JPH0141860B2 - - Google Patents

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JPH0141860B2
JPH0141860B2 JP55107031A JP10703180A JPH0141860B2 JP H0141860 B2 JPH0141860 B2 JP H0141860B2 JP 55107031 A JP55107031 A JP 55107031A JP 10703180 A JP10703180 A JP 10703180A JP H0141860 B2 JPH0141860 B2 JP H0141860B2
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hydraulic
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pressure
rotational speed
land
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Takeo Hiramatsu
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Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPH0141860B2 publication Critical patent/JPH0141860B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • F16H59/16Dynamometric measurement of torque
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0021Generation or control of line pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトルク伝達装置に関するものである。
往復ピストン式内燃機関はピストン往復運動に
伴なう慣性によるトルク変動、及び燃焼室内圧力
変動に伴なうトルク変動を有し、駆動軸はトルク
変動及び回転速度変動を伴なつて回転している。
上記トルク変動は、ロータリピストン式内燃機
関又はピストン式蒸気機間においても生じてお
り、又、電動機においても皆無ではない。
該トルク変動は、上述の原動機により駆動され
る車両等の運転性を阻害し、又は工作機械等の精
度を悪化する不具合がある。
特に車両等においては低速運転を行なうときに
トルク変動が車両、駆動軸等に伝達され、平均駆
動トルクは車両を駆動するのに充分であつても該
トルク変動による振動発生のため実質的に低速限
界運転速度が上昇してしまう。このため運転者等
は変速比の大きい変速段を選択しなければなら
ず、原動機の回路速度が増大し、燃費、騒音等が
悪化する不具合があつた。
又、変速機が設けられている場合に、内燃機関
のアイドル運転時にトルク変動が伝達されると、
変速機内部の歯車、軸等を振動させガタ音を発生
する不具合があつた。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、内燃機
関内での爆発に起因して発生する捩り振動を伴う
上記内燃機関の駆動軸、同駆動軸に摩擦クラツチ
を介して連結された出力軸、上記摩擦クラツチを
係合離脱作動する流体圧供給装置、上記駆動軸の
回転速度を検出する第1の回転速度検出手段、上
記出力軸の回転速度を検出する第2の回転速度検
出手段、及び同第1、第2の回転速度検出手段の
信号に基づき上記駆動軸の平均回転速度と上記出
力軸の平均回転速度との差が設定回転速度差とな
るように上記流体圧供給装置を制御する制御装置
を備えたトルク伝達装置において、捩り振動を検
出する振動検出装置を配設し、上記設定回路速度
差が同振動検出装置により検出された上記捩り振
動に応じて設定されることを特徴とするトルク伝
達装置である。
次に本発明の第1実施例を第1図〜第14図に
沿つて説明する。
2は往復ピストン式の内燃機関を示し、駆動軸
であるクランク軸4を有している。6は摩擦クラ
ツチ装置8とトルクコンバータ10を有したトル
ク伝達手段で、その出力軸12は変速機14の入
力軸を形成している。16は摩擦クラツチ装置8
を係合、離脱作動する油圧作動装置18に油圧を
供給制御する油圧供給装置、20は同油圧供給装
置16の供給する油圧を制御する制御装置で、ク
ランク軸4乃至変速機14とともにトルク伝達装
置22を構成する。
摩擦クラツチ装置8とトルクコンバータ10は
一体的に形成されており、クランク軸4に固着さ
れたフライホイール24、同フライホイール24
に固着されたポンプ26、同ポンプ26と対向し
て配置されるとともに出力軸12にスプライン嵌
合されて同出力軸12と一体に回転するタービン
28、ハウジング30に一方向クラツチ32を介
して支持されたステータ34、タービン28と後
述する弾性結合装置を介して一体的に回転すると
ともに出力軸12に対し摺動且つ回動自在に配置
されたピストン36、フライホイール24のピス
トン36周縁部38と対向した位置に設けられた
摩擦板40を有しており、タービン28の外壁面
42とピストン36によつて限界された油圧室4
4によつて油圧動作装置18が構成されている。
上記摩擦クラツチ装置8の摩擦板40とピストン
36の周縁部38との動摩擦係数を速度差による
