JPS61180069A - ロツクアツプ付トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置 - Google Patents

ロツクアツプ付トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置

Info

Publication number
JPS61180069A
JPS61180069A JP2105485A JP2105485A JPS61180069A JP S61180069 A JPS61180069 A JP S61180069A JP 2105485 A JP2105485 A JP 2105485A JP 2105485 A JP2105485 A JP 2105485A JP S61180069 A JPS61180069 A JP S61180069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
torque
converter
clutch
torque converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2105485A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Murasugi
村杉 卓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2105485A priority Critical patent/JPS61180069A/ja
Publication of JPS61180069A publication Critical patent/JPS61180069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0221Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means
    • F16H2045/0247Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means having a turbine with hydrodynamic damping means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ロックアップ付トルクコンバータのロック
アツプ制御装置に関し、特に、トルクコンバータに逆駆
動トルクが生じた場合に生ずるショックを軽減するため
の改良を施したロックアップ付トルクコンバータのロッ
クアツプ制御装置に関する。
(従来の技術) ロックアップ付トルクコンバータは、例えば、特開昭5
8−221059号に示されるように、高速走行時のよ
うに、トルク増大作用が不要で、エンジンのトルク変動
が問題とならない状態では、トルクコンバータの入力要
素であるポンプインペラと出力要素であるタービンラン
ナとの間のスリップによって燃費の劣化を生じることを
防止するために、トルクコンバータの入出力要素間を直
結して、エンジン出力トルクが直接にトルクコンバータ
の出方軸に現われるようにするためのロックアツプクラ
ッチを備えている。
ところで、このようなロックアップ付トルクコンバータ
においては、高速走行時にロックアツプ動作を常に行う
構成とした場合に、スロットル開度を低下させるとトル
クコンバータに逆駆動トルクが生じ(コーステイング)
、エンジンの振動が大となることがある(以下「コース
テイングショツク」と言う)。
従来、このようなコーステイングショックを防止するた
めの技術として、例えば、特開昭59−17062号に
示されるように、スロットル開度が所定値以下のとき、
すなわち、アクセルペダル踏込量が所定値以下のときに
、ロックアツプクラッチの締結を解除させて、逆駆動ト
ルクの発生を解消しようとする装置が提案されている。
これは、アクセルペダルの踏込量が所定値以下となった
ときにONとなるスイッチ、あるいは、センサを設け、
かつ、このスイッチあるいはセンサの出力信号によって
駆動されて、ロックアツプクラッチの作動油圧をドレン
させるソレノイドバルブを備えるものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のようにアクセルペダルの踏込量の
大小によってコーステイングショックを防止しようとし
た場合には、未だ十分なコーステイングショック防止が
行えない場合がある。
$17図は、排気量が1600ωクラスのエンジンの出
力トルクと回転数との関係がスロットル開度の大小によ
