枠4背面にはその内外方向両端で開口部が相
互に対向する溝部9,9が長手方向に沿つて形成
され案内レール10,10とされている。又、上
枠4背面の外端から旧上枠8外面側方位置に外額
縁11が突設されている。
12はアンカ金具であり、矩形状の基板13
と、該基板13の各角部を切起して形成した翼片
14と、基板13の中央部で室の内外方向に長手
の矩形状係合孔15とを具備し、該翼片14が
夫々上記溝部9に係合されると共に基板13が案
内レール10上面に摺接し、アンカ金具12は該
案内レール10に沿つて摺動自在とされている。
16は係合体であり、平板部材から形成された
もので、旧窓枠2に設けられ、旧窓枠2に外部か
ら打設可能の基礎ボルト17で固着された固着部
18と、固着部18から新窓枠3方向へ延設折曲
され、室の内外方向に直角面を有する同方向一対
の係合板19,19とを具備し、係合板19,1
9には夫々窓枠長手方向に係合溝20,20が形
成され、該係合溝20,20は夫々窓枠長手方向
に同一位置で同形同大とされている。図例では各
係合板19の窓枠長手方向両端に一対の係合溝2
0が形成されている。
21,22は室の内外方向に一対とされる内・
外係止体であり、これら係止体21,22は矩形
平板材をなし、各その一端は直角方向に折曲され
て係止部23とされ、係止部23を挟む両端には
夫々コの字状の係合切欠溝24,24が開設さ
れ、該溝24,24が係合孔15を形成する縁部
に夫々係合し、内・外係止体21,22は夫々室
の内外方向移動自在に係止され、該係止状態で係
止部23は基板13下面に当接せしめられてい
る。又、これら係止体21,22には新・旧窓枠
3,2の接離方向に長手の係止溝25が形成され
ている。
26は内額縁であり、上枠4室内方向面と旧上
枠8下面にタツピングネジ等で固着されて上枠4
と旧上枠8に架設されたチヤンネル材27と、一
端がこのチヤンネル材27の断面下端片に固着さ
れ、他端が旧上枠8に固着されたアングル材28
とで構成され、チヤンネル材27は短片材とされ
ている。
29は軸心回りに回動自在とされるボルト体で
あつて、軸心が室の内外方向とされ、その外端の
周溝30がアンカ金具12に突設された窓枠長手
方向一対の舌片31,31に係合され、該ボルト
体29は室の内外方向への移動を阻止されてい
る。又、ボルト体29の内端はチヤンネル材27
に上下長孔とされる貫通孔32に挿通され端部に
ナツト33が螺合されている。又、ボルト体29
の室内側端面には、工具の係合部としてドライバ
ー用操作溝34が形成されている。
35,36は内・外ナツトであり、ボルト体2
9に螺合せしめられており、該ボルト体29は前
記係止溝25,25に該溝長手方向移動自在に係
合せしめられている。図例では、外ナツト36の
外周面に平行な底面を有する一対の規制溝37,
37が形成され、該規制溝37,37に外係止体
22の係止溝25を形成する縁部が係合せしめら
れ、外ナツト36は回動を規制されている。
また、ボルト体29はアンカ金具12の摺動で
係合溝20に係脱自在に係合されており、内・外
ナツト35,36で係合体16と内係止体21を
共締状に挾持している。
次に、上記構成に基づく新窓枠3取付の手順の
一例を示すと、先ず、旧窓枠2から旧窓本体を除
去し、係合体16を旧窓枠2に固着する。そし
て、新窓枠3を室外方向から旧窓枠2の中に挿入
した後、内・外係止体21,22を係止したアン
カ金具12を新窓枠3長手方向に移動すると共に
ボルト体29を係止溝25,25に沿つて移動せ
しめ、旧窓枠2に対する新窓枠3の窓枠長手方向
及び新旧窓枠3,2の接離方向の位置決めを行
い、ボルト体29を係合溝20に係合せしめる。
次に室内からドライバー工具を操作溝34に係合
させてボルト体29を捻回せしめて外ナツト36
を室の内外方向に移動させながら、新窓枠3を室
の内外方向に進退させて係合体16の室外方向面
に外ナツト36を当接させることで、旧窓枠2に
対する新窓枠3の室の内外方向の位置決めを行な
う。すなわち、室の内外方向の位置決めのための
外ナツト36の移動は、室内側からドライバー工
具を介して行なうことができる。よつて、外ナツ
ト36が新旧窓枠2,3の対向間という狭小な空
間にあるものであつても、その微細な移動位置決
め調節を容易に行なうことができ、旧窓枠2に対
する新窓枠3の室の内外方向の位置決め作業を能
率良く行なうことができる。
そして、内ナツト35を捻回することによつ
て、内・外ナツト35,36で係合体16と内係
止体21を共締状に挾持する。そして内額縁26
を取着すると共にナツト33でボルト体29をロ
ツクすれば新窓枠3の取付は完了する。
第7,8図は外係止体22の他の実施例を示す
もので窓枠長手方向両端が室内方向へ折曲されて
押圧板38,38とされ、内・外ナツト35,3
6で係合体16と内係止体21を挟持する際、各
押圧板38の室内方向端面が係合体16に当接す