変化率の小さい、又は変化しないように設定する
ことにより、同摩擦クラツチ装置8は、クランク
軸4と出力軸12に回転速度差がある範囲で第2
図に示すように出力軸12には摩擦板40に対す
るピストン36の押圧力に応じた一定のトルクの
みが伝達される。
又、上記摩擦板40表面には、半径方向、円周
方向、又は両者を組み合わせた方向に沿つて適宜
複数の溝が設けられ、同摩擦板40の過熱を防止
する。
油圧供給装置16は、オイルパン46の油を圧
送するオイルポンプ48、同オイルポンプ48の
変化する油圧、例えば4.4Kg/cm2〜7Kg/cm2の油
圧を所定の油圧、例えば3.5Kg/cm2に減圧する減
圧弁装置50、及びオイルポンプ48の油圧を摩
擦クラツチ装置8の油圧室44に供給制御する油
圧制御装置52を有している。
減圧弁装置50は、シリンダ54内に形成され
たピストン室56とスプール弁室58、上記ピス
トン室56に常時連通する油圧通路60、ピスト
ン室56内に配置されたピストン62、上記油圧
通路60に連通するとともに変速機14が中立、
後退又は最低速段を選択されているときに油圧を
発生せずその他の変速段を選択されているときに
油圧を発生する変速段検出装置64、スプール弁
室58に配設され小断面積の第1ランド66と大
断面積の第2ランド68を有したスプール弁7
0、第1ランド66と第2ランド68との間に形
成された油圧供給室72に常時連通する油圧通路
74、スプール弁70が右端位置にあるときに油
圧供給室72に連通する油圧通路75、スプール
弁70の第1ランド66右端面76に面した排油
通路78、ピストン62の右端方向移動を規制す
る規制面80、ピストン62が図示右端位置にあ
り且つスプール弁70が図示左端位置にあるとき
に油圧供給室72に連通する排油通路82、及び
ピストン62とスプール弁70との間に圧縮配置
されたスプリング84を有している。
油圧制御装置52は、シリンダ86内に配置さ
れ図中右から順に大断面積の第1ランド88と同
様に大断面積の第2ランド90と小断面積の第3
ランド92を有したスプール弁94、第1ランド
88右端面96に面した油圧通路98、第1ラン
ド88と第2ランド90との間に形成された排油
室100、第2ランド90と第3ランド92との
間に形成された油圧供給室102、スプール弁9
4が右端位置近傍で排油室100に連通する油圧
通路104、常時排油室100に連通する油圧通
路106、スプール弁94が右端位置近傍では油
圧供給室102に連通し左端位置近傍にあるとき
に排油通路100に連通する油圧通路108、常
時油圧供給室102に挿通する油圧通路110、
スプール弁94が左端位置近傍で油圧供給室10
2に連通する油圧通路112、スプール弁94の
左端に形成された排油室114、同排油室114
に圧縮配置されたスプリング116、同排油室1
14をオイルパン46と連通するとともにオリフ
イス118が設けられた排油通路120を有して
いる。油圧通路98は一端がオリフイス122を
介して減圧弁装置50の油圧通路74に連通さ
れ、他端が制御装置20のソレノイド弁に開閉制
御される。油圧通路104は、オイルポンプ48
の吐出圧を2〜3Kg/cm2の所定の値に保持するト
ルコンバルブ123に連通され、油圧通路106
は出力軸12内に形成された油圧通路124を介
してピストン36とフライホイール24との間に
形成された補助油圧室126に連通され、油圧通
路108はオイルクーラ128を介し図示しない
潤滑部分に連通され、油圧通路110は出力軸1
2の外周空間130、ポンプ26部空間を介して
油圧室44に連通され、油圧通路112はオルポ
ンプ48に連通されている。
制御装置20は、パルス制御されるソレノイド
弁132と、同ソレノイド弁132にパルス電流
を供給制御するコンピユータ134と、同コンピ
ユータ134の入力要素群から成つている。
ソレノイド弁132は、ハウジング136内に
配置されたソレノイド138、同ソレノド138
内に配置された弁体140、油圧通路98に連通
するとともにオリフイス142が設けられて上記
弁体140に開閉される開口144、弁体140
の開方向に付勢するスプリング146を有してい
る。
コンピユータ132の入力要素群は、エンジン
2の図示しない吸気マニホルド負圧を検出するマ
ニホルド負圧検出装置148、エンジン2のクラ
ンク軸回転速度を検出する第1の回転速度検出手
段としての回転速度検出手段150、内燃機関2
の2次振動を検出する振動検出装置152、潤滑
油温度を検出する油温検出装置154等から成つ
ている。
なお、第2の回転速度検出手段として出力軸1
2の回転速度を検出する図示しない出力軸回転速
度検出装置は、変速機に通常設けられる自体公知
の車速センサからの信号及び同変速機が達成して
いる変速段に基づいて上記回転速度を演算する従
来公知のものである。
上記振動検出装置152は、内燃機関2、フラ
イホイール24、変速機14等のトルク伝達装置
22、又はトルク伝達装置22のハウジング30
車体、若しくは車体のステアリング装置等に設け
られる。
第3図及び第4図に示すように変速機14は、
遊星歯車機構156と、同遊星歯車機構156の
歯車面素をハウジング30に対して固定し、又は
同歯車要素同志を固定する摩擦要素から成る作動
機構158から成る。
遊星歯車機構156は、変速機入力軸160に
固着された小サンギヤ162、変速機入力軸16
0に外嵌した補助入力軸164に固着された大サ
ンギヤ166、小サンギヤ162に噛合する第1