ってどのように変化するかを示す図である。
ここで、上記従来装置において、スロットル開度が0°
5/8開度(8/8開度で全開となる)以下となったと
きに、ロックアツプ動作を解除する構成とすれば、エン
ジンの出力を余り出さない低速巡航走行時等ではスロッ
トル開度が278開度位と小さいので運転者のアクセル
ペダル戻し操作があれば殆んどの場合 /8開度以下と
なるので、ロックアツプ動作は解除され、逆駆動トルク
によるコーステイングショックは防止される。
しかし、かなり高いエンジン出力を出す高速走行時には
、元々スロットル開度が例えば4/8開度と大きいので
、運転者のアクセルペダルの戻し操作があっても、スロ
ットル開度を/8と/8の間(B点とA点の間)で変化
させたに過ぎない場合が多く、。・5/8開度迄戻され
ずロックアツプの解除がなされないまま正駆動トルクと
逆駆動トルクとの変動が生じ、第18図に示すように、
トルクコンバータの出力軸トルクは、正駆動トルクと逆
駆動トルクとの変化を繰、返すことになり、この変化時
に比較的大きなトルク変動が振動的に生じる。
このトルク変動のピークトルクは乗員にも感じられる程
大きなショックとして現われ、乗心地を悪化させる原因
となる。
(問題点を解決するための手段)  7上記問題点を解
決するために、本発明は、トルクコンバータに逆駆動ト
ルクが生じた場合に、該逆駆動トルクに応じて、ロック
アツプクラッチの締結力を減少させるようにロックアツ
プクラッチの作動油圧を制御、する可変オリフィスを具
備するものである。
(作用) 上記可変オリフィスの働きにより、トルクコンバータに
生じる逆駆動トルクの大きさに応じてロックアツプクラ
ッチの締結力が減少され、トルクコンバータの出力トル
クが大きく変動することを防止し、逆駆動トルクの発生
によるショックを軽減することができる。
(実施例) 本発明の第1実施例の構成と本実施例が適用されるロッ
クアップ付トルクコンバータ1の構成を第1図に示す。
ロックアップ付トルクコンバータ1のコンバータカバー
2は、図中右方に位置するエンジンのクランクシャフト
(図示路)に連結されて、クランクシャフトと一体に回
転する0 このコンバータカバー2には、図中左方においてポンプ
インペラ3が固着されており、コンバータカバー2とポ
ンプインペラ8によって囲まれる空間には、ポンプイン
ペラaと対向するようにタービンランナ4が配置されて
いる。
ポンプインペラaとタービンランナ4との間にはステー
タ7が配置されており、これらにより、3要素1段型の
トルクコンバータを構成している。
タービンランナ4は、ハブ5のフランジ6に鋲着されて
、一体に回転するようになっている。
ステータ7は、一方向クラッチ8を介して中空固定軸9
に取付けられており、中空固定軸9には、図中左方に配
置される補助変速装置(図示路)のインプットシャフト
10が遊嵌されている。このインプットシャフト10の
先端は、タービンランナ4のハブ5の内側にスプライン
結合している0ハブ5の端面とコンバータカバー2との
間には、円環体11が介在されて室12を画成し、この
室12は、インプットシャフト10の内部に形成される
油路13に連絡している0 インプットシャフト10の中空内部には、ポンプ駆動軸
88が挿通されており、このポンプ駆動軸33の先端は
、コンバータカバー2の中心に連結されて一体に回転す
る。このポンプ駆動軸83の他端は、図示しない油圧ポ
ンプに連結されている0 そして、コンバータカバー2の内面に対向するようにロ
ックアツプクラッチ14が配設されている。このロック
アツプクラッチ14の軸心側の軸穴部14aは、ハブ5
の外周面に摺接するように嵌入されており、ロックアツ
プクラッチ14の外周縁部のコンバータカバー2に対向
する側の面には、摩擦板15が取付けられている。
ロックアツプクラッチ14の背面(図中左側面)には、
間隙を有して重合された2枚のドライブプレート20.
21が鋲着されており、これらのドライブプレー)20
.21の間には、ハブ5のフランジ6外周にスプライン
結合されたドリブンプレート22が、非接触の状態で挾
まれる形で配置されている。
そして、上記ドライブプレート20.21とドリブンプ
レート22の盤面には複数の孔26〜28が形成されて
おり、これらの孔26〜2e内には、ドライブプレート
20.21とドリブンプレート22の各断面を横切るよ
うにトーションスプリング28が介在されている。これ
らのトーションスプリング28のバネ軸は、各プレート
20〜22の径方向に向くように配されており、ドライ
ブプレー)20.21の回転力がトーションスプリング
23を介してドリブンプレート22に伝達される(この
