JPS61180743A - フツ素化アルキルアクリレ−ト類の製造方法 - Google Patents
フツ素化アルキルアクリレ−ト類の製造方法Info
- Publication number
- JPS61180743A JPS61180743A JP2080985A JP2080985A JPS61180743A JP S61180743 A JPS61180743 A JP S61180743A JP 2080985 A JP2080985 A JP 2080985A JP 2080985 A JP2080985 A JP 2080985A JP S61180743 A JPS61180743 A JP S61180743A
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- JP
- Japan
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- acid
- formula
- fluorinated alkyl
- acrylic acid
- production
- Prior art date
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は種々の高分子物質の改質剤等の原料とR
II+
して有用な式CF3(CF2)2n+、CH2CH20
CC=CH2(但し、Rは水素原子またはメチル基を示
し、nは2〜7の整数を示す。)で示されるフッ素化ア
ルキルアクリレート類の製造方法に関する。
CC=CH2(但し、Rは水素原子またはメチル基を示
し、nは2〜7の整数を示す。)で示されるフッ素化ア
ルキルアクリレート類の製造方法に関する。
(従来技術と問題点)
従来は、多フツ化アルコールのエステル化の方法として
通常のエステル化方法である、カルが/酸との直接反応
は反応性が低いことから実用的な意味を持たないとされ
てきた。そのため、この種の多フツ化アルコールをエス
テル化させるためには、カル?ン酸クロライドと反応さ
せる方法が最も効果的な方法であると考えられてきた。
通常のエステル化方法である、カルが/酸との直接反応
は反応性が低いことから実用的な意味を持たないとされ
てきた。そのため、この種の多フツ化アルコールをエス
テル化させるためには、カル?ン酸クロライドと反応さ
せる方法が最も効果的な方法であると考えられてきた。
従って、例えば、多7フ化アルコールのアクリレートを
製造する際には、アクリル酸りロライド全用いる方法が
秀れた方法であると言われている。ところが一方、アク
リル酸クロライドは、その製造方法が困難で高価なもの
であるばかりでなく、強い催涙性を有するものであるた
め、取扱い上にも問題が多い。
製造する際には、アクリル酸りロライド全用いる方法が
秀れた方法であると言われている。ところが一方、アク
リル酸クロライドは、その製造方法が困難で高価なもの
であるばかりでなく、強い催涙性を有するものであるた
め、取扱い上にも問題が多い。
(本発明の技術的課題)
かかる事情よシ、有用なフッ素化アルキルアクリレート
類である前記式で示される化合物、のより実用的な製造
方法を鋭意検討を重ねた結果、式CF5(CF2)2n
+、CH2CH2OHで示されるフッ素化アルコールと
アクリル酸或いはメタクリル酸との直接反応で高収率で
目的とするフッ素化アルキルアクリレート類を製造し得
ることを見い出し、本発明に至った。
類である前記式で示される化合物、のより実用的な製造
方法を鋭意検討を重ねた結果、式CF5(CF2)2n
+、CH2CH2OHで示されるフッ素化アルコールと
アクリル酸或いはメタクリル酸との直接反応で高収率で
目的とするフッ素化アルキルアクリレート類を製造し得
ることを見い出し、本発明に至った。
(発明の構成)
即ち、本発明は式CF3(CF2)2n+、CH2CH
2OH(但しnは2〜7の整数を示す)にて示されるフ
ッ素化アルコールとこれに対し1〜3倍モルのアクリル
酸またはメタクリル酸を酸触媒の存在下に反応させるこ
とを特徴とする式 原子またはメチル基を示し、nは前記の通シである。)
で示されるフッ素化アルキルアクリレート類の製造方法
を提供せんとするものである。
2OH(但しnは2〜7の整数を示す)にて示されるフ
ッ素化アルコールとこれに対し1〜3倍モルのアクリル
酸またはメタクリル酸を酸触媒の存在下に反応させるこ
とを特徴とする式 原子またはメチル基を示し、nは前記の通シである。)
で示されるフッ素化アルキルアクリレート類の製造方法
を提供せんとするものである。
以下に本発明の方法について更に詳しく説明する。
酸触媒としては、無機或いは有機触媒が用いられるが、
例えば、ノ母ラドルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、三フフ化ホウ素、燐酸、硫酸、塩酸等があげられる
。溶媒を用いても無溶媒でも反応は進行するが、トルエ
ン、ベンゼン或いはキシレン等の芳香族溶媒を用い、反
応中生成する水分を連続的に除く方法も取れる。原料モ
ル比はアルコールに対してアクリル酸またはメタクリル
酸を1〜3倍モル用いるのが適当で;Jり!+、また、
酸触媒の量は、反応方法、条件によシ変るが、原料アル
コールに対し、0.01乃至2.0倍の重量が用いられ
る。反応温度は室温乃至150℃の範囲で行い得るが、
生成物の熱安定性の問題もあり、130℃迄の温度が適
当である。反応終了後は、以下に実施例をあげ、更に具
体的に説明する。
例えば、ノ母ラドルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、三フフ化ホウ素、燐酸、硫酸、塩酸等があげられる
。溶媒を用いても無溶媒でも反応は進行するが、トルエ
ン、ベンゼン或いはキシレン等の芳香族溶媒を用い、反
応中生成する水分を連続的に除く方法も取れる。原料モ
ル比はアルコールに対してアクリル酸またはメタクリル
酸を1〜3倍モル用いるのが適当で;Jり!+、また、
酸触媒の量は、反応方法、条件によシ変るが、原料アル
コールに対し、0.01乃至2.0倍の重量が用いられ
る。反応温度は室温乃至150℃の範囲で行い得るが、
生成物の熱安定性の問題もあり、130℃迄の温度が適
当である。反応終了後は、以下に実施例をあげ、更に具
体的に説明する。
実施例1
ディーンスターク型の水分離器、クーラー、かくはん器
をとりつけたフラスコにCF3(CF2)7CH2CH
2OHをsoy、アクリル酸2511 トルエン150
rnl金入れ、・母ラドルエンスルホン酸f7r2.5
、li’ 添加した◎窒素雰囲気下で6時間還流させ
、水分を除去した。
をとりつけたフラスコにCF3(CF2)7CH2CH
2OHをsoy、アクリル酸2511 トルエン150
rnl金入れ、・母ラドルエンスルホン酸f7r2.5
、li’ 添加した◎窒素雰囲気下で6時間還流させ
、水分を除去した。
反応終了後、水洗、重曹水洗浄、水洗し、溶媒上留去し
た。減圧蒸留することにより、113.5°〜115℃
/10mHgの留分80Ii?:得た。このものは、マ
ススペクトルによる分析、ガスクロ分析よすCF、(C
F2)、C2H4−0CCH=CH2で表わせるアクリ
レートであった。