ピニオン168、大サンギヤ166に噛合する第
2ピニオン170、同第2ピニオン170に内歯
が噛合するアニユラスギヤ172を有し、第1ピ
ニオン168と第2ピニオン170は互いに噛合
するとともにキヤリア174に支持され、アニユ
ラスギヤ172は変速機出力軸176に連結され
ている。
作動機構158は、出力軸12と大サンギヤ1
66が設けられた補助入力軸164に連なるドラ
ム178を連結作動する第1クラツチ180、出
力軸12と小サンギヤ162を連結作動する第2
クラツチ182、ドラム178をハウジング30
に固着作動する第1ブレーキ184、キヤリア1
74をハウジング30に固着作動する第2ブレー
キ186を有している。187は、キヤリア17
4を一方向回転のみハウジング30に対して係止
せしめるワンウエイクラツチである。
上記摩擦クラツチ装置8のピストン36は、第
5図及び第6図に示すように弾性結合装置200
を介してタービン28の外装202に連結されて
いる。
204はタービン28の外壁202に固着され
たブラケツトで、同ブラケツト204は球面状の
座面206,206を有したスプリング支持部材
210を保持している。上記ブラケツト204は
外壁202に複数設けられ、隣り合つたスプリン
グ支持部材210,210の座面206,206
はリテーナ212,212を介してスプリング2
14を挾持している。216はピストン36に固
着されたストツパで、スプリング214のリテー
ナ212の位置を規制するストツパ温度218が
形成されている。
次に上記実施例の各要素の作動について説明す
る。先ず内燃機関のクランク軸4の駆動力は、摩
擦クラツチ装置8とトルクコンバータ10によつ
て伝達され、変速機14により変速操作されて変
速機出力軸176に伝達される。
変速機14は周知の自動車用の自動変速機であ
り、図示しない油圧制御装置によつて第1、第2
クラツチ180,182、及び第1、第2ブレー
キ184,186ワンウエイクラツチ187等の
要素を通宜組み合わせて係合することにより、第
7図に示すように前進3速、後退1速の変速比を
有した変速モードが選択される。第8図は各ギヤ
等の歯数を示している。
油圧供給装置16は、オイルポンプ48の油圧
を摩擦クラツチ8を作動する油圧作動装置18の
油圧室44に供給制御するものである。
変速機14が、中立、後退又は最低変速である
1速を選択されているときには、変速段検出装置
64は油圧を発生せず、減圧弁装置50のピスト
ン62はピストン室56の油圧が0であるため図
示二点鎖線で示すようにスプリング84によつて
左端位置に押圧され、スプール弁70は図示破線
で示すように左方へ移動され、油圧通路74には
実質的に油圧が発生しない。このため、油圧制御
装置52のスプール弁94は、スピリング116
の付勢力によつて図示右端方向に保持される。
変速機14が2速又は3速を選択されていると
きには変速段検出64は油圧を発生し、ピストン
62を図示実線で示すように右端位置に押圧、保
持する。スプール弁70は図示実線位置と破線位
置との間で、油圧通路75に供給されるオイルポ
ンプ48の油圧をスプリング84の付勢力によつ
て定まる所定の油圧、例えば3.5Kg/cm2に調節し、
油圧駆動74から油圧制御ランド52の油圧通路
98へ伝達する。
次に油圧制御装置52の作動について説明す
る。油圧制御装置52の油圧通路112には、オ
イルポンプ48の油圧が供給されており、又、油
圧通路104にはトルコンバルブ123により調
圧された油圧が供給され、又、減圧弁装置50の
油圧が油圧通路98に供給されている。
減圧装置50の油圧が実質的に0であるときに
は、スプール弁94はスプリング116の付勢力
によつて、図示実線で示すように右端方向に押圧
保持され、このため摩擦クラツチ装置8の油圧作
動装置18を形成する油圧室44に連通する油圧
通路110は油圧を発生せず、補助油圧室126
に連通する油圧通路106には、トルコンバルブ
123に連通する油圧通路104の油圧が供給さ
れる。従つて、油圧作動装置18のピストン36
は図示右方向へ押圧されてピストン36と、フラ
イホイール24とは離脱作動される。
減圧弁装置50が、上記所定の油圧を発生して
油圧通路98には該油圧を供給しているときに
は、同油圧通路98は、ソレノイド弁132によ
つて開口144が開閉作動されて油圧が制御され
ている。該油圧通路98の油圧が大であるときに
は、スプール弁94は図示左方へ押圧され、油圧
が小であるときには、スプール弁94は図示右方
へ押圧される。
スプール弁94の移動により、油圧通路110
は第3ランド92により油圧通路112と連通
し、又は油圧通路108と連通する。油圧通路1
10が油圧通路112と連通しているときには、
オイルポンプ48の油圧が出力軸12の外周空間
130、ポンプ26部空間を介して油圧室44に
供給され、又、補助油圧室126は油圧通路12
4、油圧通路106、油圧通路108を介してオ
イルクーラ128に連通し、該油圧は各潤滑部に
伝達され、ピストン36はフライホイール24と
係する方向に作動される。上記油圧通路110が
油圧通路108と連通しているときには、油圧室
44の油圧はオイルクーラ128方向へ供給さ
れ、各潤滑部に供給されるとともに油圧通路10
6は油圧通路104と連通しており、補助油圧室
126にトルコンバルブ123の油圧が供給され
てピストン36をフライホイール24と離脱する
方向に作動する。
上記ソレノイド弁132は、コンピユータ13
4によつて供給制御されるパルス電流の第一パル