逆の伝達も可)0 インプットシャフト10と中空固定軸9の間には、油路
81が形成されており、この油路31を経て図外の油圧
ポンプか、ら図外のコントロールバルブを経て供給され
る作動油がトルクコンバータ1内に送り込まれる。また
、トルクコンバータ1内を循環した作動油は、中空固定
軸9とインプットシャフト10の間に形成された油路3
2を通って排出される。
そして、上記インプットシャツ)10の内部に形成され
た油路13は、室12を経てクラッチ圧制御室16に通
じており、この油路13には、図示しないロックアツプ
制御バルブを経て、ロックアツプ解除圧PLが供給され
る。このロックアツプ解除圧PLは、例えば特開昭54
−132064号公報に記載される制御回路を用いて作
り出される。
上記ロックアツプクラッチ14の動作を簡単に説明する
エンジン(図示路)が運転中であれば、油路81から流
入する作動油はトルクコンバータ1内を循環して油路8
2からドレンされる。トルクコンバータ1は、ポンプイ
ンペラδの回転トルクが作動油の流体運動に変換され、
ステータ7の反力作用の下でトルク増大されてタービン
ランナ4を回転させる。タービンランナ4の回転トルク
は、インプットシャフト10を経て補助変速機(図示路
)に入力される。
ここで、車両がトルクコンバータ1のロックアツプ条件
に達しない運転状態、例えば、第1速運転状態にある場
合には、上記ロックアツプ制御バルブから油路13を経
て、トルクコンバータ内圧と等しいロックアツプ解除圧
PLがクラッチ制御室16内に供給される0これにより
、ロックアツプクラッチ14の両面に働く油圧は等しく
、その差は零となるため、ロックアツプクラッチ14は
、解放状態となる。すなわち、摩擦板15がコンバータ
カバ−2内面から離間した状態となる。
従って、タービンランナ4とロックアツプクラッチ14
とは一体に回転し、トルクコンバータlは、コンバータ
動作を行うことになる。
他方、車両がロックアツプ条件に達する運転状態(高速
走行時等)にある場合には、上記ロック、アップ制御バ
ルブは、ロックアツプ解除圧PLをドレン圧とする状態
に切換わり、クラッチ制御室16内の作動油圧はドレン
される。
従って、ロックアツプクラッチ14の両面に働く油圧は
、コンバータ内圧の方が高くなり、ロックアツプクラッ
チ14は、コンバータカバー2の方向へ押圧される。こ
の結果、摩擦板16は、コンバータカバー2の内面に圧
接されて、ロックアツプクラッチ14は締結状態になる
この状態では、ロックアツプクラッチ14がコンバータ
カバー2と一体に回転することになるため、トーション
スプリング28を介して連結されているドリブンプレー
ト22、およびドリブンプレート22に連結しているタ
ービンランナ4は、コンバータカバー2と一体に回転す
ることになるaこの結果、インプットシャフト1oから
出力されるトルクコンバータの出力トルクは、コンバー
タカバー2に入力されるエンジン出力トルクに等しくな
る。
次に、本実施例のロックアツプ制御装置について説明す
る。
本実施例のロックアツプ制御装置は、ハブ6の内部に形
成されて、一端がクラッチ制御室16に臨み、他端がハ
ブ5の外周面においてコンバータ室17に臨むように穴
あけ形成された油路41と、この油路41のコンバータ
室17に臨む側の油路41aの開口面上から少しずれた
位置において、ロックアツプクラッチ14の軸穴部14
aに形成されたバルブ孔42とで構成される可変オリフ
ィス構造を呈している。第2図に1−1断面図を示す0 そして、タービンランナ4に正駆動トルクが加わる状態
では、第8図に示すように、油路41aの開口面と、バ
ルブ孔42は完全にずれた状態となり、油路41は閉鎖
される。
また、タービンランナ4に逆駆動トルクが加わる状態で
は、この逆駆動トルクによって、ロックアツプクラッチ
14は、ハブ5の外周に石って周方向へ摺動し、バルブ
孔42と油路41aの開口面とが重なる。このとき、ト
ーションスプリングく3の収縮量は、逆駆動トルクの大
きさに応じて変化するため、油路41aの開口面とバル
ブ孔42の重合面積(以下「可変オリフィス面積S」と
する)は、逆駆動トルクの大きさに応じて変化すること
になる。
油路41aの開口が開かれると、油路41゜41aを介
して、クラッチ制御室16とコンバータ室17とが連通
ずることになるため、ロックアツプクラッチ14が締結
状態にあるとき(ロックアツプ動作時)には、コンバー
タ室17側の油圧が、油路41a、41を経てクラッチ
制御室16へ流入し、これにより、ロックアツプクラッ
チ14の締結圧が減少する。
このときの締結圧の減少量は、可変オリフィス面積Sが
大きくなるのに対応して大となり、従って、逆駆動トル