た。減圧蒸留することにより、113.5°〜115℃
/10mHgの留分80Ii?:得た。このものは、マ
ススペクトルによる分析、ガスクロ分析よすCF、(C
F2)、C2H4−0CCH=CH2で表わせるアクリ
レートであった。
実施例2
CF、(CF2)、CH2CH2OH5011、メタク
リル酸1.5J、95%硫酸80gt−60℃で10時
間放置した。氷水中に反応混合物を投入し、油状物を塩
化メチレンにとかし、重1水、水で洗浄、乾燥し、溶媒
を留去し、減圧蒸留することにより115゜〜117’
/8mHgの留分を52p得た。このものは −赤外線
スペクトルでエステルのカルがニル吸収をI CM。
リル酸1.5J、95%硫酸80gt−60℃で10時
間放置した。氷水中に反応混合物を投入し、油状物を塩
化メチレンにとかし、重1水、水で洗浄、乾燥し、溶媒
を留去し、減圧蒸留することにより115゜〜117’
/8mHgの留分を52p得た。このものは −赤外線
スペクトルでエステルのカルがニル吸収をI CM。
で表せるメタクリレートであった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式CF_3(CF_2)_2_n_+_1CH_2CH
_2OH(但しnは2〜7の整数を示す)にて示される
フッ素化アルコールとこれに対し1〜3倍モルのアクリ
ル酸またはメタクリル酸を酸触媒の存在下に反応させる
ことを特徴とする式▲数式、化学式、表等があります▼
(但 し、Rは水素原子またはメチル基を示し、nは前記の通
りである。)で示されるフッ素化アルキルアクリレート
類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2080985A JPS61180743A (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | フツ素化アルキルアクリレ−ト類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2080985A JPS61180743A (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | フツ素化アルキルアクリレ−ト類の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61180743A true JPS61180743A (ja) | 1986-08-13 |
Family
ID=12037363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2080985A Pending JPS61180743A (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | フツ素化アルキルアクリレ−ト類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61180743A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5565607A (en) * | 1992-07-03 | 1996-10-15 | Asahi Glass Company Ltd. | Polyfluorohydrocarbon group-containing monomers, their polymers and application of the polymers |
EP1757577A4 (en) * | 2004-04-26 | 2008-04-09 | Daikin Ind Ltd | PROCESS FOR PRODUCING FLUORINATED ACRYLIC ESTER |
WO2008075534A1 (ja) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Central Glass Company, Limited | 含フッ素アルカンエステル類の製造方法 |
US7700800B2 (en) | 2005-03-15 | 2010-04-20 | Tokuyama Corporation | Method for producing fluorine-containing alkyl (meth)acrylate |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3282905A (en) * | 1961-05-03 | 1966-11-01 | Du Pont | Fluorine containing esters and polymers thereof |
-
1985
- 1985-02-07 JP JP2080985A patent/JPS61180743A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3282905A (en) * | 1961-05-03 | 1966-11-01 | Du Pont | Fluorine containing esters and polymers thereof |
Cited By (6)
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US5565607A (en) * | 1992-07-03 | 1996-10-15 | Asahi Glass Company Ltd. | Polyfluorohydrocarbon group-containing monomers, their polymers and application of the polymers |
US5646222A (en) * | 1992-07-03 | 1997-07-08 | Asahi Glass Company Ltd. | Polyfluorohydrocarbon group-containing monomers, their polymers and applications of the polymers |
EP1757577A4 (en) * | 2004-04-26 | 2008-04-09 | Daikin Ind Ltd | PROCESS FOR PRODUCING FLUORINATED ACRYLIC ESTER |
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WO2008075534A1 (ja) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Central Glass Company, Limited | 含フッ素アルカンエステル類の製造方法 |
JP2008150339A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Central Glass Co Ltd | 含フッ素アルカンエステル類の製造方法 |
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