ス電流幅を変化させて弁体140の開口144を
開閉する時間割合を制御し、油圧通路98の油圧
を変化制御する。
上記コンピユータ134によるソレノイド弁1
32の作動について以下詳細に説明する。
先ず、内燃機関2のクランク軸4の平均回転速
度Neを回転速度検出装置150によつて検出す
る。又、振動検出装置152により、トルク伝達
装置22等に伝達される振動を検出する。
コンピユータ134は、マニホルド負圧検出装
置148の信号と回転速度検出装置150の信号
とにより、第9図に示す特性を有しており、Aは
ソレノイド138に最小電流を供給し、Bは最大
電流を供給し、Cは変化する電流を供給する。
なお、第9図に示す範囲A,B,Cは、第10
図の出力−回転速度特性図中にA′,B′,C′で示
す範囲にそれぞれ対応している。
第9図及び第10図について説明すると、マニ
ホルド負圧200mmHg以下の高荷時、又はエンジン
回転速度800rpm以下の低速回転時には、第9図
Aで示す範囲内においてソレノイド弁132のソ
レノイド138に供給するパレス電流の幅を実質
的に0とし、弁体140が開口144を開状態と
し、摩擦クラツチ装置8は離脱状態に保持され
る。
又、第9図Cで示す範囲すなわちマニホルド負
圧200mmHg以上、且つ、エンジン回転速度
800rpm以上の範囲では、振動検出装置152の
信号に基づいてクランク軸4と出力軸12との間
の目標回転速度差(設定回転速度差)を設定し
て、摩擦クラツチ装置8の滑り量が上記目標回転
速度差となるように制御し、さらに図示斜線領域
Bでは最大パルス電流を供給して摩擦クラツチ装
置8は直結状態に保持される。
摩擦クラツチ装置8が出力軸12へ伝達できる
最大トルタはクランク軸4の平均回転速度Neと
出力軸12の回転速度Ntとの差(スリツプ量)
Nsで決定されるため、上記クランク軸4のトル
クがいくら大きくても上記出力軸12へは同Ns
に対応する値だけ小さいトルクしか伝達し得ない
ことになる。
従つて、第9図中Cに示す範囲において、第1
1図に実線で示すような変動トルクによる回転速
度の変動を伴うクランク軸4の平均回転速度Ne
よりも、出力軸12の回転速度を振動検出装置1
52からの信号に基づいて設定され上記クランク
軸4の回転速度変動の振幅の1/2の絶対値よりも
大きい値Nsだけ低い値Ntとなるように摩擦クラ
ツチ装置8を滑らせることにより、上記クランク
軸4の回転速度変動はクラツチ装置8が伝達し得
るトルクよりも大きいところで発生していること
となり、出力軸12へは一定のトルクしか伝達さ
れない。
ここで、二点鎖線で示すように回転速度差
Ns′をクランク軸4の回転速度変動の振幅1/2の
絶対値よりも小さく設定しても、クランク軸4の
回転速度Neが上記Ns′を下回る領域における変動
は出力12に伝達されるが、回転速度変動が全て
出力軸12へ伝達されてしまう場合と比較して振
動発生を有効に阻止することができる。
上記コンピユータ134は、さらに油温検出装
置154の信号によつて制御され、油温が50℃以
下のときにはパルス電流は最小となり、油温が
120℃以上のときにもパルス伝流が最小となりす
なわち、エンジン冷態時、及び過熱時には摩擦ク
ラツチ装置8は離脱状態となる。
上記コンピユータ134の作動により、所定の
運転範囲においてクランク軸4と出力軸12は摩
擦クラツチ装置8を介して回転速度差を存して回
転しており、振動検出装置150によつて検出さ
れる振動が小のときにはパルス電流を大として摩
擦クラツチ装置8の係合力を大とし、振動が大の
ときにはパルス電流を小として摩擦クラツチ装置
8の係合力を小としてトルク伝達装置22等に伝
達される振動が所定値以下となるようにフイード
バツク制御される。
上記各要素を有して実施例の作動を以下説明す
る。先ず、第9図Cに示す領域において、オイル
ポンプ48の吐出圧は減圧弁装置50を介し油圧
制御装置52の油圧通路98に3.5Kg/cm2の油圧
を供給する。同油圧通路98は、開口144が、
コンピユータ134によつて第12図a又はbの
如く単位パルスの時間が変化するパルス電流が供
給されているソレノイド弁132の弁体140に
より開閉制御されることにより、油圧が0.7〜3.5
Kg/cm2に制御され、又、ソレノイド弁132にパ
ルス電流が供給されないときには0.3Kg/cm2に保
持される。
油圧制御装置52は、油圧通路98の油圧P2
がスプール弁94の第1ランド88右端面96に
作用し、同油圧に応じてオイルポンプ48の油圧
を油圧通路110に0〜6Kg/cm2の制御油圧P1
として発生する。同制御油圧P1は上記油圧P2
対して、第1ランド88の面積と油圧P2に対し、
第2ランド90と第3ランド92の面積差と制御
油圧P1及びスプリング116の付勢力の関係に
よつて第13図に示す特性を有している。
上記油圧通路98に作用する油圧P2は、ソレ
ノイド弁132によりパルス制御されているが、
スプール弁94の慣性質量、第2ランド90と第
3ランド92の距離Yに対する油圧通路108,
112間の距離XがX>Yであること、及び、ス
プール弁94の左端に面した排油室114の排油
通路120にオリフイス118が設けられている
こと等の理由により、スプール弁94は油圧通路
98の油圧P2に対して鈍に作用して、油圧通路
110に発生する制御油圧P1は平滑な油圧とな
る。上記油圧通路98の油圧P2が0.7〜3.5Kg/cm2
であるときに発生する0〜6Kg/cm2の制御油圧
P1は、摩擦クラツチ装置8の油圧動作装置18