クが大きい程、ロックアツプクラッチ14の締結力は減
少して、逆駆動トルクを減少させる作用も大(タービン
ランナ4がコンバータカバー2の回転に対してすべりを
生じることになる)となる。
第5図に、可変オリフィス面積Sとタービンランナ4に
加わる駆動トルクとの関係を示す。また、第6図にクラ
ッチ制御室16の作動油圧(ロックアツプ解除圧PL)
とタービンランチ4に加わる駆動トルクとの関係を示す
第7図は、高速走行時(エンジン回転数が約a o o
 o rpmの状態とする)に、スロットル開度を4/
8と1/8ど℃間で変化させたときのトルクコンバータ
1の出力軸(インプットシャフト10)の出力トルク(
これを「出力軸トルク」とする)とエンジン回転数の変
化を示す図である。
第17図に示したように、エンジン回転数が30GOr
pm以上でスロットル開度が4/8のとき゛には、ター
ビンランナーには正駆動トルクが加わっている(このと
き、ロックアツプ動作が行われている)。
そして、スロットル開度をVから1/8に変化させると
、第17図に示したように、タービンランナ4には逆駆
動トルクが加わる。
このとき、上記ロックアツプ制御装置におい℃、発生し
た逆駆動トルクの大きさに対応した可変オリフィス面積
Sで油路41,41aが開かれるため、ロックアツプク
ラッチ14の締結刃が減少し、逆駆動トルクを減少させ
る為、出力軸トルクに大きな変動を生じることが防止さ
れる。すなわち、第18図に示した従来のロックアップ
付トルクコンバータの出力軸トルクに現われる大きなピ
ークトルクを抑制することができる。
また、スロットル開度を1/8から /8に変化させた
ときには、タービンランナ4に加わるトルクは、逆駆動
トルクから正駆動トルクに変化するため、可変オリフィ
ス面積Sは零、すなわち、油路41 、41aは閉じら
れる。これにより、ロックアツプクラッチ14は、再び
完全締結状態となる0ここで、油路41,41&が閉じ
られた時点から、クラッチ制御室16の油圧がドレン圧
に低下するまでには、若干の時間が必要であるため、ロ
ックアツプクラッチ14が完全締結状態に達するまでに
遅れ時間が存在する。
この遅れ時間のあいだは、ロックアツプクラッチ14が
滑りを生じるため、第18図に示した従来のロックアッ
プ付トルクコンバータで発生する出力軸トルクの大きな
変動成分は、ロックアツプクラッチ14の滑りにより吸
収され、結果として、第7図に示すように出力軸トルク
は滑らかに変化することになる。また、この間に、エン
ジン回転数も若干の吹けが生じて、エンジン回転数の上
昇を早めることができ、アクセル応答性も向上する0次
に、本発明の第2実施例について説明する。
第8図は本実施例装置を具えるロックアツプトルクコン
バータで、この図中61はトルクコンバータを示し、ト
ルクコンバータ61はポンプインペラ(トルクコンバー
タ入力要素)62と、タービンランナ(トルクコンバー
タ出力要素)68と、ステータ4とで主に構成する。ポ
ンプインペラ62はこれに溶接したコンバータカバー6
5を介してエンジンクランクシャフト(図示せず)に駆
動結合し、エンジン運転中これにより常時駆動されてい
るものとする。ポンプインペラ62には更に中空のポン
プ駆動軸66を溶接し、この軸を介しポンプ67をエン
ジン運転中これにより常時駆動する。
タービンランナ68はその内周縁部にリベット68によ
り鋲着したタービンハブ69を具え、これを介してター
ビンランナ68をスリーブ70上に回転自在に嵌合し、
このスリーブ70をトルクコンバータ出力軸71に軸方
向へ移動しないようスプライン結合して該出力軸71の
一部となす。
タービンハブ69及びスリーブ70に夫々、互に向い合
って半径方向外方へ延在するフランジ69a。
70aを一体に形成し、フランジ69aと反対のフラン
ジ70aの側に環状板72を配設する。フランジ69a
及び環状板72をリベット78により一体結合するも、
リベット78はフランジ70aの対応孔700に遊挿し
てフランジ139a 、70&間、従ってタービンハブ
69及びスリーブ70間の相対回転を許容するものとす
る。フランジ69a。
70a及び環状板72に夫々設けた整列窓内にトーショ
ンスプリング74をフランジ69a 、70a及び環状
板72の円周方向に配置して設け、このトーションスプ
リング74は常態でタービンノ\プロ9及びスリーブ7
0の相対回転を零に保ち、この相対回転が大きくなるに
つれ圧縮されるものとする。又、タービンハブ69及び
スリーブ70間には両者の相対回転に摩擦抵抗を与える
摩擦板75を介在させる。
また、上記トーションスプリング74に対し、フランジ
69a、70aおよび還状板72の周方向に並ぶように