る構成とされ、従つて、外係止体22も上記係合
体16や内係止体21と共に共締めされ、新窓枠
3と旧窓枠2の取付が室の内外方向二カ所でなさ
れることとなり該取付がより堅固となつて有益で
ある。
又、本実施例では係止溝25は係止孔とされ、
係止部23の基部は係止孔巾が大とされ外ナツト
36の挿脱部とされている。本実施例の如く、係
止孔状の係止溝25とすれば、アンカ金具12に
内・外係止体21,22、ボルト体29及び内・
外ナツト35,36を取付けたとき、容易に分解
されなくなるため、荷造り、運搬や、取扱作業時
等有益である。
第9図は係合体16の他の実施例を示し、矩形
平板の中間部を左右対称に切起して、該切起部に
係合溝20を形成したものである。
第10図は係合体16の更に他の実施例を示し
たものであり、平板部の一端をS字状に折曲形成
し、各凹部を係合溝20としたものである。
尚、以上は図示の例によるが、各実施例の各部
構成を種々組合せることは自由であり、新窓枠3
は押出成形、板金成形等の工作過程を経て製造さ
れるアルミ材等の金属や樹脂材であつても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、旧窓枠に対する新窓枠の室内
外方向の位置決めは、ボルト体を室内側から工具
を介して捻回させることで外ナツトを室の内外方
向に移動させ、新窓枠を室の内外方向に進退させ
て係合体に外ナツトを当接させることで行なうこ
とができる。すなわち、外ナツトが新旧窓枠の対
向間という狭小な空間にあるものであつても、室
内側からのボルト体の捻回により移動させること
ができ、新旧窓枠の室の内外方向の微細な位置決
めを能率良く行つて、しかる後に内外ナツトで係
合体を内係止体とを挟持して両窓枠を連結するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は改装され
た窓を室内側から見た全体正面図、第2図は第1
図のA−A線矢視側面断面図、第3図は第2図の
B−B線矢視一部断面図、第4図は第2図のC−
C線矢視図、第5図は第2図のD−D線矢視図、
第6図は第2図のE−E線矢視図、第7図は外係
止体の他の実施例を示す側面断面図、第8図は同
斜視図、第9図、第10図は夫々係合体の他の実
施例を示す斜視図である。 1……基台、2……旧窓枠、3……新窓枠、1
6……係合体、20……係合溝、21……内係止
体、22……外係止体、25……係止溝、29…
…ボルト体、35……内ナツト、36……外ナツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既設の旧窓枠2を建造物の基台1より除去する
    ことなく残存せしめ、該旧窓枠2の中に新窓枠3
    を取付ける装置であつて、旧窓枠2に、窓枠長手
    方向に係合溝20を形成した係合体16が設けら
    れ、新窓枠3に、窓枠長手方向に移動自在なアン
    カ金具12が設けられ、該アンカ金具12に、室
    の内外方向に一対とされ同方向移動自在に係止さ
    れ、夫々各窓枠3,2接離方向に長手の係止溝2
    5を形成した内・外係止体21,22が設けら
    れ、一方、軸心回りに回動自在とされると共に該
    軸心が室の内外方向とされ、上記係止溝25,2
    5に該溝長手方向移動自在に係合されるボルト体
    29が設けられ、該ボルト体29は、アンカ金具
    12に軸方向移動不能かつ軸中心に回転可能に係
    合され、さらにボルト体29の室内側の軸端に
    は、室内からボルト体29を捻回させる工具の係
    合部34が設けられ、一対の内・外ナツト35,
    36がボルト体29に螺合されると共に外ナツト
    36は外係止体22に係止されて回動を規制さ
    れ、ボルト体29が係合溝20に係脱自在に係合
    され、上記内・外ナツト35,36で係合体16
    と内係止体21を共締状に挾持したことを特徴と
    する残存せしめた旧窓枠への新窓枠取付装置。
JP1980011828U 1980-01-30 1980-01-30 Expired JPS6118136Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886885U (ja) * 1981-12-09 1983-06-13 神鋼アルフレツシユ株式会社 改装窓枠に於ける新窓枠取付装置
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JPS524634A (en) * 1976-06-14 1977-01-13 Kaoru Ogura Window frame fitting method
JPS547000U (ja) * 1977-06-16 1979-01-17

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