を形成する油圧室44に供給され、同制御油圧
P1に応じてピストン36を押圧し、フライホイ
ール24とピストン36とを係合作動してクラン
ク軸4のトルクを出力軸12に伝達し、出力軸1
2を回転駆動するとともに、コンピユータ134
によつて伝達振動の振幅が所定の値以下となるよ
うに上記ソレノイド弁132を介して制御油圧
P1を制御する。
次に第9図Aに示す領域において、上記油圧通
路98の油圧P2が0.3Kg/cm2以下であり、油圧制
御装置52は油圧通路110の油圧を0とし、且
つ、油圧通路106を油圧通路104と連通して
同油圧通路104のトルコンバルブ123油圧
を、油圧作動装置18の補助油圧室126に供給
し、ピストン36をフライホイール24の摩擦板
40から離脱作動する。
このとき、トルクはフライホイール24からト
ルクコンバータ10を介して出力軸12に伝達さ
れる。
又、第9図Bに示す領域において、ソレノイド
弁132は弁体140が油圧通路98の開口14
4を実質的に常閉状態とし、同油圧通路98の油
圧P2は3.5Kg/cm2に保持され、油圧制御装置52
は油圧通路110の油圧を最大である6Kg/cm2
保持し、フライホイール24とピストン36とを
完全に係合作動する。
このとき、クランク軸4のトルクは出力軸12
に摩擦クラツチ装置8のみを介して伝達され、ト
ルク変動はピストン36とターピン28との間に
設けられた弾性結合装置200によつて減衰され
る。上記作動は、変速機14が2、3速を選択さ
れ、且つ、油温が50℃〜120℃の範囲の運転領域
である。これに対して変速機14が1速、後退、
又は中立を選択されているとき、若しくは油温が
50℃以下、120℃以上のときには、ソレノイド弁
132は弁体140が油圧通路98の開口144
を全開状態とし、同油圧通路98の油圧は0.3
Kg/cm2以下に保持され、油圧制御装置52は油圧
通路110の油圧を0とし、油圧通路106の油
圧を2〜3Kg/cm2に保持するため、フライホイー
ル24とピストン36とを完全に離脱作動する。
このときにはクランク軸4のトルクは全てトルク
コンバータ10を介して出力軸12に伝達され
る。従つて、本実施例によればトルク変動を伴な
う動力源の駆動軸と出力軸とを摩擦クラツチを介
して連結するとともに出力軸を駆動軸に対して振
動が発生しないように回転速度差を存して駆動し
たため、出力軸に駆動軸のトルク変動を伝達する
ことなく所定のトルクを伝達することができ、振
動及び騒音の発生を有効に防止するとともに、出
力軸の回転速度を精度良く一定に保持する効果を
奏する。
又、本実施例によれば車両に搭載された内燃機
関2のトルク変動を、車体、車輪等に伝達せず、
又は一部のみしか伝達しないため、内燃機関2が
車両を駆動するのに充分なトルクを発生している
範囲で、運転性を阻害することなく、低速回路で
同内燃機関2を使用することができ、燃費、挿音
を良好ならしめるとともに、内燃機関2の使用可
能回転範囲が低速側に広くなつて運転を容易なら
しめる効果を奏する。
さらに、本実施例によれば内燃機関2のクラン
ク軸4と出力軸12を摩擦クラツチ装置8とトル
クコンバータ10とによつて連結するとともに、
同摩擦クラツチ装置8をコンピユータ134によ
り制御される油圧作動装置18によつて運転状態
に応じて自動的に係合離脱作動するため、作動が
確実となる効果を奏する。
さらに、本実施例によれば摩擦クラツチ装置8
離脱状態では、トルク変動はトルクコンバータ1
0によつて吸収減衰され、摩擦クラツチ装置8係
合状態ではトルク変動は弾性結合装置200によ
つて吸収減衰されるため、全運転範囲に亘つて振
動発生を有効に防止する。
又、本実施例によれば、コンピユータ134に
より作動されるソレノイド弁132により増減さ
れるパルス状の油圧P2に対し、油圧制御ランド
52にスプール弁94の慣性質量第2ランド90
と第3ランド92の距離の距離Yと、油圧通路1
08,112間の距離XのX>Yの関係、及び排
油通路120に設けられたオリフイス118の絞
り作用によつて、摩擦クラツチ8の油圧作動装置
18に供給される制御油圧P1は、平滑な油圧と
なり、油圧作動装置18の作動を正確なものとす
る効果を奏する。
さらに本実施例によれば、油圧作動装置18に
制御油圧を供給する油圧制御装置52の、ソレノ
イド弁132に制御される油圧通路98油圧は、
減圧装置50により低い圧力に減圧されているた
め、ソレノイド弁132を小型軽量化することが
できる効果を奏する。
又、本実施例によれば、油温が低く内燃機関2
自体の回転が不安定となり易いときには摩擦クラ
ツチ装置8は離脱状態に保持して、振動の伝達を
防止し、油温が摩擦クラツチ装置8の耐近性が劣
る傾向にあるときには摩擦クラツチ装置8を離脱
状態とし、さらに、変速機14が最低速段である
1速を選択されており、トルク変動が増巾して伝
達される惧れがあるときには摩擦クラツチ装置8
を離脱状態とするため、振動発生を有効に防止す
るとともに耐久性に優れる等の効果を奏する。上
記実施例のコンピユータ134に対する入力要素
群は、マニホルド負圧検出装置148に換えてス
ロツトル弁開度を検出するスロツトル弁開度検出
装置でもよく、又、油温検出装置154を換えて
内燃機関2の冷却水温度を検出する冷却水温度検
出装置を用いて上記実施例同様の作用効果を奏す
る。
又、上記実施例においてはクランク軸4と出力
軸12の回転速度差が制御される範囲を、第9図
Cに示すように設定し、同図においてBで示す範
囲は回転速度差を0、すなわちクランク軸4と出