(図中では紙面垂直方向)、フランジ69a、70aお
よび還状板72の整列窓枠を挾んでモラ一つのトーショ
ンスプリング90が配設されている。このトーションス
プリング90は、上記トーションスプリング74とは逆
方向に圧縮されるもので、タービンランナ68に逆駆動
トルクが加わる場合に圧縮される。
スリーブ70外周には、ロックアツプクラッチ16が摺
動自在に嵌合されており、このロックアツプクラッチ7
6とコンバータカバー65との間にクラッチ制御室78
が形成されている0ロツクアツプクラツチ76の外周縁
部のコンバータカバ−65に対向する面には摩擦板76
aが取付けられている。
ロックアツプクラッチ76には更にL字形断面の環状部
材80を固着し、その遊端縁に形成した歯SOaとフラ
ンジ70aの外周縁に形成した歯70eとを噛合させる
ことにより、ロックアツプクラッチ76をスリーブ70
に軸方向相対移動可能に駆動結合する。
又、トルクコンバータ61の前記ステータ64は一方向
クラッチ81を介して中空固定軸82上に置き、この軸
82とポンプ駆動軸66及びトルクコンバータ出力軸7
1との間に夫々環状通路83.84を設定する0環状通
路88は前記オイルポンプ67からの作動油をトルクコ
ンバータ61内に導ひき、この作動油を環状通路84よ
り排除するが、この間その後の作動油通路中ζこ設けら
れた保圧弁等によりトルクコンバータ61内、即ちコン
バータ室77内は一定の圧力P。に保たれている。
また、クラッチ制御室78はトルクコンバータ出力軸フ
1の中空孔71aを経てロックアツプ制御弁85の連絡
ポート85aに通じさせ、この制御弁をスプール85b
1プラグ850、これらを図中右向きに付勢するばね8
5(1,858で構成する。ロックアツプ制御弁85は
室85fに供給される車速相当のガバナ圧PGに応じス
プール85m)を移動され、連絡ポート85aを入口ボ
ート85g1固定オリフイス86付のドレンボート85
h 又はドレンボート851に選択的に連通させるよう
機能し、入口ボート85gには前記コンバータ室圧P。
を導びく。
そして、本実施例のロックアツプ制御装置は、スリーブ
70内にその軸方向に穴あけされて、一端がクラッチ制
御室78に臨むように開口し、他端が、スリーブ70の
径方向に穴あけされた油路70dによってコンバータ室
77に臨むように開口された油路70m)と、油路70
dの開口面から若干ずれた位置においてタービンハブ6
9に穴あけされたバルブ孔79とで構成される可変オリ
フィス構造を呈している0 上記バルブ孔79は、第8図中のI矢視によると、第9
図に示すように1、略T字状の孔であり、このバルブ孔
79と油路70dの開口面との重合面積(これを「可変
オリフィス面積S」とする)が変化することで、コンバ
ータ室フッとクラッチ制御室78との連通量が変化する
ことになる。
上記バルブ孔79と油路70dの開口面は、タービンラ
ンチ63に加わる駆動トルクが零のときに、1つのトー
ションスプリング74と90の反力が釣り合って第9図
に示す位置に保持される。
″そして、タービンランナ68に正の駆動トルクが刃口
わるときには、フランジ69aがトーションスプリング
74を圧縮する方向に回転するため、バルブ孔79は、
第10図に示す方向へずれ、このずれの位置は、トーシ
ョンスプリング74の反力と正駆動トルクとが釣り合う
位置になる。
また、タービンランナ68に逆駆動トルクが加わるとき
には、フランジ69aは、トーションスプリング90を
圧縮する方向に回転するため、バルブ孔フ9は、第11
図に示す方向へずれる。このずれの位置は、トーション
スプリング90の反力と逆駆動トルクとが釣り合う位置
になる。
第12図に、可変オリフィス面積Sとタービンランナ6
8に加わる駆動トルクの関係を示す。また、第1実施例
の作用と同じく、可変オリフィス面積Sの大小によりク
ラッチ制御室78とコンバータ室77との連通量が制御
され、ロックアツプクラッチ76の締結力が変化する。
このロックアツプクラッチフロの締結力は、クラッチ制
御室78内のロックアツプ解除圧”Lに反比例するよう
に変化する。第13図に、ロックアツプ解除圧PLとタ
ービンランチ68に加わる駆動トルクの関係を示す。
そして、このロックアツプ制御装置は、前記第1実施例
で示した逆駆動トルク発生時のショック軽減作用に加え
て、正駆動トルク状態におけるトルクコンバータ61の
スリップ量を制御する作用を兼ね備えている。
スリップ量の制御(以下、「スリップ制御」という)は
、ロックアップ付トルクコンバータの口ツクアップ動作
は、車速か高速となったときに、ロックアツプクラッチ
76を締結して、トルクコンバー/61の入力軸トルク
を出力軸71に直接出力することは前述したとおりであ
り、このロックアツプ動作時には、トルクコンバータ6
1におけるスリップ量は零となる。
ところが、中速走行時には、ロックアツプ動作を行うに
は未だ十分なエンジン出力トルクが発生していないし、
かといって、トルクコンバータ61においてコンバータ
動作を100%行わせるのは低速走行時のみで十分であ
り、中速走行時に100チのコンバータ動作を行わせる
ことは燃費劣下の要因となる。
そこで、本実施例では、中速走行時に、ロックアツプク
ラッチ76を半締結状態としてトルクコンバータ61の
スリップ量を減少させ、かつ車速に応じてスリップ量減
少率を制御することで、より適正なコンバータ動作を得
ようとするものである。
このスリップ制御動作を具体的に説明する。
車速か低いコンバータ領域の時、これに対応するガバナ
圧PGがスプール85k)そばね85dに抗し押動し得
す、ロックアツプ制御弁85は第8図及び第16図の状
態を保つ。この場合、コンバータ室圧Pcがポート85
& 、85a及び中空孔71aを経てクラッチ制御室7
8に供給され、この室78内のロックアツプ解除圧PL
がコンバータ室77と同圧にされるから、ロックアツプ
クラッチ76は第8図に示す解放位置を保ち、ロックア
ップ付トルクコンバータをコンバータ状態で作動させる
。即ち、エンジン駆動されるポンプインペラ62は作動
油をタービンランナ63に向かわせ、この作動油はその
後ステータ64を経てポンプインペラ62に戻る。この
間、作動油はタービンランナ63をステータ64による
反力下でトルク増大しつつ回転させ、この回転動力をタ
ービンハブ69、トーションスプリング74及びスリー
ブ70を経てトルクコンバータ出力軸71より取出すこ
とができる。
一方、車速か高いロックアツプ領域の時、これに対応す
る高いガバナ圧PGがスプール851)をばね85dに
抗してだけでなくばね85eに抗しても押動することが
でき、ロックアツプ制御弁86は第16図に示す状態と
なる。
このとき、トルクコンバータ61に正駆動トルクが生じ
ているものとすれば、第9図に示した可変オリフィス面
積Sは零となり、油路701)、フOdは閉じられる。
なお、逆駆動トルクが生じた場合については後述する。
ロックアツプ制御弁85の状態変化により、クラッチ制
御室78内のロックアツプ解除圧PLが中空孔71a、
ボート85a及びドレンボート85h。
851に通じ、無圧状態に保たれるから、ロックアツプ
クラッチフロはコンバータ室圧P。により第8図中圧行
されてクラッチ76aをコンバータカバー65に圧接し
た状態を保ち、トルクコンバータをロックアツプ状態で
作動させる。即ち、ポンプインペラ62に向うエンジン
回転はトルクコンバータ61を経由せず、ロックアツプ
クラッチ76、環状部材80及びスリーブ70を経てそ
のままトルクコンバータ出力軸71より取出さね、トル
クコンバータのスリップ率を零となすことができる。
そして、車速か上記側、値開のスリップ領域の時は、こ
れに対応したガバナ圧PGがロックアツプ制御弁85を
第14図、に示す状態となす。
車速が中速域の状態では、タービンランナ68に澗わる
正駆動トルクが高速走行時よりも低くなるため、トーシ
ョンスプリングフ4の反力により、バルブ孔フ9は第一
10.IWに示すような状態位シζあり、クラッチ制御
室78内の作動油圧(ロック:→\・ アップ解除圧PL)は、固定オリフィス86を経、て1
   ン ドレンされる一方、油路70kl、?Odを経て、コン
バータ室7フからの圧力PGの補充を受りる。。
従って、この状態では、クラッチ制御室78内の圧力P
Lは、可変オリフィス面積Sにより決定され、この圧力
P、に応じてロックアツプクラツ、チア6の締結力を減
少させる。これにより、タービンランナ68は、ロック
アツプ状態とコンバータ状態の中間の状態(スリップ制
御状態)となって、中速走行に適した動力伝達動作を行
う。
ここで、タービンランナ68に加わる駆動トルクが変動
した場合、摩擦板15による摩擦抵抗とトーションスプ
リング14のばね定数の関係により、バルブ孔79の移
動特性はヒステリシス特性となり、若干の駆動トルク変
動によってはバルブ孔79は変位しないようになってい
る。これにより、スリップ制御にハンチング現象が生じ
ることを防止している。
そして、上記のようなスリップ制御動作に加えて、逆駆
動トルク発生時のロックアツプ制御が行われる。
すなわち、上記高速走行時のロックアツプ動作中、ある
0は中速走行時のスリップ制御動作中に、タービンラン
ナ68に逆駆動トルクが加わると、フランジ69aは、
トーションスプリング90を圧縮させる方向に回転して