力軸12をコンピユータ134の供給電流を最大
として摩擦クラツチ8によつて直結作動して、同
Bに示す範囲においては、ピストン36とタービ
ン28の外壁202との間に設けられた弾性結合
装置200によつて振動の発生を防止するように
構成したが、同弾性結合装置200を設けること
なくピストン126をタービン28の外壁20
2、又は出力軸12と一体回転するように摺動自
在に固着してもよく、この場合には、Bで示す範
囲においても振動検出装置152の信号により回
転速度差を有する様に制御して、該範囲でのトル
ク振動に基づく振動の発生を防止する。
次に本発明の第2実施例を、第14図に沿つて
説明する。以下、第1図実施例と同一又は実質的
に同一要素には同一符号を付して説明を省略す
る。
油圧供給装置16′は、切換弁装置220と減
圧弁装置222と油圧制御装置224とを有して
いる。
切換弁装置220は、シリンダ226内に配置
され第1ランド228と第2ランド230を有し
たスプール弁232、第1ランド228左端面2
34に常時連通するとともに変速機14が2速又
は3速を選択されているときに油圧を発生する変
速段検出装置64に連通する油圧通路236、常
時第1ランド228と第2ランド230の間に形
成された油圧室238に連通する油圧通路24
0、スプール弁232が左端位置近傍にあるとき
に油圧室238に連通するとともにオイルポンプ
48に連通する油圧通路242、スプール弁23
2が右端位置近傍にあるときに油圧室238に連
通する排油通路244、第2ランド230右端面
246に常時連通する排油通路248、スプール
弁232を左方向に押圧するスプリング250を
有している。
減圧弁装置222は、シリンダ252内に配設
された小断面積の第1ランド254と大断面積の
第2ランド256を有したスプール弁258、常
時第1ランド254左端面260に連通する排油
通路262、常時第1ランド254と第2ランド
256との間に形成された油圧室264に連通す
る油圧通路266、スプール弁258が左端位置
近傍にあるときに油圧室264に連通するととも
にオイルポンプ48に連通する油圧通路268、
スプール弁258が右端位置近傍にあるときに油
圧室264に連通する排油通路270、常時第2
ランド256右端面に連通する排油通路272、
スプール弁258を左方向に押圧するスプリング
274を有している。
油圧制御装置224は、シリンダ276内に配
設されたピストン278、及び、同ピストン27
8と同一断面積の第1ランド280と、第1ラン
ド280より大断面積の第2ランド282と同第
2ランド282と同一断面積の第3ランド284
とを有したスプール弁286、常時ピストン27
8左端面288に連通するとともに切換弁装置2
20に油圧通路240と連通する油圧通路29
0、常時ピストン278の右端面292と第1ラ
ンド280の左端面294との間に形成された油
圧室296に連通する油圧通路298、常時第1
ランド280と第2ランド282との間に形成さ
れた油圧室300に連通する油圧通路302、常
時第2ランド282と第3ランド284との間に
形成された油圧室304に連通する油圧通路30
6、常時第3ランド284右端面308に連通す
る排履通路310、第3ランド284右端面30
8に配設されるとともにスプール弁286を左方
向に押圧するスプリング312、スプール弁28
6左端位置近傍で油圧室300に連通するととも
にオイルポンプ48と連通する油圧通路314、
スプール弁286左端位置近傍で油圧室304に
連通するとともにスプール弁286右端位置近傍
で油圧室300に連通す油圧通路316、スプー
ル弁286右端位置近傍で油圧室304に連通す
る油圧通路318を有している。油圧通路298
はオリフイス320を有した油圧通路322を介
して減圧弁装置222の油圧通路266と連通
し、油圧通路316はオイルクーラ128と連通
し、油圧通路318はトルコンバルブ123と連
通している。
324はソレノイド弁で、ハウジング326内
に配置されたソレノイド328、同ソレノイド3
28内に配置された弁体330、油圧通路322
のオリフイス320より油圧制御弁224側に連
通するとともにホイフイス332が設けられて上
記弁体333に開閉される開口334、弁体33
0を閉方向に付勢するスプリング336を有して
おり、コンピユータ134′によつて供給される
パルス電流により開閉制御される。同コンピユー
タ134′は、第1実施例のコンピユータ134
に対し、供給パス電流の特性が逆に設定されてお
り、すなわち振動検出装置152の振動が大であ
る信号によつてパルス電流を増加して振動伝達を
低減するように設定されている。
以下上記構成による第2実施例の作動を説明す
る。切換弁装置220は、変速機14が2速又は
3速を選択されて変速段検出装置64の油圧が油
圧通路236に作用していると、スプール弁23
2はスプリング250の付勢力に抗して図示破線
位置に移動され、油圧通路240は油圧室238
を介して排油通路244と連通し、油圧制御装置
224の油圧通路290は大気開放されるためピ
ストン278は図示実線位置に保持される。
又、減圧弁装置222は、オイルポンプ48の
吐出圧が油圧室264に作用し、第1ランド25
4と第2ランド256の面積差及びスプリング2
74の付勢力によつて定められた油圧に減圧さ
れ、例えば3.5Kg/cm2に保持される。油圧通路2
66に作用する該油圧は、ソレノイド弁234に
よつて開口334が開閉制御されることにより