、第11図に示すように、可変オリフィス面積Sを増大
させる状態となる。
この状態における作用は、前記第1実施例の場合と同様
であり、逆駆動トルクの大小により可変オリフィス面積
Sの大きさも変化する。第11図に示す状態では、可変
オリフィス面積Sは最大s maxとなり、ロックアツ
プクラッチ76は、殆んど解放状態となる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、トルクコンバー
タに生じる逆駆動トルクの大きさに応じて、ロックアツ
プクラッチの締結力を減少させる可変オリフィスを設け
たことによって、逆駆動トルク発生によって生じるショ
ック、すなわち、スロットル開度を変化させることによ
り、逆駆動トルクと正駆動トルクとが入れ変わる際に、
トルクコンバータの出力トルクが大きく振動的に変動す
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例およびロックアップ付トルク
コンバータの構成を示す断面図、第2図は第1図のI−
1断面図、 第3図は逆駆動トルク発生時のバルブ孔と油路開口面の
状態図、 第4図は正駆動トル久発生時の同状態図、第5図は同実
施例における可変オリフィス面積とタービンランナに加
わる駆動トルクとの関係図、第6図は第1図におけるロ
ックアツプ解除圧とタービンランナに加わる駆動トルク
との関係図、第7図は第1図に示すロックアップ付トル
クコンバータの動作状態の一例を示す図、 第8図は本発明の第2実施例およびロックアップ付トル
クコンバータの構成を示す断面図、第9図は第8図中の
!矢視によるバルブ孔と油路の開口との関係を示す図1 第10図は正駆動トルク発生時のバルブ孔の位置を示す
図、 第11図は逆駆動トルク発生時のバルブ孔の位置を示す
図、 第12図は同実施例における可変オリフィス面積とター
ビンランナに加わる駆動トルクとの関係図、 第13図は第8図中のロックアツプ解除圧と一タービン
ランナに加わる駆動トルクとの関係図、第14図〜第1
6図は第8図中のロックアツプ制御弁の動作状態を示す
断面図、 第17図はエンジン出力トルクとエンジン回転数の関係
がスロットル開度の変化によってどのように変化するか
を示す特性図、 第18図は従来のロックアップ付トルクコンバータの動
作状態の例を示す図である。 1.61・・・ロックアップ付トルクコンバータ2.6
5・・・コンバータカバー 3.62・・・ポンプインペラ 4.68・・・タービンランナ フ、64・・・ステータ   5.69・・・タービン
ハブ10・・・インプットシャフト 16 、78・・・クラッチ制御室 20 、21・・・ドライブプレート 22・・・ドリブンプレート 28、フ4,90・・・トーションスプリング41、4
15L 、 701) 、 70(1・・・油路42 
、79・・・バルブ孔 、69a・・・ハブフランジ 70a・・・スリーブフランジ 72・・・環状板 85・・・ロックアツプ制御弁 S・・・可変オリフィス面積 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 4フ 第9図 第1O図 第ti図 第12図 −2−fO123 1M動        正駆動 トルク             トルク第!3図 4M飴     Jl:麗斬 トルク          トルク 第14図 第15図 第16図 1−(マ・\λがミLミン r−噛ミ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、作動油圧制御によってトルクコンバータの入出力要
    素間を直結可能なロックアップクラッチを具備するロッ
    クアップ付トルクコンバータのロックアップ制御装置に
    おいて、 前記トルクコンバータに逆駆動トルクが生じた場合に、
    該逆駆動トルクに応じて、前記ロックアップクラッチの
    締結力を減少させるように作動油圧を制御する可変オリ
    フィスを備えることを特徴とするロックアップ付トルク
    コンバータのロックアップ制御装置。
JP2105485A 1985-02-06 1985-02-06 ロツクアツプ付トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置 Pending JPS61180069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2105485A JPS61180069A (ja) 1985-02-06 1985-02-06 ロツクアツプ付トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2105485A JPS61180069A (ja) 1985-02-06 1985-02-06 ロツクアツプ付トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61180069A true JPS61180069A (ja) 1986-08-12

Family

ID=12044193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2105485A Pending JPS61180069A (ja) 1985-02-06 1985-02-06 ロツクアツプ付トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61180069A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4919241A (en) * 1987-01-22 1990-04-24 Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho Lockup damper for torque converter
US9746062B2 (en) 2014-07-30 2017-08-29 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Power transmission device for vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4919241A (en) * 1987-01-22 1990-04-24 Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho Lockup damper for torque converter
US9746062B2 (en) 2014-07-30 2017-08-29 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Power transmission device for vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7815026B2 (en) Torque converter impeller clutch control
US6974008B2 (en) Hydrodynamic converter with primary and converter bridging clutches
CA1055804A (en) Lock-up converter clutch with centrifugal control
US20090139818A1 (en) Torque converter
JPH07180768A (ja) ロックアップ機構付きトルクコンバータ
JPH0141860B2 (ja)
JPH0362944B2 (ja)
JP3768253B2 (ja) トルクコンバータ
US4360090A (en) Torque reversal control valve for a torque converter clutch
US6079529A (en) Torque converter
JPH0648026B2 (ja) 車輌用無段変速動力伝達装置
JPS60211160A (ja) トルクコンバ−タのスリツプ制御装置
JPS61180069A (ja) ロツクアツプ付トルクコンバ−タのロツクアツプ制御装置
JPS6150180B2 (ja)
JP2000193083A (ja) 流体継手またはトルクコンバ―タの制御方法
JP3658793B2 (ja) 自動変速機の過熱対策装置
JP3543703B2 (ja) トルクコンバータのスリップ制御装置
JPH09229160A (ja) トルクコンバータのロックアップクラッチ
JPH07259953A (ja) トルクコンバータのロックアップ機構
JP3234658B2 (ja) 流体継手の締結力制御装置
JPS6150181B2 (ja)
KR100254333B1 (ko) 자동변속기의록업클러치
US4628767A (en) Direct-coupled control for a torque converter including a two stage speed responsive valve control
JP3301258B2 (ja) ロックアップクラッチ付き流体伝動装置
JPH01224526A (ja) 油圧式クラッチの制御装置