0.7〜3.5Kg/cm2の油圧P2となつて油圧制御装置2
24の油圧通路298及び油圧室296に伝達さ
れる。
油圧制御装置224は、ピストン278が図示
実線位置に保持されている状態において、油圧通
路298を介してソレノイド弁324により制御
された油圧P2が油圧室296に供給され、同油
圧P2と第1ランド280の面積、及びオイルポ
ンプ48の吐出圧が供給される油圧室300の油
圧と第1ランド280と第2ランド282の面積
差、並びにスプリング312の付勢力によつて、
油圧室300の制御油圧P1が、第1実施例第1
4図と同様に制御され、同制御油圧P1が油圧通
路302、出力軸12外周に形成された油圧通路
130を介し油圧室44に供給され、ピストン3
6を押圧してホライホイール24の摩擦板40と
係合せしめる。
上記制御油圧P1は、第1実施例同様にコンピ
ユータ134′によつてフイードバツク制御され、
クランク軸4と出力軸12の回転速度差を所定の
設定値に保持するよう作動する。
変速機14が、1速、後退、又は中立選択され
て変速段検出装置64の油圧が0であるときに
は、切換弁装置220はスプール弁232が図示
実線位置に保持され、オイルポンプ48の吐出圧
が油圧通路242、油圧室238、油圧通路24
0を介し、油圧制御装置224の油圧通路290
に供給される。このときには、油圧制御装置22
4のピストン278は図示右方向へ付勢されスプ
ール弁286を図示破線位置に移動し、保持す
る。
又、ソレノイド弁324の弁体330が開口3
24を実質的に全閉状態にしているときには、油
圧通路322の油圧は最大となり、減圧制御装置
224の油圧室296には該最大の油圧が供給さ
れ、スプール弁286は上記同様に図示破線位置
に移動し、保持される。
上述の熱く、スプール弁286が破線位置に保
持されているときには、油圧通路302は、油圧
室300を介して油圧通路316に連通し、従つ
て摩擦クラツチ装置8の油圧室44油圧は低下す
る。ことき、油圧通路306は油圧室304、油
圧通路318を介してトルコンバルブ123と連
通し、摩擦クラツチ装置8の補助油圧室126に
は上記トルコンバルブ123の油圧が供給され
る。このため、ピストン36は図示右方向へ押圧
移動され、摩擦クラツチ装置8は離脱状態となつ
てクランク軸4のトルクはトルクコンバータ10
のみを介して伝達される。
従つて本実施例によつても上記第1実施例同様
の作用効果を奏する。
さらに次の、本発明の第3実施例を第15図に
沿つて説明する。本実施例も上記同様に第1実施
例と同一又は実質的に同一要素には同一符号を付
して説明を省略する。
油圧供給装置16″は、切換弁装置340と油
圧制御装置342とを有している。
切換弁装置340は、シリンダ344内に配設
され第1ランド〜第4ランド346,348,3
50,352を有したスプール弁354、第1ラ
ンド346の左端面356に連通する油圧通路3
58、常時第1ランド346と第2ランド348
の間に形成された油圧室360に連通する。油圧
通路362、スプール弁354が右端位置近傍で
油圧室360に連通し、左端位置近傍で油圧室3
60に連通し左端位置近傍で第2ランド348と
第3ランド350の間に形成された油圧室364
に連通する油圧通路366、常時油圧室364に
連通する油圧通路368、スプール弁354が左
端位置近傍で第3ランド350と第4ランド35
2の間に形成された油圧室370に連通し、スプ
ール弁354右端位置近傍で油圧室364に連通
する油圧通路371、常時油圧室370に連通す
る油圧通路372、常時第4ランド352右端面
374に連通する油圧通路376、及び第1ラン
ド346左端面356に配設されてスプール弁3
54を図示右方向へ押圧するスプリング374を
有している。油圧通路362はトルコンバルブ1
23と連通し、油圧通路366は出力軸12内に
設けられた油圧通路124を介して補助油圧室1
26と連通し、油圧通路371は出力軸12外周
に設けられた油圧通路130を介して油圧室44
と連通し、油圧通路376は変速機14が2速又
は3速を選択されているときに油圧を発生する変
速段検出装置64と連通している。油圧制御装置
342は、シリンダ380内に配設され第1ラン
ド〜第3ランド383,384,386を有した
スプール弁388、第1ランド383と第2ラン
ド384の間に形成された油圧室390、第2ラ
ンド384と第3ランド386の間に形成された
油圧室392、スプール弁388の右端に設けら
れたパルスモータ394を有し、同パルスモータ
394はコイル396と回転子398から成り、
同回転子398内にスプール弁388の右端に突
出したロツド400が螺合され、コンピユータ1
34″の+又は−の単位パルス電流によつて回転
子398が所定の単位角度回動し、同回転子39
8の回動によつてスプール弁388が左方又は右
方に、上記単位角度に応じて所定の単位距離移動
するように構成されている。シリンダ380に
は、油圧通路が複数設けられており、スプール弁
388が左端位置近傍で油圧室390に連通する
排油通路402、常時油圧室390に連通する油
圧通路404、第2ランド384に開閉されると
ともにスプール弁388が右端位置近傍で油圧室
390と連通し左端位置近傍で油圧室392と連
通する油圧通路408、第3ランド386に開紡
されるとともにスプール弁右端位置近傍で油圧室
392と連通する排油通路410を有し、油圧通
路404は切換弁装置340の油圧通路358と
連通し、油圧通路406はオイルポンプ48と連
通し、油圧通路408は切換弁装置340の油圧
通路372と連通している。
コンピユータ134″は第1実施例のコンピユ
ータ134と同様の入力要素群を有し、振動検出
装置152による振動の信号が設定値と比較して
大のとき十の単位パルス電流をパルスモータ39
4のコイル396に供給し、設定値より小のとき
に−の単位パルス電流を供給する。
上記単位パルス電流が供給されたパルスモータ
は、回転子が単位角度回転し、ロツド400を介
してスプール弁388を単位距離移動する。ここ
で、十の単位パルス電流が供給されたときスプー
ル弁388は左方へ移動され、−の単位パルス電
流が供給されたとき右方へ移動されるよう構成す
る。次に上記構成による第3実施例の作動を説明
する。切換弁装置340は、変速機14が2速又
は3速を選択されて変速段検出装置64の油圧が
油圧通路376に作用していると、スプール弁3
54はスプリング374の付勢力に抗して図示破
線位置に移動、保持され、油圧通路371は油圧
室370を介して油圧通路372と連通し、油圧
通路366は油圧室364を介して油圧通路36
8と連通する。
油圧制御装置342は、振動検出装置152の
シリンダが設定値より小のときにコンピユータ1
34″により供給される+のパルス電流によつて、
パルスモータ394がスプール弁388を図示左
方に移動すると、油圧通路408は油圧室392
を介して油圧通路406と連通する。このため、
オイルポンプ48の吐出圧は、油圧通路406、
油圧室392、油圧通路408を介して切換弁装
置340の油圧通路372と連通し、油圧通路2
76、油圧通路130を介して摩擦クラツチ装置
8の油圧室44に供給され、ピストン36を押圧
してフライホイール24の摩擦板40と係合せし
める。
上記作動によつてクランク軸4と出力軸12の
回転速度差が設定値より大きくなるとコンピユー
タ134″は−のパルス電流をパルスモータ39
4に供給し、スプール弁388を図示右方向に移
動し、油圧通路408は油圧通路406と遮断さ
れ、さらに移動すると同油圧通路408は排油通
路410と連通して油圧が低下し、上記摩擦クラ
ツチ装置8は離脱方向に作用してクランク軸4と
出力軸12の回転速度を小さくする。該作用によ
り、クランク軸4と出力軸12の回転速度差は振
動を伝達しない程度の小さい設定値に保持され
る。又、変速段検出装置64が、変速機14が1
速、後退、又は中立を選択されて油圧が0となつ
ているときには、切換弁装置340のスプール弁
354は図示線実線位置に保持され、油圧通路3
66は油圧室360を介して油圧通路362と連
通し、トルコンバルブ123の油圧が供給され、
又、油圧通路371は油圧室364を介して油圧
通路368と連通し、オイルクーラ128と連通
する。
このときには、摩擦クラツチ装置8の補助油圧
室126にトルコンバルブ123の油圧が供給さ
れ、又、油圧室44は低下する。このため、摩擦
クラツチ装置8は離脱作動され、クランク軸4の
トルクはトルクコンバータ10のみを介して伝達
される。
従つて、本実施例によつても上記第1実施例同
様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す概略説明
図、第2図は第1実施例による回転速度差と伝達
トルクの特性図、第3図は第1実施例による変速
機の概略説明図、第4図は第3図の変速機におけ
る遊星歯車機構の概略説明図、第5図は第1実施
例における弾性結合装置の概略説明図第6図は第
5図の−断面説明図、第7図は第1実施例に
おける変速機の変速作動説明図、第8図は第1実
施例における遊星歯車機構の歯数説明図、第9図
は第1実施例におけるクラツチの係合特性を内燃
機関の回転速度とマニホルド負圧との関係で表し
た特性図、第10図は、第9図で示した作動状態
の範囲を内燃機関の出力と回転速度との関係で表
した特性図、第11図は第1実施例におけるクラ
ンク軸と出力軸の回転速度特性図、第12図はコ
ンピユータによるパルス電流特性図、第13図は
油圧制御装置による油圧特性図、第14図は本発
明の第2実施例を示す概略説明図、第15図は本
発明の第3実施例を示す概略説明図である。 2:内燃機関、4:クランク軸、8:摩擦クラ
ツチ装置、10:トルクコンバータ、12:出力
軸、16:油圧供給装置、18:油圧作動装置、
24:フライホイール、36:ピストン、40:
摩擦板、50:減圧弁装置、52:油圧制御装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内燃機関内での爆発に起因して発生する捩り
    振動を伴う上記内燃機関の駆動軸、同駆動軸に摩
    擦クラツチを介して連結された出力軸、上記摩擦
    クラツチを係合離脱作動する流体圧供給装置、上
    記駆動軸の回転速度を検出する第1の回転速度検
    出手段、上記出力軸の回転速度を検出する第2の
    回転速度検出手段、及び同第1、第2の回転速度
    検出手段の信号に基づき上記駆動軸の平均回転速
    度と上記出力軸の平均回転速度との差が設定回転
    速度差となるように上記流体圧供給装置を制御す
    る制御装置を備えたトルク伝達装置において、捩
    り振動を検出する振動検出装置を配設し、上記設
    定回路速度差が同振動検出装置により検出された
    上記捩り振動に応じて設定されることを特徴とす
    るトルク伝達装置。
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